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元スレ冬馬「プロデューサー、人間やめるってよ」
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雪歩「私、確かにみんなに内緒でプロデューサーさんとケータイで連絡を取ってました。でも、Wってなんのことか……」
社長も私も、困惑する。
プロデューサーさんが、毎日定時連絡をしていた相手であるW。
その当の本人が、Wという意味を知らない……
「ねえ、雪歩ちゃん。そもそもプロデューサーさんと、ケータイでそういうやりとりをするようになったそのあらましを話してくれないかしら?」
私は、しばらく考えてから雪歩ちゃんに言った。
雪歩「わ、わかりました……」
雪歩ちゃんは、相変わらずおずおずと話し出した。
社長も私も、困惑する。
プロデューサーさんが、毎日定時連絡をしていた相手であるW。
その当の本人が、Wという意味を知らない……
「ねえ、雪歩ちゃん。そもそもプロデューサーさんと、ケータイでそういうやりとりをするようになったそのあらましを話してくれないかしら?」
私は、しばらく考えてから雪歩ちゃんに言った。
雪歩「わ、わかりました……」
雪歩ちゃんは、相変わらずおずおずと話し出した。
雪歩の回想(プロデューサー失踪7日前)
P「……」
雪歩「……」
P「……」
雪歩「……」
P「……ん? うおわっ! ど、どうした雪歩!?」
雪歩「ぷ、プロデューサーにお話があるんですけど、なんだか考え事をしているみたいだったから……」
P「そ、そうか。悪かったな」
雪歩「いいえ……」
P「……はあ」
雪歩「……プロデューサー?」
P「あ? あ、ああ。ごめん、雪歩」
雪歩「……昨日の事ですか?」
P「えっ!?」
雪歩「昨日の事で、そんなに考え込んでいるんですか!?」
P「き、昨日……何かあったっけ? ははは……」
雪歩「私、見に行きました」
P「え?」
雪歩「プロデューサーがプロデュースする、初めての伊織ちゃんの単独ライブ。見に行きました」
P「……」
雪歩「……」
P「……」
雪歩「……」
P「……ん? うおわっ! ど、どうした雪歩!?」
雪歩「ぷ、プロデューサーにお話があるんですけど、なんだか考え事をしているみたいだったから……」
P「そ、そうか。悪かったな」
雪歩「いいえ……」
P「……はあ」
雪歩「……プロデューサー?」
P「あ? あ、ああ。ごめん、雪歩」
雪歩「……昨日の事ですか?」
P「えっ!?」
雪歩「昨日の事で、そんなに考え込んでいるんですか!?」
P「き、昨日……何かあったっけ? ははは……」
雪歩「私、見に行きました」
P「え?」
雪歩「プロデューサーがプロデュースする、初めての伊織ちゃんの単独ライブ。見に行きました」
P「あ、ああ、来てくれたのか。なら、楽屋とかに来てくれても良かったのに。雪歩なら、顔パスだろ」
雪歩「……行きました」
P「え、ええっ!?」
雪歩「プロデューサーと伊織ちゃん、とっても楽しそうで……」
P「声、かけてくれれば……」
雪歩「なんだか私、おじゃまかなって思えて……」
P「……そんなわけないだろ。同じ事務所の仲間なんだし、伊織だってきっと喜んだと思うぞ」
雪歩「……」
P「なあ、雪歩?」
雪歩「プロデューサーは、伊織ちゃんが好きなんですか……?」
P「は?」
雪歩「ずっと見てました。現場でのプロデューサー、すごい真剣な顔で……」
P「そりゃあ、仕事中はいつだって……」
雪歩「真剣というか、鬼気迫る感じを受けました」
P「そんなことは……」
雪歩「私のライブの時、プロデューサーはあんな表情……見せてくれません」
P「……あのな、雪歩」
