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    元スレ理沙「京ちゃん!!」京太郎「おう。理沙」

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    51 :

    京太郎「そういえばまだ麻雀打ってないんですね。四人揃ってるのなら俺が来る前にはじめててもよかったのに」

    健夜「ほら、私と打つと全員トぶから。だから京太郎君が来るのを待って私が指導しようかなって」

    健夜「できればマンツーマンで…」モジモジ

    はやり「はやりはトばないから☆」イラッ

    はやり(マイナスにはなるけど)

    「私だってトばないんじゃね?しらんけど」イラッ

    (耐えられるのは三回に一回くらいだけど)

    良子「そもそも京太郎君が小鍛治先輩の個人レッスン(実践)に耐えられるかの方が問題では?」

    健夜「良子ちゃん、ちょっと向こうで話そうか」ニコッ

    良子「ごめんなさいソーリー。何でもするから許してください」

    52 = 51 :

    「そういやきょーたろー、今日は野依さんと一緒じゃないんだねぃ」

    京太郎「ああ。そりゃ、いつも一緒じゃねーよ」

    京太郎「ただの幼馴染みなんだし」

    健夜(なんだ、幼馴染みだったんだ。幼馴染みなら異性と多少仲が良くても普通だよね?多分)

    良子「そういえば、昨日の京太郎君のガールフレンドの野依さんで気になった事があるんですが…」

    健夜「京太郎君の幼馴染みの野依さんね」クワッ

    (わざわざ良子ちゃんの言葉を訂正しなくても…)

    良子「その…野依さんなんですが、最後の半荘で明らかに打ち方が変わったんですよ」

    はやり「打ってればそういう事もあるんじゃないかな☆」

    健夜「ふーん。ちょっと牌譜見せてくれるかな?」

    「あー、確かに昨日の最後のはちょっと私も気になった」

    京太郎「?」

    53 = 51 :

    健夜「……」ペラッ

    はやり「ホントだ。比べると確かにちょっとおかしいよね、この子の打ち筋☆」

    京太郎「どこがおかしいのか全然わかんないんですけど」

    健夜「最後の半荘だけ毎局鳴いてる」

    「一回目と二回目はカンを1回もしてないのに、最後の半荘だけ9回もカンをしてるねぃ」

    京太郎「そう言われれば…」

    良子「これって、自分の聴牌を遠くしてまでする事じゃないですよね」

    健夜「でも、彼女はやってる。一体何のために?」

    良子「普通は打点を上げるためなんでしょうが…」

    はやり「この牌譜を見る限りじゃ、刻子を集めてるのは確かなんだけど、この子、一回目と二回目の方が明らかに本来の打ち方っぽいんだよね」

    「わっかんねー。このカンで得してるのがきょーたろーって事以外はなんんにもわっかんねー」

    京太郎「あ、ホントだ。この局とこの局、カンドラで点数が上がってる」

    「それに野依さんのカンの直後かその次くらいにきょーたろーがツモあがりしてるくらいじゃね?しらんけど」

    健夜(確かにこの子がカンをした直後は京太郎君は必ず有効牌を引いてるね)

    はやり(カンだけじゃない。彼女が鳴いた直後は京太郎君にほぼいい牌が回ってるみたい☆)

    良子(これが私が感じた違和感の正体だったんだ)

    54 = 51 :

    健夜「確かに直感で自分が次にツモる牌が良さそうな牌、いらなそうな牌っていうのはわかるけど…」

    京太郎「え?いやいや普通わりませんよ、そんなの」

    はやり「それを上手く活かしてプレイするのは難しい事だね☆」

    京太郎「これ、活かしてるんですか?理沙の奴、マイナスですよ」

    「私と良子相手にしてこんな打ち方するなんて、舐めた真似じゃね?しらんけど」

    京太郎「言ってる意味が全部わっかんねー」

    良子「野依さんがそれを故意にしてるとすればかなりのモンスターですね、彼女」

    京太郎「いや、普通の人間だよ。良子が何を言ってるんかわっかんねーんだけど」

    55 = 51 :

