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    元スレほむら「身長が…」

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    タグ : - 暁美ほむら + - 暁美ほむら19歳 + - 未完の名作 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 :

    マミ>さやか>杏子>まどか=メガほむ>ほむら

    本編見る限り明らかに縮んでるほむほむ・・・

    252 :

    まどか背デカイのか意外

    253 = 238 :

    そりゃタイタスと合体できるからなぁ

    254 :

    背の順は普通低い順に並ぶだろう

    255 :

    >>251
    ずっと病院にいた子が魔女とガンガン戦ってたら、そりゃ痩せるよな、、、

    しかしスレンダー美人とか俺得すぎてヤバイ

    256 :

    小さくて程よい肉付きのまどかこそ至高
    ほむらになって抱きしめながら頭撫でたい

    257 = 238 :

    ばかな残念系の今後が楽しみなさやかちゃんが最高だろ

    まどかとか、どうでm・・・あれ?こんな時間に誰だ・・・?

    258 = 242 :

    プレシャスメモリーズのパック絵見るとほむらにも谷間あってまどかより大きく見える
    それに現実世界だとほむらくらいの胸の人が多いしね

    259 = 238 :

    >>258
    ホムラチャン乙

    260 :


    はよ続きはよ

    261 = 219 :


    さたか「って、わけなんです!もう嬉しくて…」

    マミ「だからそんなに機嫌が良いのね、美樹さんは」

    さやか「えっへへ、おかげで昨日から頬が緩みっぱなしですよ」

    マミ「でも魔女相手に気を緩んではダメよ?」

    さやか「分かってます!」

    マミ「…でも、今日は魔女は見当たらなさそうね」

    さやか「そうですね。もう終わっても…あれ?」

    杏子「んー、うまっ…あっ」シャクシャク

    マミ「あら、佐倉さん」

    杏子「マミにさやかじゃねぇか。偶然だな」シャクシャク

    さやか「杏子じゃん。こんなところでりんごかじって何やってんの?」

    杏子「ほむらに聞きたいことが色々あるから、あいつの家を探してるんだよ。見滝原のどっかにあるんだろ?」

    マミ「暁美さんの家ね…見たことないわ」

    さやか「マミさんと同じく、私もどこにあるか知らないよ」

    杏子「…お前らなら知ってると思ったんだけどなぁ」

    インキュ「暁美ほむらの家に行きたいのかい?」

    杏子「あぁ?」ジャキン

    杏子「ってなんだ、インキュベーターか…」

    さやか「ほんっと、首のリボンなかったらQBそのものだから紛らわしいよ…」

    インキュ「だからって、攻撃とかはしないでほしいね。佐倉杏子」

    杏子「武器を向けたのは悪かったってーの、ところでほむらの家知ってるのか?」

    インキュ「知ってるもなにも、僕はよく暁美ほむらの家に居るからさ」

    さやか「マジで!?」

    マミ「…意外ね」

    インキュ「身を隠す良い場所だったからね」

    杏子「じゃあ、教えてくれよ」

    インキュ「お安い御用だ。暁美ほむらも君たちなら家を知られても全く問題無いだろうね」

    インキュ「というわけで、付いてきてくれ」

    マミ「まさか、こんな方法で暁美さんの家を知ることができるなんてね」

    さやか「どんな家だろう? もう魔女も探さないし行ってみましょうよ」

    マミ「そうね、佐倉さんと同じく色々聞きたいこともあるし…」

    インキュ「何を聞くんだい?」

    杏子「色々、だけどさ…特に気になるのはあいつが言ってたアレだよ」

    杏子「『ワルプルギスの夜』についてだ。これだけは知りたくてな」

    さやか「なんか凄い魔女なんだっけ?」

    マミ「ええ、そうね…噂だけが流れてるわ」

    さやか「へぇー…」

    杏子「ま、ほむらなら詳しいだろうな…実際見たっていうあいつの話が一番信じられるぜ」

    杏子「ともかく、それはあいつの家に着いてからだ。昨日聞けなかった分しっかり聞きだしてやる」

    262 = 219 :

    TとYを打ち間違えたせいで『さやか』が『さたか』になるという痛恨のミス。
    お許しください…!

