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    元スレ八幡「お前の21歳の誕生日、祝ってやるよ」雪乃「……ありがとう」

    SS+覧 / PC版 /
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    201 :

    朝にもう一発

    202 :

    はーよはーよ

    203 :

    このSSのせいでギンギンになってしまった

    続きが見たいです

    204 :

    更新は7月になっちまうんか

    205 :

    待ってる

    207 :

    きたい

    208 :

    舞ってる

    209 = 205 :

    >>208
    鼓舞隊?

    210 :

    お待たせしました
    つづき書きます!

    211 :

    きたーーーーーーー、

    212 :

    待ってた

    213 :

    俺も待ってた

    214 = 1 :




    「ゃ……ん……やくん、比企谷くん!」

    横からの俺を呼ぶ声に眠りから覚めた。

    「んんっ…………ん?」

    まぶたがぴったりとくっ付き、思うように目が開かぬまま声の方向を見やってみる。


    俺はぎょっとした。

    「ぎょぎょっ!?」

    声にも出た。


    雪ノ下が頬を朱に染めながら、ベッドに座を着いた状態でこちらをやんわりと睨めつけている。

    彼女の姿を早急に確認してみると、真っ白のシーツで身体を隠していながらも、美しい白さを帯びて艶めいたうなじと肩が露になっている。

    見ていてとても興奮する。あまりにも綺麗な身体をしているもんだから。


    そんな俺の思いを見透かしたのか、一層ジトっと睨んできた。

    「……あまり、ジロジロ見ないでほしいのだけれど……」

    「あ、えっと、すんません……」

    言われてすぐに目を背けたが、どうしても訊きたいことがありすぐに視線を雪ノ下へ戻した。



    215 = 1 :



    いきなりこんなこと訊いてしまっていいのか? ワンクッション、関係のない話を切り出してからの方が良いんじゃないか?


    …………だか思い付かない。

    こんな状況で沈黙が続くのも居たたまれないので、当たり障りのないことを訊いてみる。


    「……いま、何時だ?」

    「……10時32分」


    ほう、若大将のゆうゆう散歩が始まったあたりか。一度も観たことないけど。


    「……………………」

    「……………………」



    うん、当たり障りなさすぎてミクロも会話が膨らまなかったね♪

    しゃべりの上手いやつは現在の時刻だけで容易く話を紡ぐことができるんだろうな。

    この瞬間だけでいいから俺にもそんなスキルが欲しかった……。ラジオDJの精霊よ俺に憑依しろください。


    216 = 1 :



    「ねぇ、比企谷くん」

    「あっ、ふぁ!?」


    話しかけられるとは思わなくて、おもっきしアホな声出たわ。


    「な、なんだよ」

    「……私たち、本当に一夜を共にしたのかしら」


    雪ノ下からの質問は、まさしく俺が彼女に問いたかったことそのものだ。


    彼女を抱き締め、彼女と舌を絡め合い、彼女そのものを全身に感じた。

    断片的ではあるが、その記憶は残っている。

    彼女と堕ちたのは、揺るぎもない事実だ。


    しかし、どうしてもお互いで整理しておきたかった。


    この俺と、あの雪ノ下が、偶然にも再開したその日の夜、男女の関係となる。


    俺はどうしても未だに信じられない。彼女もきっとそうだ。


    217 = 1 :



    決して、否定したいわけではないのだ。
    彼女との関係を割り切りとして処理したいということでもない。



    全くの真逆だ。

    回りくどい言い方なんてする必要ないから、単純な言葉に代えるとしよう。



    すごく、とてつもなく嬉しい。


    だからこそ、俺は現在を素直に受け止められないのだ。


    俺の望んでいたことだから。

    俺は、雪ノ下とこういった関係になることに憧れていたから。


    そして、その想いは一夜を通して再燃した。





    俺は完全に、雪ノ下雪乃に恋い焦がれている。



    218 = 1 :



    うわぁ……俺氏キモッ

    よくこんな寒いこと考えられるよな……。


    一番の驚きは、その気持ちが本心からのものであるということだ。

    でないとこんなこと思わないよな、普通。


    おっと、返事が遅れた。
    本当に一夜を共に過ごしたのかという問いだったか。

    俺が黙るもんだから、雪ノ下がこっちを凝視している。やめろ見つめるな可愛いな。


    「……ああ、俺はそのつもりだ」


    ここで否定をしようものなら、俺たちの関係はここで終止符を打つことになり、記憶から追放せざるを得なくなる。


    そんなこと、俺が望むわけがない。


    「……お前と、夜を共にした」

    「……そう、よね」


    雪ノ下は俯きがちにそう返答した。

    恥ずかしいのか、シーツの端をきゅっと握りしめる。


    219 = 1 :



    「……まさか、私が受け入れるなんてね。あなたを……」

    「……お前が『帰らないで』って言ってきたんだしな」

    「気が狂っていたのかしら……」

    雪ノ下は額に手を当て、いかにも悩ましい表情をしている。

    やめろ傷つくだろ。お前のこと傷物にしといてアレだけど。


    「まああれだな、どっちも正気じゃなかったのは確かだろうな」


    酒を交わし、彼女をおぶって家まで送る。
    その後、暗闇で二人きり。
    俺らにとってはそれだけでネジが大量に緩んでしまう。ついでに貞操観念もな。うわぁ聞こえ悪っ


    「比企谷くん相手に……その……甘えてしまう、だなんて……」

    あーあー顔が真っ赤に近いよ。そんなに屈辱ですか……。



    220 :

    初めてだったのかそうじゃなかったのかが重要だ

    222 :

    >>221
    ネタ潰ししてんじゃねえよこのボケがしにさらせや糞が!

