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    元スレ上条「よう、操祈じゃねーか」

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    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - 食蜂操祈 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 147 :

    一方、上条に恋人がいないことを知ったクラスメイトたちは自分の席に戻っていった。
    女子は嬉しそうな表情で、男子は不満げな表情であった。


    ガラッ

    小萌「はーい、しずかにしてくださ~い。HR始めますよ~」

    青ピ「小萌せんせー今日も可愛いな~」

    小萌「もぉ~いいから早く席についてください!」プンプン

    青ピ「は~い」

    152 = 147 :

    小萌「皆さんも知ってのとおり、明日から夏休みでーす」

    一同「ひゃっほおおおおおおおおおおおおおぅぅ!!!!!」

    小萌「し、静かに~!」

    ちっちゃい体で頑張っている小萌を横目に、クラスメイトたちと盛り上がる上条だった。

    153 = 147 :

    ~昼休み~

    青ピ「そういやぁカミやん」モグモグ

    上条「ん?どうした?」モグモグ

    青ピ「少し前のこと何やけど、街中でめっちゃ焦ってたカミやんを見たんやけど、なんかあったん?」モグモグ

    上条「あーあれな~....最近常盤台のビリビリ中学生にところかまわず襲われるんだよな....それも
    ハンパじゃねぇ電撃でさ....」モグモグ

    土御門「それってもしかして超電磁砲かにゃ?」モグモグ

    超電磁砲<レールガン>とは、学園都市第3位である御坂美琴の通称である。七人いるうちのレベル5で
    世間的には最も有名なレベル5で、常盤台中学に在籍している。目立った悪行はせず、レベル5の中では
    かなりまともな常識人だといわれている。また、学園都市に大勢存在する同系統の能力者との差は圧倒的で、
    様々な応用の利くオールラウンダーである。

    154 = 147 :

    上条「そんなことを言ってたような気もする。ま、根はいいやつなんだけどな....」

    青ピ「カミやんはいったい何をしでかしたんや...」

    上条「ええ~助けようとしただけなのになぁ~」

    土御門「それにしても、レベル5の広告塔が一般人であるカミやんを襲うのはちょっとマズイと思うんだけど
    にゃ~~」

    青ピ「レベル5は性格破綻者ばかりって言うしな~。いくら常識があるって言ってもあくまで『レベル5の中では』
    ってだけやと思うよ、ボクは」

    青ピの言葉の一部にムッとする上条。

    上条「操祈は性格破綻者なんかじゃないぞ」

    青ピ(カミやんの前ではな...)

    土御門(カミやんは食蜂の能力を受け付けないし、あいつはカミやん大好きだからにゃ~....)

    土御門と青ピは以前、街中で彼女が能力で取り巻きの女子生徒に好き勝手しているのを目撃したことがあった。
    口答えをした女子生徒にカロリーが高そうなものばかり大量に食べさせたり、大勢の人々の前で奇声を上げさせたり、
    へんてこなダンスを躍らせたりしていた。

    土御門(まぁでもカミやんへの気持ちは本物っぽいからにゃ~。そこだけは信じれるかな)

    155 = 147 :

    青ピと土御門の彼女に対する評価は決して高いものではなかった。
    だが実際のところ、食蜂はレベル5の中ではかなりの穏健派である。
    すでに何人もの人間を殺めてしまっている第2位、第4位や、一般人(上条限定)を致死量の電撃や
    切れ味抜群の砂鉄の剣で襲う第3位など、問題行動の目立つレベル5だが食蜂はイタズラ(陰湿ではあるが)
    にとどめている。彼女の「心理掌握」さえあれば、国一つを荒廃させることなど容易い。それほどの力を
    持ちながらもイタズラ程度にとどまっているのは、彼女の中で上条当麻という大きな抑止力が存在しているからだった。
    彼はまったく自覚していないが。食蜂は彼に嫌われることを極度に恐れているのである。

    青ピ「ま、レベル5についてはここらで一旦おいとこうや。つっちー、カミやん。今日の放課後ゲーセン
    行こうや」

    上条「俺今日は用事あるからパス」

    土御門「同じく」

    青ピ「なんや付き合い悪いな~」

    上条「悪いな、また誘ってくれ」

    青ピ「はいよ~」

    156 :

    なるほど

    157 = 147 :

    学校を出た上条は食蜂と約束していた店に向かった。その店は、自分たち二人が学園都市に来て初めて
    訪れた喫茶店だった。ここのコーヒーはとてもおいしい。立地は良くないが、その味に惚れた客から口
    コミで広がり結構な人気が有った。

    上条(操祈はもう来てんのかな?)カランコロン

    白髪の店長「おォ、上条じゃねェか」

    上条「ちわっす店長」

    最近颯爽と現れた期待の新人店長である。まだ若いが一流のバリスタであり、客からの信頼も厚い。

    白髪の店長「第5...食蜂さンならあっちの席だぞ」

    上条「ありがとう店長」

    158 = 147 :

    明日本気出します。読んでくださった方々ありがとうございました!

