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元スレモバP「ラッキースケベ?」
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信じて営業に送り出したPが所属アイドルに犯されてアヘ顔ダブルPスしている動画を送りつけられたちひろさんはまだですか
更新はまだ先になりそうです
申し訳ありません
気長に待っていただけたらうれしく思います
申し訳ありません
気長に待っていただけたらうれしく思います
このSSの何が恐ろしいって変態と同量のシリアスが違和感なく同居してるところが恐い
>>312
ペッしなさい!!
ペッしなさい!!
留美と晴から少し離れたベンチ。
晴の父の要望で二人っきりで話をすることになったのだが、Pは晴が心配でならない。
確かに、意外にも留美は子供の面倒見がいい、Pもそれはよく知っていた。
しかし先ほど、晴には才能がある。堕ちてしまえば楽だと言ったような人物に晴を安心して任せられるだろうか。
晴は不機嫌そうであるし留美に懐かないかもしれないが、もしも戻って来てみたら、晴は立派な変態になってました、などということはPには耐えられそうになかった。
彼は不安で頭がいっぱいになる。
不安の種はもう一つ、彼の横でイライラした様子の晴の父だ。
出会い頭に殴っていいかと聞かれた時はPも自身の耳を疑った。
その後二人っきりで話すことをやたらと念押しされ、二人っきりになったらなったで、一向にしゃべり出す様子もない。
厄日なのだろうか、Pは家に帰りたい気持ちでいっぱいになった。
晴父「あの、すいません」
P「は、はい。お義父さん」
晴父「……そのお義父さんって呼ぶの止めてもらえませんか?」
P「も、申し訳ありません」
出会い頭に殴っていいかと聞かれた時はPも自身の耳を疑った。
その後二人っきりで話すことをやたらと念押しされ、二人っきりになったらなったで、一向にしゃべり出す様子もない。
厄日なのだろうか、Pは家に帰りたい気持ちでいっぱいになった。
晴父「あの、すいません」
P「は、はい。お義父さん」
晴父「……そのお義父さんって呼ぶの止めてもらえませんか?」
P「も、申し訳ありません」
一瞬鬼のような顔になり睨んだ晴の父にPは怯える。
まったく人はどこに地雷があるのかわからないものだ。
Pはそう思いながら次の言葉を待つ。
空はだいぶ赤く染まっていた。
晴父「た、単刀直入に聞きますけど……」
P「はい」
晴父「晴に、てっ、て……晴に、手を、出しましたね?」
P「えっ!?」
どういうことだろうか、手を出したというのは暴力を振るったという意味だろうか、だとすると、どこからそんな話が出てきたのか。
晴の父の発言にたちまちPは混乱する。
視覚が歪み、目の前が薄暗くなる。
晴の父は震えた声から、はっきりとした怒りを込めた声になり、尚も言葉を続けた。
まったく人はどこに地雷があるのかわからないものだ。
Pはそう思いながら次の言葉を待つ。
空はだいぶ赤く染まっていた。
晴父「た、単刀直入に聞きますけど……」
P「はい」
晴父「晴に、てっ、て……晴に、手を、出しましたね?」
P「えっ!?」
どういうことだろうか、手を出したというのは暴力を振るったという意味だろうか、だとすると、どこからそんな話が出てきたのか。
晴の父の発言にたちまちPは混乱する。
視覚が歪み、目の前が薄暗くなる。
晴の父は震えた声から、はっきりとした怒りを込めた声になり、尚も言葉を続けた。
晴父「オレは見たんだ!昨日晴が自分の部屋で!」
P「へ……部屋で……」
晴が自室で何かをしていたということと、Pが晴に手を出したというデタラメが、どう関係してくるのか。
ゴクリと唾を飲み込みPは次の言葉を待つ。
握った手は小刻みに震えていた。
そして、晴の父は気迫を込めてPに言った。
