元スレ禁書「とうまはフラグもぶち殺しちゃってるんだよ」上条「は?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
301 = 281 :
オルソラ「では、参りましょうか」キュッ
上条「おう」ギュッ
オルソラ「まぁ、可愛いですね」
上条「うぇ!? み、見るからに深海魚なんですが」
オルソラ「きゃっ。あらら? あ、ごめんなさい」
上条「おっと。っと。オルソラさん前見ていただけますか!」
オルソラ「首が疲れてしまったのでございます」
上条「ずっと上向いてたからな」
オルソラ「あら、時間でございますね」
上条「えっ、もうか?」
オルソラ「お付き合いいただき、ありがとうございました。大変楽しかったのでございます」
上条「ああ、俺も楽しかったよ。ありがとう」
上条(はっ、余りにも自然な流れで何の疑問も持たなかったけど、ただ歩いてただけだ!?
う、うおお。そういえば他の子の時も引っ張られてただけでエスコートしてないような……。
これは男としていかがなものなのでせうか)
302 = 281 :
五和「お疲れ様でした、私で最後ですよ」
上条「ああ、待たせてごめんな」
五和「いえいえ。それじゃ、エスコートお願いします」ギュッ
上条「ん。見たいものあるか? つっても、もう全部見ちゃってたりするのでせうか」
五和「いえ、最後ということでしたから、案内していただけるようにカフェで時間をつぶしてましたので」
上条「そうなのか」
五和「途中で回り終えた方々も合流しまして、……惚気話を延々とされました。
ですから、ぜーったい、一番優しくしてくださいね!」
上条「お、おう。じゃ、どんなのが見たい?」
五和「綺麗なところでお願いします」
上条「それならドームかトンネルだな。ライトアップされてて、すごかったぞ」
303 :
インさんとくぎゅがマジやばい
304 = 281 :
五和「綺麗でしたね! えっと、もう時間があんまり。あ、当麻さん売店には行きました?」
上条「そういえば行ってないな」
五和「でしたら、記念品を買いましょう」
上条「お、おう! あんまり高いものは無理だけど、上条さんに任せなさい!」
五和「これでお願いします!」
上条「ほいきた、すいませーん、店員さーん。このマグカップください」
店員「お買い上げありがとうございます。一緒にお包みしてよろしいですか?」
五和「いえ、こっちのだけください」
店員「かしこまりました」
上条「えっ、これってペアなんじゃないの?」
五和「片方ずつ買えるみたいなんで、これにしたんですよ」
上条「ええっと、そんなに心配しなくてもお金なら大丈夫ですのことよ?」
五和「もう。他の女と買ったものを家に置いておくつもりなんですか?」
五和「当麻さんのは、次に二人で来たときに買いましょう」
305 :
だめだ……心を毒された今の自分じゃヤンデレフラグしかみえないよ……
306 :
フラグを折る能力を失った上条さんはヤンデレフラグも不可避……
307 = 281 :
総合アミューズメントパーク前
神裂「それでは解散ですね。オルソラとアニェーゼは私が責任を持ってホテルまで送ります、ご安心ください」
上条「大丈夫か? いつもの格好してないけど。あの服装って魔術的な要素があるんだろ?」
神裂「大丈夫ですよ。この街風に言うのであれば、レベル5最上位だったのがレベル5中位になる程度です」
上条「おおぅ……、そりゃ安心だ」
五和「今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました」
アニェーゼ「今度は二人きりできましょうね」
禁書「むむ、その役目は私のものかも!」
オルソラ「ありがとうございました」
神裂「では、貴方達も気をつけて帰ってください。本日はありがとうございました」
上条「ああ、またなー」
上条「さて、帰るかー」
禁書「おー、なんだよ。あ、帰りにアイス買って欲しいかも」
上条「えー、アニェーゼがシスターは清貧を誓ってるって言ってたぞー」
禁書「うぐ! ……それじゃ、一つで許してあげるんだよ」
上条「何個も食うつもりだったのかよ!」
308 :
レベル5最上位だったのがレベル5中位って・・・
309 = 305 :
>>308
例え悪い。全盛期アックアが聖人アックアレベルになるなら納得するけど……
310 = 281 :
上条宅 風呂場
上条(疲れた……、けど楽しかったなー。
皆も楽しんでくれたみたいだし、よかったよかった。
……ヴェントの役に立つことはできたのかな)
上条(しかし、急ぐなみたいなことは言われたけど、早くしないと心労的にも財布的にもヤバイことになる)
上条(ああでも、今日はこの幸せな記憶と共に寝よう。
明日は休みだし、インデックスには留守番かお出かけしてもらって、公園でのんびりじっくり……)スカー
311 :
>>308
一方通行レベルだったのが麦野レベルか純粋な身体能力なら大幅なパワーアップだなwww
312 = 281 :
集団デート編終わりです。
遊園地に行くならヴェントさん出せるじゃんという発想に始まり。
動物園で皆一緒に動かしたら矢鱈と書きづらく、ばらばらに動かしたら今度はネタがなくなるという迷走を見せ。
魔術側のフラグ強化は一旦終了といったところでしょうか。
ヴェントさんと冥土返しに会いに行く話はあるかもしれません。
どなたか上条さんとヴェントさんが科学と向き合う良SSがあったらご紹介ください。
次は科学側のフラグをガシガシ強化していきます。雲川姉だけは新規で出る可能性があります。
上条さん、休日でも暇な時間なんてありません。
313 :
>>309
魔術無し神裂=美琴くらいの実力じゃなかったっけ?
