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    元スレ小町「雪乃さん!結衣さん!実はお兄ちゃんって抱き枕がないと寝れないんですよ!」

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    51 :

    マイナスイオンってそもそもなんだよ

    52 :

    ただし魔法は尻から出る!

    53 :


    おいお前ら…姫忘れるとかないわ~

    54 :

    小町「それで、お兄ちゃんがギュッと抱きしめてくれた時の幸福感ったらもう…」

    雪乃「それは…」ゴクリ

    結衣「ほえ~」

    八幡「(小町のやろう、また今日も部室に来たと思ったら雪ノ下達となにやらこそこそ話はじめた。

    なんかトラウマが蘇ってくるからそういうのやめてくんない?)」

    小町「それでお二人にも…」

    結衣「でも、そんな…」

    雪ノ下「そ、そうよ、不純だわ」

    小町「でもほんとはしたいんですよね?」

    雪乃・結衣「うっ」ギク

    小町「やっぱり!そういうことなら小町にまかせてください!」

    56 = 1 :

    小町「お兄ちゃん!ちょっとお話があります!」

    八幡「なんだよ」

    小町「いやー、小町、今日から友達の家にお呼ばれされちゃってさー。何日か家をあけるのです」

    八幡「そうか。まあ今までもたまにあったしわざわざ言うことでもないだろ」

    小町「でもお兄ちゃん、今日から寝るときどうするの?」

    八幡「あ、そうか…じゃあ今日からはお前の枕抱い」

    小町「そーこーでー、なんと!今日からお兄ちゃんの抱き枕は結衣さん達です!イエーイ、ドンドンパフパフー!」

    八幡「は?」

    小町「だーかーらー、今日からしばらくはお二人のうちどちらかを抱いて寝てねってこと。」

    結衣「そ、その…よろしくね、ヒッキー」///

    八幡「いやよろしくねじゃねーよ。だいたいこいつの言うことなんか聞かなくてもいいんだぞ?」

    雪乃「黙りなさい抱き谷君。あなたのような男にこれからこういうことが出来るチャンスなんて、私以外にないわよ。

    だからおとなしく従いなさい」

    八幡「こんな男なんかに抱かれるのはおまえらだって嫌だろ?嫌だと言ってくれそうでないと色々とまずい」

    結衣「ゆきのん…その、はじめては、あたしからで良い?」

    雪乃「由比ヶ浜さんがそうしたいというのならそうしましょう。」

    小町「よし、決定ですね!」

    八幡「ねぇ少しはこちらの言うこときいてはくれませんかね?俺の意思はもう関係無いの?」

    小町「ではでは、結衣さん。今晩、お待ちしていますので!待ってるのはお兄ちゃんと両親だけですけど」

    結衣「うん、ありがとね小町ちゃん!」

    57 = 1 :

    ―――夜―――

    八幡「親め…普通この時間に女の子が家に入ってきたら怪しんだりするもんだろ。何で普通に通してんだよ。

    俺関連のことについて無関心すぎでしょ」

    結衣「あは、あははー」

    八幡「お前もほんとによかったのか?お前って見た目ビッチのくせして結構清純だから、男に抱かれるとか嫌だろ。

    小町の言うことならほんとに気にしなくていいんだぞ」

    結衣「う、うん。でもヒッキーだけは嫌じゃないっていうか…

    それにあたしいっつもひっきーに助けられてばかりだから、ヒッキーが困ってるんなら力になりたいし」

    八幡「いや、助けられてるのは俺の方だ。お前が居なかったら、高校で出来た楽しい思い出の半分以上は無かったと思うし、

    それに、あの時だって…」

    結衣「ふふ、なんかヒッキーやけに素直だね。ちょっとキモイかも」

    八幡「うっせ、深夜のテンションってやつだ。昨日小町にも似たようなこと言われた」

    結衣「でもあのときだって、最初に動いたのはヒッキーだよ。人に弱みを見せる事なんて無いヒッキーが、涙を流して訴えてくれたから…

    あたしなんて、ゆきのんに泣きついただけだし…」

    八幡「ま、まぁもうこの話はやめよう。なんか思い出すと恥ずかしくなってきた」

    結衣「そ、そうだね…」


    58 = 1 :

