私的良スレ書庫
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元スレ慕「おじさんと結婚したい」 耕介「無理だな」
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耕介「明けましておめでとう」
慕「あけましておめでたです!!」
耕介「………………」
慕「………………?」
耕介「…………わざと?」
慕「何が?」
耕介「いや、分からないならそれでいいよ」
慕「?」
慕「あけましておめでたです!!」
耕介「………………」
慕「………………?」
耕介「…………わざと?」
慕「何が?」
耕介「いや、分からないならそれでいいよ」
慕「?」
みたいな?
そんなこんなで、新年あけましておねでとうございます。
そんなこんなで、新年あけましておねでとうございます。
お久しぶりです。
全然投下できず、本当に申し訳ないです。
一応キリがいいとこまでできたので、そこまで投下していきます。
全然投下できず、本当に申し訳ないです。
一応キリがいいとこまでできたので、そこまで投下していきます。
健夜「はいみなさんこんにちは。健やかなる夜の化身、小鍛治健夜です」
健夜「前回の復讐です。前回は年明けしましたね!!」
健夜「……ウソです。嫡出子について細かくみたところでしたね」
健夜「『推定の及ばない嫡出子』や『推定されない嫡出子』などです。紛らわしいので気を付けましょう」
健夜「というわけで。今回はガラリと変わって、非嫡出子の話のなります。それでは!」
健夜「前回の復讐です。前回は年明けしましたね!!」
健夜「……ウソです。嫡出子について細かくみたところでしたね」
健夜「『推定の及ばない嫡出子』や『推定されない嫡出子』などです。紛らわしいので気を付けましょう」
健夜「というわけで。今回はガラリと変わって、非嫡出子の話のなります。それでは!」
耕介「さて。民法の勉強も大分進んできたな」
慕「そうなのかな? まぁメモはいっぱいになってきたけど」
耕介「多分、今の小学生で慕よりも民法詳しい人はいねーんじゃねえかな? ……いやまぁいるかも知れねえけど」
慕「上には上がいるからね~。のどぱいを上回る霞っぱいとか」
耕介「……………なんの話だ……?」
耕介「つーわけで。今日の民法、始めるぞ~」
慕「今日のというか、今月のというか………」
耕介「俺は悪くない。俺のせいじゃない」
慕「そうやって、すぐに人のせいにしちゃいけないんだよ?」
耕介「悪い大人の見本だからな。慕はこうなちゃだめだぞ」
耕介「前回までは嫡出子の話をしてたよな」
慕「だね!」
耕介「では慕。嫡出子ってな~んだ?」
慕「え、えっと確か……普通に結婚した夫婦の子供………みたいなのだよね?」
耕介「まぁ、その解釈でいいだろう。つまり『非嫡出子』っていうのは?」
慕「……普通に結婚してない夫婦の子供?」
耕介「その解釈でいいぞ。もっと単純に言うと、婚姻関係にない夫婦の子供だな」
慕「!? つまり私とおじs…」
耕介「!? 嫡出子でないってことは!! つまり父親と子供の間に法律関係が!! ないってことだな!!」
慕「…そ…そうだね……(上からかき消された……)」
慕「だね!」
耕介「では慕。嫡出子ってな~んだ?」
慕「え、えっと確か……普通に結婚した夫婦の子供………みたいなのだよね?」
耕介「まぁ、その解釈でいいだろう。つまり『非嫡出子』っていうのは?」
慕「……普通に結婚してない夫婦の子供?」
耕介「その解釈でいいぞ。もっと単純に言うと、婚姻関係にない夫婦の子供だな」
慕「!? つまり私とおじs…」
耕介「!? 嫡出子でないってことは!! つまり父親と子供の間に法律関係が!! ないってことだな!!」
慕「…そ…そうだね……(上からかき消された……)」
耕介「ん…ゴホン。だが、民法では嫡出子でない子…つまり非嫡出子に対しても親子関係を生じさせる方法が用意してある」