    健夜「ねえ、京太郎君」

    京太郎「なんですか?」

    健夜「近いうちにその幼馴染みの野依さんを連れてきてくれないかな?」

    京太郎「まあ、いいですけど」

    健夜「もしかしたら私達、団体戦に出られるかもしれない」

    はやり「だね☆」

    56 = 51 :

    良子「そういえば団体戦で思い出したんですが、先輩達は去年、団体戦も個人戦に出てませんでしたよね」

    健夜「う…」

    「あー、良子は知らないのか、中学は九州にいたから。あの惨劇を…」

    良子「惨劇!?」

    はやり「確かにあれは酷かったね」

    良子「え?ちょ、話を聞くのが怖いんですけど」

    京太郎「いや、瑞原先輩達が話を大げさにしてるだけじゃ…」

    はやり「良子ちゃん、なんでうちの部に二年生がいないか知ってる?」

    健夜「……」

    良子「え、まさか…」

    京太郎「マジ…?」

    57 = 51 :

    はやり「あれははやりが一年生の頃、弱小高校で部員も三年で部長が一人、二年の副部長が一人、そしてはやりんとすこやんの四人しかいなかったんだよ☆」

    はやり「団体戦には出られないから個人戦だけ出る事になったんだけど、はやりはモデルの仕事が重なって県予選に出られなかったんだよね☆」

    はやり「だから出られたのは当時の部長さんと副部長さんとすこやんだけ☆」

    健夜「……」

    はやり「部長さんと副部長さんは弱くはなかったけど、二十位くらいだったかな?二人ともすこやんとは対戦がなかったからね☆」

    はやり「そしてすこやんは初日を終えてダントツの一位だったんだよ☆」

    良子(ですよね)

    京太郎「いつも強い強いとは思ってましたけど、他校と戦っても強かったんですね」

    はやり「強い?エグいの間違いじゃないかな☆」

    「強いなんてそんな生易しいものじゃないねぃ。中学の時、観戦席で見てた私でさえ思ったんだから」

    「あの場に座ってなくてよかったって」

    京太郎「ま、またまた大げさな…なあ?」

    良子(ほ、本気の小鍛治先輩と打った事があるからこそ言える。瑞原先輩と咏さんは冗談で喋ってない)

    58 = 51 :

    はやり「とりあえず誰と卓を囲んでもすこやんの卓は南場が回ってこない」

    はやり「何故なら東場で誰かが必ずトぶから。すこやんがトばすから☆」

    健夜「だ、だって、それだけ強さを見せれば次の年の新入部員がたくさん入ってくると思って、良かれと思ってやったんだよ」

    はやり「すこやんとの対戦がトラウマになって麻雀やめたって子も多いらしいよ。風越なんか部員が半分に減ったとか☆」

    健夜「い、引退したんじゃないかな?」

    はやり「どんな部活でも二年生と一年生は引退しないと思うよ☆」

    健夜「こ、根性が足りなかったんだよ」

    はやり「麻雀やめてないのは直接対決がなかった人と、ごく一部の鋼の心を持つ人たちくらいじゃないかな?」

    59 = 51 :

    はやり「まあ、そんなわけですこやんの『新人さんいらっしゃい大作戦』は逆効果だったわけ☆」

    はやり「すこやんの県大会個人戦や全国大会個人戦を見てた長野の中学生達は思ったんだろうね☆」

    はやり「もしこの学校の麻雀部に入って、部活で普段のすこやんと打つのはトラウマを植えつけられるか、死刑執行だと☆」

    はやり「だからすこやんは全国大会個人戦一年生で全卓無敗の優勝という輝かしい戦績を残したにもかかわらず、うちの学校の去年の新入部員はゼロなわけだね☆」

    「ま、私は家から近かったからこの学校にしたけどねぃ」

    はやり「その後、咏ちゃんが何も知らない良子ちゃんを連れてきてくれたんだよ☆」

    良子「そうだったんですか」

    60 = 51 :

