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    元スレ苗木「江ノ島さんを更生させてみた」

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    201 :

    >>181
    ブラックコーヒー用意して待ってる

    202 :

    砂糖吐きそうだった
    デレ妹様は国宝過ぎて辛い

    乙でしたぞ!

    203 :


    日曜日・苗木家

    苗木「はあ、やっぱり実家は落ち着くなあ」

    苗木「昨日の舞園さんたちが怖くて、思わず逃げてこっちに戻ってきちゃったよ……このベッドで寝るのも久しぶりだ……」

    苗木「……と、思ってたんだけど」

    苗木「なんで僕のベッドに妹が潜り込んできてんの?」

    苗木「あ、あはは、ついいつもの癖で……」

    苗木「いつもの癖!? そんなよくこのベッド使ってるの!?」

    苗木「たまに! たまにだけだよ!」

    苗木「まさか彼氏とか連れ込んでるんじゃ……」

    204 = 1 :


    苗木「ち、違うよ! そもそも私彼氏できたことないし」

    苗木「そうなの? モテそうなのに」

    苗木「告白はよくされるけどねー。好きでもない男と付き合うつもりないから、いつも断ってるよ」

    苗木(やっぱり僕と違ってモテるんだな……)

    苗木「ん? てことは好きな人はいるのか」

    苗木「どうだろうねー、なーいしょっ! じゃあそゆことで!」

    苗木「おいまだ話終わって……行っちゃった」

    苗木「ほんと、なんで僕のベッドなんて使ってるんだか」

    苗木(お兄ちゃん今週は帰ってこないって言ってたのにー!? ま、まあ直でお兄ちゃん成分補給できたし結果オーライかな?)///

    205 = 1 :


    学生寮・食堂

    江ノ島「……」

    葉隠「おっ、江ノ島っち今起きたんだべ? こいこいだべ」

    江ノ島「まあね」キョロキョロ

    「誰か探してんのかよ? よっしゃ猪鹿蝶」

    葉隠「だー負けた! このままじゃ水曜の昼食まで……」

    江ノ島「あんたたちさ、苗木見なかった?」

    「苗木? そういや今日はまだ見てねえな」

    江ノ島「そう……」

    葉隠「ああ、苗木っちなら夜逃げしたべ」

    「はあ!?」

    江ノ島「夜逃げぇ!?」

    葉隠「なんでも舞園っちと霧切っちに追われてたみたいで、とりあえず遠くに逃げるようすすめたら実家帰っちまってよー。いやあ、あれはいい修羅場っぷりだったべ」

    「なんだ実家帰っただけか、脅かせんなよ……」

    206 = 1 :


    江ノ島「ふーん……」

    江ノ島(じゃあ今日は苗木に会えないのか……絶望的ぃ……)

    江ノ島(ん? 昨日の夜に舞園と霧切に追われてた? あれ?)

    江ノ島(それってあたしがこっそり貼ったプリクラのせいじゃね?)

    江ノ島(自業自得じゃね?)

    江ノ島(んはああああ絶望的いいいい!!! やっちまったああああ!!)

    江ノ島(はぁ、苗木に会いたい……)

    江ノ島(なにこれ、あたし恋する乙女かっての……なんか絶望的……)

    江ノ島(ていうか絶望通り越してイライラしてきた)ゴゴ

    江ノ島(目の前の葉隠と大和田でストレス発散しないと気が済まないくらいイライラしてきた)ゴゴゴゴ

    207 = 1 :


    葉隠「あのー、江ノ島っちもしかして機嫌……悪い……?」

    江ノ島「あんたたちさー、賭け花札やってたっしょ?」

    「!? そ、そんなわけねえじゃねえか! なっ、葉隠!」

    葉隠「そうだべ! 来週の昼食なんて賭けてねーべ!」

    「なっ、このバカ!?」

    葉隠「はっ!?」

    江ノ島「うぷぷぷ、それ石丸くんにバラされたら困るよねー?」

    江ノ島「私様をその勝負に参戦させれば、このことは黙っておいてやろう!」

    葉隠・大和田((終わった……))

