私的良スレ書庫
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元スレ咲「京ちゃんって好きな人いるの?」
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~朝、咲の部屋~
咲(私たち清澄高校は全国大会で優勝した)
咲(お姉ちゃんとは仲直りしたし、和ちゃんの転校はなくなった)
咲(そして、全国大会が終わってから、毎日のようにお姉ちゃんと電話するようになった)
咲(それは嬉しいんだけど、最近、恋愛の話題が多くてちょっと困る)
咲(昨日も――)
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1398611058
咲(私たち清澄高校は全国大会で優勝した)
咲(お姉ちゃんとは仲直りしたし、和ちゃんの転校はなくなった)
咲(そして、全国大会が終わってから、毎日のようにお姉ちゃんと電話するようになった)
咲(それは嬉しいんだけど、最近、恋愛の話題が多くてちょっと困る)
咲(昨日も――)
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1398611058
照『咲、彼氏はできた?』
咲「……え?」
照『その反応はいないな~? 咲は高校生なんだから、今のうちに恋しときなよ』
咲「お姉ちゃんも高校生でしょ」
照『私はもうすぐ卒業だし』
咲「関係ないよ」
照『私は、麻雀しかしてこなかったから……』
咲「私もそれでいいよ。麻雀好きだもん」
咲「……え?」
照『その反応はいないな~? 咲は高校生なんだから、今のうちに恋しときなよ』
咲「お姉ちゃんも高校生でしょ」
照『私はもうすぐ卒業だし』
咲「関係ないよ」
照『私は、麻雀しかしてこなかったから……』
咲「私もそれでいいよ。麻雀好きだもん」
照『う~ん、麻雀部に男の子はいないの?』
咲「一人、いるけど」
照『おおっ、どんな人? 格好いい?』
咲「えっと……背が高くて、顔立ちは整ってて――」
照『うんうん』
咲「明るくて、優しくて、部員思いで――」
照『それでそれで?』
咲「試合の前後とか緊張してるときは、いつも労ってくれて――」
咲「あそうそう、私を麻雀部に誘ってくれた人、かな」
咲(あれ、実は京ちゃんって格好いいのかな?)
咲「一人、いるけど」
照『おおっ、どんな人? 格好いい?』
咲「えっと……背が高くて、顔立ちは整ってて――」
照『うんうん』
咲「明るくて、優しくて、部員思いで――」
照『それでそれで?』
咲「試合の前後とか緊張してるときは、いつも労ってくれて――」
咲「あそうそう、私を麻雀部に誘ってくれた人、かな」
咲(あれ、実は京ちゃんって格好いいのかな?)
照『なにその人、めちゃくちゃ格好いいじゃん!』
咲(あ、やっぱりそうなんだ)
照『ぶっちゃけ、その人のこと好きでしょ?』
咲「ええ!? なんでそうなるの!?」
照『あまりにも楽しそうに話すから』
咲「んもう、そんなんじゃないって」
咲「たんに、京ちゃんしか男の子の友だちがいないだけだよ」
照『京ちゃん!? あだ名で呼んでるなんて、ずいぶん仲良いのね』
咲「それは、中学からのクラスメイトだからで、お姉ちゃんが想像してるのとは違うと思うよ」
照『いいえ咲、あなたは気づいてないだけで、その京ちゃんが好きなのよ』
咲「え……」
咲(あ、やっぱりそうなんだ)
照『ぶっちゃけ、その人のこと好きでしょ?』
咲「ええ!? なんでそうなるの!?」
照『あまりにも楽しそうに話すから』
咲「んもう、そんなんじゃないって」
咲「たんに、京ちゃんしか男の子の友だちがいないだけだよ」
照『京ちゃん!? あだ名で呼んでるなんて、ずいぶん仲良いのね』
咲「それは、中学からのクラスメイトだからで、お姉ちゃんが想像してるのとは違うと思うよ」
照『いいえ咲、あなたは気づいてないだけで、その京ちゃんが好きなのよ』
咲「え……」
咲(そんなことない……と思うけど)
照『ね、その人付き合ってる人いるの?』
咲「たぶんいないと思う。中学からずっと一緒だったけど、そういうの聞いたことないし」
照『ほ~ぅ、これは脈ありかもね』
咲「どういうこと?」
照『その京ちゃんも、咲のことを好きなんじゃないかってこと』
咲「え……ふえええぇぇぇ!?」
照『咲はその気ないの? じゃあ私に紹介して♪』
咲「だめっ! ……あ」
照『うふふ』ニヤニヤ
照『ね、その人付き合ってる人いるの?』
咲「たぶんいないと思う。中学からずっと一緒だったけど、そういうの聞いたことないし」
照『ほ~ぅ、これは脈ありかもね』
咲「どういうこと?」
照『その京ちゃんも、咲のことを好きなんじゃないかってこと』
咲「え……ふえええぇぇぇ!?」
照『咲はその気ないの? じゃあ私に紹介して♪』
咲「だめっ! ……あ」
照『うふふ』ニヤニヤ
~~~~~~
咲(うぅ~、お姉ちゃんったらあんなこと言ってぇ)
咲(ひょっとして私……そうなのかな)
咲(ん~確かに、いま誰かと付き合うとしたら、京ちゃん以外考えられないかも)
咲(――ってなに考えてるの私!)///
咲(うわわわわ、一度考えると意識しちゃう! 今日どんな顔して京ちゃんと話せばいいんだろう)///
咲(あれ、そういえばいつもどんな話してたっけ?)
