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    元スレ京太郎「俺がギャルゲー主人公……ないな」

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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 49 :

    続き書いていきます。
    圧倒的・・・厨2展開・・・!

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    まこ「京太郎の親は最後。ちゅうてもこりゃあ……」


    【アカギシゲル】さん:222900

    【トーカ】さん:23400

    【ユキオ】さん:-27700

    【京たろー】さん:-110600


    「そうね……正直な感想、あの面子を相手に須賀君がこれ以上、頑張っても――」

    「これは須賀君が初心者だからとか、そういった意味じゃなくて」

    「――――あの空間の支配を、【アカギシゲル】ってプレイヤーから奪うほどの超人的な豪運なんて……」

    まこ「…………じゃな」

    優希「うぅ、お通夜みたいな空気だじぇ。のどちゃん、なんとかしてくれ~」

    「そんなこと私に言われても困ります」



    京太郎「――――――――」

    202 = 49 :

     後ろの方でみんながそんな話をしているのを聞きながら、不思議なことに……俺の胸は高く、強く鼓動を打っていた。

    「…………京、ちゃん?」

     もしかしたら、この場で咲だけが気付いていたのかもしれない。
     この状況……どうやっても抜け出せない波に――――身を委ねたことを。

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

     スマナイ、手牌の記入を忘れていた……!



    【 南1局 】6巡目

    【アカギシゲル】捨て牌:西八一Ⅶ六七

    【トーカ】捨て牌:南中西二七五

    【ユキオ】捨て牌:Ⅳ五四二一八


    京太郎「…………」

    京太郎ツモ牌:1

    京太郎捨て牌:1ⅥⅣ5Ⅱ1

    203 = 49 :

    京太郎(この状況で俺が逆転する方法は……一つ)


    【 南1局 】9巡目

    【アカギシゲル】捨て牌:西八一Ⅶ六七白八1

    【トーカ】捨て牌:南中西二七五發Ⅲ8

    【ユキオ】捨て牌:Ⅳ五四二一八26Ⅶ


    京太郎「這ってでも……背中が見える場所まで、追いついてやる……!」

    京太郎捨て牌:1ⅥⅣ5ⅡⅠ31Ⅱ

    「――――っ!」

    「どうかしたんですか、宮永さん?」

    「う、ううん、何でもない」

    (今、一瞬……京ちゃんから変な感じがした?)

    204 = 49 :

    うーむ、地の文いらんかね?

    会話文と簡単な捨て牌やらの説明でおk? 取っておいた牌の記録も含めて作るとむっちゃ時間かかりそうだコレ。

    205 :

    どっちでもええんやで

    206 :

    やりやすい方でいい
    状況説明とか地の文あった方が雰囲気出たりするし
    全部台本形式でもそれはそれで気軽に読める

    207 :

    >>1の気力が続くならこのまま、負担が大きいなら変更で

    208 :

    VIPと違って落ちるわけでもないしじっくり時間かけてもええんやで?
    だから>>1の好きなように書いてくれ

    209 :

    >>1マイペースって言葉があるやないか
    自由にしてくだされ

    210 = 49 :

    了解した。下手っぴな文だが、頑張って盛り上がるよう書いていきます。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

     ゆっくりと、皆、時間をかけて牌を出していく。

     誰もが【アカギシゲル】の牌の動きに注目し、まるで死刑を間近に控えて椅子に座り込む囚人のように、鳴きもリーチもなしに淡々と牌を取り、捨てているように思えた。

     息さえ潜める静寂が破られたのは12巡目――

    京太郎「――――リーチだっ」

    「へ?」

    「ネット麻雀では点棒がなくてもリーチは宣言できるんです。まあ、流局した時にノーテンだと、そのまま千点引かれちゃうんですけど」

     点数がマイナスの状況でリーチをかけられるのか?

     力強い京太郎の宣言に首を傾げた久に、ネット麻雀に関して玄人の域にある和が説明する。

    「へえ、意外と親切設計って奴ね」

    「まあ、その辺り設定が難しいとか色々理由があるんだと思いますけど」

    「まあ、現実でやってるわけじゃないし、そのぐらいは仕方がないわよね」

     裏事情とも言える話に久が苦笑した、その瞬間。

     意外なほど早く、そして静かな京太郎の和了りを知らせる声が部室に響いた――――

    212 = 200 :

    アカギから直撃って…

    213 :

    これが豪運の素質ッッッ!!

