私的良スレ書庫
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元スレ咲「京ちゃんって好きな人いるの?」
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乙
優希って押し倒されたり自分の着たメイド服着せようとしたり可愛いよね…
創作だと基本負けヒロインか、京太郎とモブカップルやってるかだけど
優希って押し倒されたり自分の着たメイド服着せようとしたり可愛いよね…
創作だと基本負けヒロインか、京太郎とモブカップルやってるかだけど
映像画像こみならともかく文字媒体だと口調がネックなんだよなあ
~東四局~
和(……強い)
和(オーラス。優希はトップの私と1300点差。30符1飜をツモられるだけで負ける)
和(当然ですが優希は早和了りを狙うでしょう。逃げ切ってみせます!)
和(……東風戦とは言え、まさか私と同等の勝負をするとは……)
和(常に本気などと言いつつも、少し見くびっていたようですね。あとで謝らなければいけません)
和(この勝負に勝ったあとで――!)
和(……強い)
和(オーラス。優希はトップの私と1300点差。30符1飜をツモられるだけで負ける)
和(当然ですが優希は早和了りを狙うでしょう。逃げ切ってみせます!)
和(……東風戦とは言え、まさか私と同等の勝負をするとは……)
和(常に本気などと言いつつも、少し見くびっていたようですね。あとで謝らなければいけません)
和(この勝負に勝ったあとで――!)
優希「ポン!」カチャ
和(白をポン……やはり来ましたか)
和(しかし、私は既にタンヤオ1向聴。こちらのほうが早――)
優希「ポン!」カチャ
和(なっ――!? 東……これで2副露!)
タン
和「チー」カチャ
和(張った。おそらく優希も)
和「……」チラッ 優希を見る
優希「……」チラッ 和を見る
和(どちらが早いか。勝負です、優希!)
優希(来い、のどちゃん!)
そして――
和(白をポン……やはり来ましたか)
和(しかし、私は既にタンヤオ1向聴。こちらのほうが早――)
優希「ポン!」カチャ
和(なっ――!? 東……これで2副露!)
タン
和「チー」カチャ
和(張った。おそらく優希も)
和「……」チラッ 優希を見る
優希「……」チラッ 和を見る
和(どちらが早いか。勝負です、優希!)
優希(来い、のどちゃん!)
そして――
チャ
優希「……」ニヤリ
優希「来たじぇ……ツモ!」
和(――!)
和「……はあ。さすがです優希。少し見くびっていました。すみません」
優希「ふふんっ♪ そうだろうそうだろう♪」
和「はい、私の負けです。……さて、私はそろそろ交代しますね」
優希「えっ?」
優希「なに言ってるんだのどちゃん。これから南入だじょ」
和「……えっ?」
和「すみません。てっきり、優希の得意な東風戦だと思ってました」
優希「ふっふっふっ、見くびってもらっちゃ困るじぇ。のどちゃんは半荘で倒してこそ意味がある!」
和(……凄いライバル視されていますが、私なにかしたでしょうか……)
優希「……」ニヤリ
優希「来たじぇ……ツモ!」
和(――!)