咲(ううう、落ち着け私!)
咲(うぅ~、お姉ちゃんったらあんなこと言ってぇ)
咲(ひょっとして私……そうなのかな)
咲(ん~確かに、いま誰かと付き合うとしたら、京ちゃん以外考えられないかも)
咲(――ってなに考えてるの私!)///
咲(うわわわわ、一度考えると意識しちゃう! 今日どんな顔して京ちゃんと話せばいいんだろう)///
咲(あれ、そういえばいつもどんな話してたっけ?)
咲(ううう、落ち着け私!)
池田ァとのデート(妹同伴)中の京太郎に会い、咲さんが京太郎と池田ァ、偶々近くに居たモブと麻雀を楽しむ事は
咲さんも婚期を捧げた結果の雀力になっている感じがする。
咲さんも婚期を捧げた結果の雀力になっている感じがする。
界(咲の父)「咲ー、そろそろ学校行かなくていいのかー?」
咲「あ、はーい!」
咲(もし登校中に、京ちゃんに会っちゃったらどうしよう……)///
~~~~~~
京太郎「よっ、咲、おはよう」
咲「ひゃぁっ! お、おはよう京ちゃん」
京太郎「うお、なんだよそのリアクション」
咲「なんでもない、なんでもない」アセアセ
咲(うわーやっぱり意識しちゃうよー! えーっと話題、話題は――)
咲「あ、はーい!」
咲(もし登校中に、京ちゃんに会っちゃったらどうしよう……)///
~~~~~~
京太郎「よっ、咲、おはよう」
咲「ひゃぁっ! お、おはよう京ちゃん」
京太郎「うお、なんだよそのリアクション」
咲「なんでもない、なんでもない」アセアセ
咲(うわーやっぱり意識しちゃうよー! えーっと話題、話題は――)
咲「き、今日もいい天気だね」
京太郎「そうか? 曇ってるけど」
咲(しまったー!)ガビーン
咲「あはは、そ、そうだよね」
咲(うう、これじゃおかしな人だよ)
京太郎「――? それよりさ、お前やっぱすげーよな!」
咲「え、な、なにが?」
京太郎「昨日、全国の決勝戦見直したんだよ。かーちゃんが録画しててさ」
京太郎「何度見ても痺れるよなー、白糸台のダブリーと阿知賀の支配をかいくぐっての逆転!」
咲「あ、ありがと」///
咲(京ちゃん、そんなに私のこと見ててくれたんだ……嬉しい)///
京太郎「かーちゃんも、麻雀よくわからないけど感動したって言ってたよ」
咲(親公認!?)
京太郎「そうか? 曇ってるけど」
咲(しまったー!)ガビーン
咲「あはは、そ、そうだよね」
咲(うう、これじゃおかしな人だよ)
京太郎「――? それよりさ、お前やっぱすげーよな!」
咲「え、な、なにが?」
京太郎「昨日、全国の決勝戦見直したんだよ。かーちゃんが録画しててさ」
京太郎「何度見ても痺れるよなー、白糸台のダブリーと阿知賀の支配をかいくぐっての逆転!」
咲「あ、ありがと」///
咲(京ちゃん、そんなに私のこと見ててくれたんだ……嬉しい)///
京太郎「かーちゃんも、麻雀よくわからないけど感動したって言ってたよ」
咲(親公認!?)
