元スレほむら「身長が…」
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1 :
なんか凄い回数ループしたほむらのお話。
ほむら(また…目が覚めて、いつもの病院)
ほむら(そのはずなのに)
ほむら(どうしてこんなに背が高いのかしら)ホムーン
ほむら(確実に高校生ぐらいはあるわね。少なくとも巴マミより一回り以上に大きいわ)
ほむら(下手したら背が高い成人女性ね、これは)ペタペタ
ほむら(…ここはあまり変わらないのね、少し残念だわ)
ほむら(でもなんで身長が伸びたのかしら)
ほむら(カレンダーを見ても間違いなくワルプルギスの夜が来る1ヶ月前)
ほむら(何かこの現象が分かるものはないかしら…保険証とか持ってたかしら)ゴソゴソ
『保険証』
ほむら「あったわ…ん?」
~~~~~~~~
氏 名 暁美ほむら
生年月日 平成4年 ○月 ○○日
~~~~~~~~
ほむら「」
こんな始まり。
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1342823508
2 = 1 :
ほむら(じゅ、じゅじゅ19歳!? 私が? 何で? どうして!?)
ほむら(落ち着いて、落ち着くのよ暁美ほむら…)
ナース「失礼します。暁美ほむらさん、起きました?」
ほむら「え、ええ」
ナース「今日は退院の日ですから、準備を忘れないでくださいね」
ほむら「…はい」
ほむら(まずは家に戻ってみましょう…それからよ)
―――
ほむホーム
ほむら(家は至って普通、近所の変化も変わりないわ。どうして私だけが…)
ほむら(19歳って…でも変身はできる。一体どういうことなのかしら?)
ほむら「ま、いいわ。目的は変わらないのだから。まどかと一緒の学校には行けないけれど」
ほむら(…この世界のまどか、ちゃんと中学二年生なのかしら)
ほむら「そういえば…もしそうだったらどうやって話せばいいのかしら。いつもみたいに話すことはできないわね」
ほむら「はぁ…私が私をイレギュラーと感じるなんて初めてよ」
ほむら(成長した体に不慣れ、なんてことが無いのは救いだけれども)
ほむら「…まずは動きましょう」
3 = 1 :
エイミー「~♪」テテテッ!
ほむら「捕まえたわ」 ガシッ
エイミー「なーお?」
ブオォォォン(トラックが通り過ぎる音)
ほむら「…気をつけないとダメよ。あなた、完全に気を抜いてたでしょう」ナデナデ
エイミー「なーお」
ほむら「ふふっ」
ほむら(いつも通りエイミーを助けたけど、本当にまどかは居るのかしらね)
まどか「あー、またさやかちゃんはそうやって言う!私そんな笑い方じゃないもん!」
さやか「絶対言ってるって!『ティヒヒ』ってよく笑うじゃん!」
ほむら「!(まどか…! それに、美樹さやかまで居るわ)」
まどか「あ、エイミー!」
さやか(うわ、凄い美人でかっこいい人…モデルさんかな?)
ほむら「…この子、エイミーって言うの?(ちゃんと中学の制服は着てるわね)」
まどか「私が名前をつけたんです。あの、お姉さんは?」
ほむら「え?」
まどか「エイミーって私以外にあまり懐かないから…ちょっと名前聞きたかったんですけど」
さやか「あー、この前私が触ろうとしたらガリッてやられたなー。痛かったんだぞー」
エイミー「なーお…」
ほむら「そう、私の名前は暁美ほむらよ。貴女達は見滝原の子?」
まどか「はい!見滝原中学2年生の鹿目まどかです!」
さやか「同じく!見滝原中学2年生、鹿目まどかの同級生の美樹さやかです!」
ほむら「ふふ、元気一杯ね(あれ…こんなに笑えたかしら、私)」
さやか「元気だけは人一倍ありますから!そういう暁美さんも綺麗ですよー。モデルとかやってるんですか?」
まどか「さ、さやかちゃん」
ほむら「いいえ、色んな意味でフリーよ」
さやか「嘘っ!? こんな美人を放っておくなんて暁美さんの周りは見る目無いなー」
ほむら「あら、そんなこと言ってくれるなんて…ありがとう、美樹さん」
ほむら(出会いによってはこうも印象が良くなるのね、美樹さやか)
まどか「あ、急がないと遅刻しちゃうよ!」
さやか「あ、ヤバッ」
まどか「暁美さん、私達急ぎますから、ごめんなさい!」
ほむら「いいのよ、遅刻しないようにね」
エイミー「なーお」
ほむら(…まずは大丈夫)
―――――
お姉さんなほむらが見たかったんだ…
お姉さんほむらの身長は175cmぐらい。
4 :
アラサーの俺よりデカいじゃないですかやだー
好きだ。
6 = 1 :
ほむホーム
ほむら(…疑問がいくつかあるわね)
ほむら(何故私だけ19歳になってるのか、どうしてこうもまどか達と気楽に会話できたのか)
ほむら(後者はループによる影響にしろ、何故か美樹さやかも小さいから微笑ましいと思ってしまって…)
ほむら「…まぁ、いいわ」
ほむら(次は、QBを狙わないと)カチャカチャ
ほむら(巴マミと対立するのはあまり良くないけれども…)カチャカチャ
ほむら(それでも、巴マミという憧れの魔法少女とメリットしか話さないQBのコンビはいけないわ)カチャカチャジャコン
ほむら「待ってなさい、QB」ジャキン
ほむら(銃ってこんなに持ちやすいものだったのね)
ほむら「…?」
ほむら「盾が…?」
カチッ
ほむら「え!?」
ほむら「嘘、嘘、嘘!まだ1日ちょっとしか経ってないのよ!?」
ほむら「!?」
ほむら「なんで…!?砂時計に砂が入ってな――」
シュン
??「暁美ほむらが消えた?」
??「大変だ…これはまずいよ」
7 = 1 :
ほむら「……」キョロキョロ
ほむら(ここは…河川敷?)