晴父「あんたの名前を呼びながら[田島「チ○コ破裂するっ!」]してたのを!」
P「ん?」
晴父「とぼけたって無駄だ!あいつはまだ、まだ初潮だってむかえてないはずなのに……うぅ」
晴の父は涙をこぼす。
親馬鹿である。
一方のPは心に冷たい風が吹き始めていた。
それは呆れというにはもっと冷めた、形容しがたい感情であった。
P「手を出したっていうのは……」
晴父「あんたが晴を手篭めにしたから、晴はあんなハレンチなことを……」
殴り飛ばしてやろうか、Pは衝動的にそう思ったが黙って堪えた。
そして晴の父の肩にそっと手を添える。
P「へ……部屋で……」
晴が自室で何かをしていたということと、Pが晴に手を出したというデタラメが、どう関係してくるのか。
ゴクリと唾を飲み込みPは次の言葉を待つ。
握った手は小刻みに震えていた。
そして、晴の父は気迫を込めてPに言った。
晴父「あんたの名前を呼びながら[田島「チ○コ破裂するっ!」]してたのを!」
P「ん?」
晴父「とぼけたって無駄だ!あいつはまだ、まだ初潮だってむかえてないはずなのに……うぅ」
晴の父は涙をこぼす。
親馬鹿である。
一方のPは心に冷たい風が吹き始めていた。
それは呆れというにはもっと冷めた、形容しがたい感情であった。
P「手を出したっていうのは……」
晴父「あんたが晴を手篭めにしたから、晴はあんなハレンチなことを……」
殴り飛ばしてやろうか、Pは衝動的にそう思ったが黙って堪えた。
そして晴の父の肩にそっと手を添える。
P「結城さん、私は手を出したりなんかしてませんよ。ましてや手篭めなんて乱暴も……ただ晴も年頃になった。それだけですよ」
晴「うぅう゛、晴……あの晴が……」
晴の父を宥めながら、Pは額の汗を拭く、ショーツで……。
それがいけなかった。
Pさんと言いながらPの方を向いた晴の父は驚愕した。
それはそうだろう。ショーツで顔を拭く変態がそこにいたのだから。
晴父「やっぱり信用できない!」
P「えぇ!?なんでですか!?」
晴父「パ、パンティーで顔拭く変態を信用できるか!」
P「えっ、な、なぁ!?」
晴「うぅう゛、晴……あの晴が……」
晴の父を宥めながら、Pは額の汗を拭く、ショーツで……。
それがいけなかった。
Pさんと言いながらPの方を向いた晴の父は驚愕した。
それはそうだろう。ショーツで顔を拭く変態がそこにいたのだから。
晴父「やっぱり信用できない!」
P「えぇ!?なんでですか!?」
晴父「パ、パンティーで顔拭く変態を信用できるか!」
P「えっ、な、なぁ!?」
今更ながら気がつくP。
ハンカチだと思っていた物が実は女性の下着、ショーツだったなんて、P自身驚愕であった。
しかしレースまでついた、もろ下着というデザインであるし、何度か手にして使っているのに気がつかないなんて、実に間抜けである。
P「いや、これは、あれ?なんで?」
晴父「こんな変態に晴は……晴は、うわぁぁあああ!!」
頭を抱え込んで泣き出す晴の父、みっともないったらありゃしない有り様である。
対するPは何故かとても冷静だった。
その時々で混乱したりしなかったり、よくわからない男なのだ彼は。
ハンカチだと思っていた物が実は女性の下着、ショーツだったなんて、P自身驚愕であった。
しかしレースまでついた、もろ下着というデザインであるし、何度か手にして使っているのに気がつかないなんて、実に間抜けである。
P「いや、これは、あれ?なんで?」
晴父「こんな変態に晴は……晴は、うわぁぁあああ!!」
頭を抱え込んで泣き出す晴の父、みっともないったらありゃしない有り様である。
対するPは何故かとても冷静だった。
その時々で混乱したりしなかったり、よくわからない男なのだ彼は。
Pは考える。このショーツが誰のなのか。
たしか、スーツから取り出して持ってきたんだよな……てことは公園くる前に出会った誰かがハンカチとすり替えたのか?