314 :
>>309
2位以上と3位以下の壁を考えればあながち不自然な例えでもないだろ
というかわざわざ科学側で例えたのにアックア出すとか馬鹿かよ
315 = 286 :
乙
聖人は元からスペック高いからなぁ…
316 = 281 :
翌日 とある公園
上条「いやー、いい天気だ。こんな日は散歩したりお昼寝したりに限りますなー」
上条(とはいえ、そんな事をしてる暇はない。
……誰が好きなのか、か。しかし、こんなことに答えなんてあるのか?
あいつらみたいに、確信できるほどの、世界が変わるほどの、自分が変わるほどの思いが俺の中に、ある……のか……)
上条「」カクン
上条「うおお!? い、一瞬で寝るところでしたよ今! このぽかぽか陽気はちょっとまずいかもしれない」
上条(どう考えればいいんだろう。過去を振り返ろうにも8月からしか記憶がないし、未来を想像してみるか?
隣に立っていて欲しい人、家でおかえりって言ってくれる人……)
上条「……」
上条「」スカー
317 = 281 :
ムニィ
上条「ん……、んぐ、ふがっ!? 何、なんだこれ!?」ムニムニ
御坂妹「あん、とミサカは荒々しく胸を揉まれて羞恥に満ちた可愛らしい悲鳴をあげてみます」
上条「み、御坂妹!? っと、おわぁ!?
っててて。何がどういう状況なんだ……」
御坂妹「貴方がベンチで惰眠を貪っていたので膝枕を敢行しましたところ驚いた貴方が転げ落ちました、とミサカは状況を説明します。
加えて、つっついても撫でても起きないので胸を押し付けてみました、とミサカはいたずらの内容を聞かれてもいないのに供述します」
上条「どうしてそうなった……」
御坂妹「幸せな夢を見られるかと思って、とミサカはそれには若干サイズが足りないだろうと自覚及び自虐をしながら答えます」
上条「実際には夢見る間もなく起きたみたいだがな!」
御坂妹「それにしても今日はどうしたのですか、とミサカは素朴な疑問を口にします」
上条「ん、んー別に公園にいるだけだぞ。そんなに珍しいか?」
御坂妹「女も連れず、走ってもおらず、女も連れず、喧嘩してもおらず、女も連れずにいる貴方はレアです、とミサカはこの状況の異常性を懇切丁寧に説明します」
上条「どんな人間だ俺は!」
御坂妹「そんな人間ですが、とミサカはしれっと答えます」
318 :
御坂妹「それにしても無警戒な寝顔は可愛かったです、とミサカはネットワークに映像を流出させつつ思い出してにやけます」
上条「やめてっ!?」
御坂妹「もう手遅れです、特に用事がないのなら隣に座っていてもいいですか、とミサカは上目遣いでお願いします」
上条「んー、まぁいいけど」
御坂妹「……」
上条「……」
御坂妹「本当に何もないのですか、とミサカはもしも待ち合わせ等をしている場合、人によっては離脱をしなければいけませんと再度確認します」
上条「ああ、ちょっと考え事してるだけだから」
御坂妹「考え事ですか、それならばミサカに相談をするともれなく1万弱の参考意見が得られますが、とミサカは出来る女をアピールし、ただの好奇心であることを隠します」
上条「いや、お前には聞けない」
御坂妹「むむ、何故ですか、とミサカは簡単には引き下がりません」
上条「誰が好きなのか、答えを出さないといけないからだ」
御坂妹「!」
御坂妹「それでは仕方がないですね、とミサカは暗にミサカも候補に入っているという意味を汲み取り狂喜乱舞しつつ納得します。
そして失礼します、とミサカはこの場を去ることを告げます」
上条「え、いや、別にいてもいいぞ?」
御坂妹「出来るだけ雑音のない状態で心から選んで欲しい、とミサカは理由を説明し、ではまた、とミサカは再会を、具体的に言うと呼び出されることを期待しつつ走り出します」
上条「お、おう。またなー」
上条「心から、か」
319 :
なぜか打ち止めや番外さらに美鈴さんにもフラグ建てて御坂丼を堪能する上条さんをイメージしてしまった……
上条さんだから否定できないのが怖い……
320 :
こちら御坂の盛り合わせになります
321 = 318 :
案が出ません。
申し訳ないですが今日はここまで。
本日もお付き合いありがとうございました。明日もよろしくお願いします。
322 = 319 :
乙
こういうときにはレッサーが以外と役にたつ(普段はうざいが)
323 :
乙
こういう時は青ピと土御門に漫才やらせておくと意外と上手く場が回る。
と他のSSを読んでて思った。
324 :
上条さんが選ぶのだとしてもミサカ妹の何番とか見分けつくのか?