    263 = 260 :

    大丈夫、はよ続きはよ

    264 :

    さかなちゃん!

    265 = 252 :

    そういう誤字基本気づかないんだよな…
    年か?

    266 = 219 :


    インキュ「ここがそうだよ」

    杏子(フルネームの表札…マミと一緒で1人暮らしか)

    マミ「…凄いわね」

    さやか「どこかで見たことあるような…なんだろ、映画…?」

    杏子「おーい、ほむらー」ドンドン

    ほむら「そんなに叩かなくても分かるわよ」ガチャ

    杏子「おっ、居たか。今日は前のことについて色々聞きたいことがあってきたんだ」

    マミ「私も佐倉さんと同じ感じかしら」

    さやか「私は付き添いかな。2人と大体一緒だけどね」

    ほむら「…入ってもいいわよ」

    杏子「んじゃ、おじゃまするぜ」

    マミ「おじゃましますわ」

    さやか「おじゃましまーす」

    ―――

    ほむホーム

    杏子「この部屋…どうなってやがる…」

    さやか「こ、これは独創的っていうかなんていいますか…」

    マミ「え、ええ…凄いわね…」

    ほむら「立体映像よ、雰囲気作りとでもいいましょうか」

    さやか「立体映像って…」

    ほむら「まぁ、座りなさい。私に聞きたいことがあるのでしょう」

    杏子「ああ…単刀直入に聞くぜ。ワルプルギスの夜っつう魔女はどんなやつだ?」

    マミ「暁美さんの話だとこの見滝原に来るのよね」

    ほむら「…ええ、恐らく今存在する中では最大級で最強の魔女よ」

    杏子「最強って…んな大げさな…」

    マミ「…いえ、大げさなわけでもなさそうよ」

    さやか「えっ、どうしてですか?」

    マミ「ワルプルギスの夜は存在するとは言われてるけど、目撃したという情報は無いのよ」

    マミ「何故なのか分かるかしら」

    杏子「見つけづらいんじゃ…まさか」

    マミ「ええ…たぶんだけど、もしかしたら『目撃した魔法少女は全員死んでいる』ってことかもしれない…」

    マミ「もしそうなら、暁美さんが言う強さも納得できるわ」

    さやか「う、うわ…」

    ほむら「…マミの言ってることはあながち間違いではないわ。それだけ強い魔女よ」

    杏子「…それがここに来るってのか」

    ほむら「ええ、絶対に来るわ。私の目的はまどかを契約させないこと。そして…」

    マミ「ワルプルギスの夜を倒す…ことなのね。暁美さん」

    ほむら「その通りよ」

    267 = 219 :