    結衣「じゃ、じゃあ寝よっか」

    八幡「ほ、ほんとにやるのか?」

    結衣「ここまで来てヘタレ発動!?も、もうあたしだって恥ずかしいんだからヒッキーがしっかりしてよね!」

    八幡「いや、ぼっちにこのイベントはレベル高すぎだって!女子とまともに触れ合ったことも無いのに、いきなり抱くとか無理でしょー」

    八幡「(正直、この時間に女子と寝室で二人きりって時点で俺のHPガリガリけずられていってるからね?)」

    結衣「で、でもあたしとなら何回か触れ合ったことあるでしょ!だから大丈夫だって!」

    八幡「…(仕方ない、覚悟を決めるか)」モゾモゾ

    八幡「…ほら、こっち来いよ」ポンポン

    結衣「」ズキューン

    結衣「(や、やばい、今のはヤバイよヒッキー!姫奈みたいに鼻血出ちゃったらどうしよう!)」

    結衣「う、うん。失礼します。」ガサゴソ

    結衣「(はわわわ!ヒッキーの顔がこんなに近くに!)」

    八幡「…向こう向け。なるべくこっち見んな。」

    結衣「は、はい!」クルッ

    八幡「じゃ、じゃあいきゅじょ」

    結衣「来て…ヒッキー」

    ギュッ

    59 = 1 :

    八幡・結衣「(や、ヤバい。これは…)」




    八幡・結衣「(寝れない!!!!)」

    八幡「(ヤベーよヤベーよ!恥ずかしすぎるってこれは!しかもなんか柔らかいし…小町もここまでやわらかくなかったぞ!?なんなの?

    わがままボディなの?)」

    八幡「(しかもすげーいい匂いするし…なにこれ?シャンプー?何かクラクラしてきた)」

    結衣「(ヤバい!今あたしヒッキーに抱かれてる!?ヒッキーの胸板すごく厚い…なにこれ!?包容力ありすぎでしょヒッキー。

    もう甲斐性なしとか言えないよ!はぁ~、幸せすぎる―!!)」フニャア


    結衣「(しかもヒッキーあたしの匂い嗅いでる?…なんか首筋がくすぐったい…ヒッキー興奮してるのかな?

    やっぱり流石のヒッキーでもここまでされたら意識するよね。

    ヒッキーがあたしに興奮してる…あたしを抱きながら…えへへ)」ホニャア


    60 = 1 :

    結衣「(でもこれってチャンスだよね…?ヒッキー今の状態でだいぶハードル下がってると思うし…あれをおねだりできるかも!)」

    結衣「ヒッキー…ちょっとお願いがあるんだけど…いい?」

    八幡「な、なんだ」

    結衣「ちょっと眠れないからさ…頭なでてもらっても、いい?」

    八幡「(こっちも世話になってる身だし…それくらいはいいか)いいぞ」

    結衣「う、うん…じゃあ、よろしく」

    八幡「はいよ」ナデナデ

    結衣「!?」

    結衣「(気持ちいい~。何でこんなに気持ちいいの?なんだかお姫様になったみたい)」

    結衣「(ヒッキーの手つき、優しい…こういうとこにほんとの性格がでるんだね。はぁ~、やさしすぎるよぉ。

    程よく空気も入ってきて…なにこれ、癖になりそう。妹いる人ってみんなこんなに撫でるの上手いのかな?)」

    結衣「(ああ!いい!手櫛すごく良いよぉ。もうヒッキーなしじゃ生きられない頭になっちゃった!)」

    八幡「(こいつ、やっぱり髪下ろしたらさらさらだな。撫でてすごく心地いい)」

    八幡「(でもこうしてたらなんか落ち着いてきた。兄属性がはたらいたのか?

