元スレ社長「プロデューサーを見つけてきたぞ!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 :
きらりん☆がいるとは…ニート期待
52 = 41 :
……………
………
…
ガチャ
P「こんにちは、ちひろさん!ただいま到着しました!」
きらり「ちひろさんおっすおっす☆」
茜「お、お邪魔します!!」
ちひろ「(うわっ!き、急に事務所の雰囲気が熱く…)は、はい!皆さんこんにちは…」
ちひろ「……その子が今回言ってた女の子ですか?」
P「はい!では早速自己紹介のほうをお願いします」
茜「は、はい!!私、日野茜といいます!!」
茜「8月4日生まれの17歳!!趣味はラグビー観戦です!!」
茜「どんなことでも全力でトライしていきます!!!これからよろしくお願いします!!!!!」キーーーーーン
ちひろ「(な、なんて声量!)よ、よろしくね、茜ちゃん……私はここの事務員の千川ちひろです」
P「あ、あと茜さんの両親は近くにいたのであらかじめ声はかけておきました」
P「残るは書類手続きだけなので……後日、お願いできますか?」
ちひろ「はい、任せてください」
ちひろ「…なかなかPさんもプロデューサー業に慣れてきましたね」
P「いえいえ、そんなことは……」
P「では、来て早々でドタバタしてますが……また◯◯自然公園に戻りますね」
ちひろ「え?もうですか?お茶も煎れてありますよ」
P「おお、ありがとうございます!ではこれをいただいてから…」ズスズッ
53 = 41 :
ちひろ「それにしてもちょっとだけここに来るまで時間かかりましたね
たしかここから◯◯自然公園って車で10分くらいでしたよね?5分くらい遅かったですけど……渋滞してたんですか?」
P「いや、◯◯自然公園からは走ってきましたよ」ズスズッ
ちひろ「ああ、なんだそういうことですか……………ってえっ?走って…?」
P「俺は自宅から◯◯自然公園までは車で来てたんですけどきらりは徒歩で自然公園まで来てましたから」
ちひろ「それで二人に合わせるために走ってきたと?」
P「はい!茜さんも走りましょうって言ってましたしね」
ちひろ「は、はあ…」
P「さて、お茶ご馳走様でした…そろそろ戻りますね」
きらり「ちひろさん 、ありかとうだゆ☆」
茜「わざわざありがとうございます!!」
P「ではまた明日!」
ガチャ
ちひろ「は、はい!お気をつけて……」
ちひろ「そ、それにしてもまた一段とインパクトの強い子が来ましたね…」
ちひろ「……んっ?あの三人、車で10分の道を走って15分で来た?」
ちひろ「……深く考えるのはよしましょう……」
54 = 41 :
【休日に】 終わり
55 :
【茜の全力トライ】
茜「おはようごさいます!!!プロデューサー!!!」
P「お!おはよう茜!今日も元気だな」
P「…けど、今日の元気はたったそれだけか?」
茜「!!……いいえ!違います!!!」
P「ならその元気、全力でぶつけてこい!」
茜「今日も行きますよー……うーー!!!ボンバーーーーー!!」
バスッ!!!
P「うん!今日も元気満タンだな、頑張っていこう!」
茜「はい!!ではレッスン行ってきます!!」
凛「……あれもすっかりお馴染みの光景だよね」
卯月「きっとラグビーとかアメフトの仲間が出来てプロデューサーも嬉しいんだよ………あれ?未央ちゃんは?」
56 = 41 :
未央「プロデューサー!私もやってみていい?」
P「ん?未央もか?よし!なら来い!!」
ちひろ「未央ちゃんまで……」
未央「よーし!とりゃーー!」
ポスッ
P「……うーん…未央は入り方がまだまだ鋭くないな」
未央「ん?これでいいんだよ」
P「え?どういうことだ?」
未央「こういうこと!」スリスリ…
P「!?……み、未央!?ちょっ…」カァァァァァァァ
未央「えへへー…どうだ、参ったか!」トントン
未央「んっ?肩叩いたのだ……れ…」
凛「……」ゴゴゴゴゴゴ…
卯月「……」ドドドドドドド…
未央「……え、えーと」
ちひろ「ちょっと未央ちゃん…」コォォォォォォ…
凛「応接室でお話でもしようか…?」
卯月「すぐに終わるから…ね?」
未央「」
……………
………
…
ガチャ
きらり「みんなー、おっすおっ……え?」
未央「」マッサオ
凛「~♪」ツヤツヤ
卯月(プロデューサーに抱きついちゃった!えへへー)ニコニコ
ちひろ「さて、お仕事お仕事」ニッコリ
P「ううう……」カァァァァァ
きらり(な、何があったんだにぃ?)