うーん、ネイビー色でレース付きのデザインか、さっぱり誰かわからん。
ショーツを手に溜め息を吐くP、犯人を推理するより、晴の父への弁明が先だというのに、彼はまったく気がつかない。
留美「あら、それ私のよ」
たしか、スーツから取り出して持ってきたんだよな……てことは公園くる前に出会った誰かがハンカチとすり替えたのか?
うーん、ネイビー色でレース付きのデザインか、さっぱり誰かわからん。
ショーツを手に溜め息を吐くP、犯人を推理するより、晴の父への弁明が先だというのに、彼はまったく気がつかない。
留美「あら、それ私のよ」
いつのまにいたのだろうか。
Pの手に持っていたショーツを留美は後ろからヒョイッと取り上げた。
それはあまりにも唐突で、Pは驚きのあまり口を開けたまま固まってしまう。
一方の留美は平然とショーツの匂いを嗅いでPさんの匂いうんぬんとほざき始めていた。
P「……いつ仕込んだんですか?」
動き出したPは留美の方へと振り返り、呆れを含んだ声で聞く。
今日は公園に来るまで留美に会っていないはずなのに、いつショーツを仕込んだのだろうか。彼にはそれが疑問だった。
Pの手に持っていたショーツを留美は後ろからヒョイッと取り上げた。
それはあまりにも唐突で、Pは驚きのあまり口を開けたまま固まってしまう。
一方の留美は平然とショーツの匂いを嗅いでPさんの匂いうんぬんとほざき始めていた。
P「……いつ仕込んだんですか?」
動き出したPは留美の方へと振り返り、呆れを含んだ声で聞く。
今日は公園に来るまで留美に会っていないはずなのに、いつショーツを仕込んだのだろうか。彼にはそれが疑問だった。
留美「普通に…タンスの中にいれておいただけよ?」
P「えっ……えっ!?」
留美「やっぱり泊まるときに便利でしょう?」
何を言っているんだこいつは。
ただ純粋にPはそう思った。
Pはアイドル達を家に入れたことはもちろん、家の場所すら教えたこともない。
だが留美はPの家のタンスに下着を置いたと言っている。
Pの顔はみるみると青ざめていく。
留美「…元から入ってたハンカチは、別の引き出しに移しただけだから安心して」
青ざめた顔をどう解釈したのか留美は見当違いなことを言う。
色々と弁明する留美の顔をPは見つめながら、あの人はタダ者じゃねぇと言っていた拓海の言葉を思い出す。
何となくPもただの変態ではないとは思っていたが、ここまでとは彼は思っていなかった。
Pは今日何度目かのため息を吐いた。
P「えっ……えっ!?」
留美「やっぱり泊まるときに便利でしょう?」
何を言っているんだこいつは。
ただ純粋にPはそう思った。
Pはアイドル達を家に入れたことはもちろん、家の場所すら教えたこともない。
だが留美はPの家のタンスに下着を置いたと言っている。
Pの顔はみるみると青ざめていく。
留美「…元から入ってたハンカチは、別の引き出しに移しただけだから安心して」
青ざめた顔をどう解釈したのか留美は見当違いなことを言う。
色々と弁明する留美の顔をPは見つめながら、あの人はタダ者じゃねぇと言っていた拓海の言葉を思い出す。
何となくPもただの変態ではないとは思っていたが、ここまでとは彼は思っていなかった。
Pは今日何度目かのため息を吐いた。
P「それで……どうやって家に入ったんですか?」
留美「ピッキングよ」
やだ恐い、Pは純粋にそう思った。
留美じゃなければ迷わず彼は通報していただろう。
どうやって家の場所を知ったのかとか、聞きたいこと他にもあったけど、もうこれ以上聞き出すのは恐いから、また今度にしよう。
そう思いPは話を締める。
P「も、もう許可なく家に入るのは止してくださいね。あと、物を置くのも」