雪歩「……行きました」
P「え、ええっ!?」
雪歩「プロデューサーと伊織ちゃん、とっても楽しそうで……」
P「声、かけてくれれば……」
雪歩「なんだか私、おじゃまかなって思えて……」
P「……そんなわけないだろ。同じ事務所の仲間なんだし、伊織だってきっと喜んだと思うぞ」
雪歩「……」
P「なあ、雪歩?」
雪歩「プロデューサーは、伊織ちゃんが好きなんですか……?」
P「は?」
雪歩「ずっと見てました。現場でのプロデューサー、すごい真剣な顔で……」
P「そりゃあ、仕事中はいつだって……」
雪歩「真剣というか、鬼気迫る感じを受けました」
P「そんなことは……」
雪歩「私のライブの時、プロデューサーはあんな表情……見せてくれません」
P「……あのな、雪歩」
雪歩「ものすごく、集中して考えながらやっているのがわかりました」
P「雪歩、聞いてくれ。それは……」
雪歩「プロデューサーは、伊織ちゃんを好きなんですね?」
P「……」
雪歩「そうなんですね?」
P「……違う」
雪歩「……伊織ちゃんを、好きじゃないんですか?」
P「そう言ってるだろ? なあ、今日はどうしたんだよ雪歩」
雪歩「じゃ、じゃあ、証拠。証拠を見せて下さい」
P「証拠?」
雪歩「今度のドラマの事で私、ちょっと悩んでいるんですけど……」
P「ええ? あ、ああ、遠距離恋愛の女の子役のな」
雪歩「あんな風に恋人と、ケータイだけで連絡し合う恋愛ってどんな感じかと思ってて……」
P「うん、なるほど」
雪歩「……」
P「? それで?」
P「雪歩、聞いてくれ。それは……」
雪歩「プロデューサーは、伊織ちゃんを好きなんですね?」
P「……」
雪歩「そうなんですね?」
P「……違う」
雪歩「……伊織ちゃんを、好きじゃないんですか?」
P「そう言ってるだろ? なあ、今日はどうしたんだよ雪歩」
雪歩「じゃ、じゃあ、証拠。証拠を見せて下さい」
P「証拠?」
雪歩「今度のドラマの事で私、ちょっと悩んでいるんですけど……」
P「ええ? あ、ああ、遠距離恋愛の女の子役のな」
雪歩「あんな風に恋人と、ケータイだけで連絡し合う恋愛ってどんな感じかと思ってて……」
P「うん、なるほど」
雪歩「……」
P「? それで?」
雪歩「わ、私にっ!」
P「あ、ああ!」
雪歩「ケータイで連絡をくっ、くださいませんか? 毎日決まった時間に!」
P「え?」
雪歩「そうしたら、恋人からの連絡を待つ気持ちとか、電話がきた時の嬉しさとか、もっと演技に活かせると思うんですっ!」
P「……でもなあ……」
雪歩「やっぱり、伊織ちゃんが好きだからそんなことはできませんか?」
P「いや、そうじゃないけど」
雪歩「じゃあお願いします。専用のケータイも用意しました」
P「……用意周到だな。料金とかだって、かかるだろ?」
雪歩「私が、自分の為にやることですから……お揃いの色違いケータイを持ち合うって、本当の恋人みたいじゃないかと思うんですぅ」
雪歩はケータイを、Pに差し出した。
なかなか受け取ろうとしない、P。
雪歩「やっぱり私なんかとじゃあ、恋人のフリは嫌ですか?」
P「そんな事はないさ」
雪歩「じゃあやっぱり、伊織ちゃん……」
Pは、不承不承といった感じでケータイを受け取った。
P「あ、ああ!」
雪歩「ケータイで連絡をくっ、くださいませんか? 毎日決まった時間に!」
P「え?」
雪歩「そうしたら、恋人からの連絡を待つ気持ちとか、電話がきた時の嬉しさとか、もっと演技に活かせると思うんですっ!」
P「……でもなあ……」
雪歩「やっぱり、伊織ちゃんが好きだからそんなことはできませんか?」
P「いや、そうじゃないけど」
雪歩「じゃあお願いします。専用のケータイも用意しました」
P「……用意周到だな。料金とかだって、かかるだろ?」