57 = 41 :
【茜の全力トライ】 終わり
58 = 41 :
見てる人、いるかな?
ちょっと今ニュージェネレーションの三人の話を一人ずつ書こうと思うんだけど、誰からがいいかな?
ちょっと迷ってるから聞いてみたいっすね
59 :
卯月で
60 = 41 :
>>59レスサンクス
じゃあ卯月から書きます
61 = 51 :
〈●〉〈●〉
62 = 41 :
【卯月とお料理】
ガチャ
P「ただいま戻りました!」
ちひろ「おかえりなさい、Pさん」
卯月「おかえりなさい、たしか今日は営業しに行ってたんでしたっけ?」
P「ああ、その通りだ
そして卯月!今回の営業で卯月になかなかいい仕事がきたぞ!」
卯月「えっ?ど、どんな番組ですか?」
P「それがな…◯◯っていう料理番組なんだけど知ってるか?」
卯月「そ、それって私が学校から帰ってくるとやってるからよく見てるんですが…」
P「なら話は早いな、あの料理番組にゲストとして卯月が呼ばれることになったんだ!」
卯月「えぇー!?あ、あれって結構主婦層の人にかなり人気ありましたよね?」
P「うん、だからこそここで卯月を売り込むチャンスなんだ!いけるか、卯月?」
卯月「わ、私そこまで料理が得意ってわけじゃないですよ?」
P「卯月が全てやるわけでもないし、料理人レベルのものをつくるわけでもないからそこまで緊張する必要もないぞ?」
卯月「そ、そうですか……でもやっぱり不安はありますよ…」
P「……よし!ならちょっと待っててくれ」
ガチャ
卯月「え?プロデューサーさん?……行っちゃった…」
ちひろ「ど、どこに行ったんでしょう…?」
63 :
やった卯月だー!
64 = 41 :
……………
………
…
ガチャ
P「ただいま戻りました!」ドサッ
卯月「あ、おかえりなさ……どうしたんですか、このスーパーの袋…」
P「よしっ!卯月早速料理の練習をするぞ!」
卯月「えっ?こ、これって……」
P「ちひろさん、ちょっと給湯室のコンロとか流しを使いますね」
ちひろ「え?はい、どうぞ…」
P「じゃあさっそく行くぞ、卯月!」
卯月「え?ちょ、ちょっと待ってくださいー!」
……………
………
…
P「材料は一通り買ってきたけど……何を作ろう」
卯月「あ、あのー……プロデューサーさん」
P「ん?どうした、卯月?」
卯月「これって料理番組へ向けての練習だったりします」
P「そうだな、卯月に自信をつけるためには練習が一番かなと思ってな」
卯月「あ、ありかとうございます!」
P「まぁ、それにまだ俺お昼ごはん食べてないんだよね…」
卯月「ふふふ、Pさんってばちゃっかりしてますね」
P「それと俺も料理をもっとしっかり勉強したいしね」
卯月「たしかPさんは一人暮らしでしたよね?」
P「ああ、だから自炊するとき美味しいものが食べられたら嬉しいだろ?」
卯月「そうですね!……よしっ!では一緒に頑張りましょう!」
P「おうっ!」
卯月「じゃあ、さっそく………!…?」
P「ここはこの切り方で……!?…!」
65 = 41 :
……………
………
…
卯月「できましたー!」
P「うん、卯月お疲れ!」
卯月「Pさんこそお疲れ様です!どうですか、Pさん?私、ちゃんと出来てましたか?」