和「……はあ。さすがです優希。少し見くびっていました。すみません」
優希「ふふんっ♪ そうだろうそうだろう♪」
和「はい、私の負けです。……さて、私はそろそろ交代しますね」
優希「えっ?」
優希「なに言ってるんだのどちゃん。これから南入だじょ」
和「……えっ?」
和「すみません。てっきり、優希の得意な東風戦だと思ってました」
優希「ふっふっふっ、見くびってもらっちゃ困るじぇ。のどちゃんは半荘で倒してこそ意味がある!」
和(……凄いライバル視されていますが、私なにかしたでしょうか……)
和「いいのですか? ここで止めておけば優希の勝ちですよ」
優希「ふっ、これを見ても同じ台詞が言えるかな?」バラァ 手牌を見せる
和「――!?」
和(白、東、チャンタ、混一色、ドラ3……)
優希「倍満……4000-8000だじぇ」
和(ばかな……優希は、私よりも“上”で打っていたと言うのですか……)ゾクッ
優希「まだまだ終わらせないじぇ……地獄の淵が見えるまで。勝負の後は骨も残さない……!」ククク…
優希「ふっ、これを見ても同じ台詞が言えるかな?」バラァ 手牌を見せる
和「――!?」
和(白、東、チャンタ、混一色、ドラ3……)
優希「倍満……4000-8000だじぇ」
和(ばかな……優希は、私よりも“上”で打っていたと言うのですか……)ゾクッ
優希「まだまだ終わらせないじぇ……地獄の淵が見えるまで。勝負の後は骨も残さない……!」ククク…
今日は以上っす
恋愛メインのSSなので闘牌シーンは少なめにしました
……いや、私に考える頭がないだけなんですけどね
恋愛メインのSSなので闘牌シーンは少なめにしました
……いや、私に考える頭がないだけなんですけどね
~いろいろあって南四局、オーラス~
優希「ロン! 5200だ――」
和「ロン。頭ハネです。3900」
優希「じょぉぉ……」プシュー…
和「ふぅ……危なかったですが、私の勝ちですね。いい勝負でした」
優希「うう、大口叩いといて負けちゃったじぇ……」
優希「京太郎に格好悪いところ見せちゃったじぇ……」
久(……ああ)
久(ははーん、なるほどね)
優希「ロン! 5200だ――」
和「ロン。頭ハネです。3900」
優希「じょぉぉ……」プシュー…
和「ふぅ……危なかったですが、私の勝ちですね。いい勝負でした」
優希「うう、大口叩いといて負けちゃったじぇ……」
優希「京太郎に格好悪いところ見せちゃったじぇ……」
久(……ああ)
久(ははーん、なるほどね)
京太郎「でもすげーよ。ギリギリまで和を追い詰めてたんだから」
京太郎「俺なんかから言われても嬉しくないかもしれないけど、優希は確実に強くなってる。元気出せって」
優希「うう、京太郎……」
優希(嬉しすぎるじぇ)
咲「……」ジー
咲(優希ちゃん、いいなあ)
京太郎「俺なんかから言われても嬉しくないかもしれないけど、優希は確実に強くなってる。元気出せって」
優希「うう、京太郎……」
優希(嬉しすぎるじぇ)
咲「……」ジー
咲(優希ちゃん、いいなあ)
久(咲ったら、須賀くんをじっと見つめちゃって)
久(優希といい咲といい、わかりやすいわね)
久(須賀くんって、そんなにいいのかしら?)
久(……まあ、顔は確かに格好いいかも)
久「……」
咲(部長、京ちゃんのことじっと見て、どうしたんだろう?)
咲(まさか、京ちゃんのこと……)
久(優希といい咲といい、わかりやすいわね)
久(須賀くんって、そんなにいいのかしら?)
久(……まあ、顔は確かに格好いいかも)
久「……」
咲(部長、京ちゃんのことじっと見て、どうしたんだろう?)
咲(まさか、京ちゃんのこと……)
今日は以上です
ちょっとパセラボ行って咲さんかわいいしてきます
ちょっとパセラボ行って咲さんかわいいしてきます
乙でした!
優希かわいいよ優希
部長も最近乙女モードが少なかったのでうれしい
優希かわいいよ優希
部長も最近乙女モードが少なかったのでうれしい
~翌日、麻雀部部室~
ガチャ
京太郎「お疲れ様です。部長、早いっすね。ひとりですか?」
久「ええ、まだ私しか来てないわ」
久「ちょっと学生議会の仕事がね。部室でやっちゃおうと思って、早めに来たの」
京太郎「なるほど。なにか手伝いましょうか?」
久「ありがとう。でも、もう終わるから大丈夫よ」
京太郎「じゃあ、お茶でも入れますね」
久「お構いなく~」手ヒラヒラ
ガチャ
京太郎「お疲れ様です。部長、早いっすね。ひとりですか?」
久「ええ、まだ私しか来てないわ」
久「ちょっと学生議会の仕事がね。部室でやっちゃおうと思って、早めに来たの」