    159 :

    え、え!?

    160 :

    セロリなにしてんねん乙

    161 = 148 :

    コーヒー狂いだからね、乙ー

    162 :


    まてまだセロリとは限らん

    164 :

    乙です。
    何やってんすか一方さん、まあ実験やってるよりは健全か……。

    165 :

    こりゃ一方通行はレベル6シフトやってませんわ

    ってかあれか、レベル5の悪評のなかで1位が語られてないのはこのせいか

    166 :

    ここは理想の果てか…?

    167 :

    バリスタの資格ってすごくね?

    168 :

    乙ー!!
    セロリさん何してんだよwwww

    169 :

    こいつを選んだ店長の顔が見たい
    ……数多さんとか?

    170 :

    幸せそうで何よりですよ

    171 :

    >>167
    容易くは無いはず。頭脳よりもむしろ経験とか技量とかの微妙な感覚の世界だし、本当にバリスタの資格を所持していて普通に喫茶店を経営しているなら感覚が狂う可能性がある戦闘を伴うような実験の暇は間違いなく無い。仮にあっても原作ほどの頻度では無理

    172 :

    一瞬佐天さんの喫茶店かと思った

    173 :

    科学側で一方通行の感覚が狂うとか考えられないな
    第2位と上条さんはともかくとして、全盛期なわけだし

    174 :

    どうも~、コーヒー屋さンでぇす

    175 :

    もうちょいで投下します!

    177 :

    待ちに待ってた

    178 = 175 :

    上条「おーい、操祈。ごめん待ったか?」

    食蜂「と、当麻さん!ううん、全然大丈夫よぉ!」

    食蜂はなんだか落ち着きがなかった。顔は真っ赤だしうつむいている。上条はそれを不思議に思いながら
    も食蜂の向い側の席に腰を下ろす。

    食蜂(あんなに張り切ってたのに....いざ本人と対面したら緊張しちゃうぅ/////)

    今朝は十分気合を入れてきたつもりだったが、やはり本番ともなると緊張はピークに達していた。
    とにかく落ち着かなければ―。

    上条「ありゃ?まだ何にも注文してないのか?」

    食蜂「え?う、うん...当麻さんが来るまで待ってようと思って...」

    上条「そりゃ悪かったな~、よし、今すぐ頼もう」

    食蜂「う、うん」

    179 = 175 :

    白髪の店長「お待たせしましたァ」

    上条「ありがとう店長」

    食蜂「・・・・・・・」

    白髪の店長「今回はいつにも増してうまく仕上がったぜェ」フンス

    上条「どれどれ・・・・・」ズズッ

    白髪の店長「どうだァ?」ハラハラ

    食蜂「・・・・・・・・・・・・・」

    上条「うまい!さすが店長!」

    白髪の店長「」ホッ

    食蜂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

    白髪の店長「喜んでもらえて何よりだァ、ゆっくりしていけよ、上条に第5....食蜂さン」スタスタ

    上条「おう!ありがとな店長」フリフリ

    食蜂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

    180 :

    なんか、この第一位かわいい

    181 :

    なんか店長になるまでの苦労が感じられるんですが…

    182 = 175 :

    上条「…さてと」

    上条がふいに言葉を発する。ビクッとする食蜂。

    上条「コーヒーも来た事だし、そろそろどうして俺を呼んだのか教えてくれないか?」

    食蜂「!!!」

    上条「昨日からずっと考えてたんだけど、さっぱりわからねえんだよ。そろそろ教えてくれよ」

    ついに来た。この時が。
    食蜂としては、あちらから問いかけられて正直助かった。このままだとずっとキョドっていたかもしれない。

    食蜂「…ええ、今から教えてあげる……心して聞いて欲しいの……」

    長年思い続けた彼に、ついに自分の想いを伝えるときが来たのだ。

    183 = 175 :

    目を閉じる。息をすう。目を見開く―。

    食蜂「私とあなたは、昔からいつも一緒にいたわよねぇ」

    上条「なんだよあらたまってwwww照れちゃうだろwwwwww」

    冗談っぽく茶化した上条だったが、食蜂の真剣な表情を見て雰囲気をようやく察知し、自分も真剣な表情
    へと変わる。


    食蜂「…ねえ」




    食蜂「私が世界で一番幸せだと思ったこと。わかる?」




    上条「……………………いや、わからねぇ」




    食蜂「あなたの幼馴染でいられたこと、よ」

    184 :

    くるのか⁉

    185 = 175 :