留美からの返事はない。
明らかに止める気がないのがわかるが、Pは何も言わなかった。
ただ心の中で絶対に引っ越すことを決めた。
留美「ピッキングよ」
やだ恐い、Pは純粋にそう思った。
留美じゃなければ迷わず彼は通報していただろう。
どうやって家の場所を知ったのかとか、聞きたいこと他にもあったけど、もうこれ以上聞き出すのは恐いから、また今度にしよう。
そう思いPは話を締める。
P「も、もう許可なく家に入るのは止してくださいね。あと、物を置くのも」
留美からの返事はない。
明らかに止める気がないのがわかるが、Pは何も言わなかった。
ただ心の中で絶対に引っ越すことを決めた。
晴「おい、話は終わったかー」
P「あっ」
留美の少し後ろでリフティングしていた晴がPの方へ寄ってくる。
すっかり彼女のことを忘れていたPは、申し訳なさそうな顔をしながら、彼女の方へ歩み出す。
その時だった。
晴父「待て!」
晴「うわっ!なんだよオヤジ!」
晴父「娘は渡さねぇ!絶対にだ!」
晴を守るように抱きつく晴の父。
そんな彼を晴は引き剥がそうと必死だ。
厄介なのを忘れていた。
Pはかなり失礼なことを思いながら、頬をひきつらせる。
P「あっ」
留美の少し後ろでリフティングしていた晴がPの方へ寄ってくる。
すっかり彼女のことを忘れていたPは、申し訳なさそうな顔をしながら、彼女の方へ歩み出す。
その時だった。
晴父「待て!」
晴「うわっ!なんだよオヤジ!」
晴父「娘は渡さねぇ!絶対にだ!」
晴を守るように抱きつく晴の父。
そんな彼を晴は引き剥がそうと必死だ。
厄介なのを忘れていた。
Pはかなり失礼なことを思いながら、頬をひきつらせる。
晴の父「晴!アイドルになんてならなくていい!家に帰るぞ!」
晴「おいオヤジ!わけわかんねぇよ。とにかく離れろ!」
P「結城さん誤解です。まずは落ち着いて話を……」
晴父「うるさいぞ変態!」
なんだとこの野郎。という言葉をぐっと堪えて、取りあえず、状況がわからないといった顔をしていた留美に、勘違いされた経緯を大ざっぱに耳打ちする。
留美は小さく頷いて、Pにだけ聞こえるように、じゃあ、誤解を解けばいいのね。と言った。
Pも自分では話しすら聞いてもらえないので、留美の方が誤解を解きやすいだろうと思い、答えるように小さく頷いた。
晴「おいオヤジ!わけわかんねぇよ。とにかく離れろ!」
P「結城さん誤解です。まずは落ち着いて話を……」
晴父「うるさいぞ変態!」
なんだとこの野郎。という言葉をぐっと堪えて、取りあえず、状況がわからないといった顔をしていた留美に、勘違いされた経緯を大ざっぱに耳打ちする。
留美は小さく頷いて、Pにだけ聞こえるように、じゃあ、誤解を解けばいいのね。と言った。
Pも自分では話しすら聞いてもらえないので、留美の方が誤解を解きやすいだろうと思い、答えるように小さく頷いた。
留美「結城さん、ご紹介が遅れました。私、CGプロダクション所属アイドル、和久井留美と申します」
晴父「え、えぇ、テレビとかで何度か、見たことが」
突然留美が話しかけてきたことに、晴の父は困惑し眉をひそめる。
留美の方はというと落ち着いた柔和な笑みで淡々と話しを始める。
いつもと違うその様子を見て、流石は元秘書だとPも感心した。
留美「今回、我が社のプロデューサーのPが大変お見苦しいとこをお見せしてしまって、申し訳ありませんでした。その件でお話したいことが」
晴父「下着で汗拭くような変態だと言うのはよくわかってますから、話すことなどありません」
晴「はぁ?」
晴父「え、えぇ、テレビとかで何度か、見たことが」
突然留美が話しかけてきたことに、晴の父は困惑し眉をひそめる。
