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元スレ京太郎「ホームレスになった……」
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一時間後
初瀬「で、ここが用務員室ね。だいたいこの校舎の事はわかった?」
須賀「すまん、全然わからん」
初瀬「そろそろ時間経ったけど、校門に小走先輩来てないし部室まで迎えにいったら?私はもう帰るから」
京太郎「ああ。ありがとう。それじゃ」
初瀬「アコーアコー」
京太郎「さて、部室に行くか」
初瀬「で、ここが用務員室ね。だいたいこの校舎の事はわかった?」
須賀「すまん、全然わからん」
初瀬「そろそろ時間経ったけど、校門に小走先輩来てないし部室まで迎えにいったら?私はもう帰るから」
京太郎「ああ。ありがとう。それじゃ」
初瀬「アコーアコー」
京太郎「さて、部室に行くか」
麻雀部室
京太郎「やえさ……」
やえ「ーーーはーーーだから、ここが」
京太郎「?」ソーッ
やえ「この打ち手は守りが浅いな……。このラーメン被った一年生は相手の配牌を悪くするのと、ダブリーの時に何かありそうだな。対策はーーー」
やえ「団体戦では県予選で負けたけど、個人戦では絶対にインハイチャンピオンになるんだ。そうしないと、王者晩成の威厳がーーー」
京太郎(やえさん、あんなに余裕に振舞ってるように見えたけど、実はしっかり研究もしてるし、プレッシャーも感じてるんだ)
京太郎(当然だな。ただ自尊心が高いだけの人に、県個人一位なんてなれない。それを裏付ける努力と、みんなを安心させる器ーーー)
京太郎(ーーまさに、王者)
京太郎「やえさ……」
やえ「ーーーはーーーだから、ここが」
京太郎「?」ソーッ
やえ「この打ち手は守りが浅いな……。このラーメン被った一年生は相手の配牌を悪くするのと、ダブリーの時に何かありそうだな。対策はーーー」
やえ「団体戦では県予選で負けたけど、個人戦では絶対にインハイチャンピオンになるんだ。そうしないと、王者晩成の威厳がーーー」
京太郎(やえさん、あんなに余裕に振舞ってるように見えたけど、実はしっかり研究もしてるし、プレッシャーも感じてるんだ)
京太郎(当然だな。ただ自尊心が高いだけの人に、県個人一位なんてなれない。それを裏付ける努力と、みんなを安心させる器ーーー)
京太郎(ーーまさに、王者)
やえ「片目を瞑ってる人は相手の癖から手牌がだいたいわかるのか……傀みたいに理牌すればーーー」
京太郎(やえさん、頑張ってください)
やえ「お待たせ。待たせてすまんね少年」
京太郎「いえ。気にしないでください。それじゃあ帰りましょうか」
やえ「あ、ちょっと寄って行きたいところがあるんだ。ついてきてくれ」
京太郎「?」
京太郎(やえさん、頑張ってください)
やえ「お待たせ。待たせてすまんね少年」
京太郎「いえ。気にしないでください。それじゃあ帰りましょうか」
やえ「あ、ちょっと寄って行きたいところがあるんだ。ついてきてくれ」
京太郎「?」
農家
農家「やあ、やえちゃん。アレ、獲れてるよ」
やえ「ありがとうございますおじさん。では頂きますね」
京太郎「何を貰いにきたんですか?」
やえ「これだよ」
猪「」バタンキュー
京太郎「」
農家「やあ、やえちゃん。アレ、獲れてるよ」
やえ「ありがとうございますおじさん。では頂きますね」
京太郎「何を貰いにきたんですか?」
やえ「これだよ」
猪「」バタンキュー
京太郎「」
小走「この辺には猪がでて農家を荒らすからね。罠を仕掛けてるんだが、かかった猪は私が貰って解体して食料にするんだ」
京太郎「」
小走「喜べ少年。これで今日は牡丹鍋だ。これで三日は食事に困らないぞ」黙祷
京太郎「」
小走「さて、腹を裂いて肛門を縛って内蔵を取り出して……」ブッシャァァァ
京太郎「」
小走「内蔵は塩漬けにして、今日食べきれない分は干し肉にして」ザックザック
京太郎「」
小走「岩手に練習試合に行った時に、姉帯という人にサインの代わりに目の前で猪を解体してもらって牡丹鍋を振舞ってもらった甲斐があったな」ブチブチ
京太郎「」
京太郎「」
小走「喜べ少年。これで今日は牡丹鍋だ。これで三日は食事に困らないぞ」黙祷
京太郎「」
小走「さて、腹を裂いて肛門を縛って内蔵を取り出して……」ブッシャァァァ
京太郎「」
小走「内蔵は塩漬けにして、今日食べきれない分は干し肉にして」ザックザック
京太郎「」
小走「岩手に練習試合に行った時に、姉帯という人にサインの代わりに目の前で猪を解体してもらって牡丹鍋を振舞ってもらった甲斐があったな」ブチブチ
