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    元スレ上条「よう、操祈じゃねーか」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - 食蜂操祈 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 250 :

    興味なさ気な食蜂だったが、さらに詳しく取り巻きAの心を覗くと驚愕の表情に変わる。

    食蜂「あ、あなた!ここの病院に当麻さんが入院してるのね!?そうなのね!?」

    A「え、ええ…ある病室の前を通りがかったときに確かに上条当麻という名前の札が…」

    食蜂「こうしちゃいられないわぁ!!」ダッ

    A「じょ、女王!そんなに走っては疲れてしまいますわよ!!」

    案の定20mくらい走ったあたりで目に見えてペースが落ちてしまったが、そのまま走るのをやめなかった。
    それほど上条にはやく会いたい気持ちが強いのだ。肩で息をしながら病院内にたどり着く。

    食蜂「か、上条当麻さんの病室を…ハアッ…教えてくださいっ…ゲホッ」

    受付「は、はい」

    252 :

    まさか...

    253 = 250 :

    食蜂「はあ…はあ…」ツカツカ

    息も絶え絶えに上条のいる病室を目指す。彼がひどい怪我を負ってしまったのならば、自分が看病する。したかった。


    幼馴染として。恋人として。彼のそばで一生を添い遂げるものとして。

    やがて彼のいる病室の前まで着いた。あんまりにも息があがっていたために、少し深呼吸をする。

    すると、上条の部屋の中から話し声が聞こえてきた。

    254 = 250 :

    一体何を話しているのだろうと耳を澄ます食蜂。


    冥土帰し「……本当にいいんだね?あの子にずっと隠し通すということは、他の人たちにも隠し通さなくてはならない
    んだよ?それは生半可な覚悟じゃできないよ」


    あの子?一体誰のことだ?私のこと?

    隠すって何を?


    上条「……前の俺が必死になって助けた娘です。なら俺が守らなくちゃダメでしょう?それに、毎日俺のことを本気で心配して
    お見舞いに来てくれてます。きっと優しい娘なんですよ」ハハハ


    前の……俺?一体どういうこと……?


    冥土帰し「……きみは異常だ。どうしてこんな状況で笑っていられるんだい?」

    上条「はは……どうしてですかね…。前の俺にも大切なもの、大切な人が存在していたと思うんですけど、それでも
    困っているあいつのことを見過ごすことはできなかったんでしょうね…うまく言い表せないけど、コレだけは確かです。
    前の俺の選択は間違っていなかった。だって今のあいつ、すごく幸せそうでしたから…」

    冥土帰し「……君は前と変わらないね。同じような馬鹿だ」フフ

    上条「はは、それは良く分からないですけど……」



    ………………………まさか―――

    255 :

    俺得ssktkr

    256 = 252 :

    >>255
    空気嫁

    257 = 250 :

    食蜂はある考えに至った。でもそれは。食蜂にとって何よりも最悪なことで。
    泣きそうになりながらも、念のため室内にいる冥土返しにリモコンを向けて能力を使用し、彼の心を覗いた。


    冥土帰し『まさか脳細胞が死滅しているとはね……この私が敗北するなんて』


    脳細胞の死滅………?


    冥土帰し『しかしエピソード記憶だけで助かったよ。もしもすべてが破壊されていたら普通の生活に戻ることのは
    かなり難しかっただろう』


    エピソード記憶の破壊……………




    冥土帰し『それに先ほどウチの看護師から、7月19日の夕方に上条君と恋人らしき女の子が手をつないで
    一緒に歩いていたという話を聞いた………彼はもう…その子のことを……』ブツッ


    食蜂は心を覗くのを途中でやめた。
    これ以上はもう無理だ。
    辛すぎて。辛すぎて。

    258 :

    展開はえェーーー!?

    259 :


    辛い…

    しかもこれ原作でも起きてるからな…

    あっちの操祈は乗り切りたと思うけど…

    260 :

    >>259
    ま、まだ原作でも幼馴染と決まったわけじゃないよ……(動揺)

    261 = 250 :

    力なく壁にもたれかかって座り込み、うずくまる。急に世界に自分ひとりになってしまった気分だ。

    寒い。暗い。怖い――。


    冥土帰し「ん?きみ、どうしたんだい?」

    上条の部屋から出てきた冥土帰しは、部屋の前でうずくまっている食蜂を見つけ、声をかけた。
    しかし食蜂は何も言わない。言えなかった。
    そこで冥土帰しは気付く。


    ―――この子は、例の女の子だ。



    冥土帰し「……ちょっと話がしたいんだ。一緒に来てくれないかな?何の話かは言わなくても分かるね?」



    食蜂「………………」コクリ

    262 :

    ふ、ふたり共まだ幼いしこれから馴染めば(錯乱)

    263 = 252 :

    みさきち...

    264 = 250 :

    もう眠いんで寝ます!読んでくれた方々ありがとうございました!

    展開速いのは許していただきたいです!バードウェイちゃんのSSも同時進行なので!
    明日も多分来ます!短いですけど!

    265 :

    乙です バードウェイの方のタイトルを教えてください

    267 :

    この後がさっぱり読めない さすが心理掌握

    268 :

    おい・・・おい・・・どうなるんだこれ
    いちおつ楽しみに待ってる

    269 :

    乙です。
    ……ちくしょー!どこかにないのかよ!華麗にインさんスルーでイチャコラするSSは!
    もういいんだよ、上条さん記憶喪失でガーンな展開にしなくてもいいじゃないか!
    次回楽しみにしてます、……負けるなみさきち!

