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元スレシンジ「やぁってやるぜ!」エヴァ「ヴォオオオオオッ!」
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【次回予告】
突如として現れた黒いエヴァ。
強い感情に支配され、自制を失うシンジ。
どこにも正解のない“妥協の選択肢”のみが溢れる戦場で、彼らが導き出した運命は。
次回:最悪の脚本(マッド・スプリクト)
全ての悪意を蹴散らせエヴァンゲリオン!
突如として現れた黒いエヴァ。
強い感情に支配され、自制を失うシンジ。
どこにも正解のない“妥協の選択肢”のみが溢れる戦場で、彼らが導き出した運命は。
次回:最悪の脚本(マッド・スプリクト)
全ての悪意を蹴散らせエヴァンゲリオン!
1スレで終わらせるつもりだったけど、先行き不安になってきました。
おやすみなさい。
おやすみなさい。
乙
握力水圧レーザーでウルトラ水流しかイメージできなくなった
そしてBGMにGガンがぴったりすぎてもう
握力水圧レーザーでウルトラ水流しかイメージできなくなった
そしてBGMにGガンがぴったりすぎてもう
乙
ここのカヲルはシンジとはまた違った強みを持ってるみたいだな
シンもシンで色々と強いっぽいし、二人が協力してくれれば、マリ救出の鍵になるかもだが…
ここのカヲルはシンジとはまた違った強みを持ってるみたいだな
シンもシンで色々と強いっぽいし、二人が協力してくれれば、マリ救出の鍵になるかもだが…
カヲル「アスカ……」ドクン
弐号機「………」
カヲル「アスカ……」ドクン
アスカ「………」
カヲル「アスカ……」ドクン
アスカ『こんな美少女が恋人の振りしてあげるって言ってんだから喜びなさいよ!』
カヲル「うぁあああああああああ!!」ガチャッ
JA「グォオオオオオオオオオンッ!!」ドンッ
シン「暴走!?」
ネオネルフ職員「シンクロ率100%! これではJAがダメージを受ければ!」
シン(JAはエヴァと違って、パイロットの意思とJAのシステムのみで動く。シンクロ率を100%にするということは、生身で戦うようなものだ!)
シン「今すぐシャットダ――」
加持「いいや、まだだ」
シン「えっ」
加持「ここから、全ては始まる」ニヤリ
弐号機「………」
カヲル「アスカ……」ドクン
アスカ「………」
カヲル「アスカ……」ドクン
アスカ『こんな美少女が恋人の振りしてあげるって言ってんだから喜びなさいよ!』
カヲル「うぁあああああああああ!!」ガチャッ
JA「グォオオオオオオオオオンッ!!」ドンッ
シン「暴走!?」
ネオネルフ職員「シンクロ率100%! これではJAがダメージを受ければ!」
シン(JAはエヴァと違って、パイロットの意思とJAのシステムのみで動く。シンクロ率を100%にするということは、生身で戦うようなものだ!)
シン「今すぐシャットダ――」
加持「いいや、まだだ」
シン「えっ」
加持「ここから、全ては始まる」ニヤリ
ミサト「まさか使徒がエヴァに寄生するなんて……」
マヤ「JAが動きました! あの動き……ほんとうにロボットなの…?」
リツコ「暴走状態ね。危険だわ」
ゲンドウ「総員第1種戦闘配備」
ミサト「エヴァを!?」
冬月「ああなっては仕方あるまい」
ミサト「くっ……シンジ君! あの黒いエヴァは使徒よ!」
シンジ「あいつが……アスカを…」ギリッ
レイ「パイロットは?」
シンジ「! そうだ! パイロットはいるのか!? 使徒に寄生されてるなら助けないと!」
加持「いいや、パイロットはいない」
シンジ「えっ」
ミサト「なんであんたが知ってるのよ!」
加持「そりゃ、こっちに転属するまであのエヴァの管理は俺がやってたからなぁ」
ミサト「なんですって!?」
加持「しかし、僕がこっちに配属されたとたんこの事故……いったいどう責任を取っていただけるのですかねぇ。碇司令?」
ゲンドウ「………」
冬月「狸め……」
マヤ「JAが動きました! あの動き……ほんとうにロボットなの…?」
リツコ「暴走状態ね。危険だわ」
ゲンドウ「総員第1種戦闘配備」
ミサト「エヴァを!?」
冬月「ああなっては仕方あるまい」
ミサト「くっ……シンジ君! あの黒いエヴァは使徒よ!」
シンジ「あいつが……アスカを…」ギリッ
レイ「パイロットは?」
シンジ「! そうだ! パイロットはいるのか!? 使徒に寄生されてるなら助けないと!」
加持「いいや、パイロットはいない」
シンジ「えっ」
ミサト「なんであんたが知ってるのよ!」
加持「そりゃ、こっちに転属するまであのエヴァの管理は俺がやってたからなぁ」
ミサト「なんですって!?」
加持「しかし、僕がこっちに配属されたとたんこの事故……いったいどう責任を取っていただけるのですかねぇ。碇司令?」
ゲンドウ「………」
冬月「狸め……」
カヲル「あぁあああああああ!」ガチャッ
JA「ぐぉおおおおおおおおっ!」バババババババッ
参号機「………」ヒュッ
カヲル「腕が!?」
―――ガシッ!!