京太郎「」
やえ「ん?どうした少年。顔が青いぞ」
京太郎「……やえさんって、無人島に行ってもちゃっかり生き残りそうですね」
やえ「はっはっは。王者はそう簡単にはくたばらんよ。私が死ぬなど、運命が許さない」
京太郎「……やえさんって、無人島に行ってもちゃっかり生き残りそうですね」
やえ「はっはっは。王者はそう簡単にはくたばらんよ。私が死ぬなど、運命が許さない」
リバーサイド
やえ「ただいまー」
京太郎「ただいまー」
やえ「さあ、今夜はご馳走だ。鍋にコンソメの素と今朝もらった野菜クズ、そして猪の肉を入れよう」
やえ「ご馳走ついでだ。この自家製ワインを飲むか」
京太郎「自家製って……犯罪じゃないですか」
やえ「100%ぶどうジュースに誤ってイースト菌が入ってしまって放っておいたらなんか味が変わってしまっただけのジュースだよ」
京太郎「それがまかり通るなら警察は要りませんよ」
やえ「心配しなさんな。捕まったらカツ丼が食えるだけだ。どうせ携帯も住所も無いからな」
京太郎「インハイ出場停止になりますよ……ていうか携帯無いなら有事の連絡はどうしてるんですか?」
やえ「その時は良子がモールス信号を送ってくれる事になっている」
京太郎「ほんとキャパシティ高いですねやえさん……」
やえ「ただいまー」
京太郎「ただいまー」
やえ「さあ、今夜はご馳走だ。鍋にコンソメの素と今朝もらった野菜クズ、そして猪の肉を入れよう」
やえ「ご馳走ついでだ。この自家製ワインを飲むか」
京太郎「自家製って……犯罪じゃないですか」
やえ「100%ぶどうジュースに誤ってイースト菌が入ってしまって放っておいたらなんか味が変わってしまっただけのジュースだよ」
京太郎「それがまかり通るなら警察は要りませんよ」
やえ「心配しなさんな。捕まったらカツ丼が食えるだけだ。どうせ携帯も住所も無いからな」
京太郎「インハイ出場停止になりますよ……ていうか携帯無いなら有事の連絡はどうしてるんですか?」
やえ「その時は良子がモールス信号を送ってくれる事になっている」
京太郎「ほんとキャパシティ高いですねやえさん……」
やえ「褒めても出せるのはリー棒くらいだぞ。ほら、鍋が煮えた。食べようじゃないか」
京太郎「はい。いただきます」
やえ「いただきます」
京太郎「結構美味しいですね」ハフハフ
やえ「だろう?王者の手料理だ。堪能するが良い」ハフハフ
京太郎「あ、やえさん汁が頬についてますよ」ふきふき
やえ「あ……///その、すまんな///」
京太郎「はい。いただきます」
やえ「いただきます」
京太郎「結構美味しいですね」ハフハフ
やえ「だろう?王者の手料理だ。堪能するが良い」ハフハフ
京太郎「あ、やえさん汁が頬についてますよ」ふきふき
やえ「あ……///その、すまんな///」
やえ「ふう。久々に満腹だ」
京太郎「美味しい料理、ごちそうさまでした」
やえ「いい夜だ。すぐに寝るのは勿体無いな」
京太郎「そうですね。今日は月が綺麗です」
やえ「なあ少年。折角だ、君の事を話してくれないか?」
京太郎「俺のことですか?」
やえ「ああ。君と私はホームレスの仲間だし、これから麻雀部の仲間になる」
京太郎「美味しい料理、ごちそうさまでした」
やえ「いい夜だ。すぐに寝るのは勿体無いな」
京太郎「そうですね。今日は月が綺麗です」
やえ「なあ少年。折角だ、君の事を話してくれないか?」
京太郎「俺のことですか?」
やえ「ああ。君と私はホームレスの仲間だし、これから麻雀部の仲間になる」
やえ「知っておきたいんだーーー君の事を」
京太郎「」キュン
京太郎「でも、俺の話なんて大したこと無いですよ。あれは半年前、和というおもちの大きな子に憧れて麻雀部に入ってーーー」
一時間後
京太郎「ていうわけで、咲の奴が天江衣に数え役満で逆転して、清澄は全国に進出したんです」
やえ「なるほど。なかなか面白い話だったよ。単行本でいうと6冊に及ぶ密度の話だったな」
京太郎「恥ずかしがら、ほとんど幼馴染の話で俺自身は何もしてないんですけどね」
やえ「ふむ……。なら何故君は麻雀部を辞めないんだ?」
京太郎「えっ?」
やえ「あまり打たせてもらえないし、体のいい雑用にしか使われていない。それなら別に居座る必要は無いじゃないか」
京太郎「それは……そうなんですけど」
やえ「おっと、勘違いしないでくれ。麻雀部が似つかわしくないと言っているわけではない」
やえ「ただ、そういのが嫌なら、無理にウチを手伝って貰うのも心苦しいという事だ」
京太郎「」キュン
