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元スレ提督「……転校?」
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―――F-1―――
五十鈴「思ったよりも傷が浅くてよかったわね」
提督「うん、本当に。まだちょっと痛いけど」
利根「これから授業もあるのにの」
提督「げっ、そうだった」
五十鈴「まぁ、気にしないでもいいわよ。うちのクラス、馬鹿ばっかりだし」
利根「そうじゃのう」
五十鈴「あんたもよ」
利根「何おう!」
五十鈴「……そうだ、ねぇ、あんた」
提督「なんだ?」
五十鈴「思ったよりも傷が浅くてよかったわね」
提督「うん、本当に。まだちょっと痛いけど」
利根「これから授業もあるのにの」
提督「げっ、そうだった」
五十鈴「まぁ、気にしないでもいいわよ。うちのクラス、馬鹿ばっかりだし」
利根「そうじゃのう」
五十鈴「あんたもよ」
利根「何おう!」
五十鈴「……そうだ、ねぇ、あんた」
提督「なんだ?」
五十鈴「……」スッ
提督「何、これ」
五十鈴「……仲直りの握手よ」
提督「え?」
五十鈴「い、電に、こうするのが礼儀だって」
電「仲直りの握手は重要なんですよ!」
提督「……はははっ」
五十鈴「な、何がおかしいのよ」
提督「いや、よろしく頼むよ、五十鈴」ギュッ
五十鈴「……こちらこそ。あんたがあんたの父親みたいにならないことを祈るわ」ギュッ
提督「何、これ」
五十鈴「……仲直りの握手よ」
提督「え?」
五十鈴「い、電に、こうするのが礼儀だって」
電「仲直りの握手は重要なんですよ!」
提督「……はははっ」
五十鈴「な、何がおかしいのよ」
提督「いや、よろしく頼むよ、五十鈴」ギュッ
五十鈴「……こちらこそ。あんたがあんたの父親みたいにならないことを祈るわ」ギュッ
今日はここまで。
今週の土曜日も、一応更新する予定です。
それでは、また土曜日にお会いしましょうー
今週の土曜日も、一応更新する予定です。
それでは、また土曜日にお会いしましょうー
乙でした。
安価で選ばれたとはいえ、加賀さんが最低ランクにいることに違和感がww
安価で選ばれたとはいえ、加賀さんが最低ランクにいることに違和感がww
加賀さんはきっと五航戦の姉妹と一緒にAかBのクラスにいてそこで一悶着起こして罰としてFに行ったんじゃね
キーンコーンカーンコーン
提督「ふぅ、やっと昼飯かぁ……長かったなぁ……」
電「あの、お疲れ様でした」
提督「うん、ありがとね。教科書見せてもらって」
電「いえいえ……」
利根「ところで提督は昼は弁当か?」
提督「俺?俺は食堂に行こうかなと……」
利根「うーむ、残念ながら今日、吾輩は妹の手作り弁当が待っているのだ」
電「私も今日はお弁当を作ってきたのです」
五十鈴「私もお弁当よ」
提督「ふぅ、やっと昼飯かぁ……長かったなぁ……」
電「あの、お疲れ様でした」
提督「うん、ありがとね。教科書見せてもらって」
電「いえいえ……」
利根「ところで提督は昼は弁当か?」
提督「俺?俺は食堂に行こうかなと……」
利根「うーむ、残念ながら今日、吾輩は妹の手作り弁当が待っているのだ」
電「私も今日はお弁当を作ってきたのです」
五十鈴「私もお弁当よ」
提督「え、マジか……」
加賀「私でよければご一緒しましょう」
提督「本当ですか?」
加賀「はい。私も食堂に用事がありますので」
提督「助かります!ありがとうございます!」
加賀「それでは行きましょう」
加賀「私でよければご一緒しましょう」
提督「本当ですか?」
加賀「はい。私も食堂に用事がありますので」
提督「助かります!ありがとうございます!」
加賀「それでは行きましょう」
―――F・E・D食堂―――
提督「案外普通ですね。差別されてるって聞いてたので……」
