元スレC.C.「ル、ルルーシュの傷が治っていく!?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
ーードクン、ドクン。
意識が覚醒していく。
俺はゆっくりと瞼を開けた。
C.C.「ルルーシュ…」
C.C.が目に涙を浮かべて俺の顔を覗きこんでいた。
フッ、らしくないな魔女よ。
お前は傲岸不遜に俺を見下しているくらいが丁度いい。
ルルーシュ「…作戦は成功したようだな」
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4 :
C.C.「ああ、ゼロレクイエムは無事成功たよ。しかしまさか、シャルルがこんなプレゼントを残していたとはな」
ルルーシュ「俺は何となくこうなるとわかっていたがな。コードを渡された感覚はあった。しかしギアスが使えたままだったから確証はなかったが…」
C.C.「…なぜすぐ私に言わなかった? コードが発動する前なら防ぐ方法もあっただろうに。[ピーーー]ない、ということはお前が思っているより何倍も辛いんだぞ!」
ルルーシュ「そんなことはわかっている。だが俺はまだ契約を果たせていない。C.C.、お前を笑わせてやると約束しただろう」
C.C.「な、なにっ。お、お前はバカなのか? 私のために自分を不老不死にするなんてバカげている!」
ルルーシュ「フン、なんとでも言うがいい。お前と俺は共犯者だ。共に永遠に罪を償い続けようではないか」
5 :
>>1
メール欄にsaga入れたほうがいいよ
表現規制解除されるから
6 :
>>5久しぶりで忘れてたよ、さんくす!
更新は不定期になり遅いと思うがよろしくたのんます
7 :
乙。待ってます。
8 :
乙乙、気長に待ってます
強いて訊くなら、カレンたんの出番はあるですか
9 :
こういうのをまってた
10 :
C.C.「ああ、ゼロレクイエムは無事成功たよ。しかしまさか、シャルルがこんなプレゼントを残していたとはな」
ルルーシュ「俺は何となくこうなるとわかっていたがな。コードを渡された感覚はあった。しかしギアスが使えたままだったから確証はなかったが…」
C.C.「…なぜすぐ私に言わなかった? コードが発動する前なら防ぐ方法もあっただろうに。死ねない、ということはお前が思っているより何倍も辛いんだぞ!」
ルルーシュ「そんなことはわかっている。だが俺はまだ契約を果たせていない。C.C.、お前を笑わせてやると約束しただろう」
C.C.「な、なにっ。お、お前はバカなのか? 私のために自分を不老不死にするなんてバカげている!」
ルルーシュ「フン、なんとでも言うがいい。お前と俺は共犯者だ。共に永遠に罪を償い続けようではないか」
11 = 10 :
>>8 出番はあるよ!
12 = 10 :
C.C.「童貞坊やのくせに中々言うじゃないか。だが私を口説くには経験値がたりないぞ。フフフ」
ルルーシュ「…やっとお前らしくなってきたな。ではまずはスザク…いや、ゼロに会いにいくとするか」
C.C.「良いのか? お前が生きていると知れば、ゼロレクイエムのことを不義にされたと怒るかもしれないぞ」
ルルーシュ「そうかもしれないな。だがこうして生き返ってしまった以上、話をつけておくのが筋だろう」
C.C.「まったくお前という奴は…。仕方ない、私が話の場を設けてやろう」
ルルーシュ「ああ、よろしく頼む」
13 = 10 :
王の間
ルルーシュ「よう、久しぶりだな」
スザク「ル、ルルーシュ!? どうして生きている!?」
ルルーシュ「少し色々あってな。事情を説明しにきたんだ」
スザク「…なら聞こう。それにしてもどうやってここまで来れたんだ?黒の騎士団員にはギアスの効かないコンタクトの着用を義務付けていたのに」
ルルーシュ「C.C.がまだ俺のギアスにかかっている兵士を調べ上げてきてくれたからな。俺の顔を見たらオールハイルルーシュと快く通してくれたよ効かない」
スザク「そうか、それでこんなにあっさりと入って来れたんだね。…じゃあ本題に入ろうか」
14 = 10 :
王の間
ルルーシュ「よう、久しぶりだな」
スザク「ル、ルルーシュ!? どうして生きている!?」
ルルーシュ「少し色々あってな。事情を説明しにきたんだ」