京太郎「なるほど。なにか手伝いましょうか?」
久「ありがとう。でも、もう終わるから大丈夫よ」
京太郎「じゃあ、お茶でも入れますね」
久「お構いなく~」手ヒラヒラ
京太郎「大変ですよね、部長と議会長の掛け持ちなんて。いつもありがとうございます」
久「どうしたのよ急に。くすぐったいわね」
京太郎「たまには労いの言葉でも、と思って。普段は照れ臭くて言いませんけど、これでも感謝してるんですよ……はい、お茶です」コト
久「ふふ、ありがとう。私も須賀くんには感謝してるわ。男子があなただけだからって、いろいろ押しつけてごめんね」
京太郎「力仕事は男の役目ですから。それにいろいろな手配とか、細かいところは部長がやってくれてるじゃないですか」
久「どうしたのよ急に。くすぐったいわね」
京太郎「たまには労いの言葉でも、と思って。普段は照れ臭くて言いませんけど、これでも感謝してるんですよ……はい、お茶です」コト
久「ふふ、ありがとう。私も須賀くんには感謝してるわ。男子があなただけだからって、いろいろ押しつけてごめんね」
京太郎「力仕事は男の役目ですから。それにいろいろな手配とか、細かいところは部長がやってくれてるじゃないですか」
久「みんなには、細かいこと気にしないで打っていてほしいのよね」
久「……あ、もちろんその“みんな”の中に須賀くんは入ってないから」
京太郎「えー、そこは俺も入れといてくださいよー」ハハハ
久「ふふ、じょーだん♪」
久(須賀くんとこんなふうに話すの初めてね)
京太郎(部長とこんなふうに話すの初めてだな)
久(私のこと気にかけてくれてたんだ)
京太郎(俺たちのこと、いろいろ考えてくれてるんだな)
久・京太郎((ありがたい))
久「……あ、もちろんその“みんな”の中に須賀くんは入ってないから」
京太郎「えー、そこは俺も入れといてくださいよー」ハハハ
久「ふふ、じょーだん♪」
久(須賀くんとこんなふうに話すの初めてね)
京太郎(部長とこんなふうに話すの初めてだな)
久(私のこと気にかけてくれてたんだ)
京太郎(俺たちのこと、いろいろ考えてくれてるんだな)
久・京太郎((ありがたい))
~一方そのころ~
咲(京ちゃん、もう部室かな? 一緒に行きたかったな)
咲(私も向かおう)
トコトコトコ
ドカッ
咲「きゃっ!?」
??「おおっと!?」
咲「いたた……」
??「すみません。大丈夫ですか?」
咲「私こそすみません。……あ、副会長」
咲(京ちゃん、もう部室かな? 一緒に行きたかったな)
咲(私も向かおう)
トコトコトコ
ドカッ
咲「きゃっ!?」
??「おおっと!?」
咲「いたた……」
??「すみません。大丈夫ですか?」
咲「私こそすみません。……あ、副会長」
一太「おお、宮永さんじゃないですか。丁度よかった」
咲「――?」
一太「会長に用があるんですが、麻雀部の部室にいますか?」
咲「すみません。私もこれから部室に行くところなので、わかりません」
一太「そうですか……じゃあ、一緒に行きますか」
咲「はい」
咲「――?」
一太「会長に用があるんですが、麻雀部の部室にいますか?」
咲「すみません。私もこれから部室に行くところなので、わかりません」
一太「そうですか……じゃあ、一緒に行きますか」
咲「はい」
~麻雀部、部室前~
咲「あれ、ドアが中途半端に空いてる」
一太「――まって宮永さん。誰かいる……」コソッ
咲「え?」
一太「しっ!」
咲「っ……」
咲(そりゃあ、誰かはいると思うけど……)
一太「あれは会長と……須賀くんか」
咲「え……」
咲「あれ、ドアが中途半端に空いてる」
一太「――まって宮永さん。誰かいる……」コソッ
咲「え?」
一太「しっ!」
咲「っ……」
咲(そりゃあ、誰かはいると思うけど……)
一太「あれは会長と……須賀くんか」
咲「え……」
咲(京ちゃん?)
一太「ふたりっきりで、なにを話しているんだう?」
咲(うわ、副会長、耳をそばだてて……なんで盗み聞きするんだろう?)
咲(でも、私も気になるよ。京ちゃんと部長、ふたりっきりでどんな話してるんだろう?)
~~~~~~
久「ところで、須賀くんは誰ねらいなの?」
京太郎「……は? なんです藪から棒に」
久「男子ひとりで色とりどりの女子に囲まれて、誰かひとりぐらい好きになってもおかしくないでしょう?」
京太郎「あはは……」
一太「ふたりっきりで、なにを話しているんだう?」
咲(うわ、副会長、耳をそばだてて……なんで盗み聞きするんだろう?)
咲(でも、私も気になるよ。京ちゃんと部長、ふたりっきりでどんな話してるんだろう?)