    さやか「暁美さん、逃げてやり過ごすんじゃダメなの?」

    ほむら「ワルプルギスの夜を倒すことは、まどかが契約しないことと繋がるのよ」

    ほむら「ワルプルギスの夜は大災害そのものよ、とてつもない台風となって見滝原を荒らしつくすわ」

    さやか「それは…勘弁してほしいなぁ」

    ほむら「…もし逃げたり、倒せなかったらこの見滝原を守るために、まどかは契約してワルプルギスの夜を倒す」

    ほむら「そうなってしまうのよ」

    杏子「まどかってやつは魔法少女になったらそんなに強いのか」

    ほむら「そうね…ワルプルギスの夜は私が全力でやっても倒すまでには至らなかったけど、まどかなら倒せるわ」

    マミ「…そんなに?」

    さやか「それって本当なの!?」

    ほむら「本当よ。それだけまどかは魔法少女としての素質がある」

    杏子「まどかってやつもワルプルギスの夜もデタラメみてぇだな…」

    ほむら「実際、どちらも私達からしたらデタラメよ」

    ほむら「私は絶対に倒したいと思ってる魔女よ」

    ほむら「もし頼めるのなら…貴女達にも協力してもらいたいの。私1人じゃ無理だわ」

    マミ「喜んで協力させてもらうわ。暁美さん」

    マミ「今までで最大の人助けになりそうね…この町のほぼ全ての人々を守るっていう、ね」

    さやか「協力しないなんて無いね。この町を荒らすなんて、このさやかさんは黙ってられないよ」

    ほむら「ありがとう、2人とも。…貴女はどうかしら」

    杏子「あたしか…あたしは隣町だからここは関係無いけどさ…」

    杏子「そのワルプルギスの夜と戦うのも悪くはねぇな、グリーフシードをくれたら手伝ってやるよ」

    さやか「杏子…そこはタダで受ける場面じゃないの?」

    杏子「仕方ないだろ、本当なら私だって避けたいんだ」

    ほむら「無理にとは言わないわ。…グリーフシードならあげるわよ」コトンコトン

    杏子「5個もいいのか!?」

    ほむら「先払いで5個よ、それとももっとほしいかしら?」

    杏子「い、いや…先払いだけで5個も貰っちゃ十分だ…うん。じゃあ、あたしも協力するぜ、ほむら」

    ほむら「ありがとう、杏子」

    さやか「現金なやつ」

    杏子「…こんなやつを相手にしろって、普通なら逃げてもおかしくないんだぞ、さやか」

    ほむら「そうね、命を落とす可能性は高いわ。でも私は絶対に挑まなければならない。たとえ一人でも…」

    マミ「大丈夫よ、4人もいればなんとかなるわ」

    ほむら「…そうね」

    ほむら(こんな感じ良く集まることなんて、まずなかったものね)

    ほむら(絶対に倒すわよ。ワルプルギスの夜を)

    268 = 219 :


    さやか「っていうかあんた戦闘狂?避けたいけど戦ってもいいって」

    杏子「それは…その、なんだ。お前らが心配とかそういうんじゃなくてな」

    杏子「QBに対する怒りをぶつけるにはただの魔女じゃ無理だろ?だったらワルプルギスの夜にぶつけようって話だ」

    杏子「それに相当大変みたいだが、グリーフシード5個も貰えるならやりがいがあるってもんだ」

    さやか「言い訳みたい…」

    マミ「そうね…」

    杏子「さやかだけじゃなくてマミまで言うか!?」

    ほむら「…そういえば、インキュベーターはワルプルギスの夜について何か知っているかしら」

    インキュ「僕が知っている情報で君たちの役に立つ情報は無いかな」

    インキュ「ただ、僕たちがあまりワルプルギスの夜に触れていないだけで…」

    インキュ「ここまで契約を拒否されているこの時間軸の僕なら何か知ってるかもしれない」

    インキュ「たぶん、ワルプルギスの夜も利用するだろうね。まどかを契約させるために」

    マミ「…本当に最低ね」

    さやか「うわぁ…信じられないよ。まぁ私は最初から喋り方とか嫌だったけどさ」

    杏子「…でもさ…」

    インキュ「どうしたんだい」

    杏子「不思議なんだよ。なんでQBはまどかってやつを契約させたいんだ?」

    ほむら「!」

    杏子「普通なら諦めて別の魔法少女になりそうなやつでも探せばいいだろ」

    杏子「契約させる前提で話してるけど、その契約の目的が魔法少女にさせる以外でなんなのか…イマイチ掴めないんだよな」

    マミ「…確かにそうね。魔女を倒すために…っていう目的じゃそうなのよね」

    さやか「私と契約する時もまどかが危ないからっていうのを強調してたなぁ。魔女じゃなくて」

    杏子「ソウルジェムの仕組みといい、絶対に何か裏があるに違いねぇ」

    杏子「なぁ、ほむら。このことについて何か知ってるのか?」

    マミ「インキュベーター、どうなの?」

    インキュ「…暁美ほむら、どうするんだい」

    ほむら「…そうね。知ってはいるわ」

    ほむら「ただ、今教えることは――」

    QB「失礼するよ。まさかこんなところでみんなで集まってるとはね」

    杏子「…テメェ、また性懲りもなく…!」

    ほむら「…邪魔者ね。何しに来たのかしら」

    QB「今日は君たちに情報を教えようとしただけなんだけどね」

    マミ「…何の情報よ」

    QB「君たちが契約について知りたがってるからね。魔法少女の全てを話そうかと思ったのさ」

    269 = 219 :

    とりあえずここまで。
    魔法少女組を作ると強制的にぼっちぽくなってしまう彼女。

    271 = 252 :


