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    元スレやよい「5億年ボタン?」

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    101 = 81 :

    リハビリに30年かかってるのか……

    102 = 82 :

    ~1億9791万5701年目~

    春香「やよいはさ・・・」

    やよい「はい?」

    春香「・・・どうしてそんなに元気でいられるの?」

    やよい「・・・」

    春香「やよいと再会してからさ、私が話せるようになるまで・・・ずっと私に話しかけてくれたり体動かしてくれたりしたよね」

    やよい「・・・」

    春香「私もずっとやよいと話したかった・・・ちゃんと返事したかった・・・」

    春香「でも体が全然言うこときかなくて・・・あのときはごめんねやよい・・・」

    やよい「・・・いえ」

    春香「でもね、あれだけ長い間、何も答えてくれない人相手に話しかけ続けられるなんて信じられないんだ・・・」

    春香「私なんか絶対耐えられないもん・・・この世界に来て結構すぐに声が出なくなっちゃったしさ・・・」

    やよい「・・・」

    103 :

    2人だと絶対どこかで揉めていらないストレス抱えることになるし
    普通に廃人化して5億年過ごした方が体感時間短くて済みそう

    104 :

    5億年の時間スケールだと1人だろうが2人だろうがまともな人間が耐えられる時間じゃないと思う
    1000人くらいいれば話は別かもしれないけど

    107 :

    うるう年もあるからそれ以上はあるだろうなあ。

    108 :

    ぶっちゃけ五億年あっても凡人は何も変われないだろ。

    109 :

    そろそろ5億年ボタンの攻略法を思いついた奴はいないのか

    110 = 81 :

    >>108
    むしろ何でもできる人間は、空間の退屈さに耐え切れず早く発狂すると思う
    できない事の多い人間の方が、それをこなせるようにして気を紛らわせる時間が長い
    下積みさえコツコツできるようになれば5億年かけて技術や発想をとんでもない高みに持っていくこともできそうだ

    111 :

    5億年ボタンの空間内で自傷行為はできるのか?
    空間内から外にものを持ち出せるのかが気になる

    112 :

    [ピーーー]ない怪我しない狂えない、
    常にニュートラルな状態のまま5億年だったと記憶してるが
    俺の脳内で情報が歪んで記憶されてる可能性もある

    113 :

    >>111
    本編では悟りを開く前までは自分で抜歯して筆記用具替わりにしていたから自傷行為は出来るみたいだ。

    114 :

    >>113
    なるほどさんくす

    115 :

    やよい「・・・」

    やよい「・・・・・・べろちょろ」

    春香「えっ?」

    やよい「・・・前にも話したと思うんですけど、私が春香さんと同じ・・・この場所に来られたのも多分このべろちょろのおかげなんです」

    春香「・・・」

    やよい「このべろちょろを持ってると、なぜかとっても心が落ち着いて・・・その、がんばれるというか・・・・・・うーん、うまく説明できません・・・」


    春香「・・・そっか・・・このべろちょろが・・・」

    やよい「でもだとしたら春香さんのおかげですよね!」

    春香「えっ?」

    やよい「だってこのべろちょろをくれたのは春香さんじゃないですか!」

    春香「・・・」

    やよい「ありがとうございます!春香さん」ニコッ

    116 :

    春香「・・・やよいは本当によかったと思ってる?」

    やよい「えっ!?どうしてそんなこと言うんですか・・・?」

    春香「だってそのべろちょろのせいでずっと元気なまま今までこの空間で過ごすことになっちゃったかも知れないんだよ?」

    春香「それなら私みたいに半分おかしくなったまま過ごせれば楽だった・・・とか思わない?」

    やよい「・・・」

    春香「・・・あっ、別にやよいに動けるようにしてもらったことが迷惑だって言ってるんじゃないよ!?」アセアセ

    春香「半分おかしくなったって言っても寝ることも気絶することもできないんじゃ辛いだけだし、それn」アセアセ
    やよい「春香さん」

    117 = 115 :

