元スレハルヒ「ただの人間には興味ありません」八幡「……は?」
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201 :
ハルヒ「私達はSOS団。そしてその団長の涼宮ハルヒ」
雪乃「知っているわ。有名だもの」
ハルヒ「あらそう?……私も貴女を知ってるわ。国際教養科でトップの成績を取っている秀才。雪ノ下雪乃さんよね」
雪乃「……ええ」
ハルヒ「そんな貴女がこんな訳のわからない部活を作るなんて、何があったの?」
八幡(SOS団だって十分訳のわからない部活だ。こっちは)
雪乃「……そうね。強いて言うならこの世界を人ごと変えるためよ」
ハルヒ「……へぇ」ニヤ
八幡(……おいおい。そんなこと涼宮に話したら……)
ハルヒ「決めたわ!」
八幡「……何を」
ハルヒ「親睦会を開くわよ!」
八幡「……はい?」
202 = 201 :
ハルヒ「やっほー!皆ーいるー?」
みくる「こんにちは。涼宮さん。比企谷くん」
古泉「おや?お客様ですか?」
ハルヒ「そうよ!今日からお隣で部活を開いた雪ノ下雪乃さんよ!」
雪乃「……こんにちは」
長門「……」ジー
長門が俺に視線を向けてくる
何と言うか、普段は無表情すぎて何が言いたいのかわからないが、今回はわかるぞ……
何故こいつがここに?だろ
宇宙人パワーにテレパシーとかがあるかはわからないが、俺は心でわからないと答えた
長門「……」コクッ
八幡(まさか……通じたのか?)
おいおい。これ普段から考えが筒抜けってことか?
……今度長門に確認しとこう
古泉「それで、雪ノ下さんは何故こちらに?」
ハルヒ「良いとこに目をつけたわね!古泉くん」
良いところも何も、お前以外全員疑問に思ってるだろ……
ハルヒ「私はね。謎は謎を呼ぶと思うのよ」
古泉「と、申しますと?」
ハルヒ「例えば大きな事故が起きた時、それが起きる前には小さな事故や不具合が沢山生じているの」
ハルヒ「それに本人が気づいてなくてもね。その小さな不具合が重なりあって大きな事故となるの」
古泉「確かにそのような話を聞いたことがありますね」
ハルヒ「そう。つまり、それは謎にも適用されると思うのよ」
古泉「なるほど……つまり謎は謎を呼ぶ……ですね?」
ハルヒ「そうよ!私達は不思議を探す部を作った……そうしたら今度は隣に新しい部ができた……これにはきっと何かがあるのよ!」
みくる「あ、あのぅ。私には何がなにやら」
八幡(まぁ、涼宮の話は常識の外にあるしな……今回はまだ理解できる範囲だが)
203 :
ナンダッテー
204 = 201 :
古泉「……」
八幡「……」
古泉は何かを考えているようだ
まぁ雪ノ下の素性を探っているんだろうが
ハルヒ「それじゃあ雪ノ下さん。たっぷり質問させてもらうわよー」
雪乃「どうぞ」
ハルヒ「まずは、奉仕部の活動内容かしら」
雪乃「ビラに書いてある通りよ」
ハルヒ「生徒の悩み相談?」
雪乃「ええ。正確には依頼者の自己改革を促し自立させることよ」
ハルヒ「それだけ?」
雪乃「ええ」
ハルヒ「んー……でもそれってボランティア部とかでもいいんじゃない?」
雪乃「ボランティアはただ手助けするだけよ。私はあくまで解答に辿り着く手助けをするだけ。全てを救うなんてことはしないわ」
ハルヒ「……ふーん。じゃあ部員構成は?」
雪乃「三人よ」
ハルヒ「あれ?それだと部として認められないんじゃない?」
雪乃「本来はそうね」
ハルヒ「と言うことは何かしたのね?どうやったの?」
雪乃「秘密よ」
ハルヒ「む。簡単には手の内を明かさないわけね。まぁいいわ」
205 = 201 :
ハルヒ「じゃあ次の質問よ。何故奉仕部を作ったの?」
雪乃「……私はこの世界を人ごと変えたいのよ」
ハルヒ「その人ごとって?」
雪乃「そのままの意味よ。この欺瞞に満ち溢れた世界を変えたいの」
ハルヒ「……」
八幡(欺瞞ね)
確かにこの世は腐ってる
腐ってる俺が言うんだから間違いない
表面上は仲良く取り繕って裏では……何てことは当たり前だし、嘘をついた者が得をし、そうでない者は損をする
嘘、欺瞞、偽り、嘲笑、軽蔑、憎しみ、そんなもんばっかりがこの世界にはこびりついてる
だから世界を変える?
涼宮の力を使ってか?
……それこそ欺瞞じゃないのか
……と普段なら思うはずなんだが、何故かあまりそう思わない。……感情論なんて俺らしくもない
ハルヒ「それで奉仕部を?」
雪乃「ええ」
ハルヒ「……面白いじゃない!」
206 = 201 :
ハルヒ「そう!人は何かを望むとき自ら動かなければいけないものなのよ!」
ハルヒ「だから雪ノ下さんの行動は正しいと思うわ」
雪乃「……」
ハルヒ「SOS団は貴女を大いに支援するわ!」
八幡「……」
207 = 201 :
八幡「……あの後すっかり御機嫌だったな」
古泉「そうですね。最近閉鎖空間が大量に発生していたので有り難くはありますが」
八幡「が?」
古泉「……失礼。彼女の存在は少々危険であると思いまして」
八幡「……」
古泉「彼女については現在機関が全力で探っていますが……はたしてどうなるか」
こいつらの前だとプライバシーもへったくれもないな
八幡「やっぱあいつも裏に何かがあるわけか」
古泉「恐らくは……」
八幡(めんどくさい事になりそうだ)
208 = 201 :
更新停滞申し訳ありません
月末からは少しは早くなりますのでお許しください
それではお疲れ様でした
210 :
諦めてたわ
明日も頼むぞ(ゲス顔)
211 :
乙!
更新ありがとう。
213 :
乙
最初読んだとき、みくるポジションをめぐりんがするのかと思いました
214 :
>>1はエタッた?
215 = 214 :
>>1はエタッた?
216 = 214 :
>>1はエタッた?
217 :
ぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニスぺニス
218 :
すごいいまさらだけど長門との出会い飛ばしてない?
219 = 218 :
すごいいまさらだけど長門との出会い飛ばしてない?
220 :
これはハルヒ勢が異世界人なのか…?
221 :
生存報告です
再開は必ずします
222 :
キター
まってるよ
224 :
生存報告無いと明日落ちるよ
225 = 224 :
すまん1ヶ月ミスってた
228 :
ごめん忙しすぎる
今月中には更新します
もう少しだけお待ちを
229 :
おう
230 :
>今月中には更新します
そして翌月になった。
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