326 :
327 :
328 = 318 :
上条「うーん。相談するって言うのは一理あるのかもしれない。
上条さんは人生経験だけで言うと赤ちゃんレベルですからねー……」
上条(んー、親しい人親しい人。土御門と青髪は茶化されるから駄目だな。クラスの男子も似たようなもんだし。
し、知り合いが少ない……。あれー、あっちこっち飛び回って結構人脈作ったつもりだったんですが)
上条(クラスの女子は姫神と吹寄を推しそうだし、もしかしたら当事者かもしれない。
必要悪の教会はインデックス、天草式は神裂か五和って言ってくると思う)
上条(というか女っ気のあるところは大体気まずい感じになりそうな予感が……。
組織じゃなく単独の知り合いを当たったほうがいいかなぁ)
上条「ってなると、一方通行とか浜面か……? やだなぁ……。
! そうだ、浜面! ハーレムから一人を選んだ男がいるじゃないか!
そうとなれば早速呼び出してみよう」
329 :
6位ってこんな能力だったのか
330 :
>>329
デマだから
331 :
>>329
垣根の能力紹介見て気づけよ
昔ばら撒かれたネタのひとつ
332 = 318 :
十数分後
浜面「おー……っす」
上条「よー、久しぶり。なんだ眠そうだな」
浜面「アンタの電話で起きたんだよ」
上条「そうなのか? そりゃすまん」
浜面「昨日もハッスルしたからなー、眠いぜー」
上条「上条さんの謝罪を返していただけますか!」
浜面「んで、なんのよう?」
上条「実は……、最近複数の女の子に好かれてることに気付いたんだ」
浜面(何言ってんだこいつ……)
333 :
上ヤン病は男に感染したらフラグ体質になるが同時に鈍感になる
ちなみに浜面は麦野の好意に気が付いていない模様(当然な気がするけど……)
334 :
相変わらず面白い!乙!
>>333
原作じゃハマーに好意を抱いているのは
タッキー、むぎのん、フレメアの3人だけ?
335 :
絹旗にとっては戦友っていうかダメな同僚っていうか…
仲間意識は有りそうだけど、好意を寄せているかというとそんな描写は今のところ無いな
フレメアは…どうだろう…
336 :
だいたい下っ端!にゃぁ!
