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    元スレ八幡「また俺の妹が小町じゃないんだが」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 俺ガイル + - 八幡 + - 輝日東高校 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    死にたくなってきた

    303 :

    だいぶ難易度高いSSな気もするのに
    この>>1はすごいな

    304 :

    アマガミ見たことないけど普通に面白い
    これからも頑張ってほしい

    308 :

    待たせた、どうも、>>1です

    それじゃあ少し書いてく、次レスから↓

    309 = 308 :

    ―翌日―

    八幡「…」

    八幡(今日は美也は先に行ったようだ)

    八幡(まぁ、昨日の朝、中多と登校するみたいなこと言ってたしね、べ、別に寂しくなんてないんだからね)

    八幡(しかし、どうしようかな)

    八幡(あの状態から、接客出来る状態に持ってくとか、かなり骨が折れそうだ)

    八幡(もういっそ、ドラゴンボール集めてお願いしたほうが楽なんじゃないの?ちょっとカプセルコーポレーション行って
       くる)

    八幡(…冗談はこのくらいにしておいて、一度受けてしまったわけだし、なんとかしてやんないとな)

    八幡(というか、なんとかしてやりたくなっちゃうでしょ、あぁ言う子がこれ以上増えると、将来俺を養ってくれるような
       人が少なくなっちゃうかもしれないし、他意はないぞ)

    八幡「…」

    八幡(ただ、あの呼び方はどうにかなんないもんかね、先生って…)

    八幡(あ、なんか背中が痒くなってきた、恥ずかしいです、やめてください)

    八幡(さて、まず何をするべきなんだ?そもそも接客というか、人とコミュニケーションを取る事においては、俺は逆
       スペシャリストだぞ?わかるわけないでしょうが)

    八幡(まさにウップス、コミュニケーション、紳士でさえ感じるプレッシャー、そういえばソウルドアウトは他とコラボ
       あんましないよな、マジかっこいい、シンパシー感じる、アララアララァ)

    八幡「…」

    八幡(ま、とりあえず声を出すことからだろうな、あれじゃあ何言ってるかわかんないよ)

    八幡(できれば、海に向かって大声で叫ぶとかそういうことができればいいんだが、無理だろ、いや、俺も無理だし、手本
       見せろとか言われたら詰むわ)

    八幡(それなら、まぁあそこくらいかな)

    310 = 308 :

    ―放課後―

    美也「どこいくのさ」

    八幡「カラオケ」

    美也「なんで?」

    八幡「声出せるから」

    美也「なにそれー」

    八幡「とりあえず発声練習とかした方がいいだろ」

    美也「あー、なるほどねー」

    八幡「中多も、掴みはそんなもんでいいだろ?」

    中多「はい、よろしくおねがいします」

    八幡「別にいまさらかしこまんなくても」

    中多「そ、そうですか?」

    八幡「うん、だからもうちょい力抜いとけ」

    中多「わかりました、先生」

    八幡「……もういいや」

    中多「…?」

    美也「てゆーか、いつ着くの?」

    八幡「そろそろ、このへん」

    美也「にぃに、よく来るの?」

    八幡「別によくは来ないが、たまにな」

    美也「誰と?」

    八幡「は?一人に決まってんだろ」

    美也「えー?カラオケに一人で来るの?」

    八幡「なに、逆にカラオケって誰かと来るもんなの」

    美也「当たり前でしょ?この前も紗江ちゃんと逢ちゃんと来たし」

    八幡「そうかよ、というか、それならその逢ちゃん?も呼んでお前ら三人で中多の手伝いしてやればいいんじゃないの」

    美也「ダメッ、にぃにも来るの!」

    八幡「そうですか」

    311 = 308 :

    八幡(…で)

    美也「じゃあ早速、紗江ちゃん、はい」

    中多「え?わ、私から?」

    美也「あたりまえだよ、紗江ちゃんの特訓で来たんだもん」

    中多「でも、ちょっと…」

    美也「大丈夫だって、にぃにに紗江ちゃんの歌声聞かせたらもうメロメロだよー」

    八幡「おい待て、俺そんなんで一々惚れてたら歌番組見たら大変なことになるぞ」

    中多「でも…」

    美也「じゃあ美也も一緒に歌うよっ、デュエットしよー」

    中多「あ、それなら大丈夫かも」

    美也「じゃあそうしよー!ほらにぃに、マイクもう一本取って」

    八幡「はいよ」

    美也「それじゃ、何歌おっかー」

    中多「美也ちゃんが決めていいよ」

    美也「ホントー?でもダーメ」

    中多「え?」

    美也「紗江ちゃんが決めるんだよー」

    中多「うん、わかった」

    美也「なるべき明るい曲がいいよねー」

    中多「そうだね、どうしようかな」

    八幡(もうスリップノットとかシステムオブアダウンとかでいいんじゃない?超声出るよ?…逆に静かに歌うのも見てみた
       い気もするな)