京太郎「でも、俺の話なんて大したこと無いですよ。あれは半年前、和というおもちの大きな子に憧れて麻雀部に入ってーーー」
一時間後
京太郎「ていうわけで、咲の奴が天江衣に数え役満で逆転して、清澄は全国に進出したんです」
やえ「なるほど。なかなか面白い話だったよ。単行本でいうと6冊に及ぶ密度の話だったな」
京太郎「恥ずかしがら、ほとんど幼馴染の話で俺自身は何もしてないんですけどね」
やえ「ふむ……。なら何故君は麻雀部を辞めないんだ?」
京太郎「えっ?」
やえ「あまり打たせてもらえないし、体のいい雑用にしか使われていない。それなら別に居座る必要は無いじゃないか」
京太郎「それは……そうなんですけど」
やえ「おっと、勘違いしないでくれ。麻雀部が似つかわしくないと言っているわけではない」
やえ「ただ、そういのが嫌なら、無理にウチを手伝って貰うのも心苦しいという事だ」
京太郎「そんな、ことは無いです」
京太郎「俺は麻雀を打って大会で勝つだけが麻雀部員の全てじゃないと思うんですよ」
やえ「ほう?」
京太郎「確かに俺は麻雀が下手です。部内で打っても負けるどころか、皆の練習相手にもなれません」
京太郎「それでも俺は、好きなんです。咲が、みんなが、頑張っている姿を見ることが」
京太郎「そして、雑用という形ですけど、少しでもあいつらの役に立てることが、俺はどうしようもなく嬉しいんです」
京太郎「優希……俺の友達には犬って呼ばれてるんですけどね」
やえ「そうか……。どうやら君の事を勘違いしていたようだな」
京太郎「え?」
京太郎「俺は麻雀を打って大会で勝つだけが麻雀部員の全てじゃないと思うんですよ」
やえ「ほう?」
京太郎「確かに俺は麻雀が下手です。部内で打っても負けるどころか、皆の練習相手にもなれません」
京太郎「それでも俺は、好きなんです。咲が、みんなが、頑張っている姿を見ることが」
京太郎「そして、雑用という形ですけど、少しでもあいつらの役に立てることが、俺はどうしようもなく嬉しいんです」
京太郎「優希……俺の友達には犬って呼ばれてるんですけどね」
やえ「そうか……。どうやら君の事を勘違いしていたようだな」
京太郎「え?」
やえ「私は最初あった時、遠慮深いところを美徳と言ったが、そうじゃない」
やえ「ーーーとても優しいんだな、君は」
京太郎「やえさん……」
やえ「ただ、少し妬けるな。清澄……。幼馴染、宮永咲とやらには」
京太郎「いや、咲とはただの幼馴染で……」アタフタ
やえ「ふっ。そして素直だな。君は」クスッ
京太郎「ハズカシイ……」
やえ「だがいいのか?私とその幼馴染とやら。インターハイで必然私と当たることになる」
やえ「その時、君はどうする?どちらの味方につく?」
京太郎「俺、は……」
やえ「ーーーとても優しいんだな、君は」
京太郎「やえさん……」
やえ「ただ、少し妬けるな。清澄……。幼馴染、宮永咲とやらには」
京太郎「いや、咲とはただの幼馴染で……」アタフタ
やえ「ふっ。そして素直だな。君は」クスッ
京太郎「ハズカシイ……」
やえ「だがいいのか?私とその幼馴染とやら。インターハイで必然私と当たることになる」
やえ「その時、君はどうする?どちらの味方につく?」
京太郎「俺、は……」
京太郎(どうなんだ……?俺は世話になってるやえさんに恩を返そうと晩成の雑用を引き受けた)
京太郎(それに、あんなに頑張ってるやえさんには、負けて欲しくない)
京太郎(けど、やっぱり咲には勝ってほしい……)
京太郎(俺は……)
やえ「すまん。意地悪な質問をしてしまった。酔いが回り過ぎたようだ」
やえ「そろそろ寝るかーーー」
京太郎「俺は!」
やえ「!?」
京太郎(それに、あんなに頑張ってるやえさんには、負けて欲しくない)
京太郎(けど、やっぱり咲には勝ってほしい……)
京太郎(俺は……)
やえ「すまん。意地悪な質問をしてしまった。酔いが回り過ぎたようだ」
やえ「そろそろ寝るかーーー」
京太郎「俺は!」
やえ「!?」
京太郎「俺は、どっちにも負けて欲しくないです!」
京太郎「確かに咲は大切な幼馴染だから負けて欲しくないです」
京太郎「けれど、やえさんも俺にとって大切な人なんです」
やえ「……」
京太郎「俺を助けてくれたし、導いてくれている感謝があります」
京太郎「でも、それだけじゃありません」
京太郎「やえさんは、みんなの期待を背負って、それに応えようと努力している。そしてみんなに不安を抱かせないように振舞っている」
京太郎「俺はそんな、みんなに愛されて、幸せを与えられる、そんなやえさんが大好きでなんです」
