のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,863人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレほむら「身長が…」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 暁美ほむら + - 暁美ほむら19歳 + - 未完の名作 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    102 = 53 :


    マミ「ほむらお姉ちゃん、殆ど体形変わってないのね、羨ましいわ」ヌギヌギ

    ほむら(その胸を持って体形が羨ましいって、どういうことなのかしら。喧嘩上等?)ヌギヌギ

    マミ「はぁ…こんな胸よりも、ほむらお姉ちゃんのようにスレンダーで、背が高いほうが良かったわ」

    ほむら(そういうことなのね…)

    ほむら「仕方ないわ、そういう遺伝だったと諦めるしかないわよ」

    マミ「…むぅ」

    ―――

    ほむら「今日は大丈夫だったかしら。魔女が目前に一瞬で寄るなんて相当怖いと思うけど…」

    マミ「…実はとっても怖かったわ、走馬灯も見えたのよ」

    ほむら「それは…」

    ほむら(そういえば私は走馬灯見たことないわ…体験してみたいけど体験しない方がいいのよね)

    マミ「でも、ほむらお姉ちゃんに助けてもらったし、大丈夫よ」ギュウ

    ほむら「…マミちゃん、抱きつかれると体洗えないんだけど」

    マミ「洗ってあげようかしら?」

    ほむら「…背中と髪の毛をお願いするわ」

    マミ「任せて」ゴシゴシ

    マミ「…ほむらお姉ちゃんって綺麗な黒髪してるわね。いいシャンプーでも使ってるの?」

    ほむら「安物のシャンプーで済ませて――」

    マミ「だめよ、ちゃんと良いの使いなさいね、ほむらお姉ちゃん?」

    ほむら(…どうして私は髪の毛を洗われながら自宅で使ってるシャンプーを否定されてるのかしら)

    マミ「それにしても、本当に長いのね」

    ほむら「ええ、いつも手入れが大変よ」

    マミ「私もセットが大変だわ、朝は辛いのは一緒なのね」

    ―――

    ほむら「…さすがに狭くないかしら?」

    マミ「平気よ、大丈夫」

    ほむら(あの時はマミが小学生ぐらいの大きさだったからまだしも…流石にこれは私が狭いわ)

    ほむら(っていうか、何故あの時と一緒の位置なのかしら?) (膝の上

    ほむら(…ちょっと重――)

    マミ「何か言ったかしら?」

    ほむら「……」(心の中、読んだわね、今)

    マミ「…気持ちいいわね」

    ほむら「そうね」

    マミ「……」

    ほむら(…やっぱり重――)

    マミ「ほむらお姉ちゃん?」

    ほむら「何かしら?」

    マミ「…いいえ、何も」

    ほむら「……」(やっぱりこの時間軸のマミは今まででも相当なつわものね…)

    103 :

    女の子はちょっとポチャッとしてるほうがうわごめんなs

    104 :

    ほむ姉とマミさんが入ったお風呂の残り湯を呑みたいです!!!!!

    105 = 98 :

    ペットボトル2本ぶら下げてるようなものだからな

    106 = 53 :


    マミ「んーっ…もうこんな時間なのね」

    ほむら「早めに寝たほうがいいかしら、マミちゃんは学校なのでしょう?」

    マミ「あ、ほむらお姉ちゃんは大丈夫なの?」

    ほむら「強制しといて…大丈夫よ、1人暮らしだし学校もとっくに卒業してるわ」

    マミ「ならいいわ、今日は一緒に――」

    QB「…やぁ、マミ」

    マミ「Q…B…?」

    ほむら「あら、戻ってきたのね」

    QB「君はまだ居たんだね。帰らないのかい?」

    ほむら「マミに泊まりなさいって言われたのよ」

    QB「いいのかい、マミ」

    マミ「…いいのよ、あとQBは今日一晩出てってもらうわ、ええ絶対に」

    QB「……理不尽さを感じるけど、いつも居させてもらってる分、強く言えないね。分かったよ」

    QB「暁美ほむらから話は聞いてないのかい?」

    マミ「話は聞いたわ。QBに攻撃しないようにって約束したから」

    QB「…そうかい、じゃあ。しばらく出かけるよ」

    マミ「ええ、明日の朝あたりに帰ってくるといいわ」

    ~数分後~

    マミ「さてと、寝ましょうか。QBは明日の朝まで来ないわ」

    ほむら「え、ええ」

    マミ「ふふっ、こうやって誰かと一緒に寝るの、本当に何年ぶりかしら」

    マミ「恩人と一緒に寝れるなんて幸せだわ」ギュウ

    ほむら(ずっと1人で暮らしてるのよね)

