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    元スレ八幡「また俺の妹が小町じゃないんだが」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 俺ガイル + - 八幡 + - 輝日東高校 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 35 :

    休憩終わり、次レスから↓

    102 = 35 :

    ―クリスマス・イヴ―

    八幡(結局のこのこ来てしまった、しかも待ち合わせ20分前に)

    森島「あっ」

    八幡「…こんばんわ」

    八幡(まさか先に来てるとは…)

    森島「来てくれたんだね」

    八幡「まぁ、断るタイミングが無かったんで」

    森島「イジワルだなぁ」

    八幡「…」

    森島「でもまだ時間前だよ?」

    八幡「先輩だって、もう来てるじゃないですか」

    森島「まぁねっ」

    八幡(眩しい、後光が…あ、イルミネーションか)

    八幡「すいませんね、待たせてしまって」

    森島「ううん、そんなに待ってないから大丈夫だよ」

    八幡「そうですか」

    森島「それじゃあいこっか」

    八幡「どこにですか」

    森島「プール」

    八幡「えっ?」

    104 = 35 :

    八幡「えっ?」

    森島「どうしたの?」

    八幡「あ、いや、なんでも」

    八幡(なぜ俺は水着を着ているんだ)

    森島「ねぇ」

    八幡「はい?」

    森島「どうかなっ」

    八幡「…まぁ、すげぇ似合ってるとしか」

    森島「ホント?じゃあいっぱい見てもいいよ?」

    八幡「いや、そういうわけでは…」

    森島「あははっ!グッド!かわいい顔してるよっ!」

    八幡「やめてください、ってか近い」

    八幡(素肌とかもうほとんど凶器だろ)

    森島「…じゃあ泳ごっか」

    八幡「まぁ、せっかくですからね」

    森島「…?なにしてんの?」

    八幡「準備体操ですよ」

    森島「君、変なところで律儀だね」

    八幡「まぁ、ケガとかしたくないですし」

    森島「それじゃあ、私も手伝ってもらおうかな」

    八幡「自分でやってくださいよ」

    森島「ひょっとして照れてるの?」

    八幡「ひょっとしなくても照れますよ」

    森島「ふぅーん…」

    八幡「…?なんですか」

    森島「ううん、別に?」

    八幡「そうすか」

    105 :

    実妹じゃない設定の小町攻略見たいな

    106 :

    その場合小町が如何に八幡を落とすかだな
    他ヒロインとの争いを見たい

    107 = 35 :

    八幡(…で)

    森島「なんで…ずっと…サウナの中にいるのぉ…?」

    八幡「いや、別に理由はないですけど」

    八幡(かれこれ30分以上いるな)

    森島「泳ごぉよぉ…」

    八幡「さっきまで散々泳いでたじゃないすか、それに先に入りたいと言ったのは先輩ですよ」

    森島「そぉだっけぇ…?」

    八幡「…大丈夫っすか?」

    森島「うん…大丈夫…」

    八幡「いや、大丈夫には見えないんですけど」

    森島「…」

    八幡「…出ましょうか」

    森島「…うん」

    八幡「立てますか?」

    森島「ちょっと手…貸してくれるかなぁ…」

    八幡「あっ、はい」

    森島「よいしょっ…」

    八幡「うおっ、ちょっ!先輩!」

    八幡(寄りかかるな…やっべ、俺も頭クラクラしてきた、違う意味で)

    108 :

    ラブリー可愛い

    109 :

    八幡「…ちょっと、先輩」

    森島「ん?なに?」

    八幡「いや、何じゃなくて、そろそろどいて」

    森島「あー、まだ頭が揺れてるよー」

    八幡(なぜかすのこの上で俺が膝枕をするはめに、やっべ、かわいい)

    八幡「ちょっと、周りの人が見てますよ」

    森島「ダーメ」

    八幡「なんでですか」

    森島「今日は甘えてもいいって響ちゃんに言われてるの」

    八幡(俺の意志は?)

    森島「いや?」

    八幡「そんなことはないっすけど」

    八幡(むしろこれを嫌がる男がいるのだろうか)

    森島「…」

    八幡「だからなんでいきなり黙るんすか」

    森島「だって、君静かな方が好きでしょ?」

    八幡「ケースバイケースって言葉知ってますか?」

    森島「わかんないよー」

    八幡「んぐっ…」

    八幡(クソ、これって完全にバカップルにしか見えないだろ、二度と来ない場所だとわかってても恥ずかしすぎる、
       というか死にそう)

    森島「…あ」

    八幡「なんですか」

    森島「ううん、そろそろ出よっか」

    八幡「そうしてくれるとありがたいっすよ」

    110 = 109 :

    ―ホテル―

    森島「うわー!すっごい綺麗な眺めだよー!」

    八幡(どうしてこうなった?)