    あんこちゃんあんあん

    272 :



    この>>1は間違いなくリボキュゥスレ読者

    273 :


    飛んで火にいる何とやら
    ぶち殺せ

    274 :


    会話の流れなのにインキュにすら無視されてるように…

    275 :

    乙乙
    寂しくて泣いてるまどっちをお姉さんほむほむが慰めてあげればいいと思う

    >>250
    一番後ろはいやだけどまどかを後ろにするのはもっといやで困ってるほむらちゃんマジほむほむ
    >>255
    そういえばそうか、ダイエットすると痩せる順序は胸→腹だからな…

    276 :

    ほむらに男装させたらものすっごい格好よくなるきがする

    277 :

    >>276
    昔、とあるカードゲームとクロスさせる時に本編のオマージュでほむらが前世では男でまどか姫と婚約していた話考えていた・・・・

    そこまでの過程が長く、自分がそのカードゲームについてよく知らないから断念した。
    どっかに男ほむら画像とかないかな・・・・・

    278 :

    男めがほむなら

    279 :

    逆に、
    背が低くてかわいいまどか君×スレンダー美人でキリッとしたほむほむ
    でもいいんじゃなイカ?

    280 :


    マミ「…それは本当かしら?」

    さやか「全て…ねぇ。QBが言うんじゃ信頼できないよ」

    ほむら「…どういう風の吹き回しなのかしら、貴方から言うなんて」

    QB「知りたいのなら教えてあげるよ?」

    杏子「本当に全部教えてくれるのか?」

    QB「そのつもりだよ、君たちが知りたいと思うならね」

    杏子「…[ピーーー]のは後にしてやる」

    ほむら(ここは、話をさせてやるべきかしら…ね)

    QB「そうだね、まず何から話そうか」

    QB「君たちはエントロピーについて考えたことあるかい?」

    さやか「エントロピー…?」

    インキュ「暁美ほむら、説明できるかい? 君が教えたほうが分かりやすいはずだ」

    ほむら「…簡単に言えば度合いよ。例えばコーヒーにミルクを入れた時」

    ほむら「最初は、当たり前だけど混ざっていないわ。これが『エントロピーが低い状態』よ」

    ほむら「逆に時間が経っていくと、段々と混ざり合っていくわ。これが『エントロピーが高い状態』」

    マミ「…そのエントロピーは私達と何の関係があるのかしら?」

    インキュ「このエントロピーっていうのはやっかいじゃなさそうに見えて、とてもやっかいな問題でね」

    インキュ「さっき暁美ほむらが言っていた、完全に混ざり合った状態だとどうなると思う?」

    杏子「完全に混ざり合うとどうなるんだ?ただ単に混ざるだけじゃねぇのか?」

    インキュ「そうじゃないんだ。完全に混ざり合ってしまうと、もうそこから変化しなくなってしまうんだよ」

    さやか「…えっと、つまり…どういうこと? 暁美さん」

    ほむら「…じゃあ、話をエネルギーで考えてみましょうか」

    ほむら「その場所にあるエネルギーは、自身を変化させて、熱のエネルギーを生み出してるわ」

    ほむら「でも、『エントロピーが高い状態』になっていって…完全にエントロピーが高くなってしまったらどうなるかしら」

    マミ「…変化しなくなるってことは…熱を生み出さなくなるのかしら」

    ほむら「熱エネルギーどころか、変化をしなくなってありとあらゆるエネルギーを生み出さなくなる」

    杏子「ある意味死んだってことか」

    ほむら「熱的死、とも言うわね」

    さやか「む、難しいけど…なんとか」

    インキュ「そのことが、とても大きな場所で発生してるんだ」

    マミ「大きな場所?」

    QB「教えてあげるよ。宇宙そのものが『エントロピーが高い状態』なのさ」

    杏子「…宇宙?」

    QB「そうだよ。宇宙そのものがこのままじゃエネルギーを生まなくなる。死んでしまうのさ」

    QB「それを防ぐために、僕たちは魔法少女と契約してるんだ」

    杏子「…話が飛んだぞ。なんで宇宙の危機があたしらとの契約に繋がるんだ?」

    QB「このエントロピーが高い状態は、自然に戻ることはないんだ」

    QB「でも、簡単に高い状態から低い状態に戻せる方法があるんだよ」

    マミ「それで宇宙を救うっていうのかしら」

    QB「その通りさ」

    281 = 280 :