~~~~~~
久「ところで、須賀くんは誰ねらいなの?」
京太郎「……は? なんです藪から棒に」
久「男子ひとりで色とりどりの女子に囲まれて、誰かひとりぐらい好きになってもおかしくないでしょう?」
京太郎「あはは……」
久「じゃあ名前は言わなくていいから、その人のこと思い浮かべてみて。当ててみせるから」
京太郎「え? ん~と……」
久「ははーん。誰かいるのね、その反応は」
京太郎「しまった!」
久「ふふふ、須賀くんのそういう素直なところ、好きよ」
~~~~~~
咲(――!? 会長、今、京ちゃんのこと好きって……)
咲「……」ドキドキ
咲(……あれ、副会長?)
一太「……」ワナワナ
京太郎「え? ん~と……」
久「ははーん。誰かいるのね、その反応は」
京太郎「しまった!」
久「ふふふ、須賀くんのそういう素直なところ、好きよ」
~~~~~~
咲(――!? 会長、今、京ちゃんのこと好きって……)
咲「……」ドキドキ
咲(……あれ、副会長?)
一太「……」ワナワナ
~~~~~~
京太郎「ちょ、やめてくださいよ部長。恥ずかしいです」
久「あはは、ごめんごめん」
久(照れちゃって、可愛い♪)
久(須賀くんって遊んでるように見えて案外ウブなのね)
久(こりゃ、咲と優希は大変だわ)
久「さーてっと。須賀くんをからかうのはこのくらいにして、部活の準備しますか」
京太郎「あはは、やっぱりからかわれてたんすね」
久「ふふふ……あれ?」クラッ
京太郎「あぶなっ――」
ガシッ
久(――!)ドキッ
~~~~~~
咲・一太((――!?))
京太郎「ちょ、やめてくださいよ部長。恥ずかしいです」
久「あはは、ごめんごめん」
久(照れちゃって、可愛い♪)
久(須賀くんって遊んでるように見えて案外ウブなのね)
久(こりゃ、咲と優希は大変だわ)
久「さーてっと。須賀くんをからかうのはこのくらいにして、部活の準備しますか」
京太郎「あはは、やっぱりからかわれてたんすね」
久「ふふふ……あれ?」クラッ
京太郎「あぶなっ――」
ガシッ
久(――!)ドキッ
~~~~~~
咲・一太((――!?))
~~~~~~
久「あーごめん、立ちくらみが」
京太郎「びっくりした~。根つめすぎですよ部長」
京太郎(うわ……部長、いい匂いがする)
久(須賀くんって以外に体つきいいのね……)
京太郎(部長って以外にいい匂いするんだな……)
ビシッ
京太郎「いてっ!」
久「今、失礼なこと考えたでしょ」
京太郎「か、考えてませんよ!」
久「ふーん……まあいっか。ありがと」
京太郎「いえ」
久「……」
京太郎「……」
バンッ!
一太「そこまでだ!」
久・京太郎((――!?))ビクッ
久「あーごめん、立ちくらみが」
京太郎「びっくりした~。根つめすぎですよ部長」
京太郎(うわ……部長、いい匂いがする)
久(須賀くんって以外に体つきいいのね……)
京太郎(部長って以外にいい匂いするんだな……)
ビシッ
京太郎「いてっ!」
久「今、失礼なこと考えたでしょ」
京太郎「か、考えてませんよ!」
久「ふーん……まあいっか。ありがと」
京太郎「いえ」
久「……」
京太郎「……」
バンッ!
一太「そこまでだ!」
久・京太郎((――!?))ビクッ
一太「須賀ぁ! この学校で不純異性交遊など、断じて許さんぞ!」
久「え? ……うわわわわ! 違う! 違うのよ!」///
京太郎「そうです! 俺はただ、部長の立ちくらみを支えただけで……」
京太郎(俺が和以外とそんな関係になるわけないじゃないか)
一太「ほほう、そのわりにはずいぶんいい雰囲気だったようだがな、須賀」
京太郎「ありえないですって、部長となんて!」
久「そこまで完璧に否定されると、それはそれで悲しいんだけど」
京太郎「え、あ、すみません」
一太「そこぉ! 地味にいちゃつくんじゃなーい!」
京太郎「だから違いますって!」
久「ていうか、なんなのよ副会長、さっきからそのキャラは」
一太「宮永くん、君も見ていただろう? 須賀京太郎が会長を押し倒そうとするところを」
久(え……咲?)
