私的良スレ書庫
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元スレ慕「おじさんと結婚したい」 耕介「無理だな」
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瞬斗「まぁ、200円なら買い取ってやるか。正確には金貸すだけだけど」
耕介「使う予定もないし、3ヶ月待たずに売っちまっていいぞ?」
瞬斗「あいよ」
耕介「んじゃな~」
瞬斗「あいよ~」
・
・
・
・
・
・
瞬斗「とは言っても、こんなスカジャン誰が買うんだよ…? 黒歴史ならさっさと焼くなり捨てるなりすればいいのに…それが出来ないから俺に預けてんだろうけど…」ガチャッ
瞬斗「ん? いらっしゃいませ~…って、子供?」
慕「すいません。欲しいものがあるんですけど…」
瞬斗「…あ~…お嬢ちゃん。ここには多分君が買えるようなものは……」
慕「あ、あった!! あの、あの上着が欲しいんですけど……」
瞬斗「ん? あの上着って……リチャードソンがさっき売ったやつじゃねえか」
慕「あの…200円で買えるって聞いたんですけど……買えますか?」
瞬斗「ん~…まぁ、子供だしなぁ……。よしっ! じゃああの上着、200円で売ってあげよう」
慕「ありがとうございます!!」
耕介「さて、200円とはいえ臨時収入があって、慕も喜んでたな。金あげてすぐにどっかいったみたいだし、よっぽど欲しいもんがあったんだろう」
耕介「黒歴史を葬りつつ、慕を喜ばせれる。まさに一石二鳥だ」
翌日
耕介「…………あれ? なんであのスカジャンがここにあるんだ?」
耕介「……昨日売ったと思ったが……気のせいか?」
耕介「ま、また売りに行けばいいか」
瞬斗「あ? お前、同じスカジャン二個も作ったのかよ…どうせなら一緒に売ってくれりゃあいいのに」
耕介「いや、一着しかねえはずなんだけど……また買ってもらっていいか」
瞬斗「200円なー」
耕介「じゃあな」
瞬斗「あばよ」
慕「すいません。昨日私が勝ったやつと同じ上着、ないですか?」
瞬斗「あ、いらっしゃい。そうだね、昨日のやつと全く同じやつがあるよ? 一着しかないけど」
慕「じゃあそれ下さい」
瞬斗「あいよ。200円ね」
慕「ありがとうございます」
耕介「…………あれ? なんであのスカジャンがここにあるんだ?」
耕介「……昨日売ったと思ったが……気のせいか?」
耕介「ま、また売りに行けばいいか」
瞬斗「あ? お前、同じスカジャン二個も作ったのかよ…どうせなら一緒に売ってくれりゃあいいのに」
耕介「いや、一着しかねえはずなんだけど……また買ってもらっていいか」
瞬斗「200円なー」
耕介「じゃあな」
瞬斗「あばよ」
慕「すいません。昨日私が勝ったやつと同じ上着、ないですか?」
瞬斗「あ、いらっしゃい。そうだね、昨日のやつと全く同じやつがあるよ? 一着しかないけど」
慕「じゃあそれ下さい」
瞬斗「あいよ。200円ね」
慕「ありがとうございます」
さらに翌日
耕介「…………? あれ? 昨日は確かに売ったはずだよな?」
耕介「…………」
瞬斗「また? 何着持ってんだよ?」
耕介「いや、一着しかねえんだけどなぁ」
瞬斗「はいはい。200円な」
慕「すいません」
瞬斗「あ、また同じ上着が手に入ったよ? 一着だけど」
慕「あ、じゃあそれ下さい」
瞬斗「はい、200円ね」
耕介「…………? あれ? 昨日は確かに売ったはずだよな?」
耕介「…………」
瞬斗「また? 何着持ってんだよ?」
耕介「いや、一着しかねえんだけどなぁ」
瞬斗「はいはい。200円な」
慕「すいません」
瞬斗「あ、また同じ上着が手に入ったよ? 一着だけど」
慕「あ、じゃあそれ下さい」
瞬斗「はい、200円ね」
さらにさらに翌日
耕介「??? あれ? あれれ?」
