元スレ上条「よう、操祈じゃねーか」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 99 :
食蜂「そういえば、当麻さんから砂時計を贈ってもらったことがあったじゃない?」
上条「もちろん覚えてるぜ」
食蜂「あの砂、すごく綺麗なのよぉ」ニヘー
上条「そういってもらえると買ったかいがあったよ。良かったな」ニコッ
食蜂「えへへ/////」
食蜂はかすかに顔を赤らめて笑う。彼女の笑顔は見ていて非常に愛らしい。
ずっとその笑顔を守りたいと、そう思った。
食蜂「もうね、何回でもひっくり返してみたいって思っちゃうのよぉ」
上条「あはは、そんなにかよー」
平穏な日常。心落ち着く幼馴染とのひと時。そんな日々がずっと続けばいいと、そう思っていた。
一週間が経ち、上条はめでたく退院した。
その後も幸せな日々が続く。食蜂は今だに告白できていなかったが。
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時は流れ、夏休みまでもう少しという時期。
外では、けたたましいセミの声が鳴り響いていた。
102 = 99 :
ひとまずここまでとさせていただきます!
もっと投下したいんですが、眠いんで寝ます!
読んでくれた方ありがとうございました!
105 :
乙です。
夏休み……くうっ!白い何かが……。
106 :
記憶破壊か
108 :
乙ー!!
夏休み……くっ、頭が……
とりあえず無理でもいいから夏休みの初日にお泊りしたほうがいいぞーミサキー!!
109 :
夏休み………ぐっ、インデペンデンスデイが…
110 :
早く焼きそばパン捨てるんだ!
111 = 99 :
インさんディスられすぎてワロタwwwwwwwwww
投下します!もうちょっとで!
112 = 99 :
-------7月18日-------
上条「もうすぐ夏休みかーはええなー」
食蜂「ええ、楽しみね。夏休みも一緒に遊びたいわねぇ」
上条「ああ。そうだな」
食蜂は学校帰りに上条の部屋に寄り道していた。
もうすぐ夏休みということもあり、食蜂のテンションはいつもより高い。
対して上条は、夏休みが補習三昧と言うことがわかっているのかテンションは高くない。
食蜂「でも、私は夏休みの最初のほうは研究所に通わなくちゃならないのよねぇ」
ひどく残念そうに彼女は言う。研究所は彼女にとって退屈でしかないのである。
上条「別にいいさ。夏休みってのは長いからな。いろいろと」
113 = 99 :
しかし、食蜂には夏休みに入るまでにどうしてもやりたいことがあった。
昨晩ようやく腹をくくったところである。
食蜂「ねぇ、明日の放課後にちょっと話があるんだけど.......」モジモジ
上条「え?今すりゃいいじゃん。言ってみろよ」
食蜂「あ、明日!明日言うから!」
上条「ふーん?まぁかまわないけどな」
食蜂が上条に明日伝えたいこと。それは彼に好きだという長年の気持ちを伝えること。
今まで失敗に終わってきたが、明日は絶対成功させてやろうと言う今までとは一線を
画す覚悟であった。なんとしてでも夏休み前には彼と恋人になり、それからの夏休み本番を
全力で楽しみたかった。
114 = 99 :
食蜂「じゃあ、17時にあの店でね、当麻さん」ニコッ
上条「おう、わかった」ニコッ
食蜂「じゃあ今日のところは失礼させていただくわぁ」
上条「自分で言っといて遅れんなよ?wwww」
食蜂「あら、それはこっちのセリフよぉ」クスクス
上条「じゃあ、また明日な」バイバイ
食蜂「はぁ~い、また明日ね」フリフリ
115 = 99 :
ー学舎の園ー
自室に入るなり、食蜂はベッドの上に寝転ぶ。
食蜂「明日は...絶対に成功させてやるんだからぁ...それで、当麻さんとの夏休みを満喫するのよ...