慕「………つまり、普通の夫婦の子供じゃなくても、親子になれるってこと?」
耕介「ん……ん。まぁ…そういうことだな」
慕「…………………………………」カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
耕介(もの凄い勢いでメモを取り始めた…)
耕介「ま、まぁ……これを法律用語で『認知』と言うんだ」
慕「『にんち』だね!」カリカリカリカリ
耕介「えっと…『認知』ってのは、意思表示や裁判によって、非嫡出子と親との間に法的な親子関係を発生させるという制度だ」
慕「ふんふん……」カリカリカリカリカリカリ
耕介「えっと…えっとだ………認知には二種類あってだな。親が自主的に子を認知しようとする『任意認知』と、子供から父親に対して行われる『強制認知』だ」
慕「ふむふむ………ん? 子供から父親にって……子供にそんな難しいことできるの?」
耕介「子供が小さい場合は法定代理人とかがやるんだろうな。まぁその辺りの話もおいおいできたらいいな」
慕「はーい」カリカリカリカリカリカリカリカリ
耕介(鬼の形相でメモを取ってやがる……)
はやりんチェック.53
◆みんな~、久しぶり~☆ さっそくだけど『非嫡出子』っていうのは、普通の婚姻関係にない夫婦間の子供のことだよっ☆ 事実婚とかだねっ☆
はやりんチェック.54
◆『非嫡出子』と法律上の親子関係になるためには、『認知』をする必要があるんだねっ☆
はやりんチェック.55
◆『認知』には、親から子にする『任意認知』と、子供が親にする『強制認知』があるよっ☆ 強制子づく……ゴホンゴホン。
耕介「さて、ではこれらを細かくみていこう。まずは『任意認知』の方だ」
慕「お父さんお母さんの方からするやつだね!」
耕介「そうだな。しかし、親から子と言っても、誰でも彼でも認知ができるわけではない。いくつかの要件…まぁ4つなんだが…が存在しているんだ」
慕「そうなの?」
耕介「そうなの。それを今から説明していくから、しっかりメモを取るように」
慕「了解!!」
耕介「まず第一の要件。認知する人とされる人の間に、真実の親子関係があること」
慕「ふむふむ……」
耕介「この理由は簡単だ。人の子供を勝手に自分の子供にしちゃダメだろって話」
慕「まぁ、普通そうだよね?」
耕介「自分たちが産んだ子供じゃないと認知できない。そんだけの話だ」
慕「お父さんお母さんの方からするやつだね!」
耕介「そうだな。しかし、親から子と言っても、誰でも彼でも認知ができるわけではない。いくつかの要件…まぁ4つなんだが…が存在しているんだ」
慕「そうなの?」
耕介「そうなの。それを今から説明していくから、しっかりメモを取るように」
慕「了解!!」
耕介「まず第一の要件。認知する人とされる人の間に、真実の親子関係があること」
慕「ふむふむ……」
耕介「この理由は簡単だ。人の子供を勝手に自分の子供にしちゃダメだろって話」
慕「まぁ、普通そうだよね?」
耕介「自分たちが産んだ子供じゃないと認知できない。そんだけの話だ」
耕介「次に第二の要件。父親か母親が認知すること」
慕「つまり?」
耕介「親以外の人が、他人に認知させたりすることが出来ないってことだな」
慕「へぇ~」
耕介「ちなみに。母親は認知するまでもなく親子関係があることが明らかだから、実質母親からの認知は不要だ。父親が認知しないとダメなんだな」
慕「ふむふむ…。……おじさんは、ちゃんと子供を認知してくr……」
耕介「ゴホン!! ゴホゴホっ!! ゴッホン!! ………あー、風邪引いたかなこれ」
慕(かつてないほど強引に流されちゃった……)
耕介「続いて第三の要件。認知するものに『意思能力』があること」
慕「石能力?」
耕介「意思能力。『自分で意思を決定しました』、『自分がしたことを自分がしたと認識できます』ってことだ」
慕「ふんふむ…」
耕介「そうだな……例えばお酒で見てみよう。お酒をちょっと飲んで、いつもより上機嫌になってる人がいるとするだろ?」
慕「おじさんのことかな?」