瞬斗「おいおい…お前どんだけそのスカジャン好きなんだよ…」
耕介「いや、マジで俺にも分かんねえんだけど……」
瞬斗「いらっしゃーい」
慕「あ、いつものやつお願いします」
耕介「??? あれ? あれれ?」
瞬斗「おいおい…お前どんだけそのスカジャン好きなんだよ…」
耕介「いや、マジで俺にも分かんねえんだけど……」
瞬斗「いらっしゃーい」
慕「あ、いつものやつお願いします」
耕介「…………………」カタカタ
耕介「ど、どうして? 売っても売っても、次の日には帰ってきてやがる……どういうことなんだ……?」
耕介「の、呪い? 祟り? そそそそんなオカルトありえません!!」
耕介「ね、ネットだ!! こういう時こそネットを頼るんだ!!!」
耕介「『悪い憑き物 解除』っと……」
耕介「ど、どうして? 売っても売っても、次の日には帰ってきてやがる……どういうことなんだ……?」
耕介「の、呪い? 祟り? そそそそんなオカルトありえません!!」
耕介「ね、ネットだ!! こういう時こそネットを頼るんだ!!!」
耕介「『悪い憑き物 解除』っと……」
耕介「慕ー。この土日でちょっとした旅行に行くんだけど、お前も一緒にくるよな?」
慕「旅行!? どこ行くの?」
耕介「鹿児島」
慕「鹿児島って……九州だよね? 何しに行くの?」ワクワク
耕介「お祓い」
ギャグ…になってるよね?
鹿児島ではメガネとか幼女とか黒糖ばっか食べてる人とか童顔なおもち持ちとか霞さん、18歳とかがいたりいなかったり。
16年前ってことは、ちょうど姫様が生まれた年なのか…。
というわけで、今日はここまで。
次こそは民法の話をする!!
おやすみなさい。
間接的にリチャードソンが慕からお金を徴収しているという、なんとも切ない事件やな
こんばんわ&お久しぶりです&申し訳ございません。
事後報告になりますが、ここ一か月ほど私用でゴタゴタしまして、全く投下できませんでした。すいません。
ようやく一段落付いたので、書き溜めが出来次第、また投下していきたいと思います。丁度シノハユ新刊も出ることですし。
ですので、すぐには投下できませんが、もう少しだけお待ちください。
事後報告になりますが、ここ一か月ほど私用でゴタゴタしまして、全く投下できませんでした。すいません。
ようやく一段落付いたので、書き溜めが出来次第、また投下していきたいと思います。丁度シノハユ新刊も出ることですし。
ですので、すぐには投下できませんが、もう少しだけお待ちください。
こんにちは。
書くと言ってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、とりあえず書けたところまで投下していきます。
書くと言ってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、とりあえず書けたところまで投下していきます。
耕介「俺の出番…2コマって……2コマって……しかも背景って………」
慕「で、でも『><』←こんな目をしてるおじさん、可愛かったよ?」
耕介「姪に可愛いと言われて喜ぶおじさんがどこにいるんだよ…っつか、今のどうやって発音した…?」
慕「細かいことは気にしないっ! ささ、先生。今日はいったい何の勉強をするんですか?」
耕介「ん…そうだなぁ……親子関係の話とか……は………や…めといた方がいいな」
慕「………ううん? 大丈夫だよ?」
耕介「え? でも……」
慕「大丈夫だよっ! 私だって 、お母さんを見つけるために出来ることはちゃんとやってるし。いつまでもウジウジしてられないよっ!」
慕「それに、おじさんと家族になるために避けては通れない道だしねっ!」
耕介「二つ目がなけりゃあなぁ……」
耕介「………よしっ。それじゃあ民法、親子関係編…始めるか!」
慕「うん!!」
耕介「親子関係には、大きく分けて二つある」
