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    元スレ八幡「お前の21歳の誕生日、祝ってやるよ」雪乃「……ありがとう」

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    401 :

    400取りたかっただけかwwww

    402 :

    >>391
    金だけが目的だったクズ男にでも引っかかったとかも有り得るな
    正直な話、雪乃は相当重い女だと思うし

    403 :

    >>402
    そういう展開予想みたいなのいらない
    自分でスレ立ててやって、どうぞ

    404 :

    「俺のたいせつな存在」が「俺のわいせつな存在」に見えた俺は汚れている……

    405 :

    >>404
    だいたいあってる

    406 :

    スレ立ってから三ヶ月経つんか
    次スレまで行きそうとなると、このペースじゃ完結まで丸一年かかりそうだな

    楽しめそうや

    407 :

    >>406
    さげなさい

    408 :

    八幡誕生日やね
    2011年3月当時で16歳と考えると、今日で20歳か?

    410 :

    >>409
    公式で生年まで出してることって総じてほとんどないんじゃない?

    412 :

    中身のない写真たてとか
    元彼臭ぷんぷんじゃないっすかーヤダー

    413 :

    パワプロとのクロスSSも楽しみに待ってるよ

    414 :



    「だから……、その……」


    スッ―――

    「!?」


    俺の透いている左手にハンカチを被せるかのように、彼女は右手を重ねてきた。


    瞬間に伝わってきた体温。



    ……それは明らかに、冷めていた。



    「私は……」

    俺の左手が、冷えた右手に包まれる。

    なぜだろう、感じた温度のことが頭から離れない。


    冷たい、冷たい冷たい冷たい冷た――



    「――私は、あなたに、癒されたい……」



    415 = 1 :



    そう言い放って五本の指に絡めてくる、もう一方の華奢な五本の指。


    雪ノ下から告げられたそんなコトバに、俺はなにも返せずにいる。

    気づけば俺は、あぐらをかく自分の足元に視線が向いていた。


    そんなことより、今さっき聴いた彼女からの想いよりも前から、真っ先に抱いた感想がある。


    左手に継続して伝わる、哀しげな冷たさ。

    “温もり”とは決して表現のできない、零度に満たない雪が覆っているかのような。


    だからか、俺はこんなことを思っていた。

    いや違う、想っていた、の方が正しい変換か。



    彼女の両手を、俺の力で温かくさせたい。


    血が通っているということを、しっかりと感じ取れるようにしたい。



    416 = 1 :



    スッ――


    「!」


    自分の操作なのか、それとも勝手な行動か。

    重ねてきている右手に、箸を持っていたはずの右手を乗せた。


    両手で彼女の指先を包み込んだとき、ここまでしたらもう言うしかないなと、そこで腹を括った。


    「……俺のキャラにまったく合わないこと言うぞ」

    「え?」


    この段階ですでに恥ずかしい……。


    「その、あれだわ。お前が過去になにがあったのか分かんないけどさ……」


    一呼吸置いて、雪ノ下に顔を向ける。

    そうする前から彼女は俺を見つめていたようだ。


    「ぁ……」


    そんなことでいとも簡単に動揺し、言葉に詰まる俺氏。


    417 :

    なんでそう、中途半端で切るんですかねぇ

    419 :

    どうせ葉山に捨てられたんだろ

    420 :

    念願のゆきのん手に入れたぞ!状態なのにゆきのん捨てる葉山とか
    ホモに目覚めたんですね、わかります

    421 = 419 :

    >>420
    戸塚ルートか戸部ルートかな?