    208 = 1 :


    1時間後

    江ノ島「んじゃ来週の昼食代は大和田、再来週は葉隠よろしくねー」バイバイ

    「」チーン

    葉隠「……なあ、江ノ島っち」

    江ノ島「ん?」

    葉隠「……」

    葉隠「いや。なんでもねーべ」

    江ノ島「変な奴。てか変な頭」

    葉隠「今さら!?」ガーン

    葉隠(……まあ、7割はハズレだもんな)

    209 = 1 :

    箸休め回でした
    デート回で燃え尽きたけど、伏線入れたからには回収するまで続けるよという意思表示

    210 :

    待ってた

    213 :

    苗木妹とは…かなりレアだな!期待

    214 :

    やっとオアシスをみつけられた

    215 :


    舞園「江ノ島さん! お聞きしたいことがあります!」

    霧切「苗木くんと貴女のプリクラ、どういうことなのかしら?」

    江ノ島「どういうことって、苗木とデート行って撮っただけだけど」

    舞園「デ、デート!? 苗木くんとデートしたっていうんですか!?」

    霧切「くっ! 納得のいく説明をしてもらうわよ!」

    江ノ島「えー、あんた達どんな説明しても納得しないじゃーん。苗木くんをデートに誘ってイチャイチャしてきただけだよー。うぷぷぷっ」

    霧切「イチャイチャですって!? 私はまだ妄想でしかしてないのに……!」ブツブツ

    舞園「ど、どこまで、どこまでしたんですか!?」

    江ノ島「観覧車で夜景を見ながら……あ、これ以上は舞園さんには刺激が強すぎますね……あの快感(デコピンされた苗木の絶望的な顔)を伝えられないなんて絶望的です……」

    江ノ島(嘘は言ってないよね、うん)

    216 = 1 :


    舞園「な、なななっ公共の場で何をしてるんですか羨ましい!!」///

    霧切「いえ、今にして思うとあのとき私と苗木くんはイチャイチャしていたと言えるのではないかしら……」ブツブツ

    江ノ島「おいおいおい? 顔を赤くしちゃって、『超高校級のアイドル』さんがナニを想像してるのかな?」ニヤニヤ

    舞園「べ、別に何も考えてません!」///

    江ノ島「……まあ、まだ何もしてないから安心しなよ」

    舞園「まだ、ですか……」

    舞園「……」

    舞園「率直に聞きます。江ノ島さんは苗木くんのこと、どう思ってるんですか?」

    江ノ島「えー別になんともー?」

    舞園「真面目に答えてください」

    江ノ島「……」

    江ノ島「それは――――」

    217 = 1 :


    霧切「はっ! もしかして私はすでに苗木くんと付き合っていたのでは!? いいえそれとも婚約していた!!?」ガタッ

    舞園・江ノ島「「」」

    霧切「苗木くんに悪い虫がつく前に早く婚姻届を出さなくてはいけないわ! 苗木くんこの書類に判を――――」

    セレス「なんで婚姻届なんて持ち歩いているんですか貴女は」ジャスティスハンマー!

    霧切「うっ」バタン

    舞園「……」

    江ノ島「……」

    舞園「この話はまた今度にしましょうか」

    江ノ島「そうだね」

    218 :

    授業中

    江ノ島(……暇だ! 暇すぎるッ!!)

    江ノ島(ええい私様がこのような絶望的につまらない授業に耐える必要があろうか! いやない!)

    江ノ島(保健室でサボろっかなー、この時間なら罪木ちゃんいるから寂しくないだろうし……)

    江ノ島(あ、苗木が消しゴム落とした)

    江ノ島(……)

    江ノ島(ま、まあ苗木眺めてると飽きないし? 保健室でサボるよりは面白そうだし?)

    江ノ島(って、意識しすぎだろあたし!!!)

    江ノ島(なんであたしが苗木を意識しなけりゃなんないのよ!! 逆でしょフツー!)ウガー!