    まぁいい、このまま抱きしめながら頭を撫でていたらいつかは寝れるはずだ。

    ドキドキは収まらないが、俺はなにかを抱いてるだけで眠気が襲ってくる体質だ。いつか眠気が勝ってそのままぐっすりいける)」

    結衣「(今あたしヒッキーに抱きしめられて、頭撫でられて…幸せすぎる!

    もしヒッキーと付き合えなくっても、この思い出だけで一生いきていけそうだよ!

    あれ?でもヒッキーの彼女になって結婚したら、一生この幸せを味わい放題ってこと?

    そういうことならやっぱりヒッキーと付き合えないなんてダメ!絶対ヒッキーを手に入れ、あ、やば、それ気持ちいぃ。もっと、もっとだよヒッキー)」トロン

    61 = 53 :

    小町がなんかモモに見えてきた

    62 :

    >>61
    小町もデビルーク星人なんじゃね?(適当)

    63 = 1 :

    結衣「(でも、あたしばっかり良い思いしてていいのかな?ううん、それはダメ!

    でもあたしからヒッキーにできること…は!)」

    結衣「(そう言えばヒッキーってしょっちゅうあたしの胸見てるよね?そんなに好きなのかな…よし!

    あたしはこれくらいしかできないんだし、少しでもヒッキーに喜んでもらおう!)」

    結衣「(そのためにはまず寝たふりだ)」

    結衣「スースー」

    八幡「(なんだ、もう寝たか。よし、俺も少し落ち着いたし、寝るとしよう)」

    結衣「」クルッ

    八幡「(なんだ?何か腕の中で動いたな)」

    結衣「」ギュー

    八幡「!?」

    八幡「(きゅ、急になんだ?もしかして俺の胸にあたってるのはおっぱい?)」チラ


    八幡「(やっぱりだー!ヤバいって、なんでこいつこっちに寝返りうってきてんだよ!

    胸がー!おっぱいがー!)」

    八幡「(もう寝るとか寝れないとかそんなの考えられなくなってきた。

    もう何考えても仕方ないし、このままこの幸せを享受するしかない気がする)」

    結衣「(う~、ヒッキーと抱き合っちゃってるよぉ。もうドキドキしすぎて寝れないし…

    よし、もうここまで来たら行くとこまでいっちゃおう!)」///

    結衣「」モゾモゾ

    八幡「(由比ヶ浜のやつよじ登ってきやがった!ヤバい!このままだと…)」

    ボフッ

    八幡「(顔が胸に!息苦しいとかそんなのは意外にないけど破壊力ありすぎ!

    これもう絶対寝れねえ。まあでもいいや、もう諦めてこの感触を楽しもう)」

    64 = 1 :

    結衣「(ヒッキー喜んでくれてるかな?そうだとあたしも嬉しいんだけど。

    でもやっぱり恥ずかしい~!

    ヒッキーもここまでしたんだから気づいてよね!

    あたしはヒッキーにだったらな、何されても構わない、ヒッキー専用のビッチだってこと!)」



    ―――1時間後

    八幡「」フゴフゴ

    結衣「」ギュー

    ―――2時間後
    八幡「」モゾモゾ

    結衣「」ビクビクッ

    ―――3時間後

    八幡「」ギューギュー

    結衣「」///

    ―――6時間後
    八幡「」スピー

    結衣「」ムニャムニャ



    ―――朝―――

    八幡「その…なんだ、今日はありがとな」///

    結衣「ううん!その、あたしもうれしかったし…」モジモジ

    八幡「お、おう…」




    小町「お兄ちゃんと結衣さんが進展した予感!」キラーン

    65 :

    ちょっと二時間後の所をもう少し詳しく

    66 = 1 :