    森島「ベッドが大きい!」

    八幡(…どうやら先輩の家族の人たちは来ないらしい、海外にいる先輩の祖父母来れなくなり、それならとご両親も
       来るのをやめたらしい、だが)

    森島「お風呂もおっきーよ!」

    八幡(これはまずいだろうが、どこまで俺を骨抜きにするつもりなんだよ)

    森島「私お風呂入るねー」

    八幡「え?」

    森島「覗いちゃダメよ?覗きくん」

    八幡「わかってますよ」

    八幡「…」

    八幡(ちょっと外の空気を吸いに行こうかな)

    八幡(…置き手紙くらいしておくか)

    111 :

    ほう

    112 :

    そういえばアマガミに覗きの犯人捕まえた翌日に自分も覗きでお縄につく逮捕エンドとかあったっけかw

    113 = 109 :

    八幡(すっげぇ、こんな高いところにテラスがあるだなんてアンビリーバボー)

    八幡(…つーか寒っ!…って当たり前か、こんな高いんだし、下とはわけが違うか)

    八幡「…蟻みてぇだな」

    八幡(なんて、言ってみたかった、正直瀬文さんが一番バケモンだろ)

    八幡「そして、ここにはあったぜ!MAXコーヒー!」

    八幡(う~む、やはりこの味が俺は一番好きだ)

    八幡(…先輩は、一体どういうつもり…いや、ここまで来て逃げるのはさすがに汚いな)

    八幡(一体どうしてあの人が俺に興味を持ったのかはさっぱりわからんが、きっかけはやはり同情だったんだろうな)

    八幡(俺は人にボッチを憐れまれるのが大嫌いだ、一人でいることのなにが悪い、ボッチこそ究極にして至高の存在、
       どっかの新聞社のメニューにも加えられるレベル)

    八幡(だから、俺はきっと一人でなんでも解決できると、どこかでそんな事を思っていた)

    八幡(だが、あの件で思い知ってしまった)

    八幡(達観して、自己満足に浸るだけのオナニープレイは誰かを傷つけてしまうということに)

    八幡(それに、結局あのまま一人でいることを貫けなかったから、今俺はここにいるんだ)

    八幡(だったら…答えはもう出ている)

    森島「あっ!いた!」

    八幡「…先輩、どうしたんすか」

    森島「だって、いつの間にかいないんだもん」

    八幡「手紙、置いたじゃ」

    森島「…ばかっ」

    八幡「んっ…」

    八幡(…全く、この人の抱きつき癖はなんとかならんのか、おかげで慣れはじめてる俺がいるじゃねぇか)

    森島「また…逃げちゃったのかと思ったよ…」

    八幡「すいませんね」

    114 :

    >>106
    原作でお互いに兄弟じゃなかったら関わらないってなこと言ってたけどね

    115 = 109 :

    森島「そうやって私を心配させるのが好きなの?」

    八幡「そういうわけじゃないっすよ」

    森島「それじゃあ」

    八幡「先輩」

    森島「…?」

    八幡「あ、いや…勘違いかもしれないっすけど、あの日、俺なんかの為に動いてくれてたんだとしたら、感謝しな
       いといけないんじゃないかと思って」

    森島「……!」

    八幡「な、なんすか」

    森島「うふふ、ううん、なんかいつもと目が違うなって思ったの」

    八幡「そ…そうすか」

    森島「うん」

    八幡「…」

    森島「…寒いね」

    八幡「戻りますか?」

    森島「ううん、比企谷くんのコート一緒に着るから」

    八幡「あ…そ、そうすか」

    八幡(なんだ、この生き物は)

    森島「っしょ……それだけ?」

    八幡「え?」

    森島「まだ、言うことはないの?」

    八幡「ごめんなさい、とかですかね」

    森島「もう、違うでしょ?」

    116 :

    おもしろい

    117 = 109 :

    八幡「…好きです」

    森島「……ブッブー」

    八幡「えぇ!?」

    森島「そんなそっぽ向きながら言われても嬉しくないよ」

    八幡「ぐっ…」

    森島「…」

    八幡「…先輩」

    森島「はい」

    八幡「…………好きです、多分」

    森島「多分…かぁ、君らしいね」

    八幡「そうすかね」

    森島「うん、でも…合格かな」

    八幡「…」

    森島「私も」

    八幡「いいや、別に先輩がどうかは聞いてないんですが」

    森島「もう…またイジワルするんだから」

    八幡「……」

    森島「…しょうがないな、比企谷くんが絶対に逃げないように……んっ」

    八幡「……ッ!」

    八幡(世界で一番やわらかいのは練乳の風味だと思っていたんだが…なんだ、違ったのか)