カヲル「ぐっ、あ、あぁあああ……」
シン「カヲル!」
加持(そうだ。参号機は“ネルフ側のエヴァに倒されなくては意味がない”)
加持「シンジ君! 使徒のコアはエントリープラグにある! 破壊してくれ!」
シンジ「……あいつが…アスカを…」グググッ
レイ「シンジ?」
シンジ「………」ダンッ
ミサト「初号機に乗らずに!?」
リツコ「マヤ、シンクロ率は!?」
マヤ「シンクロ率120%! ……これは!?」
ミサト「どうしたの!?」
JA「ぐぉおおおおおおおおっ!」バババババババッ
参号機「………」ヒュッ
カヲル「腕が!?」
―――ガシッ!!
カヲル「ぐっ、あ、あぁあああ……」
シン「カヲル!」
加持(そうだ。参号機は“ネルフ側のエヴァに倒されなくては意味がない”)
加持「シンジ君! 使徒のコアはエントリープラグにある! 破壊してくれ!」
シンジ「……あいつが…アスカを…」グググッ
レイ「シンジ?」
シンジ「………」ダンッ
ミサト「初号機に乗らずに!?」
リツコ「マヤ、シンクロ率は!?」
マヤ「シンクロ率120%! ……これは!?」
ミサト「どうしたの!?」
カヲル「ぐっ……ナイフで…」グイッ
JA「がぁあああ!」ブゥンッ
――ザンッ!
シン「使徒の腕を切った!」
加持「だが、“切ったのは彼じゃない”」
シン「えっ」
シンジ「………」ゴゴゴゴゴゴ
カヲル「シンジ君……?」
シンジ「どけ、邪魔だ」ギロッ
カヲル「っ!?」ビクッ
カヲル(何だ、この威圧感……)
カヲル「けど! あいつはアスカを! アスカを!!」
シンジ「あいつは俺が倒すんだよ!!」バキッ
JA「ぐぉおおおおおおっ!」ズザザザッ
カヲル「………」ガクッ
ネオネルフ職員「シンクロ率10%、パイロット気絶しました」
シン「……幸運ととるべきか…」
加持「………やれ、シンジ君」ニヤリ
シン(この人……何を考えてる?)ゾクッ
JA「がぁあああ!」ブゥンッ
――ザンッ!
シン「使徒の腕を切った!」
加持「だが、“切ったのは彼じゃない”」
シン「えっ」
シンジ「………」ゴゴゴゴゴゴ
カヲル「シンジ君……?」
シンジ「どけ、邪魔だ」ギロッ
カヲル「っ!?」ビクッ
カヲル(何だ、この威圧感……)
カヲル「けど! あいつはアスカを! アスカを!!」
シンジ「あいつは俺が倒すんだよ!!」バキッ
JA「ぐぉおおおおおおっ!」ズザザザッ
カヲル「………」ガクッ
ネオネルフ職員「シンクロ率10%、パイロット気絶しました」
シン「……幸運ととるべきか…」
加持「………やれ、シンジ君」ニヤリ
シン(この人……何を考えてる?)ゾクッ
ミサト「レイ! シンジ君を援護――「いらねぇっつってんだろうが!!」
ミサト「っ!!」ビクッ
ゲンドウ「レイ、弐号機を回収、パイロットを救護するんだ」
レイ「分かりました」
冬月「優しいな」
ゲンドウ「後で殴られるのは怖いからな」
冬月「そういうことにしておこう」
ミサト「シンジ君! 落ち着いて! このままじゃあ“戻れなくなる”!」
シンジ「………」
ミサト「っ!!」ビクッ
ゲンドウ「レイ、弐号機を回収、パイロットを救護するんだ」
レイ「分かりました」
冬月「優しいな」
ゲンドウ「後で殴られるのは怖いからな」
冬月「そういうことにしておこう」
ミサト「シンジ君! 落ち着いて! このままじゃあ“戻れなくなる”!」
シンジ「………」
シンジ「アスカを守れなかったんだ……」
シンジ「また、守れなかった……」
シンジ「そんな俺が……自分を心配する資格があるのか?」
――いや、ない。
シンジ「……っ!」ドクンッ
シンジ(ゆる……さん)ドクンッ
シンジ「お前だけは……」ドクンドクンドクン
シンジ「………潰すっ!!」
マヤ「なっ!?」
ミサト「あの光は何!?」
リツコ「ATフィールド!?」
リツコ(まさか……人の姿を保てなくなってる?)