    江ノ島(はあ……)

    江ノ島(……)

    江ノ島(この席、けっこう苗木が見えるんだな)

    219 = 1 :


    昼休み

    江ノ島(昼か……苗木と一緒に食べたいな……)

    江ノ島(けどあたしから誘うのってなんか負けた気分になるな)

    江ノ島(あれ? さりげなく苗木の近くでうろうろしてたら、苗木の方から誘ってくるんじゃね?)

    江ノ島(苗木のお人好しっぷりからすると間違いない! 私様ってば天才ね!)

    江ノ島(よし、いざ……)

    江ノ島(……ちょ、ちょっと経ってからにしよ。昼休み始まったばっかでそれはあからさますぎるっしょ)

    江ノ島(別にチキったわけじゃねーし)

    江ノ島(……そろそろいいかな)

    江ノ島(よし――――あれ? あれれ?? 苗木くんいないんですけどおお!!?)

    220 = 1 :


    戦刃「盾子ちゃん、お昼食べよっ!」

    江ノ島「苗木は?」

    戦刃「え?」

    江ノ島「苗木はどこ行ったの?」

    戦刃「桑田くん達と一緒にお昼食べに行ったよ?」

    江ノ島「ふ、ふふふ、そういうこと……あたしが自分に言い訳してた間に……なんて、なんて……」

    戦刃「盾子ちゃん?」

    江ノ島「なんて絶望的!! こんな絶望初めてだわ!! はあああ、絶望って甘酸っぱい!!!」

    戦刃「え? え?」

    江ノ島「ふえぇ絶望的ぃ……お姉ちゃん……お昼食べよ……」グスッ

    戦刃「うんっ」

    戦刃(盾子ちゃんが素直だー!)

    221 :

    やべぇかわいい

    223 :

    今更だけどzeroの彼の立場って…

    224 = 1 :

    >>223
    ゼロは読んでる人少ないだろうし、ネタバレをSSで知ってほしくないんだ…

    225 = 1 :


    放課後

    江ノ島(よ、よし今度こそ苗木に声を――――)

    舞園「苗木くん、この後お買い物にでも行きませんか?」

    苗木「ごめん舞園さん! すっごく嬉しいんだけど、今日は妹と映画観に行くことになってて……」

    苗木(江ノ島さんと映画観た話したらせがんできたんだよなあ。妹が観たいって言ってた恋愛ものだし、この前みたいなことはないと思うけど)

    舞園「そうでしたか……。ちなみに何を観るんですか?」

    苗木「えーっと、たしか『華麗なるギャツビー』ってやつだったかな」

    舞園「あ、それ私も気になってたやつです! 一緒に行っちゃだめですか?」

    霧切「!」

    226 = 1 :


    霧切「あら舞園さん、貴女それ試写会で観たって言ってなかったかしら?」

    舞園「うっ、その、もう1回観たいと思っていたんですよ! 妹さんにも会ってみたかったし!」

    苗木「えっと、ごめん舞園さん……うちの実家の近くの小さい映画館で観るんだけど、今日はカップル限定デーだから2人じゃないと行けないんだ……」

    舞園「」

    霧切(ふふん! あら? 妹さんとカップルデー? あら?)

    苗木(カップルデーじゃなければ舞園さんと一緒に映画観れたのかあ……ついてないなあ……)

    苗木「じゃ、じゃあそろそろ時間だから僕行くよ! 舞園さん、また今度誘ってね!」

    舞園「! ……はいっ!」

    霧切(まさか妹さんもライバル? いやだわ、将来の義妹と争うだなんて……)

    227 = 1 :


    戦刃「苗木くんまた映画観るんだー。あっ、行っちゃった」

    江ノ島「……」

    戦刃「盾子ちゃん?」

    江ノ島「なに!! 意識!! してんだ私ッ!!!」

    戦刃「」ビクッ

    江ノ島「今までの私なら声かけるのに躊躇なんてしなかったのに……今日1日苗木くんと喋れなかったとか絶望的です……」

    江ノ島「泣きたいくらい絶望的です……」グス

    戦刃「盾子ちゃん盾子ちゃん!」

    江ノ島「……なに?」

    戦刃「わたし苗木くんと授業の準備したときにお喋りしたよ!」ホメテホメテ!