慕「結婚できる親子と結婚できない親子?」
耕介「違う。婚姻の話の最初の方でちょろっと話したと思うが、実親子関係と養子関係だ」
慕「……あぁ、そういえば養子がどうのとか言ってたねっ! だいぶ前のことだから忘れてたよ」
耕介「俺は悪くない」
耕介「まず、実親子関係の話からしていくぞ」
慕「よ~し…ばっちこーい!!」
慕「結婚できる親子と結婚できない親子?」
耕介「違う。婚姻の話の最初の方でちょろっと話したと思うが、実親子関係と養子関係だ」
慕「……あぁ、そういえば養子がどうのとか言ってたねっ! だいぶ前のことだから忘れてたよ」
耕介「俺は悪くない」
耕介「まず、実親子関係の話からしていくぞ」
慕「よ~し…ばっちこーい!!」
耕介「実親子関係の中には、さらに2つの種類がある。それが、『嫡出子』と『非嫡出子』だ」
慕「ちゃ…ちゃく……? え、なんて…?」
耕介「『嫡』と書いて『ちゃく』、出 と書いて『しゅつ』、子供の『子』で『し』。『ちゃくしゅつし』と『ひちゃくしゅつし』だ」
慕「ふむふむ……この民法メモを使うのも久しぶりだ……」メモメモ…
耕介「民法とはあんま関係ねえけど、『嫡出』は『摘出(てきしゅつ)』と勘違いしやすいから気をつけろよ? 俺も昔は『てきしゅつし』って読んでた」
慕「ふんふむ……誤字注意だね」
耕介「さて、『嫡出子』の説明だが…その前に。婚姻については覚えてるか?」
慕「えっと……このスレの一番最初の方で話してたやつだよね?」
耕介「スレとか言うなっての。法律に触れずに結婚するためには、 いくつかの条件が必要だったよな? なんだっけ?」
慕「え~っと。メモの前の方、前の方………あったあった。えっと…実質的要件……つまり婚姻意思の合致と、婚姻障害がないこと。それと…形式的要件の…戸籍上の届け出!」
耕介「その通り。お互いに結婚したいという意思があること。民法734条を初めとする、結婚出来ない条件に当てはまらないこと。婚姻届が出されていることの3つだな」
慕「む、出たね! 憎き民法734条!!」
耕介「憎むな憎むな」
慕「ちゃ…ちゃく……? え、なんて…?」
耕介「『嫡』と書いて『ちゃく』、出 と書いて『しゅつ』、子供の『子』で『し』。『ちゃくしゅつし』と『ひちゃくしゅつし』だ」
慕「ふむふむ……この民法メモを使うのも久しぶりだ……」メモメモ…
耕介「民法とはあんま関係ねえけど、『嫡出』は『摘出(てきしゅつ)』と勘違いしやすいから気をつけろよ? 俺も昔は『てきしゅつし』って読んでた」
慕「ふんふむ……誤字注意だね」
耕介「さて、『嫡出子』の説明だが…その前に。婚姻については覚えてるか?」
慕「えっと……このスレの一番最初の方で話してたやつだよね?」
耕介「スレとか言うなっての。法律に触れずに結婚するためには、 いくつかの条件が必要だったよな? なんだっけ?」
慕「え~っと。メモの前の方、前の方………あったあった。えっと…実質的要件……つまり婚姻意思の合致と、婚姻障害がないこと。それと…形式的要件の…戸籍上の届け出!」
耕介「その通り。お互いに結婚したいという意思があること。民法734条を初めとする、結婚出来ない条件に当てはまらないこと。婚姻届が出されていることの3つだな」
慕「む、出たね! 憎き民法734条!!」
耕介「憎むな憎むな」
耕介「でだ。これらの条件を満たした夫婦の間に生まれた子供を『嫡出子』と呼ぶんだ」
慕「…………………………………………………………………………………………………………………………………………」
耕介「……? ど、どうした? 急にそんな黙りこんで」
慕「…………つまり、『非嫡出子』っていうのは、その条件を満たしていない夫婦の間に生まれた子供ってことだよね?」
耕介「お、おう……その通り。嫡出子を定める条件があって、その条件に合致しない、夫婦間に生まれた者を全て非嫡出子と呼ぶんだ」