    ほむら「…もう、今日だけよ」ナデナデ

    マミ「またお願いするわ、ほむらお姉ちゃん」

    ほむら「どうかしらね」

    マミ「私が甘えれる人なんて、ほむらお姉ちゃんぐらいだもの。絶対またお泊りさせるわよ」

    ほむら「はいはい…」

    マミ「おやすみ、ほむらお姉ちゃん」

    ほむら「おやすみ」

    ほむら(…口には出せないけど、凄く疲れたわ)

    107 = 53 :


    まどホーム

    まどか「魔法少女かぁ」

    まどか「確かに怖いけど、マミさんや暁美さんと一緒に…」

    まどか「かっこいいマミさんと暁美さんと…私も一緒に…」

    まどか「…てぃひ。いいかも」

    QB「やぁ、まどか」

    まどか「わわわ!?QB!?」

    QB「そんなに驚くことかい?」

    まどか「いきなり来られたら驚くよ! もう…」

    QB「それで、どうだい? 僕と契約する決心は」

    まどか「あー…うん…その」

    QB「願い事を決めれば、すぐなれるさ。魔法少女にね」

    まどか(なっちゃっても、いいかな。魔法少女になるだけならありふれた願いでもいいもんね)

    まどか(そうだなぁ、願い事は――)

    『甘い言葉には気をつけて』

    まどか(…そういえば、あの時暁美さんの残した言葉。気になっちゃうな)

    まどか(QBも狙ってたし、何か理由でもあるのかな)

    まどか(…相談してみよう)

    まどか「ごめんねQB。私、まだ決心できない」

    QB「そうか。じゃあまた今度の時かな?」

    まどか「ごめんね、時間かかって」

    QB「いいんだよ、僕はずっと待ってるから。後は君次第だよ」

    まどか「うん…」

    まどか(今度の休日あたり、大丈夫かな。暁美さんやマミさん)

    まどか(あ、暁美さんって携帯持ってるのかな、持ってたら番号教えてもらっちゃおうかな)

    108 = 53 :


    マミホーム

    ほむら(起きたはいいけど…) チュンチュン

    マミ「…すぅ…すぅ」ガッシリ

    ほむら(…出れないわ)

    マミ「……むにゃ…」

    ほむら(幸せそうに寝てるわね)

    ほむら「…昨日好き勝手されたお返しよ」 ビシィッ

    マミ「はうっ!?」

    ほむら「おはよう、マミちゃん」

    マミ「…寝起き早々、額が痛いわ…」

    ほむら「ええ、デコピンさせてもらったわ。いい一撃だったでしょう」

    マミ「いつもなら眠いのに、こんなに目が覚めるなんて…」

    ほむら「もう1発食らうかしら?」

    マミ「え、遠慮しとくわ」

    ―――

    ほむら「…さ、できたわよ」

    マミ「あの時と同じ料理ね」

    ほむら「味も変わらないはずよ。きっと」モグモグ

    マミ「…本当に懐かしいわ。この味」モグモグ

    ほむら「良い味ではないわよ」

    マミ「いいのよ、十分。またあの時と同じように食べれるだけ凄く満足なんだから」

    ほむら「そう言ってもらえると作り手としては嬉しいわ」

    ―――

    マミ「…ふふっ、昨日の気分なんて吹っ飛んじゃったわ」

    マミ「こんな気持ちで学校に行くのは初めてよ、じゃあ行ってくるわ」

    ほむら「私も外に出るのだけれどもね」

    マミ「あ、そうね。…ありがとう、ほむらお姉ちゃん」

    ほむら「いいのよ」(疲れたけど、マミのためになったなら許してあげるわ)

