元スレ男「なんだこれ?」卵「......」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 :
251 = 250 :
妹「私達はここに残るわ」
男「何故だ」
友「そういう約束だからだ」
男「顔も知らない連中とお前達が勝手にした約束を信じて
全て忘れて、友人や家族を置いて自分一人だけ帰れと?
そんな事を俺が了解するとでも思うか?」
幼馴染「いいえ、思わないわねっ!」
言葉と同時に幼馴染が地を蹴って飛び出し、
幼馴染の重い蹴撃が男に襲いかかる。
躱せたのは幼馴染の動きに素人臭さが残っていたからか、
男の背後の樹木に幼馴染の足跡が刻まれる。
男「いきなりなんて事しやがる!
殺す気か!?」
幼馴染「わ、私だって
怪我させたくないから我儘言わないで、
大人しく捕まって頂戴!」
男「普通に死ぬわ!こんなもん」
初撃の威力に自分でもビビったのか、男の言葉に
幼馴染の攻撃に精彩さが欠けてゆく。
252 = 250 :
幼馴染の着ているスーツは、先程の戦いを見る限り
自らの筋力を増大させると同時に、敵からの攻撃を防ぐ効果があると
見受けられる。
電気・炎・氷の魔法の直撃を受けても無傷だったりする事から
防御性能の非常に高いと思われる。
男「なんなんだよ!その無敵スーツ!
チートじゃねぇか!!」
幼馴染「そうよ、使い慣れていないんだから
抵抗すると本気で怪我するわよ」
男「生身の人間相手にンなもん持ち出すなよ!」
唯一の弱点は扱う人間が素人だと言った所か、
そうでなかったら、最初の一撃で気絶させられてジエンドだっただろう。
男「そうかよ!そっちがそのつもりだったら」
幼馴染「ちょっと!
やり合うつもり!?」
男「先に殴り掛かって来たのはお前だろうが!」
幼馴染「聞き分けが無いからよ」
男「肩代わりするだ?人殺しだ?
そんな玩具一つで何でも出来ると思い込んでいるのが気に入らねー!」
253 = 250 :
幼馴染「何を!!」
幼馴染の拳の威力を逃がしつつ、男は幼馴染の足を払いのけ
その場に引き摺り倒す。
幼馴染「きゃ!?」
男「弱点一つ目、どんな凄い装備でも
扱っている人間が素人で知り合いだから、武器が使える訳でもなく
付け入る隙が幾らでもある
最も、俺も素人だけどな」
けど、こちらも有効な攻撃手段を持たない訳だから、
引き摺り倒した後に捕縛する事も出来ないが。
戦士「ほう?
で、そこからどうするんだよ、小僧」
男「背中にファスナーとかあったら、引き摺り出してやるんだけどなぁ
────────うぉ!?」
戦士の関心したかのような声に男はどうしたものかと思案するが
とりあえず、力では逃げられないように関節を曲げて捕縛の体勢を────。
妹「お姉っ!」
幼馴染が引き摺り倒されたのを見て、業を煮やしたのだろうか
今度は妹が襲いかかってくる。
254 = 250 :
繰り出された妹の手が男を掴もうとする、
躱す以外に男には選択肢が残されていないと思ったのだろう。
───────だが、そこに隙がある。
男「チェストォォオオオオオォ!!」
繰り出された腕を取り、勢いをそのままに相手を背中の上に乗せ
相手の威力を殺さずに放り投げる。
妹「きゃぁぁぁああああぁぁ!」
幼馴染「妹ちゃん!?」
悲鳴と同時に一本背負いで
放り投げられた妹が崖下に落下してゆく。
男「弱点二つ目、幾ら力を増大しても
体重そのものが変わる訳でもない」
友「実の妹相手に容赦ねーなぁ、相棒」
男「余裕が全く無いからな、まぁ死にはしないだろ
その無敵スーツがあるんだから」
流石に友は迂闊に素手で飛び込むような事はしない、
距離を取ってレールガンを男に向ける。
255 = 250 :
幾らなんでも生身の人間相手にそんなものをぶっ放したりは
しないだろうと男は一瞬思ったが、根拠も無く男はその場を飛び退く。
同時に男の立っていた位置を轟音と共に光の矢が貫く。
男「ちょっ!お前!