シンジ「グォオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
ゲンドウ「………」ギリッ
冬月(一体……どこへ向かおうというのだ我々は…)
シンジ「また、守れなかった……」
シンジ「そんな俺が……自分を心配する資格があるのか?」
――いや、ない。
シンジ「……っ!」ドクンッ
シンジ(ゆる……さん)ドクンッ
シンジ「お前だけは……」ドクンドクンドクン
シンジ「………潰すっ!!」
マヤ「なっ!?」
ミサト「あの光は何!?」
リツコ「ATフィールド!?」
リツコ(まさか……人の姿を保てなくなってる?)
シンジ「グォオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
ゲンドウ「………」ギリッ
冬月(一体……どこへ向かおうというのだ我々は…)
シンジ「がぁあああ!」ザンッ
参号機「ぐぉおおおっ!」ボトッ
ミサト「一撃で腕が吹き飛んだ!?」
マヤ「うっ……」
リツコ「なんて禍々しい…」
格納庫
レイ「アスカ!」
アスカ「………れ…い」
レイ「………」ホッ
ネルフ職員「すみません、治療室へ連れて行きます」
アスカ「……ま…って…」
レイ「?」
アスカ「しん……じを…おね……い」ガクッ
レイ「………」コクリ
シンジ「がぁあああああ!!」ザンッザンッ
参号機「………」ブルンッブルンッ
シン「人間がエヴァをまるでおもちゃのように……」ガクガク
加持「光の手……人類の希望の光か」
シン「………」ジャキッ
加持「………どうしたシン」
シン「あなたは一体何を考えている」
加持「言っている意味が分からないな」
シン「あれのどこが希望の光だ! シンジは! あいつは怒りに身を任せるような奴じゃない!」
加持「……ふっ、君も彼に絆された1人か」
シン「目的はなん――」ガンッ
ネオネルフ職員「確保っ!」ガシッ
シン「くっ……は、離せっ!」
加持「シン、僕はね。知りたいんだ」グイッ
シン「しり……たい?」
加持「ああ、人類の希望が――」
――世界を壊すところを、ね。
シンジ「お前が! お前が!! お前が!!!」ガンガンガンッ
参号機「………」ビクッビクッ
マリ「……な…んだ…?」
モニター越しに映るシンジの姿。
マリ「!!」ゾクッ
マリ(な、何あれ……使徒? いや違う…怖い……怖い怖い怖い)ガクガクガクガク
シンジ「終わりだ」グイッ
マリ「えっ、な、何!? 何で真っ暗になるの!?」
マリ(いやだ、いやだいやだいやだ!)
青葉「確認取れました! エントリープラグには真希波マリというパイロットが乗っています!」
ミサト「なんですってぇ!?」
リツコ「シンジ君! 落ち着きなさい!」
マヤ「駄目です! 先ほどの光でアーマーが全て破壊されてます!」
ミサト「シンジ君!!」
ゲンドウ「シンジ!!」ダッ
冬月「お、おい!」
参号機「………」ビクッビクッ
マリ「……な…んだ…?」
モニター越しに映るシンジの姿。
マリ「!!」ゾクッ
マリ(な、何あれ……使徒? いや違う…怖い……怖い怖い怖い)ガクガクガクガク
シンジ「終わりだ」グイッ
マリ「えっ、な、何!? 何で真っ暗になるの!?」
マリ(いやだ、いやだいやだいやだ!)