加賀「あっちの食堂を見てみたらそんな事は言えなくなると思います」
提督「え、そんなに豪華なんですか」
加賀「はい。少なくとも私の口には合わなかったです」
提督「そうなんですか」
加賀「それよりも、食堂は食券制です。早めに行かないと人気メニューはすぐ売り切れますよ?」
提督「うわっ、い、行ってきますね!……加賀さんは何かいりますか?」
加賀「私はお弁当がありますから結構です」
提督「案外普通ですね。差別されてるって聞いてたので……」
加賀「あっちの食堂を見てみたらそんな事は言えなくなると思います」
提督「え、そんなに豪華なんですか」
加賀「はい。少なくとも私の口には合わなかったです」
提督「そうなんですか」
加賀「それよりも、食堂は食券制です。早めに行かないと人気メニューはすぐ売り切れますよ?」
提督「うわっ、い、行ってきますね!……加賀さんは何かいりますか?」
加賀「私はお弁当がありますから結構です」
提督「あ、はい。わかりました!」
提督「(……あれ?なんでお弁当があるのに……)」
―――数分後―――
提督「えーっと……空いてる席は……」
加賀「提督君。こちらへ」
提督「あ、加賀さんっ……?!」
加賀「どうかしましたか?」
提督「いや、あの、隣の方……」
加賀「……ああ」
提督「(……あれ?なんでお弁当があるのに……)」
―――数分後―――
提督「えーっと……空いてる席は……」
加賀「提督君。こちらへ」
提督「あ、加賀さんっ……?!」
加賀「どうかしましたか?」
提督「いや、あの、隣の方……」
加賀「……ああ」
赤城「ガツガツムシャムシャ……」
加賀「赤城さん。ちょっといいかしら」
赤城「むぐ?なんれすか、加賀さん」
加賀「食べるか話すかどっちかにして」
赤城「……ゴクン。で、なんですか?加賀さん」
加賀「彼が転校生の提督君よ。あの提督父様の息子さん」
赤城「そうなんですか!この人が……」
加賀「赤城さん。ちょっといいかしら」
赤城「むぐ?なんれすか、加賀さん」
加賀「食べるか話すかどっちかにして」
赤城「……ゴクン。で、なんですか?加賀さん」
加賀「彼が転校生の提督君よ。あの提督父様の息子さん」
赤城「そうなんですか!この人が……」
赤城「私、一航戦の赤城と申します。以後、よろしくお願いします」
提督「は、はい。よろしくお願いします……」
加賀「提督君、席に座ったらどうですか?」
提督「あ、じゃあ前、失礼します」
提督「えーっと、一航戦、って事は赤城さんも」
赤城「はい。加賀さんと同じで艦娘です」
提督「やっぱり」
提督「は、はい。よろしくお願いします……」
加賀「提督君、席に座ったらどうですか?」
提督「あ、じゃあ前、失礼します」
提督「えーっと、一航戦、って事は赤城さんも」
赤城「はい。加賀さんと同じで艦娘です」
提督「やっぱり」
加賀「ちなみに彼女はAクラスですよ」
提督「えっ!?じゃあエリートじゃないですか!」
赤城「ちょ、ちょっと加賀さん」
加賀「いいじゃない。本当の事なんだし」
赤城「そうなんですけど……」
提督「……あれ?じゃあなんでここにいるんですか?ここ、FとEとDの共同食堂ですよね?」
赤城「そ、それは……」
加賀「このお椀の山を見てわからないですか?」
提督「えっ!?じゃあエリートじゃないですか!」
赤城「ちょ、ちょっと加賀さん」
加賀「いいじゃない。本当の事なんだし」
赤城「そうなんですけど……」
提督「……あれ?じゃあなんでここにいるんですか?ここ、FとEとDの共同食堂ですよね?」
赤城「そ、それは……」
加賀「このお椀の山を見てわからないですか?」
提督「……まさか」
赤城「そのー。食べ過ぎて、あっちの食堂に出禁食らったといいますか……あはは」
提督「……」
加賀「Aクラスともなると、食事のマナーとかも色々言われるんです。彼女はそれ以前の問題ですけど」