ほむら(見覚えがあるってことは見滝原だけれども…色々違うわ。一体何時なのかしら)
ほむら(それにどうして砂が消えてるのかしら。これじゃ時も)
カチッ
ほむら(時は、止めれた…? どうなってるの?)
ほむら(もうイレギュラーってレベルじゃないわね。これじゃあゲームのバグよ)
カチッ
ほむら(ちゃんと止まった時も戻る)
ほむら「…はぁ、どうなってるのよ、私」
ほむら(QBならこういう異変について何か知ってるのかしら…)
ほむら(まさか、今一番会いたいと思ってるのがQBだなんてね)
ほむら(なんだかんだ言って嘘も付かないし、話せば分かる存在は確かだわ。邪魔だけど)
ほむら「!」(魔女の反応…?)
ほむら(魔女から何か分かるかもしれない、行くしかないわ)
8 = 1 :
ほむら「私の知らない魔女の結界…やっぱり別の時間の見滝原ね」
ほむら(未来か、過去か…どちらにしろ、状況は良くないわ。…居た!)
??「わ、わたしがやらないと…いけないんだから…!なにも怖くないもん!」
魔女「クヒヒヒヒヒヒヒ」
ほむら(小さい子が戦ってる、あの子も魔法少女)
ほむら(でも、見た感じあの子の力じゃ…)
魔女「クヒヒヒヒヒヒ グアアアァァァ!!」
ほむら(なっ、そのまま丸呑みにする気!?)
??「あ…」
ほむら「させないっ!」
カチッ
ほむら「まずは餞別よ。特製爆弾を受け取りなさい」ポイポイ
ほむら「通りがかりの人に時を止められて爆弾をぶつけられるなんて、貴女も運が悪いわね」
ほむら「さ、終わりよ」
カチッ
ほむら「散りなさい」
ドゴォォォン!
魔女「アアァァァァァァァァァ!?アアアアアアアaaaaaaaa!」
??「ひいっ…!」
ほむら「大丈夫よ、魔女は倒したわ」
??「…あ…お、お姉ちゃん、だれ?」
ほむら「魔法少女よ、貴女の先輩ね」
??「せん、ぱい?」
ほむら(金髪…それにこの顔は…)
??「…あ! あ、あの、助けてくれてありがとうございます!」
ほむら「いいのよ。…そうね、これもあげるわ」
??「え…これ、グリーフシード…」
ほむら「私はまだ大量に余ってるから。ほら」
??「す、すごい…」
ほむら(何回もループして余分に溜まったグリーフシードは反則よね)
ほむら「…さ、もらっておきなさい」
??「はい…ありがとうございます」
??(か、かっこいい…)
??「………」モジモジ
ほむら「…どうしたの?」
??「あ、あの!お名前教えてください!」
ほむら「暁美ほむらよ、貴女は?」
??「わ、わたしは…」
マミ「巴マミです!」
―――――
時間を遡れたら何がしたいって?小さいマミさんが見たい。ヤリタカッタダケー
9 = 1 :
ほむら(…やっぱり。じゃあここは過去の見滝原ね)
ほむら「そう、マミちゃんね」(本当なら年上だけれども…今じゃ戻ってもちゃん付けできるわ)
マミ「あ、あの…!」
ほむら「何かしら、マミちゃん」
マミ「ほむらお姉ちゃんはいつから魔法少女やってるの!?」キラキラ
ほむら「……」(いつから、ね)
マミ「ほむらお姉ちゃん」
ほむら「ええ、魔法少女になったのは…大分前ね」
マミ「すごい!ベテランさんなんだね!」
ほむら「ええ、本当に…前から…」(…正確な時間なんて、もう分からないわね…)
マミ「…ほむらお姉ちゃん、どうしたの?」
ほむら「え、ああ、ごめんなさい。心配させちゃった?」
マミ「なんだか、とっても悲しそうだったから…」
ほむら「そう…ごめんなさいね。どうしても昔を思い出すと、悲しくなってしまうのよ」
マミ「そうなんだ、わたしといっしょだね」
マミ「わたしも、事故でお母さんとお父さん、死んじゃったから…」
ほむら「……」(巴マミはその時に魔法少女になったのよね…)
マミ(あ、あわわ。もっと悲しそうな顔に…)
マミ「あの! わ、わた、わたしの家に来ませんか!?」
ほむら「…あら、いいの?」
マミ「お礼もしたいんです。助けてもらったお礼と、グリーフシードのお礼!」
ほむら「じゃあ、お邪魔させていただくわ」
マミ「本当!? わたしの家、こっちなの!」
ほむら「こら、引っ張らなくても大丈夫よ…っとと」
マミ「えへへー早くいこ!ほむらお姉ちゃん!」
ほむら(本当に無邪気ね)
10 = 1 :
マミほーむ
ほむら「美味しいわ、いいショートケーキね」
