元スレ上条「しゃぁああああ!! イェァッ!! ヒュゥウッ!ポゥッ!!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 = 149 :
御坂妹?「………」カタカタカタ…
< へたんっ…
御坂妹?「ひ……ぁ…ぅ」ガクガク…
一方通行「あァ?」
一方通行「どうしたンだよ、逃げろよお前」
御坂妹?「の……」
御坂妹?「能力を『ほぼ1度も使った事がない』のに身体能力だけで超能力者の頂点に立つあなたから……逃げられる訳ない…」
御坂妹?「……とミサカは…」ガクガク…チョロチョロチョロ……
< ガシィッ!!
御坂妹?「あぅ……ッ」
一方通行「…そんな俺をもっと強くする為にお前らがいるンだろーが」
一方通行「……っつーわけでェ? 最後の問題でーす」ニヤァ
一方通行「身長347cm 体重599.65ポンドのチタン合金の約7倍の皮膚の硬度を持った俺ですがァ……」
一方通行「握力はどのくらいでしょォかァ♪」ミシッ…ミシッ…
152 :
バケモノじゃねぇかwwww
154 :
無敵やん(白目)
155 :
なんだ究極生命体か(安心)
156 :
これ以上強くなる必要あるんですかね
157 :
理解が追い付かない
160 :
上条「そぉおいッ!! チョモランマッッ!! ここだァアアア!!!」ズザァッ
上条「匂うぞ、臭うぞぉぉおお……この辺から御坂妹のニホヒがぁぁぁ………ブリュンヒルデッパイゼルルルデュドルレンブリッィヒ」
上条「そこだぁ!!!!」バッ!
御坂妹「え」ビクッ
御坂妹?B「は?」ビクッ
御坂妹?c「え?」ビクッ
御坂妹?D「え」ビクッ
御坂妹?E「はい?」ビクッ
< 「「「 え(は.ちょっ.はい)? 」」」ビクビクビクッッ
上条「………」
上条「………」チラッ
御坂妹?R「…えーと……」
御坂妹?R「どちら様でしょうか、とミサカ19999号は見つめられている事に赤面しながらせっせと内蔵を片付けます////」ポッ
上条「よーしお前ら全員現行犯逮捕だからなー、死体も痕跡も消してトンズラなんて王道がこの上条さんに通じると思うなよー」
161 = 160 :
黄泉川「………で、この姉妹……つって良いのか分かんないけど、連行してきたと」
上条「おう」
黄泉川「ところでこの間は悪かったじゃん、月詠先生にアンタの事聞いたじゃんよ」
黄泉川「三角関係のもつれから逃げる為に、記憶喪失をどうたらだって?」
上条「おいこの巨乳揉んでいいか」
< 「OKです!! とミサカは親指を立てて微笑みます」グッ
上条「なので俺の幻想殺しがお前のその巨乳を揉みしだく!!!」
黄泉川「現行犯逮捕の覚悟は良いかクソガキィ!ヒャッハァーッ!!」バッ
上条「なんで警備員がアンチマテリアルライフル構えてんだよぉぉおおおおおお!!!!」
黄泉川「ファイヤblow!!!!! iiiiiiYAHHAAAAAAAA!!!!!!!!」バルルルルッッ!!!!
上条「連射だとッ!! ウボァーッッッ!!!??」
163 :
隠し事じゃなくて常識が通用しねえ
164 :
この学園都市には頭のネジが飛んだ奴しか居ないのか…
165 :
アヘ顔の黄泉川…
とても画像で見たいな
166 = 162 :
──── とある倉庫街 ────
ラ○サー「ぐ……ハァッ…ハァッ…貴様、何者……ゴフッ」ドサァッ
一方通行「通りすがりの一方通行でェす」
< キラキラキラキラ……
一方通行「やっぱり能力か何かで作られた人形かよ、暇潰しにはなったが攻撃法が槍二本とか時代遅れかよ」
一方通行「あーァ、次の実験までまだ20分はあンぞ畜生……プロテイン風呂に入りてーな」
< ザッ……
一方通行「あ?」
御坂「………」
一方通行「……へェ、何しに来たンだ」
一方通行「もしかしてー、また相手してくれンのかァ?」ニヤァ
御坂「ええ、そうよ」
御坂「アンタを倒して、この馬鹿馬鹿しい実験は終わらせる」
御坂「そして私はシスターズを筆頭に独立帝国を築き上げて生涯をSMに満ちた世界にする……!!」
一方通行「ハァ……面白ェなそりゃ……けどよ」
一方通行「俺に勝てると思ってンのかよ」ムキィッ…
御坂「多分イケるわよ」バリバリッ…
167 = 162 :
御坂「やぁぁあ!!」バヂィィンッッ!!!
