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    元スレお嬢様「みずぼらしい弁当ですこと」男「うん、貧乏だからね」

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    351 :

    こいつら仲いいな

    352 :

    やっぱこれが一番好きだわ

    353 :

    どういうことだってばよ。

    354 = 1 :

    「じゃあ送る必要なさそうだしこれで」

    「いやいや、このまま返すわけにはいかないでしょ」

    「…どうして?」

    「ほら、同業者なら良かったけど…ね」ニコッ

    「この辺の地理は理解してる?」

    「馬鹿にしてるの?あたりまえじゃない!」

    「じゃあビルの上から覗かれてるのも監視カメラで見られてるのも知ってるの?」

    「はぁ?」

    「いや、見ないほうが良いよ」

    「ッ!護衛なのに監視されてるわけ?」

    「いろいろ複雑な事情がありまして」

    「…」

    「できれば殺さないでね」タ、タ、タ

    「そこは、阻止するところじゃないのかしら…(見られてる時点で調べられてるだろうしね)」ボソッ、タ、タ、タ

    355 = 1 :

    ーーーー男の家、ベランダ。

    「…(サイレンの音は聞えない…何事もなかったみたいでよかった)」

    「お兄ちゃん?どうしたの??」

    「ううん、外の空気は美味しいなって」

    「そうなの?じゃあ私も!」

    「うん」ニコッ

    ーーーー?

    「出来れば殺さないでねーだって」アハハ

    「…」

    「…で?なに、あの女?」

    「不明です」

    「…」パンッ

    「…」サッ

    「なんでよけるのさー」

    「死にたくないので」

    「そういうところだけ似ても仕方ないのに」

    「…」

    「もー死ねよー」

    「貴女こそまったく似てないですね」

    「あんな奴に似たくないんだけどー」

    「そうですか」

    「んでー?あの女どうするの?」

    「ほっとけばよろしいかと」

    「いいのぉ?」

    「今のところは邪魔にはならないかと」

    「まぁ興味ないからいいんだけどねぇ~」

    「…」

    「じゃあ私は録画したの見るからよろしく~」

    「畏まりました」

    356 :

    2年か……

    357 = 356 :

    目が入って無かった

    361 :

    ーーーー朝。

    「・・・スーハー、朝かーー」

    「いろいろ複雑な事情がありまして」

    「…」

    「できれば殺さないでね」

    「・・・今思い出すと中二病セリフで恥ずかしすぎる」バンバン

    「新しい遊びー?」ガサゴソ、ポンッ、バンバン

    「布団の中からおはよう、妹」

    「おはよーお兄ちゃん」バンバン

    「今日は早起きだね」

    「今起きたー!」

    「HAHAHA、こやつめ。また布団に潜り込みおったな」

    「みっしょんこんぷりーと」キリッ

    「キリッ、じゃないの。そろそろ布団に潜り込むのもーー」

    「・・・」シュン

    「さて、朝ごはんにしようか」ニコッ

    「うん!顔洗ってきます」キリッ

    「重要な任務だからはしゃいで転ばないようにね」

    「はーい」ニコニコ

    363 :

    乙乙

    364 :

    乙乙

    367 :

    ーーーー通学路。

    「二人共おはよう」ニコニコ

    「・・・」

    「・・・」ギュッ

    「えーどうして警戒するのよ」

    「別に警戒してるわけじゃないけど、昨日の今日でよく来るね」

    「どうして?偶然かもしれないでしょ?」

    「それだけは絶対にないと思う」

    「はぁ、ひどいなぁ・・・今日はこっちに用事があっただけだしー」ニコニコ

    「道のど真ん中で待つ必要ってあるの?」

    「真ん中にいなかったらスルーしてたでしょ?」

    「うん」

    「うん・・・じゃないわよってそれより二人だけ?」

    「どうして?」

    「オタクさんも一緒じゃないのかしら?」

    「・・・」

    「・・・お兄ちゃん?」ビクッ

    「妹ちゃん怯えるからその顔やめなさいよ」

    「ごめんね」ナデナデ

    「大丈夫?お兄ちゃん?」

    「うん、大丈夫だよ」ニコッ

    「あーあ、また後にするわよ」タ、タ、タ、

    「・・・お兄ちゃん」

    「ん?」

    「怪我しないでね」ギュ

    「うん、大丈夫だから(何しに来たんだろう?)」

    368 :

    おつ

    369 :

    一ヶ月に1レス更新するスタンス

    370 :

    保守し続けなきゃいかんかな?
    乙!