    今日はここまで。

    なお、おおくのヒロイン候補が挙げられていますが、やる予定のないキャラを待ってくださるのは忍びないので、

    書かない(予定)のキャラ名をここであらかじめ言っておきます。

    ルミルミ、海老名さん、平塚先生、けーちゃん、相模、相模の取り巻き、折本、仲町、男性キャラ(戸塚含む)、めぐり先輩

    比企谷母 そのほかモブに等しいキャラ。

    全てのキャラのイチャイチャを妄想できるほど妄想力が逞しくないので、

    すいません。

    特ルミルミとめぐりんが人気だったようですが、残念ながら出す予定はないです。

    67 :

    あーしさんは出るんだね!

    68 :

    あーしさんといろはす、小町までいるなら何も問題は無い

    69 :

    誰か! サキサキの名前がないことにも気づいてあげて!
    ……サブレはモブキャラに入りますか?

    70 :


    ルミルミが出ないのは残念だ

    >>69 御前さん天才だな

    71 :


    パンツが溶けた…!
    次回も期待

    72 :

    前作面白かった
    サキサキお持ち帰り展開はよ

    はよ

    73 :

    えっ戸塚って女の子でしょ?

    74 :

    サブレはフカフカだろうけどよ
    平塚先生が対象じゃないのは異議を唱えるレベル
    ダイナマイトボディ(ヤニ)だぜ

    75 :

    戸塚が入ってないのはちょっといかんでしょ お願いしますいれてください!

    76 :

    平塚先生が無理なのに
    あーしさんとか、いろはすはヒッキーに抱かれたりしないでしょ

    77 :

    姫奈と呼んでるから海老名さんが出ないのは分かってた

    78 :

    ヒッキーがヒッキーじゃない

    79 :

    結衣「…」

    雪乃「…」

    八幡「…」

    八幡「(気まずい…昨日のことがどうしても頭から離れない…由比ヶ浜と目を合わせられん)」

    八幡「(ていうか昨日いろいろとあれな状況だったせいで、いろいろやらかしてしまった気がする…もうちょっと強く拒むべきだったか?)」

    八幡「(でも由比ヶ浜は完全に寝てたっぽいし…あっこで起きられてたらそれこそ俺の人生が終わっていた)」

    八幡「(だが…付き合ってもいないのにあいつの胸に顔をうずめたことも事実だ…よし、あいつのわがままに対するハードルを自分で勝手に下げる

    ことによってこの罪悪感から目を逸らすことにしよう、そうしよう)」

    結衣「(うー、昨日のこと忘れられない…忘れたくないけど…でも、ちょっとはヒッキーとの距離を縮められたかな?)」

    結衣「(でも昨日はほんとによかったなー。また同じことしてくれるかな?寝不足になりそうだけど…)」

    雪乃「では、今日はここまでにしましょう」

    八幡「お、おう」

    結衣「はーい」

    雪乃「では比企谷君、家まで案内してもらえるかしら」

    八幡「え?」

    雪乃「あら、昨日言ったことも忘れてしまったのかしら?さすがは鳥頭君ね」

    八幡「もう原型が残ってねーじゃねーか。てか覚えてるけどよ…本気なのか?」

    雪乃「私は一度言ったことは曲げないわ。それに由比ヶ浜さんは良くて私はだめなのかしら?」

    八幡「いや、駄目とかそんなんじゃないけどよ…でもいいのか?俺に抱かれるんだぞ?お前がいつもゴミ扱いしてる俺に」

    雪乃「そうやって自分を卑下するのはやめなさい。あたしが良いと言っているのだから、あなたはそれに従えばいいだけよ」

    八幡「はぁ…分かった、明日になって文句言うなよ。俺は寝るときになったら割となんでもしっかり抱きしめるぞ」

    雪乃「あら、それは私に対する挑発かしら?受けて立つわ」

    八幡「なんで勝負事みたいになってんだよ…」

    八幡「(またあの眠れぬ夜が訪れるのか…あれ?それって抱き枕の意味なくね?)」

    結衣「〈ゆきのんゆきのん〉」

    雪乃「〈なにかしら〉」

    結衣「(頭撫でてもらうの、すごく良いから!頼んだ方がいいよ!ヒッキー夜になると妙に素直になるし、ゆきのんもちょっとは素直になってみれば?)」

    雪乃「〈…考えておくわ〉」

    81 = 1 :