    春香「・・・はい」

    やよい「・・・めっ!です」

    春香「・・・えっ?」

    やよい「私はどんな時でも元気でいたいと思ってるんです・・・それはこんな場所でも変わりません」

    やよい「それにもしかしたら春香さんにも会えなかったかも知れないんですよ?」

    春香「・・・」

    やよい「だから・・・本当に感謝してるんです・・・」

    やよい「いいですか?・・・これ以上そんなこと言ったらめっ!ですよ?」

    春香「・・・」

    春香「わかったよ・・・やよい」ニコッ

    やよい「・・・」ニコッ

    118 = 116 :

    やよい「あっ・・・でも・・・」

    春香「?」

    やよい「あの・・・本当に春香さんに話しかけたりしてたのは迷惑じゃなかったですか・・・?」

    春香「えっ?いやいやさっきも言ったけど大丈夫だよ?」

    やよい「うー・・・でもぉ・・・」グスッ

    春香「本当だってば!確かにおかしくなってた方がちょっとくらいはマシだったかも知れないけど、やよいに会えた方がそんなのより100倍嬉しいよ!」

    やよい「・・・本当に・・・本当ですか・・・?」

    春香「このべろちょろに誓って!」

    やよい「・・・」

    やよい「・・・春香さん」

    春香「ん?」

    やよい「『ちかって』ってなんですか?」

    春香「」ズコー

    119 :

    ~1億9791万5703年目~

    春香「・・・やることないね」

    やよい「・・・そうですね」

    春香「2人になってできることも大体やっちゃったし・・・・・・何かないかな?」

    やよい「・・・うーん」

    春香「・・・」

    春香・やよい「うーん・・・」


    やよい「あっ」

    120 :

    春香「おっ?」


    やよい「そう言えば・・・春香さんがここに来た時のことって聞きましたっけ?」

    春香「・・・えっ?」

    やよい「ずっと前に言いませんでしたっけ?私はどうしてこの場所に来たのか覚えてないってこと」

    春香「えっ・・・ああ、聞いた、かな?」

    やよい「やっぱり!確かあの時はまだ春香さんが喋ることができなかったんですよね」

    やよい「えへへ、ずっと聞こうと思ってたんですけど春香さんと遊ぶのが楽しくてすっかり忘れてました」

    春香「・・・」

    やよい「それでそれで!どうしてここに来たのか覚えてますか?」

    121 :

    あかん

    122 = 119 :

    春香「・・・えっと」チラッ

    やよい「・・・」ワクワク

    春香「・・・どうしても知りたい?」

    やよい「えっ?・・・うーん、そうですね」

    やよい「やっぱりここに来ることになった原因ですし、それにどうしても思い出せないんでできれば知りたいですねー」

    春香「・・・そう」

    やよい「・・・あれ?春香さんも覚えてないとか・・・ですか?」

    春香「いや・・・覚えてることは覚えてるんだけど・・・」

    123 = 120 :

    春香「(どうしよう・・・どう考えてもやよいがボタン押しちゃった原因って私だし・・・)」

    春香「(いくらやよいでも怒るよね・・・でもこのままシラを切り続けるのもいやだし・・・)」

    春香「(うーん・・・)」ウーン


    やよい「ど、どうしたんですか春香さん・・・」

    春香「・・・」

    やよい「もしかして言いたくないことですか・・・?それなら無理して言わなくても私は大丈夫ですよ・・・?」

    春香「・・・いや、ちょっと待って・・・」

    124 = 119 :

    春香「・・・・・・」

    春香「・・・・・・・・・よし」

    春香「あのね、やよい・・・」


    ――――――――

    ――――


    春香「・・・というわけなんだ・・・ごめん!やよい!」

    やよい「・・・」

    春香「ごめん・・・ごめんねやよい・・・」ポロポロ

    やよい「・・・」

    春香「うぅ・・・私のせいで・・・」グスッ

    やよい「・・・春香さん」ニコッ

    春香「・・・」


    やよい「私、怒ってません」

    125 :

    天使どころか女神じゃないか!(知ってたけど)

    126 = 119 :