京太郎「だから、どっちにも負けて欲しくないです。こんな矛盾した答えしか出せない不甲斐ない奴でですいません」
京太郎「確かに咲は大切な幼馴染だから負けて欲しくないです」
京太郎「けれど、やえさんも俺にとって大切な人なんです」
やえ「……」
京太郎「俺を助けてくれたし、導いてくれている感謝があります」
京太郎「でも、それだけじゃありません」
京太郎「やえさんは、みんなの期待を背負って、それに応えようと努力している。そしてみんなに不安を抱かせないように振舞っている」
京太郎「俺はそんな、みんなに愛されて、幸せを与えられる、そんなやえさんが大好きでなんです」
京太郎「だから、どっちにも負けて欲しくないです。こんな矛盾した答えしか出せない不甲斐ない奴でですいません」
やえ「……///」
やえ「ふ、ふっ。そこまで想いを懸けられるとは。王者の宿命かな///」
やえ「ーーーうんう。そうじゃないや」
京太郎「やえさん……?」
やえ「ふ、ふっ。そこまで想いを懸けられるとは。王者の宿命かな///」
やえ「ーーーうんう。そうじゃないや」
京太郎「やえさん……?」
やえ「ありがとね、京太郎。あんたからの想い、すっごく嬉しいよ」
やえ「みんなから懸けられる期待は、私にとっては結構なプレッシャーだったけど、なんでかな」
やえ「京太郎からそう言われると、なんだかすっごく、心があったかくなるんだ」
やえ「私のことを、本当にわかってもらえてる気がして」
京太郎「やえさん……」
京太郎(やっぱりこの人は、無理してあのキャラを作っていたんだ)
京太郎(王者のように振舞って、みんなに、俺に不安を与えないようにして……)
やえ「みんなから懸けられる期待は、私にとっては結構なプレッシャーだったけど、なんでかな」
やえ「京太郎からそう言われると、なんだかすっごく、心があったかくなるんだ」
やえ「私のことを、本当にわかってもらえてる気がして」
京太郎「やえさん……」
京太郎(やっぱりこの人は、無理してあのキャラを作っていたんだ)
京太郎(王者のように振舞って、みんなに、俺に不安を与えないようにして……)
やえ「ねえ、京太郎。少しだけ胸を貸してくれないかな」
京太郎「……俺なんかでよければ、好きなだけどうぞ」
やえ「ん……」ギュッ
京太郎(ーーー凄く、小さい身体だ)
京太郎(気強い王者の振る舞いが嘘のように。まるで、脆いガラス細工のように。力を込めて抱きしめてしまえば、儚く散ってしまいそうな)
京太郎(……この人は、こんな小さな身体で、みんなの重圧に耐えて。凄く頑張ってたんだ)
やえ「私は明日から、また王者になる。みんなからの期待に応えなきゃいけない」
やえ「でも、今晩だけは、こうしてていいかな」ギュー
京太郎「はい。俺なんかで安心できるなら、いくらでも」
やえ「ありがとう。京太郎」ギューッ
京太郎「……俺なんかでよければ、好きなだけどうぞ」
やえ「ん……」ギュッ
京太郎(ーーー凄く、小さい身体だ)
京太郎(気強い王者の振る舞いが嘘のように。まるで、脆いガラス細工のように。力を込めて抱きしめてしまえば、儚く散ってしまいそうな)
京太郎(……この人は、こんな小さな身体で、みんなの重圧に耐えて。凄く頑張ってたんだ)
やえ「私は明日から、また王者になる。みんなからの期待に応えなきゃいけない」
やえ「でも、今晩だけは、こうしてていいかな」ギュー
京太郎「はい。俺なんかで安心できるなら、いくらでも」
やえ「ありがとう。京太郎」ギューッ
京太郎(こうして、俺とやえさんの夜は更けていった)
清澄高校
久「ーーーというわけで、須賀君は家庭の事情で退学。行方不明よ」
優希「そんな、京太郎……」
和「なんですかそれは、理不尽すぎます!今すぐ私の両親に連絡して……」
まこ「なんとかしようにも、肝心の京太郎が見つからんの事にはの……」
久「……こんな時くらい、部長の私を頼ってくれてもよかったのに……」
咲「京ちゃん……」
咲「どうして家がなくなったのなら、私の家に来なかったのかな……。京ちゃんの面倒くらい。ちゃーんと見てあげたのに」
咲「おかしいなぁ……?あはっ。もしかして、私以外に面倒をみてくれる女性(ヒト)がいたのかな?」
咲「浮気したのならーーーお仕置きしないとね、京ちゃん。その女の人にもね」
to be continue→
清澄高校
久「ーーーというわけで、須賀君は家庭の事情で退学。行方不明よ」
優希「そんな、京太郎……」
和「なんですかそれは、理不尽すぎます!今すぐ私の両親に連絡して……」
まこ「なんとかしようにも、肝心の京太郎が見つからんの事にはの……」