    森島「…もう、逃げちゃダメだからね」

    八幡「あぁ…はい」

    森島「うふふっ、絶対だからね」

    八幡「…わかってますよ、先輩」


    終わり

    118 :

    良かった

    119 :

    すげえ良かった
    他のヒロイン編も期待してる

    120 = 109 :

    これにてラブリー編終わり
    一応全員分書こうとは思っているけど、この分だとかなり時間かかりそうだな
    色々文句があるとは思うけど勘弁してくだちい

    それじゃあここまで見てくれた人ありがとう、おつかれちゃーん

    121 :

    おつ
    別の作品も書いてるのにこのクオリティはさすが

    122 :

    面白かった
    が、問題は私がアマガミを知らないということだ

    123 = 119 :

    >>122
    これを気にレンタルすればいいじゃない
    どうせもうTSUTAYAで旧作になってるだろうし

    124 :

    >>122
    是非ゲームもしてほしいなぁ

    125 :

    アマガミ X-RATED はよ

    126 = 112 :

    攻略系ヒロインの時代か

    127 :

    仕事が早くてクオリティが高くてすごいわ とりあえずアマガミ買ってくる

    128 = 111 :

    うん、良かった

    129 :

    妹のいる作品でまず浮かんだのがシスプリだった
    まず人数が足りな……12人いるか?

    あ、「おにあい」とかどうだろ

    130 :

    >>97
    確かに終盤ダレたけど、あれはあれでいいアニメでした

    131 :

    >>130
    ちげーよ八幡の黒歴史と反応しちゃいそうだろ

    132 = 116 :

    次は誰?

    133 :

    アニメの順番をなぞってるのかな?

    134 :

    おもしろい。

    135 :

    棚町と絢辻さんと響さんか
    楽しみです。

    136 :

    面白かった乙
    ああ・・・次は七咲だ・・・

    137 :

    けいおんも妹いるよ

    138 :

    >>88
    違和感無さ過ぎワロタw
    でも八幡あそこまでヘタレじゃないけどな

    139 :

    ヒッキーが右手見たらどうなるのやら

    140 :

    薫がさりげなく八幡って下の名前で呼んでたのはびっくりした
    さすがとも言えるが

    141 :

    いっつも攻略される主人公って……素敵やん?

    142 :

    ほかのヒロインとの会話も期待してます

    >>76
    読んでみたけどその作品だと思う、ありがとう

    143 = 111 :

    でもなぁ、よく考えたら、八幡なら2巻の結衣みたいに一度突き放しそうだな…

    144 :

    >>143
    あれとは状況が違うだろガハマさんは事情を言ってなかったから行き違いがあったけどラブリーは事情がはっきりしてるし

    145 = 109 :

    どうも、>>1です

    それではテレンコ書いてく、次レスから↓

    147 = 109 :

    =棚町薫編=

    ―登校中―

    八幡「…」

    八幡(まさかチャリンコがパンクするとは、誰だよ、あんなところに五寸釘逆さに置いたやつ)

    「あれ、八幡じゃん」

    八幡「ん?」

    「おっはー」

    八幡「あ、おう」

    「なんで自転車押してんの?」

    八幡「いや、ちょっとパンクして」

    「うわー、ついてないわねー」

    八幡「まぁ」

    「だからそんな暗いの?あっ!暗いのはいつものことだっけ!」

    八幡「うっせー」

    「あー、なによー、せっかく一緒に学校まで行ってあげようとしてるのにー」

    八幡「え?」

    「…?何その顔」

    八幡「いや、俺とお前ってそんなに仲よかったっけ」

    「別にそうでもないけどさ」

    八幡「だよな」

    「まぁ堅いことはいいじゃない、あっ、かごにカバン入れさせてね」

    八幡「んまぁ、いいけどさ」

    「…」

    八幡「…」

    「アンタ、本当に静かね」

    八幡「なに、喋ったほうがいいの」

    「ううん、別にいいんだけどね」

    148 = 134 :

    ラブリーマジラブリー

    149 = 131 :

    そいつはもう終わった

    150 :

    仕事が早くてよろしい
    裏表のない素敵な人が楽しみ


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