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元スレモバP「ラッキースケベ?」
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>頭をなでなでしてくるまでずっとションボリしていた。
変態のくせにぐうかわ
変態のくせにぐうかわ
よく晴れたある日の午後、日野茜のランニングに付き合って汗をかいたPが資料室のドアを開ける。
そんな彼を物陰から見つめる処女が一人。
「へへへ」
スーツに着替えたPが部屋を去ると、辺りを見回し素早く部屋に入る。
狙うは汗が染み着いているであろうスポーツウェア。
恐らくぶつが入っているであろう古そうなロッカーの取っ手に手をかける。
細い指先に力をこめてロッカーの取っ手を引く。その手はわずかに震えていた。
ガチャン
音ともにロッカーがわずかに開く。
彼女の胸は高鳴っていた。
早く匂いをかぎたい!
思わずニヤケてしまうのを抑え、大事な大事な宝箱を開けるようにロッカーを開いていく。
期待に胸を躍らせ、半分ほどロッカーを開いたとき、沸き上がる衝動と高ぶる気持ちが抑えきれず、彼女は思いっきりロッカーのドアを全開にした。
そして彼女の目に映ったものは……
「なっ!」
予期せぬ事態に驚きを隠しきれない彼女。
そこには制汗剤やボディシート、資料が入ったバインダーなどがあるのみ、お目当ての物はなかったのだ。
たしかに、下の方には何かを入れていたであろう手提げ袋はある。
しかし肝心の中身は空であった。
Pが出てから部屋に入った人物は自身をおいて他にはいない。
彼女は瞬時に考えを巡らせる。
恐らくPが帰ってくるまで部屋に隠れていて、なおかつ自身と同じ目的を持つであろう人物。
知っているだけでも数人いる。
彼女が思い浮かべた人たちの中の一人である人物はあっさりと姿を現した。
「ジャ~ジャッジャッ、ジャッ、ジャ~ン」
恐らく名探偵コナンのBGM、対決のテーマであろう曲を口ずさみながら、物影からゆっくりと出てくる人物。
彼女は瞬時に考えを巡らせる。
恐らくPが帰ってくるまで部屋に隠れていて、なおかつ自身と同じ目的を持つであろう人物。
知っているだけでも数人いる。
彼女が思い浮かべた人たちの中の一人である人物はあっさりと姿を現した。
「ジャ~ジャッジャッ、ジャッ、ジャ~ン」
恐らく名探偵コナンのBGM、対決のテーマであろう曲を口ずさみながら、物影からゆっくりと出てくる人物。
「残念だったね、美嘉」
その人物に名前を呼ばれた少女はゆっくりと振り返る。
美嘉「やっほ★凛」
凛「……やっほ、美嘉」
物影から出てきたのはPのスポーツウェアを着た凛であった。
凛「お目当ての物は見つかった?」
美嘉「な、なんのこと!?」
凛「コレ、欲しかったんでしょ?」
明らかに動揺する美嘉に、着ているスポーツウェアの裾を引っ張って聞く。
美嘉「ア、アハハ、じょ、冗談キツイな~凛は」
凛「…大丈夫。ジャケットの匂いをかいでうっとりしてたのを見てたけど、素質あるよ…」
素質というのは恐らく変態のであろう。
美嘉はまったくうれしくなかった。
そんなことより、行為を見られていたことが恥ずかしかった。
凛「コソコソ隠れるより、一線越えて素直になれば楽だよ?」
凛はあっけらかんと言うが、それがどれだけ難しいことか。
静寂と重苦しい空気の中、美嘉はゆっくりと口を開く。
美嘉「ア、アタシは」
そんな時、不意に部屋の扉が開いた。
P「なにやってんだ?お前ら……」
美嘉「あ」
凛「……プロデューサー」
あぁ、やっぱりそれは違う。Pの顔を見た瞬間、彼女はそう思った。
自分の欲望を素直にさらけ出してしまったら、この大切な恋心、淡い思いが台無しになってしまう気がしたのだ。
だから、今まで通りに、バレないように隠れて匂いをかごう。
美嘉「へへっ、なんでもないよ~!プロデューサー★」
P「え?いや、でもお前らこんな所で……」
美嘉「ほら、アタシ仕事あるからそろそろ行くね!」
そういって部屋を出ていく彼女の顔は、どこか晴れやかであった。
美嘉「あ、凛!あんまりプロデューサーに迷惑かけちゃダメだからね!」
最後にそう言い残すと、Pにウインクして扉を閉めた。
P「なぁ、なんかあったのか?」
凛「勧誘失敗ってとこかな……」
P「……深くは聞かないでおく」
そういうとPはロッカーまで歩み寄る。
P「てか、なんで俺の服着てんだよ」
凛「この後仕事ないし、着て帰るよ」
ロッカーを開けてバインダーを手に取る
P「ダメに決まってんだろ早く脱げ」
そこまで言って、ハッとする。
自分はあの、そう、あの凛と一緒に部屋にいるということを……。
彼が逃げだそうと扉の方を向いたときにはもう遅かった。
いつの間にか扉の前に陣取るように立っていた凛は、全裸だった。
P「服を着ろぉお!!」
正確には靴下と靴は履いていた。
胸と恥部を両手で隠しながら、顔を赤らめて下を向く彼女に彼は必然的に勃起した。
凛「ん、…さ、流石にちょっと恥ずかしいかな…」
P「だったら服着ろよ!」
背を向けて抗議する。前屈みなのが情けない。
P「そ、そのうち、ちひろさんか誰かが心配して見に来るぞ!」
凛「…み、見せつければ…いいよ」
そういいながら背中に抱きついてくる彼女に彼の理性はギリギリだった。
P「頼むから!離してくれぇぇえええ!!」
バタン!