────── 【御坂旅掛流『電光石火』】 ──────
< ビュッッ!!
一方通行「おーおー速い速い」パチパチ
御坂(背後は隙だらけ……その首、貰った…!!)
一方通行「手刀かますンなら気を付けろよォ……」
一方通行「下手すりゃお前の手が使い物にならなくなるからなァ」
< バキッ……ッ
御坂「!!??」
御坂(か、硬すぎ……!?)
一方通行「そォらよ……」ヒュッッ
御坂「えっ…」
< メシャァッ!!
御坂「ぁがあッ……!!!!」ドシャァッ
168 = 162 :
< ザッ…!!
御坂「ぐぅ……ハァッハァッハァッ…」
一方通行「おいおい、そンなので大丈夫なのかァ?」
一方通行「ちょっと手の甲が当たッただけだろ……ぇ"へぁ"あ"はぁっ!!」ニパァ
御坂「………ッ」
御坂(今の凄い気持ち良くて意識持ってかれるかと思った……)
御坂(あァ……やっぱり肉弾戦もイイなァ……)トロン…
御坂「……まだまだ…イケるわよ(もっとして) 」ハァハァハァ
一方通行「そォオオオオこなくっちゃナァァアアアアアアア!!!」
上条(なにあの進撃し過ぎて無双してる巨人)
169 :
ランサーが死んだ!
170 :
突如訪れるランサーへの死
この人でなし!
171 :
さらっとイケメンのほうが死んだ!
172 :
とんでもないスレだ
173 = 162 :
上条「さて、聞いてくれインデックス」
禁書(全裸)「……はい」クスン…クスン…
上条「俺は前日、バリバリこと御坂美琴という学園都市に七人しかいない超能力者に会った」
上条「だが久しぶりに会ったアイツはどこか、寂しそうに俺の八極拳と当麻式を受けて笑っていた」
上条「あの笑顔は何だったのか、そしてその後に現れた御坂の妹」
上条「疑問を抱いた俺は学園都市のデータバンクに侵入したり外の親父に頼んで閲覧してみて、分かった事は3つ」
上条「……ここまでイイな?」
禁書(全裸)「………ねぇとうま、幾ら8時過ぎの夜でも人に見られたら私……」グスッ…
上条「1つは一方通行をメインとした御坂のクローン体、通称『姉妹達』を二万体を殺害する絶対能力進化実験」
上条「2つ目はその実験に御坂は進んで協力した訳ではない」
上条「3つ目は、その実験の保証となる筈の衛星、『樹形図の設計者』が何者かによって破壊された事」
上条「……インデックス、お前ならこの状況をどう考える」
禁書(全裸)「……お洋服を着る、かな」
174 :
上条当麻に正論は通用しない
175 = 162 :
< ゴゥンッ!!