青葉「確認取れました! エントリープラグには真希波マリというパイロットが乗っています!」
ミサト「なんですってぇ!?」
リツコ「シンジ君! 落ち着きなさい!」
マヤ「駄目です! 先ほどの光でアーマーが全て破壊されてます!」
ミサト「シンジ君!!」
ゲンドウ「シンジ!!」ダッ
冬月「お、おい!」
シンジ「……これを潰せば、アスカを殺した奴を…」グググッ
――メキメキメキッ
マリ「な、何!? 何でつぶれてるの!?」
マリ(怖い! 怖い怖い怖い! 嫌だ! こんな死にかたは嫌だ!)
マリ「ね、ねぇ、誰かわからないけど、使徒じゃないなら人間なんでしょう? 助けてよ! 何でもするから! 身体だって好きにしていいし、奴隷のような扱いだって受けるにゃ! か、顔だってましだと思うし!」
――メキメキメキッ
マリ「あ、ああぁ……」ガクガク
マリ(……もう…だめ……)
シンジ「終わりだ」
―― 。
――メキメキメキッ
マリ「な、何!? 何でつぶれてるの!?」
マリ(怖い! 怖い怖い怖い! 嫌だ! こんな死にかたは嫌だ!)
マリ「ね、ねぇ、誰かわからないけど、使徒じゃないなら人間なんでしょう? 助けてよ! 何でもするから! 身体だって好きにしていいし、奴隷のような扱いだって受けるにゃ! か、顔だってましだと思うし!」
――メキメキメキッ
マリ「あ、ああぁ……」ガクガク
マリ(……もう…だめ……)
シンジ「終わりだ」
―― 。
ミサト「何が……起きたの?」
マヤ「モニター映ります!」
リツコ「これは……」
モニター越しに映る、使徒の形をした何か。
使徒?「………」ボロボロ
シンジ「な……んで…」
使徒?「………」
シンジ「何でここにいるんだよ……」
使徒?「………」
シンジ「そんな今にも崩れ去りそうな身体で……なんで――」
――サキ! シエル! らみ!!
使徒?「………」ブンッ
シンジ「くっ!」サッ
マヤ「モニター映ります!」
リツコ「これは……」
モニター越しに映る、使徒の形をした何か。
使徒?「………」ボロボロ
シンジ「な……んで…」
使徒?「………」
シンジ「何でここにいるんだよ……」
使徒?「………」
シンジ「そんな今にも崩れ去りそうな身体で……なんで――」
――サキ! シエル! らみ!!
使徒?「………」ブンッ
シンジ「くっ!」サッ
【BGM:今日の日はさようなら】
いつまでも絶えることなく
使徒?「………」ブンッ
友達でいよう
シンジ「腕が! 腕が落ちたじゃねぇか! やめろっ!」
明日の日を夢見て
使徒?「………」ブンッ
希望の道を
シンジ「皆!!」
ミサト「どういうことなの!? なんでサキ達の名前を呼んでるの!?」
リツコ「あれは、彼女たちよ」
ミサト「!?」
リツコ(コアに残った力を振り絞っているのね……おそらくこれが終われば…)
いつまでも絶えることなく
使徒?「………」ブンッ
友達でいよう
シンジ「腕が! 腕が落ちたじゃねぇか! やめろっ!」
明日の日を夢見て
使徒?「………」ブンッ
希望の道を
シンジ「皆!!」
ミサト「どういうことなの!? なんでサキ達の名前を呼んでるの!?」
リツコ「あれは、彼女たちよ」
ミサト「!?」
リツコ(コアに残った力を振り絞っているのね……おそらくこれが終われば…)
空を飛ぶ鳥のように
サキ?「シンジ」
シンジ「サキ!!」
自由に生きる
サキ?「大好き」
シンジ「……あ…」
今日の日はさようなら
シエル?「シンジ」
シンジ「シエル!」
また会う日まで
シエル?「大好きだよ!」
シンジ「………」
信じあう喜びを
らみ「しんじ!」
シンジ「らみ!」
大切にしよう
らみ「大好きだよ!」
シンジ「らみ……」
今日の日はさようなら
三人「今日まで大切にしてくれて――」
また会う日まで
―――――ありがと
シンジ「み……んな」ガクッ
マヤ「サキシエルらみ……し…ぼうしました」グスッ
ミサト「みんな……」ツーッ
リツコ「くっ……」
リツコ(ただの残骸だと言うのに……この苦しみは何!?)
