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    元スレモバP「俺、プロデューサー辞めるから」

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    151 = 141 :

    P「美世。とりあえずこれ飲め」

    美世「あたしはガソリン以外飲まないよ?」

    P「いい加減目を覚ませ」ガンッ

    美世「痛いっ」

    幸子「Pさん、ちょっとそれは……」

    P「いつもこうすりゃ直るんだよ」

    愛海「そんな機械みたいな……」

    美世「痛いなぁ!何するのプロデューサー!」

    152 = 141 :

    美世「……え?プロデューサー?」

    P「おう」

    美世「TOYOTA CORROLA LEVIN GT-APEXじゃなくて?」

    P「お、おう」

    美世「TOYOTA CORROLA LEVIN SRでも、SUZUKI CAPPUCCHINOでもなくて?」

    P「すまん、正直何言ってるかわからない」

    美世「ホントに、ホントにプロデューサー?」

    P「ああ」

    154 = 141 :

    美世「……プロデューサー!」ギューッ!

    P「うおっ!」

    美世「プロデューサー!プロデューサー!プロデューサー!」ギュゥゥゥ

    愛海「いいなぁ……」

    幸子「ちょ、美世さん!嬉しいのはわかりますけど、Pさんから離れてください!」

    美世「うー!もっとプロデューサー分を補給しないと、あたしのタンクが枯渇しそうなのー!」

    155 = 141 :

    美世「はぁぁ……タンク満タン♪」ツヤツヤ

    P「俺もタンク満タン!」

    幸子「ふんっ」グリッ

    P「痛い痛い!!」

    愛海「あたしもタンクを満タンに「もしもし110ですか?」はいごめんなさい」

    P「まぁ、なんだ。ホント、大丈夫か?」

    美世「うん!あたしはもう大丈夫♪」

    P「そっか。まぁなんだ。ここに来てくれれば、話は聞くからさ」

    美世「ホント?!」

    156 = 141 :

    愛海「あ、そうだ。もういっそここで働いちゃおうよ♪」

    幸子「?!」

    P「いやいや。美世の意見は」

    美世「あ、それいいかも♪お給料ももらえるんだよね?」

    P「ま、まぁ」

    愛海「(ふひひ、やっぱプロデューサーは押しに甘いなぁ)」

    幸子「だ」

    幸子「ダメえええええ!!」

    P&美世&愛海「?!」

    157 = 141 :

    P「さ、幸子?」

    幸子「あっ、え、えっと」

    幸子「こんな可愛いボクが働いてるんだから、これ以上従業員を増やす必要はないですよ!ね?Pさん!」

    P「え、でも人手は多い方が」

    幸子「な い で す よ ね?!」

    P「は、はい」

    愛海「(あちゃ~。押しに弱いのが逆手に出たかぁ)」

    美世「むー。ま、いっか!それなら毎日ここに来ればいいだけだもんね!」

    幸子「そ、それなら……うん」

    美世「プロデューサー!これからも、あたしのメンテよろしくねっ♪」



    ???「あ、あれは……」

    翌日、偶然美世が喫茶店に入るのを見たアイドル >>160

    158 :

    愛梨

    159 :

    拓海

    160 = 120 :

    雪美

    161 :

    雪美

    162 :

    桃華

    163 :

    藍子

    164 :

    少し目を離したら
    終わってた…

    165 :

    はやい

    166 = 141 :

    雪美「……美世、さん……」

    雪美「嬉しそう、だった……なんで……?」

    雪美「……喫茶店……?」

    雪美「……喉、乾いてない……けど」

    雪美「……」

    雪美「……入ろう」

    167 = 141 :

    カランカラーン

    P「いらっしゃいま……雪美?!」

    雪美「……P?」

    P「お前、なんでここに?」

    雪美「美世さんが……入っていくの……見た」

    P「ああ、美世か……」

    雪美「……P、やっぱり赤い糸、繋がってた」

    雪美「ずっと、探してた……仕事ない日は……一日中」

    雪美「……やっと、会えた」

    168 = 141 :