    QB「エントロピーを低い状態に戻すのは簡単だ、外からエネルギーを加えればいいんだ」

    QB「でも、宇宙の外からのエネルギーのいうのは発生することがないからね。だから僕たちが動かなければならない」

    さやか「エネルギーを与えることが、なんで低い状態に戻すことになるの?」

    ほむら「…補足するわ。たとえ話、水に入った氷はエントロピーが高くなって水と一体化し、そのままじゃ二度と氷にはならないわ」

    ほむら「けれど、冷やすという外からのエネルギーを加えることによってまた氷に戻る」

    ほむら「つまり、エントロピーが低くなって氷に戻った。そういうことよ」

    さやか「な、なるほど…」

    QB「解決策はある。けれど簡単にいかない…宇宙規模なんだ。エントロピーを減らすためのエネルギーはかなりのエネルギーじゃないといけない」

    QB「そこで僕らは感情というエネルギーに目をつけたんだ」

    マミ「感情…?」

    QB「ああ、感情エネルギーは僕らが知るエネルギーの中でも一番凄いエネルギーだ」

    QB「だけど、ここでも問題が発生したんだ。僕らの種族には感情というものを持ってなかった」

    QB「そこで感情を持つ生命体を探すために宇宙を飛び回った」

    QB「そして、やっと感情を持っていた人間という生命体が居る地球へとたどり着いたってところさ」

    QB「この地球を見つけ出すまでは中々苦労したよ」

    QB「後は、感情エネルギーをどう回収するかという問題だった」

    QB「なりふり構わず回収したら、君たち人間が絶滅してしまうからね」

    杏子「絶滅って、テメェ…あたしら何だと思って…」

    QB「本当のことだから仕方ないよ」

    QB「そこで研究したところ、感情の中でももっとも強大なのが…」

    QB「第二次性徴期の女性。つまり君たちと同じ年齢ぐらいの少女と呼ばれる人間さ」

    マミ「私たちの感情…?」

    さやか「…ねぇ、あんた…さっきさ…感情エネルギーをなりふり構わず回収したら私たちが絶滅するって…」

    さやか「それって、私たちを死なせるってことじゃ…」

    QB「大体その通りさ」

    さやか「う…嘘…」

    杏子「……」ギリギリッ

    QB「君たちが生む感情エネルギーはとても強大だ…それこそ、宇宙のエントロピーを減らすことができるぐらいにね」

    QB「だから君たちが犠牲になれば、宇宙はその分救われるんだ」

    杏子「テメェ…!」ギリギリッ

    マミ「…何を言ってるの…?」

    ほむら「……」

    さやか「ソウルジェムが、私たちの魂ならさ…」

    さやか「ソウルジェムが濁りきった時には…私たちどうなっちゃうの? 死んじゃうの…?」

    QB「そうだね…ソウルジェムが濁りきる時。その時にエネルギーが発生するけど、同時にとてもソウルジェムに関わりがあるものになるんだ」

    マミ「関わりのある…まさか…!?」

    QB「ソウルジェムは濁りきるとグリーフシードになる」

    QB「そう、だから君たちはソウルジェムは濁りきると…魔女になるのさ」

    282 = 280 :


    さやか「…えっ?」

    杏子「―――ッ!」

    杏子「ああああああああああッ!」ザシュ!ザシュ!ザシュ!

    杏子「はぁ…はぁ…」

    さやか「…そんな、魔女に…」

    マミ「そんな…ことって…」

    杏子「はっ、ははっ、ざまぁみやがれ…」

    ほむら「…無駄よ」

    杏子「は? 何言って――」

    QB「全く、むやみに潰されると困るよ。代わりはいくらでもあるけど勿体無いじゃないか」

    杏子「…は?」

    マミ「QB…? なんで?」

    杏子「自分の死体を食ってやがる…」

    QB「きゅっぷい」

    杏子「…畜生!なんだよ、なんだよテメェ!」

    さやか「…どうして…どうして私たちにこんな酷いことを…」

    QB「やれやれ…君達は家畜に対してそういう思いを抱くのかい?」

    QB「それに、人類の少しが犠牲になれば、宇宙は救われる。その中には勿論この地球も入っている」

    QB「人類の未来のためと思うなら、犠牲になるというのは悪い取引じゃ――」

    ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!