マリ「……くっ、間から…でれ……る」
シンジ「…………え?」
マリ「………ワンコ、君?」
シンジ「な……んで、そこに?」
――サキ達が……止めて、くれた?
シンジ「………ぁ…」ツーッ
マリ「ワンコ……君」
シンジ「お、俺は……なんてことを…」
シンジ(俺のせいで……皆は…)
マリ「ワンコ君!」ギュッ
―――ジュゥゥゥッ!
マリ(あ、ついっ!? で、も……)ギューッ
マリ「シンジのためなら……耐えられるっ」ギューッ
シンジ「あ……あぁ……あぁあああ!」ギューッ
マリ「つっ!?」ジュゥゥゥ
マリ(シンジが私を頼ってる!!)
使徒「………」ユラッ
シンジ「!」
―――ヒュッ!!
シンジ「お、俺は……なんてことを…」
シンジ(俺のせいで……皆は…)
マリ「ワンコ君!」ギュッ
―――ジュゥゥゥッ!
マリ(あ、ついっ!? で、も……)ギューッ
マリ「シンジのためなら……耐えられるっ」ギューッ
シンジ「あ……あぁ……あぁあああ!」ギューッ
マリ「つっ!?」ジュゥゥゥ
マリ(シンジが私を頼ってる!!)
使徒「………」ユラッ
シンジ「!」
―――ヒュッ!!
―――パァンッ!!
レイ「やらせない」ジャキッ
シンジ「レイ! ……それは」
レイ「あなたを守るためなら手段なんて選ばないわ」
マリ「なんか……ずるいんだけどにゃー」ハァハァ
シンジ「………」スッ
マリ(体温が……戻った?)ホッ
シンジ「………」ガクッ
マリ「ワンコ君!? ワンコ君!」ユサユサ
ゲンドウ「シンジ!!」ガシッ
レイ「司令!?」
ゲンドウ「レイ、零号機でネルフまで連れて行ってくれ」
レイ「………」コクリ
ネルフ
ミサト「はぁ!? 真希波マリがこっちの所属ですって!?」
リツコ「やられたわね」
青葉「つまり、今回の一連の事件は全てこっちの責任にあると?」
リツコ「ええ、今回ばかりは最悪の事態を想定しなければいけないわね」
ミサト「参号機の私的運用、暗殺未遂、使徒の寄生、シンジ君の使徒化、一気に解体されても文句は言えないラインナップね」
マヤ「私たち、どうなるんでしょう」
リツコ「神のみぞ知る、ってところね」
リツコ(その神様が人でなければ、だけれどね)
ミサト「はぁ!? 真希波マリがこっちの所属ですって!?」
リツコ「やられたわね」
青葉「つまり、今回の一連の事件は全てこっちの責任にあると?」
リツコ「ええ、今回ばかりは最悪の事態を想定しなければいけないわね」
ミサト「参号機の私的運用、暗殺未遂、使徒の寄生、シンジ君の使徒化、一気に解体されても文句は言えないラインナップね」
マヤ「私たち、どうなるんでしょう」
リツコ「神のみぞ知る、ってところね」
リツコ(その神様が人でなければ、だけれどね)
【次回予告】
世界中から非難を浴びるネルフ。
気を失ったまま目覚めないシンジ。
初号機、弐号機を失ったまま、新たなる使徒に立ち向かうネルフとネオネルフ。
そんな中、目覚めたアスカの取った行動は。
次回:見知らぬ天井
今回の流れ分からないって人がいるわよミサト
簡単に説明すると、ばーんってきてどーんと返したらばりーんってなったってことね
余計分んないじゃん
雰囲気……
それを言ったらおしまいじゃない!
世界中から非難を浴びるネルフ。
気を失ったまま目覚めないシンジ。
初号機、弐号機を失ったまま、新たなる使徒に立ち向かうネルフとネオネルフ。
そんな中、目覚めたアスカの取った行動は。
次回:見知らぬ天井
今回の流れ分からないって人がいるわよミサト
簡単に説明すると、ばーんってきてどーんと返したらばりーんってなったってことね
余計分んないじゃん
雰囲気……
それを言ったらおしまいじゃない!
分からなかった人の為の補足説明
ネオネルフ側
1、使徒の模擬戦をやろう!
2、シンジを倒すために恋人作戦よ!
3、やったわ! うまくいく!
4、初号機を捕まえた! 勝てるわ!
