元スレ苗木「江ノ島さんを更生させてみた」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
551 :
残姉があって残妹だと!?素晴らしい…
552 :
お、おおおおお落ち着け貴様等
553 :
天使以外の何者でもなかった
554 :
でも妹様がのぶ代のモノマネしてると思うと……やっぱ可愛いわ
555 :
12月22日
苗木(期末試験の答案が返却された)
苗木(江ノ島さんや戦刃さんと一緒に勉強したおかげで、前回よりいい点数だったぞ!)
桑田「くっそー、やっぱり補習かよ!」
葉隠「こういう占いは外れていいのになあ」
大和田「」
苗木(大和田君、すごい自信満々だったけど補習なのか……)
石丸「うおおおお兄弟!! すまない、僕の教え方がよくなかったせいでッ!!」
大和田「」
桑田「ええい、補習があるのはわかってたんだ! 女子も一緒に受けるんだから乗り切れるぜ!」
桑田「な! 江ノ島ちゃーん!」
556 = 1 :
江ノ島「なっえぎー、見て見て! あたし頑張っちゃったーっ!」
苗木「うわっ、どれも満点近いじゃないか!?」
江ノ島「えへへ……苗木くん褒めてください……ナデナデしてください……」
苗木「いやしないよ? みんな見てるし」
江ノ島「2人きりならいいってことかな? うぷぷぷっ」
苗木「前にもこんなやりとりあったね」
江ノ島「あー、あったねそういや」
江ノ島(あの時はからかってただけだけど、今は……)チラッ
苗木「うん? どうしたの?」
江ノ島「なんでもなーい!」
江ノ島(撫でてほしいなあ……)
557 = 1 :
桑田「」
桑田「なんだよ! 江ノ島いつも赤点だったじゃんよ!」
桑田「くそう、戦刃ちゃんは!?」
戦刃「苗木くーん!」
苗木「あ、戦刃さんはどうだったの?」
戦刃「ぶいっ!」
苗木「おおー、赤点しっかり回避してるじゃないか!」
苗木(ギリギリだけど)
戦刃「すごいでしょ!」
江ノ島「教えた私様がすごいのだ!」
苗木「はは、みんなで勉強してよかったね」
558 = 1 :
桑田「終わった……もう希望も何もねえ……」
朝日奈「あちゃー、1教科だけ補習か……」
桑田「」ピクッ
大神「朝日奈よ、補習は悪いものではないぞ」
朝日奈「わかってるんだけどね、はぁ……」
桑田「な、なあ朝日奈、どの教科が補習なんだよ?」
朝日奈「え? 数学だけど」
桑田「」←数学だけ奇跡的に補習回避
葉隠「お、朝日奈っちも補習仲間か? まあみんなで頑張るべ」
朝日奈「うん!」
桑田「なんでだよあほあほあほあほアホ!!」
559 = 1 :
江ノ島「そういえば苗木、プレゼント交換なに買うか決めた? ていうかもう買った?」
苗木「まだ決まってないんだよね。お店で見て決めようかと思って」
江ノ島「ふーん……」
江ノ島「あのさ、い、いつ買いに行くのかな?」
苗木「今日の終業式が終わったら買いに行くつもりだよ」
江ノ島「じゃあさ……」
江ノ島「あっ、あたしも一緒に行っていい?」
苗木「江ノ島さんもまだ買ってないの?」
江ノ島「そういうわけじゃないけど……」
560 = 1 :
苗木「でもごめん、どうせなら1人で買いに行きたいかな。その、江ノ島さんに当たるかもしれないし……」
苗木「そ、そう! 当たるまでは秘密にしておきたいんだ!」
江ノ島「ちぇー、そういうことなら仕方ないか……」
苗木「ごめんね!」
江ノ島「その代わり、あたしに当てられるようにしといてよね!」
苗木「ええっ!? それはわかんないよ!」
江ノ島「ええぇ……」
苗木「あ、もう終業式始まるよ! 行こう!」
――――
――
561 = 1 :
江ノ島「苗木、行っちゃった……」
江ノ島「はぁ……一緒に買い物行きたかったな……」
江ノ島「まっ、今日中にモノクマ完成させちゃうかー!」
戦刃「……」
江ノ島「……なによ」
戦刃「完成させちゃうクマー?」
江ノ島「やめてください恥ずかしさで絶望してしまいます」
戦刃「えへへっ」
戦刃(恥ずかしがる盾子ちゃんかわいいなあ)
562 = 1 :
戦刃「あのクマさん、クリスマスパーティのプレゼントなの?」
江ノ島「そだよ」
戦刃「苗木くんに当たるといいね!」
江ノ島「……うん」
戦刃「苗木くんに当たらなかったらわたしが当てるね!」
江ノ島「苗木に当てさせるもーん」
戦刃「ふふっ、そうだね」
江ノ島「うぷぷぷ、まあ苗木が外したらお姉ちゃんに当たるよう祈ってるよーん」
戦刃「うん!」
563 = 1 :
雑貨屋
苗木「うーん……」
苗木「これはちょっと子供っぽい、かな?」
苗木「やっぱり難しいな、こういうの」
苗木「はぁ……」
苗木「次の店行くか」
苗木「……」
苗木「江ノ島さん、どういうのが好きなんだろ」
564 = 1 :
元の妹様がどんなだったのか、よくわからなくなってきた今日この頃
565 :
かわいいのでこのままでいいと思います
566 :
飽きることに飽きるけどそれすら飽きる人
567 :
こまけえこたいいんだよ
568 :
最近江ノ島さんが可愛すぎるスレが増えてるから困る
鼻血が止まらない
569 :
ここの妹様が一番可愛いよ!