P「バッチリだったぞ!これならいつでもお嫁さんにいけるな!」
卯月「お、お嫁さん!?」ボッ
P「うん?どうした卯月?」
卯月「い、いえ…なんでも(隣で一緒に料理してたし、私にお嫁さんになれって言ってるのかと思った…)」
P「それなら早く食べよう!もう俺も限界なんだ」
卯月「ふふふ…そうですね、では…」
P、卯月、未央、凛、ちひろ「いただきます!」
P、卯月「!?」
未央「よしっ!肉じゃがいただき!…うまー!ホックホクだよ!」モグモグ
卯月「あ、あれ?未央ちゃんと凛ちゃんはいつの間に……」
凛「ついさっき帰ってきたの……このほうれん草のおひたし美味しいよ」シャキシャキ
P「そしてちひろさんもってことですか?」
ちひろ「お昼時にこんな美味しそうな匂いが事務所から漂ってれば来たくもなっちゃいますよ!……卯月ちゃん、このお味噌汁の出汁って何使ったの?」ズズズッ
P「まぁ、多めに作っておいたから大丈夫か……」
ガチャ
きらり「ただいまー、帰ってき……ん?この美味しそうな匂いは!」
茜「レッスン終えてきまし……わ!豪華な昼食ですね!!」
66 = 41 :
P「きらりと茜も帰ってきたか……まだ二人ともお昼ごはんたべてないだろ?一緒に食べようか」
きらり「にゃふふー!じゃあ、いただくにぃ☆」
茜「ありがとうございます!!ではいただきます!!!」
……………
………
…
P、ちひろ、卯月、未央、凛、きらり、茜「ごちそうさまでしたー!」
未央「いやー、本当に美味しかったよ!」
凛「卯月、プロデューサー、二人ともありがとう」
ちひろ「久しぶりに自分以外の人の手料理を食べられました」
きらり「卯月ちゃんもPちゃんもお疲れ様だったにぃ!」
茜「ぜひまた機会があればよろしくお願いします!」
P「どういたしまして!」
卯月「喜んでもらえて何よりだよ」
未央「それにしても……ふぁぁ…うぅ…」
凛「あんなにしっかり昼食食べちゃったから……ちょっと眠気が…」
きらり「きらりもねむねむしてきたにぃー……」
茜「たしかに少しまぶたが重いです……」
ちひろ「…そうですね、なら皆仮眠室でお昼寝でもどうぞ」
凛「え?そんなこと…」
P「そうだな、みんなはレッスンもあったしたまにはそういうこともした方がストレス発散になるし……そうさせてもらえ」
未央「…じゃあお言葉に甘えて…」
きらり「ねむねむすぅー…」
茜「眠るときも全力で休みます…」
凛「……そうだね、たまには…」
ガチャ
67 = 41 :
卯月「……」
P「ん?卯月もお昼寝しないのか?」
卯月「あ、ああ……それはさせてもらいます…けどその前に」
卯月「プロデューサー……今回はありがとうございました」
卯月「プロデューサーと一緒に料理できて嬉しかったです……えへへ…」テレテレ
P「……俺もだぞ」
卯月「はい!じゃあ、お昼寝してきますね」
ガチャ
P「……」
ちひろ「Pさん、コーヒー淹れておきました……よ?」
P「ううう……」カオマッカ
ちひろ「……ぷっ」
ちひろ(あんな大きなPさんが17歳の女の子に真っ赤にさせられるなんて……ふふふ)
68 = 41 :
【卯月とお料理】 終わり
69 = 41 :
さてニュージェネレーションはあと二人だけど…
どっち先に書くべきかな?