耕介「違うって。……まぁ、仮にこの人が何か意思を表示……そうだな。自分の車を誰かにあげる約束をしたとする」
慕「ほうほう」
耕介「この場合、意思能力は『ある』ものとする。つまり、車をあげる約束は成立するんだ」
慕「どうして?」
耕介「酔って上機嫌になっている程度なら、自分がどういう契約をしたかは認識できるからな。『あなたはそういう契約をしたでしょ?』と聞かれたときに、『はい』って言えちまう」
慕「なるほど……」
耕介「だが、お酒を飲んで、べろんべろんに酔っている人がいたとする。もう意識がほとんどなくて、何を言っても『うん』としか返さないような状態だ」
慕「ほうほう」
耕介「この人に『車くれ』って言ったら、当然『うん』って言うだろ? でも、この人はそんな契約をしてるって自覚はねえよな?」
慕「だろうね。話を聞いてるかもわからないもん」
耕介「この場合、意思能力は『ない』と言える。そして、この意思能力が『ない』ような人たちは、『認知』をすることができないんだ」
慕「なるほど!」
耕介「そして最後、第四の要件だ。基本的には認知される者からの承諾は不要とされる」
慕「基本的に……ってことは?」
耕介「当然例外が存在する。それが『成年に子供を認知する』場合と、『胎児を認知する』場合。そして『死亡した子を認知する』場合だ」
慕「………なんで?」
耕介「まぁ、いきなり言われてもわからないよな。一つずつ見ていこう」
耕介「まず、成年した子供の認知に関してだ。成年するまで認知されてないってことは、それまで親にほったらかしにされてきたってことだろ?」
慕「まぁ、そうだよね」
耕介「でも子供は、親が働けなくなったりした場合、面倒をみなくてはならない。いわゆる扶養義務ってやつだ」
慕「ほうほう……メモによると、>>145や>>146辺りに書いてあるね」
耕介「そういえば昔にもこの話したなぁ。……まぁ何がいいたいかと言うと、成年になるまではほったらかしにしといて、子供がお金を稼げるようになった瞬間に認知。そして老後の面倒を見て貰おうなんて虫が良すぎるだろって話だ」
慕「確かに…それはちょっとズルいね」
耕介「だからこの場合、成年は選べるんだ。認知されることも、されないこともな」
慕「なるほど!! ズルをさせないためなんだね!!」
耕介「そういうこと!!」
慕「基本的に……ってことは?」
耕介「当然例外が存在する。それが『成年に子供を認知する』場合と、『胎児を認知する』場合。そして『死亡した子を認知する』場合だ」
慕「………なんで?」
耕介「まぁ、いきなり言われてもわからないよな。一つずつ見ていこう」
耕介「まず、成年した子供の認知に関してだ。成年するまで認知されてないってことは、それまで親にほったらかしにされてきたってことだろ?」
慕「まぁ、そうだよね」
耕介「でも子供は、親が働けなくなったりした場合、面倒をみなくてはならない。いわゆる扶養義務ってやつだ」
慕「ほうほう……メモによると、>>145や>>146辺りに書いてあるね」
耕介「そういえば昔にもこの話したなぁ。……まぁ何がいいたいかと言うと、成年になるまではほったらかしにしといて、子供がお金を稼げるようになった瞬間に認知。そして老後の面倒を見て貰おうなんて虫が良すぎるだろって話だ」
慕「確かに…それはちょっとズルいね」
耕介「だからこの場合、成年は選べるんだ。認知されることも、されないこともな」
慕「なるほど!! ズルをさせないためなんだね!!」
耕介「そういうこと!!」
耕介「そして次に胎児……つまり、まだお腹の中にいる赤ちゃんを認知する場合だな」
慕「? まだ生まれてない子どもも『認知』できるんだ?」
耕介「うむ。でも、この場合はお母さんの承諾を得なければならないんだな」
慕「どうして?」
耕介「だっていきなり知らない男の人に『それ俺の子供だから』とか言われても意味不明じゃん」
慕「……なるほど。言われてみればそうだね」
耕介「だから、生まれてくる前の子供を認知するには、お母さんの許可が必要になるわけだ」