    京太郎「あれ?でも一昨年は小鍛治先輩が優勝ってことは、去年は優勝してないんですか?」

    健夜「去年は出場してないよ」

    はやり「私が止めたんだよ☆」

    はやり「悲劇を繰り返すのは駄目だって説得して☆」

    はやり「そうすれば何も知らない無垢な新入部員が入ってきて、頭数くらいの新入部員は入るんじゃないかなって☆」

    「だけど、一昨年の悲劇の傷跡は予想以上に大きくて新入部員は私たち以外は入らなかったんだけどねぃ」

    京太郎(だからクラスの奴ら、俺が麻雀部に入るって言ったらザワついたのか)

    京太郎(友達ともあんまり喋らない理沙も小鍛治先輩の惨劇を知らなかったから昨日は普通についてきたって事か)

    京太郎(麻雀をちゃんと知ってる奴で小鍛治先輩と打つ事になるかもしれないってなったら、まあ逃げるんだろうな)

    61 = 51 :

    「で、去年の全国大会個人戦優勝は現白糸台三年生の宮永照とかいう人らしい」

    京太郎「へー…って宮永照?」

    良子「どうしたの?京太郎君」

    京太郎「いや、古い知り合いに同じ名前の人がいるんだけど…多分長野に住んでるはずだし別人だよな」

    「同姓同名じゃね?しらんけど」

    62 = 51 :

    ここまで

    このスレのすこやんは手加減が可能です(当社比で)

    63 :

    このプロ達は咲達と同世代か

    64 :


    これってもしかして京太郎が過去にトリップしてんじゃなくて
    プロ陣営が若返ってるのかな

    しかしすこやんはどのスレ見てもやらかしてるなぁww

    66 = 46 :

    乙!
    麻雀板に【悲報】今年のインハイについて語るスレ【清澄惨禍】が立つ
    清澄団体戦参加の情報が広まったら棄権校続出の阿鼻叫喚の地獄絵図が地方、全国で見れそう。
    ティラノサウルス(最強個体)がやる手加減は手加減に入るのかですね。わかります。

    67 :


    精神コマンドにてかげんはあるけど、技量のパラメータが
    低くすぎて役に立たないパターンとみた

    68 :

    てかげん使われても一撃で残りHP10にされたら、心折れるには十分だと思……

    69 :

    てかげんは何時でも殺せる雑魚をHP10のみ残して他キャラのレベル上げの餌にする超鬼畜コマンドだからな

    あれ?照さん地味にすこやんにボコられてた

    71 :

    テルーって個人戦出てたのかな?
    それならすこやんと戦ってるような?

    72 :

    ・・・トラウマ・・・傷跡・・・ナギ平げゲフンゲフン・・・

    流石にそこまで酷くないよな・・・よな?

    73 :

    原作でもプロ達それぞれがどんな雀士なのかいつか描写してほしいな
    すこやんとか雰囲気からしてオカルト要素満点っぽく見えるけど・・・

    74 :

    まぁ、国内無敗(どんな状態を言うか分からんが)って時点で運命操ってるレベルだし…

    確率は分からんけど最下位が一度もないってだけで相当だよな?

    75 :

    麻雀の無敗だから少なくとも必ず1位、2位に入るってことだろ
    最下位どころか3位もないはず

    77 :

    現実世界に当てはめて考えると化物だけど咲世界ではわからんよなあ

    78 :

    似たようなオカルト連中を殲滅してだから咲世界でも化け物を超えた何かだろ。
    そんなすこやんでも銀止まり、あの世界にはすこやんを越えるか三人で束になれば勝てる化け物がいる。

    79 :

    はやり「まあ、すこやんの話はこのくらいにしてそろそろ打とっか☆」

    健夜「さっきのは私の話じゃなくて大会の話だよね!?」

    はやり「でも、ほぼすこやんの話だし」

    健夜「ううっ…」

    良子「じゃあ、誰が抜けます?さっき小鍛治先輩が提案してた京太郎君のコーチするなら三人打ちになりますけど」

    「もしくはきょーたろーを卓に入れて、誰かが後ろでアドバイスってのもありじゃね?」

    健夜「はいはい!!それじゃ私が京太郎君の後ろでアドバイスするよ!!」

    はやり「じゃあ、四人打ちですこやんが京太郎君に取り憑くって事で」

    「取り憑くって言うと、なんか悪霊みたいじゃね?」

    良子「私達が京太郎君に取り憑いたゴーストをハントするって事ですか?」

    健夜「…良子ちゃん。ちょっといいかな?」ゴゴゴゴ

    良子「なんで私だけ!?」

    80 = 79 :