    ほむら(さて、どうしようかしらね)

    109 = 53 :

    一旦休憩。
    おかしい、マミさんとのからみはあまり書くはずなかったのだが…理に導かれた…
    でもやっぱり、さやかとかまどかの部分もしっかり書いていきたいと思います。

    110 :

    乙です
    かわいい

    111 :

    そろそろ残念さやかちゃんの出番か

    112 :



    病院

    さやか「~♪」

    恭介「……」

    さやか「あれ、どうしたの恭介?」

    恭介「…さやかは…さ、僕をいじめたいのかい?」

    さやか「そ、そんなことな――」

    恭介「だったらなんで、もう弾けない曲を聞かせてるんだ、嫌がらせか?」

    恭介「僕がどれだけヴァイオリンが弾けないのが悔しいか、分かってるのか?」

    さやか「で、でも、腕だっていつか…」

    恭介「…治らないって言われたよ」

    さやか「…え?」

    恭介「医者に奇跡でも起きない限り治らないって言われたよ。もう弾けないんだよ!ヴァイオリンなんて!」

    さやか「……」

    恭介「…分かったら、出ていってくれないか。さやか」

    さやか「……あるよ」

    恭介「…ん」

    さやか「奇跡も魔法も、あるんだよ…!」

    恭介「……」


    恭介「違う、こんなことが言いたいわけじゃなかったのに…」

    ―――――

    さやか「…っ!」

    ほむら「…美樹さん?」

    さやか「…あっ、暁美さん」

    ほむら「どうしたのかしら、そんな焦って走って」

    さやか「あはは、うん。ちょっと、ね…」

    ほむら「話なら聞いてあげるわ」

    さやか「……うん、甘えさせてもらっちゃおうかな。暁美さんなら言っても大丈夫そうだし」

    さやか「その、病院でですね――」

    113 = 112 :


    ほむら「なるほど、ね」

    さやか「…私って、恭介のこと何も分かってなかったのかな」

    ほむら「それは…分からないわね」

    さやか「そっか…あ、そうだ。暁美さん、明日は代わりに恭介のお見舞いにいってよ」

    ほむら「いいのかしら、その子は私のことを知らないでしょう」

    さやか「私の代わりに来たって言えばいいよ。私は…ちょっと明日は家に帰って考えたいんだ」

    さやか「それに、暁美さんみたいな美人なら、恭介も喜ぶだろうしね」

    ほむら「いいのかしら?」

    さやか「取られちゃったらその時はその時かなー、あはは」

    ほむら「…無理にしなくていいのよ」

    さやか「うん、話を聞いてくれてありがとう。暁美さん」

    ほむら「彼が好きな食べ物とか送った方がいいかしら」

    さやか「あー、どうだろう。やっぱりお見舞いにはフルーツじゃないかな?」

    ほむら「それもそうね。盛り合わせを買ってみるわ」

    さやか「ここはさやかさんが奢って…と言いたいところだけど、ごめんなさい暁美さん。私は払えません…」

    ほむら「私の自腹でいいわよ。気にしないで」

    さやか「き、気にしますよ!お見舞いの代わりを頼んだ挙句お金を使わせるなんて…」

    ほむら「気にしないで、といったはずよ。遠慮しなくてもいいわ」

    さやか「う、うー…ありがとうございますっ!」

    さやか「じゃあ、明日お願いしますね!」

    ほむら「ええ」

    ほむら(恐らく、契約するわね。美樹さやかは…上条恭介のために)

    ほむら(契約を阻止するべきか、阻止しないべきか…)

    ほむら(全く、美樹さやかがいるとワルプルギスを倒す確率も上がるという考えが恨めしいわ)

    114 = 112 :


    さやか「…はぁ…寝れない」

    さやか「私、恭介に酷いことしちゃってた…」

    さやか「許してもらえるかな…」

    さやか「……」

    QB「やぁ」

    さやか「…あ、QB」

    QB「気分が落ち込んでるみたいだね、どうしたんだい」

    さやか「…なんでもないよ」

    さやか「…何、魔法少女の勧誘?」

    QB「僕の目的はそれだからね」

    さやか(…私が願えば、恭介の腕は治るんだよね)