    上条「…………大げさd「いいえ、大げさなんかじゃないわぁ」

    食蜂「あなたは気づいていないかもしれない。私にとってあなたと言う存在がどれほど大切でかけがえのないものなのか。
    私はあなたがいるから頑張れる。あなたがいなければ何もできなくなる。あなたは私にとって、生きる価値そのものなのよ。
    昔も、今も。そして………」





    食蜂「これからの未来も」



    食蜂「でもね」



    食蜂「これからの未来は、私だけじゃなくて、あなたにもそう思って欲しいな」





    食蜂「世界で一番大好きなあなたに」

    188 = 175 :

    訪れる静寂。時間にすればほんの3秒くらいの静寂が彼女には痛いほど長く感じた。

    上条「………お、俺で……」

    不意に上条が口を開く。

    上条「いいのか?俺なんかで」

    189 = 175 :

    今さらを言っているのだろうかこの朴念仁は。答えなど一つしかない。

    食蜂「あなたじゃなきゃ嫌よ。私はあなたしかいらない」

    上条は顔を真っ赤に染めた。彼のこんな顔は見たことがなかった。

    上条「ぁ……ありがとな…操祈。俺、嬉しすぎてやべぇ…正直、お前は俺みたいなレベル0と幼馴染だってことが
    恥ずかしいんじゃないかって思ってて……まさか好きっていってもらえるなんて……思いもしなかったから……」

    しどろもどろになりながらも声を絞り出す上条。若干涙声な気もする。

    食蜂「バカねぇ。そんなこと思うわけないじゃない」

    食蜂も涙声になりながらにっこりと微笑んだ。彼の次の言葉を待つ。

    上条「……俺もお前が好きだ……」

    食蜂「……うん…っ」

    190 = 181 :

    よしっ! よしっ!!いい感じだ

    191 :

    カウンターの向こうから温かい目で見守るセロリを想像して吹いた

    192 = 176 :

    ここまで感動的上食スレがあっただろうか

    193 = 175 :


    ワアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!

    今まで二人の話に聞き入っていた客たちが一斉に歓喜の叫びをあげた。

    客A「やったな二人とも!」

    客B「いつまでもお幸せにな!」

    客C「お、俺感動して泣きそうだよ…」

    ポン

    白髪の店長「二人の幸せな生活の始まりに、涙は見せるもンじゃねェ…だろォ?客C」

    客C「て、店長ォォォ!!」ブワッ

    白髪の店長「泣くなっつってンだろォが!!ぶっ[ピーーー]ぞ客Cィ!!」

    194 = 180 :

    とあるSSで上食に惚れてから上食に興味がわいた

    195 = 184 :

    >>194
    タイトルおしえて

    196 = 175 :

    周りの騒ぎなど気にしないほど二人の世界に入っている食蜂と上条。

    食蜂「・・・・ねえ、約束して?一生私と一緒にいてくれるって」

    上条「ああ。約束するよ。俺はずっとお前と一緒にいる」

    二人は席を立ち、互いに強く抱きしめあった。強く。強く。

    食蜂「好きよ。当麻さん」

    上条「俺もだ」

    そして二人は見つめあい――口付けを交わした。



    客たち(店長含む)の熱気はピークに達した―――。

    197 = 184 :

    えんだあァァァァァァァァァァァァ

    198 = 180 :

    いぃぃよっしゃああぁぁぁ!!

    >>195
    ここで言うと荒れそうだから雑談スレで言う

    199 = 175 :

    現在二人は常盤台中学に向かって歩いていた。食蜂を学舎の園に送り届けるためである。
    夕日が彼らを照らす。二人はしっかりと手をつないで歩いていた。誰が見たって恋人同士だというだろう。

    食蜂「研究所での用事が終わったらたくさんデートしようねぇ当麻さんっ」ニコニコ

    上条「ああ、もちろん」

    やがて常盤台のすぐ近くまで来た。ここまで送れば大丈夫だろう。

    上条「またな、操祈」

    食蜂「待った!」

    ビクッ

    上条「な、なんだよ大声出して・・・・」

    食蜂「な、何か忘れてない・・・・?//////」

    なんだろうと上条は考える。忘れるとはいったいなんだろうか。そこである一つの考えが浮かんだ。

    上条「お前もしかして店になんか忘れたのか?」

    200 = 175 :

    食蜂「・・・・・・我が彼氏ながら呆れたものねぇ」ハア

    上条「な、なんだよ・・・」

    食蜂「ホントに分からないのぉ?」

    上条「分かってたらこんな風に呆れられてねえよ」

    食蜂「・・・・・ばか」

    そう言うと食蜂は彼の襟元をキュッと掴んでひきよせ、口付けする。

    食蜂「おやすみのちゅーに・・決まってるでしょ・・・///////」

    上条「お、おう・・・・わりぃ・・・////」


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