雪歩「私が、自分の為にやることですから……お揃いの色違いケータイを持ち合うって、本当の恋人みたいじゃないかと思うんですぅ」
雪歩はケータイを、Pに差し出した。
なかなか受け取ろうとしない、P。
雪歩「やっぱり私なんかとじゃあ、恋人のフリは嫌ですか?」
P「そんな事はないさ」
雪歩「じゃあやっぱり、伊織ちゃん……」
Pは、不承不承といった感じでケータイを受け取った。
P「わかった。雪歩の為に、協力する。だから、伊織の事は二度と持ち出さないでくれ」
雪歩「はい! わかりましたぁ!!」
Pは少し微笑んだ。
P「ゲンキンだな。雪歩は意外に頑固なのはわかっていたが、新しい一面も見られた」
雪歩「……ごめんなさいですぅ」
P「いいよ。じゃあ……そうだな、毎日夜の10時になったら電話を必ずする」
雪歩「メールも……帰ったら必ずください」
P「いつになるか、わからないぞ?」
雪歩「メールだからかまいません。それと……あの、あの……」
P「? これ以上、なんだ? この際だ、何でもするぞ」
雪歩「め、メールでの連絡は……その、あの……『好き』って書いてください……」
P「え!?」
雪歩「こ、恋人の雰囲気を出すために……」
P「……わかった。でもこれ、みんなには絶対に内緒だからな。いいか?」
雪歩「は、はいっ!!!」
雪歩「はい! わかりましたぁ!!」
Pは少し微笑んだ。
P「ゲンキンだな。雪歩は意外に頑固なのはわかっていたが、新しい一面も見られた」
雪歩「……ごめんなさいですぅ」
P「いいよ。じゃあ……そうだな、毎日夜の10時になったら電話を必ずする」
雪歩「メールも……帰ったら必ずください」
P「いつになるか、わからないぞ?」
雪歩「メールだからかまいません。それと……あの、あの……」
P「? これ以上、なんだ? この際だ、何でもするぞ」
雪歩「め、メールでの連絡は……その、あの……『好き』って書いてください……」
P「え!?」
雪歩「こ、恋人の雰囲気を出すために……」
P「……わかった。でもこれ、みんなには絶対に内緒だからな。いいか?」
雪歩「は、はいっ!!!」
雪歩「いきなりの告白は無理でも、恋人のフリとかから発展しないかなあ……って思って」
真「臆病なのに、時々強気な雪歩らしいなあ」
亜美「兄ちゃん、意外に押しに弱いモンね→」
美希「ミキの押しには、ハニーはびくともしないの」
真美「ミキミキのは押しってゆ→より、体当たりだモンね→」
春香「でもこれって、抜け駆けじゃない?」
千早「春香、あなたは告白までしたでしょ」
春香「のワの……」
伊織「……ねえ」
雪歩「なに? 伊織ちゃん」
伊織「アイツが私の事、好きだって雪歩は感じたの?」
雪歩「……うん。それで私、焦っちゃったんだ。次の日にケータイ契約して、プロデューサーに迫っちゃったんですぅ」
伊織「……そう」
素っ気なく言ったつもりだろうが、伊織ちゃんの顔は赤かった。
気がついた私と、やよいちゃんだけがニコニコしている。
だがしかし、問題はそこじゃない。
確かにこのケータイの出所と、どう使われていたのかはわかった。
「じゃあこの登録してあるアドレス名、『W』って……」
真「臆病なのに、時々強気な雪歩らしいなあ」
亜美「兄ちゃん、意外に押しに弱いモンね→」
美希「ミキの押しには、ハニーはびくともしないの」
真美「ミキミキのは押しってゆ→より、体当たりだモンね→」
春香「でもこれって、抜け駆けじゃない?」
千早「春香、あなたは告白までしたでしょ」
春香「のワの……」
伊織「……ねえ」
雪歩「なに? 伊織ちゃん」
伊織「アイツが私の事、好きだって雪歩は感じたの?」
雪歩「……うん。それで私、焦っちゃったんだ。次の日にケータイ契約して、プロデューサーに迫っちゃったんですぅ」