    さやか(…どうしよう)

    QB「で、どうする。まだ決めれないかい?」

    さやか(ダメ、まだ気持ちが落ち着かない…)

    さやか「…また今度にする」

    QB「そうか…ま、じっくり考えてくれ。たった1つの願いだからね」

    さやか「……」

    さやか「…どうしよう」

    115 :

    この姉ほむら(?と甘えマミの組み合わせには可能性を感じる

    116 = 112 :


    [翌日]

    恭介(さやかは来ないか…仕方ないよね。怒鳴った僕のせいだから…)

    ガラッ

    恭介(さやか!?)

    ほむら「失礼するわ」

    恭介「……だ、誰ですか?」

    ほむら「見ず知らずの人でごめんなさい。美樹さんの代わりでお見舞いに来たの」

    恭介「さやかの?」

    ほむら「ええ、昨日頼まれてね」

    恭介「そうですか…」

    ほむら「これ、持ってきて大丈夫だったかしら?」

    恭介「盛り合わせだ…ありがとうございます。たぶん、大丈夫だと思います」

    恭介「あの、さやかとは昨日話してたんですか?」

    ほむら「そうね、昨日の美樹さんはちょっと辛そうだったわね」

    ほむら「何があったのかも聞いたわ。美樹さん、よっぽど効いたみたいよ」

    恭介「っ…! そう、ですか」

    恭介「…その、お名前は」

    ほむら「言い忘れてたわ、暁美ほむらよ」

    恭介「暁美さんですか。僕の名前はさやかから聞いてますよね」

    ほむら「ええ、上条恭介、上条君よね」

    恭介「はい。…少し、話をしていいですか?」

    ほむら「…聞いてあげるわ」

    恭介「ありがとうございます」

    恭介「…実は、さやかを怒鳴ったのは本意じゃないんです」

    恭介「イライラしてたのは確かなんですが、ずっとお見舞いにきてくれるさやかに怒るなんて、そんなことできなくて」

    恭介「だけど昨日、ポツリと一言出てしまって…そこから、もう言葉が止まらなくなっちゃったんです」

    恭介「さやかは、僕のためにずっとお見舞いにきてくれたのに。僕は怒鳴ってしまった」

    恭介「それから…どうしたらいいのか、僕には分からないんです」

    ほむら「…そうなの」

    恭介「僕のバイオリンを好きでいてくれて、弾けなくなってもずっと会ってくれて」

    恭介「そんなさやかに、どうやって言ったらいいか…」

    ほむら「…1度謝ってみたらどうかしら、美樹さんは貴方に嫌われたって思ってたわよ」

    恭介「…やっぱり」

    ほむら「どちらが悪いとは言わないけれど、このままでいるのは2人とももっと悪い方向に行ってしまうわ」

    恭介(謝る…か)

    117 :

    マミに構いすぎてまどか契約しちゃったけどマミかわいいからいいやww
    みたいな胸糞展開だけはやめてほしいなー

    118 = 112 :


    さやか「……」

    QB「やぁ、美樹さやか」

    さやか「…QBか」

    QB「昨日と同じく気分が優れないようだね。ちゃんと休めたのかい?」

    さやか「…全然」

    QB「そうかい。…君に伝えるべき情報があるんだ」

    さやか「どういうことさ」

    QB「鹿目まどかが、魔女の結界の中に居る。ここままでは危ないんだよ」

    さやか「なっ!?」

    QB「マミは到着が遅れるし。暁美ほむらは気づいていない。もしかしたら助からないかもしれない」

    さやか「あんた、何言って…!」

    QB「鹿目まどかを助けたいかい?」

    さやか「あったりまえじゃん!まどかを見捨てるとかできるわけない!あいつは私の友達なんだから!」

    QB「そうか、でもこのまま待ってちゃ鹿目まどかは死んでしまうね」

    さやか「何よ…なれって言うの?魔法少女に」

    QB「飲み込みが早くて助かるよ、今すぐ契約してまどかのところへ急げばきっと間に合うさ」

    さやか「……」

    QB「さぁ、どうする?」

    さやか「あんたって、なんか嫌なんだよね。喋り方と言い、態度といい…」

    さやか「…でも今は別だよ。さぁ、私の願いを叶えてよ、QB!」

    QB「分かった、君の願いはなんだい?美樹さやか!」

    さやか「私の願いは――」

    119 = 112 :