京太郎「よーし! 俺も強くなって、来年は全国に行くぞー!」
咲「うん! 来年は一緒に全国に行こう!」
咲「私でよければ、その……いろいろ教えるから」
京太郎「マジかっ、やった!」
咲「……」///
咲「あの、京ちゃん。ぜんぜん話変わるんだけどさ」
京太郎「ん、なんだ?」
咲「京ちゃんって、その……付き合ってる人とか、いるのかな?」///
咲「うん! 来年は一緒に全国に行こう!」
咲「私でよければ、その……いろいろ教えるから」
京太郎「マジかっ、やった!」
咲「……」///
咲「あの、京ちゃん。ぜんぜん話変わるんだけどさ」
京太郎「ん、なんだ?」
咲「京ちゃんって、その……付き合ってる人とか、いるのかな?」///
京太郎「……」
京太郎(なぜ今そんな話を。本の影響か?)
京太郎(ひょっとして、心配してくれてるのか? 最近、麻雀の勉強ばっかで色恋沙汰はさっぱりだし)
京太郎(――麻雀始める前からさっぱりだったか)
京太郎「……ねーよ」
咲「え?」
京太郎「いねーよ! つか、いたことねーよ!」
咲「そ、そうなんだ」ホッ
咲(って、なにほっとしてるの私!)///
京太郎(なぜ今そんな話を。本の影響か?)
京太郎(ひょっとして、心配してくれてるのか? 最近、麻雀の勉強ばっかで色恋沙汰はさっぱりだし)
京太郎(――麻雀始める前からさっぱりだったか)
京太郎「……ねーよ」
咲「え?」
京太郎「いねーよ! つか、いたことねーよ!」
咲「そ、そうなんだ」ホッ
咲(って、なにほっとしてるの私!)///
咲「なんかごめん」
京太郎「別にいいけど」
咲「じゃあ、さ……す、好きな人は……いるの?」
京太郎「――っ!」
京太郎(俺の好きな人、それはもちろん和だ。けど、咲に話していいものか……)
京太郎(咲は和と仲がいいから、俺の密かな思いがバレるかも。それは時期尚早な気がする)
京太郎「お、お前はどうなんだよ。好きなやつとかいるのか?」
咲「ええっ、私!? ……わからない」
京太郎「はあ? なんだよそれ」
咲「えっとね……き、気になる人はいるよ。でも、好きかどうかわからないの」
京太郎(――!)ドキッ
京太郎「別にいいけど」
咲「じゃあ、さ……す、好きな人は……いるの?」
京太郎「――っ!」
京太郎(俺の好きな人、それはもちろん和だ。けど、咲に話していいものか……)
京太郎(咲は和と仲がいいから、俺の密かな思いがバレるかも。それは時期尚早な気がする)
京太郎「お、お前はどうなんだよ。好きなやつとかいるのか?」
咲「ええっ、私!? ……わからない」
京太郎「はあ? なんだよそれ」
咲「えっとね……き、気になる人はいるよ。でも、好きかどうかわからないの」
京太郎(――!)ドキッ
京太郎「そ、そか。気になるやつはいるのか」
京太郎(なんだこの気持ち。寂しいって感じてる、俺)
京太郎「ええっと、その気持ちが恋心かどうか判断つかない――と」
咲「うん。お姉ちゃんは、それは恋だって言ってたけど」
京太郎「どっちかはわからないけど、恋だと思ってアタックしたほうがいいかもな」
咲「ど、どうして?」
京太郎「いや、俺は偉そうなこと言えないけどさ、恋心だって気づいたときに、そいつが誰かと付き合ってたらショックじゃん」
咲「……確かに」
京太郎(なんだこの気持ち。寂しいって感じてる、俺)
京太郎「ええっと、その気持ちが恋心かどうか判断つかない――と」
咲「うん。お姉ちゃんは、それは恋だって言ってたけど」
京太郎「どっちかはわからないけど、恋だと思ってアタックしたほうがいいかもな」
咲「ど、どうして?」
京太郎「いや、俺は偉そうなこと言えないけどさ、恋心だって気づいたときに、そいつが誰かと付き合ってたらショックじゃん」
咲「……確かに」
京太郎「どんなやつなんだ、そいつ?」