マミ「わたしの好きなお店のケーキなんです」
ほむら「そうなの」(でも、巴マミが好きだったのはこのお店じゃなくてあのお店だったような…)
ほむら「私もオススメのお店を知ってるわよ、見滝原の」
マミ「本当ですか?」
ほむら「ええ、まるまるうまうまのお店なんだけど…」(結構な老舗だからきっとあるでしょうね)
マミ「そ、そんなところにあるなんて知りませんでした…」
ほむら「美味しいわよ、オススメするわマミちゃん」
マミ「今度、買ってみようかな…」ウズウズ
マミ(できれば…ほむらお姉ちゃんと一緒に…)モジモジ
ほむら「そんな慌てなくてもお店は逃げないわ…」ススッ(紅茶を飲む)
マミ「あ、紅茶はどうですか? 頑張って淹れてみたんですけど…」
ほむら「…アールグレイね。美味しいけど、正直に言うとまだまだね」
マミ「そうですか…難しいです…」
ほむら「よかったら教えましょうか?」
マミ「ほむらお姉ちゃん、できるの?」
ほむら「ふふ、見てなさい」(…ノリノリね、私)
―ほむほむ紅茶淹れ中―
マミ「…お、美味しいです」
ほむら「どう?この淹れ方のコツを知りたいかしら」
マミ「はい!」
ほむら「じゃあ、まずは面倒なところから…ジャンピングと言うのだけれども」
―ほむマミ紅茶淹れ中―
ほむら「…まだまだね」
マミ「む、難しいです…」
ほむら「大丈夫よ。何度もやってみること、そうすれば自然と慣れるわ」
マミ「むむう…」
ほむら「ほら、もう1回…今度は私も手伝うわ」
マミ「はい!」
―――――
お姉さんほむほむまじお姉さん。
ほむらは甘える側が多いけど甘やかす側でも凄く良いと思う…フフフ…
11 = 1 :
ほむら「外が暗くなってきたわね」
マミ「あ…」シュン
ほむら「…えと」
マミ「か、帰るんです…よね…」シューン
ほむら(その表情と声は反則よ、巴マミ。帰っちゃダメって言ってるようなものじゃない)
ほむら(今はQBを探したいところだけれども、気配すら感じない)
ほむら(いつ時間跳躍が発動するか分からないから長居はしたくないけど…しばらくは、良いかもね)
ほむら(放っておけないのもあるわね、ほんと…この体になってからお姉さんっぽくなってきてるわ…)
ほむら「マミちゃんの家に泊まってもいいのよ、私は一人暮らしだから」
マミ「ほんと!?」パァァァァァ
ほむら(え、笑顔が眩しいわ)
マミ「あ、でもお着替えとかは…」
ほむら「その心配は無いわ」スッ
マミ「えっ、服がそんなところから…」
ほむら(収納としてはこれ、最高に便利なのよね、銃も入れれるし…)
ほむら「これには色々入れれるのよ、」
マミ「わぁ…!」
マミ「なんだかほむらお姉ちゃん。魔法少女ってより、魔法使いみたい」
ほむら「ふふっ、そうね」(19歳は絶対少女じゃないものね)
―――――
書置き9.5割〆。
続きは頑張って現在進行形で書いていきたいと思います。
眠いですからもう寝るかもしれませんが…
12 = 5 :
頑張れ期待してる
13 :
こんな時間に寝るなんてダメだぜ
オレは気にせず寝るときは寝るが(笑)
14 = 1 :
脱衣所
マミ(誰かと一緒にお風呂だなんて、とっても久しぶり)ヌギヌギ
ほむら(こんな子があんな胸になるのね、不思議だわ本当)ヌギヌギ
ほむら(それにしても浴槽が広いのね)ヌギヌギ
マミ「……」ジー
ほむら「…ジッと見て、どうしたの?」
マミ「…ほむらお姉ちゃん、大きいです」
ほむら(貴女に大きいと言われる日が来るとは思わなかったわ、色々と)
ほむら(胸に関してはあと数年経てば私のほうが言いたくなるわよ)
ほむら「マミちゃんは背は高いほうがいいのかしら?」
マミ「はい、ほむらお姉ちゃんみたいになりたいです!」
ほむら(残念だけど、それは無理ね。特に胸が)
ほむら「なれるといいわね。さ、冷えないうちに入りましょう」
マミ「はい!」
浴槽
マミ「あの、狭くないですか?」
ほむら「大丈夫よ、十分くつろげるわ」
マミ「……」ボーッ
ほむら(むしろ、私膝上に乗ってる貴女の方こそいいのかしら)
ほむら(…小さいわね、本当。丁度良い位置に頭があって)
ナデナデ
マミ「」ビクッ
ほむら(こうやって撫でたく…あら)
ナデナデ
マミ「あ、あの…?」
ほむら(…気づいたら撫でてたわ!?)