    とりあえず、ここまで。
    現在のところは一番妄想するのが楽しかったので打ち込んでて楽しい部分。

    120 :

    おいヒヤヒヤさせるなぁここで切るとは

    121 :



    続き楽しみに待ってるぞ

    122 :

    この>>1焦らすな...

    123 :

    この>>1……できる……

    124 = 112 :


    恭介「…!」

    ほむら「…どうしたの?」

    恭介「な…あ、ありえない…」

    恭介「腕が…腕が、僅かだけど動いてるんだ」

    ほむら「!」(…契約したのね、美樹さやか)

    恭介「昨日、医者に奇跡でもないと動かないって言われたばっかりなのに…」

    『奇跡も魔法も、あるんだよ…!』

    恭介「…あ」

    ほむら「今度は何?」

    恭介「…さやかが昨日、部屋を出る時に言ってたんです。『奇跡も魔法も、あるんだよ』って」

    恭介「ねぇ、暁美さん…何か知ってることはありませんか?」

    ほむら「…そうね、知っているか知っていないか。どっちかと言われたら…知っているわ」

    恭介「なら!」

    ほむら「でも、それはきっと美樹さやかも知られたくない部分になるかもしれない」

    恭介「……っ」

    ほむら「それでも、貴方は知りたいかしら? 望むのなら、全て教えてあげるわ」

    ほむら「それはまるで御伽噺のようで、残酷な話よ。それでも?」

    恭介「…僕は…」

    恭介「知りたいです。全部…教えてください」

    ほむら「本当に? とても信じれる話ではないわよ」

    恭介「腕が動く、っていう信じられないことが起こってるんです。今なら何でも信じることができますよ」

    恭介「だから、全部教えてください」

    ほむら「…分かったわ、教えてあげましょう。『魔法少女』の存在について…」

    ほむら(まさか、一番早く教えるのが美樹さやかの想い人なんてね)

    ほむら(でも、これなら美樹さやかを救うことができるかもしれない)

    125 = 112 :


    恭介「なんですかそれ…酷いにも程が…!」

    ほむら「全て真実よ、魔法少女というのは」

    恭介「じゃあ、さやかは僕のために…」

    ほむら「魔法少女になったのかもしれないわ。たぶんだけどね」

    恭介「っ…!」

    ほむら「…正直、あまりこの話はしたくなかったわ」

    ほむら「美樹さんは覚悟を決めて、貴方の腕を治した…それはとても重い内容よ」

    ほむら「その釣り合うことをするためには、どう接したらいいか悩んでしまうでしょう」

    恭介「…はい」

    ほむら「でも、いずれ美樹さんは魔法少女の真実を知り、その身に絶望しかかるかもしれないわ」

    ほむら「その時はお願いできるかしら、上条君。きっとそれが、美樹さんへのお返しになる」

    恭介「…勿論です。さやかを、絶望なんてさせません」

    ほむら「その返事が聞ければ安心だわ、美樹さんをよろしくね」

    恭介「はい」

    ほむら「彼女は貴方に恋心も抱いてるし、ね」ボソッ

    恭介「えっ…?」

    ほむら「じゃあ、もう時間だし、失礼させてもらうわ」

    恭介「あ、はい。…ありがとうございました」

    ほむら「じゃあ、また。上条恭介君」バタン

    恭介「……」

    恭介「…さやかが、僕に?」

    126 = 112 :


    使い魔「―――」ニタァ

    まどか「ひっ、や、やだやだやだ!」グニャァー

    まどか「誰か助けて!誰かぁ!」

    さやか「うおおおおおおおおっ!」

    さやか「まどかに手を出すなぁぁぁぁぁぁ!」ザシュッ! ザシュッ!