赤城「加賀さん……酷い……加賀さんだって本当はかなりの大食いのくsムグッ」
加賀「……それ以上は言わないで」
赤城「むー!むー!」
加賀「はぁ……」
赤城「そのー。食べ過ぎて、あっちの食堂に出禁食らったといいますか……あはは」
提督「……」
加賀「Aクラスともなると、食事のマナーとかも色々言われるんです。彼女はそれ以前の問題ですけど」
赤城「加賀さん……酷い……加賀さんだって本当はかなりの大食いのくsムグッ」
加賀「……それ以上は言わないで」
赤城「むー!むー!」
加賀「はぁ……」
提督「か、加賀さんもこんなに食べるんですか……?」
加賀「……昔の話です。今は違います」
赤城「ぷはっ、でも昔は私といい勝負でしたよね」
加賀「……」ゴゴゴゴゴ
赤城「加賀さん怖いからその顔やめてください!!」
加賀「全く……」
提督「こ、この量といい勝負……」
加賀「提督君?」
提督「すみませんでした」
加賀「……昔の話です。今は違います」
赤城「ぷはっ、でも昔は私といい勝負でしたよね」
加賀「……」ゴゴゴゴゴ
赤城「加賀さん怖いからその顔やめてください!!」
加賀「全く……」
提督「こ、この量といい勝負……」
加賀「提督君?」
提督「すみませんでした」
加賀「……私や赤城さんは特別燃費が悪いから、仕方ないんです」
提督「その、気になってたんですけど、燃費って……」
加賀「私達艦娘は自分に装備された兵器を使うと、それなりにエネルギーを消費します」
加賀「そのエネルギーは食事によって摂取できるんですけど」
加賀「私と赤城さんは正規空母という関係上、非常に多くのエネルギーを必要とするのです」
加賀「赤城さんはAクラスだから尚更、兵器を使うことが多いのでしょう」
提督「そ、それって」
加賀「たぶん、提督君が考えてる事とは違うと思いますよ」
提督「その、気になってたんですけど、燃費って……」
加賀「私達艦娘は自分に装備された兵器を使うと、それなりにエネルギーを消費します」
加賀「そのエネルギーは食事によって摂取できるんですけど」
加賀「私と赤城さんは正規空母という関係上、非常に多くのエネルギーを必要とするのです」
加賀「赤城さんはAクラスだから尚更、兵器を使うことが多いのでしょう」
提督「そ、それって」
加賀「たぶん、提督君が考えてる事とは違うと思いますよ」
加賀「実戦練習や特別訓練……AクラスはFクラスの訓練と比べたら遥かに量も多いし、質も高いですから」
提督「なるほど……というか、加賀さんAクラスについて、結構詳しいですね」
加賀「……たまたまですよ」
赤城「……加賀さん。もしかして」
加賀「話す必要もないから、話してないだけよ」
赤城「そう、ですか」
提督「?」
提督「なるほど……というか、加賀さんAクラスについて、結構詳しいですね」
加賀「……たまたまですよ」
赤城「……加賀さん。もしかして」
加賀「話す必要もないから、話してないだけよ」
赤城「そう、ですか」
提督「?」
赤城「あ、ああ、気にしないでください」
赤城「それよりも、提督君は三日後の合同演習には参加するんですか?」
提督「合同演習?」
赤城「はい。今週は確か、FとDとAクラスの合同演習だったと思いますので」
提督「あの、そもそも合同演習がなんなのかもよくわからないんですけど……」
赤城「ああ、転校してきたばっかですもんね」
赤城「合同演習って言うのは一週間に一度、艦娘達と司令官でチームを組んで、実戦訓練をするんです」
赤城「それよりも、提督君は三日後の合同演習には参加するんですか?」
提督「合同演習?」
赤城「はい。今週は確か、FとDとAクラスの合同演習だったと思いますので」
提督「あの、そもそも合同演習がなんなのかもよくわからないんですけど……」
赤城「ああ、転校してきたばっかですもんね」