570 :
クリスマスイヴは絶望姉妹の誕生日じゃないっけ?
571 :
かわいい
572 :
アニメ見た後だと余計に絶望姉妹にはここで幸せになってほしいな
575 = 1 :
12月23日
コンコン
江ノ島「はーい」ガチャ
舞園「こんにちは、江ノ島さん」
江ノ島「舞園じゃん。どうかした?」
舞園「明日のパーティなんですけど、クリスマスケーキって予約とかしてないですよね?」
江ノ島「あたしはしてないよ」
舞園「よかった! どうせならケーキ、焼いてみませんか?」
江ノ島「クリスマスケーキを?」
舞園「はい!」
江ノ島「でもあたしケーキ焼いたことないし……」
舞園「だから今日のうちに練習しておくんですよ!」
江ノ島「うーん……」
舞園「苗木くんに手作りケーキ食べてもらいたくないですか?」
江ノ島「……」
576 = 1 :
苗木『このケーキ美味しいよ、江ノ島さん!』
江ノ島『ほんと!?』
苗木『あ、ほっぺにクリームついてる』
江ノ島『えっ、どこどこ?』
苗木『ここだよ』ペロッ
江ノ島『な!? なにしてんのさ!?』
苗木『なにって、ほっぺのクリーム舐めとっただけだよ?』
江ノ島『ななな舐め!!?』
苗木『はは、照れる江ノ島さんも可愛いなあ』
江ノ島『もう、ばか……』///
――――
――
江ノ島「うん、やる! ケーキ焼く!」
舞園(わかりやすいなあ)
577 = 1 :
厨房
舞園「ではケーキ作りの練習を始めましょうか!」
朝日奈「おー!」
戦刃「おーっ」
江ノ島(集まったのは腐川以外の女子7人か……)
江ノ島「あれ? 霧切はなんでエプロン着てないのさ?」
霧切「私は試食専門なのよ」
江ノ島「はあ?」
霧切「この前、練習していた玉子焼きを食べてみたの」
江ノ島(玉子焼きって、まさかあのダークマター?)
霧切「苗木くんの口に入るものを作るのは、もう少し練習してからの方がいいって気づいたわ……」フフフ…
江ノ島「えっと、今度一緒に練習する……?」
霧切「お願いするわ……」グスン
578 = 1 :
セレス「ではこの6人で作るということになりますわね。どういった手順で作りますの?」
舞園「あ、それなんですけど、3グループに分かれましょう」
セレス「どうしてですか?」
舞園「全員来ると16人になるじゃないですか。ケーキ1つだと足りないと思うんです」
セレス「なるほど。たしかに3つほど用意するのがちょうどいいですわね」
舞園「グループ分けはどうしますか?」
江ノ島「料理できる人がどの組にもいないとまずいっしょ」
セレス「私と戦刃さん、舞園さんと江ノ島さん、大神さんと朝日奈さん。この分け方でよろしいでしょうか?」
朝日奈「私はオッケーだよ!」
大神「我も異論はない」
戦刃「わたしも!」
舞園「それじゃあ作りましょう、江ノ島さん!」
江ノ島「はーい」
江ノ島(苗木には絶対美味しいケーキ食べさせてやる!)
579 = 1 :
1時間後
江ノ島「……」
舞園「……」
スポンジのようなもの『焦げた』
江ノ島「ごめん……苗木のこと考えてたら焼きすぎた……」グスッ
舞園「もう一回焼きましょう、ねっ!」
江ノ島「うん……絶望的ぃ……」
江ノ島(ぶっつけ本番じゃなくてよかったな……)
580 = 1 :
さらに1時間後
江ノ島「今度はそれなりによく焼けた、かな?」
舞園「そうですね。これにトッピングしていきましょう」
江ノ島「えーっと、スポンジを3枚にスライスするのか」
舞園「私切りますね!」
江ノ島「うん」
舞園「……」
舞園「あっ!?」
江ノ島「うわー、これ難しそう……」
舞園「本番はちゃんと水平に切るよう気を付けましょう……」
581 = 1 :
江ノ島「舞園もミスするんだねー」
舞園「それはそうですよ」
江ノ島「苗木のこと考えてたからかなー? うぷぷっ」
舞園「……」///
江ノ島(図星かよ!)