    中多「じゃあ、これにしようかな」

    美也「あ、これあのドラマの主題歌だよね?」

    中多「うん、二人で歌えるしね」

    美也「じゃあ早速歌おう!」

    八幡(おう、頑張れ頑張れー)

    312 = 308 :

    美也「イェーイ!」

    中多「い、いぇーい」

    美也「どうだった?にぃに」

    八幡「まぁ、悪くないんじゃないの?一番はまだ小さかったけど、二番くらいからはしっかり声出てたし」

    中多「本当ですか?」

    八幡「あぁ、よく頑張ったな」

    中多「あ、ありがとうございます」

    八幡(まぁ、隣で歌ってるのが美也だからだとはいえ、まだ微妙に小さいがな、時期に慣れてくるだろうよ)

    美也「それじゃあどんどんいこーっ!」

    中多「うん、そうだね」

    八幡(表情から察するに、どうやら一曲歌って泊が付いたようだ)

    中多「…」

    八幡「…?どうした」

    中多「あ、先生は歌わないのかな…と」

    八幡「いや、俺はいいよ」

    中多「そう…ですか?」

    八幡「そもそも中多の発声練習なんだし、俺はそれに付き合ってるだけだし」

    中多「そうですか…」

    美也「じゃあ次は紗江ちゃん一人で歌ってみたら?」

    中多「…うん、頑張ってみるよ」

    美也「おっ!がんばれー!」

    中多「えーっと、じゃあこれ歌おうかな」

    美也「あ、美也もこの歌好きー」

    八幡「美也、今はお前のことはどうでもいい」

    美也「ひどいよー」

    中多「それじゃあ、歌います」

    八幡「おう、頑張れ」

    313 :

    待ってたぜ

    314 :

    中多「…ふぅ」

    美也「やっぱ上手だねー」

    中多「そうかな」

    美也「うん!それにすっごいかわいかったよー」

    中多「ありだとう、美也ちゃん」

    美也「うん!」

    中多「あの、先生は、どう思いましたか?」

    八幡「ん、まぁいいんじゃないの、普段もあれくらい声出せりゃ上等だな」

    中多「よかったぁ…」

    八幡(ま、それができればだが)

    八幡「今日はもう練習とかそういう意識はほっといて、あとは適当に二人で歌ってれば?」

    美也「あ、美也も歌っていいの?」

    八幡「おう、歌え歌え」

    美也「やったねー、それじゃあ早速…」

    八幡「中多ももう好きにしてな、歌いたければ歌えばいいし、嫌なら美也の歌聞いてればいい」

    中多「わかりました、それじゃあ、私は美也ちゃんのあとにまた歌おうかな」

    八幡「そうか、頑張れ」

    中多「はいっ」

    八幡「…」

    八幡(声を出す感覚はもうだいたい分かったろ、あとは本人の度胸の問題だし、もう言うことはない)

    八幡(そのうち、どっかしらで発揮できるようにすればいいな)

    八幡(あとは少しのコミュ力くらいかな)

    八幡(まぁ実際、ここで完成させなくても、ある程度の基板があれば店側のトレーナーとかが指導してくれるだろうし、
       大丈夫だろ)

    八幡(…というか、なんか向こうが慣れたのかどうか知らんが、だんだん普通に喋れるようになってきてるし、根本的な
       ところでは案外問題はないのかもしれん)

    美也「みゃーこれ歌おーっと」

    中多「私はどうしようかな」

    八幡「…」

    八幡(卒業ももう遠くないな、先生嬉しい…やめろ、俺)

    315 = 314 :

    今日はここまで

    ちょっと疲れたわ、短くてごめん
    そのうち、早い時間から書ける時がくれば一気に書くよ

    それじゃ、読んでくれた人、おつかれちゃーん

    316 :


    おもしろい

    317 :

    絢辻さんまだー?

    318 :


    ここは静かでええね

    319 :


    先が気になる

    320 :

    おつ

    321 :


    この次も楽しみ

    322 :


    Vita移植が決定でまだまだアマガミ熱は冷めやらんぜえ

    323 :

    スリップノットとSOAD、いつも一人カラオケで歌うから朝一番で笑ってしまった。
    あれは声出ますね。

    すごく面白いので楽しみにしてます。

    324 :

    中二病御用達バンド
    好き

    325 :

    絢辻さんの裏の顔を知った奴は消される

    326 :

    アマガミってやつよく知らないけどそんなに面白いの?