赤城「合同演習って言うのは一週間に一度、艦娘達と司令官でチームを組んで、実戦訓練をするんです」
提督「司令官?」
赤城「主に艦娘以外の人のことですね。軍には指揮能力も必要とされますから」
提督「ふむ……」
赤城「各クラスから司令官が3人ほど、艦娘が9人ほどの各4人1チームが立候補にて集められます」
赤城「そして他のクラスのチームと実戦訓練を行うのですが」
赤城「この合同演習にて優秀な成績を収めた場合、クラスのランクアップにも繋がります」
提督「自分より上のクラスに勝ったりしたら、自分がランク上のクラスに入れる、みたいな事ですか?」
赤城「はい。その通りです。最も、一度勝ったくらいではランクアップはしないと思いますが」
提督「うーん……俺は今回は見学に回ろうと思います」
赤城「主に艦娘以外の人のことですね。軍には指揮能力も必要とされますから」
提督「ふむ……」
赤城「各クラスから司令官が3人ほど、艦娘が9人ほどの各4人1チームが立候補にて集められます」
赤城「そして他のクラスのチームと実戦訓練を行うのですが」
赤城「この合同演習にて優秀な成績を収めた場合、クラスのランクアップにも繋がります」
提督「自分より上のクラスに勝ったりしたら、自分がランク上のクラスに入れる、みたいな事ですか?」
赤城「はい。その通りです。最も、一度勝ったくらいではランクアップはしないと思いますが」
提督「うーん……俺は今回は見学に回ろうと思います」
加賀「そうですね。一度、合同演習がどんなものかを見てから参加した方がいいと思います」
赤城「なら、私のクラスを見に来てくれると嬉しいですね」
提督「赤城さん出るんですか?」
赤城「はい。選ばれたので……」
加賀「赤城さん。無理はしないようにね」
赤城「わかっています。最大の敵は慢心である、ですよね」
赤城「なら、私のクラスを見に来てくれると嬉しいですね」
提督「赤城さん出るんですか?」
赤城「はい。選ばれたので……」
加賀「赤城さん。無理はしないようにね」
赤城「わかっています。最大の敵は慢心である、ですよね」
加賀「わかっているならいいわ」
赤城「あ、じゃあそろそろ実戦演習の準備をしなくちゃいけないので、私はこれで失礼しますね」
提督「ありがとうございました」
赤城「いえいえ」
加賀「……食べ過ぎてここも出禁にならないようにね」
赤城「うっ、気をつけます」
赤城「それじゃあまた、提督君に加賀さん!」スタスタ
赤城「あ、じゃあそろそろ実戦演習の準備をしなくちゃいけないので、私はこれで失礼しますね」
提督「ありがとうございました」
赤城「いえいえ」
加賀「……食べ過ぎてここも出禁にならないようにね」
赤城「うっ、気をつけます」
赤城「それじゃあまた、提督君に加賀さん!」スタスタ
提督「は、はい!」
加賀「また明日。赤城さん」
提督「加賀さん、赤城さんと仲いいんですね」
加賀「……そうですか?」
提督「ところでこのお椀の山は……」
加賀「……間宮さんが片付けてくれます。たぶん」
提督「間宮さん?」
加賀「ええ、食堂のおばちゃんです」
提督「大変だな間宮さん……」
加賀「また明日。赤城さん」
提督「加賀さん、赤城さんと仲いいんですね」
加賀「……そうですか?」
提督「ところでこのお椀の山は……」
加賀「……間宮さんが片付けてくれます。たぶん」
提督「間宮さん?」
加賀「ええ、食堂のおばちゃんです」
提督「大変だな間宮さん……」
―――放課後―――
提督「んー……」ノビーッ
利根「ふふっ、お疲れのようだな」
提督「まぁね……今まで普通の学生だったから、流石に慣れないよ」
利根「ちなみにこの後の予定は何かあるのか?」
提督「荷物の整理、かな。寮に今頃、実家からの荷物が届いてるはずだから」
利根「ふむ、そうか……」
利根「よし、吾輩が手伝ってやろう!」