< ドサァッ!! ゴロゴロゴロ……
御坂「がッ……ぁ…はぁ…はぁ…」ヨロッ
御坂(……肺に肋骨が刺さったの…かな、喉の奥から血が止まらない……)ハァッ…ハァッ…
御坂(……………死ぬのは、流石に怖いなぁこれ)
御坂(それに、やっぱり違う……『あいつ』なら私をもっと…浸透させるような快楽をくれる)ザッ…
一方通行「ヌハァ……そろそろ時間なンでなァ、引かねえなら殺すぞ」
御坂「……あのさ」
御坂「私って、Mな訳だけどさ」
一方通行「いやどンな訳だよそりゃァ!? いきなり何のカミングアウトだテメェ!!」
御坂「……でも、あの子達は違うんだよね」
御坂「私の妹は、姉妹達は……痛いのは嫌だし、怖いし、アンタみたいな本物の化け物なんか見たら失禁するのが当たり前なのよ」
御坂「でも、それでもあの子達は生きるために戦ってる」
御坂「何処かの馬鹿な女研究者に余計な感情プログラムを頭に叩き込まれたせいで、あの子達は頭では死ぬのが当たり前だと分かってても心は怖くて堪らないのよ」
御坂「今日アンタが路地裏で……ゴフッ…ゲホッ…ハァッ……殺した子はね、子猫を私に見せて喜んで貰おうとする位の猫好きだったのよ…馬鹿よ、私が好きなのは痛みなのに」
御坂「きっと一万人も殺してきたアンタにも、私にも一生分からない……あの子達の受けた痛みだけでなく『覆せない現実の痛み』は…絶対に分からない」
御坂「……一方通行」
一方通行「…………あァ…?」
御坂「次の攻撃は能力を使わなければ死ぬわよ」チャリッ…
一方通行「……レールガン、かァ」
176 = 162 :
御坂「……ハァッ…ハァッ…」
御坂(コイツは……知らない)
御坂(樹形図の設計者が破壊されている事を)
御坂(そして、一方通行の能力を1度使われただけで私が死ぬという事が、どれだけ実験に影響を与えるのかを)
御坂(全力の一撃……)バチバチッ…
御坂「ぁああああアアアアアアアアッッッ!!!!!!!」
────────── ギュォォオンッッ!!!
一方通行「フンッ」スパァンッッッッ
< ドゴォォオオオオオオオオオ……
御坂「え」
一方通行「悪いな」
一方通行「俺に常識は通用しねェ」
177 :
うん知ってた
178 = 162 :
御坂「う、嘘よ……あれだけの威力なのよ? たとえ皮膚が硬くても衝撃波に吹き飛ばされる筈……っ」
一方通行「回し受けで軌道を逸らして体重を下に落としときゃ何とかなるンだよ」
一方通行「ゴクヒャハァッハハヒフルーツバスケットォ!!!!! ざーんねんだったなァ!! お前の説教なンざ……」ヒュッッ
御坂「!?」
一方通行「今更、耳障りなンだよォオッ!!!」ドゴォッ!!
御坂「っ……!!?」ミシィッ…メキメキブチィッ…
< ドサァッ!!…ドシャァッ…ゴロゴロ……
一方通行「……そこで寝て次の実験でも見てろ、生きてたら救急車呼んでやる」
御坂「……ッッ…ケハッ…」ビチャッ…
御坂(…………死ぬ……のかな…)
御坂(…………またあの子達は……死ぬのかな…)
< 「見てられねえな、御坂」
御坂「……」
御坂「……な、んで…………」
一方通行「……今度は何だよ」
上条(全裸)「そいつから離れろ三下」ザッ
一方通行「いいから服着ろよテメェ」
179 = 169 :
この場合どちらが正しいのか
180 :
正義vs正義
そういう戦いもあるだろ
181 = 170 :
変態VS変t……悪VS悪もな
182 :
悪VS混沌
183 :
非常識VS無常識
184 :
もうなにがなんだか
185 :
これは変態が正論を言う世界ですね
186 :
インデックスだけに恥ずかしい思いはさせまいとする上条さんの優しさ
187 :
御坂「どうして……」
御坂「なんで…ゲホッ…ゲホッ…ッ……アンタがここにいるのよ…」
御坂「だめじゃないこんな所に来たら…」
上条(全裸)「なんでだ」
御坂「……アンタでも一方通行には勝てないし…それに」
御坂「アンタは何も知らない……」
上条(全裸)「知ってる」
御坂「え……?」
上条(全裸)「お前がドMなのも、下らない企みをしてるのも、御坂妹達がどんな存在なのかも、お前の戦う相手がどんなのかも」
上条(全裸)「そして……御坂が欲しがる痛みは、決して手に入ることのない他人の痛みだって事もだ」
御坂「……っ!」
上条(全裸)「俺もいつまでもふざけてられねぇよな」ザッ…
上条(全裸)「お前が自分の変態さをかなぐり捨ててまで守ろうとした物を壊そうとするコイツの、一方通行の幻想を……」
上条(全裸)「……微塵も残さずぶち壊すから覚悟しろよ、三下」
一方通行「…………」
一方通行「その姿はふざけてないッてのか……?」
上条(全裸)「キンェエエエエエエエッッ!!!!!( ; ゜Д゜)!覚悟ォオオッラッシャィヤァアッッッ!!!」ボババババババンッッッ
一方通行「何なンだテメェはッ!! でけーオナラしつつ反復横跳びで近づいて来るなァッ!!!」
188 :
効果音オナラかよwwww
189 :
恐怖しかない
190 :
>>一方通行「その姿はふざけてないッてのか……?」
そのブーメラン反射できんの?