伊織「……そう」
素っ気なく言ったつもりだろうが、伊織ちゃんの顔は赤かった。
気がついた私と、やよいちゃんだけがニコニコしている。
だがしかし、問題はそこじゃない。
確かにこのケータイの出所と、どう使われていたのかはわかった。
「じゃあこの登録してあるアドレス名、『W』って……」
響「今の話だと、プロデューサーはみんなに内緒にしたかったみたいだからな、もしもケータイ見られても誰だかわかる本名は、避けたんじゃないか?」
真「うん。それにわかったよ、ボクがKって虎の巻に書かれていたのは『菊地』だからじゃなくて、イメージカラー『黒』のKだったんじゃないかな?」
千早「じゃあ私が、Bだったのは……」
真「たぶん、BlueのBだよ。ボクをBlackにすると二人ともBになっちゃうからボクはKuroのKにしたんだと思うよ」
「そうか。雪歩ちゃんのイメージカラーは白だから、WhiteのWか……」
わかってしまえば、なんでもない。
いや、何か思わせぶりだったから引っかかっていたが、そもそもこのケータイはプロデューサーさん失踪とは関係なかった。
私と社長は、ダミーにまんまと引っかかった形だ。
真「うん。それにわかったよ、ボクがKって虎の巻に書かれていたのは『菊地』だからじゃなくて、イメージカラー『黒』のKだったんじゃないかな?」
千早「じゃあ私が、Bだったのは……」
真「たぶん、BlueのBだよ。ボクをBlackにすると二人ともBになっちゃうからボクはKuroのKにしたんだと思うよ」
「そうか。雪歩ちゃんのイメージカラーは白だから、WhiteのWか……」
わかってしまえば、なんでもない。
いや、何か思わせぶりだったから引っかかっていたが、そもそもこのケータイはプロデューサーさん失踪とは関係なかった。
私と社長は、ダミーにまんまと引っかかった形だ。
雪歩「み、みんな……」
雪歩ちゃんが、項垂れながら口を開いた。
雪歩「ごめんなさい。みんなに黙って内緒で、プロデューサーさんと……その……」
美希「そんなの気にする事ないの」
意外にも美希が、笑顔で言った。
美希「ミキだっていつもアタックかけているし、そんなの当然なの」
千早「そうね。機会があったらアピールしろ、そうプロデューサーも言ってたものね」
真美「恋はね、後出しも先出しもオ→ケ→なんだって」
春香「まあ私は、雪歩を責められないし……」
貴音「気にする事は、ありませんよ雪歩」
真「だね」
響「そうさー!」
雪歩「みんな……ありがとう」
嬉しそうな、雪歩ちゃん。
これでまたひとつ、真実が明らかになった。
少しずつだが、私はプロデューサーさんに近づいていっている気がしている。
雪歩ちゃんが、項垂れながら口を開いた。
雪歩「ごめんなさい。みんなに黙って内緒で、プロデューサーさんと……その……」
美希「そんなの気にする事ないの」
意外にも美希が、笑顔で言った。
美希「ミキだっていつもアタックかけているし、そんなの当然なの」
千早「そうね。機会があったらアピールしろ、そうプロデューサーも言ってたものね」
真美「恋はね、後出しも先出しもオ→ケ→なんだって」
春香「まあ私は、雪歩を責められないし……」
貴音「気にする事は、ありませんよ雪歩」
真「だね」
響「そうさー!」
雪歩「みんな……ありがとう」
嬉しそうな、雪歩ちゃん。
これでまたひとつ、真実が明らかになった。
少しずつだが、私はプロデューサーさんに近づいていっている気がしている。
伊織「これで明日は、オーディションに集中できるわね。まずは勝って、ジュピターを追い詰めてやりましょう!」
亜美「ぬっふっふ→虎の巻と兄ちゃん、を取り返してやるんだもんね→」
「頼みますね、律子さん」
律子「……」
あれ?