慕「へぇ~」
耕介「最後に、死亡した子の認知についてだな。これは今やった二つの応用…というか合体バージョンみたいな感じだ」
慕「うん、これが聞いてて一番『ん?』ってなったよ。死んじゃった人から承諾……?」
耕介「これは胎児の認知と同じだな。承諾は本人から得るわけじゃないんだ。これが応用①」
慕「ふんふん……」
耕介「では、誰から承諾を得るのかって話なんだが……なんと、死亡した子の直系卑属なんだ」
慕「ふんふん……ん? 直系卑属って………>>30と>>34の合体だよね? つまり……死んじゃった子の、子供や孫ってこと? なんで?」
耕介「そう。これが応用②で、成人の子を認知するときと同様の理由なんだ。認知したら親子関係が発生する…つまり、死亡した子の、さらに子供たちとの間に家族関係が生じてしまうんだ。これがさっきの『直系卑属』にあたるわけだな」
慕「それだとどんな問題があるの?」
耕介「主に相続の関係。子どもが死んでしまった場合、財産は親や子、姉弟なんかで分けたりするんだが、世話をしてこなかった親が財産だけ貰おうってのはズルいだろ?」
慕「なるほど……。………じゃあ、もし死んじゃった子に、子供がいなかったら……?」
耕介「お、よく気付いたな。そう。直系卑属のいない子が死んでしまった場合、その子を認知することはできないんだ」
慕「ふむふむ……」
耕介「理由は当然、今まで親としてなにもしてないくせに、死んだ時だけ親だっつって財産をもらうのを防ぐため」
慕「なぁるほど……それも成人を認知するときと同じなんだね」
耕介「そういうことだ」
慕「うん、これが聞いてて一番『ん?』ってなったよ。死んじゃった人から承諾……?」
耕介「これは胎児の認知と同じだな。承諾は本人から得るわけじゃないんだ。これが応用①」
慕「ふんふん……」
耕介「では、誰から承諾を得るのかって話なんだが……なんと、死亡した子の直系卑属なんだ」
慕「ふんふん……ん? 直系卑属って………>>30と>>34の合体だよね? つまり……死んじゃった子の、子供や孫ってこと? なんで?」
耕介「そう。これが応用②で、成人の子を認知するときと同様の理由なんだ。認知したら親子関係が発生する…つまり、死亡した子の、さらに子供たちとの間に家族関係が生じてしまうんだ。これがさっきの『直系卑属』にあたるわけだな」
慕「それだとどんな問題があるの?」
耕介「主に相続の関係。子どもが死んでしまった場合、財産は親や子、姉弟なんかで分けたりするんだが、世話をしてこなかった親が財産だけ貰おうってのはズルいだろ?」
慕「なるほど……。………じゃあ、もし死んじゃった子に、子供がいなかったら……?」
耕介「お、よく気付いたな。そう。直系卑属のいない子が死んでしまった場合、その子を認知することはできないんだ」
慕「ふむふむ……」
耕介「理由は当然、今まで親としてなにもしてないくせに、死んだ時だけ親だっつって財産をもらうのを防ぐため」
慕「なぁるほど……それも成人を認知するときと同じなんだね」
耕介「そういうことだ」
はやりん「スーパーはやりんタイム、はっじまっるよ~っ☆ はやや~☆」
はやりんチェック.56
◆『任意認知』には4つの要件があるよっ☆
はやりんチェック.57
◆まず一つ目っ☆ 認知する人される人が親子関係にあることっ☆ 親子じゃない人って、例えばどんな人なんだろうねっ★
はやりんチェック.58
◆『最初の要件が敗れたか……』『なに、やつは任意認知要件四天王のなかでも一番の小物……』とかいうのは置いといて。二つ目の要件は父親が認知をすることだよっ☆ お母さんの方から認知する必要は基本的にはないと言われているけど、最近話題の代理出産なんかの場合はどうするか、少し問題になってるみたいだねっ☆
はやりんチェック.59
◆三つ目の要件は、『意思能力』があることだねっ☆ 『意思能力』っていうのは、自分で決定し、それを把握できる能力……って感じかなっ? 4歳の子供とかには『意思能力』はないけど、15歳とかの子供には『意思能力』はあるんだっ☆