慕「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ふむふむ、なるほどね?」
耕介(パンドラの箱を開けてしまった気がするが、気にしないでおこう)
慕「…………………………………………………………………………………………………………………………………………」
耕介「……? ど、どうした? 急にそんな黙りこんで」
慕「…………つまり、『非嫡出子』っていうのは、その条件を満たしていない夫婦の間に生まれた子供ってことだよね?」
耕介「お、おう……その通り。嫡出子を定める条件があって、その条件に合致しない、夫婦間に生まれた者を全て非嫡出子と呼ぶんだ」
慕「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ふむふむ、なるほどね?」
耕介(パンドラの箱を開けてしまった気がするが、気にしないでおこう)
はやりんチェック.37
◆ま~ふふっ☆ 実親子関係には『嫡出子』と『非嫡出子』があるよっ☆ 『嫡出子』と『嫡出子以外の子ども』のことだねっ☆
瑞原はやりさんじゅうはっさいチェック
◆『嫡出子』も『非嫡出子』も、親から直接生まれた子供のことだよっ☆ 養子には関係ないからねっ☆ ……おい、ちょっとカメラ止めろ
耕介「まずは嫡出子について勉強しよう。嫡出子がどんな子かを分かっておけば、非嫡出子はすぐに分かるからな」
慕「消去法だね!」
耕介「さっきも言った通り、嫡出子ってのは法律上で認められた夫婦から生まれた子供のことだ」
慕「ほうほう」
耕介「ここで重要なのは、一旦生まれてしまえば、その後の状況は関係ないということだ」
慕「? どういうこと?」
耕介「つまり、嫡出子として生まれた後に両親が離婚したとしても、その子は両親の嫡出子として扱われるんだ」
慕「へぇ~」
耕介「例えば、例えばだぞ? ここにM永という夫婦がいるとするだろ? その二人にはTとSという、二人の娘がいるわけだ」
慕「なんだかとっても麻雀が強そう。きっとお父さんの頭文字はKだね」
耕介「んで、仮にだぞ? 仮にこの夫婦が離婚して、TとSがそれぞれに引き取られたとしても、TもSも父親の嫡出子であり、同時に母親の嫡出子であることに変わりはないんだ」
慕「ま、まだ離婚はしてないから……」
慕「ほうほう」
耕介「ここで重要なのは、一旦生まれてしまえば、その後の状況は関係ないということだ」
慕「? どういうこと?」
耕介「つまり、嫡出子として生まれた後に両親が離婚したとしても、その子は両親の嫡出子として扱われるんだ」
慕「へぇ~」
耕介「例えば、例えばだぞ? ここにM永という夫婦がいるとするだろ? その二人にはTとSという、二人の娘がいるわけだ」
慕「なんだかとっても麻雀が強そう。きっとお父さんの頭文字はKだね」
耕介「んで、仮にだぞ? 仮にこの夫婦が離婚して、TとSがそれぞれに引き取られたとしても、TもSも父親の嫡出子であり、同時に母親の嫡出子であることに変わりはないんだ」
慕「ま、まだ離婚はしてないから……」
はやりんチェック.39
◆一度嫡出子として生まれてしまえば、離婚した後も嫡出子のまんまだぞっ☆
耕介「と、嫡出子の大まかな意味は分かったな? 次はすこし具体的に説明していくぞ」
慕「うん!」
耕介「嫡出子をより具体的に説明すると、次の二つの点が挙げられる」
耕介「まず一つ目に、『母親と父親が婚姻関係にある』こと。そして二つ目に、『父親と子供の間に親子関係がある』ことだ」
慕「? 一つ目はまぁ…さっきまで言ってたことだよね。……二つ目は……どうしてお父さん限定なの? お母さんの方は?」
耕介「お母さんの方は親子関係があることが明確だからだな。お母さんが生んだ子が、お母さん以外の子供なわけないだろ?」