ほむら「ご、ごめんなさい」
マミ「いえ、いいですよ、むしろ…」
ほむら「……」
ナデナデ
マミ「…えへへー♪」
ほむら(…犯罪よ、そのかわいさ)
―――
夜中に予定あるけど逝けるところまで逝ってみます
15 = 1 :
ほむら(やっぱりお風呂上りが一番気持ちいい時間ね)
マミ「ほむらお姉ちゃん、お風呂のときみたいにもっと撫でてほしいです」
ほむら「はいはい」 ナデナデ
マミ「~♪」
ほむら(すっかり懐かれたわ、境遇からすぐに懐くのも無理はないと思うけど…)
ほむら「あら、もう10時」
マミ「……」ウトウト
ほむら「寝るのかしら?」(もう眠いのね、マミ)
マミ「一緒に寝たいの…」ギュ
ほむら(逃げることは絶対にできないわ。これじゃ時止めもできない。やるわね…マミ)
ほむら(…なんて冗談は置いといて)
ほむら「いいわよ、一緒に居てあげる」
マミ「…うん」
~数分後~
マミ「……」スースー
ほむら(あっという間に寝ちゃたわ)
ほむら(…初めて会った時は先輩だったけど、こんなことになるなんて思ってもなかった)
ほむら(とはいえ、かわいいマミが見れたからそこは喜ぶべきところね)
ほむら(…服の裾はガッチリ掴まれてるから、このまま寝ましょう)
ほむら「おやすみ、マミちゃん」
16 :
ほむほむが大人梨花ちゃまで再生される不思議
17 = 1 :
マミ「…んゅ…」
マミ「あれ、ほむらお姉ちゃん?」
マミ「ほむらお姉ちゃん、どこですか?」
カチャカチャ
マミ(…あれ、キッチンから音が)
マミ「…いい匂い」
~マミホームキッチン~
ほむら(朝早くから買い物できるお店があってよかったわ…)ジュージュー
ほむら(簡単なものなら私でも作れるし、マミも喜ぶでしょうね)
ほむら(うん、スクランブルエッグがいい感じに)
マミ「ほむらお姉ちゃん」
ほむら「マミちゃん、起きた?」
マミ「はい…何を作ってるんですか?」
ほむら「朝食よ、もうすぐできるから待ってくれるかしら」
マミ「…! はい!」パァァァ
ほむら(守りたいわ、その笑顔)
~数分後~
ほむら(トーストにスクランブルエッグ、ウィンナーにレタスとトマトのサラダ。基本ね)
マミ「わぁぁ…!」
ほむら「嫌いなものとかあったかしら?」
マミ「大丈夫です!」
ほむら「じゃあ」
マミほむ『いただきます』
ほむら(…美味くできたわ、うん)モグモグ
マミ「……うっ、ひっく」モグモグ
ほむら「!?」
ほむら「ど、どうしたの、もしかして美味しくなかった?」
マミ「…違います…ほむらお姉ちゃん、ひっく」
マミ「誰かと一緒に食べる朝ごはんだなんて…ひっく、久しぶりで…ぐずっ」
ほむら「……」
ほむら(マミは本当に一人ぼっちの時間が長かったのね…)
マミ「気にしないで…ぐずっ、食べててください…ううっ」
ほむら(泣いてる子を見て気にするなって無理があるわよ…)
ほむら(無事に朝ごはんは食べ終わったけれどもね)
―――――
書いてたらおなか減ったくそう、朝ごはん食べてくる
19 = 1 :
マミ「……」ナデナデ
ほむら「落ち着いたかしら?」ナデナデ
マミ「うん……あ」
マミ「ほむらお姉ちゃん!」
ほむら「急にどうしたの?マミちゃん」
マミ「わたし、魔女があんまり倒せないんです…」
マミ「だから、強いほむらお姉ちゃんと一緒に魔女と戦いたいなって」
ほむら「そのぐらいのことなら…マミちゃんの戦い方も考えましょう」
マミ「戦い方?」
ほむら「ええ…マミちゃんの武器は何かしら?」
マミ「ええと…」ペカー(変身)
ほむら(…昔からずっと同じ衣装なのね。それを言うと私もあまり変わらないのだけれども)
マミ「このリボンと、この銃です。で、でもリボンも銃もあまり使えなくて」
ほむら「…銃はどうなのかしら」
マミ「ダメなんです、1回1回しか撃てなくて…」
ほむら「持って撃ってるのね」
マミ「え?」
ほむら「魔法で作ってるのでしょう? なら、魔法でたくさん出して、魔法でたくさん撃つといいわよ」
マミ「たくさん出して…たくさん撃つ?」
ほむら「そうね…あら? 反応が…」
マミ「魔女が…!」
ほむら「実際にやってみましょう、マミちゃんの好きなようにやってみるといいわ」
マミ「…はい!」
20 = 1 :
魔女「LALALA~♪」
使い魔「~♪」
ほむら(大量の使い魔達と怪しく踊ってる、踊り好きな子だったのかしらね)
マミ「ひっ、い、いっぱい居ます」
ほむら「怯えちゃダメよ、ここからなら全部狙えるわ」
ほむら「できる分だけたくさん出して、全部あの場所に向かって撃つのよ」
マミ「…はい!」
ジャキンジャキンジャキンジャキンジャキンジャキンジャキン!
ほむら「!」
ほむら(少なくとも50以上はあるわ…この時からこんなに強いのね。流石ね)
マミ「えーい!」
ドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォン!
魔女「LALA―!?」
使い魔「―――!!」
ほむら「いい感じよ!」
使い魔「――! ――!」
マミ「つ、使い魔がこっちに!」
ほむら「マミちゃん!銃はただ撃つだけじゃないわ!」
ほむら(マミのようなマスケット銃は持ってたはず…あった!)
ほむら「こういう風に使えるのよ!」ドゴォ
使い魔「!?!?」
マミ「こ、こうですかっ!?」ドコォ
ほむら「ええ!」ドゴォドゴォ
マミ(そうだ、新しいの作れば叩いてる間に撃てるかも!)