5、頭がぱーんっ
6、カヲル暴走
7、使徒化?シンジに殴られてカヲル気絶
加持側
1、使徒の模擬戦をやろう
2、マリを秘密裏にネルフ側に転属させておいて、参号機でアスカを狙撃させよう。
その心はネルフ所属である参号機がネオネルフ所属の弐号機を狙撃することで、大問題に発展させたいからだ。
3、よし、うまくいったぞ。さらにカヲルをやられ役にしてシンジを暴走させよう
4、よし、うまくいったぞ。これでマリを殺させれば、人権問題にもできるぞ!
5、ちっ、使徒の残骸が邪魔してマリを殺せなかったか。まぁ十分だろう。
ネルフ側
1、あー、もう後手後手で大変だよー
2、世界中から非難がきておわた
って感じです。
一旦離れます!
ネオネルフ側
1、使徒の模擬戦をやろう!
2、シンジを倒すために恋人作戦よ!
3、やったわ! うまくいく!
4、初号機を捕まえた! 勝てるわ!
5、頭がぱーんっ
6、カヲル暴走
7、使徒化?シンジに殴られてカヲル気絶
加持側
1、使徒の模擬戦をやろう
2、マリを秘密裏にネルフ側に転属させておいて、参号機でアスカを狙撃させよう。
その心はネルフ所属である参号機がネオネルフ所属の弐号機を狙撃することで、大問題に発展させたいからだ。
3、よし、うまくいったぞ。さらにカヲルをやられ役にしてシンジを暴走させよう
4、よし、うまくいったぞ。これでマリを殺させれば、人権問題にもできるぞ!
5、ちっ、使徒の残骸が邪魔してマリを殺せなかったか。まぁ十分だろう。
ネルフ側
1、あー、もう後手後手で大変だよー
2、世界中から非難がきておわた
って感じです。
一旦離れます!
乙
純粋な悪意で新しく得た家族を喪い、同じ組織の仲間も殺しかけた…
加治さんミンチ以下確定じゃねコレ
純粋な悪意で新しく得た家族を喪い、同じ組織の仲間も殺しかけた…
加治さんミンチ以下確定じゃねコレ
分からないってのは企みそのものじゃなくて
シンジが暴走してサキ達?が出てきた辺りから何がどうなってるのか分からないって事じゃないの
俺だけ?
シンジが暴走してサキ達?が出てきた辺りから何がどうなってるのか分からないって事じゃないの
俺だけ?
1、使徒シンジがマリ入りプラグ砕こうとする
2、サキとかが使徒の形を形成(ボロボロ)してシンジを止める
サキのコアってシンジが取り込んでたっけ
2、サキとかが使徒の形を形成(ボロボロ)してシンジを止める
サキのコアってシンジが取り込んでたっけ
>>483
欠片を飲み込んでたり、触手が右手にひっついたりしてたな
欠片を飲み込んでたり、触手が右手にひっついたりしてたな
本編で描写がないかもしれないので補足しておくと、
シンジ=使徒化?した瞬間から初号機は動けなくなってます! シンクロ率100%超えて魂をシンジに持ってかれたイメージでお願いします。今はもう動けます!
では、続きー
シンジ=使徒化?した瞬間から初号機は動けなくなってます! シンクロ率100%超えて魂をシンジに持ってかれたイメージでお願いします。今はもう動けます!
では、続きー
なお、分かりやすい加治さんの死亡フラグは
チェンゲの竜馬のマジモンの怒りを買ったってとこ?
チェンゲの竜馬のマジモンの怒りを買ったってとこ?