江ノ島(……)
江ノ島「舞園って、さ……」
舞園「なんですか?」
江ノ島「その……いつから苗木のこと、好きなの……?」
舞園「えっ?」
江ノ島「結構早いうちにはもう、好きだった……よね……?」
582 = 1 :
舞園「……」
舞園「そうですね……中学の頃から知っていたから、入学してすぐには気になっていたんですけど……」
江ノ島「惚れたのは?」
舞園「うーん……5月の終わりくらい、ですかね……」
江ノ島「ふーん」
舞園「気が付いたら、好きになってました」
江ノ島「そっか……」
舞園「あ、改めて言うとけっこう恥ずかしいですね……」///
江ノ島「……」
舞園「どうかしました?」
江ノ島「苗木にさ、気持ち伝えたりしないの?」
583 = 1 :
舞園「それは……」
舞園「……」
舞園「今は、無理ですね」
江ノ島「『アイドル』だから?」
舞園「はい」
江ノ島「辛くない?」
舞園「少しだけ。でもいつか伝えますよ。恋愛との両立がファンのみなさんから認められるくらい、すごいアイドルになってみせます」
舞園「それに、今はまだこの片想いを楽しんでいたいですからね」フフ
江ノ島「……」
江ノ島「あたしさ、あんたとか霧切とか見て、じれったいって思ってた」
舞園「さっさと告白しちゃえー! って感じですか?」
江ノ島「うん。でも今はわかるよ。この苗木との距離が離れるかもって思うと、怖い」
江ノ島「恋愛って、大変だね」
舞園「そうですよ!」
584 = 1 :
江ノ島「もしもだけどさ、誰かがさっさと苗木に告って、そのまま付き合い始めちゃったらどうすんの?」
舞園「その人よりも夢中にさせるだけですよ」
江ノ島「おっ、自信満々だねー」
舞園「これでも人気アイドルですから」
江ノ島「ほほう」ニヤニヤ
舞園「だから、私の方が先に苗木くんを好きになったからって、遠慮する必要はないですよ」
江ノ島「……」
舞園「……」
江ノ島「べっつに苗木に告るつもりないしー?」
舞園「そうですか」
江ノ島「うん」
舞園「霧切さんやセレスさん、戦刃さんも、私と同じことを言うと思いますよ」
江ノ島「だからあたしは告んないってば」
舞園「そうですか」
江ノ島「そだよ」
霧切「ケーキのために朝から何も食べていないのだけど、完成はまだかしら……」グー
585 = 1 :
夜時間・江ノ島の部屋
江ノ島「明日は頼んだよ? ちゃんと苗木に当てられるんだぞ?」
江ノ島「わかったクマかー?」
モノクマ「……」
江ノ島「無理だったら残姉ちゃんでもいいけど」
江ノ島「舞園あたりでもいいけどさ」
江ノ島「……」
江ノ島「もしも……」
江ノ島「もしもだけどさ、あんたが苗木に当てられたら……」
江ノ島「それか、あたしが苗木のプレゼント当たったら……」
江ノ島「そのときは……」
586 = 1 :
女の子の手作りケーキ食べたいです
587 :
俺だって食べたいです
588 :
え…エン…エンダァ……
589 :
舞園さんがきれいだと・・!?
590 :
俺も女の子の(身体の上に盛付けられた)ケーキが食べたいです
591 :
僕も女の子に手作りケーキ振る舞いたいです
592 :
僕も女の子に手作りミルク振りかけたいです
593 :
>>579
シャベッタアアアアアアアアアアアアアアアアアア
594 :
僕も女の子に子作りミルク中に出したいです
595 :
>>594
さくらちゃん今日のサンドバッグはこいつです
596 = 572 :
>>585
部屋で1人モノクマに話してるのを残姉にまた見られるのですね わかります
597 :
>>589
舞園さんは元々キレイだろ!いい加減にしろ!
腹黒舞園さん、変態霧切さんも嫌いじゃないけど、ここの二人が個人的な原作のイメージに合ってて好きだなぁ
598 :
霧切さん変態扱いじゃねーかww
599 :
>>597
ありがとうございます!舞園さんがきれいなのは自分が舞園さん押しだからです!
霧切さんは……ごめんなさい……
600 = 1 :
12月24日
10:00
苗木「んんー……ちょっと寝すぎた……かな?」
苗木「……」
苗木「クリスマスパーティ、ね……」
苗木「ん? メールきてる」
pi
『お兄ちゃんクリスマス帰ってこないの?』
『毎年クリスマスは家族で祝ってたじゃん……』
『お兄ちゃーん!』
苗木「ああ……そういえばクリスマスに家にいないのって初めてだな……」
苗木「ごめんね、年末には帰るから、っと」
苗木「よし、飾り付けやるか!」
みんなの評価 : ★
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