咲「……」
久「え? ……うわわわわ! 違う! 違うのよ!」///
京太郎「そうです! 俺はただ、部長の立ちくらみを支えただけで……」
京太郎(俺が和以外とそんな関係になるわけないじゃないか)
一太「ほほう、そのわりにはずいぶんいい雰囲気だったようだがな、須賀」
京太郎「ありえないですって、部長となんて!」
久「そこまで完璧に否定されると、それはそれで悲しいんだけど」
京太郎「え、あ、すみません」
一太「そこぉ! 地味にいちゃつくんじゃなーい!」
京太郎「だから違いますって!」
久「ていうか、なんなのよ副会長、さっきからそのキャラは」
一太「宮永くん、君も見ていただろう? 須賀京太郎が会長を押し倒そうとするところを」
久(え……咲?)
咲「……」
京太郎「押し倒そうとなんてしてねー! っていうか、なんで俺だけこんなに言われてるんすか! 部長は!?」
一太「ふん、会長がそんなことをするはずがないだろう」
京太郎(このやろう……!)
京太郎「咲、見てたんならわかるだろ? 副会長に言ってやってくれ」
咲「え……あの……ごめんなさいっ!」ダッ
京太郎「……え?」
京太郎(なんで逃げるのおおおおおお!?)
一太「ふん、会長がそんなことをするはずがないだろう」
京太郎(このやろう……!)
京太郎「咲、見てたんならわかるだろ? 副会長に言ってやってくれ」
咲「え……あの……ごめんなさいっ!」ダッ
京太郎「……え?」
京太郎(なんで逃げるのおおおおおお!?)
久(まずい!)
久「須賀くん、咲を追って!」
京太郎「へ、どうして?」
久「いいから!」
京太郎「は、はいっ」ダッ
一太「待ちたまえ! 話はまだ終わってな――」
ゲシッ
一太「ぐはぁっ!」
久「いい加減にしろっ!」
まこ「遅れてすまんのー……なにをしとるんじゃおぬしら?」
久「須賀くん、咲を追って!」
京太郎「へ、どうして?」
久「いいから!」
京太郎「は、はいっ」ダッ
一太「待ちたまえ! 話はまだ終わってな――」
ゲシッ
一太「ぐはぁっ!」
久「いい加減にしろっ!」
まこ「遅れてすまんのー……なにをしとるんじゃおぬしら?」
~~~~~~
咲(思わず逃げてきちゃったけど)
咲(なにかの間違い……だよね)
咲(京ちゃんと部長が、その……そんな関係だなんて)
咲(そうだよ。普通、部室であんなことやらないもん)
咲(あんなこと……)
咲「うっ……」
咲(あれ……)
咲「っ……く……」
咲(涙が……なんでだろう)
咲「ぅ……んぐ……」
咲(京ちゃんのこと、信じてるのに……)
咲「は……あぁ……うぅ……」
咲(信じたいのに……)
咲「涙……止まらないよぉ……うあああん!」
咲(思わず逃げてきちゃったけど)
咲(なにかの間違い……だよね)
咲(京ちゃんと部長が、その……そんな関係だなんて)
咲(そうだよ。普通、部室であんなことやらないもん)
咲(あんなこと……)
咲「うっ……」
咲(あれ……)
咲「っ……く……」
咲(涙が……なんでだろう)
咲「ぅ……んぐ……」
咲(京ちゃんのこと、信じてるのに……)
咲「は……あぁ……うぅ……」
咲(信じたいのに……)
咲「涙……止まらないよぉ……うあああん!」
和「咲さん!?」
咲「ひっく……和……ちゃん」
和「どうしたんですか!?」オロオロ
咲「京ちゃんが……うっ……部長が……」
和(――!)
和「……あとで、ゆっくり聞きます。今は泣いてください。胸かしますから」ニコッ
咲「うっ……うわああああああん!」
ポヨン
和「よしよし」
ポヨン ポヨン
咲(……ちくしょー)
咲「ひっく……和……ちゃん」
和「どうしたんですか!?」オロオロ
咲「京ちゃんが……うっ……部長が……」
和(――!)