留美の方はというと落ち着いた柔和な笑みで淡々と話しを始める。
いつもと違うその様子を見て、流石は元秘書だとPも感心した。
留美「今回、我が社のプロデューサーのPが大変お見苦しいとこをお見せしてしまって、申し訳ありませんでした。その件でお話したいことが」
晴父「下着で汗拭くような変態だと言うのはよくわかってますから、話すことなどありません」
晴「はぁ?」
わけがわからんといった顔で見てくる晴にPは目をそらす。
本当に今日は調子が狂いっぱなしだ。
なるべく早くこの場を去りたい。
疎らにいる人達の視線を気にしながら、Pはネガティブな気持ちになる。
留美「ですからその件は誤解……」
晴父「誤解も糞も現にオレは見たんだ!それに晴にだって手を……」
そうこうしているうちに留美と晴の父は話し合いと言うよりは、言い争いにヒートアップし始めていた。
周囲の人がちらほらとこちらを見始める。
アイドルが言い争いなど、あまり良い印象を与えないだろう。
Pがこれはまずいと思い始めた時だった。
本当に今日は調子が狂いっぱなしだ。
なるべく早くこの場を去りたい。
疎らにいる人達の視線を気にしながら、Pはネガティブな気持ちになる。
留美「ですからその件は誤解……」
晴父「誤解も糞も現にオレは見たんだ!それに晴にだって手を……」
そうこうしているうちに留美と晴の父は話し合いと言うよりは、言い争いにヒートアップし始めていた。
周囲の人がちらほらとこちらを見始める。
アイドルが言い争いなど、あまり良い印象を与えないだろう。
Pがこれはまずいと思い始めた時だった。
晴「いいかげんにしろ!」
晴父「晴!」
大声で怒鳴り父の手を逃れてPの後ろに隠れる晴。
晴の父は憎々しげにPを見つめる。
その体勢は今にも飛びかからんばかりだ。
Pも思わず冷や汗をかく。
晴「さっきから聞いてれば、Pは変態なんかじゃねぇよ!」
晴父「晴、お前の気持ちもわかるがなぁ」
晴「オヤジの方が変態だろ!」
晴父「なっ!」
ガーンという効果音が聞こえそうなほど目に見えて落ち込む晴の父。
どんだけ娘loveなんだよとPは少し引く。
留美はその様子を見てここぞとばかりに畳みかけ始める。
留美「結城さん、全ては勘違いなんです。アイドル達のちょっとした悪戯。Pさんのハンカチと下着を取り替えたのが原因で起こった事故なんです」
晴父「でも現に顔拭いて」
留美「彼は多忙な毎日を送っています。それこそハンカチなんて気にしてられないほどに」
P「本当なんです!言われるまで気がつかなかったんです!信じてください!」
普通はさすがに信じないだろう。
しかし残念なことに、Pがハンカチが下着であることに気がつかなかったのは事実なのだ。
ここで晴の父に理解してもらえないまま、晴をアイドルにさせるのを止めると言われたら、今までの晴と過ごした時間が全て水の泡になる。
だからPは必死で頭を下げる。
晴父「でも現に顔拭いて」
留美「彼は多忙な毎日を送っています。それこそハンカチなんて気にしてられないほどに」
P「本当なんです!言われるまで気がつかなかったんです!信じてください!」
普通はさすがに信じないだろう。
しかし残念なことに、Pがハンカチが下着であることに気がつかなかったのは事実なのだ。
ここで晴の父に理解してもらえないまま、晴をアイドルにさせるのを止めると言われたら、今までの晴と過ごした時間が全て水の泡になる。
だからPは必死で頭を下げる。
晴父「でもなぁ……」
晴「なー、信じてくれよ。Pは変な奴じゃねぇって、それにオヤジが勝手に応募しといて、今度は勝手に辞めさせられるなんて、オレは嫌だからな」
晴の目を見ながら、うーん、と晴の父が唸る。