はやりんチェック.60
◆ちなみに、『意思能力』があれば認知はできるぞっ☆ 具体的には、『行為能力』のない未成年でも認知できるってことだねっ☆ 『行為能力』っていうのは、単独で法律行為ができる地位なんかのことなんだってっ☆
はやりんチェック.61
◆任意認知四天王のラスボスは、『認知される人からの承諾を必要とする場合がある』ことだよっ☆ 詳しくはそれぞれの項目を見た方が速いかな? 要は大人のズルを防止したり、お母さんの名誉なんかを守ったりするのが目的だねっ☆
はやりん「あ、ちなみに>>376の逆パターンもあるよっ☆ それが『遺言による認知』だねっ☆」
はやりん「遺言で誰かを認知する場合、遺言が効果を発揮するとき……つまり、遺言を書いた人が死んでしまったときに認知の効果が発生するんだよ」
はやりん「遺言が効果を発揮する前…つまり遺言を書いた人が生きてる間に遺言を撤回した場合、認知はなかったことになることも合わせて知っておこうねっ!! は~やや~っ☆」
耕介「さて、任意認知の話も終わりが見えて来たぞ。最後は認知の無効や取り消しについてだな」
慕「はーい」
耕介「まず咲に結論を言っておく」
咲「え、呼んだ?」
耕介「間違えた。先に結論を言っておく。認知は取り消せないからな」
慕「………え、今誰かいなかった? 年下であり年上な、作品の先輩で人生の後輩みたいな人が……」
耕介「ん? 気のせいじゃないか?」
慕「……気のせいだったのかなな?」
耕介「……というわけで、認知は取り消せない。まぁこれも学説があったりするんだが、今はいいだろう」
慕「ふんふむ……」
耕介「次は無効の話だ」
慕「ん!!」
咲「え、呼んだ?」
耕介「間違えた。先に結論を言っておく。認知は取り消せないからな」
慕「………え、今誰かいなかった? 年下であり年上な、作品の先輩で人生の後輩みたいな人が……」
耕介「ん? 気のせいじゃないか?」
慕「……気のせいだったのかなな?」
耕介「……というわけで、認知は取り消せない。まぁこれも学説があったりするんだが、今はいいだろう」
慕「ふんふむ……」
耕介「次は無効の話だ」
慕「ん!!」
耕介「まず、認知は無効に出来るのかといった話からだ」
慕「まぁ…そこまで引っ張るってことは……多分出来るんだよね?」
耕介「メタな推理はやめろって。まぁ出来るんだけどさ」
慕「えへへ、当たっちゃった!」
耕介(可愛い)
耕介「まぁ無効に出来ると言っても、そんな簡単なことじゃない。ただ無効原因があるだけじゃダメなんだ」
慕「無効原因?」
耕介「認知する人とされる人間の間に親子関係がなかったり、さっき言った『意思能力』がないときに認知していた場合だったり、認知届が認知者の意思のよって出されたものでなかったりだな」
慕「なるほど……つまり、認知に必要なことが出来てない場合だね!!」
耕介「そうゆうことだ。今の説明で分かるなんて、慕はすごいな!!」
慕「えへへ~。褒められちゃった」
耕介(可愛い)
耕介「んでだ。無効原因があるからと言っても、それで一方的に無効にすることはできない。裁判を起こして無効を主張し、判決で無効が確認されることによってはじめて認知は無効になる」
慕「ふむふむ……なるほど」
耕介「まぁつまり認知を取り消しはできないけど、裁判すれば無効には出来るってことだ」
慕「簡潔にいうとそういうことだねっ!」
耕介「ちなみに、認知の無効を主張できるのは『子どもやその他の利害関係人』だから。これも覚えておいたらいいだろ」
慕「へぇ~」
慕「ふむふむ……なるほど」
耕介「まぁつまり認知を取り消しはできないけど、裁判すれば無効には出来るってことだ」
慕「簡潔にいうとそういうことだねっ!」
耕介「ちなみに、認知の無効を主張できるのは『子どもやその他の利害関係人』だから。これも覚えておいたらいいだろ」
慕「へぇ~」
はやりんチェック.62