    ―――夜―――

    八幡「(そしてとうとう夜である。ちなみにあいつは飯と風呂以外はずっとカマクラとにゃんにゃんしてた。あいつもしかしてこれが目的だったんじゃねーの?)」

    雪乃「あなた、さっきから何か変な事考えてないかしら?」

    八幡「いや、別に。それよりさっさと寝ようぜ」

    雪乃「…あなた、そんなに早く私と寝たいの?汚らわしい」

    八幡「いや、どうせやらなきゃならんことだろう。まぁお前が今になって嫌になってきたとか言うんだったらいいけどよ。

    その時は小町の部屋に行ってくれ。俺もなにか適当なもん抱いて寝る」

    雪乃「それは逃げたみたいで嫌だから、仕方なくあなたに抱かれてあげるわ。感謝なさい」

    八幡「…ああ、ありがとよ、雪ノ下。こんなミジンコみたいな俺のために抱き枕代わりになってくれて」

    雪乃「っ…(どうやら夜になると素直になるというのはほんとみたいね。と言っても少しだけれど)」

    雪乃「どうやら感謝くらいはできるミジンコのようね」

    八幡「いや、普通どんだけ仲良い部員でも抱き枕になってくれる人なんていないからな。

    そこに関しては普通に感謝してるし、するのが筋ってもんだ。」

    雪乃「そうだったわね、あなたは筋だけは通すミジンコだということをすっかり忘れていたわ」

    八幡「いや、自分で言っておいてなんだけどミジンコじゃないからね俺」

    82 = 1 :

    八幡「ってもうこんな時間か…いい加減寝るぞ、ほれ」クイクイ

    雪乃「ええ、そうさせてもらうわ」ガサゴソ

    八幡「じゃあ…準備ができたら言ってくれ」

    雪乃「私はいつでもいいわよ」

    八幡「…ちょっとまってくれ、こっちの心の準備が出来てない…っていうかあっちむいててくれ、向かい合って抱くとか俺にはレベル高い」

    雪乃「いやよ、あなたの言うことなんて聞きたくないわ」

    八幡「え~、まぁそれじゃあ仕方ねえ、もう少し心の準備に時間かかるぞ?」

    雪乃「ええ、いいわよ」

    雪乃「(あなたから貰ったパンさんのぬいぐるみを毎晩抱きながら寝ていたら、私もなにか抱いていないと眠れなくなったっていう理由は絶対に言う訳にはいかないわね…)」

    ―――数分後―――

    八幡「い、いきゅぞ」

    雪乃「ええ」

    八幡「」ギュ

    雪乃「」ギュー

    83 :

    サキサキ妹が出るって占い師の人が言ってた

    84 :

    いいぞいいぞ

    85 = 1 :