マミ「やーっ!」ドコッドォン!
使い魔「!!!」
マミ(やった!)
ほむら「やるわね、マミちゃん」
マミ「う、うん!」
マミ(わたし、戦えてる!)
ほむら(成長も凄いわ。ベテランって言われて当然ね)
―――――
銃で殴るっていうのはよくある方法だそうで。
マミさんはきっと自分以上の師の下で修行したら、凄い飲み込みが早いタイプ。
そのせいで自分を過信しちゃう部分もあると思う。そんな妄想。ほむほむお姉さんかわいい。
21 = 1 :
―――――
マミ「あとは魔女だけ!」
ジャキンジャキンジャキン―――!
マミ「やぁーっ!」
ドォンドォンドォン―――!
魔女「LAAAAAA―!」
マミ「あ、あれ、効いてない…?」
ほむら「魔女には小さいのじゃダメね、もっと大きい物を…」
ほむら(RPG-7あたりでいいかしら)
ほむら「撃ちこまないと!」
ドォーン!ヒュゥーン ドガァァァン!
マミ「きゃっ」
魔女「LALA!?」
マミ「大きいの、もっと大きいの…」
マミ(魔法だけじゃ小さいのしか…じゃあリボンも使えば!)
シュルルルル、ジャギン!
ほむら「!」
マミ(できた!)
マミ「あたってー!」
ドォォォォン!
ほむら(ティロ・フィナーレ…!)
魔女「LA―LA―...」
マミ「…や、やった。やったー!」
ほむら「す、凄いわね。マミちゃん」
マミ「違うよ、ほむらお姉ちゃんのおかげですよ!」
ほむら(…私、何かしたかしら)
マミ「いっぱい出していっぱい撃つ!魔女にはおっきいのどっかん!」
マミ「今度はリボンもたくさん使ってみたいです!」
ほむら「そう、でも、本当によくやったわね」ナデナデ
マミ「えへへー」
ほむら(…ワルプルギスの夜相手に大きな痛手を与えれるの、そういえばマミだけだったような…)
ほむら(ほんと、末恐ろしいわね。シャルロッテのように不意打ちな相手がいなかったら敵無しよ…)
―――――
書いてて思った。マミさんって慢心王と少し似てる。
慢心して負けてしまうところとか、ぼtt(ティロ・フィナーレ
22 = 1 :
すみません、眠気がマッハで襲ってくるのでさすがにダウンします。
おやすみなさい。
23 :
早速まどか空気になっててワロタwwwwwwwwwwwwww
ワロタ…
25 = 1 :
ほむら(…そろそろ離れないと、時間跳躍が怖くなってくるわ)
マミ「~♪」
ほむら(こんな嬉しそうなマミに話すのも悪いけれども…)
ほむら「マミちゃん、あのお店はどうだった?」
マミ「凄く良かったです、ケーキも美味しそうだったし」
ほむら「…ねぇ、マミちゃん」
マミ「何ですか、ほむらお姉ちゃん」
ほむら「私、そろそろ帰らないといけないの」
マミ「え…」ガーン
ほむら(こ、心が痛い…)
マミ「も、もうちょっとだけ…ダメですか」
ほむら「…ごめんなさい」
マミ「…じゃ、じゃあ、また今度一緒にケーキでも食べたいです!」
ほむら「ええ、それなら」
マミ「…約束ですよ」
ほむら「…ええ」
マミ「絶対、絶対ですからね!」
ほむら「分かったわ。…またね、マミちゃん」
マミ「…はい!」
~~~~~
ほむら(マミと別れることはできた。少し心痛いけど…)
ほむら(そういえばこの時間のまどかはどうなってるのかしら)
ほむら(もしかしらこの時期からQBに…)
ほむら(…だとしたら危ないわ、今すぐに)
カチッ
ほむら「!」
ほむら「時間跳躍…!」
ほむら「なら、お願い…元の時間に戻して…!」
シュン
―――――
寝る寝る詐欺
26 :
よし、これで残るはQBだけだな
だけだな
27 = 1 :
ほむら「…ここは、自室?」
ほむら「時間も…戻ってる! よかったわ…」
??「暁美ほむら…よかった、戻ったんだね」
ほむら「その声は…QB!?」
QB「やぁ、暁美ほむら、背がかなり高くなったね」
ほむら「良いところに現れたわね…探す手間が省けたわ」ジャキン
QB「僕を倒しても無駄なのは分かってるだろう? それに『この僕』を撃っても無駄だよ」
ほむら「…どういうことよ?」
QB「それについては長い話と同時に君に謝ることになるんだ。それでもいいかい?」
ほむら「…ええ、今日は大丈夫よ」
QB「そうか…それじゃあ話をするよ」
QB「僕は、君と一緒にこの時間軸に来たんだよ」
28 :
猛烈な勢いでマミフラグを立てたな19歳ほむらさんww
現在でのマミとの再会が楽しみですね。
29 :
ほむほむでけぇ
30 = 1 :
ほむら「どういうこと?」
QB「君の能力の本質は時を止めるのと、時間遡航。そうだろう?」
ほむら「…! ええ…」
QB「実は前の時間軸でそうだと知ってから、僕はある手段に出たんだよ」
ほむら「…どういうことかしら」
QB「君は人間と触れて時を止めると、その人間も止まった時の中を動けるようになる。そんな感じの能力と聞いてね」
ほむら「ええ、そうよ」
QB「なら、時間遡航もそうだと思って、君に気づかれないように姿を消して…時間遡航する君に触れてたんだ」
QB「不安定要素しかないけれど、実験的な意味でやったんだ。運良く僕も一緒に時間遡航することができたけどね」