    270 :


    セロリの野郎くその役にも立たなかったな

    271 :

    >>270

    無茶ぶりした挙げ句のこの扱い、魔術師の仕業か

    272 :

    乙ー
    バッド展開じゃないですかー!やだー!
    おのれ白い悪魔インナーマッスルさんめ!!

    273 :

    インポッシブルさんは出さないでって言ったじゃないですか、やだー

    274 :

    インが出るとロクなことにならない

    275 :

    治る見込みの無い記憶喪失とか幼馴染ポジションには辛過ぎるな…
    続き待ってる

    276 :

    インデペンデンスデイさんは引っ込んどいてくれよー!

    277 :

    いくら記憶が無いとはいえ、ポッと出の女の話ばっかしてるのは彼女として心中穏やかにはいられないな…

    278 :

    インクルードstdio.hさんは疫病神だな

    279 :

    これで白い悪魔がでかい顔して上条を顎で使ってると思うと耐えきれないな

    280 :

    >>264 乙! バードウェイのSSのタイトル教えてください!

    281 = 250 :

    >>265
    >>280

    すまん、俺の言い方が悪かった。書き溜めが同時進行ってことです。
    このSSがいつになるか分からんけど終わったら出すつもりです。
    よろしくね

    282 = 260 :

    一応上条が記憶喪失だと知らせた後に殺そうとしたらそのまま抵抗しないで死にそうだけどね、インデックス
    なにもすも上条さんが異端(お人よし)なせいだけど……

    283 = 250 :

    今日はちょっと遅くなるかもしれません。見ていただける方がいれば幸いです。0時くらいかな

    284 = 270 :

    了解

    285 :

    把握

    286 = 250 :

    投下しまーす

    287 = 250 :

    -院長室-


    冥土帰し「………きみの名前は?」


    食蜂「…………………………………食蜂」

    冥土帰し「………食蜂さん。君は以前の彼にとっての恋人、でいいんだよね?」


    以前の彼――――。冥土帰しが発したその言葉に両手で目を覆う食蜂。体中が震えだした。
    今の食蜂の涙を止める術など冥土帰しですら持たないだろう。


    食蜂「……………はいぃ…」


    両手で目を覆いながら。声を激しく震わせながら。やっとの思いで声を絞り出す食蜂。

    冥土帰し「……病室での、私たちの会話を聞いていたんだろう?」

    優しい声音でゆっくりと尋ねる冥土帰し。食蜂の返答を焦らず待つ。


    食蜂「………」コクリ

    288 :

    小さくうなずく食蜂。そして、聞かなくてはならないことを冥土帰しに問うた。

    食蜂「……彼の」ポツリ



    食蜂「彼の記憶を戻すことは出来ないんでしょうか」



    冥土帰し「無理だね」

    冥土帰しはあえて即答した。もし食蜂があの病室での会話を聞いて、未だに希望を持っているとしたら、それは早めに潰さなく
    てはならない。それが彼女のためだ。

    冥土帰し「上条君は普通の記憶喪失とは違うんだよ」

    食蜂はもう分かっていた。冥土帰しがなんと言うかを。今の上条の状況を。それでも聞かずにはいられなかったのだ。

    冥土帰し「ふとした瞬間に記憶が戻ったり、なんてのはありえない。もう彼は君と過ごした日々を一生思い出すことはできない。
    今の彼は、私とあの子と、ほんの数人しか知らないんだ」


    食蜂「………………………………」

    289 = 250 :

    食蜂「…………すみません…今日は失礼させてもらいます。また明日来ますからぁ…」グスッ

    目を覆いながら彼女は言った。それもそうだろう。少しぐらいは落ち着く時間が必要だろうと冥土帰しは考える。

    冥土帰し「ああ…待っているよ…」


    あと、と立ち去ろうとする食蜂を呼び止めた。

    冥土帰し「あの子をあまり恨まないでやってくれ。私も詳しくは分からないが、聞くところによるとどうやら想像を絶する
    過酷な運命を背負わされた子らしい……」



    食蜂は何も言わず立ち去った。

    290 = 250 :

    あ、やべえ眠いわ…また明日まとめて投下しまーす
    正直毎日更新はきついので明日まとめて投下したら一日休み貰います。
    ごめんなさい

    291 :


    上食は貴重なので>>1ペースで構わないので出来るだけじっくりお願いします

    293 :


    どうなるんだこれから…

    294 :

    乙です。
    あせらずやって下さい。

    295 :

    さて、以前言った通り、上条の記憶と同じだけ出番を削らせていただくぞ目次
    向こう十数年、貴様の出番はなしだ

    296 :

    インディグロナイトライトさん嫌われすぎワロタ

    297 :

    これでインポッシブルさんを許せるのか……
    許したらみさきちマジ聖人だが……一発殴るくらいはしていいよね。

    298 :

    インペリアルクロスさん新刊で頑張ってたやろ

    299 :

    これでみさきちが一からやり直そうとアピールして
    上条さんがデレデレして
    インスタントラーメンが噛みつくようならインカ帝国はマジで滅ぶべき

    300 :

    インテグラルさんにNTRされるとかまじ勘弁wwww


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