スザク「…なら聞こう。それにしてもどうやってここまで来れたんだ?黒の騎士団員にはギアスの効かないコンタクトの着用を義務付けていたのに」
ルルーシュ「C.C.がまだ俺のギアスにかかっている兵士を調べ上げてきてくれたからな。俺の顔を見たらオールハイルルーシュと快く通してくれたよ」
スザク「そうか、それでこんなにあっさりと入って来れたんだね。…じゃあ本題に入ろうか」
15 :
…
スザク「…そういうことか。でもどうしてわざわざ僕に言いにきた? 黙って遠い所で暮らすこともできたはずだ」
ルルーシュ「お前にはゼロとして生き続けて罪を償ってもらうと言ったな。それなのに実は俺だけ黙ってC.C.と仲良く暮らしていました、なんてことはできないだろう」
スザク「…」
スザク「もういい。僕はやっぱりユフィーを殺したゼロを許すことはできない。でも前のゼロはもう死んだんだ…。ルルーシュ、君は生まれ変わった。新しい人生を生きろ」
ルルーシュ「スザク……いいのか?」
スザク「良いんだ。永遠に生き続けるのも十分な罰になるだろうしね。…でも一つ条件がある。もし僕が死んだ後、また悪い奴らが国を支配し始めたら君は再びゼロの仮面を被るんだ」
16 :
ルルーシュ「ああ、わかった。約束しよう」
スザク「よし、信じるよ。 そう言えばこれからいく宛はあるのかい? もし必要なら住む所ぐらいは用意するけど」
ルルーシュ「正直用意してくれると助かる。この顔では外を出歩くのも困難だからな…」
スザク「なら手配しておくよ。明日の同じ時間にまた来てくれ。今度はC.C.も一緒にね」
ルルーシュ「すまない。では帰るとしよう」
ルルーシュ「…そうだ、ナナリーは元気か?」
スザク「ああ、君が死んでしばらくは元気がなかったけどね。今は日本の親善大使として元気にやっているよ」
ルルーシュ「そうか、それならいいんだ。じゃあな」
ガチャ
18 :
翌日の夜、俺は約束通りC.C.を連れてスザクと面会した。
その後三人で食事を済ませた後、スザクから新しい家の鍵をもらった。
いよいよ今日から俺とC.C.の同棲生活が始まるというわけか。
今までも同棲に近い生活ではあったが、今回は部外者がいない。
ダモクレス戦の時にはカレンに邪魔をされたが、あの日の続きができるかもしれない。
フッ、フフフ、
ルルーシュ「フゥーーッハッハッハッハッ」
C.C.「どうした、いきなり笑って。頭でもぶつけたのか?」
ルルーシュ「あ、いや…これは…」
19 = 18 :
C.C.「まったく変な奴だ。ほら、家の前で突っ立ってないではやく鍵を開けろ」
ルルーシュ「うるさいぞ! 言われなくても今開ける」
ガチャ
C.C.「ほう、なかなか良い部屋じゃないか。 二人で住むには少し広すぎる気もするがな」
ルルーシュ「ああ、確かに良い部屋だ。……だが、どうしてベットが一つしかないんだ!?」
C.C.「ルルーシュ、私はお前が優しいヤツだと知っているぞ。だから…」
C.C.「男は床で寝ろ」
ルルーシュ「バカを言え、ここは俺がスザクにもらった家だぞ? つまり、この家にあるすべての物の所有権は俺にある。よって…ベットで寝るのはこの俺だ!」
C.C.「おいおい、私のような可憐な少女を床で寝かせるつもりか? ハァ、ルルーシュ。だからお前はいつまでたっても童貞なんだ」
20 = 18 :
ルルーシュ「そ、そんなに言うなら一緒に寝れば良いだろう」
C.C.「おやおや、それが狙いか坊や」クスッ
ルルーシュ「フン、俺はお前と一緒に寝たぐらいで興奮するような男ではないからな。はっきりいって余裕だ、C.C.よ」
C.C.「では、……襲ってくれないのか?」
ルルーシュ「ほわあ!? な、何を言っている魔女よ!」
C.C.「お前は私が横で寝ていても何も思ってくれないんだろう?」
ルルーシュ「い、いや…そんなわけではないぞ…」
C.C.「冗談だよルルーシュ。ふふ、顔が真っ赤だぞ。まあそんなに私と寝たかったのなら仕方ないな。うん、仕方ないから一緒に寝てやろう」
21 :
魔女め……!(褒め言葉
22 :
逝っても想定外には弱いのは直らんか…
23 :
>>22
そりゃ童帝ですし
24 :
>ダモクレス戦の時にはカレンに邪魔をされたが、あの日の続きができるかもしれない。
世界巻き込んだ一大決戦時にナニをしようとしてたんですかねぇこの童帝は
…というかそれじゃ扇と変わらないじゃないか!!