191 :
─────── 身長347cm、ウエイトは実に約600ポンド。
上条(全裸)(図体がデカイだけじゃないな、筋肉に埋もれてる訳でもない……寧ろ、バランスが良い)
上条(全裸)(だからこそ厄介……伊達に最強を名乗っていないのか)
上条(全裸)(しかも)
─────── 『神の奇跡』と呼ばれた超硬度の皮膚、そして控え目に言っても鋼の肉体。
─────── 加えて、最強たる所以の1つが・・・
一方通行「……どォした変態、来いよオラ」
上条(全裸)(隙が無さすぎる……コイツ、本当に俺とそう歳の変わらない学生なのか)
─────── 生来より恵まれし天賦の格闘センスに他ならなかった。
─────── 上条当麻は高速でステップを踏みながら放屁を連発する事で油断を誘うも、全く緩む事の無い構え。
─────── 己の力を一度たりとも過信せず、慢心を微塵も残さずに磨き上げたその姿には思わず上条当麻さえ感動せずにはいられなかった。
─────── 否。
─────── 【手を出さずにはいられなかった】。
上条(全裸)「ふ……」ググ…
上条(全裸)「……んッッ!!!」ゴバァッッ!!
192 :
手じゃなくて屁じゃね?
193 :
今からていとくんがどれだけ非常識なのか楽しみだ
194 :
むしろ唯一の常識人になる可能性
「俺に非常識は通用しねぇ!」
195 = 191 :
一方通行(速ェ……ッ、身体能力強化系の能力者かッ!!)
─────── 明らかに音速を超えている速度の上条当麻を見て、両拳を腰まで引き込む。
─────── だがしかし、直後に600ポンドある筈の一方通行の肉体が足裏4mm宙に浮く事となる。
─────── 刹那に凄まじい衝撃が一方通行の体内を駆け抜ける中、眼前に掌底を突き出している上条当麻は更に踏み込んで行く。
ッッドォ ─────オオオオオッッ!!!
一方通行「ッ……」ブワァッ
上条(全裸)「破ァッ!!」ズバァァッ!!
─────── 【当麻式幻想殺し連打之型『浸透剄』】 ───────
< ドッ・・・ッッッッ!!!
一方通行「ッッ!!! ……がぁ…はッ…………!?」
─────── 辺りを突風が吹き荒れる程の余波を散らしながら、上条当麻の打ち放った発剄が一方通行の巨体を遥か上空へ吹き飛ばしていった。
196 :
これって刃牙とかのSSだっけ(錯乱
197 :
これただのバトル漫画だー!!!
198 :
私も。常識なら。ちゃんとある。
199 :
見た目の描写さえ除けば割と燃える展開のはずなんだが
200 :
─────── 恐るべき一方通行の巨体が打ち上げられた瞬間。
─────── 後方数十メートルの距離を空けて倒れ伏していた御坂美琴は瞬き出来ずにいた。
御坂「う…そ……」
御坂(幾らアイツが強いと言っても……相手は鋼の何倍も硬いような化け物なのよ…!)
御坂(……それに、今の動き…)ゾクッ
─────── そう、上条当麻は彼女との戦いにおいて一度として本気で相手をした事はなかったのだ。
─────── いま御坂美琴はそれを、眼前に広がる光景を目にして確信した。
─────── しかし、戦慄する胸中の内に……体内の出血量で遂に意識を失う寸前、彼女は1つの感情を抱いていた。
御坂(……なによ…)
< にっ……
御坂「…最初から……あんたに助けを…求めてれば良かっ……た」トサッ…
─────── 御坂美琴は瞼を閉じながらも、最後に笑いかける。
─────── 優しい痛みと快楽をくれた上条当麻という少年の、とても頼もしく逞しいその裸体を目に焼き付け……。
─────── のちに、御坂美琴はこれをきっかけとして常盤台中学で上条ファンクラブを結成し、学園都市中に彼を宣伝し崇拝する事となる。
みんなの評価 : ☆
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