    223 = 211 :

    >>221
    うわーまじで[ピーーー]

    224 :

    >>221
    そんな予感がするけど、精神的にキツイからやめろ

    225 :

    そっち方面のドロドロシリアスなら俺は退散する

    226 :

    相手は兎も角、その可能性はあるな


    ……それだと元々人間不信気味だった八幡の人間不信が酷い事になりそうだが

    227 :

    ちょくちょく思わせぶりな言葉を言っといて、しかも酒飲んでたからって帰らないで、甘えたいとかいったのにこれで彼氏が実はいたとか経験あったとかなると八幡めっちゃつらいな…

    228 = 227 :

    ついでに俺もつらいな

    229 :

    16歳の高校生ならともかく21歳じゃいろいろ経験してると思って見ないとww
    雪乃ほどの女ほっとかれるわけがない、結衣にも同じことがいえるがな

    230 :

    傷物にしたって表現からして処女だったんじゃねーの

    231 = 220 :

    >>230
    あぁそりゃそうだ

    232 = 226 :

    処女云々は置いておくとして誰に対して『悪い』なのかが問題だからな


    ガハマさんに対して『悪い』なら修羅場にはなってもさほど問題は無い(そもそも八幡はフリーだったのだから雪乃が動く前に捕まえられなかった結衣にも問題があるし)が、雪乃が別に恋人が居るのにも関わらす八幡とコトに及んだとしたら今まで他人に裏切られ続けた八幡が雪乃の裏切りを見る事でほぼ確実に人間嫌いになってしまうからな

    233 :

    ≫232
    そうなると純粋な八幡はつらすぎるな…
    童貞くさいかもしれんが、かなりショックだろ

    234 :

    >>233
    安価の付け方間違ってるぞ
    あとsageろ

    235 :

    しかもよりにもよって雪乃の裏切りの片棒を本人が意図せずとも担がされる訳だしな


    ……そうなったらガハマさんだろうがいろはすだろうが他人が何を言っても信用なんぞ出来なくなる

    八幡にとって他人からの自分への好意は裏切られ利用されるだけの結末が待っているのが前提になってしまう訳だし

    236 :

    つーかなんで当然のように展開予想してんの? 黙ってろよ

    237 :

    なぜ急に展開予想レスが増えたよ
    もし>>1の書こうとしてる展開と被っちゃったらどうすんだよ

    238 :

    まぁそんな展開になると、つらくなるから展開予想して予防線張ってるんだよ…

    気長に更新まとうぜ

    239 :



    「なんだよ……嫌、だったか?」

    こんな問いかけしたところで何も益はない。ただ、何を話せばいいのかちっとも思いつかないので、埋め合わせに。


    しかし、彼女は苦虫を噛んだような表情で俯いたまま黙りこくっていた。

    やはり地雷踏んじまったか……っ!


    さすがに朝チュン直後でこんな話題を振るなんて、デリカシー無さすぎだよな。

    いかん、俺まで苦々しさ全開の顔になっちまってる。表情筋の動きで分かってしまいました。


    「…………ぇ……」

    「?」


    気を沈ませていると隣からか細い声がした。

    ちらと目で横を覗くと、雪ノ下が何かを言いたげそうに口を少し開いている。



    240 :

    そして今夜も寝落ちですか

    241 :

    困ったもんだよ

    242 :

    世の中には作者の寝落ちを期待されてるスレもあってですね…

    243 :

    なにそれそんなスレあんのかよ

    244 = 242 :

    あるんだよ
    「今回は寝落ちしなかったな」とか「寝落ちキター!」とか
    作者も寝落ちの>>1って名乗ってる

    245 = 237 :

    >>244
    ひでえスレだなwwww

    247 :


    ごめんsageわすれてた

    248 = 241 :

    どのスレだwwwwww
    気になる

    249 = 242 :

    >>248
    速報のとある系スレ(ギャグss)です 作者の名前見ればすぐ解る
    ss自体も面白いんだけどそれ以上に寝落ちで盛り上がる不思議
    こないだ三段寝落ちという離れ業を成し遂げた模様

    250 :




    「……いいえ」


    そう口にしながら、首を小刻みに横へ振る。

    彼女はシーツを小さくもじもじと握りしわ寄せながら、そう否定をした。


    「……嫌、とか……そうは感じてないの」

    ひと呼吸置き、言葉を続ける。


    「ただ……まごついてしまって」


    まごつき、か。
    詰まるところ困惑してるってことだ。

    俺だって同じ気持ちなのだから、雪ノ下もそう感じるのも当然だろう。


    「……あなたと、こういう関係になるとは、ね」

    「……そうだな」


    こういう関係……。

    ベッドで二人、俺たち以外に誰も介入することない部屋で互いを激しく求めあった。

    俺なんてスイッチ入っちまったのか、無我夢中に腰を振ってるときに「雪乃!」と呼んでしまった。

    ああ……思い出すだけで舌咬みきって死にたくなる。賢者モード長すぎでしょ。



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