提督「んー……」ノビーッ
利根「ふふっ、お疲れのようだな」
提督「まぁね……今まで普通の学生だったから、流石に慣れないよ」
利根「ちなみにこの後の予定は何かあるのか?」
提督「荷物の整理、かな。寮に今頃、実家からの荷物が届いてるはずだから」
利根「ふむ、そうか……」
利根「よし、吾輩が手伝ってやろう!」
提督「えっ?!い、いいよ別に!」
利根「むむむ、なんだその反応は……怪しい、怪しいぞ」
五十鈴「どうせエロ本でも持ってきたんじゃないの?察してあげなさいよ」
提督「持ってきてねぇよ!」
五十鈴「あら、なら手伝いをしてもいいんじゃないかしら」
提督「い、いや、それはそのー」
利根「……お主、まさか本当に」
提督「だーかーら!持ってきてないって!!」
利根「むむむ、なんだその反応は……怪しい、怪しいぞ」
五十鈴「どうせエロ本でも持ってきたんじゃないの?察してあげなさいよ」
提督「持ってきてねぇよ!」
五十鈴「あら、なら手伝いをしてもいいんじゃないかしら」
提督「い、いや、それはそのー」
利根「……お主、まさか本当に」
提督「だーかーら!持ってきてないって!!」
電「あ、あのどうかしましたか?」
五十鈴「これからコイツの部屋に引越しの手伝いに行くの。電も来るでしょ?」
電「お手伝いならお任せくださいなのです!」
提督「いや、だからあの」
利根「では、提督の部屋にいざ出撃だー!」
五十鈴「おー!」
電「おー!なのです」
提督「待てええええええ!!」
五十鈴「これからコイツの部屋に引越しの手伝いに行くの。電も来るでしょ?」
電「お手伝いならお任せくださいなのです!」
提督「いや、だからあの」
利根「では、提督の部屋にいざ出撃だー!」
五十鈴「おー!」
電「おー!なのです」
提督「待てええええええ!!」
―――提督の部屋―――
利根「ほう、意外と荷物は少なそうじゃな」
五十鈴「電、ベッドの下覗いてみて」
電「え?は、はい。わかりました」
提督「どうしてこうなった……」
電「何もないのですー」
五十鈴「うーん、となると参考書の間に……」
提督「やめい。本当にないから」
利根「ほう、意外と荷物は少なそうじゃな」
五十鈴「電、ベッドの下覗いてみて」
電「え?は、はい。わかりました」
提督「どうしてこうなった……」
電「何もないのですー」
五十鈴「うーん、となると参考書の間に……」
提督「やめい。本当にないから」
五十鈴「逆にそれはそれで心配なんだけど」
提督「余計なお世話だ」
五十鈴「……ああ、男が好きなの」
提督「違うよ!」
電「お、男同士、なんて……はわわわわ」
提督「電!落ち着け!俺は女の子が好きだから!」
五十鈴「うわー、今の発言、変態っぽいわー」
提督「お前な……」
提督「余計なお世話だ」
五十鈴「……ああ、男が好きなの」
提督「違うよ!」
電「お、男同士、なんて……はわわわわ」
提督「電!落ち着け!俺は女の子が好きだから!」
五十鈴「うわー、今の発言、変態っぽいわー」
提督「お前な……」
利根「提督よ。何か動かす荷物などはないか?」
提督「え?ああ、じゃあそこのダンボールを本棚の方に寄せてくれ」
利根「了解した」
提督「一人で大丈夫か?」
利根「なに。問題ない」
五十鈴「……普通に全部参考書じゃない」
提督「当たり前だろうが。ってか、さっきからお前は何しに来たんだ」
電「あ、あの。何か手伝うこと、ありませんか?」
提督「じゃあ電は……利根が寄せたダンボールの中の本を、本棚へ入れてくれ」
提督「え?ああ、じゃあそこのダンボールを本棚の方に寄せてくれ」
利根「了解した」
提督「一人で大丈夫か?」
利根「なに。問題ない」
五十鈴「……普通に全部参考書じゃない」
提督「当たり前だろうが。ってか、さっきからお前は何しに来たんだ」
電「あ、あの。何か手伝うこと、ありませんか?」