    八幡「(え、なんで抱きしめ返してくんの?どうなってんのこれ?)」

    八幡「お、お前、なにしてんだ!」

    雪乃「あ、あなたにさっさと寝てもらうために安心感を与えようとしてるのよ。何か文句でもある?」

    八幡「こんなことされたら俺恥ずかしすぎて寝れねーよ。頼むから腕放してくれ」

    雪乃「あら、由比ヶ浜さんとは抱き合って寝ていたというのに」

    八幡「げ、あいつ起きてやがったのか?」

    雪乃「あら、かまをかけただけなのに簡単にひっかかってくれたわね」

    八幡「な!くそ、お前にはやっぱ敵わねぇな」

    雪乃「そういうことよ。あなたはおとなしく私に抱かれてればいいの」

    八幡「はぁ、分かったよ」

    八幡「(今日も寝不足確定かよ。まぁこいつにはあれがない分早く眠れるかもしれんが)」

    八幡「(でもこいつも柔らけー。どうなってんだこれ。)」

    八幡「(いつもは逞しいかんじの雪ノ下だが、抱きしめてみると、やっぱりこいつも女の子なんだなということを改めて認識させられる)」

    八幡「(もうちょっと強く抱きしめたら折れてしまいそうな…何とも儚い、そういう意味ではこいつらしい体つきだ)」

    八幡「(今までもたまにそういう、なにか護りたくなるようなそんな瞬間はあるにはあったが…)」

    八幡「でも、俺はこいつを護るなんて烏滸がましい。あまりに力不足だ…。まぁ俺にできるのはせいぜいそういう相手を見つけることぐらいだろう」ボソボソ

    雪乃「何をボソボソ呟いているのかしら。全て聞こえているのだけれど」

    八幡「え?まじか…その、忘れてくれ。恥ずかしすぎて敵わん。」

    雪乃「いいえ、忘れるわけにはいかないわ。忘れたくない…あなたはあなたなりに、私の事心配してくれてるのが伝わってきたわ。

    深夜のテンションというやつかしら?私もこんなことを口走ってしまうなんて…」

    八幡「あーなんとなく分かるわ。俺も夜になると本音が隠せなくなるタイプらしい。小町と由比ヶ浜にそんな感じの事言われた。」

    雪乃「そのようね。卑劣なのは変わっていないけれど、素直な感じもいつもより出ていて、気持ち悪いわ」

    八幡「気持ち悪いのかよ…話し戻るけど、俺がお前を心配するのも烏滸がましい感じもするけどな。お前は俺なんかに心配されるような器じゃねーっていうか…」

    雪乃「ええ、私も心配してくれとは言えないわ…もう十分護られてきたのだし…」

    87 = 1 :

    雪乃「でも、心配してくれるというのなら、少しお願いしてもいいかしら?」

    八幡「…なんだ?」

    雪乃「少し頭を撫でてほしいのだけれど…」

    雪乃「(今なら彼にも少しは素直になれる気がする…流石に、比企谷君の匂いが良すぎて卒倒しそうとか、胸に顔をうずめてないとにやけているのがばれるとか、そんなこと言えないのだけれど)」