    327 :

    おもしろいけど主人公に癖があるから無理な人は無理だな。

    328 :

    >>327
    妹は攻略できるんですか?

    329 :

    膝の裏をなめたがる変態

    330 :

    >>328
    できるよ

    331 :

    アマガミのキャラは発想が異次元だからな

    332 :

    ただの変態じゃないからな
    橘さんは発想力の権化とでもいうか

    333 :

    よし、アマガミ買ってこよう

    335 :

    ここはキモいのが湧かなくていいな

    続き待ってます

    336 :

    まだかなー

    337 :

    なかなかこないな~

    338 :

    ななさきはよ

    339 :

    まなかな~

    340 :

    めちゃくちゃ楽しみにしてたからエタるくらいなら書きやすいキャラから書いてほしかった

    341 :

    Vitaで出るから買おう

    342 :

    どうも、>>1です

    久々にPCの電源を入れたよ、忙しかったんだ
    今日はまだ書けないけれども、学校が休みに入ったら書くよ

    それでは

    343 :

    待ってる
    ゆっくりでいいから続きよろしく

    344 :

    とんでもねぇ、待ってたんだ

    345 :

    (お、成りすましか?)

    346 :

    よかったー。待ってた

    347 :

    おお来てたのか
    大人しく待っていよう

    348 :

    どうも、>>1です

    大変長く待たせた、すいません

    今回から書き方を微妙に変えるのでご了承を

    それでは、次レスから↓

    349 = 348 :

    ―数日後―

    中多「先輩!」

    八幡「え?あぁ。おう」

    中多「おはようございます、先輩」

    八幡「うん、おはよう」

    八幡(あれから数日、中多は順調にあがり症を克服し、晴れて例のおしゃれなカフエ()で働き始めた。……はずだが)

    中多「今日もお付き合いしていただいてよろしいですか?」

    八幡「いや、もう終わったろ。俺も先生卒業したわけだし」

    中多「でも、まだ接客に慣れなくて……」

    八幡(なぜかバイトのない日は俺の元へ来る中多。変になつかれてしまった気がする)

    八幡「教えられることももうないしな」

    中多「……そうですか」

    八幡「……」

    八幡(まぁ、正直頼る頼られるに縁がなかった者として、こうして会いに来てくれる事自体は正直嬉しいが……)

    中多「……?どうしたんですか?」

    八幡「いや、なんでもない。それより今日の放課後か?」

    中多「は、はい」

    八幡「まぁ、正直俺は予定とかないし、もし会うなら元よりの関係はなしに普通に遊ぼうぜ」

    中多「……!はい!ありがとうございます!」

    八幡「そんなにはしゃがなくても」

    中多「あ、すいません。先輩」

    八幡「いいよ、別に」

    八幡(さっきから感じるこの視線。やはり誰かが俺たちを……正確には恐らく俺を見ている。中多のファンか何かなんだろう   か)

    中多「先輩?」

    八幡「……行こうぜ。遅刻する」

    中多「はい」

    八幡(そりゃモテるよな、こいつは)

    八幡「……」

    八幡(刺されたりしねぇかな、俺)

    350 :

    八幡(……で)

    美也「お兄ちゃん」

    八幡「おう、すまんな、美也。わざわざ呼び出して」

    美也「いいんだよ、お兄ちゃん。それより話って?」

    八幡「いや、中多のことなんだが」

    美也「紗江ちゃんの?」

    八幡「あいつ、やっぱモテるのか?」

    美也「まぁね。紗江ちゃん、小動物的な可愛さがあるでしょ?だから男の子は守ってあげたいとかなんとかで、ファンクラブ
       もあるらしいよ」

    八幡「そうか」

    美也「でもいきなりどうしたの?」

    八幡「いや、なんでもない」

    美也「なんでもないのにそんなこと聞いたの?」

    八幡「悪いかよ」

    美也「ううん、別に。……!そっかそっか。にしし」

    八幡「んだよ」

    美也「べっつにー」

    八幡「気持ちわるいな」

    美也「いいじゃんいいじゃん!でもお兄ちゃん、そっかー」

    八幡「……」

    八幡(あれ、こいつなんか変な勘違いをしてる気が)

    八幡「おい、美也勘違いしてると思うが」

    美也「いいのいいの、美也はわかってるから」

    八幡(ダメだこいつ。早くなんとかしないと)

    美也「……あ、チャイムなったから美也行くねー」

    八幡「あ、ちょっ」

    美也「ばいばーい」

    八幡「……え?」


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