    215 = 200 :

    咲やらからもボコボコにされる現時点でアカギから直撃って凄い違和感なんだけど、気にしても仕方ないのか…

    216 = 49 :

    あ、間違えた。九九9じゃなくて九99で脳内保管お願いしゃっす。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    【アカギシゲル】さん:205900

    【トーカ】さん:23400

    【ユキオ】さん:-27700

    【京たろー】さん:-93600


    優希「おおっ、やったじぇ!!」

    「っ……!!」

     全身で京太郎が和了った喜びを表現する優希の後ろで、咲は目を見開いていた。
     視線の先にいるのは、つい今しがた、【アカギシゲル】に決して軽くない一撃を喰らわせた京太郎。

    京太郎「暑いな……」

     そんなはずはない。
     ゆっくりと、マウス片手に学生服のボタンを開けていく京太郎の背中を見つめながら、咲は体の底からせり上がってくるような震えに手を握り締める。
     この感覚は知っている。
     手の震えを抑えていた咲の名を、唐突に京太郎が呼んだ。

    京太郎「悪い咲、これどっかに引っ掛けといてくれねーか?」

    「っ、あ、う、うん」

    京太郎「――――どした? 俺の顔なんか付いてる?」

    「ご、ごめん、そんなんじゃないよ……」

     先ほど暑いと言っていた通り学生服を脱ぎ、下に着ていたシャツも腕まくりした格好で京太郎はパソコンに向き直る。
     その様子を盗み見した後、声に出さず咲は呟いた。

    (今の京ちゃん……なんだかお姉ちゃんと対局した時、みたい)

     そんなはずはない。
     かぶりを振りながら、しかし自分の感じた姉と同種の『気配』を否定しきれずにいる咲が予想した通り、絶望的な状況に対する京太郎の【反逆】は始まっていた――――

    217 = 196 :

    ざわ……ざわ……

    218 = 209 :

    何という潜在能力の持ち主なんだよ

    219 :

    ネト麻だからアカギの直感が鈍ってるのか?

    220 = 195 :

    能力【反逆】か……

    221 :

    どんなギャルゲーだよww

    222 :

    相手が格上な分だけ能力が上がるとか熱いな

    223 :

    アカギから上がれるならその時点で県大会位は楽勝っぽいな
    赤木に至るまでなら市川位しかアカギに直撃当てた奴いないし
    あとイカサマ使った八木か

    224 :

    >>223
    その実力が意識して出せたらだけど。
    多分>>222みたいな制約ありな能力かな?

    225 :

    ・初見の能力
    ・何も賭けてない
    ・なんかアカギさん京太郎試してる感
    ・たぶんこれ自分から点棒むしりまくった相手にしか効かない

    厨二には良くあること

    226 :

    わざわざステータスとか設定してるのに、この状態でアカギから上がるとかありなのか?
    流石に滅茶苦茶な気がするが・・・

    227 :

    おもしろい
    つづけて

    228 = 222 :

    >>226
    ギャルゲーだからこまかいことはいいんだよ

    229 :

    ギアスルートか
    だとしたら最後は悪役を演じ咲さんたちが見てる前で刺されて死ぬのか

    230 :

    細かいことはいいのは分かるが、それならアカギとかは使ってほしくないな
    どっちも好きだからやっぱ気になる

    231 :

    別にずっとこのままの強さってわけじゃないだろ?
    ボーナスゲームみたいなので通常の練習よりステータスの上昇がよくなるイベント戦だと思ってるんだが

    232 :

    >>1の思うように書いたらいい
    それで面白くないと思う奴は見なければいい、それだけのことだろ

    233 :

    まあイッチの意思優先やわ
    支援してるで

    234 :

    反逆のキョウ

    235 :

    それなんてギアス?

    236 :

    無理しないでがんばって

    237 :

    このアカギは役などまるで知らないド素人以前の状態かもしれないから(震え声)

    238 :

    >>215 妙なスイッチ入ったのと、パソコン介してるせいってことでお願いします。
    うーむ、普通に【トーカ】で上がっておいた方がよさそうな雰囲気になってる。窮鼠猫を噛む的なシチュエーションが個人的に好きで、辛抱堪らずに書いたんだけど……。
    不快に思った方々、申し訳ないです。主人公補正っていうのを付けたかったのです。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    【 南2局 】3巡目

    【アカギシゲル】捨て牌:三南9

    【トーカ】捨て牌:發南九

    【ユキオ】捨て牌:84Ⅴ


    京太郎「……リーチ」

    京太郎捨て牌:Ⅷ4中


    「――――!!」

     3巡目という早い展開での宣言。
     リーチを宣言すれば和了った際に千点加算される。が、その代わりにツモ牌を切り続けなくてはならない。
     つまりそれは、相手がどんな役を張っていようが回避は不可能ということ。
     そんな久の心配を嘲笑うかのように、南4局目――――【アカギシゲル】が動いた。

    【アカギシゲル】さんの発言:「リーチ・・・」

    (だから言わんこっちゃない……!)

     三索を切って【アカギシゲル】がリーチを掛けた。
     捨て牌からはまだ何が来るのか予想しづらい、目の前にいつ爆発するのかも分からない時限爆弾を仕掛けられた。
     実際に対局しているわけでもないが、久はそんな錯覚に陥った。

    【アカギシゲル】捨て牌:三南9Ⅲ

    【トーカ】捨て牌:發南九三

    【ユキオ】捨て牌:84ⅤⅧ


    京太郎「…………」

     関係ない。
     さっきまであれほど意識していた【アカギシゲル】の行動が、まるで気にならない。
     いいや、彼――便宜上、彼と呼ぶことにする――だけではない。
     【トーカ】も、【ユキオ】も、今後ろに並んで見守ってくれている咲を始めとする麻雀部の面々も皆、皆。
     深く、深く沈んでいく。
     海の底へ向かっているようでありながら、思考だけはぐんと明るさを増す。
     周囲の音が消え、耳の奥で鳴っていた血流の音も、鼓動や呼吸の音までもが消えて――――

    239 = 234 :

    アカギの狂気、豪運に京ちゃんの潜在能力がひっぱられてきてるのか?