70 = 59 :
未央で
71 = 41 :
>>70
サンクス
では未央を
72 = 59 :
あ、卯月の話
乙です
73 :
凛で
74 = 73 :
遅かったか…
75 = 41 :
【未央とお留守番】
ガチャ
P「ただいま戻りましたー」
未央「お!お疲れ様ー、プロデューサー」
P「おう、ありがとうな……あれ?他の皆は?」
未央「うづきんは学校の用事でおくれるって言ってて、しぶりんは家の花屋さんが忙しくて今日はもしかしたらいけないかもってちひろさんに連絡があったよ」
P「そうか……それでそのちひろさんは?」
未央「書類関係で銀行に行かなきゃならないらしいからさっき出ていったよ」
P「それで未央は一人でお留守番だったと」
未央「…寂しかったんだよ?」
P「そうかそうさ…ご褒美にカステラでも一緒に食べよう」
未央「わーい!」
76 = 41 :
>>75ミス
>そうかそうさ…ご褒美にカステラでも一緒に食べよう
を
そうかそうか…ご褒美にカステラでも一緒食べよう
に
77 = 41 :
P「はい、ではどうぞ」コトッ
未央「いただきまーす……えへへ、あー幸せ…」モグモグ
P「カステラ一つで幸せなんて大げさな……でも確かに幸せだな」モグモグ
未央「甘いものは人を幸せにするんだよ?それくらい覚えとかきゃね、プロデューサー」
P「まぁ、その幸せを享受しすぎると後で体重計っていう不幸がのしかかってくるけど……」
未央「う……食べてる最中にそういう話はNGだよ」
P「ははは…そうだな」
未央「まったく…プロデューサーは乙女心を理解しなきゃ」
未央(……それにしても今事務所には私とプロデューサーの二人だけかぁ…)モグモグ
未央(う~ん……ちょうどいい機会だし色々と普段聞けないこととか聞いちゃおうかな…)ニヤッ
未央「……ねぇ、プロデューサー」
P「ん?どうした?」モグモグ
未央「もし、プロデューサーがこの事務所の中の誰かとお付き合いするとしたら誰がいい?」
P「んぐっ!?ゴホッ!ゴホッ!!」
未央「あ!?ごめん、むせちゃった?はい、お水」
P「~~ッ!ぷはぁっ…はぁっ…」
未央「あ、アハハ……そんなに動揺するとは思わなかったよ」
P「い、いきなりお前はなんという質問をしてるんだ!?お前は!」
未央「ええ~?だって気になるもん」
P「気になるって…あのなぁ…」
78 :
俺は天啓を得たぞ
・性格よし
・見た目よし
・女慣れしてない
・仕事できる
・ち○こでかそう
とくに指定がない限り、
モバマスssのPはコイツを想像しとこう
79 = 51 :
>>78
追加
・絶倫
80 :
未央「じゃあさ、この事務所の皆のこういうところが好きみたいなのを上げていってよ!」
P「え?なんだそれ…」
未央「そうすれば一番好きなところが上がった人が一番気になるってことじゃない?」
P「そんなこと聞いてから言えるか!」
未央「え~?いいじゃん!」
P「ダメダメ!はい、この話は終わり!!」
未央「ちぇー……なんだよー、一人くらい教えてくれたっていいじゃん……」
P「まったく…」
P「……じゃあ、誰とは言わないが、一人だけ好きなところを上げていってやるよ」
未央「え!?本当に!」
P「……今回だけだぞ」
81 = 41 :
P「そうだな……その人はいつでもなにかに一生懸命だな…」
未央(一生懸命……ということは茜ちゃんかな……いやでも皆トップアイドル目指して一生懸命だよな…)
P「そのくせちょっと不器用だから……うまくいかなくて周りじゃなくて自分を責めちゃうんだ」
未央(……内面的な話だから誰だかなかなか特定できないな)
P「それでも周りに迷惑をかけたくないのか……なかなか自分が弱くなってるところを見せないようにしてるんだ」
P「……とっても強い人だと思う」
未央(………それって)
P「だからかな……思わず冗談で言った言葉にポロって自分の本心が表れちゃうんだ」ポンッ
未央「あ……」
P「寂しかった……なんて…」ナデナデ
未央「…………」
P「その誰かさんは最近テレビの収録で失敗しちゃったから……お留守番で一人になるとすぐ考えちゃうんだよな」
P「自分が周りの足を引っ張ってないか、とか…」
未央「…ッ……~ッ…」グスッ
P「……誰だって失敗したら周りに影響は及ぼすよ…けどな、その人が一生懸命なら周りはそれを」
P「迷惑なんかじゃなくて、愛嬌だと思うはずだ……それがかわいいって思ってくれるさ…」
P「……誰かさんの好きなところはそんなところかな…」