ほむら「…そんな、まさか。誰も居なかったはずよ」
QB「感情をエネルギーに変えて回収する技術を持つ僕たちだ、姿を完全に消すだけの技術なんて簡単さ」
QB「まぁ、契約の時には邪魔でしかないから普通は必要ないんだけど」
ほむら「完全にステルスなんて地球では最新技術よりも大きく進歩してる。けれど…貴方達なら普通にできると思えるのが悔しいわね」
QB「やっぱり君は僕達の事を少し理解してくれてるようで嬉しいよ」
QB「…と、ここで君に謝らなければいけない部分があるんだ」
ほむら「……」
QB「確かに暁美ほむらと一緒に、僕も時間遡航することができた」
QB「けれどもその時の弊害か、はたまた君しか時間遡航しちゃいけなかったのか…君の時間軸に大きな歪みができてしまったんだ」
QB「それと同時に、その影響も出てきてしまっている」
ほむら「時間軸の歪み? 影響というと…この体のことかしら?」
QB「そうだね、何故か君はまどか達よりも『大分前に生まれたことになっている』」
QB「暁美ほむらそのものの時間が歪んだことによって、そうなってしまったんだと思うんだよ」
ほむら「…その歪みはこの砂時計も影響してるのかしら」
QB「その部分も推測でしかないんだけど、その歪みのせいで『時間』と深く繋がっていたその砂時計がバグを出していると思うんだ」
ほむら「バグ…プログラムの不具合みたいなものね、正にそうだわ」
ほむら「砂がなくなったことによって、私の能力の中心である砂時計は使い物にならなくなったはず」
ほむら「けれども、何故か時は止めれるし、さっき時間跳躍な時間遡航も無意味に起きたわ。無事戻れたけど」
QB「君に話そうとした時、君が消えて本当にびっくりしたんだ」
QB「暁美ほむら、謝るよ。僕のせいでこうなったんだから」
ほむら「いえ、別にいいわ。その代わり…」
QB「分かってるよ、僕は君に協力するし、まどかにだって契約を迫らない」
ほむら「分かってるじゃない」
QB「責任は取るよ」
ほむら「…ということは、この時間軸にはあなたともう1匹の…」
QB「そうだね、僕がいる」
ほむら「…貴方のことはインキュベーターって呼ぶわ」
QB「区別化かい?ならインキュベーターって呼ばれたら返事をするよ」
ほむら(…話しやすいわ)
―――――
眠いときって何故か寝れないよね。
31 :
頑張れ、1
君はきっと寝れるさ
そしてほむらちゃんかわゆす
33 = 1 :
インキュ「不思議だよ」
ほむら「何がかしら」
インキュ「今まで数多くの魔法少女を見てきたけど、能力に問題が生じるなんてことは初めて体験するんだ」
ほむら「…そうね、私の場合特殊な能力だったからかもしれないけど」
インキュ「『時間』というのは繊細だからね。最も世界に影響を与える部分だ」
ほむら「ええ…強く実感するわ」
インキュ「非常に興味深いから、君のその砂時計とかも調べたいところだけど」
ほむら「どうせ、結局分からないのでしょう?」
インキュ「痛いところを突くね、その通りだ。前例が無い分理解できる部分も限りなく少ないだろう」
インキュ「それでも僕は気になる部分があるんだ」
ほむら「…聞いてあげるわ」
インキュ「『時間』は繊細でありながらも、崩壊から直る力も物凄く強いという話もあるんだ」
ほむら「ええ、聞いたことあるわ」カチャカチャ
インキュ「もしかしたら、その定期的に起こりそうと予想した時間遡航も…」
ほむら「いつかは元に戻って正常になる…」カチャカチャ
インキュ「そうであってほしいよ」
ほむら「…メンテナンスはOK。とりあえず…明日ね」ガチャン
インキュ「明日は僕が君に襲われてまどかに助けを求める日だったね」
ほむら「ええ、イレギュラーがありすぎてどうなるか分からないけれども…」
インキュ「違う時間軸とはいえ自分を撃たれるのは遺憾だけど…仕方ないね」
ほむら(ここまで割り切れるのは感情がないからなのかしら…)
―――――
何故か文が進むんだ、なら.txtに文章を打ち込み続けるしかないじゃない!
わたしと、わたしは! でも本気で寝ようと思います。
34 :
おつ
35 :
ぱい
36 :
乙
めっちゃ楽しみだ
37 :
でっかいほむら想像したらゴルゴみたいな体つきになった
まちがいなくこれのせいだ
38 = 1 :
まどか「さやかちゃん、今日も寄り道?」
さやか「うん、恭介に聞かせるクラシックのCDを探すの」
まどか「あはは、恭介君愛されてるなぁ」
さやか「明日のお見舞いの時に新しいCDを渡したいんだ」
さやか「ということでまどか、行こー」
まどか「うん!」
CDショォーップ
さやか「じゃあ私は他の場所で探すから」
まどか「うん、いいの見つかるといいね」
メザメタコーコロハ
まどか「…あ、この曲いいかも」
ミーライヲエガクタメ
まどか「…~♪~♪」
…どか
まどか「…え?」
まどか…助けて、まどか
まどか「…誰、私を呼んでるの?」
助けて、まどか
まどか(あっちから…)
さやか「あちゃー、みつからなかったよ…あれ、まどか?」
さやか「ま、まどか?そっちは工事中だよ?まどかー!?」
―――
―工事中の場所―
まどか(…どこなの?)