    371 :

    2ヵ月作者が失踪して誰かに依頼だされてやっと消えるくらいだから無意味
    保守する時間があればルール見てくるべし

    372 :

    あっちおちたな

    373 :

    >>371
    俺が言いたかったのはそうじゃないんだ、スマンな。

    374 :

    ーーーー教室、HR中。

    「・・・」チラッ

    「・・・フフン」ニコッ

    「・・・」

    お嬢様「・・・ッ」

    「…(そういえばお嬢様の問題もあったんだ…どうしてそんなに殺気立ってるんだろう?)」

    担任「そうそう、最近、妙な事が起きてるらしいから気をつけるんだぞ」

    クラス男子2「なんです?」

    担任「んーとな、なんでも黒のスーツの男が人を探しているらしくてな、女子生徒、男子生徒問わずに話しかけてる事案が発生と連絡があった」

    クラス男子「それただの人探しでいいんじゃねーの?」

    担任「お前が人探してたら通報するがな」

    クラス男子「どうしてですか!」

    クスクス、あはは。

    担任「静かに、まぁーなんだ。女子生徒はなるべく誰かと一緒に帰ること、人の少ない道を避けることだな」

    クラス男子2「僕たちはどうすれば?」

    担任「いい男についていかないことだな」

    クラス男子2「うっほ、いい男」

    担任「特にお前な」

    クラス男子2「先生俺のこと嫌いだろ!?」


    あはは!面白い~!いいコンビですね。


    「…(話しかける事案?)」

    お嬢様「…」チラッ

    「…」チラッ

    お嬢様「…!」サッ

    「…」

    375 :

    おつ

    377 :

    ふぉぉぉぉぉ!キター

    378 :

    たまーーーに来るとこうしんされててw
    完結させてねー

    379 :

    保 守 !

    381 :

    ーーーー昼休み、屋上。

    「・・・(結局昼休みになっても避けられた感じだったなぁ・・・というより疑われてる気がする)」

    「・・・(依頼が終わったら一期一会が当たり前だったのに、今回は変だ。作為的にも感じるし、かと言って調べても何も出ない)」

    「・・・はぁ」

    「ため息するたびに幸せ逃げちゃうなりよ?」

    「・・・」チラッ

    オタク「・・・?」

    「・・・はぁ」

    オタク「人の顔見てからため息つくのはひどいなり!」

    「申し訳ございません、わざとです」

    オタク「ひどいなり!」

    「今日はどうしました?」

    オタク「?・・・特に用事はないなり」ニコッ

    「はぁ・・・そうですか」

    オタク「用事がなくても一緒に居たいだけなりよ」ニコニコ

    「乙女ですね」

    オタク「これでも恋愛の達人なりよ?」

    「興味無いのでそれは知りませんでした」

    オタク「トゲトゲしいなり」ニコッ

    「今は虫の居所が悪いようです」

    オタク「こわーいなり」

    「怖がらせて申し訳ございません」

    オタク「慣れてるから別にいいなりよー」

    382 :

    お、来てた
    トゲアリトゲナシトゲトゲ

    383 :

    「・・・」

    384 = 1 :

    オタク「・・・いつもなら優しい言葉掛けてるのに私には掛けてくれないのー?」

    「今日は何をしに?」チラッ

    オタク「なんだよーノリ悪いなー」ニコニコ

    「妹の件で機嫌が悪いんです」

    オタク「私だって妹なりよ?それにあんたのは義理でしょ?」

    「・・・そう、ですね」

    オタク「あーあー、そうやってすぐに拗ねるんだから。相変わらずムカつく」

    「申し訳ございません、こういう性格なので」

    オタク「小百合ちゃんだっけ?あの子可愛かったねー・・・実は好みだったり?」

    「もう会うことはないでしょうけどね」

    オタク「依頼があればまた会うでしょう?・・・まぁ今のところ同じところに行ったことはないけどねー」ニコニコ

    「・・・」

    オタク「いい加減さぁ・・・私のところに来ない?悪いようにはしないよー?」

    ガチャ

    オタク「んー?」

    「・・・」

    不良「おー姉さんちーッス!」

    オタク「あー誰だっけ?」

    不良「酷い!存在すら忘れないでください」

    オタク「・・・うるさいし邪魔だし」スッ

    不良「姉さん?手で銃の形作って、自分に向けて何するんすか?」

    385 :

    オタク「私って、邪魔なの見ると撃ちたくなるんだよねー」ニコニコ

    「!」ダッ

    パシッ!

    オタク「・・・」

    「不良君は大切な親友なのでやめて欲しいですね」ボソ、グググ

    不良「???おいおい、なんかわかんねーけど、急にラブラブするなよ」

    オタク「・・・へぇ、何するかわかったんだ?」ボソッ

    「いい加減、オタクさんの演技するのやめて頂きたいです」ボソッ

    オタク?「・・・フフ」

    不良「?(二人して何話してんだ?)」

    386 :



    気づいたらデブと幼馴染の奴落ちてたね
    どうするの?