    まどか「さ、さやかちゃん!?」

    さやか「へへ、間に合ってよかった…後はさやかさんにまっかせなさい!」

    まどか「さやかちゃん、魔法少女に…?」

    さやか「話は後!まずはこいつらをぶっ潰す!」

    使い魔「―――!」

    さやか「寄らば斬っちゃうよ!」ザシュッ!

    さやか「本命の魔女はどこに――」

    使い魔「―――」ニタァ

    まどか「きゃっ!?」

    さやか「まどか!? 鬱陶しいな、もう!」

    さやか「せいっ!」

    キィィ――ィィィン

    使い魔「!?」

    さやか「一刀両断!…なんてね」

    まどか「さやかちゃん…!」

    さやか「…とと、魔女はどこさ?」

    まどか「さやかちゃん、あそこ!」

    ハコの魔「―――」

    さやか「あれだね、分かった!」

    さやか「うおぉぉぉぉぉぉ!」

    ハコの魔「――!」

    さやか「何かしようたってもう遅いよ、食らえーっ!」

    キィィィ―――ィィィン

    ハコの魔「―――……」

    まどか「あ、景色が戻った!」

    さやか「魔法少女さやかちゃん、大勝利!」

    127 = 112 :


    マミ「魔女の結界が消えた?魔女が倒されたのかしら」

    マミ「それよりも…鹿目さん、鹿目さーん!」

    まどか「あ、マミさーん!ここでーす!」

    さやか「マミさん、遅いよ!」

    マミ「悪かったわ…って、美樹さん…あなた、まさか!?」

    さやか「えへへ、結局なっちゃいました」

    マミ「…本当に良かったの?」

    さやか「ええ、いいんですよ」

    マミ「魔法少女はとても辛いわよ。人が死ぬところも見るかもしれない」

    マミ「辛くても、悲しくても、1人でも魔女と戦っていかなければならない」

    マミ「…そんな世界よ?」

    さやか「……そこは結構悩んだんですよ」

    さやか「でも、私の決断は、これなんです」

    さやか「その結果。私の叶えたい願いは叶ったはずだし、まどかも助けることができた…」

    まどか「…さやかちゃんは、何を願ったの?」

    さやか「んー、恭介の腕が治るようにって、願っちゃった」

    まどか「恭介君の?」

    マミ「お友達?」

    さやか「ええ、幼馴染の友達です。昨日ちょっと喧嘩のようなことになっちゃいましたけど…」

    さやか「それでも、恭介の腕が治ってほしいから…そう願ったんです」

    まどか「そうなんだ…さやかちゃんはそれでよかったの?」

    さやか「私が願ったことだし、それに魔法少女になったことでまどかを助けれた」

    さやか「後悔なんて…あるわけないじゃん!」

    マミ「そう…なら、もう言わないわ」

    さやか「えっへへ。明日からよろしくお願いしますよ。マミ先輩!」

    マミ「ええ、魔法少女の後輩のためにも頑張るわ。一緒に頑張りましょう」

    さやか「はい!」

    まどか「……」

    まどか(…2人とも、いいなぁ)

    まどか(私も、QBに頼んで魔法少女になろうかな?)

    128 = 112 :

    一気に投下して一旦投下停止。
    さやかさんは結構好きです、一番のほむらさんの次ぐらいに。

    129 = 120 :

    ここのほむらちゃんなのはクロスに匹敵するくらいかわいい

    130 :

    丁寧口調でのら抜き言葉が気になってしかたない……
    さやかみたいな口調だとなくてもいいんだけどマミやほむらの台詞には入れてもらえるとうれしい

    131 :

    この丁寧口調に、さらに「ら」抜き言葉までやめたら
    中年おばさんくさ(ry

    132 :

    >>131
    大丈夫かお前?