まどか「ずっと助けを呼んでるの…あなたは…」
QB「助けて…まどか…」
まどか「あ、あなたは…?」
コツ、コツ、コツ。
まどか(誰か来る…!)
ほむら「……」(やっぱりもう来てしまうのね…まどか)
まどか「…え? 暁美…さん…?」
ほむら「……」(今までの経験からこれ以上は印象を悪くさせる…撤退どきかしらね)
ほむら(最悪、インキュベーターをぶつけてでも契約を止めさせる)
ほむら「甘い言葉に気をつけて」シュン
まどか「えっ?」
まどか「き、消え…た…?」
39 :
ほむ姉さんキザだな
40 :
さやか「まどか!ここは入っちゃだめでしょ」
まどか「あ、ごめんさやかちゃん」
さやか「…って、なにそれ、ぬいぐるみ?」
まどか「え、えっと…私に助けてって」
さやか「うわっ、傷だらけ…生きてるの?」
まどか「うん、だから助けなきゃ」
さやか「そっか、じゃあ早くここから出ないと」
まどか「確かあっちだったよね?」
さやか「そのはずなんだけどねー」
まどか(…暁美さん、何か変な服着てた。それに…け、拳銃も持ってた…)
まどか(な、なんなんだろう)
―――
さやか「あ、あれ?おっかしーなー。確か来た道を戻ったはずなのに」
まどか「ねぇ、なんかおかしいよ」
さやか「道が変…どうなってるのさ?」
まどか「なんか、どんどん変な場所になってるよ!?」
使い魔「――――」
さやか「変なのまでいる!?なに、本当にどうなってるのさ!」
まどか「さやかちゃん…」
使い魔「――――」
さやか「夢だよね?これは夢だよね!?いやあぁ!」
ドォン!ドォン!
まどか「…えっ?」
マミ「間に合って良かったわ、使い魔に殺されたらこっちも気が悪いもの」
さやか「…え?」
マミ「もう大丈夫よ、後は任せて」
41 :
オレの嫁がきたか
42 :
このマミさんはシャルに勝てる
43 = 40 :
使い魔「――――!!」
マミ「その2人には触れさせないわよ」チャキ
ジャキンジャキンジャキンジャキンジャキン―――
マミ「この場に私が居る限り!」
ドォンドォン―――
使い魔「!?」
さやか「っ!」
まどか「…凄い」
マミ「2人とも、こっちよ!」
まどか「あ、はい!」
さやか「まどか、その子私が持つ!」
まどか「…うん、お願い」
―――
マミ「QB、傷だらけじゃない」
まどか「その子、QBって言うんですか」
マミ「ええ、私の友達よ。貴方達には見えるの?」
さやか「しっかり見えるけど…それがどうかしたんですか?」
マミ「なら…そうね、この話は後にしようかしら」
マミ「ともかく、今は魔女を倒さなければいけないの」
さやか「魔女?」
まどか「それって、なんですか?」
マミ「人間を襲う魔法少女の敵、かしらね」
まどか「魔法…少女…」
マミ「今この場所は魔女の領域、私たち魔法少女以外はここにいるのは危ないのよ」
使い魔「―――!」
まどか「…きゃぁ!?」
マミ「甘いわっ!」 ジャキン!ドォン!
使い魔「!?!?」
マミ「…こういうことよ」
まどか「……ぁ」
マミ「なるべく私から離れないように、ね。襲われちゃうから」
さやか「は、はい!」
44 = 40 :
薔薇園の魔女「――――」
さやか「なに…あれ」
まどか「…大きい」
マミ「あれが魔女よ」
薔薇園の魔女「―――♪」
マミ(薔薇…綺麗とは言いがたいけれど)
マミ「でも、容赦はしないわよ。まずは食らいなさい」ジャキン
ドォーン!
薔薇園の魔女「――!」
まどか「や、やった!」
シュルシュル
マミ「え、きゃっ!」
さやか「ああっ!?」
ビュン!ドガァ!
マミ「…くっ」
さやか「だ、大丈夫ですか!?」
マミ「……ふふ、平気よ」
マミ「こんなので倒れる魔法少女じゃないわ」シュル
マミ(私の武器は…)
ヒュン!
マミ(銃とこのリボン!)
まどか「切れた!?」
さやか「やった!」
薔薇園の魔女「!」
マミ(これなら拘束するまでもないわね)
マミ「速攻で片付けさせてもらうわ!」シュルルルルジャキン!
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドォン――――!