    春香「・・・」グスッ

    やよい「えへ、そもそも春香さんがいなくても押しちゃったかも知れませんし」

    やよい「そしたら私1人でここにいるに違いないです!」

    春香「・・・」

    やよい「・・・むしろ巻き込んじゃってごめんなさい春香さん!」

    やよい「だから・・・もう泣かないで下さい」

    春香「やよい・・・」

    春香「・・・ありがt」
    べろちょろ『・・・』キィィィィィィィィィン


    春香・やよい「!?」



    カッ

    ――――――――

    ――――

    128 = 120 :

    ――――――――

    ――――

    やよい「うぅ・・・またあの光です・・・・・・」

    春香「一体何が・・・やよい、大丈夫?」

    やよい「大丈夫でs・・・あ、あれ?」

    春香「・・・やよい?」

    やよい「・・・」

    春香「・・・どうしたの?どこか痛むの?」

    やよい「い、いえ・・・」

    春香「・・・?」

    129 :

    春香「これってやよいが私を見つけた時の光と同じ、だよね・・・」

    やよい「・・・」

    春香「今度は何が起きたんだろ・・・まさか何も起きてないってことはないと思うけど・・・」

    やよい「・・・」

    春香「それにしてもこのべろちょろって・・・・・・やよい?」

    やよい「えっ!・・・・・・は、はい、なんですか?」

    春香「やっぱりさっきから様子が変だよ・・・どうかしたの?」

    やよい「・・・なんでもないです」

    春香「・・・なんでもないってことはないんじゃない?別に遠慮せずに言っていいんd」
    やよい「なんでもありません!!!」

    130 :

    生えたか

    131 = 129 :

    春香「えっ・・・」

    やよい「あっ・・・す、すみません・・・」

    春香「ううん、こっちこそごめんね・・・しつこく聞いたりして・・・」

    やよい「・・・」

    春香「(どうしちゃったんだろ・・・やよい・・・)」

    132 = 120 :

    ~1億9791万5704年目~

    春香「(あれから数ヶ月くらいたったけど・・・やよいはまだどこかよそよそしい・・・)」

    春香「(やっぱりあの光に何かあったのかな・・・でもやよいは聞いてほしくなさげだし・・・)」

    春香「(だけどこの空気のまま2人で過ごすのもな・・・)」


    春香「・・・あの、やよい?」

    やよい「はい、なんですか?」

    春香「・・・あのさ、何か隠してることあるよね?」

    やよい「・・・隠してることなんてないですよー」

    春香「嘘だね」

    133 = 129 :

    やよい「・・・」

    春香「数ヶ月前、べろちょろが光った時からずっと様子がおかしいでしょ」

    やよい「・・・」

    春香「もちろん強制はしないけどできることなら話してほしいな・・・ギクシャクしたまま2人で過ごすのも辛いし・・・」

    やよい「・・・」

    春香「えーっと・・・ほら、あの光って私達がこの空間に飛ばされた時の光に似てるし!」

    やよい「・・・・・・!」

    春香「もし何があったのかわかればこれからここで生きて行くための手がかりになるかもしれないし、あわよくば出口が見つかるかも!」

    やよい「出口なんてありませんよ・・・春香さんもわかってるんでしょ・・・」

    134 :

    面白い

    135 = 120 :

    春香「・・・だよね・・・」

    やよい「・・・」

    春香「・・・」


    やよい「・・・・・・どうしてですか」

    春香「えっ?」

    やよい「・・・どうして私を巻き込んだんですか?」

    春香「・・・えっ、あの、それって・・・」

    やよい「春香さんも、貴音さんも・・・どうして私にひどいことするんですか!!」

    春香「・・・そ、それって私がやよいにボタン押させちゃったことの話?」

    やよい「なんで私がこんなところに連れて来られて5億年も過ごさなきゃいけないんですか!」

    春香「・・・えっ、でも・・・」

    やよい「うるさい!!!」

    136 = 129 :