提督「じゃあ電は……利根が寄せたダンボールの中の本を、本棚へ入れてくれ」
電「わかりましたのです」
利根「吾輩も手伝うか?」
提督「あ、いや利根はこっちの荷物運ぶの手伝ってくれ。一人じゃ重くて」
利根「わかった。今そちらへ行く」
五十鈴「……一応、あたしも手伝ってあげる。何かある?」
提督「うーん、じゃあ電を手伝ってあげてよ。一人じゃ不安だし」
五十鈴「わかった」
利根「吾輩も手伝うか?」
提督「あ、いや利根はこっちの荷物運ぶの手伝ってくれ。一人じゃ重くて」
利根「わかった。今そちらへ行く」
五十鈴「……一応、あたしも手伝ってあげる。何かある?」
提督「うーん、じゃあ電を手伝ってあげてよ。一人じゃ不安だし」
五十鈴「わかった」
提督「そんじゃ利根、行くぞー。せーのっ!」
利根「ほっ」
提督「うわ……凄い力だなやっぱ」
利根「ははは。一応、艦娘だからな」
提督「じゃあキッチンまで運んでくれるか?」
利根「ふむ、そうするとこれは食器か何かか。ゆっくり運ぶとしよう」
提督「助かるよ」
利根「ほっ」
提督「うわ……凄い力だなやっぱ」
利根「ははは。一応、艦娘だからな」
提督「じゃあキッチンまで運んでくれるか?」
利根「ふむ、そうするとこれは食器か何かか。ゆっくり運ぶとしよう」
提督「助かるよ」
電「えーっと、この本はこの辺に……」
五十鈴「……ん、これって」
提督「利根、このへんでいい。ありがとな」
利根「気にするな。吾輩が手伝いたかったから手伝っているのだ」
五十鈴「ねぇあんた」
提督「どうした?」
五十鈴「なんかアルバムがあったんだけど……これ、あの本棚に入らないわよ」
提督「あ、そっか……ちょっと貸してもらえるか?」
五十鈴「……」
五十鈴「……ん、これって」
提督「利根、このへんでいい。ありがとな」
利根「気にするな。吾輩が手伝いたかったから手伝っているのだ」
五十鈴「ねぇあんた」
提督「どうした?」
五十鈴「なんかアルバムがあったんだけど……これ、あの本棚に入らないわよ」
提督「あ、そっか……ちょっと貸してもらえるか?」
五十鈴「……」
提督「五十鈴?」
五十鈴「えいっ」パカッ
提督「おい!何してんだよ!」
五十鈴「いいじゃない別に。減るもんじゃあるまいし……へー、これが小さい頃のあんたねぇ」
提督「ちょ、恥ずかしいからやめろよ!」バッ
五十鈴「へー、結構可愛いじゃない」ヒョイッ
利根「どうしたのだ?」
五十鈴「提督の幼い頃の写真だって」
五十鈴「えいっ」パカッ
提督「おい!何してんだよ!」
五十鈴「いいじゃない別に。減るもんじゃあるまいし……へー、これが小さい頃のあんたねぇ」
提督「ちょ、恥ずかしいからやめろよ!」バッ
五十鈴「へー、結構可愛いじゃない」ヒョイッ
利根「どうしたのだ?」
五十鈴「提督の幼い頃の写真だって」
電「か、可愛いのです!」
提督「お前らな……」
五十鈴「へぇ、あんたって妹がいたんだ」
提督「……妹?」
五十鈴「この茶髪の子って妹じゃないの?」
提督「ああ、違うよ。父さんの知り合いの子」
提督「まぁ確かに、妹みたいな感じだったけど……」
電「心なしか、私に似てるような……」
提督「確かに今思えば、電に結構似てたかもな……」
提督「お前らな……」
五十鈴「へぇ、あんたって妹がいたんだ」
提督「……妹?」
五十鈴「この茶髪の子って妹じゃないの?」
提督「ああ、違うよ。父さんの知り合いの子」
提督「まぁ確かに、妹みたいな感じだったけど……」
電「心なしか、私に似てるような……」
提督「確かに今思えば、電に結構似てたかもな……」
五十鈴「ふーん……あれ、こっから写真の雰囲気ががらっと変わるけど……」
利根「ここは……アメリカであるか?」
提督「うん、父さんに連れてこられたんだ」
五十鈴「あんたの父親、やっぱ色んなとこ回ってるのねー……っ!?」
利根「どうした五十鈴……なっ?!」