久「……こんな時くらい、部長の私を頼ってくれてもよかったのに……」
咲「京ちゃん……」
咲「どうして家がなくなったのなら、私の家に来なかったのかな……。京ちゃんの面倒くらい。ちゃーんと見てあげたのに」
咲「おかしいなぁ……?あはっ。もしかして、私以外に面倒をみてくれる女性(ヒト)がいたのかな?」
咲「浮気したのならーーーお仕置きしないとね、京ちゃん。その女の人にもね」
to be continue→
今日はこれで終わり。わずか一日で落ちるとかやえさんチョロいなんて言わないでください。俺に文書構築力が無いだけでやえさんは素敵なんです
清澄の待遇だと頼るという発想自体が出来ないって。
住み込みのバイトで先輩を頼るにしろ、ワカメの実家にそこまでの余裕があるかどうか。ハギヨシを頼った場合どうなったのだろう・・・きゅふふふ
住み込みのバイトで先輩を頼るにしろ、ワカメの実家にそこまでの余裕があるかどうか。ハギヨシを頼った場合どうなったのだろう・・・きゅふふふ
引越し業者に引き取られてたまたま龍門渕が発見、衣のペットになっています
ところで俺、漫画派だから個人戦のルール知らない……
ところで俺、漫画派だから個人戦のルール知らない……
京太郎「やえさん、コンビニから廃棄のおにぎり持ってきました!」
やえ「でかしたぞ少年。やっと炭水化物にありつける」
やえ「今日の晩飯は鹿だ」ブッシュワァァァザックザックブチブチゴキゴキ
京太郎「」
京太郎「やえさん、川が増水してます!」
やえ「くっ……私達のマイホームが流されてたまるか!」
京太郎「買い出しからただいま戻りました」
日菜「お疲れ。須賀君麦茶あるよー」
紀子「ここはこの牌を切ったほうがいい。待ちが悪いけど振り込む確率が低い……」
京太郎「なるほど」
初瀬「で、ここが地学部室ね」
京太郎「お、おう……」
こうして全国大会前夜を迎えた
やえ「でかしたぞ少年。やっと炭水化物にありつける」
やえ「今日の晩飯は鹿だ」ブッシュワァァァザックザックブチブチゴキゴキ
京太郎「」
京太郎「やえさん、川が増水してます!」
やえ「くっ……私達のマイホームが流されてたまるか!」
京太郎「買い出しからただいま戻りました」
日菜「お疲れ。須賀君麦茶あるよー」
紀子「ここはこの牌を切ったほうがいい。待ちが悪いけど振り込む確率が低い……」
京太郎「なるほど」
初瀬「で、ここが地学部室ね」
京太郎「お、おう……」
こうして全国大会前夜を迎えた
やえ「明日は東京入り。そしてその次から個人戦か……」
京太郎「いよいよ全国だと思うと、緊張しますね」
やえ「ま、全国の舞台は去年も一昨年も通ったんだ。ニワカは相手にならんよ」
京太郎「はは。それじゃあ、おやすみなさい。やえさん」
やえ「ああ。おやすみ少年」
京太郎「……」
やえ「……」
京太郎「いよいよ全国だと思うと、緊張しますね」
やえ「ま、全国の舞台は去年も一昨年も通ったんだ。ニワカは相手にならんよ」
京太郎「はは。それじゃあ、おやすみなさい。やえさん」
やえ「ああ。おやすみ少年」
京太郎「……」
やえ「……」
やえ「ねえ、京太郎。起きてる?」
京太郎「はい。俺も緊張して眠れません」
やえ「ふふ、……。なんで京太郎まで緊張するんだよ」
京太郎「それは……なんででしょうね」
京太郎(明日、全国の会場に行けば、清澄のみんなに会うかもしれない……)
京太郎(部長、染谷先輩、優希、和……そして、咲。元気でやってるか?)
京太郎(ははっ……。俺がいなくなったところで、みんな何か変わるわけーーー)
京太郎「はい。俺も緊張して眠れません」
やえ「ふふ、……。なんで京太郎まで緊張するんだよ」
京太郎「それは……なんででしょうね」
京太郎(明日、全国の会場に行けば、清澄のみんなに会うかもしれない……)
京太郎(部長、染谷先輩、優希、和……そして、咲。元気でやってるか?)
京太郎(ははっ……。俺がいなくなったところで、みんな何か変わるわけーーー)
ギュッ
京太郎(!!)
やえ「京太郎……。朝まで、こうしてていいかな」
京太郎「やえさん……?」
やえ「京太郎は雑用とか、それ以上に……。今の私にとって、とっても心強い仲間なんだ」
やえ「だから、京太郎を抱きしめると安心する。それに、凄く頑張れる気がするんだ」
やえ「だから……お願い」ギュー
京太郎「やえさん……」
京太郎「お安い御用ですよ。俺にとってもやえさんは、大切な人ですから」
やえ「///ありがとう。京太郎」ギューッ
長野
咲「京ちゃん、本当にどこに行ったの……?」
咲「私、寂しいよ……」ギュッ
カピ「キュー……」
京太郎(!!)