慕「まぁ…それもそうだね。……でも、それはお父さんの方も同じじゃないの?」
耕介「う~ん…まぁ、そこがちょっとややこしいんだよな。これは次の話で詳しく説明するよ」
はやりんチェック.40
◆嫡出子の条件は両親の婚姻関係と、お父さんとの間の親子関係なんだねっ☆ ややこしい話は次でしていくよっ☆
耕介「さて。ややこしい話をする前に、少しだけ復習だ。慕、再婚禁止期間って覚えてるか?」
慕「えっと……女の人は離婚したら、半年は再婚できないんだよね?」
耕介「そうそう。その理由は?」
慕「えっと………ちょっとメモ見るね? ………ふむふむ……えっと、離婚後にすぐに再婚できちゃったら、お父さんが誰かわからなくなっちゃうから……だね!」
耕介「その通り。その再婚禁止期間は、まさに今から勉強することのために設けられているんだ」
慕「ほうほう……」
耕介「まず、嫡出推定の話からするんだが……まぁ普通の夫婦であれば、お父さんと生まれてきた子の間に親子関係があるのは当たり前だよな?」
慕「まぁ、そだよね?」
耕介「だから、民法には嫡出推定という制度が設けられている。妻が婚姻中に妊娠した子は、その夫の子供だと推定するんだな」
慕「推定もなにも、それ以外あり得ないよ?」
耕介「まぁ普通はそうなんだけどな。だが、ここに離婚が絡んでくるとめんどくさいんだ」
耕介「さっきも話した通り、離婚・再婚することによって、お父さん候補が二人出てくる可能性があるよな?」
慕「そだね」
耕介「その時にお父さんをはっきりさせるために、嫡出推定では、まず『婚姻成立から200日以後に出産した子』はその婚姻中に妊娠したと考えるんだ。」
慕「ふむふむ……出産ってことは、子供を産むことだよね?」
耕介「そうだな。そして離婚した人の場合、『婚姻の解消から300日以内に出生した子』は、前の旦那さんとの子どもだと推定する」
慕「ふむふむ…一緒に暮らしてるからってすぐに妊娠しちゃうわけじゃないもんね。私もまだだし」
耕介「(華麗にスルーしつつ)じゃあ、この二つの期間が被ってしまった場合、どうすればいいのか…となるわけだ」
慕「被る…って?」
耕介「例えば、離婚した一か月後…つまり離婚して30日後の女の人が再婚して、その八か月後…240日後に出産した場合だ」
慕「えっと…まず再婚、つまり婚姻してから200日後に出産してるから…新しい旦那さんとの子どもだね? …でも、離婚してから30日と240日…つまり270日で子どもを産んでるわけだから……前の旦那さんとの子どもでもあるわけだよね……?」
耕介「そゆこと。離婚後にすぐ再婚してしまうと、新しい旦那さんの嫡出子とする条件と、前の旦那さんの嫡出子にするという条件が重なっちゃうんだ」
慕「なるほど……めんどくさいねぇ」
耕介「それを防止するための再婚禁止期間ってわけだ」
慕「なるほど!」
はやりんチェック.41
◆『嫡出推定』っていうのは、その子供が誰の嫡出子なのかを決めるための制度だよっ☆ ドロッドロな修羅場が見れそうだねっ★
はやりんチェック.42
◆『離婚してから300日の間に出生した子』は前の旦那さんの、『婚姻してから200日後に出生した子』は新しい旦那さんの嫡出子だと推定されるよっ☆
はやりんチェック.43
◆この二つの期間が被らないための『再婚禁止期間』なんだねっ☆ 長い長い伏線の回収だったねっ☆
耕介「だが、全てが想定通りに進むほど現実は甘くない」
慕「いきなり何っ!?」
耕介「例えば、再婚禁止期間内であるにも関わらず、誤って婚姻届が受理されてしまった場合だな」
慕「え…そんなことあるの?」
耕介「さぁな? 俺は経験ねえけど、まぁないとも言い切れないねぇ」
慕「なるほど……もしそういうことがあるなら、私にとっても好都合だね」
耕介「もし間違って婚姻届が受理されてしまった場合、さっき言った、嫡出推定の期間が被っちまう可能性があるだろ?」