薔薇園の魔女「!?!?―――……」
マミ「…これで安心ね」
さやか「でっかい銃がドッカンって…」
まどか「…すごい」
45 = 40 :
さやか「うおっ!変な空間から元に戻った!?」
マミ「魔女が倒されたから、魔女の結界が消えたのよ」
さやか「今までの変な景色は魔女の結界の中だったからなのかー」
マミ「ええ、とにかく現実味のない光景が多いわ」
まどか「そうなんですか。…あの、その」
マミ「…あら、まだ名乗ってなかったわね」
マミ「私は巴マミよ、魔法少女をやってるわ」
マミ「あなた達は制服を見ると見滝原中学校の生徒なのね」
まどか「はい、2年生の鹿目まどかです」
さやか「同じくっ、2年生の美樹さやかです!」
マミ「ふふ、奇遇ね。私は3年生なの」
まどか「わわ、先輩だよさやかちゃん」
さやか「こりゃ意外すぎてさやかさん何も言えないなー」
マミ「私以外にも魔法少女はいると思うわよ?」
さやか「それ聞くと色々知りたくなっちゃいますね」
マミ「ふふ、それと…QBを助けてありがとう。鹿目さん、美樹さん」
まどか「い、いえ、むしろこっちの方がマミさんに助けてもらったっていうか…その…」
マミ「いいのよ、人を魔女から助けるのは魔法少女の役目だから」
マミ「…さて、QBの傷を治してあげないといけないわね」
まどか「治せるんですか?」
マミ「ええ、私は回復できる能力も持ってるのよ」
さやか「凄いなぁ、ゲームの魔法使いみたいですね」
マミ「そんな風にも捉えれるわね、こうして…」ホワァァン
まどか「傷が治ってる!」
QB「…ありがとう、マミ」
さやか「しゃ、喋った!?」
QB「喋って何がいけないというんだい?」
さやか「そういう訳じゃないけど…」
QB「ならいいじゃないか」
さやか「…ぬぐぐ」
46 :
乙
こういう時空が混線する系は収集付けんのが大変
頑張ってね
47 = 40 :
まどか「QBはどうして傷だらけだったの?」
QB「何故か僕を狙う人に攻撃されてね、それで傷だらけだったんだ」
まどか(まさか、暁美さんが…そんなはずないよね。だってあんなに優しそうな人…)
さやか「それってどんな人?QBを狙うヤツって」
QB「名前は分からないけど、黒い髪の人だったね。的確に攻撃してきて恐ろしかったよ…全く」
さやか「ふーん」
マミ「敵かしら…」
QB「攻撃してくる理由とかは分からなかったよ、ずっと黙ってたから」
まどか「……」
さやか「まどか?」
まどか「あ、ううん。なんでもない」
マミ「ねぇ、QB。鹿目さん達もあなたが見えるって事は…」
QB「勿論、彼女2人は魔法少女になる素質があるよ」
まどさや『えっ?』
QB「しかも2人とも、十分な素質があるようだ。強い魔法少女になれるかもね」
さやか「え、そ、そう?」
まどか「私、マミさんみたいに強い魔法少女になれるの?」
マミ「きっとなれるわ。でも、そのためには強い魔女と日々戦わなければならないの」
さやか「あー…そうだよね、魔法少女になって楽に生きる選択肢はないかぁ」
QB「君たちならきっと大丈夫だよ」
まどか「そうかな?」
QB「ああ、2人ともさっき言ったとおり強い魔法少女になる素質はあるからね」
QB「それに」
QB「僕と契約して魔法少女になってもらう代わりに、願いを1つだけ叶えてあげるよ」
まどか「願いを…」
さやか「叶える!?」
QB「そう、どんな願いでも叶えてあげるよ。どうだい?」
さやか「願い…願いかぁ…うむむ」
マミ「ふふ、すぐに決めることじゃないわ」
QB「そうだね、今じゃなくても願いが決まった時ならいつでも魔法少女にしてあげるよ」
まどか「…願い、かぁ」
まどか(こんな私でも、人を助ける魔法少女になれるのかな…?)
―――――
ほむほむさんがまどかに執着しすぎないのは多重なループと19歳化による『おとなのよゆう』による影響、と思いたいです。
収集なんてノリでなんとかなると思ってる系のクズがここにいる。
多々書かなければこの先生きのこれない…(訳:お姉さんほむほむのために頑張りす
48 = 40 :
ほむホーム
インキュ「やっぱりマミは流石だね。…あの魔女に倒された時はビックリしたよ」
ほむら「人間の油断ってそういうものよ、常に気をつけていれば大丈夫」
ほむら「けれども、気をつけていなくても大丈夫ってことに気づいてしまうと次第にそうなって…」
インキュ「それで、失敗する。君たち人間はいつもそうだね」
ほむら「…癪だけど、それについては反論できないわ。私だってそうだと思うから」
インキュ「それで、次はどうするんだい? 確かマミがやられる魔女が出てくるはずだろう?」
ほむら「今回は接触を避けるわ」
インキュ「どうしてだい? マミを助けるんじゃ…」
ほむら「正確に言うと、マミ…巴マミがやられるまで接触は避けるのよ」
ほむら「この時間帯では分からないけれど、イレギュラー要素が多い今、あまり接触するべきではないわ」
インキュ「なるほど、一理あるよ」
ほむら「それに私の能力なら…分かるでしょう?」
インキュ「君なら一瞬でマミを助けれるね」
ほむら「そういうことよ」
インキュ「本当に便利だね、その能力は」
ほむら「裏を返せば時を止めたりするような魔法しかできないから、銃とかを仕方なく使ってるのよ…」
ほむら「巴マミ、佐倉杏子のような直接的な力の方が使いやすいと思うわ」
インキュ「便利でも欠点はあるんだね」
ほむら「欠点だらけよ、色々と」
ほむら(…とはいえ、美樹さやかが心配だわ。巴マミが来るより先に先回りしてようかしら)
49 :
乙乙
続きが楽しみだ
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