    八幡「おまえもか…分かった」ナデナデ

    雪乃「(…確かにきもちいいわね、程よくこそばゆくて、顔のにやけが止まらないわ)」

    雪乃「(でも、単純な気持ちよさだったら姉さんの方が上…姉さん、昔私にいたずらばかりしてきて、

    それで私が反抗しようとするといつも頭を撫でてきて…)」

    雪乃「(その度に私は骨抜きにされて…私が反撃出来たことなんて一度もなかった…忌々しい…)」

    雪乃「(でも、比企谷君のは、姉さんのよりも安心感があるというか…こう、全てを預けたくなってしまう感じがあるわ)」

    雪乃「(手櫛…まずいわね、もっと強く顔を胸にうずめないと、とたんに恍惚の表情を彼に向けてしまうことになる…それだけは避けないと)」

    雪乃「(何かこう、すごく彼に甘えてる感じがして―実際そうなのだけれど―心地よさが限界まで来ている…)」

    雪乃「(ふわっ、だめ、一応男と一緒に寝ているというのに、警戒心がみるみる剥がされていく…。

    もう今の私は、比企谷君に何をされても拒めない…)」

    雪乃「(でも、彼は何もしないでしょうね。だからこそ安心できるのでしょうけど。でも、少し物足りなさも感じてしまうわ…

    これ以上を要求するのは絶対にできないけど)」

    八幡「(やっぱこいつ髪サラサラだなー。すんげーいい匂いするし、もうさっきから心拍音が半端ない)」

    八幡「(ていうかこいつ撫でやすすぎる。やはり千葉に住む妹というのはデフォでこういう感じなのか?)」

    八幡「(そしてさっきから急に抱きしめる力が強くなった。苦しくはないが、慎ましいながらも柔らかみのある二つの球が、

    俺の腹にこれでもかと密着してくる。もういろいろと限界なんですけど)」

    八幡「(しかし、これだけ俺を信頼してくれ、体を預け、頭を撫でさせてくれている雪ノ下を裏切るわけにはいかない

    信頼してるのは多分おれのヘタレっぷりだろうけど)」

    八幡「(さっきから顔が一切見えないが、俺も今は顔が真っ赤になっているだろうし、こっちを見られなくて本当に良かった)」

    八幡「(とにかく、頭を撫でているとオート兄スキルが発動するから、寝るためにはそれに賭けるしかない)」

    八幡「(手が動かなくなるまで撫で続けるしかないな)」

    雪乃「(これからパンさんと寝るときは、この幸福を思い出しながら寝るしかないわね…

    比企谷君に抱きしめられながら寝ているというこの幸福を)」

    88 = 1 :

    1時間後―――

    八幡「」ナデナデ

    雪乃「」スリスリ

    2時間後―――

    八幡「」ギュー

    雪乃「」ビクッ

    3時間後―――

    八幡「」スースー

    雪乃「」クンカクンカ

    4時間後―――

    八幡「」スースー

    雪乃「」スピー





    朝―――

    八幡「あ、ありがとな。こんなバカみたいなことに付きあってくれて」

    雪乃「か、構わないわ、あたしが望んでしたことだもの」///

    八幡「そ、そう言ってくれると助かる」






    小町「雪乃さんも上手く行った予感!」キュピーン

    89 = 1 :

    今日はここまで

    ゆきのんと八幡のやり取りってどうしてもオレンジ色になってしまう…

    あと、サブレやカマクラ、MAXコーヒー、八幡が部室で座っている椅子などを擬人化して登場させることはないです

    それと姫奈じゃなくて姫菜でしたね すいません

    次はサキサキ

    90 :

    俺も千葉に住んで女の子と寝たい

    91 = 86 :

    ふぅぅ……乙
    次はサキサキか、楽しみだな

    92 :

    擬人化ではなくサブレそのものは否定してない
    これはサブレ登場ワンチャンあるな!
    犬だけに

    93 :

    >>92
    しつこい

    94 :

    サキサキもようやっと報われるのぅ

    楽しみスグル

    95 :

    サキサキ出るんですかーやったー

    96 :

    サキサキとか俺得

    97 :

    サキサキ楽しみ
    いろはすも超楽しみ

    98 :

    はるのんとるみるみもよろしく!

    99 :

    雪乃「…」

    結衣「…」

    八幡「…」

    八幡「(気まずい…もう二度目だぞこの気まずさ…)」

    八幡「(まともに二人の顔を見れん…まぁ当たり前か。この多感な時期に男女が一緒に寝るとか普通じゃねーもん)」

    八幡「(気を抜くと顔のにやけが止まらなくなる。さっきから読んでる小説の内容なんかなんもわかんねえ)」

    八幡「(小町…早く帰ってきてくれ…お兄ちゃんにこの生活はきつすぎる)」

    八幡「(ちょっと前まで欺瞞に満ちていた部室が、羞恥に満ちちゃってるよ。ほんとどうすんだこれ)」

    八幡「(もう学校で一番落ち着ける場所が教室っていう状態だもん。一緒に寝てない知り合いの女子とか戸塚とか見るだけで心安らぐ。)」

    八幡「(でもなんか嫌な予感するんだよな…教室までもが落ち着かなくなりそうな…)」

    コンコン

    雪乃「どうぞ」

    ガラ

    沙希「ちょっと比企谷に用があるんだけど」

    八幡「(あ、これあかんやつや)」

    100 :

    よっしゃサキサキきた!


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