マジで撃ちやがったな!?」
友「避けると思ったんだよ」
幼馴染「ちょっと!友!?」
これには幼馴染も予想外だったのか、自由になった彼女が
友に抗議の声を上げる。
友「怪我もさせずに相棒を捕縛しようなんて考えが
甘ぇんだよ」
幼馴染「わかったわよ!」
レールガンで粉々に吹き飛ばすよりも、多少の怪我をさせてでも
捕縛した方がマシだと割り切ったのだろうか。
精彩さを取り戻した幼馴染は手刀を振り下ろそうとするも
突如鳴り響いた炸裂音と共に、幼馴染は横に吹き飛ばされる。
256 = 250 :
先日に一度聞いた事のある音、─────銃声だ。
男「軍人女!!」
衝撃に跳ね飛ばされた幼馴染は地面を数回転がり、
何事も無かったかのように立ち上がる。
幼馴染「邪魔しないで」
軍人女「凄いですねー、50AE弾を受けても衝撃を逃がし切るんですか
でも悪いですけど、その人を渡す訳にはいかないんですよ」
幼馴染が武器を取り出し、友がレールガンを構える、
しかし軍人女は男の頭に銃口を押し付ける。
軍人女「おっとー、動かないでくださいねー
貴方達が人殺しに手を染めてまで守りたかったお友達の頭が
粉々になっちゃいますよー?」
幼馴染「男っ!!」
戦士「モテモテだな、小僧」
心配する妹の声に、のんびり状況を楽しむかのような戦士の声が投げかけられる。
男「ああ、友人達に襲いかかれるわ
さっきまで寝食を共にしていた仲間に銃口突き付けられるわ
最悪な気分この上ねーよ」
やけくそになりつつも戦士に返答を返す。
銃口を頭に突きつけられれば普通なら恐怖に身がすくんで声も出せない所なのだろうが
ここ連日の騒ぎで耐性がついたのかもしれない。
257 = 250 :
軍人女「ここで男さんが連れて行かれるとですねー
私も一緒に捕まってどうにかされちゃうわけですよー」
軍人女「でも、貴方達のその無敵スーツは私の武器ではどうにもなりませんからー
だから、男さんには悪いけど人質になってもらうのですよー」
友「だが、ここで男の頭を吹っ飛ばしたら
アンタはもっと酷い目にあうぜ?」
軍人女「でもでもー、
どの道私はじり貧ですからー、このまま一緒に捕まったら
多分明日には冷たい死体になって、森の外に投げ捨てられちゃいますから」
友「ちっ!」
軍人女「男さんには借りがありますから、私は悪いようにするつもりはないですけどねー
それでも自分の命には代えられないんですよ、だから退いて貰えませんかね」
戦士「おっと、そっちはそれで話が付くのかもしれねぇけど
俺の方の話がまだあるんだがな」
傍観を決め込んでいた戦士が武器を構え、戦闘態勢を取る。
戦士「そこの小僧のおかげで、その変な服───無敵スーツだったか?
なんとなく攻略法が見えてきた所でな」
戦士「俺の部下を殺してくれたんだ
タダで返す訳にはいかねぇなぁ」
友「アンタ相手に俺達も遠慮する必要なんて無いんだがな
一対三で勝てるとでも思っているのか?」
戦士「正面からやったらな、だがしかし──────。」
戦士は銃を突きつけられている男の向かって戦斧を振り下ろす、
振り下ろされた斧は男の頭をカチ割る事無く、幼馴染の小手で受け止められる。
咄嗟に男を庇った幼馴染に戦士はニヤリと口に笑みを浮かべる。
戦士「そこの小僧を庇いながら戦うってハンデがお前達にはあるだろ?」
258 :
ファミリーマート店員 「輸送費用は知りませんからね」
259 :
消えたんだ
260 :
戦士「うーんこの」
261 :
男「俺達の戦いはこれからだ」
ご愛読ありがとうございました>>1先生の次回作にご期待ください
262 :
エビでもアサリでもクリアしている
263 :
治療費ってどうやねん?
264 :
「今のところ、部分的には言い分さえ通れば将来、
両サイドからの援助と急展開な幻想的かつ前評判の高い、
割り込まさない未成熟さのある抗生物質の少ない、
モデルチェンジされた物使用しているから」
265 :
エビフライがたべたくなった
266 :
ゆでた海老にマヨネーズ
267 :
たてこみすぎだろぉぉおおおおおおお
268 :
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270 :
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参考までに書いておきます
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LDGPB
274 :
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
WKO
275 :
みんなの評価 :
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