私的良スレ書庫
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元スレモバP「ラッキースケベ?」
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信号待ち、Pはチラリと彼女を見る。
とても不機嫌そうだ。
彼はドタキャンしたんだからパンツを4枚よこせと言ってきたトレーナーの話をやめた。
今まで、彼女が事務所に来てからずっと親しくしてきたが、彼女が好意というものを示してきたことはなかった。
女性と話しても、女性の話をしても、相手の女性に嫉妬したりといった感情は向けたりしなかった。
変態たちがPにあれこれ(セクハラ、スケベ)してきたのも冷めた目で彼女は見てきた。
それが今日になって……。
朝からの不機嫌の原因は、やはり鷹富士茄子との接触だろう。
Pは考える。
昨日何があったのか。
どうして。
しかし、今ここで探りを入れるようなことはしてはいけない。
これからどうするか。
彼はスーツのポケットから布を取り出して顔の汗を拭いた。
それがネイビー色のレースショーツだと彼が気がつくのはまだ先だ。
年頃らしさをだして欲しいとは確かに思っていたが、やはりこの年頃の少女のあつかいは難しい。
そう思いながらPはショーツをポケットにしまう。
不機嫌な晴は、味の無くなったガムを口からだし、包みに入れて捨てると、新しいガムを探す。しかし彼女の服のポケットの中にはもうなかった。
晴が舌打ちする前に、Pはスーツのポケットからガムを取り出すと、彼女の方にスッと差し出した。
彼女はそれを無言で受け取ると、包みを開けて黙って噛みだした。
そう思いながらPはショーツをポケットにしまう。
不機嫌な晴は、味の無くなったガムを口からだし、包みに入れて捨てると、新しいガムを探す。しかし彼女の服のポケットの中にはもうなかった。
晴が舌打ちする前に、Pはスーツのポケットからガムを取り出すと、彼女の方にスッと差し出した。
彼女はそれを無言で受け取ると、包みを開けて黙って噛みだした。
沈黙がPには辛かった。
彼は窓を開けて車内に風を入れる。
ラジオからは次の曲紹介が流れている。
同じプロダクションの南条光が歌う曲だ。
曲が流れ出す。
ティンときた彼は晴に話しかける。
P「かっこいい曲だよな?」
彼女からの反応は無いがかまわず続ける。
P「南条光って知ってるだろ?お前の2つ上で先輩の」
P「その子が歌ってるんだぞこの曲」
P「お前もアイドルになったらこういう曲を歌うように」
晴「だから、アイドルなんかになる気はねぇよ」
P「……でも俺はアイドルになった晴、見てみたいなぁ」
晴「チッ…」
沈黙。
選択をミスったかと思いPは眉間に少し皺を寄せた。
晴「なー」
P「ん?なんだ?」
アップテンポの曲が流れる車内。
晴の方から声をかけてくる。
彼女の声が何となく上擦ったようにPには聞こえた。
晴「オ、オレがアイドルになった姿…見たいか?」
P「あぁ!すごく!」
晴の言葉を聞いた瞬間、Pは思わず声を荒ぶらせた。
運転中でなければ彼は彼女の両肩を掴んで言っていたであろう。
それほど彼の心は高ぶった。
少し前に美嘉が、ア、アタシの下着姿…見たい?