やえ「京太郎……。朝まで、こうしてていいかな」
京太郎「やえさん……?」
やえ「京太郎は雑用とか、それ以上に……。今の私にとって、とっても心強い仲間なんだ」
やえ「だから、京太郎を抱きしめると安心する。それに、凄く頑張れる気がするんだ」
やえ「だから……お願い」ギュー
京太郎「やえさん……」
京太郎「お安い御用ですよ。俺にとってもやえさんは、大切な人ですから」
やえ「///ありがとう。京太郎」ギューッ
長野
咲「京ちゃん、本当にどこに行ったの……?」
咲「私、寂しいよ……」ギュッ
カピ「キュー……」
翌日東京
京太郎「おお、凄い!久々のふかふかのベッド!あったかいお風呂!まともなご飯!」
京太郎「我が人生最高の幸せだ……」
やえ「おーい少年入るぞ……なんでベッドの上で跳ねているんだ」
京太郎「すいません、久々のベッドでテンション上がってしまって……」
やえ「まあいいや。個人戦は明日から始まるから、今日のところは自由時間なんだ」
京太郎「あ、はい。わかりました」
京太郎「おお、凄い!久々のふかふかのベッド!あったかいお風呂!まともなご飯!」
京太郎「我が人生最高の幸せだ……」
やえ「おーい少年入るぞ……なんでベッドの上で跳ねているんだ」
京太郎「すいません、久々のベッドでテンション上がってしまって……」
やえ「まあいいや。個人戦は明日から始まるから、今日のところは自由時間なんだ」
京太郎「あ、はい。わかりました」
やえ「今日のところは自由時間なんだ」
京太郎「はあ……」
やえ「東京観光するなりなんなり好きに過ごしていいんだ!」
京太郎「はあ……」
京太郎(ピコーン!)
京太郎「じゃ、じゃあ、やえさんさえよければ、俺と一緒に東京観光しませんか?」
やえ「///」コクン
京太郎(可愛い……)
京太郎「はあ……」
やえ「東京観光するなりなんなり好きに過ごしていいんだ!」
京太郎「はあ……」
京太郎(ピコーン!)
京太郎「じゃ、じゃあ、やえさんさえよければ、俺と一緒に東京観光しませんか?」
やえ「///」コクン
京太郎(可愛い……)
東京
京太郎「やっぱ奈良に比べて人が多いですね」
やえ「ああ。それ故に集客が見込めるからスタバにラウンドワン、ゲームセンターと、奈良とは比較にならないほど娯楽施設が充実しているな」
京太郎「俺はこんなにあったら毎日が疲れそうだから、ちょっと田舎くらいが心地いいんですけどね」
やえ「私もだよ。そういえばうちの高校を倒した阿知賀女子の部長が、ボーリング場の娘だったな」
やえ「この前割引券貰ったし、その、良かったら今度一緒に行ってみないか……?」
京太郎「はい、喜んで!」
やえ「///」
>>85「ん?あの二人は……?」
京太郎「やっぱ奈良に比べて人が多いですね」
やえ「ああ。それ故に集客が見込めるからスタバにラウンドワン、ゲームセンターと、奈良とは比較にならないほど娯楽施設が充実しているな」
京太郎「俺はこんなにあったら毎日が疲れそうだから、ちょっと田舎くらいが心地いいんですけどね」
やえ「私もだよ。そういえばうちの高校を倒した阿知賀女子の部長が、ボーリング場の娘だったな」
やえ「この前割引券貰ったし、その、良かったら今度一緒に行ってみないか……?」
京太郎「はい、喜んで!」
やえ「///」
>>85「ん?あの二人は……?」
咲ちゃんなら是非とも登場願いたいとこだが、描写見る限り今んとこ咲さんみたいだからワンクッション置いておきたい
だからキャップで
だからキャップで
久「須賀君!」
京太郎「ぶ、部長!?」
やえ「おや、あんたは確か清澄の中堅、竹井久……この少年の部長か」
久「あなたは確か奈良個人戦一位の、晩成高校小走やえ……!」
久「あれ?どういうこと?なんで須賀君と晩成の王者が……???」
久「というか須賀君、無事だったのね!よかったぁぁぁ……」グスン
久「一家離散して行方不明って聞いたから、私もまこも咲も優希も和も心配で心配で……なんで何も言ってくれなかったのよ……(´;ω;`)」
久「うわああぁぁぁん!!」ビェー
京太郎「ぶ、ぶちょう……少し落ち着いてください……」
やえ「とりあえずここは一目があるし、一旦そこの喫茶店にでも入ろうか」
京太郎「ぶ、部長!?」
やえ「おや、あんたは確か清澄の中堅、竹井久……この少年の部長か」
久「あなたは確か奈良個人戦一位の、晩成高校小走やえ……!」
久「あれ?どういうこと?なんで須賀君と晩成の王者が……???」
久「というか須賀君、無事だったのね!よかったぁぁぁ……」グスン
久「一家離散して行方不明って聞いたから、私もまこも咲も優希も和も心配で心配で……なんで何も言ってくれなかったのよ……(´;ω;`)」
久「うわああぁぁぁん!!」ビェー
京太郎「ぶ、ぶちょう……少し落ち着いてください……」