    P「おま……よく見れば靴とかボロボロじゃないか」

    雪美「やっと、やっと、あえ……」ポロポロ

    雪美「あれ……?嬉しい、のに……涙が」ボロボロ

    雪美「P……P……」

    P「……ごめんな。雪美」ナデナデ

    雪美「P……っ!」ギュゥ

    P「大丈夫だ。俺はもういなくならないから」

    雪美「うん……うん……!」

    170 = 137 :

    重たい

    172 = 141 :

    P「落ち着いたか?」

    雪美「うん……Pの膝の上……落ち着く……」

    幸子「Pさん。この箱って―――」

    雪美「さち、こ?」

    幸子「あ……雪美ちゃん」

    雪美「……なんで、幸子、いるの?」ゴォォォオオオオオ

    幸子「ひっ……」

    P「雪美、どうどう」ナデナデ

    雪美「あふ……///」

    173 = 141 :

    P「雪美、幸子には俺が教えたんだ」ナデナデ

    雪美「ん、なんで……?」

    P「幸子は俺の担当アイドルの中でも、一番付き合いが長かったからな」

    雪美「そう、なんだ」チラッ

    幸子「な、なんですか」

    雪美「……ごめんなさい」

    幸子「え?」

    雪美「幸子も……きっと、寂しかった」

    雪美「私と……一緒」ニコッ

    174 :

    なんだ天使か

    175 = 141 :

    幸子「そ、それは……まぁ」

    雪美「……P」

    P「なんだ?」

    雪美「私も……働く」

    P「は?」

    幸子「え?」

    雪美「アイドルの、仕事も、する。……いい?」

    幸子「あ、あの……」

    P「うーん……雪美。ごめんな。まだお前じゃ……」

    雪美「私……料理、作れる」

    P「え?」

    176 = 141 :

    雪美「料理……Pのために……覚えた」

    P「何が作れるんだ?」

    雪美「オムライスとか……色々……」

    幸子「で、でも、雪美ちゃんはまだ―――」

    P「……幸子、ごめんな。一つだけ言わせてくれ」

    幸子「なんでしょう?」

    P「俺さ……料理、できないんだ」

    幸子「は?」

    177 = 141 :

    幸子「ちょっと待ってくださいよ!じゃあメニューにあるのは」

    P「全部、レンジとかで簡単に調理出来る奴でさ……」

    幸子「……」アゼン

    P「ちゃんとした料理できる、そんなバイトでもいいから欲しいわけよ」

    雪美「……私、頑張る」

    幸子「……い、いや、でも料理なら茄子さんとか―――」

    P「茄子さんが料理すると、もはやそれ、別の料理になるんだよ……食べた人の目から涙が溢れだしたり、突然体が輝き始めたり」

    幸子「(なんとなく想像できてしまった……)」

    178 = 161 :

    なんで料理できないのに喫茶店やろうと思った!

    179 = 141 :

    P「というわけでさ……幸子、頼むよ」

    幸子「……仕方ないですね!許してあげますよ!ボクは優しいので!」

    P「そうか!よかったな!雪美!」

    雪美「うん……幸子も、ありがと」

    幸子「ふ、ふんだ」

    雪美「……負けない、から」ボソッ

    幸子「え」

    雪美「よろしく、ね?Pも、幸子も」

    雪美「これで、いつまでも一緒……赤い糸、再び紡がれた……」


    雪美「……まだ、寂しい人……沢山」

    雪美が寂しそうと思った人 >>182

    180 = 169 :

    きらり

    181 = 165 :

    大和亜季

    182 :

    桃華

    183 = 162 :

    桃華ちゃま

    184 = 163 :

    藍子

    185 = 164 :

    まただ…

    187 = 158 :

    しまった

    188 :

    茄子「トニオという方にイタリア料理を習いました」

    P「(アカン)」

    189 = 141 :

    ―――女子寮 桃華の部屋―――

    雪美「……桃華、いる?」コンコン

    桃華「……なんですの。雪美」ガチャ

    雪美「……運命、見つけた」

    桃華「運命?」

    雪美「一緒に……来る」

    桃華「ちょ、雪美……」

    190 = 141 :