と言ってきた時と同じぐらいに。
美嘉とPがその後どうなったかは別の話だ。
晴の言い方に思わず高ぶらせた心をPは鎮め冷静になる。
……これはいい兆候だ。
少しはアイドルに興味が出てきたと見た彼は、鼻歌でも歌いたい気分になった。
晴「べ、別にアイドルとか興味ねぇし、なる気はねぇし」
P「ははっ、そう言うなって、絶対かっこいいよ。アイドルになったお前は」
うまくいけば興味どころか、アイドルになると言ってくれるかもしれない。
車内の空気はガラリと変わったようにPには感じられた。
やはり今日が勝負時だな……
Pは再び意気込んだ。
晴がどうして他の女性に嫉妬したり、どうして今、自分の隣でほんのり頬を赤く染めているのかを、気がつかないふりをし全てを棚上げにして……。
……これはいい兆候だ。
少しはアイドルに興味が出てきたと見た彼は、鼻歌でも歌いたい気分になった。
晴「べ、別にアイドルとか興味ねぇし、なる気はねぇし」
P「ははっ、そう言うなって、絶対かっこいいよ。アイドルになったお前は」
うまくいけば興味どころか、アイドルになると言ってくれるかもしれない。
車内の空気はガラリと変わったようにPには感じられた。
やはり今日が勝負時だな……
Pは再び意気込んだ。
晴がどうして他の女性に嫉妬したり、どうして今、自分の隣でほんのり頬を赤く染めているのかを、気がつかないふりをし全てを棚上げにして……。
今日はここまでです。
次回も真面目な回になる予定です。
変態書きたい。
おっつおっつ。
大好きなPを変態に寝取られて絶望する晴ちゃんが楽しみです。
大好きなPを変態に寝取られて絶望する晴ちゃんが楽しみです。
乙
晴ちゃんかわいいな
ネイビー色のレースショーツとか誰のなんですかねえ?
晴ちゃんかわいいな
ネイビー色のレースショーツとか誰のなんですかねえ?
乙。
変態三人集による大乱闘スマッシュブラザーズはまーだ時間かかりそうですかね?
変態三人集による大乱闘スマッシュブラザーズはまーだ時間かかりそうですかね?
申し訳ありません
真面目なの書いてるんですがやっぱり苦手で
もう少しかかりそうです
ごめんなさい
この峠を越えたら後は変態まっしぐらなのですが……
真面目が終わったら晴も変態アイドルにレベルアップするんだろ?
期待してる
期待してる
そろそろ投下します
おそらくご期待に添えることができないと思います。申し訳ありません。
おそらくご期待に添えることができないと思います。申し訳ありません。
Pと晴が来た場所はとある劇場。
車を降りると晴は自然にPと手を繋いだ。
やはり変わったと彼は改めて実感する。
前までは彼女から手を繋いでくることなど皆無であったからだ。
それが、今日はこれだ。
だが、今はこの事ばかり気にしていてもしょうがない。
彼は頭を切り替える。
今日が勝負なのだから。
劇場内に入ると、早速ロビーに晴を待たせて、Pはスタッフ達へ挨拶回りに行った。
そして少しして戻ると、手持ちぶさたに風船ガムを膨らませる晴の手を引き、再び歩き始めた。
スタッフの話を聞けば、ちょうど見せ場らしい。
晴の反応を期待しながら、Pはホールへ向かって彼女の手を引いた。
ホールに入ると、スポットライト輝く舞台の上、二人の女性が、荒々しく擬闘を繰り広げているのが二人の目に入った。
荒々しいが、その動きにはどこか華があって洗練された美しさがある。
晴が思わず感嘆の声を上げたほどだ。
Pは晴の手を引いて階段を下りる。
晴を客席中央の一番見やすい位置に座らせると、彼は他のスタッフ達に少しばかり挨拶に向かった。
その間、晴は息をのんで舞台を見守っていた。
荒々しいが、その動きにはどこか華があって洗練された美しさがある。
晴が思わず感嘆の声を上げたほどだ。
Pは晴の手を引いて階段を下りる。
晴を客席中央の一番見やすい位置に座らせると、彼は他のスタッフ達に少しばかり挨拶に向かった。
その間、晴は息をのんで舞台を見守っていた。