    388 :

    こういう展開を望んでるんじゃないんだよなー
    なんか面白くないわ。
    まぁどうせ完結させそうにないからどうでもいいけど

    389 :

    誰もお前の望みなんか聞いてない。

    390 :

    >>388 どうでもいいなら黙ってろ。

    391 :

    ーーーー???。

    「・・・」カチャ

    ーーーー屋上。

    オタク?「はぁ、やめやめ」フリフリ

    不良「・・・???(今度は誰に向かって手を振ってるんだ?)」

    「・・・ありがとうございます」

    オタク?「たまには遊びに来たっていいじゃん、男は全然遊びに来ないし。本家の依頼ばかり律儀にちゃんと受けちゃってさ」ムッス

    「理由は分かってるはずです」

    オタク?「・・・そうね、あいつもこの学校にいるんだしさ」

    「・・・どんな理由でもあいつ呼ばわりはしないほうがいいと思いますよ」

    オタク?「オタクバカをどう呼ぼうが私の勝手でしょ?変なアニメばっかり見ちゃってさ、変な喋り方だし!」ギリッ

    「・・・」

    オタク?「お姉・・・う、う”ん。あーもう・・・とりあえず依頼を伝えに来ただけだしもう帰る」スッ

    「・・・依頼ですか?」ガサッ

    オタク?「そ、じゃあね」タ、タ、タ

    不良「?」

    「…」

    392 :

    お、きてた。

    393 :

    おー!続き来てたんか!
    いつも楽しく読ませてもらってます!
    乙!

    394 :

    不良「なんか姉さんらしくなかったな」

    「そうだね、体調が悪かったのかもね」

    不良「まぁ、それなら納得なんだけどなぁ」

    「・・・」ジッ

    不良「・・・じゃあ俺は教室に戻るぜ」

    「え、あ。うん」チラッ

    不良「・・・」タ、タ、タ。ガチャ、バタン。

    「気を使ってくれてありがと」

    (依頼の内容は・・・行方不明者の捜索か、それが自分に来るなんて珍しいな。もしかして今まで護衛した人の一人だったり?)

    ガサガサ。

    「・・・え?」


    ーーーー教室、授業中。


    「・・・」

    お嬢様「・・・?」チラッ

    教師「・・・であるから、この答えはこうなる訳だ」

    「・・・」

    お嬢様「・・・(何かあったのかしら?すごく真剣な顔でしたから)」ジー

    「・・・(ダメだ、いくら考えても作為的な何かがあったと思うしかない。行方が分からなくなるなんて先ず有り得ない)」




    399 :

    ーーーー放課後、校門。

    「・・・」タ、タ、タ、

    お嬢様「・・・」ソワソワ

    「・・・(分かりやすい尾行だけど・・・男くんは気づいてないの?それもとわざとかしらね)」クスクス

    ーーーー市街地。

    「・・・」タ、タ、ピタッ

    お嬢様「・・・!」ササッ

    「・・・(素人の尾行って見てて面白いわね)」

    「・・・」チラッ、ダッ、タッタッタッ

    お嬢様「!!!」タ、タタ…

    「・・・(さすがに気づかれたみたいね。でもいいのかしら?お嬢様一人にするなんて男の子として減点ね)」

    お嬢様「・・・」シュン

    「この前の借りもあるし、今のうちに返しちゃおうかしら」クスクス

    「楽しそうに後ろから尾行するなって、それにお嬢様に手を出したら流石に見逃せない」

    「・・・いつから気づいてたのよ」

    「最初っからに決まってるだろ?お嬢様が諦めたらいいとは思ったけど、女さんが一緒についてきたから撒けなかったんだ」

    「何から何までムカつくわね」

    「余裕ぶって尾行に気づいてないって思ってたのはどこの誰だ」

    400 :

    「クラスメイトには優しいんだから私にも優しくしてよ」

    「・・・」

    「・・・なによ?」

    「キャラが安定してなくてどう接したらいいか分からないから」

    「まぁ、私は誰にもなれるし、誰でもないから」

    「つまりめんどくさい?」

    「男くんってもうちょっと優しいイメージだったのに」

    「お互いに知らない仲でもないだろうに」

    「え?結婚して欲しいの?」

    「バカじゃないの?」

    「バカじゃないわよ」

    「そこは否定するんだ」

    「クラスでそれなりに上位には入ってるでしょ!?」

    「そこじゃないから」

    「うん?違うの?」

    「・・・(演技?それとも・・・)」


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