電「は、はわわ……」
提督「……どうかしたか?」
利根「ここは……アメリカであるか?」
提督「うん、父さんに連れてこられたんだ」
五十鈴「あんたの父親、やっぱ色んなとこ回ってるのねー……っ!?」
利根「どうした五十鈴……なっ?!」
電「は、はわわ……」
提督「……どうかしたか?」
五十鈴「この写真……」
提督「……げっ」
利根「彼女というやつであるか?抱きつかれているが……」
提督「あーいや……」
五十鈴「何、あんた彼女いたの?!しかもアメリカに!」
提督「ち、違う!ただの女友達だ!やたらスキンシップは多かったが……」
五十鈴「ふーん、へー、そうなのー……」ジトメ
提督「なんだよその目……」
五十鈴「べっつにー」
提督「……げっ」
利根「彼女というやつであるか?抱きつかれているが……」
提督「あーいや……」
五十鈴「何、あんた彼女いたの?!しかもアメリカに!」
提督「ち、違う!ただの女友達だ!やたらスキンシップは多かったが……」
五十鈴「ふーん、へー、そうなのー……」ジトメ
提督「なんだよその目……」
五十鈴「べっつにー」
提督「ってかそろそろ本当に手伝ってくれよ。まだ荷物あるんだから」
五十鈴「……ま、そうね。あんたに彼女がいようと、あたしには関係ないし」
電「はわわっ、す、すみません……」
利根「すまないな。つい……他人の昔の写真とは興味深いモノであるから」
提督「全く……」
五十鈴「……べーっだ」
五十鈴「……ま、そうね。あんたに彼女がいようと、あたしには関係ないし」
電「はわわっ、す、すみません……」
利根「すまないな。つい……他人の昔の写真とは興味深いモノであるから」
提督「全く……」
五十鈴「……べーっだ」
―――数十分後―――
提督「利根、この荷物をそこに置いて。それで一応御終い」
利根「うむ、了解した」
五十鈴「結局、アルバム以外面白そうなもの見つからなかったわねー」
電「さ、サボるのはダメなのです!」
五十鈴「とか言ってあんたも一緒になって見てたじゃない」
電「あうう……」
提督「利根、この荷物をそこに置いて。それで一応御終い」
利根「うむ、了解した」
五十鈴「結局、アルバム以外面白そうなもの見つからなかったわねー」
電「さ、サボるのはダメなのです!」
五十鈴「とか言ってあんたも一緒になって見てたじゃない」
電「あうう……」
提督「あとは俺がやっておくからさ。みんな、今日はありがとう」
利根「気にするでない」
五十鈴「……どういたしまして」
電「どういたしましてなのです」
提督「明日、お礼としてなんか奢るよ。あんまり高いモノのは買えないけど……」
利根「よいよい。吾輩はお主の手伝いがしたくて来たのだからな」
提督「そういうワケにもいかないさ」
利根「気にするでない」
五十鈴「……どういたしまして」
電「どういたしましてなのです」
提督「明日、お礼としてなんか奢るよ。あんまり高いモノのは買えないけど……」
利根「よいよい。吾輩はお主の手伝いがしたくて来たのだからな」
提督「そういうワケにもいかないさ」
五十鈴「受け取っておいたら?利根」
利根「……そうじゃの。ありがたく受け取っておこう」
提督「うん、そうしてくれ」
電「それじゃあ私達はこの辺で……」
利根「また遊びに来るからのー!」
五十鈴「た、たまになら遊びに来てあげてもいいわ。ふんっ」
提督「そんじゃーなー」
提督「……」
利根「……そうじゃの。ありがたく受け取っておこう」
提督「うん、そうしてくれ」
電「それじゃあ私達はこの辺で……」
利根「また遊びに来るからのー!」
五十鈴「た、たまになら遊びに来てあげてもいいわ。ふんっ」
提督「そんじゃーなー」
提督「……」
提督「よくよく考えりゃ、女の子を三人も家に連れ込んだのか俺?」
提督「いや、押し入られたのが正しいか……」