P「かっこいいだろ?」
スタッフ達と二言三言と言葉を交わし、戻ってきたPは、晴の隣に座ると小声で話かけた。しかしどうやら彼女は見入っているようで、呼びかけには無反応だった。
晴の様子を見て、やはりここで正解だったと彼は思う。
彼女のかっこいいという基準がいまいち分からなかった彼は、事務所を代表するかっこいいアイドル二人に目を付けた。
世間でかっこいいアイドルと言えば、まずどちらかが出てくるであろうアイドルだ。
更に、ちょうどその二人は近々舞台をやることが決まっているということもあり、今回のPの計画にはうってつけであった。
ただリハーサルだったのが残念か。
本当は本番がよかったのだが、なるべく早くに晴に火をつけたかった彼はリハーサルで妥協することにしたのだ。
だが、横にいる晴があまりにも熱心に見入っているようなので、本番も連れてこようと密かにPは決めた。
休憩に入ったのを見計らって、Pは晴の手をとり、舞台にいた二人、木場真奈美と東郷あいの方へと向かう。
P「真奈美さん、あい」
真奈美「来てたのかP」
あい「やれやれ、事前に言ってくれればいいものを」
P「なにぶん急だったんで」
真奈美とあいはスタッフから飲み物とタオルを受け取り、それぞれ手近にあった席に座る。
Pと晴も二人に促されるようにして座った。
真奈美「それは君の隣にいる晴に関係があるのかな?」
P「真奈美さん、あい」
真奈美「来てたのかP」
あい「やれやれ、事前に言ってくれればいいものを」
P「なにぶん急だったんで」
真奈美とあいはスタッフから飲み物とタオルを受け取り、それぞれ手近にあった席に座る。
Pと晴も二人に促されるようにして座った。
真奈美「それは君の隣にいる晴に関係があるのかな?」
P「まぁ、そんなところです。晴」
Pは隣に立っていた晴に優しく声をかけ、挨拶を促す。
緊張しているのだろうか、少し畏縮しているように彼には見えた。
晴「う、うっす」
P「ははっ、言葉遣いはおいおいですよ」
晴の男っぽい挨拶をPは笑ってフォローする。
まだアイドルになると決めた訳でもない少女に、言葉遣いを直せというのは、些か酷な気がして彼はこれまで何も言わなかったし、言うつもりもなかった。
それは彼女がアイドルになると言うまで、ずっと同じだ。
だから、それをここでとやかく言われるのは、避けたかった。
真奈美「君の方針に口を挟む気はないよ」
Pの心配を見透かしたように真奈美は言った。
どうにも魂胆を見透かされるということは恥ずかしいもので、Pは、そうですか、とつまり気味に言うと少しばかり顔を赤くした。
Pは隣に立っていた晴に優しく声をかけ、挨拶を促す。
緊張しているのだろうか、少し畏縮しているように彼には見えた。
晴「う、うっす」
P「ははっ、言葉遣いはおいおいですよ」
晴の男っぽい挨拶をPは笑ってフォローする。
まだアイドルになると決めた訳でもない少女に、言葉遣いを直せというのは、些か酷な気がして彼はこれまで何も言わなかったし、言うつもりもなかった。
それは彼女がアイドルになると言うまで、ずっと同じだ。
だから、それをここでとやかく言われるのは、避けたかった。
真奈美「君の方針に口を挟む気はないよ」
Pの心配を見透かしたように真奈美は言った。
どうにも魂胆を見透かされるということは恥ずかしいもので、Pは、そうですか、とつまり気味に言うと少しばかり顔を赤くした。
あい「晴君とは事務所で自己紹介して以来だね」
真奈美「私たちは最近事務所に立ち寄ることが無かったからな」
二人は晴に目を向ける。
普段の彼女はどこへ行ったのか、Pには晴がとてもしおらしく見えた。
やはり緊張しているらしい。
普段会話している大人とは違ったタイプだからだろうか。
と彼は考えるが、スタッフに声をかけられて思考を中断する。
監督が話があるらしい。
P「あー、すいません少し行ってきます」
真奈美「晴は私たちが見とくから安心しろ」
P「ええ、助かります。じゃあ、ちょっと待ってろよ」