少しの沈黙の後に、晴の父はPの隣にいる晴の方へ歩み寄ると、しゃがみ込んでその肩に手を置いた。
先ほどは違い、今の彼はとても落ち着いていた。
晴父「晴、こいつに何もされないか?」
晴「Pにか?…ナニもって、何だよ」
晴父「エロいこととか、ぐふっ」
晴の蹴りが見事に晴の父の腹に決まる。
彼女の顔はPが今まで見たことないほどに真っ赤だった。
蹴られた父の方は、親を蹴るとかありえねぇだろ、と言いながら立ち上がり、今度はPの肩に手を置いた。
Pの肩が少し震える。
晴父「納得いかないけど、今日はもう帰るよ。あと、娘は任せる」
あっさりと言いはなったその一言に、Pの顔は明るくなる。
Pは感謝の言葉と共に深々と頭を下げた。
その後、晴に一声かけ、留美にサインを貰ってから、晴の父は何事もなかったかのようにその場を去った。
晴「なー、信じてくれよ。Pは変な奴じゃねぇって、それにオヤジが勝手に応募しといて、今度は勝手に辞めさせられるなんて、オレは嫌だからな」
晴の目を見ながら、うーん、と晴の父が唸る。
少しの沈黙の後に、晴の父はPの隣にいる晴の方へ歩み寄ると、しゃがみ込んでその肩に手を置いた。
先ほどは違い、今の彼はとても落ち着いていた。
晴父「晴、こいつに何もされないか?」
晴「Pにか?…ナニもって、何だよ」
晴父「エロいこととか、ぐふっ」
晴の蹴りが見事に晴の父の腹に決まる。
彼女の顔はPが今まで見たことないほどに真っ赤だった。
蹴られた父の方は、親を蹴るとかありえねぇだろ、と言いながら立ち上がり、今度はPの肩に手を置いた。
Pの肩が少し震える。
晴父「納得いかないけど、今日はもう帰るよ。あと、娘は任せる」
あっさりと言いはなったその一言に、Pの顔は明るくなる。
Pは感謝の言葉と共に深々と頭を下げた。
その後、晴に一声かけ、留美にサインを貰ってから、晴の父は何事もなかったかのようにその場を去った。
留美「はぁ、疲れたわ…今回は貸しよ?Pさん」
P「何言ってるんですか。元はと言えばあなたが原因でしょう……何がアイドル達のちょっとした悪戯ですか」
留美「…それにしても、よくあんな説得で信じたわね。晴ちゃんのお父さん」
P「露骨に話を逸らさないでくださいよ。まぁ、信じてくださいと言われても普通は信じませんよね、あんな話。あっさり引いてくれたのは、やっぱ晴のおかげかな」
そう言うとPは横でサッカーボールを弄くっていた晴の頭を撫でる。
晴は顔を真っ赤にして抵抗する。
昨日の性の目覚めにより、明確にPへの恋心を自覚した晴は、誰から見ても恋する乙女であった。
P「何言ってるんですか。元はと言えばあなたが原因でしょう……何がアイドル達のちょっとした悪戯ですか」
留美「…それにしても、よくあんな説得で信じたわね。晴ちゃんのお父さん」
P「露骨に話を逸らさないでくださいよ。まぁ、信じてくださいと言われても普通は信じませんよね、あんな話。あっさり引いてくれたのは、やっぱ晴のおかげかな」
そう言うとPは横でサッカーボールを弄くっていた晴の頭を撫でる。
晴は顔を真っ赤にして抵抗する。
昨日の性の目覚めにより、明確にPへの恋心を自覚した晴は、誰から見ても恋する乙女であった。
晴「おい!頭撫でんな!何なんだよー!」
P「ははっ、よしよし」
留美「Pさん、私もいいかしら」
P「あっ、もうこんな時間だ!」
時計を見ながらPは態とらしく大声をあげる。
留美からの要求を華麗にスルーし、そろそろ目的の場所に行かなくてはいけないと、Pは行動を始めた。
P「じゃあ、留美さん。」
留美「……えぇ、じゃあ、また」
そういうと留美は晴とも挨拶を交わしてその場を去っていった。
あっさりと、あまりにもあっさりと。
何か企んでいるのか?