    半荘一回目終了―――

    良子「」

    「」

    はやり「」

    京太郎(これは酷い。低い打点で14連荘して、全員同時にトバすとか人間技じゃねぇ)

    健夜「すごいよ!!さすがだね、京太郎君!!」

    京太郎「は、はあ」

    京太郎(俺は小鍛治先輩の言うとおりにツモって切っただけなんだけど…)

    81 :

    あの某総理大臣ですら負けたことがあるのにすこやんは無敗だもんな

    82 = 79 :

    健夜「じゃあ二回目行こうか」

    はやり「つ、次ははやりが勝つ番だね☆」

    「これ以上は好きにさせないんじゃね。しらんけど」

    良子「…こんなのはないない、ノーウェイノーウェイ」

    京太郎(ああ、死亡フラグだ。これ)

    83 = 79 :

    半荘二回目終了―――

    良子「」

    「」

    はやり「」

    京太郎「……」

    京太郎(ここまで俺(の後ろの小鍛治先輩)以外、誰もあがってないとかどう考えてもおかしい)

    京太郎(こんなの大会で毎回やられたらそりゃトラウマにもなるだろ)

    健夜「京太郎君、すごい!!」

    京太郎「は、はあ…」

    京太郎(でも、この小鍛治先輩の打ち方をマスターできれば俺も強くなれるって事なのかな?)

    84 = 73 :

    すこやんまるで強制憑依型強化ギプスだな

    85 = 79 :

    健夜「じゃあ次、三回目に行こうか」

    はやり「お、おー…」

    「助けて…」

    良子「……」orz

    京太郎(…みんな目が虚ろだ)

    86 = 78 :

    この京太郎は絶対に強くなれる(確信)
    深淵に覗き込まれた男、大魔王の情夫の渾名に恥じない程度の実力はつきそうだ。

    87 = 79 :

    次の日―――

    京太郎(結局、あのあとの半荘三回目で俺(というか小鍛治先輩)が10連荘したあたりに、良子が『ソロモン王が~』うんたらとか叫んで国士無双十三面待ちをツモあがりして、瑞原先輩と咏がトんで終わった)

    京太郎(半荘三回で終わったけど、もしあのまま続けてれば、もっと恐ろしいものを見てたのかもしれないな。俺は)

    理沙「京太郎?」

    京太郎「いや、なんでもない。ちょっと昨日の事を思い出してただけだ」

    京太郎「それよりうちの小鍛治先輩と瑞原先輩が理沙に会いたいって言ってるんだけど、理沙の都合とかはどうなんだ?麻雀部に来れるか?」

    理沙「……」

    理沙「京太郎?」

    京太郎「そりゃ俺は部活に行くさ。だから今日が駄目なら先に帰っててもいいんだぜ」

    理沙「……」

    理沙「なら行く!!」

    京太郎「そっか。それじゃ一緒に麻雀部に行くか」

    理沙「一緒!!」

    88 = 79 :

    短いですがここまで

    てるーはすこやんと対戦して生き残っている数少ない雀士の一人

    89 = 78 :

    乙!
    のよりんがすこやんに次回、可愛がられる(意味深)

    90 :


    単語で良く会話が通じるな

    91 :

    のよりんと京太郎がいい距離感

    すこやんはここでもこんなキャラなのか……

    92 = 67 :

    どうしてこう打つのか教えてあげないと全然勉強にならないだろすこやんェ……

    94 :

    のよりんは咲の中でもトップクラスにキャラデザが好きだから嬉しいな

    95 :

    のよりんと京太郎の距離感好きやわ
    のよりんかわいい

    96 :

    乙。理屈よりも感性を鍛えるってことかね。

    97 :

    すこやんは甘やかしっぱなしで指導できないタイプやな

    99 = 73 :


    のよりんは作中でアラサーにもかかわらず小動物オーラを未だに持ち続ける稀有な存在

    100 :

    日本代表だし、咏さんもっと強いんじゃね
    しらんけど


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