Pはそう言って晴の頭に手を置くと優しく撫でた。
薄暗いため、彼女が顔を赤くしているのかどうかはわからないが、誰から見ても照れてるのは明白だった。
あい「フフッ…早めに戻ってきてあげたまえよPくん」
横にいたあいに耳打ちをされる。
周りがこれでは流石に晴の好意に気がつかないフリはできない、Pは苦笑してその場を去った。
薄暗いため、彼女が顔を赤くしているのかどうかはわからないが、誰から見ても照れてるのは明白だった。
あい「フフッ…早めに戻ってきてあげたまえよPくん」
横にいたあいに耳打ちをされる。
周りがこれでは流石に晴の好意に気がつかないフリはできない、Pは苦笑してその場を去った。
監督との話は大したことではなかった。
世辞や社交辞令を交えた面白くもない定型的な会話だ。
仕事だから仕方ないとPは割り切るが、やはり面倒だという気持ちが大きかった。
話を終えて晴たちの元へ彼は戻る。
しかし席には台本を持ちながらスタッフと会話しているあいしかいなかった。
Pが席に座るとちょうど話終えたようで、あいの方から話をかけてきた。
世辞や社交辞令を交えた面白くもない定型的な会話だ。
仕事だから仕方ないとPは割り切るが、やはり面倒だという気持ちが大きかった。
話を終えて晴たちの元へ彼は戻る。
しかし席には台本を持ちながらスタッフと会話しているあいしかいなかった。
Pが席に座るとちょうど話終えたようで、あいの方から話をかけてきた。
あい「晴君は真奈美さんが連れていったよ。いろいろ見せてあげたいらしくてね」
P「そっか、……あいはスタッフと台本のことで話してて行けなかったってとこか?」
あい「フッ…相変わらず察しがいい、そういうことさ」
そっか、そっか
独り言のように相づちを打ちながらPは深く腰掛ける。
ここ最近休まる暇があまり無かったので、少しゆったりと落ち着いて目を閉じてみるだけで、彼はドッと隠れていた疲れが体に現れたように感じた。
それは端から見てもわかるようで、あいは心配そうな顔で彼に話しかける。
P「そっか、……あいはスタッフと台本のことで話してて行けなかったってとこか?」
あい「フッ…相変わらず察しがいい、そういうことさ」
そっか、そっか
独り言のように相づちを打ちながらPは深く腰掛ける。
ここ最近休まる暇があまり無かったので、少しゆったりと落ち着いて目を閉じてみるだけで、彼はドッと隠れていた疲れが体に現れたように感じた。
それは端から見てもわかるようで、あいは心配そうな顔で彼に話しかける。
あい「Pくん…君は少しやつれたね」
P「仕事のしすぎかな……ま、あいが気にするようなことじゃないさ」
あい「……違うだろ」
少し語気を強めたあいにPは片目を開き横目にみる。
心配そうな彼女の顔を見て、彼は少し困ったような顔をした。
彼女は話を続ける。
あい「彼女たちはやりすぎだよ」
その言葉の意味を理解し、Pは深く腰掛けていた椅子から座り直し、前屈みになるような姿勢で、腿に肘をついて口元を隠すように手を組んだ。
顔は先ほどより眉間に皺を寄せて、本当に困ったような表情を浮かべている。
P「仕事のしすぎかな……ま、あいが気にするようなことじゃないさ」
あい「……違うだろ」
少し語気を強めたあいにPは片目を開き横目にみる。
心配そうな彼女の顔を見て、彼は少し困ったような顔をした。
彼女は話を続ける。
あい「彼女たちはやりすぎだよ」
その言葉の意味を理解し、Pは深く腰掛けていた椅子から座り直し、前屈みになるような姿勢で、腿に肘をついて口元を隠すように手を組んだ。
顔は先ほどより眉間に皺を寄せて、本当に困ったような表情を浮かべている。
P「あい、あれは俺が全て悪いんだ。わかるだろう?」
あい「君だけという訳でもないだろう」
諭すように彼は言うが、彼女は逆に語気を強めた。
今話すようなことじゃないだろうに……
彼はそう思い、どうにかうまくこの場を収めようと思考を巡らせる。