和「……あとで、ゆっくり聞きます。今は泣いてください。胸かしますから」ニコッ
咲「うっ……うわああああああん!」
ポヨン
和「よしよし」
ポヨン ポヨン
咲(……ちくしょー)
乙
気持ちはわからんでもないが、そこでちくしょーはねえだろww
気持ちはわからんでもないが、そこでちくしょーはねえだろww
~~~~~~
京太郎「はあ……はあ……」タッタッタッ
京太郎(どこ行ったんだ咲のやつ。ちゃんと勘違いだって言わないと)
京太郎(にしても、別に逃げることないだろ。なんで……)
京太郎(うぅ……わかんねー! すべてがわかんねー!)
京太郎「はあ……はあ……」タッタッタッ
京太郎(あ、見つけた!)
咲「……」
和「……」
京太郎(って和と一緒にいるうううううう!)ガビーン
京太郎(ひ、ひとまず隠れよう!)ササッ
京太郎「はあ……はあ……」タッタッタッ
京太郎(どこ行ったんだ咲のやつ。ちゃんと勘違いだって言わないと)
京太郎(にしても、別に逃げることないだろ。なんで……)
京太郎(うぅ……わかんねー! すべてがわかんねー!)
京太郎「はあ……はあ……」タッタッタッ
京太郎(あ、見つけた!)
咲「……」
和「……」
京太郎(って和と一緒にいるうううううう!)ガビーン
京太郎(ひ、ひとまず隠れよう!)ササッ
~~~~~~
和「なるほど、そんなことが」
咲「うん……」
和「許せません! 須賀くんと部長……咲さんの気も知らないで!」
咲「でも、やっぱり勘違いかも。京ちゃん、必死に否定してたし」
和「はぁ……咲さんは男の子をわかっていません。須賀くんは今、お猿さんなんです。男の子にはみんなそう言う時期があるんです」
和「それも部室でなんて……須賀くんは相当なお猿さんですよ。もうあの男のことは忘れましょう」
咲「そんなの無理だよ。京ちゃんのこと好きだもん」
和「はぁ……わかりました。私からも須賀くんに聞いてみて、本当かどうか見定めてみます」
咲「え……ありがとう。でも――」
和「大丈夫ですよ。私は咲さんを応援してますから。色メガネをかけないよう努力します」
咲「……ありがとう、和ちゃん」
和「なるほど、そんなことが」
咲「うん……」
和「許せません! 須賀くんと部長……咲さんの気も知らないで!」
咲「でも、やっぱり勘違いかも。京ちゃん、必死に否定してたし」
和「はぁ……咲さんは男の子をわかっていません。須賀くんは今、お猿さんなんです。男の子にはみんなそう言う時期があるんです」
和「それも部室でなんて……須賀くんは相当なお猿さんですよ。もうあの男のことは忘れましょう」
咲「そんなの無理だよ。京ちゃんのこと好きだもん」
和「はぁ……わかりました。私からも須賀くんに聞いてみて、本当かどうか見定めてみます」
咲「え……ありがとう。でも――」
和「大丈夫ですよ。私は咲さんを応援してますから。色メガネをかけないよう努力します」
咲「……ありがとう、和ちゃん」
~~~~~~
京太郎(……よく聞き取れないな。なに話してるんだ?)
京太郎(もし和に誤解されてたらどうしよう……)カタカタ
京太郎(あ! 和がこっちに来る!)
トコトコトコ…
ピタッ
和「……」
京太郎「よ、よう和、偶然だな。……咲、見なかっ――」
和「須賀くん」
京太郎「はいっ!」ビクッ
和「部活が終わったら体育館裏に来てください。お話があります」キッ
京太郎「……お、おう。わかった」カタカタ
和「では」スタスタ
京太郎「……」
京太郎(うおおお! やっぱり誤解されているうううう!)
京太郎(……よく聞き取れないな。なに話してるんだ?)
京太郎(もし和に誤解されてたらどうしよう……)カタカタ
京太郎(あ! 和がこっちに来る!)
トコトコトコ…
ピタッ
和「……」
京太郎「よ、よう和、偶然だな。……咲、見なかっ――」
和「須賀くん」
京太郎「はいっ!」ビクッ
和「部活が終わったら体育館裏に来てください。お話があります」キッ
京太郎「……お、おう。わかった」カタカタ
和「では」スタスタ
京太郎「……」
京太郎(うおおお! やっぱり誤解されているうううう!)
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