慕「……そうだね(またスルーされた…)」
耕介「これを『二重の推定が働く場合』と言うんだ。この場合には、父親が誰かを定める訴えを起こして、父親を明確にしないといけない」
慕「ふ~ん…なんかドロドロした関係になりそうだね」
耕介「でもこうしないと、生まれてきた子供が不利益を被ることになるからな。民法ってのは、基本的に子どもに優しくできてんだよ」
慕「ふ~ん」
慕「いきなり何っ!?」
耕介「例えば、再婚禁止期間内であるにも関わらず、誤って婚姻届が受理されてしまった場合だな」
慕「え…そんなことあるの?」
耕介「さぁな? 俺は経験ねえけど、まぁないとも言い切れないねぇ」
慕「なるほど……もしそういうことがあるなら、私にとっても好都合だね」
耕介「もし間違って婚姻届が受理されてしまった場合、さっき言った、嫡出推定の期間が被っちまう可能性があるだろ?」
慕「……そうだね(またスルーされた…)」
耕介「これを『二重の推定が働く場合』と言うんだ。この場合には、父親が誰かを定める訴えを起こして、父親を明確にしないといけない」
慕「ふ~ん…なんかドロドロした関係になりそうだね」
耕介「でもこうしないと、生まれてきた子供が不利益を被ることになるからな。民法ってのは、基本的に子どもに優しくできてんだよ」
慕「ふ~ん」
はやりんチェック.44
◆誤って婚姻届が受理されちゃった場合なんかは、お父さんが誰かを明確にする裁判を起こす必要があるんだねっ☆ ………争え……もっと争え……。
耕介「とりあえず、ここまでが嫡出子の推定の話だ。かなり詰め込んで話したけど、分かるか」
慕「えっと…なんとなくは…」
耕介「まぁ、わからないことがあったら何でも訊いてくれ。分かる範囲で調べて答えるから」
慕「うんっ!!」
耕介「次回は、嫡出否認の話あたりからしていくぞ。今日はここで終わり」
慕「? どうして? まだ時間はあるけど」
耕介「今日、近くで真深ちゃんのサイン会やってるらしいんだよ! 慕も一緒にいこうぜ」
慕「真深ちゃんって…牌のお姉さん?」
耕介「そうそう! 可愛いよなぁ~、真深ちゃん」
慕「む……」
慕「そだね。敵情視察も兼ねて、一緒に行こっか」
耕介(慕から何やらドス黒いオーラが……)
書き溜めてた分がなくなったので、今日はここまで。
この辺りは>>1もあんま勉強してないので、手探りで書いてます。
なにか間違ってるところとかあったら、バシバシ指摘しちゃってください。
それでは、さようなら。
どうでもいいけど、新刊のリチャの出番が少なすぎてめっちゃ笑ってしまった。
京ちゃんの方が出番が1コマだけ多かったってのも笑えた。
この辺りは>>1もあんま勉強してないので、手探りで書いてます。
なにか間違ってるところとかあったら、バシバシ指摘しちゃってください。
それでは、さようなら。
どうでもいいけど、新刊のリチャの出番が少なすぎてめっちゃ笑ってしまった。
京ちゃんの方が出番が1コマだけ多かったってのも笑えた。
乙
待っていた甲斐があった
DNA鑑定で親子関係がないと分かった場合については、議論の余地があると思う
黒はやりんw
リチャードソンは若いうちにもっと出とけ
待っていた甲斐があった
DNA鑑定で親子関係がないと分かった場合については、議論の余地があると思う
黒はやりんw
リチャードソンは若いうちにもっと出とけ
乙
俺は早くおじさんとは服別々に洗うねって言われて曇るリチャが見たい
俺は早くおじさんとは服別々に洗うねって言われて曇るリチャが見たい
>>299
一瞬で「あ、この子パンツ確保する気だ」って思った自分はもうだめかもしんない
一瞬で「あ、この子パンツ確保する気だ」って思った自分はもうだめかもしんない
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