あまりにも呆気なく引き下がった彼女に、Pは不安なものを感じる。
しかし今は晴のことだ。
不安を払うように晴の手を強く握り歩き出す。
夕闇はすぐそこだった。
P「ははっ、よしよし」
留美「Pさん、私もいいかしら」
P「あっ、もうこんな時間だ!」
時計を見ながらPは態とらしく大声をあげる。
留美からの要求を華麗にスルーし、そろそろ目的の場所に行かなくてはいけないと、Pは行動を始めた。
P「じゃあ、留美さん。」
留美「……えぇ、じゃあ、また」
そういうと留美は晴とも挨拶を交わしてその場を去っていった。
あっさりと、あまりにもあっさりと。
何か企んでいるのか?
あまりにも呆気なく引き下がった彼女に、Pは不安なものを感じる。
しかし今は晴のことだ。
不安を払うように晴の手を強く握り歩き出す。
夕闇はすぐそこだった。
今日はここまでです
恐らくですが投下は後、まとめて3回になると思います。
だんだんと元から高くなかったクオリティがさらに下がっておりますが、どうぞお付き合いください。
恐らくですが投下は後、まとめて3回になると思います。
だんだんと元から高くなかったクオリティがさらに下がっておりますが、どうぞお付き合いください。
もはや笑えねえ……他のSSでもよくアイドルたちが侵入してるけど真面目に考えるとホラーだよねあれ
>>P「本当なんです!言われるまで気がつかなかったんです!信じてください!
?<本当です!信じてください!
?<本当です!信じてください!
>>336
いつ見限られてもおかしくないよな。よく最後まで戦えたと思うわ
いつ見限られてもおかしくないよな。よく最後まで戦えたと思うわ
ゆっくり書いてくれ
茄子ちゃんとPの食事の顛末も書いてくれるんですよね(願望)
茄子ちゃんとPの食事の顛末も書いてくれるんですよね(願望)
茄子さんは人気なので別スレで書くと思います
何か質問があれば暇なときにちょくちょく答えます
何か質問があれば暇なときにちょくちょく答えます
CD5弾発表されましたね
というわけで茄子さんもいいけど藍子ちゃんを書くんだ
別スレで構わんからはよ!
というわけで茄子さんもいいけど藍子ちゃんを書くんだ
別スレで構わんからはよ!
P「おーし、着いたぞ」
晴「ここって…ホテルか?」
P「……正確にはホテルも入ってるって感じだな」
着替え等の準備をすませ、公園から少し車を走らせた所にある次の目的地にPと晴は到着した。
車を降りて建物内に入ると、これから何があるか知らされていない晴を連れて、Pはどんどん建物内を進んでいく。
先ほどから何も説明もされず戸惑う晴とは対照的に、彼の顔は自信に満ちあふれていた。
晴「なー、いい加減なんか教えてくれよ」
P「んっふっふー、秘密だ」
見知った顔なのか、時々すれ違う人に挨拶しながら、足早にPは進む。
車内からの何度目かの質問にも満足いく答えを貰えず、不満げな表情をしながら晴もPに連れられて歩いていく。
ある程度歩いたところで少し奥まった目立たない通路へと着き、Pはそこにいた警備員と二、三口言葉を交わしパスのような物を見せてまた早足で歩きだす。
再びPに手を引かれて歩き出した晴は、何かを察した様子で彼に話しかけた。
晴「なー、いい加減なんか教えてくれよ」
P「んっふっふー、秘密だ」
見知った顔なのか、時々すれ違う人に挨拶しながら、足早にPは進む。
車内からの何度目かの質問にも満足いく答えを貰えず、不満げな表情をしながら晴もPに連れられて歩いていく。
ある程度歩いたところで少し奥まった目立たない通路へと着き、Pはそこにいた警備員と二、三口言葉を交わしパスのような物を見せてまた早足で歩きだす。