未央「……う…うわぁぁん……」ポタポタ
P「………」ナデナデ
82 = 41 :
……………
………
…
未央「え、えへへ……ひ、人に泣いてるところ見られるって恥ずかしいね…」
P「そうかもな…けど、何か意味があって泣くのなら周りは気にしないぞ?」
未央「わ、私が気にするんです!まったく……本当にプロデューサーは乙女心をわかってないんだから!」
P「それは許してくれよ……こっちは乙女心を理解できるほど女性と接したことないんだから」
未央「なら、これから勉強していかなくちゃ!周りにあれだけ乙女がいる職場なんだから」
P「そ、そうだな……」
未央「……んじゃ…その勉強を教える役は私がやるね?」
P「…えっ?…そ、それ…」
未央「ッ!!に、二度は言わないからね!私、顔を冷ましに外出てくるね!!」
ガチャ
未央「………」
P「お…おい、未央!」
未央「それとね……」
P「えっ?」
未央「その誰かさんは私がよく知ってる人だからプロデューサーに伝えておくよ」
未央「……次こそお仕事成功させて見せるってね」ニコッ
バタンッ
P「………」
P「…は…ははは…はははは!」
P「それでこそ未央だよ……頑張れ」
83 = 41 :
【未央とお留守番】 終わり
84 = 40 :
追いついた。おもろい
85 = 41 :
更新遅くてすみません
凛は今日一日では終わらないかも……
ご容赦下せェ
86 :
おっつおっつ、>>1のペースでいいですよ。
しかしこのPはガタイいいから子供に好かれそうだよね。
87 :
ジャイアンスイーンして楽しめそう(チラッ
88 :
文系アイドルや理系アイドルとの絡みにも期待したいなあ。
89 :
乙ですっ☆
このP、服部瞳子さんが事務所にいたら『ハット』の部分で反射的に構えそうだな。
90 :
では今日は今から再開します
91 = 41 :
【凛とお散歩】
プルルルプルルルプルルル……
P「ん?携帯に電話が……これは大学時代の後輩の◯◯からか……」
ピッ
P「もしもし、Pですが……」
P「おおー!本当か!?おめでとう!」
P「うん…そうか、予定合わせてみるよ」
P「じゃあ、また後日な!じゃ…」
ピッ
P「そっかそっかぁ……ついにあの二人がかぁ…」
ちひろ「どうしたんですか?ちょっと嬉しそうですけど……」
P「それがですね、大学時代にアメフト部で同じポジションをやっていた後輩が今度結婚するそうなんです」
ちひろ「それはおめでたいですね!」
P「ええ!でも予想通りだったなぁ……」
ちひろ「予想通りというと…?」
P「その後輩と彼女って同じ大学の同級生だったんですけど……本当に周りが気をつかうレベルのバカップルだったんですよねぇ…」
ちひろ「あー……私もそんなカップル見たことありますね」
P「まぁ、だから予想通りでしたし、驚きもしないですね」
ちひろ「そうですか……それにしても結婚かぁ…」
P「ちひろさんなら引く手多数なんじゃないですか?」
ちひろ「いえ、そんなことないですよ……」
ちひろ「それにちょっと目をつけてる人もいるし」ボソッ
P「ん?今なんと?」
ちひろ「いえいえ、なんでもないですよ」
92 = 41 :
P「んー……でも結婚式に呼ばれたんだから何か贈り物したほうがいいですよね?」
ちひろ「そうですね、何か贈り物をしたほうが喜ばれるとは思いますよ」
P「といっても何を送るか……」
P「そうだ!俺には力強い協力者が確保できるじゃないか」
ちひろ「え?協力者?……って、なるほど!」
P「明日あたり寄ってきますよ」
ちひろ「そうですね、それがいいと思います」
P「んじゃ、俺もとっとと仕事にとりかかりますか」
……………
………
…
凛「………っとこんな感じかな」シュッシュッ
凛「お母さん、水はこれくらいでいいかな?」
凛母「そうね……うん、ちょうど色も映えてるし、OKよ」
凛「じゃあ、そろそろハナコの散歩の準備してくるよ」
凛母「よろしくね……あ、いらっしゃいませ!」
P「こんにちは!ご無沙汰しています、Pです」
凛母「あら、Pさん!こちらこそ娘がお世話になってます」
P「いえいえとんでもない……いつも助けてもらってばかりですよ」
凛母「そんなご謙遜を……あ、そういえば今日はどんなご用件で?凛を呼びましょうか?」
P「いえ、今日はお客さんとしてここに来ました」
凛母「あら、そうなんですか……それでどんなお花を?」
P「あんまり花に詳しくないので……贈り物として喜ばれる花、なんて注文でもいいですか?」