ネルフ医務室
アスカ「……なんで、ここで目覚めるのよ」
アスカ「………つっ…」ピクッ
アスカ(左のまぶたが痙攣する……後遺症ってやつかしら)
アスカ「眼帯した方がいいかしら?」
アスカ「………」
アスカ(頭を撃たれた瞬間、何であいつの顔を思い出したんだろう……)
アスカ「しかも、あいつはあんなひょろひょろしてなかったのに……」
ミサト「アスカ、起きたみたいね」
アスカ「ミサト!? あの後どうなったの!?」
ミサト「………」
アスカ「……?」
アスカ「……なんで、ここで目覚めるのよ」
アスカ「………つっ…」ピクッ
アスカ(左のまぶたが痙攣する……後遺症ってやつかしら)
アスカ「眼帯した方がいいかしら?」
アスカ「………」
アスカ(頭を撃たれた瞬間、何であいつの顔を思い出したんだろう……)
アスカ「しかも、あいつはあんなひょろひょろしてなかったのに……」
ミサト「アスカ、起きたみたいね」
アスカ「ミサト!? あの後どうなったの!?」
ミサト「………」
アスカ「……?」
集中治療室
シンジ「………」
アスカ「バカシンジ! 何を寝てるのよ!」ガンガンッ
スタッフ「お、おやめくだ――」
ミサト「いいの」
スタッフ「は、はい……」
ミサト(今は彼が起きるなら、どんな方法でも……)
アスカ「シンジ!!」
シンジ「………」
アスカ「バカシンジ! 何を寝てるのよ!」ガンガンッ
スタッフ「お、おやめくだ――」
ミサト「いいの」
スタッフ「は、はい……」
ミサト(今は彼が起きるなら、どんな方法でも……)
アスカ「シンジ!!」
どこか
マリ「まさか加持さんが私を裏切るなんてにゃー」
加持「悪いね。これもシナリオ通りさ」
マリ「ま、結果良ければすべてよしってね」
加持「綺麗な肌に火傷を負わせてしまったね」スッ
マリ「できれば触らないでほしいにゃー」
加持「………」
マリ「これはワンコ君を守れた勲章。私の宝物だから」フフッ
加持「シンジ君……か」
マリ「分かってる。けど、私はそれでもいいと思ってる」
加持「だが、もう止められない」
マリ「……また、ワンコ君は泣いちゃうんだね」
加持「また君が支えてやればいいさ」
マリ「………うん」
マリ「まさか加持さんが私を裏切るなんてにゃー」
加持「悪いね。これもシナリオ通りさ」
マリ「ま、結果良ければすべてよしってね」
加持「綺麗な肌に火傷を負わせてしまったね」スッ
マリ「できれば触らないでほしいにゃー」
加持「………」
マリ「これはワンコ君を守れた勲章。私の宝物だから」フフッ
加持「シンジ君……か」
マリ「分かってる。けど、私はそれでもいいと思ってる」
加持「だが、もう止められない」
マリ「……また、ワンコ君は泣いちゃうんだね」
加持「また君が支えてやればいいさ」
マリ「………うん」
どこか
カヲル「はぁっはぁっ……」
カヲル「そうか、そうだったんだね」
カヲル「僕は……君の代わりだったのか…」
カヲル「ふ、ふふふ、あははははは!」
カヲル「さぁ、いつまで寝てるんだい。もう目覚める時間だよ」
カヲル「碇、シンジ君」
カヲル「はぁっはぁっ……」
カヲル「そうか、そうだったんだね」
カヲル「僕は……君の代わりだったのか…」
カヲル「ふ、ふふふ、あははははは!」
カヲル「さぁ、いつまで寝てるんだい。もう目覚める時間だよ」
カヲル「碇、シンジ君」
集中治療室
シンジ「………」
シンジ(長い間、眠ってたみたいだ……)
シンジ「ここが、現実なんだろうか……」
加持「どうだろうね」
シンジ「加持さん!?」
マリ「あれあれぇ? なんかワンコ君っぽいぞー?」
加持「記憶が混ざってるんだろう。時は近いということだ」
シンジ「何を……?」
アスカ「………」
ミサト「………」
シンジ「!! 二人に何を!?」
加持「ちょっと眠ってもらってるだけさ。君についてきてもらう必要があるからね」
シンジ「何……?」
シンジ「………」
シンジ(長い間、眠ってたみたいだ……)
シンジ「ここが、現実なんだろうか……」
加持「どうだろうね」
シンジ「加持さん!?」
マリ「あれあれぇ? なんかワンコ君っぽいぞー?」
加持「記憶が混ざってるんだろう。時は近いということだ」
シンジ「何を……?」
アスカ「………」
ミサト「………」
シンジ「!! 二人に何を!?」
加持「ちょっと眠ってもらってるだけさ。君についてきてもらう必要があるからね」
シンジ「何……?」
車内
加持「君たち子供はね、何にでも理由があると思っている」
シンジ「………」
加持「生きることにも、食べることにも、喋ることにも、ね」