25 :
…
ルルーシュ(…結局本当に一緒に寝ることになってしまった)
C.C.「どうした、寝ないのか?」
ルルーシュ「今から寝る。少し端によってくれ」
C.C.「…変なことするなよ?」
ルルーシュ「するわけないだろう!」
…
ルルーシュ(眠れん…)
26 = 18 :
C.C.「ルルーシュ、もう寝たのか?」
ルルーシュ「…起きているぞ」
C.C.「そうか」
ルルーシュ「…」
C.C.「…」
C.C.「な、なぁルルーシュ」
ルルーシュ「なんだ?」
C.C.「その、だな…腕に抱きつきながら寝てもいいか?」
ルルーシュ「な、なにッ! また俺をからかうつもりか?」
C.C.「…違う。だが勘違いするなよ。私はチーズくんの抱き枕がないと寝られない質なんだ。今日は抱き枕をなくしてしまったからお前で我慢してやると言っているんだ」
28 :
まだかなー
29 :
ルルーシュ「…フッ、今日のところはそういうことにしておいてやる。俺の腕でよければ好きに使え」
C.C.「おい、何をにやにやしている! 本当に抱き枕がないと寝れないだけだからな! 勘違いするなよ!」
ルルーシュ(クックック、少しC.C.のいじり方が分かってきたぞ)
ルルーシュ「ああ、わかっている。もう寝るぞ」
ギュッ
C.C.「う、うむ、おやすみルルーシュ」
ルルーシュ(む、胸が…)
30 :
C.C.そんなに胸がおお…?
31 :
いいっすね!
32 :
翌朝
C.C.「おい、起きろ」
ルルーシュ「ん、朝か…」
C.C.「腹がへった。ピザを頼もう」
ルルーシュ「なぜ朝からピザを食わねばならん。作ってやるから少し待っていろ」
カパッ
ルルーシュ「…しまった。昨日来たばかりだから冷蔵庫が空だ」
C.C.「ピザだな」フフン
33 = 32 :
…
ルルーシュ「どうだC.C.、似合うか?」
C.C.「なんだその格好は? 不審者みたいだぞ」
ルルーシュ「変装だよ。このままでは外にも出れんからな」
C.C.「サングラスはいいがマスクはいらんと思うぞ。逆に警察に止められそうだ」
ルルーシュ「む、そうか。…これでどうだ?」
C.C.「良いんじゃないか。それならバレないし自然に見えるぞ」
ルルーシュ「では買い物に行くとしよう。C.C.、お前もついてこい」
C.C.「強引だな。恋愛もそのくらいでいけば童貞も捨てられるのにな…」
ルルーシュ「な、何を言っている。はやく用意しろ!」
34 :
…
ルルーシュ「よし、必要なものは大体買ったな」
C.C.「乙女をこんなに歩かせるな。おかげですごく疲れてしまったじゃないか」
ルルーシュ「ふん、あれだけピザを食べたんだから少しくらい動いておけ」
C.C.「うるさい、私は食べても太らない体質なんだ」
ルルーシュ「まあいい、どうせ昼飯もまだだしな。そこの料理店で休憩しよう」
C.C.「良いのか? なんだか高そうだぞこの店」
ルルーシュ「ここは貴族達がよく来ていた高級料理店だからな。金のことは気にするな。賭けチェスの金がたっぷり残っている」
店員「いらっしゃいませー」
35 = 34 :
店内
ルルーシュ「どうしたC.C.、食べないのか?」
C.C.「…静かにしろ。隣の席の会話に耳をすませ」
ルルーシュ(なんだ?)
元貴族1「本当にやるのか?」
元貴族2「当たり前だ。やっと黒の騎士団に入れたんだ。このチャンスを逃すわけにはいかねえ」
元貴族1「だがナナリー様を殺した後どうするんだ?」
36 = 34 :
ルルーシュ(ナナリーを殺すだと!?)