    桃華「なんですの、もう……」

    雪美「……桃華、寂しい」

    桃華「……そう、ですわね」

    雪美「桃華、P、探してる。私と、一緒」

    桃華「……探してませんわよ」

    雪美「嘘。黒服の人……沢山、出入りしてる」

    桃華「……」

    191 = 141 :

    雪美「……桃華。運命、見つけた」

    桃華「さっきから、運命って……」

    雪美「P、見つけた」

    桃華「本当ですの?!」

    雪美「ふふ、桃華、可愛い」

    桃華「あ……も、もう!///」

    雪美「でも……P見つけたのは、本当」

    桃華「本当、ですの?」

    192 = 141 :

    ―――P喫茶店―――

    雪美「……ここ」

    桃華「この辺は探したと思ってましたのに……」

    雪美「やっぱり探してた……」

    桃華「うっ……」

    雪美「でも、これで、桃華も……嬉しい」

    桃華「そう、ですわね」ニコッ

    雪美「やっと……笑って、くれた」

    雪美「私も、嬉しい……」ニコッ

    193 = 141 :

    カランカラーン

    雪美「P……お邪魔しま」

    P「さ、幸子!早く拭けって!」

    幸子「わ、わかってますよ!もう!」

    雪美「……」

    桃華「……」

    P「あ……い、いらっしゃい」

    194 = 141 :

    雪美「幸子……服のところどころ、白い」

    幸子「こ、これは!」

    雪美「P……背徳感が、欲しかったの?」

    P「ち、違うっての!」

    桃華「……」プルプル

    雪美「桃華?」

    桃華「……Pちゃま!!そこにお座り!!!!」

    P「は、はいっ!」

    195 = 120 :

    ナニこぼしやがった

    196 = 137 :

    背徳感とかロリのセリフじゃない

    197 = 141 :

    ―――数分後―――

    桃華「……つまり、生クリームですの?」

    P「はい。そうです」セイザッ

    幸子「あの……ボク、着替えてきてもいいですか……?」セイザッ

    桃華「そ、そうですわね。お詫びに、雪美、着替えとかを手伝ってあげなさい」

    雪美「桃華……わかった」タッタッタ

    幸子「うー。ベトベトですよ……」スタスタ

    桃華「……Pちゃま」

    P「……なんでございましょうか」

    198 = 141 :

    桃華「もう、こういう事はやめてくださると嬉しいですの」

    P「はい。善処します」

    桃華「そう、ではなくて……」ポフッ

    P「……桃華?」

    桃華「もう……私の前から、いなくなるのは……やめて……」

    桃華「……ぐすっ……」

    P「……ああ、ごめんな。桃華」ナデナデ



    幸子「(入っていき辛い……)」

    雪美「(少しくらいは……許す……正妻としての……余裕)」

    199 = 141 :

    P「それで、これが作ってた新ケーキだ」

    桃華「なかなか……美味しそうですわね」

    雪美「うん……美味しそう」

    P「まぁ、フルーツのっけたりしただけなんだけどな。大体は幸子がやってくれた」

    幸子「ふふーん。可愛いボクにかかればケーキなんてお茶の子さいさいですよ!」

    雪美「幸子……指」ニコッ

    幸子「こ、これは転んだだけです!」

    P「(まぁ、知ってたけどな。幸子がケーキ作り努力してたのは)」

    200 = 141 :

    桃華「……うん、美味しいですの!」

    雪美「美味しい……これなら、お店で出しても……大丈夫」

    幸子「ふふーん!当たり前ですよ!なんて言ったって、このボクが作ったんですからね!」

    P「ああ、頑張ったな幸子」ナデナデ

    幸子「わぷっ、あ、あんま撫でないでくださいよ……まぁ、やめないでくださいね」

    P「へいへい」

    桃華「……むー」ガジガジ

    雪美「桃華、フォーク、ガジガジしちゃダメ……」


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