337 :
絹旗は好きな子にちょっかい出して喜んでるタイプ
338 = 335 :
麦のんは好きな子に致命傷クラスのレーザーを撃って楽しんでいるタイプ
339 :
浜面「なるほどなぁ。そこでハーレムを目指すなんて言わないのが大将らしいっちゃらしいけど」
上条「お前だってそうだろ。だから参考にしようと思って呼んだんだぞ」
浜面「うぇぇ!? いや、俺はそんなもてた事ないぞ!?」
上条「もげろ」
浜面「そっくりそのまま返すわ! こんな俺を好いてくれるのは滝壺だけですよ……」
上条「え、他のアイテムの面々は?」
浜面「はぁ? 何言ってんだ、相変わらず下っ端扱いしかされてねーよ。
超緊急ですって言うから行ってみたら映画見るだけとか。
10分以内に来なかったらブチコロシ確定ねって言うから行ってみたら荷物持ちさせられるだけとか。
大体ピンチかも、にゃあ! って言うから行ってみたら頼んだご飯が食いきれねぇとか。
そんなんばっかだぞ」
上条「爆ぜろ」
浜面「だからなんでだ! まぁ、世間一般の男からしちゃあ、あんな美少女共に話しかけられるだけで羨ましいのかも知れないけどさ。
実情知ったらそんなこと言えないぜ?」
上条「それならそれでいいけどさ。じゃあなんで滝壺が好きなのかってとこだけでも教えてくれよ。
惚気でもなんでも今日は許すから」
340 = 333 :
そりちゃアンタの鈍感を受け継いでいるからしょうがないよ……
エツァリは妹フラグ建っているぐらいだし……
341 :
嫌がらせに洗脳テープダビングして渡してしまえww
342 = 339 :
浜面「まず何といっても優しい。麦野が太陽で絹旗が砂漠でフレメアが蜃気楼だとしたら、滝壺はオアシスなんだ!
そして可愛い! ボーっとした顔は化粧しなくても十分だし、たまに化粧するとこれまた最高!」
上条「待て。聞きたいのはそういうことじゃない」
浜面「えー、惚気てもいいって言ったじゃないか」
上条「今好きなところを聞いてなんの参考になるんだ。好きだって判断した理由が知りたいんだ」
浜面「大将。恋ってのは、落ちるもんだぜ」
上条「あ、麦野さんですか? お宅の下っ端が女のけつ追っかけてますよ」
浜面「おい待てやめろ馬鹿!!」
上条「冗談だよ。でも俺の質問は冗談じゃねーんだ。
俺だって下手な事したら、泣かれて頭突かれて殴られて突き刺されて真っ二つにされて黒焦げにされて食われるかもしれないんだぞ」
浜面「……なんて重い愛なんだ」
343 = 333 :
逆に考えるんだ「みんな選んじゃえばいいんだって」と考えるんだ
345 :
逆に考えるんだ「男でもいいさ」と考えるんだ
346 :
>>345
それは無い。
347 :
キャラによる
348 = 339 :
上条「じゃあ、どういう状態が好きってことなんだ?
可愛いとか綺麗だってのは思うし、一緒に居て楽しいとも思うし、守りたいとも思う。
……ぶっちゃけエロいこともしたいと思うんだけどさー」
浜面「んー、命を懸けてでも守りたいと思う女とかって良く言うけど。
大将の場合は下手すりゃその日初めて会った女でも命懸けで救いにかかりそうだしなぁ。
アンタの中じゃその辺りは当然過ぎて差がつかないのかもな」
上条「そうなると何処で差がつくんだ?」
浜面「いやー、男なんて単純でいいんじゃないの?
滝壺と前にどっちがより好きかなんて話になって、その時は絶対俺のほうが好きですーって言ったけど、気持ちって点じゃ女の子とは勝負にならないって思った」
浜面「大将はまじめに考えすぎなんだよ。
誰か誘って飯行くかーって思ったときに一番に出てくるとか。
告白されたら誰が一番どきどきするだろうとか。
誰に子供生ませたいとか。
ヤりたいってだけでいいと思うぜ」
上条「うーん、そんなんでいいのか?」
浜面「いいのいいの。大体恋が愛がーって女の子が思いに耽るのは可愛いけど、野郎がやってたらきもいだけだろ。
男は黙って直球勝負だぜ!」
上条「アイテムで一番いい身体してんのは?」
浜面「麦野。あっ」
349 :
「はまづら・・・?」ミシメキ
350 = 339 :
浜面「なしなしなし、今のはなし! 絶対滝壺に言うなよ!」
上条「連絡先知らないし。
結局参考になったのかならなかったのか良くわかんないけど、いや、なったのかな。
さんきゅーな、浜面。またちょっと考えてみるわ」
浜面「おうよ。でも俺はここで敢えてハーレムを選ぶかみじょうを応援してる」
上条「そんな幻想は手を伸ばした瞬間、上条さん自身の手で殺してしまいますよ」
浜面「どうだか、大将ならなんとかしちゃいそうだからな。
ま、うまい酒仕入れとくから、決着ついたら教えてくれ。
一方通行も呼んで一杯やろうぜ」
上条「酒はあんまりいい思い出が……、まぁいいか。
生きてその場に行けるように頑張るわ。それじゃ、まじでありがとな」
浜面「おう、じゃーな」
みんなの評価 : ☆
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