    422 :

    >>420
    八幡の大事なものを簡単に手に入れて、どうでもいいように捨てて
    そしてそんな奴の代わりにもなれないことを八幡に気付かせて
    八幡がさらに曇るのを観察したいんだよ
    愛だよww

    423 :

    雪乃を抱いてる時に思わず「八幡っ!」と呼んだんだろうな、隼人は
    同じイニシャルYYでもガハマさんなら胸の厚さで気づけたのに

    424 :

    しかし外野がうるさい

    425 :

    お前らどんだけ葉山をホモにさせたいんだ

    427 :

    >>427
    なにそれ

    428 :

    >>426
    さげてね

    429 = 428 :

    >>428
    俺もじゃないか本当にごめんなさい
    恥ずかし過ぎるぅぅぅぅぅぅぅ

    430 :

    >>426
    何!あの胸糞悪いSSか?事実なら興醒めもいいとこだな
    まあこれも胸糞悪い話にはなりそうだが

    431 :

    荒らすならもっと上手くやれよぉ……

    432 = 426 :

    >>430
    「俺くんの口臭がキツすぎる」俺「ため息しかでない……」ブハァー

    酉も同じだからたぶん

    433 :

    お前ら無駄な雑談にあんまスレ消費させんなよ自重しろ

    434 :

    自重しろってさお前ら

    435 :

    >>432
    読んだわ、クソおもろかったwwwwww
    >>1が本当に書いたんならそっちのジャンルの才能ある

    436 :

    あと560レスくらいじゃ終わらんだろうな
    話の展開的に

    437 :

    そのうち4割くらいがお前らのレスだがな

    438 :



    「っぐ…………あ、あのな」


    右手に力が入りかけたが、雪ノ下の手を上から握っているため、焦ってこらえる。

    笑ってこらえられる状況ではない。


    目が合ったことでつまずいてしまい、言い出すタイミングを見失ってしまった。


    「パク……パクパク…………」


    口は動くのに、肝心な声が出せない……。
    いや、出てこないのだ。


    おい、こんな時にコミュ症まがいなもん発動してんじゃねぇよ!!

    俺の(暫定的に)一世一代の大勝負という場面だっつーのに!!


    ……まあ、だからこそ荷が重く感じて言い出せないんだろうけど。


    「…………ふふ」


    目が泳ぎっぱなしの焦心状態でいると聞こえた、微笑みの声。

    可愛らしい苦笑、といった感じか。

    短い吹き出し声を漏らした正体に目を向けてみると、俺を見てこう言う。



    「ふふっ……あなた、まるで阿呆な顔した鯉みたいね」


    発言内容は可愛げゼロだった。


    439 = 1 :



    「んだよそれ……はぁ」


    どうせあれだろ、この流れで俺のこと「にしき谷くん」とか呼ぶんだろ?
    鯉だけにさ。

    こちとら、大学入試以上に緊張を感じまくって、真剣に臨んだというのにね。
    空回りだな。


    ……ただ、彼女の笑った顔が見られたから、これはこれで良かったかもしれない。


    高校時代の雪ノ下雪乃といえば、スマイルをまったく見せない女子であった。

    少し笑ったと思っても、無愛想さが残っていたりと、完全に破顔するなんてことは無かったはず。


    しかし、高校卒業から二年以上が過ぎ、かつての部員同士という関係から大きく前進し、親密な間柄……。


    ……そうなれたのは、厳密に言えば今日からかもしれない。



    でもどうなんだ?

    いまそう言い切ってしまうと、もしかすると俺の思い込みだったりする可能性も微レ存だよな……。



    440 = 1 :



    でも、彼女がくすくす笑っているこの瞬間も


    ……俺たちの手は、指が絡まり重なったままだ。




    昨日から色々とおかしいんだよな、コイツ……。

    いまこうして笑顔を見せるわ、
    いまも継続して手をほどかないわ、
    そもそも二人っきりの空間を受け入れるわ、
    俺のために素直におでんを温めてくれたわ、
    俺といれて嬉しいって言うわ…………



    これ、さ。



    『雪ノ下は、本当に俺のことを好きでいてくれている』ってことで確定していいよね?