    240 :

    こんな展開熱くて好きだぜ

    241 = 49 :

    京太郎「このまま俺が親の番まで回して……そこから和了りまくって追いつくっ!」

     麻雀初心者だって負けて悔しいという思いも、勝利への執念も持っている。


     それを、今ここで目に物見せてやる――!!


     心の中で叫びながら、京太郎が牌を切る。切った牌は「白」。

    京太郎(どう……だ!)

     【アカギシゲル】は何も言わない。
     つまり待っているのはコレではなかったのだ。

    京太郎(通った――――!!)

     京太郎がそう安堵した瞬間――――思いがけない場所に伏兵は存在した。




    【トーカ】さんの発言:「通しませんわ」

    242 = 49 :

    失敗。貼り損ねてた。



    京太郎「………………エ?」

    【トーカ】さんの発言:「七対二・ドラ2……25符4飜――――9600+2000、ですわ」

    京太郎「……………………アレ?」

     無情にも告げられた和了りの言葉。


    【トーカ】手牌:一一五五六六・3366・白 つ白


     これは夢か幻か、それとも何か悪い冗談か。
     世界に――――音が戻ってきた。

    京太郎「フハァ~……………………ぶっはぁ!」

     気が抜けた瞬間、自分がろくに呼吸していないことに気付いて肺腑一杯に酸素を取り込み、体を折り曲げるようにして空気を吐き出して、京太郎は腰かけている椅子に体を預け、ぼやいた。

    京太郎「ハァ……ハァ……な、なんか……一気に、すっげえ疲れた……」

    243 = 49 :

    もう少し書くのが早ければ、変に荒れたりせずに済んだのだろうか。
    元からこの形に持っていくつもりだったとはいえ、なんか取り返し付かないもの投下した気がする……今日中に個別ルートの入り口まで持っていくつもりだったのに、もうこんな時間だし。

    244 = 49 :

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    京太郎「――――でえ、結局俺はドベのまま何もできずに終わりましたー、っと!!」 (ウボァー

    まこ「暴れんなー、お前さんはよう頑張ったと思うとるよ」

    優希「私だったら途中で降参してたじぇ!」

    「よく最後まで勝負を投げなかったわね。えらいわよ~、須賀君」

    京太郎「部長~、子供扱いしないでください~」

    「でも須賀君、本当に頑張ってました。あ、アイスティー飲みますか?」

    京太郎「おお~、貰う貰う、いやください! なんか途中でめっちゃくちゃ暑くなったせいで、喉カラッカラなんだよ~」

    「京ちゃん……本当に大丈夫?」

    京太郎「なんだよ、さっきからずーっと探ってるみたいなこと言ってない……?」

    「そ、そんなことないよ、うん、気のせいだよ、京ちゃんの思い過ごし!」

    京太郎「そっか~?」

    「そうだよ~」

    京太郎「……まあ、咲がそんだけ言うってことはそうなんだろうな」

    (ホッ……うぅん、やっぱり気のせいだったのかな。最後、【トーカ】さん? に和了られてからは京ちゃん、いつも通りへっぽこだったし)

    245 :

    >>243
    え?荒れた?
    これ位は荒れたにはイランだろ・・・

    246 = 49 :

    【アカギシゲル】さんの発言:「焼かれながらも・・・人は・・・そこに希望があればついてくる」

    【アカギシゲル】さんが退室しました――

    【ユキオ】さんの発言:「」

    【ラビット】さんが退室しました――

    【トーカ】さんの発言:「…………最後の方! あの和了りだけは褒めて差し上げますわ!!」

    【トーカ】さんが退室しました――



    京太郎「…………もしかして、慰められた?」

    まこ「そりゃのう、あんな虐殺現場を見せられたら励ましの一つも言いとおなるわい」

    優希「京太郎が振り込んでなかったら、そっちの人も殺られてたっぽいしな……」

    「さ、最後まで勝負を諦めない京ちゃんは立派だと思うよ!」

    京太郎「うぅ……しばらくあの役満ロン地獄は夢に見そうだぜ」(ノビー

    247 = 234 :

    ・・・荒れ・・・た・・・?

    248 = 236 :

    >>243
    え?いつ荒れたの?

    249 :

    まぁ他作キャラとの対戦は力量差の把握しっかりやった方がいいって言われた位で、別に荒れてるようには見えないな
    アカギ御無礼は特に振らないイメージ強いからな…

    250 :

    いいんだ
    1の好きにすればいい


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