    マミ「………」

    QB「…佐倉杏子に攻撃されるのは分かってたけど、君に攻撃されるとは思わなかったよ」

    マミ「…もう喋らないで。さっさと消えなさい」

    QB「最近の君たちは実に野蛮だね、人間は真実を知るといつも…」

    マミ「消えなさい」

    QB「そうさせてもらうよ。このままじゃ体のスペアが無駄になっていく一方だ」

    QB「せっかく教えてあげたというのに…本当に訳が分からないよ」

    ほむら「…行ったわね」

    283 = 280 :

    とりあえず、ここまで。
    QBとほむらによるよく分かる(?)エントロピー講座。…合ってるのだろうか。
    QBさんブラックすぎてインキュさんがホワイト路線まっしぐら、ふたりはきゅっぷい。

    284 :


    焦らすなあもっと見たいなあ

    285 :

    >けれど、冷やすという外からのエネルギーを加えることによってまた氷に戻る
    冷やすのはエネルギーを加えるんでなく奪う方じゃないかと

    286 :

    >>285
    冷凍庫で氷を作るのに電気を使うみたいなイメージじゃない?

    287 = 280 :

    >>285
    『冷やす』ことはエネルギー的には熱を奪うことだけど、
    状態を変化させるという『外からのエネルギー』になるから加えるという表記に。

    288 :

    あくまで例えでしかないんだからわかりやすいように言ったってことで。

    289 :

    外から氷を放り込んで温度差を作り出したら熱エネルギーを得られるようにはなる

    290 :

    そもそも「熱」とは分子の運動エネルギー
    「凍る」とは分子の運動が分子間の相互作用によって制限されること
    つまり水や水蒸気は運動エネルギー>分子間の力
    氷は分子間の力>運動エネルギー

    例えば25℃くらいの部屋で必死に動き回りたい(液体でいたい)水を凍らせるには
    その運動を押さえつけなくてはいけない(運動エネルギー>分子間の力だから)
    当然エネルギーが必要

    逆に-5℃くらいの部屋であまり動き回りたくない(個体でいたい)氷を溶かすには
    分子に運動エネルギーを与えなくてはならない(分子間の力>運動エネルギーだから)

    だからややこしいね

    291 :

    考察は大変素晴らしいがあくまで例え話でありまして
    仮に力学的に間違っていても意味としては通じるわけですから
    まぁみなさんそんな力まなくても良いのでは?

    292 :

    エネルギーのやり取りは高い方から低い方へ流れるものでその変化は不可逆ですよっつーのがエントロピーの法則なんやな(適当)

    293 :

    なるほどわからん

    294 :

    ほむらさんはさやかちゃんでも分かるように教えてやったんだから
    ちょっと例え方がおかしくてもいいと思うんだよ

    それにしてもこの時間軸のQBさんは本編以上にむかつくな、それがいいんだが

    295 :

    SSを見に来たら理科の授業になったでござる

    296 :

    冷やして凍らせるというのは分子の運動を鈍らせるということだから
    鈍らせるためにエネルギーを使うってのは言い方として間違ってないよ。
    落下している物体を空中で静止させるような感じ。

    297 :

    >>292
    「エントロピー"において成立する"法則」
    「エントロピーの法則」
    このふたつはだいぶ意味が違う

    298 :

    もう結構

    299 :

    あぁ。確かにエントロピーなんかより、まどかの出番が無い事の方が深刻な問題だよな

    300 :

    エントロピーや熱力学については↓でも眺めて何となく解った気にでもなっておけばいい
    http://ja.wikipedia.org/wiki/熱力学
    http://ja.wikipedia.org/wiki/エントロピー

    それよりも、この場にまどかがいなかったという事がこのあとどう響くのかな?
    腹黒QBが今度はどんな手で攻めてくるのかコワイ・・・


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