    春香「・・・」

    やよい「ハァハァ・・・」


    春香「・・・あの、やよい・・・やよいを巻き込んじゃったことは本当にごめんね・・・」

    春香「その上で、なんだけど・・・私の聞き間違いじゃなければやよいはそのことを一度許してくれてた・・・と思ってたんだけど・・・」

    やよい「・・・」

    春香「どう・・・かな・・・?」


    やよい「・・・わかりません、でも正直春香さんに、いい感情は今はありません」

    春香「っ・・・!」

    やよい「・・・失礼なこと言ってごめんなさい、春香さんからもらったべろちょろも返します」スッ

    春香「あ・・・」

    やよい「・・・それじゃ・・・」

    春香「!・・・待って!どこに行くつもり?」

    やよい「・・・一緒にいててもケンカになりそうですし・・・ちょっと1人にさせて下さい・・・」

    137 = 120 :

    春香「そんな!・・・ずっと一緒にいたのに1人なんて・・・」

    やよい「・・・人の気持ち考えたことありますか?」

    春香「・・・ごめん」

    やよい「・・・・・・それじゃ」スタスタ

    春香「・・・やよい!」

    やよい「・・・」ピタッ

    春香「・・・えーっと・・・あの、本当にごめんね・・・それと、落ち着いたら、また一緒に・・・」

    やよい「・・・・・・」スタスタ

    春香「・・・絶対だからね・・・」

    ――――――――

    ――――

    138 :

    面白いなこれ

    139 = 130 :

    2回目の光はなんだったんだろうな

    140 :

    やよい天使すぎてつまらん的な神の意志が?

    141 :

    面白くなってまいりました

    142 :

    この空間でのちょっとってどんくらいなんだろうな

    143 :

    三千年ぐらいじゃね?

    144 :

    一人だけ進んだか?

    145 :

    5億年終了直前からやよいだけ戻ってきたんじゃない?

    146 :

    ~春香サイド~

    春香「・・・」

    春香「・・・行っちゃった・・・」

    春香「やよい・・・どうしたんだろう・・・」

    春香「・・・突然、いやあのべろちょろが光った時から・・・か」

    春香「やよいの気持ち・・・どっちが本当なんだろ・・・」


    ――――――――

    やよい『むしろ巻き込んじゃってごめんなさい春香さん!』

    ――――――――

    やよい『春香さんも、貴音さんも・・・どうして私にひどいことするんですか!!』

    ――――――――


    春香「・・・」

    147 :

    ~やよいサイド~

    やよい「・・・」ハァハァ

    やよい「う、うぅ~・・・」

    やよい「どうして・・・私はあんなことを・・・」

    やよい「少し前まではこんな気持ちじゃなかったのに・・・」

    やよい「・・・」

    やよい「・・・あの、光のせい・・・?」



    やよい「・・・いや違う・・・そんなこと関係ない・・・」

    やよい「あの2人のせいで私はこんなところにいるんだから・・・」

    やよい「私は間違ってない・・・私は・・・」

    やよい「・・・」

    148 = 146 :

    ~春香サイド・1億9791万5705年目~

    春香「・・・やよいがいなくなって結構時間経ったな・・・」

    春香「・・・そろそろやよい帰ってこないかな・・・」

    春香「やよいの気持ちの問題だし、私が迎えに行くってのも違うと思うし・・・」

    春香「・・・うーん」

    春香「もう少しだけ待つ・・・?」

    春香「・・・」

    春香「・・・いや、そんなのダメだ」

    春香「やよいの気持ちがどうであれその原因が私なんだから、ちゃんと自分から許してもらいにいかないと」

    春香「自分勝手かもしれないけど、それでも独りでいるよりやよいと一緒にいたいし・・・」

    春香「・・・よし!」

    149 = 147 :

    春香「・・・えーっと、やよいは確かあっちに向かったんだよね」

    春香「どこまでいったんだろ?早く見つけられるといいんだけど」


    ――――――――

    ――――


    春香「・・・うー、全然見つからないよう・・・」

    春香「やよいったらどこまで行っちゃったの・・・そんなに遠くまで行ってないと思ってたのに・・・」

    春香「こんなことなら初めから1人にさせるんじゃなかった・・・」

    春香「・・・」

    150 = 147 :

    ~春香サイド・1億9791万5712年目~

    春香「・・・どうして」

    春香「・・・」

    春香「どうして見つからないの・・・やよい・・・」

    春香「もしかしていなくなっちゃったとか?・・・いやいや、出口なんてあるわけないし・・・」

    春香「それとも私が避けられてる・・・?」


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