再びPに手を引かれて歩き出した晴は、何かを察した様子で彼に話しかけた。
晴「ここって関係者以外立ち入り禁止だよな?」
P「関係者だから大丈夫。ダメだったら警備に止められてるさ」
晴「つーことは、今度も…」
P「あぁ、うちのアイドル関係だよ。ここまで来る途中にポスター貼ってあっただろ?」
Pが早くイくから気がつかなかった。と晴が不満を言おうとした所で、Pは突然立ち止まり、彼女に向かって振り返る。
何事かと眉をひそめる晴と目を合わせるその顔は、相変わらず何か自信に満ちあふれた勝負師のような表情をしていた。
P「関係者だから大丈夫。ダメだったら警備に止められてるさ」
晴「つーことは、今度も…」
P「あぁ、うちのアイドル関係だよ。ここまで来る途中にポスター貼ってあっただろ?」
Pが早くイくから気がつかなかった。と晴が不満を言おうとした所で、Pは突然立ち止まり、彼女に向かって振り返る。
何事かと眉をひそめる晴と目を合わせるその顔は、相変わらず何か自信に満ちあふれた勝負師のような表情をしていた。
P「晴、今日はいろいろ回ったがこれで最後になる。そんでもって……これはお前のための特等席だ」
晴「あー…言ってることがいまいちよく分かんねー」
P「見て見りゃわかるさ。うっし、行くぞ」
そういうと、Pは晴の手をとって自身の後ろにあった扉を開く。
その瞬間溢れ出す歓声と音楽。
Pは少しにやけた顔で歩き出し、晴は訳も分からず扉の先の薄暗い中を連れられていく。
2人が歩いていく先、歓声の向けられる輝かしく眩い場所。
そしてそこで、歌い、踊る3人のアイドルたち。
晴は思わず目を見開いて感嘆の声を上げる。
凛、奈緒、加蓮、Pのプロデュースするアイドルトリオ、トライアドプリムスがそこにいた。
晴「あー…言ってることがいまいちよく分かんねー」
P「見て見りゃわかるさ。うっし、行くぞ」
そういうと、Pは晴の手をとって自身の後ろにあった扉を開く。
その瞬間溢れ出す歓声と音楽。
Pは少しにやけた顔で歩き出し、晴は訳も分からず扉の先の薄暗い中を連れられていく。
2人が歩いていく先、歓声の向けられる輝かしく眩い場所。
そしてそこで、歌い、踊る3人のアイドルたち。
晴は思わず目を見開いて感嘆の声を上げる。
凛、奈緒、加蓮、Pのプロデュースするアイドルトリオ、トライアドプリムスがそこにいた。
凄まじい熱気の中で行われる彼女たちの素晴らしいパフォーマンス。
その突き抜けた一体感は見ているだけで脳が痺れ、客席の星のようなサイリウムと合わさり、コスモを感じさせる。
何度もライブを見ているPでさえ、高揚感からにやけるのが止められない。
それは晴も同様で、心が高ぶり、何とも言い難い体の疼きが広がる。
彼女は今、今までで一番アイドルというものを羨望していた。
そんな彼女の耳元でPが話を始める。
P「すげぇ魅力的だろ、アイドルって。ほら、ファンの熱意ったら、見てるこっちまでうれしくなる」
その突き抜けた一体感は見ているだけで脳が痺れ、客席の星のようなサイリウムと合わさり、コスモを感じさせる。
何度もライブを見ているPでさえ、高揚感からにやけるのが止められない。
それは晴も同様で、心が高ぶり、何とも言い難い体の疼きが広がる。
彼女は今、今までで一番アイドルというものを羨望していた。
そんな彼女の耳元でPが話を始める。
P「すげぇ魅力的だろ、アイドルって。ほら、ファンの熱意ったら、見てるこっちまでうれしくなる」
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