浮かない表情の律子さん。
亜美「どったの? りっちゃん?」
律子「勝てる……かしら? 明日のオーディション」
伊織「ちょっと! どうしたのよ、律子!!」
律子「本人ではないとはいっても、あのプロデューサー殿を敵に回して戦うのよ。勝てるの、あんた達?」
伊織「!」
亜美「そっか……兄ちゃんに勝たないといけないのか→」
成る程、律子さんの懸念も無理はない。
私たちはプロデューサーさんのすごさを、身をもって知っている。
弱小だった765プロを、短い期間で急成長させた手腕は侮れない。
でも……
亜美「ぬっふっふ→虎の巻と兄ちゃん、を取り返してやるんだもんね→」
「頼みますね、律子さん」
律子「……」
あれ?
浮かない表情の律子さん。
亜美「どったの? りっちゃん?」
律子「勝てる……かしら? 明日のオーディション」
伊織「ちょっと! どうしたのよ、律子!!」
律子「本人ではないとはいっても、あのプロデューサー殿を敵に回して戦うのよ。勝てるの、あんた達?」
伊織「!」
亜美「そっか……兄ちゃんに勝たないといけないのか→」
成る程、律子さんの懸念も無理はない。
私たちはプロデューサーさんのすごさを、身をもって知っている。
弱小だった765プロを、短い期間で急成長させた手腕は侮れない。
でも……
千早「心配ないと思います」
律子「千早?」
千早「プロデューサー本人ならともかく、過去のデータと手法しか載っていないなら怖くありません」
響「そうだぞ。タネがわかればなんくるないさー!」
春香「そうですよ。私だってそうだとわかっていたら、それなの方法できっと勝ちましたよ」
「うふふ。そうね、それに……」
みんなは一斉に、律子さんを見る。
「765プロの、もう1人のプロデューサーもなかなかの手腕だって思うものね~」
驚く律子さん。
みるみる顔が、赤くなる。なぜかメガネがくもる。
みんなはそれを見て、大声で笑った。
そう、まずは勝つ事だ。
明日のオーディションで。
律子「千早?」
千早「プロデューサー本人ならともかく、過去のデータと手法しか載っていないなら怖くありません」
響「そうだぞ。タネがわかればなんくるないさー!」
春香「そうですよ。私だってそうだとわかっていたら、それなの方法できっと勝ちましたよ」
「うふふ。そうね、それに……」
みんなは一斉に、律子さんを見る。
「765プロの、もう1人のプロデューサーもなかなかの手腕だって思うものね~」
驚く律子さん。
みるみる顔が、赤くなる。なぜかメガネがくもる。
みんなはそれを見て、大声で笑った。
そう、まずは勝つ事だ。
明日のオーディションで。
「ちょ、今日のオーディションどうなってんだ!?」「765プロ、アイドル全員来てるぞ」「全員エントリー?」「いや、出るのは竜宮小町だけだと……」「それとあれだろ、3日連続合格のジュピターだろ?」「もうウチ、今日はエントリー取り下げようかな……」
ざわめくオーディション会場。
無理もない。
結局、765プロは総動員でオーディションに向かう事となった。
出るのはもちろん私たち竜宮小町だが、全員がバックアップを行う。
翔太「あれー? 今日は全員でエントリー?」
北斗「チャオ☆ エンジェルちゃん達。今日はオーディションが一段と華やかだねえ」
真美「むむっ! 出たな、兄ちゃんをさらった悪のアイドルめ→」
冬馬「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよな。お前らのプロデューサーの失踪と、俺達とはなんの関係も無いぜ」
亜美「む→! しらじらし→!!」
真「じゃあなんでプロデューサーの、アイドル虎の巻を持っているんだよ? あれはプロデューサーの……」
翔太「あれ? なんで知ってるの?」
貴音「あなた方の悪事は、全てお見通しです」
ざわめくオーディション会場。
無理もない。
結局、765プロは総動員でオーディションに向かう事となった。
出るのはもちろん私たち竜宮小町だが、全員がバックアップを行う。
翔太「あれー? 今日は全員でエントリー?」
北斗「チャオ☆ エンジェルちゃん達。今日はオーディションが一段と華やかだねえ」