    江ノ島「おいこら残姉お仕置きな」

    戦刃「なんで!?」

    228 = 1 :




    江ノ島「はあああ絶望的……絶望的なのに全然快感じゃない……」

    江ノ島「今日は絶望的な1日だったわ……」

    江ノ島「はぁ、まじで恋する乙女みたいで笑える」

    江ノ島「あたしは『超高校級の絶望』だったくせしてね」ハハ

    江ノ島「……」

    江ノ島「明日こそはなんか喋ろ」


    upppp! upppp!


    江ノ島「電話? 残姉ちゃんか」


    pi!


    江ノ島「もっしもーし、残念ながら私様はもう寝るところなのでまた明日かけてきてくださーい」

    苗木『あ、ごめん! それじゃまた明日ね!』

    江ノ島「待て待てまてまて待って!? 苗木!!?」

    229 = 1 :


    苗木『う、うん、苗木だけど……えっと、寝るとこ邪魔しちゃってごめんね。もう切るから――――』

    江ノ島「嘘うそ! もう寝るっての嘘だから切らないでいい!」

    苗木『なんだそっか、よかった~』ホッ

    江ノ島「えっと、その、どうしたのさ……」

    苗木『あー、なんていうか……その……』

    江ノ島「??」

    苗木『今日の江ノ島さん、元気なさそうに見えたから心配になってさ……。気のせいだったらごめんね!』

    江ノ島「……」

    苗木『江ノ島さん? もしもし』

    江ノ島「はは、あたしは元気だよ」

    江ノ島(今元気になったよ、苗木)

    230 = 1 :


    苗木『ほんと? じゃあ僕の勘違いかな。うん、それだけなんだ』

    江ノ島「あっねえねえ、あたし今暇だからちょっと喋ってようよ」

    苗木『いいけど、夜更かしはしないからね?』

    江ノ島「わかってるわかってる! たぶんね!」

    苗木『はは、お手柔らかに頼むよ……』

    江ノ島「やっぱり今日はいい1日だったわ」ボソッ

    苗木『え? 何か言った?』

    江ノ島「なんでもなーいっ!」ニシシ

    231 = 1 :

    自覚した途端、以前みたいに接することができなくなる妹様でした。

    232 :

    縺九o縺?>













    縺九o縺?>

    233 :

    >>223
    まーたそれっすか?
    苗江で松田松田言う奴の絶望的多さ

    236 :

    やべ萌える

    237 :

    >>223
    その口閉じろks

    238 = 1 :

    舞園「この話はやめましょう、やめやめ! やめないと怒りますよ!」
    最初にゼロの扱い書いとけばよかったね、すまん
    >>223は彼のことを憐れんでるだけ……と思うよ

    239 = 233 :

    >>1がひふみんなんじゃねーかと思えてきた

    240 = 236 :

    >>238
    乙、やべ舞園さんかわいい

    241 :

    >>1は超高校級のSS作者だったんだな

    242 = 222 :

    期待です

    246 :

    妹様好きになったわ

    247 :

    確かゼロは夜助ェが、妹様の絶望の踏み台になる話じゃなかったか

    248 :

    超期待です

    249 :

    >>247
    ゼロは1のリハーサル的なのと下準備、ついでに幼少期から積み重ねてきた絶望を回収って感じじゃね?

    250 :


    体育の時間

    桑田「おい苗木! ボールそっち行ったぞ!」

    苗木「う、うん! あっ!?」スカッ

    石丸「ふははは、このボールは僕のものだな! さらばだ苗木くん!」ダッ

    桑田「なえぎー!?」

    苗木「ごめんっ!」

    江ノ島(あれくらいのボール取れよ……絶望的に残念だな……)

    江ノ島(うちのお姉ちゃんですら運動だけは得意なのにねー、うぷぷぷ)

    江ノ島(……)

    江ノ島(でも、ああいうミスして挽回しようと頑張るところ……)

    舞園「ちょっと可愛いですよね」

    江ノ島「!?」


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