シンジ「何が言いたい」
加持「使徒がネルフを襲うのにも理由がある」
シンジ「……違うのか?」
加持「ああ、そういう意味じゃない。原因は地下に囚われている使徒に接触するためさ」
シンジ「さっきから意味がわかんねーんだよ!」
加持「君は“ずっと使徒にも心があって、その心に従って動いているんじゃないか?”と無意識に思い続けていたのさ」
シンジ「だからそれがさっきの話とどう違うんだよ!」
加持「全然違うさ。使徒に心なんてないんだからね」
シンジ「なに?」
加持「もう一度言おうか?」
使徒に心なんてないし、使徒の残骸なんて存在しないんだ。
シンジ「……どう…いう……」
加持「君たち子供はね、何にでも理由があると思っている」
シンジ「………」
加持「生きることにも、食べることにも、喋ることにも、ね」
シンジ「何が言いたい」
加持「使徒がネルフを襲うのにも理由がある」
シンジ「……違うのか?」
加持「ああ、そういう意味じゃない。原因は地下に囚われている使徒に接触するためさ」
シンジ「さっきから意味がわかんねーんだよ!」
加持「君は“ずっと使徒にも心があって、その心に従って動いているんじゃないか?”と無意識に思い続けていたのさ」
シンジ「だからそれがさっきの話とどう違うんだよ!」
加持「全然違うさ。使徒に心なんてないんだからね」
シンジ「なに?」
加持「もう一度言おうか?」
使徒に心なんてないし、使徒の残骸なんて存在しないんだ。
シンジ「……どう…いう……」
加持「君のお父さんは君を心配することなんて絶対にしないし、レイは肉弾戦を仕掛けたりしない」
シンジ(こいつはさっきから何を言っているんだ……)
加持「多くの人間が君よりも自分の生活が大事だし、君に目を向けている余裕はない」
マリ「私は違うけどにゃー」
加持「そして――」
加持「君は困難に喜んで立ち向かうタイプでもないし、嫌なことからは目をそらし続けるタイプだ」
シンジ「!?」
加持「それにカヲル君は人間なんかじゃない」
シンジ「!!」
加持「さぁついたよ」ガチャッ
シンジ「ネオネルフ……?」
加持「真実と向き合うときだ」
エレベーター内
加持「この地下にはね、1人の少年が眠っているんだ」
シンジ「少年?」
加持「ああ、その少年は14歳にして世界の命運を背負わされた悲劇の主人公でね、本人は平穏を望み続けたんだがどうにもうまくいかなかった」
シンジ「それと俺に何の関係があるんだよ」
加持「まぁまぁ、話は最後まで聞いてくれ」
加持「その少年はね、自らの都合で動く大人たちに嫌気がさしながらも、世界の為に戦った」
マリ「かっこよかったにゃー」
加持「そうするうちに、少しだけだけど、身近な人と絆もできた」
マリ「私とかね」
シンジ「さっきから、何を……」
加持「だが、その絆が、傲慢を生んだ」
シンジ「!」
加持「この地下にはね、1人の少年が眠っているんだ」
シンジ「少年?」
加持「ああ、その少年は14歳にして世界の命運を背負わされた悲劇の主人公でね、本人は平穏を望み続けたんだがどうにもうまくいかなかった」
シンジ「それと俺に何の関係があるんだよ」
加持「まぁまぁ、話は最後まで聞いてくれ」
加持「その少年はね、自らの都合で動く大人たちに嫌気がさしながらも、世界の為に戦った」
マリ「かっこよかったにゃー」
加持「そうするうちに、少しだけだけど、身近な人と絆もできた」
マリ「私とかね」
シンジ「さっきから、何を……」
加持「だが、その絆が、傲慢を生んだ」
シンジ「!」
加持「彼は、彼の周りの人間が須らく清らかで幸せの為に一直線に進む人間だと、そう決め付けたんだ」
加持「だが、現実は違った。彼らは、彼女たちはエゴの為なら後ろだって向くし、他人を蹴落とす。殻に閉じこもる。世界を否定する」
マリ「そんな人たちの中でワンコ君はよく戦ったにゃー」ナデナデ
シンジ「………」
加持「だから、彼は想ったんだ。強く、強く、ね」
シンジ「なんて……想ったんだ…?」
――こんな世界は間違っている、ってさ。
シンジ「!?」
カヲル「やぁ、久しぶりだねぇ。碇シンジ君」
シンジ(雰囲気が……)
加持「カヲル君。もう動けるのかい?」
カヲル「そりゃあ、彼がそう望んだからね」
シンジ「俺が……?」
カヲル「ああそうさ。アスカだって死ななかっただろう?」
シンジ「訳が……」
――チンッ
加持「さぁ着いたよ。ご対面だ」
シンジ「なっ!?」
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