そしてそのまま結婚して、当麻さんのお嫁さんに////」
ふと部屋に飾ってある砂時計が目に入る。それを取りに行き、またもベッドに寝転ぶ食蜂。
砂時計をひっくり返す。たまっていた砂が重力に引かれてサラサラと心地よい音を立てる。
部屋の電気にすかして眺めると、さながら大量の星粒が大空を離れて自分の元へと降り注いでいるように
見えた。
116 = 99 :
この砂時計は彼にプレゼントしてもらって以来、唯一無二の宝物となっていた。
この砂時計を毎日かかさずひっくり返して、その輝く星粒のごとき砂を眺めるのが
日課となっていた。これを見ていると、不思議と明日も明後日もうまくいくような気がした。
一生大切にしたいと思った。この砂時計も、彼との思い出も。
きっと彼もそう思っているんだろう。
自分との思い出を彼はずっと大切にしてくれるはずだ。
117 :
女の子してるみさきちは最強に可愛い
でもな、みさきち、思い出せなくなってる記憶ならまだしも、
完全に消えた記憶を「戻す」のは学園都市最高の精神系でも不可能なんやで
記憶を刷り込むことはできるけどそれはもう上条当麻じゃないんだよ…
明日告白するって言ったヒロインの告白できた率は0に近いんだ…
ヒロインが事故に逢うか、男が事故に逢うかして、死んでな…
118 = 99 :
--------7月19日--------
チュンチュン...
食蜂(朝か...)ネムネム
今日私は告白する。長年想い続けた彼へ。
食蜂(気合は十分!がんばるわよぉ!)
景気づけに砂時計をひっくり返す。サラサラと相変わらず心地よい音が流れた。
119 = 99 :
上条「ふぁ~あ...ねみぃ」アフアフ
ぐっと体を伸ばしてあくびをする上条。体が少しほぐれる。
上条「今日も学校頑張りますかっと」
今日の夕方には食蜂との約束がある。補習はどうやらサボるしかないようだと
上条は苦笑する。
重い腰を上げて顔を洗いに行く。冷たい水で顔を洗うと、ようやくスッキリと
目が覚めた。
120 = 99 :
食蜂が自分に伝えたいこととはなんだろう?昨日から考えているが、さっぱりわからないのだ。
怒られるようなことをした覚えはないし、あのときの彼女の雰囲気はそういったものではなかった
と思う。かといって、わざわざ呼び出してお礼されるようなことをした覚えもなかった。
彼女には彼女の考えがあるだろう。それ以上余計なことは考えないことにした。
上条(さて、支度するか)
121 = 99 :
ガラッ
上条「はよーす」
土御門「ーーーーいや、だからー......お!!おはようだにゃーカミやん」
青ピ「おはよーさん」
二人の友人と軽く挨拶を交わす。二人はなにやら話の途中らしかった。
上条「何話してたんだ?」
土御門「メイド服に一番ふさわしい属性について議論をしていた最中だったんだぜい」
青ピ「僕はやっぱピンク髪ロリこそ至高やと思うんやけど、つっちーは黒髪デコ出し妹系メイドに死角なし
と言い張ってるんや!確かにつっちーの言い分もよーわかる!!わかるで!黒髪で妹属性もちのメイドさん
はそらもう素晴しいやろなぁ!!せやけどな!?!?ピンク髪ロリメイドの姿を思い浮かべれば、その差は
決定的に明らかやねん!!!!!おいカミやん!思い浮かべてみ?な?理解できたやろ!!?まずキッチン
ンンンン!!キッチンまで背が届かずに踏み台を使って僕のためにいっっっしょうけんめいに料理を作って
くれてる姿を!雰囲気を!!その小さな背中を!!!思い浮かべたかぁ!?思い浮かべたならひとまず良しと
したるわ!!そして次ぃ!食事中や!!そのくりっとしたつぶらな瞳で『おいしいですか?先生の料理は』と
心配そうな顔をしつつ、さらに首をかしげつつ聞いてくるぅ!!カミやんはなんて答える!?まあ僕はな、
女心を理解してるから余裕で答えられるんやけどな!聞かせてやるわ!最善の答えを!満面の笑みでな、
『小萌せんせの作る料理は何だって最高やで』ってなぁぁ!!これが最善の答えやねん!!!恥ずかしがりつつも
嬉しそうに頬を赤らめるせんせ!!くぅ~~最高やで!!どうやカミやん!!!もう理解したやろ!?