咲「えっとね……明るくて、優しくて、仲間思いで、背が高くて、顔も格好いいほうだと思う」
京太郎「なんだそのイケメン!? そんなやつこの世にいるのか。不公平だー!」
咲(京ちゃんのことなんだけどね)
京太郎「まずは、そいつに彼女がいるか調べないとな」
咲「それは大丈夫みたい。ところで京ちゃん」
京太郎「ん?」
咲「話戻すけど、京ちゃんって好きな人いるの?」
咲「えっとね……明るくて、優しくて、仲間思いで、背が高くて、顔も格好いいほうだと思う」
京太郎「なんだそのイケメン!? そんなやつこの世にいるのか。不公平だー!」
咲(京ちゃんのことなんだけどね)
京太郎「まずは、そいつに彼女がいるか調べないとな」
咲「それは大丈夫みたい。ところで京ちゃん」
京太郎「ん?」
咲「話戻すけど、京ちゃんって好きな人いるの?」
京太郎「う、やっぱ言わなきゃだめか?」
咲「私も言ったんだから、次は京ちゃんの番」
京太郎「……いるよ」
咲「ど、どんな人?」
京太郎「可愛くて、優しくて」
咲「うん」
京太郎「麻雀が強くて」
咲「え」ドキッ
京太郎「た、大会で優勝したことがあって」
咲(えええぇぇぇっ!?)///
京太郎「たまに発熱したように顔が赤くなる――って、咲、顔赤いぞ。熱でもあるのか?」咲のひたいに手を当てる
咲「ひゃぁぁぁぁぁぁ!」ダッ
京太郎「あ、おいっ」
京太郎(急に走り出して、どうしたんだあいつ?)
咲「私も言ったんだから、次は京ちゃんの番」
京太郎「……いるよ」
咲「ど、どんな人?」
京太郎「可愛くて、優しくて」
咲「うん」
京太郎「麻雀が強くて」
咲「え」ドキッ
京太郎「た、大会で優勝したことがあって」
咲(えええぇぇぇっ!?)///
京太郎「たまに発熱したように顔が赤くなる――って、咲、顔赤いぞ。熱でもあるのか?」咲のひたいに手を当てる
咲「ひゃぁぁぁぁぁぁ!」ダッ
京太郎「あ、おいっ」
京太郎(急に走り出して、どうしたんだあいつ?)
~その夜、咲の部屋~
咲(ぅ~、部活のとき、まともに京ちゃんの顔見れなかったよ)
咲(変な子とか思われてないかなぁ)
咲(……今朝、京ちゃんと別れてから、京ちゃんのことばっかり考えちゃう)
咲(胸がドキドキして、苦しい)
咲(これって、やっぱり恋なのかな?)トクン…トクン…
ピロリン♪
咲(あ、メールだ。誰から――)
差出人:京ちゃん
咲(――!)ドクンッ
咲(ぅ~、部活のとき、まともに京ちゃんの顔見れなかったよ)
咲(変な子とか思われてないかなぁ)
咲(……今朝、京ちゃんと別れてから、京ちゃんのことばっかり考えちゃう)
咲(胸がドキドキして、苦しい)
咲(これって、やっぱり恋なのかな?)トクン…トクン…
ピロリン♪
咲(あ、メールだ。誰から――)
差出人:京ちゃん
咲(――!)ドクンッ
咲(京ちゃんからだ。なんだろ?)ドキドキ
本文:
今日ようすおかしかったけど、体調悪かったのか?
無理せずに言えよー。
咲「あ……」
咲(京ちゃん、心配してくれてるんだ。嬉しい)
咲(ありがとう。大丈夫だよ――っと)
本文:
今日ようすおかしかったけど、体調悪かったのか?
無理せずに言えよー。
咲「あ……」
咲(京ちゃん、心配してくれてるんだ。嬉しい)
咲(ありがとう。大丈夫だよ――っと)
恋する乙女な咲ちゃん可愛い
しかしその条件に当てはまる人物が身近にもう一人いることに気が付け
しかしその条件に当てはまる人物が身近にもう一人いることに気が付け
ピロリン♪
差出人:京ちゃん
本文:
そか。
まあ、なにかあったら相談に乗るから、いつでも言ってくれ(^^)d
咲(京ちゃん……)トクン…トクン…
咲(京ちゃん、京ちゃんっ!)掛け布団ギュウ!
咲(好き……好きだよ。京ちゃん!)
咲(私、いつの間に京ちゃんのこと、好きになってたんだろう?)