提督「あいつも俺の部屋に無理やり押し入ったりしてきたなぁ」
提督「……」パラッ
提督「懐かしいなぁ……この頃はよく一緒に遊んだっけ」
提督「今頃何してるかな、二人共」
提督「いや、押し入られたのが正しいか……」
提督「あいつも俺の部屋に無理やり押し入ったりしてきたなぁ」
提督「……」パラッ
提督「懐かしいなぁ……この頃はよく一緒に遊んだっけ」
提督「今頃何してるかな、二人共」
提督「……っと、荷物整理、完全に終わらせないとな」タタタタ
ハラリ
提督「おっと、アルバムに挟んでた手紙が落ちちまった」
提督「挟み直して……これでよし」パタン
提督「そんじゃ、頑張りますかね」スタスタスタ
――――――――
Dear 提督
From KONGO
――――――――
ハラリ
提督「おっと、アルバムに挟んでた手紙が落ちちまった」
提督「挟み直して……これでよし」パタン
提督「そんじゃ、頑張りますかね」スタスタスタ
――――――――
Dear 提督
From KONGO
――――――――
―――夜 艦娘寮―――
???「もしもし~」
提督父「おお、久しぶりだな。元気にしてたか?」
???「元気だよぉ~。おじさんも元気?」
提督父「おう。俺も提督も元気だぞ」
???「そっかぁ。よかった~」
提督父「それでな。今日はお前に話しておくべき事があってな」
???「な~に~?」
???「もしもし~」
提督父「おお、久しぶりだな。元気にしてたか?」
???「元気だよぉ~。おじさんも元気?」
提督父「おう。俺も提督も元気だぞ」
???「そっかぁ。よかった~」
提督父「それでな。今日はお前に話しておくべき事があってな」
???「な~に~?」
提督父「そっちに提督が行ったから」
???「……へ?お、お兄ちゃんこっち来てるの!?」
提督父「ああ、今日編入させた」
???「あうう、いきなりすぎるよ~……確かに久しぶりに会いたいな、なんて思ったけどぉ~」
提督父「まぁ、昔みたいにとは言わないが、仲良くしてやってくれ」
???「今日来た転入生って、お兄ちゃんの事だったんだ~……」
???「……へ?お、お兄ちゃんこっち来てるの!?」
提督父「ああ、今日編入させた」
???「あうう、いきなりすぎるよ~……確かに久しぶりに会いたいな、なんて思ったけどぉ~」
提督父「まぁ、昔みたいにとは言わないが、仲良くしてやってくれ」
???「今日来た転入生って、お兄ちゃんの事だったんだ~……」
提督父「要件はそれだけだ。そっちからは何かあるか?」
???「別に~。これといってないよ~」
提督父「そうか。それじゃあまた電話する」
???「うん、またね~」
提督父「―――おやすみ、文月」
???「別に~。これといってないよ~」
提督父「そうか。それじゃあまた電話する」
???「うん、またね~」
提督父「―――おやすみ、文月」
―――翌日―――
提督「ふぁぁ……」
利根「眠そうだな。提督」
五十鈴「夜ふかしでもしたの?だらしない」
提督「いや、荷物整理してたらクリアしてなかったゲームが見つかってつい……」
電「夜ふかしはダメ、ですよ」
提督「うん、わかってる。わかってるんだけどさぁ……こう、中途半端なのは」
利根「なんとなくわかる気もするが、気をつけるのだぞ。授業を受けられない、なんて元も子もない」
提督「ふぁぁ……」
利根「眠そうだな。提督」
五十鈴「夜ふかしでもしたの?だらしない」
提督「いや、荷物整理してたらクリアしてなかったゲームが見つかってつい……」
電「夜ふかしはダメ、ですよ」
提督「うん、わかってる。わかってるんだけどさぁ……こう、中途半端なのは」
利根「なんとなくわかる気もするが、気をつけるのだぞ。授業を受けられない、なんて元も子もない」
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