やえ「とりあえずここは一目があるし、一旦そこの喫茶店にでも入ろうか」
喫茶店
京太郎「落ち着きましたか?」
久「うん……」グスッ
京太郎(こんなに取り乱した部長を見るのは初めてだ……)
久「それで、須賀君はあれからどうしてたの?どつして行方不明になって、ここにいるの?」
京太郎「あー……実は行く当てもなくて、長野で浮浪者になってみんなに見られるのが恥ずかしくなって青春18きっぷでとりあえずどこか遠いところに行こうと思ったんです」
京太郎「そして奈良でやえさんに会ってなし崩し的に面倒をみてもらって、その代わりに晩成高校の麻雀部の手伝いをして、今日個人戦に出るやえさんの応援に晩成高校のみんなと来てるんです」
久「馬鹿ね……、恥ずかしいだなんて。誰もあなたの事を笑うわけないじゃない」
久「困った時くらい私達を頼りなさいよ。私達は須賀君にこれまで助けられきたんだから、助けさせてくれてもいいじゃない」
京太郎「すいません……」
京太郎「落ち着きましたか?」
久「うん……」グスッ
京太郎(こんなに取り乱した部長を見るのは初めてだ……)
久「それで、須賀君はあれからどうしてたの?どつして行方不明になって、ここにいるの?」
京太郎「あー……実は行く当てもなくて、長野で浮浪者になってみんなに見られるのが恥ずかしくなって青春18きっぷでとりあえずどこか遠いところに行こうと思ったんです」
京太郎「そして奈良でやえさんに会ってなし崩し的に面倒をみてもらって、その代わりに晩成高校の麻雀部の手伝いをして、今日個人戦に出るやえさんの応援に晩成高校のみんなと来てるんです」
久「馬鹿ね……、恥ずかしいだなんて。誰もあなたの事を笑うわけないじゃない」
久「困った時くらい私達を頼りなさいよ。私達は須賀君にこれまで助けられきたんだから、助けさせてくれてもいいじゃない」
京太郎「すいません……」
やえ「いい部長じゃないか、少年」
久「小走さん、須賀君を助けてくれて本当にありがとう。ほんと……心の底から感謝してるわ」ペコリ
やえ「頭を上げてくれ清澄の部長。私も好きで助けたわけだし、彼には我が部も助けられているからな」
バンッ!
和「部長!須賀君が見つかったって本当ですか!?」
優希「じぇじぇ!ホントに京太郎がいるじぇ!なんか薄汚れて野良犬みたいだじぇ!」
まこ「京太郎……!そんなやつれて苦労したんじゃのう……」
京太郎「和、優希、染谷先輩……!」
久「小走さん、須賀君を助けてくれて本当にありがとう。ほんと……心の底から感謝してるわ」ペコリ
やえ「頭を上げてくれ清澄の部長。私も好きで助けたわけだし、彼には我が部も助けられているからな」
バンッ!
和「部長!須賀君が見つかったって本当ですか!?」
優希「じぇじぇ!ホントに京太郎がいるじぇ!なんか薄汚れて野良犬みたいだじぇ!」
まこ「京太郎……!そんなやつれて苦労したんじゃのう……」
京太郎「和、優希、染谷先輩……!」
咲「京ちゃーん!!」ダキッ
京太郎「咲……!」
咲「よかった、本当によかった……!もう二度と会えないと思った……」グスン
咲「もうどこにも行かないで!私のそばを離れないで!ずっと……ずっと私の隣にいて!」
京太郎「咲……。ごめんな。みんな、本当にごめん。色々心配かけちまったな」
久「まったくよ。もう許さないんだから!」プンスコ=3
久「とりあえず住むところは龍門渕が一晩でなんとかしてくれるだろうし、学校の方も奨学金やら私の口添えやらでなんとかしてみるから、須賀君。清澄に戻れるわよ」
京太郎「本当ですか!?」
咲「よかったね京ちゃん!」
まこ「一件落着じゃのう」
優希「よっしゃ、今日はタコスパーティーだじぇ!」
和「わ、私はラーメンが食べたいです……ゴニョゴニョ」
京太郎「咲……!」
咲「よかった、本当によかった……!もう二度と会えないと思った……」グスン
咲「もうどこにも行かないで!私のそばを離れないで!ずっと……ずっと私の隣にいて!」
京太郎「咲……。ごめんな。みんな、本当にごめん。色々心配かけちまったな」
久「まったくよ。もう許さないんだから!」プンスコ=3
久「とりあえず住むところは龍門渕が一晩でなんとかしてくれるだろうし、学校の方も奨学金やら私の口添えやらでなんとかしてみるから、須賀君。清澄に戻れるわよ」
京太郎「本当ですか!?」
咲「よかったね京ちゃん!」
まこ「一件落着じゃのう」
優希「よっしゃ、今日はタコスパーティーだじぇ!」
和「わ、私はラーメンが食べたいです……ゴニョゴニョ」
やえ(京太郎……。私の思っていたとおり、君は清澄のみんなからも愛されていたんだな)
やえ(やはり彼は、晩成にいるべきでは無……)
やえ(あれ……なんだか、涙が、でて……)グスン
クルッ
京太郎「やえさん……?」