あい「Pくん、私は別に思いつきで言っているわけじゃないよ。前々からずっと思っていた。それを何故だか、いま言わなくちゃいけない気がしたのさ」
Pの考えを読んだようにあいは答える。
これほど感情的な彼女を彼は見たことがなかった。
彼女自身も内心驚いていた、唐突な自分の感情の爆発に。
あい「君だけという訳でもないだろう」
諭すように彼は言うが、彼女は逆に語気を強めた。
今話すようなことじゃないだろうに……
彼はそう思い、どうにかうまくこの場を収めようと思考を巡らせる。
あい「Pくん、私は別に思いつきで言っているわけじゃないよ。前々からずっと思っていた。それを何故だか、いま言わなくちゃいけない気がしたのさ」
Pの考えを読んだようにあいは答える。
これほど感情的な彼女を彼は見たことがなかった。
彼女自身も内心驚いていた、唐突な自分の感情の爆発に。
あい「わかるだろう?心配なんだよ…君が」
Pは押し黙る。
今この場で話すことじゃないとか、また別の日になんてがっかりするような答えは全て捨てた。
渇いた口に水を流し込むと、ゆっくりと彼は口を開いた。
もう随分前から、スタッフ達はまわりから消えていた。
P「じゃあ、どうすればいい?」
あい「それは……」
P「もうわからないんだ。どうすればいいかなんて」
その言葉から口火を切ったようにPは感情を吐き出し始めた。
アイドルとプロデューサーという立場なのに彼女たちに流されて、関係を壊すのが恐くて、彼女たちを傷つけるのが恐くて、自分から何かすることをしてこなかった。誰か一人を選ぶような度胸もなくて。結局の所、俺は最低の屑だ。彼女たちがああなったのも、根本的には俺が悪いんだ。
彼は自分の顔を手で覆う。
唇からは血が流れていた。
あい「Pくん、私は……」
あいが次の言葉を紡ぐ前に、スタッフ達が慌ただしく動き始める。
時間はいつだって止まりはしない。
Pは席を立ち上がった。
ちょうど晴と真奈美もこちらに歩いてくるのが見える。
P「舞台、がんばれよ」
そう言って彼は晴の元へと歩き出した。
あいは去っていく彼の背中を見ながら、彼への深い愛を押し殺した。
今日はここまでです。
全国の東郷さんファンのみなさん
申し訳ありませんでした。
木場さんもちょい役でしか出せず申し訳ありません。
次は変態Yさんが出ます。
クールばっかで申し訳ないです。
画像先輩いつもお世話になっております。
ありがとうございます。
>>246
ま、まだ好感度と変態の相関性は証明されてないから(震え声)
ま、まだ好感度と変態の相関性は証明されてないから(震え声)
>>247
キン肉マンの友情パワー論理(ボソッ
キン肉マンの友情パワー論理(ボソッ
Pは目の前には綺麗な青空が広がっていた。
横たわる体には僅かな圧迫感が、そして股間への違和感があった。
とても端的に言うと、晴にち○こを握られていた。
どうしてこうなった。
横たわる体には僅かな圧迫感が、そして股間への違和感があった。
とても端的に言うと、晴にち○こを握られていた。
どうしてこうなった。
劇場から出ると昼時だったので、二人は近場にあったファミレスで食事をすることにした。
その食事中、次の目的地に向かうにしても予定の時間までかなり空きがあるという話になり、たまたま晴もPも着替えを持ってきてるし、ボールもあるし、じゃあサッカーをしようということになったのだ。
ちょうど目的地の近くには駐車場完備の公園があり、公園内にある広い原っぱはサッカーにはうってつけだった。
公園の駐車場に着くと、Pは車内でこうなることを想定して車に置いてあったスポーツウェアに着替え、靴を履き替え、車の後ろに置いてあったサッカーボールを持って外に出た。
体をほぐすように少し伸びをすると、先にレッスン用に持ってきていた服に着替えて、外に出て待っていた晴と公園へ歩き出した。
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