咲(それに、恋ってこんなに胸が苦しくなるものだったんだ)
差出人:京ちゃん
本文:
そか。
まあ、なにかあったら相談に乗るから、いつでも言ってくれ(^^)d
咲(京ちゃん……)トクン…トクン…
咲(京ちゃん、京ちゃんっ!)掛け布団ギュウ!
咲(好き……好きだよ。京ちゃん!)
咲(私、いつの間に京ちゃんのこと、好きになってたんだろう?)
咲(それに、恋ってこんなに胸が苦しくなるものだったんだ)
ピロロロロ♪
咲「……」
ピロロロロ♪
咲(あ、電話。お姉ちゃんからだ)ピッ
咲「もしもし」
照『もしもし。――どうしたの?』
咲「え?」
照『なんか電話に出るときの声がいつもと違ったから』
咲「そっ、わ、わかるの?」
照『わかるわよ。私は咲のお姉ちゃんなんだから』
咲「お姉ちゃん……」ジーン
咲「……」
ピロロロロ♪
咲(あ、電話。お姉ちゃんからだ)ピッ
咲「もしもし」
照『もしもし。――どうしたの?』
咲「え?」
照『なんか電話に出るときの声がいつもと違ったから』
咲「そっ、わ、わかるの?」
照『わかるわよ。私は咲のお姉ちゃんなんだから』
咲「お姉ちゃん……」ジーン
咲「私、本当に京ちゃんのこと好きになっちゃったみたい。――ううん。ひょっとすると前から好きだったのかも」
咲「昨日お姉ちゃんに言われてからずっと意識しちゃって、京ちゃんとまともに顔合わせられないし、京ちゃんのこと考えるとドキドキして、胸が苦しくなるの」
照『あー、それは間違いないわね。その子とは上手くいきそう?』
咲「京ちゃん、好きな人がいるんだって。名前は聞かなかったけど」
照『……そうなんだ』
咲「昨日お姉ちゃんに言われてからずっと意識しちゃって、京ちゃんとまともに顔合わせられないし、京ちゃんのこと考えるとドキドキして、胸が苦しくなるの」
照『あー、それは間違いないわね。その子とは上手くいきそう?』
咲「京ちゃん、好きな人がいるんだって。名前は聞かなかったけど」
照『……そうなんだ』
照『でも、諦めるのはまだ――』
咲「ううん。そうじゃないの。その京ちゃんの好きな人って言うのがね、麻雀が強くて、大会で優勝したことがあるんだって」
照『おお! それって遠回しに咲のこと言ってるんじゃない?』
咲「そうかも。ああでも! 名前聞いたわけじゃないから、わからないんだけどね。はは」
照『ん~名前を言わなかったのは、恥ずかしかったからか、知られたくない人だからか、それとも単にヘタレだからか』
咲「き、京ちゃんはヘタレじゃないよ!」
照『あはは、ごめんごめん』
照(これは重症ね)
咲「ううん。そうじゃないの。その京ちゃんの好きな人って言うのがね、麻雀が強くて、大会で優勝したことがあるんだって」
照『おお! それって遠回しに咲のこと言ってるんじゃない?』
咲「そうかも。ああでも! 名前聞いたわけじゃないから、わからないんだけどね。はは」
照『ん~名前を言わなかったのは、恥ずかしかったからか、知られたくない人だからか、それとも単にヘタレだからか』
咲「き、京ちゃんはヘタレじゃないよ!」
照『あはは、ごめんごめん』
照(これは重症ね)
照『とにかく、その京ちゃんにアタックをかけつつ、誰が好きなのか探らないとね』
咲「アタックって、どうすればいいんだろう?」
照『ん~、一緒にご飯食べるとか、一緒に出かけるとか?』
咲「そ、それってデートなんじゃ……」
照『そうね』
咲「はうっ!」///
咲(――って、よく考えたら今まで普通にやってたことだ……)
咲「……」///
咲「アタックって、どうすればいいんだろう?」
照『ん~、一緒にご飯食べるとか、一緒に出かけるとか?』
咲「そ、それってデートなんじゃ……」
照『そうね』
咲「はうっ!」///
咲(――って、よく考えたら今まで普通にやってたことだ……)
咲「……」///
まずは周りの女子に打ち明けて相談というていで
私が狙ってるから手を出さないでねって牽制をすべし
私が狙ってるから手を出さないでねって牽制をすべし
麻雀しかしてこなかったと言いつつ、妙に余裕のある照。こりゃ照にも男できたな、と想像してニヤニヤしちゃう。
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