    とっとと、確定させたいんだ。




    俺も、心から愛しているから。



    カバッ――


    「ひゃっ!」




    441 = 1 :




    床に箸が二本落ちたのと、俺が彼女を押し倒したのはほぼ同時だ。


    互いの顔は、わずかに10センチも満たない近さにある。


    突然の出来事に驚き、目を丸くする雪ノ下。

    突然の出来事を起こし、ジッと見つめる俺。



    少し、大胆すぎたかもしれない。

    後悔? そんなこと微塵も感じていない。


    これでも足りないくらい、雪乃のことを求めている。


    この性欲どうにかなんねえかな。

    ま、相手が相手だししょうがないか。


    押し倒すためにほどいた彼女の手を、あらためて握りなおす。

    ……あれ、最初に触れたときより温かいな。


    そうか、さっきまで重ねていたんだし、俺の手の熱が残ってたんだろうな。


    たださすがに、それだけが理由じゃないはず。



    彼女の整った顔も、ピンク色に変わって熱を帯びていた。



    442 = 1 :



    「……こんな荒業、レイプと同等じゃないの」


    雪ノ下が唇を尖らせて非難する。

    しかし視線はまったく関係ない方面に向いていた。

    恥ずかしがってる……。


    「いや、和姦だろ?」

    「なに言ってるのよ……エッチ」


    チワワのような潤んだ瞳で、軽くキッと俺を睨んだが……

    恥ずかしさですぐに眉が下がり、表情が照れたものに変わっていった。


    襲いたくなるに決まってるよね、こんなに可愛い恋人。


    キスをしたのはその刹那だった。

    一夜ぶりに感じる、彼女の小さく柔らかな唇。

    俺が必死に貪っていると、競うかのように雪ノ下も顔をうずめてくる。


    互いの唇をクッションに、目を閉じて顔を寄せ合う俺たち。

    まさに若気の至りのようだ。


    先に舌を入れたのは、雪ノ下だった。

    俺の口内に構いもなく侵入してくる雪ノ舌は絶品だった。

    こんなときに思い付く寒いギャグといい、比喩にもならない表現といい、最低だ……俺って。



    443 = 1 :



    「ん、んむっ…………はぁっ……」


    彼女から漏れ出る声に正気を失いかける。

    キスだけで1時間余裕で過ごせそう、だとかアホな考えが沸く。

    しかしディープキスを長く続けていると、呼吸が難しくなってきてしまった。

    いったん小休憩をと思い、唇から顔を離そうしたそのとき。


    「んんっ……!」

    「んむ゙っ!?」


    彼女に頭を抑えられ、唇から離れなくなった。

    雪ノ下さん、盛るのは良いんですけど、その……大胆すぎませんかね?

    てか最悪死ぬし。酸素くれし。

    贅沢な悩みだ、とか思いながらも彼女の舌の相手をつづける。


    昨夜は暗闇の中で口づけを交わしたが、いまは彼女の顔がくっきりと明かりに照らされているので、実感がよく湧く。

    ごめん、俺いますっげぇ幸せだわ。



    444 :

    こんな朝っぱらからゆきのんとのベロチュー描写とな…



    今日は朝立ちが激しいわ

    445 = 1 :



    さすがに彼女もキス疲れしたのか、俺の頭を抱えている両腕を離した。

    ようやく雪ノ下の唇から距離を取るも、感情を繋いだ透明な糸が、互いの舌先から編まれていた。


    「はあっ……はぁ…………」

    息が切れぎみながらも、恍惚な表情で俺から目を離さない。

    高校時代からこんな顔を見せてくれるようだったら、部室で二人っきりのときに迷わず食ったのに。

    女って、ハタチを超えたら変わるもんなんかな。


    「……激しい、のよ」

    「ばっか、それお前だからな!」


    今度は、やれやれといった顔してきやがる。
    ウザ可愛ぇ……くそぅ……

    そんなことを考えてると突然、テーブルに置いてあった俺のスマホが鳴り出す。


    「んぁ!?」


    そら、いきなり鳴ったら驚くわ。心臓止まりかけた…………いやなぜだ八幡。



    446 = 1 :

    すみません寝ます……


    最近、更新頻度低くて申し訳ない
    更新しても投下数少ないわ、遅筆だわでどーしょーもない

    気長にお待ちください……

    447 :

    乙でした

    449 = 444 :

    気長に待ってるぞ

    450 :

    やだ、ゆきのんエロい


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