ピンク髪ロリメイド教師こそ最高だってことがっっっっ!!!!!!!!」
上条「うるせーよド変態」
青ピ「」
122 = 99 :
少し短いですが今日はこれで投下終了とさせてもらいます!
もう書き溜めがほとんどないです!いままでよりもちょっとばかし短くなるor毎日できないけど溜めるかのどっちか
になります!みなさんの意見も参考にさせていただきたいです!
読んでくれた方々ありがとうございました!
123 = 103 :
乙
みさきちはインデックスと仲良くなれる気がするんだよ
125 = 105 :
乙です。
ヤバい……この流れはヤバい!
あの日が……あの日がやってくる!
126 :
店で待ち合わせは……
127 :
言い忘れていました!明日は諸事情により投下することができません!すみません!
土曜は本気だそうと思います!
128 :
>>123
だからインペリアルさんはいらねーっての
129 :
把握
130 :
インさんいらね と思う前に良作を見てしまい何とかみんな幸せにならないものかと思ってしまう
131 :
マジでインなんとか出さないでほしい。
上条と食蜂がくっついてイチャイチャすればそれでいい
132 :
インさんは土御門の部屋のベランダに引っ掛かっていたということで
133 :
特に意味もなくインさんをイギリスに送り返したり御坂をスルーするSSを読むとあっ、この作者面倒な事から逃げたなと思ってる
134 :
逃げたっていうより取り除いてくれたと解釈するけどな
135 :
だってインポテンツさんと御坂
絡ませるとめんどいし
とくにインなんとかさんが絡むと
記憶喪失ルートに入るからな
136 :
インペリアルドラモンさんはデジタルワールドに引きこもっててほしい
137 = 136 :
インペリアルドラモンさんはデジタルワールドに引きこもっててほしい
138 :
理不尽な事をされて喜ぶマゾ以外にとって、禁書や御坂はただのイタイ女
不要物
139 :
いっそのこと、インさんルートになってミサキの記憶が消えたとしたら……!?
140 :
インさん完全に災厄扱い
141 :
まあ傍目から見たら災厄なのは間違いないわな
142 = 127 :
俺の書き方がおかしかったです。すみません。
みなさんから意見をいただきたかったのは、短め毎日or長め不定期どちらがいいかと言うことについてでした。
書き方へたくそですいませんでした.....
あと、ここではっきり明言しておきたいと思います!御坂さんご本人はこのssに出ません!!!!
143 :
>>142
意見ですが短いのでもじっくりの方がいいです
あと、安価スレでもないのに意見させると荒れるし変だなと思ってました
こちらも意図をよく解せず申し訳ありません
144 = 127 :
>>143
とんでもない!!
俺の書き方がまずかったせいなのでどうか謝らないでいただきたい
145 :
長めで不定期がいいれす
146 :
かまわん、続けて下さい。
147 :
昨日はお騒がしてすいませんでした。
今日の22時頃に投下させていただきます。
148 :
了解
149 = 147 :
投下します!
150 = 147 :
土御門「変態は置いといて、カミやんはどの属性が一番だと思う?」
上条「うーん、そうだな~....金髪巨乳かな。メイド服との相性は抜群だと思うし、何より王道中の王道
だろ?好きなやつも多いと思うぜ」
青ピ「それ思いっきりカミやんの幼馴染やないかい!!」
土御門(お前は普通に小萌せんせとか言ってたろ)
青ピ「なんやなんや!?もう付き合うてんのか!?」
青ピの言葉でざわめきだすクラスメイトたち。女子は不安そうな顔をし、男子は歓喜の表情で満ちていた。
女子から圧倒的な支持を持つ上条が恋人を作れば、クラスの女子がこちら側に流れてくると期待しているの
である。
上条「まさか!あいつはレベル5だぞ?俺みたいなレベル0があいつと付き合おうなんておこがましいぜ」
土御門「そんなことないと思うけどにゃー....」
土御門は上条の部屋に遊びに来る食蜂をけっこう見たことがあるが、どうみても彼女はベタ惚れだった。
それで気づかないのは彼の鈍感さと卑屈さによるマジックコンボのせいだろう。
みんなの評価 : ☆
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