真美「むむっ! 出たな、兄ちゃんをさらった悪のアイドルめ→」
冬馬「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよな。お前らのプロデューサーの失踪と、俺達とはなんの関係も無いぜ」
亜美「む→! しらじらし→!!」
真「じゃあなんでプロデューサーの、アイドル虎の巻を持っているんだよ? あれはプロデューサーの……」
翔太「あれ? なんで知ってるの?」
貴音「あなた方の悪事は、全てお見通しです」
冬馬「悪事って何だよ、俺達はちゃんとお前らのプロデューサーからこれはもらったんだからな」
冬馬君が見せたのは、私と社長がプロデューサーさんの部屋で見たものに間違いない。
冬馬「読み方だって、ちゃんと教わったぜ。天海、我那覇、すげーよな、これ……いや、お前らのプロデューサー」
伊織「だから誘拐して、監禁してるってワケ……」
伊織ちゃんは、爆発寸前だ。
冬馬「だからそんな事してねーって……まてよ……」
冬馬君は、少し何かを考える仕草をした。
春香「なによ?」
冬馬「……いや、なんでもねー。けど、俺達がおたくのプロデューサーに会った時、アイツ言ってたぜ」
「……なんて?」
冬馬「お前らの……」
冬馬君は、一度言葉を切ると不思議そうに言った。
冬馬君が見せたのは、私と社長がプロデューサーさんの部屋で見たものに間違いない。
冬馬「読み方だって、ちゃんと教わったぜ。天海、我那覇、すげーよな、これ……いや、お前らのプロデューサー」
伊織「だから誘拐して、監禁してるってワケ……」
伊織ちゃんは、爆発寸前だ。
冬馬「だからそんな事してねーって……まてよ……」
冬馬君は、少し何かを考える仕草をした。
春香「なによ?」
冬馬「……いや、なんでもねー。けど、俺達がおたくのプロデューサーに会った時、アイツ言ってたぜ」
「……なんて?」
冬馬「お前らの……」
冬馬君は、一度言葉を切ると不思議そうに言った。
「! それって……」
北斗「冬馬、時間だぞ」
冬馬「あ、ああ」
伊織「ちょっと! 逃げるつもり!!」
翔太「まあまあ、オーディショの時間だから、ね」
亜美「かんけ→ないよ!」
冬馬「……わかった。今日のオーディション、そっちが勝ったら俺が知ってる事を全部話してやる」
北斗「冬馬、そんな勝手な事」
「約束、守れるの?」
冬馬「当たり前だ」
「わかったわ」
私はみんなを振り返る。
みんな、頷いていた。
負けられない。今日のオーディションは、絶対に!
北斗「冬馬、時間だぞ」
冬馬「あ、ああ」
伊織「ちょっと! 逃げるつもり!!」
翔太「まあまあ、オーディショの時間だから、ね」
亜美「かんけ→ないよ!」
冬馬「……わかった。今日のオーディション、そっちが勝ったら俺が知ってる事を全部話してやる」
北斗「冬馬、そんな勝手な事」
「約束、守れるの?」
冬馬「当たり前だ」
「わかったわ」
私はみんなを振り返る。
みんな、頷いていた。
負けられない。今日のオーディションは、絶対に!
一旦ここで、止まります。
体調、もう大丈夫です。ご心配おかけしました。
ありがとうございます。
体調、もう大丈夫です。ご心配おかけしました。
ありがとうございます。
やはり感情を[ピーーー]のかPよ・・・・これが全部765プロのアイドル全員のための自作自演だったらPを尊敬する
乙
乙
乙
スレタイが来たな!
社長とあずささんが大家さんに頼んで部屋に入った後、Pも戻ってたと…
近くに居る事は確定か?
スレタイが来たな!
社長とあずささんが大家さんに頼んで部屋に入った後、Pも戻ってたと…
近くに居る事は確定か?
僕が育てたアイドルと僕が作ったデータを元に改良されたアイドルどちらが頂点だろう?
とか考えてんじゃね?
とか考えてんじゃね?
メインのあずささん無視かよ!
まあ、俺の隣にいるから関係ないけど
まあ、俺の隣にいるから関係ないけど
亜美真美ェ…俺のであることは周知の事実だからまぁしょうがないがな
ということで続きはよはよ
ということで続きはよはよ
みんなの評価 : ★★
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