◆認知は『取り消す』ことはできないけど、『無効』にすることはできるぞっ☆ 取り消しと無効の違いは>>229で可愛い女子プロ二人が説明してくれるぞっ☆
はやりんチェック.63
◆認知を無効にするためには『無効原因』がある上で、裁判を起こす必要があるんだねっ☆ ただ原因があるだけじゃ無効に出来ないから気を付けようっ☆
耕介「……と、まぁここまでが『任意認知』についてだな。大体分かった?」
慕「…だ、大体は………」
耕介「どうする? 続けて『強制認知』の話をしてもいいけど………」
慕「ご、ごめん…。ちょっと待って……? 頭こんがらがってきちゃった」
耕介「全然気にしなくていいぞ。別に今勉強しなくちゃいけないことでもないし。んじゃ、今日はこのへんにしとくか」
慕「はーい………」
慕「…だ、大体は………」
耕介「どうする? 続けて『強制認知』の話をしてもいいけど………」
慕「ご、ごめん…。ちょっと待って……? 頭こんがらがってきちゃった」
耕介「全然気にしなくていいぞ。別に今勉強しなくちゃいけないことでもないし。んじゃ、今日はこのへんにしとくか」
慕「はーい………」
耕介(……『認知』……なぁ。……まぁ、普通に生きてたらあんま使う機会はないと思うんだが………)チラ
慕「ふわぁ~あ……おやすみなさい、おじさん」
耕介「おう、おやすみ」
耕介(………やっぱ普通じゃないよなぁ……『それ』は。………俺も早いとこ恋人見つけねえと………)
というわけで今日はここまで。
次回は強制認知の話です。
おやすみなさい。
次回は強制認知の話です。
おやすみなさい。
乙
うむシノちゃんはカワイイ!叔父さんはカワイイ女の子を嫁に貰うべき
うむシノちゃんはカワイイ!叔父さんはカワイイ女の子を嫁に貰うべき
慕「お帰り~、おじさん」
耕介「ただいま。ご飯出来てる?」
慕「モチだよ!」
耕介「やっぱ慕の作るご飯は上手いなぁ」
慕「ふふっ。あ、そういえば今日ニュースでやってたんだけどね?」
耕介「うん」
慕「なんか民法が改正されるんだって~」
耕介「みたいだなぁ。敷金がどうちゃらとか言ってた気がするが…」
慕「そうそう。あとは少子化対策かなんかで、婚姻できる範囲を広げる案もあるみたいだよ。叔父さんとも結婚できるようになるんだってね」
耕介「へぇ~、そうなん…………」
耕介「え、え、マジで!? なんだそりゃ!? そんなの初耳だぞ!!」
慕「ふふっ。今日はなんの日でしょう?」
耕介「今日? ……………エイプリルフールか」
慕「ピンポーン。嘘でした~」
耕介「………………。くそぅ、よくも騙してくれたな! この、このっ」ツンツン
慕「わわっ。指で作った輪っかでほっぺたを握って、丸くなった部分を指で刺すのやめて~」
耕介「ははっ、たこ焼き攻撃だこのこのこの~」
耕介(ヤバい! 何がヤバいって、嘘って聞いて若干ガッカリしてる俺がヤバい!!)
耕介(慕に毒されてきてやがる!! 後でまふふ写真集で中和しなくては……)
慕「ふふっ。今日はなんの日でしょう?」
耕介「今日? ……………エイプリルフールか」
慕「ピンポーン。嘘でした~」
耕介「………………。くそぅ、よくも騙してくれたな! この、このっ」ツンツン
慕「わわっ。指で作った輪っかでほっぺたを握って、丸くなった部分を指で刺すのやめて~」
耕介「ははっ、たこ焼き攻撃だこのこのこの~」
耕介(ヤバい! 何がヤバいって、嘘って聞いて若干ガッカリしてる俺がヤバい!!)
耕介(慕に毒されてきてやがる!! 後でまふふ写真集で中和しなくては……)
というわけで、エイプリルフールネタでした。
辛うじて生きてます。
ちょっと時間が作れないだけで。
もう少しで強制認知の話も出来上がるので、あと少しだけお待ちください。
さようなら。
辛うじて生きてます。
ちょっと時間が作れないだけで。
もう少しで強制認知の話も出来上がるので、あと少しだけお待ちください。
さようなら。
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