凛母「ええ、できますよ」
P「それと……目立つところに一輪、杜若を入れてくれませんか?」
凛母「杜若ですか?わかりました、少々時間いただきますね」
凛「そろそろいってく……ってプロデューサー?」
P「おう、凛!こんにちは」
凛「え、なにか仕事かなにかあったの?」
P「いやいや……お客さんとしてきただけだよ」
93 = 41 :
凛「ふーん、お客さんとして来た、ね……」
P「なんだよ、その訝しげな目は…」
凛「だって今まで運動一筋だったプロデューサーが花屋に用ができるなんてね」
P「まぁ、それは自分もそう思ってるよ……でもこれから事務所の皆がランクが上がったり、ライブとか成功したら花を飾ることだってあるしなぁ…」
凛「たしかにそうだね……でも今回は何のために花屋へ?」
P「まぁ、贈り物ってところだな」
凛「そっか………えっ?」
P「うん?どうした?」
凛「い、いや……なんでも…」
凛(え?……プロデューサーが贈り物で花?)
凛(……もしかして女の人?…い、いやそんなことないはず…)
凛(け、けど女の人に慣れてないプロデューサーが初デートなんかに花を贈るとか……)
凛(……やりかねない)
凛「………プロデューサー、時間あるよね?」
P「え?ああ、花ができるまでの間はすることはないな」
凛「じゃあ、ハナコの散歩につきあってくれない?」
P「花って出来るまで待ってなくていいのか?」
凛「いいの、お母さん!プロデューサーと散歩行ってくる」
凛母「え?気をつけていってらっしゃい」
94 :
……………
………
…
< ワンッワン!!
P「ははは、ハナコはご機嫌みたいだな!可愛いやつめ」ナデナデ
凛「……」
P「それにしてもハナコの散歩コースっていつものここなのか?」
凛「……」
P「…あれ?凛!」
凛「!…ど、どうかした、プロデューサー?」
P「い、いや…呼びかけても返事がなかったからさ……どうかしたか、凛?」
凛「……ねぇ、プロデューサー…」
P「ん?なんだ?」
凛「あの花ってさ……誰に贈るものなの?」
P「ああ、あれは大学時代の後輩へのものだよ」
凛「(…プロデューサーの嘘つき、女の人に慣れてないて嘘じゃん)……そっか……なにかの記念に?」
P「そうだな、それにやっぱりああいう花って贈られたほうが嬉しいだろ?」
凛「そうだね……きっと喜んでくれるよ」
P「そうか!花屋の娘さんに太鼓判を押されたんたがら間違いないな」
凛「うん…私が保証してあげる」
P「そうだな……じゃあ、凛にも花を贈っておくか?」
凛「え?……いいよ、その後輩さんに悪いし…」
P「へ?…あいつに迷惑なんでかからないぞ?」
凛「(そっか…そこまでプロデューサーを信じきってるのか)……なら一輪だけでいいよ…プロデューサーの一番好きな花」
P「そうか?なら、俺の一番好きな杜若の花を贈るぞ」
凛「うん…ありがとう」
95 = 41 :
凛「……ここまででいいよ、プロデューサー…一旦私戻るね?」
P「え?帰る場所は一緒なんだし、一通り散歩しないのか?」
凛「……察してよ、嘘つきのプロデューサー…」
P「え?…え?嘘つき?」
凛「……ハナコ、行くよ」ダッ
P「あっ…お、おい凛……行っちゃったよ…」
P(……え?なんか俺悪いことしちゃった?嘘つきって…嘘はついてなかったし…傷つけるもなかったんだけど……)
P「………乙女心って難しい…」
P「……少し時間おいてから戻るか……」トボトボ…
……………
………
…
P「ただいま戻りました」
凛母「あ、Pさんできましたよ!こんな感じで大丈夫ですか?」
P「おぉ、すごい綺麗ですね……これなら喜んでもらえそうです!」
凛母「それは良かったです……それでこのお花はどなたに贈るものなんですか?」
P「はい、今度大学時代の後輩が結婚をするそうなので……そのお祝いにと」
凛母「あら、それで杜若の花を?粋なことをなさりますね~」
P「いえいえ……元々杜若の花は俺が好きな花なんですよ」
P「と、いうより花言葉もしっている花がそれくらいしかないというのもありますけどね」
凛母「そうですか、ふふふ」
P「ははは……では、この辺でそろそろ…」
凛母「あら、もうこんな時間……では、今後とも娘をよろしくお願いしますね」
P「……はい、こちらこそよろしくお願いします」
凛母「ありがとうございましたー」
P「……帰ったらメールしておくか……はぁ…」
96 = 41 :
次の日
……………
………
…
バンッ!!