元貴族2「シュナイゼル国王に向かって言うのさ。貴族制度の復活をしなければ皇族を順番に殺していくとな」
元貴族1「そうか…。これが成功すれば俺たちは…」
元貴族2「ああ、再び地位と富を得ることができる!」
ルルーシュ(こいつらの名誉のためだけにナナリーを…。必ず阻止してやるッ!)
C.C.「どうするんだ?」
ルルーシュ「とりあえず作戦を考える。お前はスザクに面会の時間をつくってもらうよう頼んできてくれ」
C.C.「わかった」
37 :
シュナイゼル「国王」ってどういう事なの…
38 :
ナナリーが国王のはずでは…
39 :
>>37 指摘ありがとう。 皇帝とうったつもりが国王になってた
40 = 38 :
>>39
そういう事じゃないと思う
41 = 39 :
ルルーシュ(ナナリーを殺すだと!?)
元貴族2「シュナイゼル皇帝に向かって言うのさ。貴族制度の復活をしなければ皇族を順番に殺していくとな」
元貴族1「そうか…。これが成功すれば俺たちは…」
元貴族2「ああ、再び地位と富を得ることができる!」
ルルーシュ(こいつらの名誉のためだけにナナリーを…。必ず阻止してやるッ!)
C.C.「どうするんだ?」
ルルーシュ「とりあえず作戦を考える。お前はスザクに面会の時間をつくってもらうよう頼んできてくれ」
C.C.「わかった」
42 = 38 :
シュナイゼルはゼロに従ってるし
皇帝はナナリーのはずなのに
何故シュナイゼルなんだ
43 = 39 :
>>42そこは意図して変えている部分です
このSSではナナリーは合宿国日本の親善大使でしかありません
シュナイゼルが皇帝になっているのは後で明かしていくつもりでしたが、簡単に言うとゼロがブリタニアを動かすために皇帝にさせています
44 = 39 :
今日はここまで
明日からは書けない日もでてくると思うが不定期で書いていきます
設定とか違う部分もあるし矛盾もあるかもしれんが軽いノリで見てくれたら助かるぜ
45 :
乙乙
でも考えてみりゃ皇帝にさせるってのもシュナイゼルへの罰としてはありかもな
本編では「なるとしよう」とか言っといて結局ならず、ルルーシュへのカウンターとしてナナリーを据えたんだし
しかもゼロという存在とギアスに支配された皇帝となるとシュナイゼルの思想(人は支配されたがってる)への皮肉にもなるし
46 :
本編でもルルとC.Cって途中から一緒に寝てなかったか?
47 :
ルルーシュ(とりあえず奴らとナナリーが接触しそうな行事を調べるか)
カタカタ
ルルーシュ(これだ! 黒の騎士団とナナリーが接触するのは恐らくこの超合衆国・ブリタニア共同平和会議。開始時刻は明後日の午後二時か。…時間が少ないな)
プルルルルル
C.C.「おいルルーシュ、私だ。スザクが今からきてくれと言っているぞ。場所は第三倉庫だ」
ルルーシュ「ああ、わかった」
48 :
待ってます
49 :
第三倉庫
ルルーシュ「待たせたな」
スザク「ルルーシュ、大事な話ってなんだい?」
ルルーシュ「ナナリーが元貴族達に狙われている。日付はたぶん合同平和会議の日だ」
スザク「どうしてナナリーが?」
ルルーシュ「俺に爵位を剥奪された貴族達が計画しているんだ。ナナリーを見せしめに殺し、爵位復活を訴えるつもりらしい」
スザク「そんな事のために…!! ルルーシュ、何か打つ手はあるのか?」
ルルーシュ「…今のところはない。俺はもう表舞台には立つことはできない。だからお前に頼むしかないんだ」
スザク「ごめん…。合同平和会議の日、僕はゼロとして参加しなくちゃいけない。だからあまり身動きはとれないんだ」
50 :
ルルーシュ「…そうか」
スザク「…」
スザク「…なあルルーシュ、少数部隊を率いてみないか?」
ルルーシュ「なに? そんなことできるわけがないだろう」
スザク「ゼロレクイエムの真意に気付いている人達がいる。 その人達なら君の顔を見ても力になってくれるはずだ」
ルルーシュ「…まさかジェレミアとか言うんじゃないだろうな」
スザク「違うよ。僕が見た限りではカレンと藤堂さん、そして玉城さんと扇さんも気付いている」
ルルーシュ「あいつらが…」
スザク「どうだい、やってみないか?」
みんなの評価 : ☆
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