ズボンの膨らみに細く美しい指が触れるまさにその時、壊さんばかりの勢いで部屋の扉が開かれた。
そう、彼は救われたのだ。
美嘉「えっ、なっ!?なっ~!?」
凛「……まだ仕事行ってなかったんだね」
……Pの叫び声が聞こえたから飛んできたらこれである。
美嘉の顔は真っ赤だった。
この後騒ぎを聞きつけたちひろが来て二人掛かりでPから凛を引っ剥がし事態は終息した。
その後、凛はちひろに説教された。
あまり反省していなかった彼女だが、Pがボソリと
P「(明日はランニングに付き合うの)やめようかな」
と言った際に、彼がプロダクション辞めると勘違いしてしまい、しばらく謝りながら大泣きした。
その後、泣き疲れて寝た彼女がPにしがみついて離れなかったので、彼は膝に抱えて事務仕事をした。
あまり反省していなかった彼女だが、Pがボソリと
P「(明日はランニングに付き合うの)やめようかな」
と言った際に、彼がプロダクション辞めると勘違いしてしまい、しばらく謝りながら大泣きした。
その後、泣き疲れて寝た彼女がPにしがみついて離れなかったので、彼は膝に抱えて事務仕事をした。
ちなみに、翌日。
オフなのにわざわざ事務所に来て、一日中Pの後ろをちょこちょこ付いて回る凛がいたとかいないとか。
凛が変なことをしないか心配でソワソワしてた事務員がいたとかいないとか。
Pのお茶を貰って間接キスだと気がつき赤面する美嘉がいたとかいないとか。
まぁ、些細な話である。
番外編、完
今日はここまで
いつの間にかフレッシュアイドルはるちんSSが変態凛SSになっていた
泣きそうである
>>知っているだけでも数人いる。
このプロダクション駄目かもわからんね
このプロダクション駄目かもわからんね
>>93チャンピオンまでいるかも知れんぞ
間違えて書きため消しちゃった……
次の投下まで、まだかかりそうです。ごめんなさい。
あと、画像張ってくれている方、どうもありがとうございます。
晴を家に送ってから、Pはずっと考えていた。
彼女にアイドルへの興味をもたせるには、どうすればいいのかを。
そんな彼にとって資料室前での会話はだいぶヒントになった。
彼女は、かっこいい、という言葉に反応していた。
かわいいアイドルに興味がなくても、かっこいいアイドルなら興味があるのかもしれない。
いや、間違いなくある。彼は確信していた。
事務所に帰ってからアイドル達のスケジュールを確認する。
かっこいいアイドル、やはり実物を見せるのが一番だろう。
そのアイドルの仕事を現場で見せるのだ。
さて、晴のお眼鏡に叶うアイドルはいるだろうか。
その前に部屋の端でションボリしている凛を立ち直らせなくては。
ため息を吐きながらPは席を立ったのだった。
かっこいいアイドル、やはり実物を見せるのが一番だろう。
そのアイドルの仕事を現場で見せるのだ。
さて、晴のお眼鏡に叶うアイドルはいるだろうか。
その前に部屋の端でションボリしている凛を立ち直らせなくては。
ため息を吐きながらPは席を立ったのだった。
次の日、学校が休みなのにレッスンとかメンドい。
と思いながらも晴は事務所に来ていた。
中は休日だからか午前中でもいつもより人が多い。
晴「うーっす」
ちひろ「あ、晴ちゃんおはよう」
晴「あれ?おい、Pは?」
いつもなら真っ先に声をかけてくるPが、今日は寄って来ないのが彼女は気になった。
と思いながらも晴は事務所に来ていた。
中は休日だからか午前中でもいつもより人が多い。
晴「うーっす」
ちひろ「あ、晴ちゃんおはよう」
晴「あれ?おい、Pは?」
いつもなら真っ先に声をかけてくるPが、今日は寄って来ないのが彼女は気になった。
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