やえ「……よかったじゃないか少年」
やえ「なんとかなりそうなんだろう?君にはしっかり自分の居場所があるじゃないか」
やえ「今度は、手放さないようにするんだよ。それじゃ……」
京太郎「ちょ、ちょっと待ってください!俺は晩成の一員として……やえさんの応援にここまで来てて……」
やえ「私は王者だからな、大丈夫だよ。君はその幼馴染をしっかり応援してやりなさい」
やえ(そう……私は王者だ。こんな事で挫けたりなんか、しない……)
やえ(やはり彼は、晩成にいるべきでは無……)
やえ(あれ……なんだか、涙が、でて……)グスン
クルッ
京太郎「やえさん……?」
やえ「……よかったじゃないか少年」
やえ「なんとかなりそうなんだろう?君にはしっかり自分の居場所があるじゃないか」
やえ「今度は、手放さないようにするんだよ。それじゃ……」
京太郎「ちょ、ちょっと待ってください!俺は晩成の一員として……やえさんの応援にここまで来てて……」
やえ「私は王者だからな、大丈夫だよ。君はその幼馴染をしっかり応援してやりなさい」
やえ(そう……私は王者だ。こんな事で挫けたりなんか、しない……)
京太郎「で、でも……俺は……」
京太郎(俺はどうするべきなんだ?確かに清澄に戻れるのは嬉しい。けれどーーー)
やえ『ありがとね、京太郎。あんたからの想い、すっごく嬉しいよ』
やえ『京太郎からそう言われると、なんだかすっごく、心があったかくなるんだ』
やえ『京太郎は雑用とか、それ以上に……。今の私にとって、とっても心強い仲間なんだ』
やえ『京太郎を抱きしめると安心するし、それに、凄く頑張れるんだ』
京太郎(……はっ。選択肢なんてはなから無いじゃないか)
京太郎(俺はどうするべきなんだ?確かに清澄に戻れるのは嬉しい。けれどーーー)
やえ『ありがとね、京太郎。あんたからの想い、すっごく嬉しいよ』
やえ『京太郎からそう言われると、なんだかすっごく、心があったかくなるんだ』
やえ『京太郎は雑用とか、それ以上に……。今の私にとって、とっても心強い仲間なんだ』
やえ『京太郎を抱きしめると安心するし、それに、凄く頑張れるんだ』
京太郎(……はっ。選択肢なんてはなから無いじゃないか)
京太郎「すいません……。部長。清澄に戻るのは、この大会が終わってからでいいですか?」
咲「えっ……?」
優希「じぇじぇ!?」
やえ「京太郎……?」
久「……わかったわ、須賀君。けれど、終わったら必ず戻ってきて」
久「あなたがいないと、咲も優希も元気が無いのよ」
久「もちろん、私もね」
京太郎「はい。約束します」
咲「えっ……?」
優希「じぇじぇ!?」
やえ「京太郎……?」
久「……わかったわ、須賀君。けれど、終わったら必ず戻ってきて」
久「あなたがいないと、咲も優希も元気が無いのよ」
久「もちろん、私もね」
京太郎「はい。約束します」
やえ「いいのか……?京太郎。折角会えた仲間を応援しなくて……」
京太郎「別にいいって言えば嘘になります。けれど、このままやえさんを放っておいたら、俺は絶対に後悔しますから」
やえ「京太郎……ありがとう(ボソ」
久「小走さん。須賀君を、よろしくお願いします」
やえ「こちらこそ。少しの間だけ、彼を借りるよ」
京太郎「それじゃあみんな、また……」
咲「小走さん!」
やえ「!!」
京太郎「別にいいって言えば嘘になります。けれど、このままやえさんを放っておいたら、俺は絶対に後悔しますから」
やえ「京太郎……ありがとう(ボソ」
久「小走さん。須賀君を、よろしくお願いします」
やえ「こちらこそ。少しの間だけ、彼を借りるよ」
京太郎「それじゃあみんな、また……」
咲「小走さん!」
やえ「!!」
咲「私、絶対に負けませんから!」
咲「あなたにだけは……絶対に負けたくありません!」
やえ「……ふっ。私も同じだよ」
やえ「行こうか、少年」
京太郎「は、はい……。その、咲、和。今の俺が言うのもあれだけど、二人とも頑張ってな」
京太郎「俺は絶対、帰ってくるから」
和「はい。須賀君」
咲「うん……。それじゃ、またしばらくね。京ちゃん」
to be continue→
咲「あなたにだけは……絶対に負けたくありません!」
やえ「……ふっ。私も同じだよ」
やえ「行こうか、少年」
京太郎「は、はい……。その、咲、和。今の俺が言うのもあれだけど、二人とも頑張ってな」
京太郎「俺は絶対、帰ってくるから」
和「はい。須賀君」
咲「うん……。それじゃ、またしばらくね。京ちゃん」
to be continue→
続く。次回で最終話。王者よ永遠に
魔王咲さんはちょろっと出したら飽きたから、普通に戻した。やっぱヤンデレより純愛だよね
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