凛「……」
P「お、おお……おはよう、凛…どうした、そんなに急いで…」
ちひろ(あの凛ちゃんがあんなに大きい音をたててドアを開けるなんて……なにごと!?)
凛「……プロデューサー?」
P「ど、どうした?(もしかして昨日のことでまだ怒ってる?)」
凛「あの花って部活の後輩が結婚するから贈るもの、ってことだったの…?」
P「あ、ああ……昨日メールでもそう説明しただろ?」
凛「~~ッ」カァァァァァ
凛「も、もう!!」ポカポカポカポカ
P「え?なになに!?イテテテ、なんだ凛!?なににそこまで怒ってるんだ?」
凛「さ、察してよ!!このおバカプロデューサー!!!」ポカポカポカポカ
P「イテテテ!な、なにが!?凛!わからないものはわからないんだよ!!」
ちひろ(…なるほどね…大体私は察しましたよ)
凛(まったくもう!!こんな勘違いさせるなんて!私が赤っ恥かくところだったじゃん!!)ポカポカポカポカ
凛(……まぁ、けどプロデューサーから花を貰ったから今回はこれくらいのことで許してあげるけど)ポカポカポカポカ
凛(杜若の花……花言葉は幸せはあなたのもの…)
凛(…プロデューサーからこの花を貰えたんだもん……私がいつかプロデューサーから幸せを貰うよ)ポカポカポカポカ
凛(………なんてね)ポカポカポカポカ
P「り、凛!無言で叩き続けるなぁ!痛い痛い!!!」
97 = 41 :
【凛とお散歩】 終わり
98 = 41 :
個人的に
未央→慰めてあげる
卯月→イチャイチャ
凛→勘違いさせる
をさせるのがこの三人に一番合ってると思うんだ
99 = 41 :
【1レス小ネタ、Pと両親】
ちひろ「……あれ?Pさん…」
P「はい?どうかしましたか?」
ちひろ「今、事務所の皆の履歴書見返してて気づいたんですけど……Pさんのお父さんって……」
P「ああ、名前見て気づきましたか?俺の親父はハーフなんです」
未央「え!?じゃあ、プロデューサーってクォーターってこと?」
P「まぁ、そうなるな」
卯月「へぇー……ちなみにそのお父さんはどの国の方とどの国の方のハーフなんですか?」
P「親父は日本とアメリカ……厳密に言うとアメリカっていってもハワイ生まれなんだけどな」
凛「……どうりでそんな体格なんだ」
P「まぁ、たしかに親父も2mは超えてるからな」
茜「Pさんの大きさにはそんな秘密があったんですね!!」
P「秘密なんてものでもないけど……」
きらり「つまりPちゃんの大きさはPちゃんのお父さんのきらりんパワーを受け継いだってことかにぃ?」
P「はははは…あんな親父がきらりんパワーなんてメルヘンなものは持ってないよ」
ちひろ「それにしてもPさんの大きさはクォーターのせいもあるってことかぁ……」
ちひろ、未央、卯月、凛、茜「……」ジー
きらり「にょわ?」
ちひろ、未央、卯月、凛、茜(まさかなぁ…)
100 = 41 :
【1レス小ネタ、Pと両親】 終わり
みんなの評価 : ☆
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