    133 :

    寄らば斬ります
    寄って斬ります
    寄らなくても斬ります

    寄ら斬り三段活用

    134 :

    ユグドラさん懐いですね。

    135 = 112 :


    杏子「魔法少女が1人増えたって?」

    QB「ああ、中々の素質の子だよ」

    杏子「ふーん、ま、あたしには関係無いけどな」モグモグ

    杏子「そんなのより、お前が言うイレギュラーってやつのが気になる」モグモグ

    QB「暁美ほむらか…あれは完全にイレギュラーだ。正直何を考えてるかさっぱりだよ」

    杏子「…なるほどねぇ、その暁美ほむらってやつは今も見滝原にいるのか?」モグモグ

    QB「居るはずだよ」

    杏子「そうかそうか」ゴクリ

    杏子「じゃあそいつに会ってみようじゃないか、ついでに新しくなったヤツもな」

    ―――

    インキュ「美樹さやかが魔法少女になったのかい?」

    ほむら「ええ、美樹さやかはQBと契約したわ。でもそこは問題じゃない」

    ほむら「美樹さやかが問題なのは、契約した後よ」

    ほむら「今までの経験上魔女になる確率が高いのは上条恭介絡みだと思うわ」

    ほむら「彼女から彼に接触できるこじつけをもらえたのは意外だったけどね」

    ほむら「予め手は打ったわ。ここからどう動くか分からないけれど…彼を信じるしかない」

    インキュ「なるほどね」

    ほむら「…ところで、インキュベーター」

    インキュ「なんだい?」

    ほむら「そろそろQBとの見分けがしっかりできるように、適当なリボンを買ってきたわ」(猫の首につける的な赤いリボン)

    インキュ「それを付けるのか。それなら見た瞬間に分かるね」

    ほむら「最初からこうすればよかったのよ。首につけるけど、いいかしら?」

    インキュ「構わないよ」

    ほむら「……これでいいわ」

    インキュ「さて、これで残るはまどかだね」

    ほむら「ええ、絶対にまどかに契約はさせない。それだけはやり遂げるわ」

    ほむら「ところで、貴方は普段何をしているのかしら。私の家に居るところだけは分かるけど」

    インキュ「この町をじっくり見ているんだよ。僕はこの時間軸のインキュベーターではないからね。やることがないのさ」

    ほむら「観光的な何かをしているのね」

    インキュ「そうだよ。人間には感情がある分、それに関係している文化は非常に興味深いからね」

    インキュ「今日も人間を観察しながら町を観光するつもりさ」

    ほむら「有意義に過ごしてるわね。こっちは大変なのに」

    インキュ「勿論、できるときに助力はするよ」

    ほむら「…QBは信じられないけど、貴方の言葉なら信じられるわね。インキュベーター」

    インキュ「それは君に信頼されてると言っていいのかい?」

    ほむら「比較する対象が酷いだけよ」

    インキュ「一応、それも僕なんだけどね」

    136 :

    ほむらちゃんマジほむほむ

    137 = 112 :


    マミ「さて、今日もやらないといけないわ」

    まどか「何をやるんですか?」

    マミ「この町のパトロールよ」

    さやか「パトロール?」

    マミ「町中を歩き回って、使い魔か魔女が居ないか探すのよ。魔女は積極的に探さなきゃいけないわ」

    さやか「なるほど、だったら暁美さんも呼びましょうよ。3人なら何も怖くない!」

    マミ「そうしたいのだけれど…実は暁美さんの電話の番号とかも知らないの」(誰か知ってるかしら?)

    さやか「…あーあー、わ、私も知らないなぁ…まどかは?」

    まどか「私も知らないよ…暁美さんとまだあまり関わってないから」

    さやか「凄い美人には秘密が一杯なのかねぇ」

    マミ「そうかもね。暁美さんについては仕方ないわ、美樹さんと2人でやりましょう」

    まどか「あ、あのマミさん。私も行っていいですか?」

    マミ「鹿目さんは…そうね、一緒にパトロールするぐらいなら大丈夫だと思うわ」

    マミ「でも、結界の中まで来てはダメよ?」

    まどか「それは…分かってます」

    マミ「ならいいのよ」

    さやか「マミさん、どこから回るの?」

    マミ「そうね、今日は繁華街の方から行ってみようかしら」

    さやか「繁華街から行くなら、ちょっと買い物も寄りたいかなーって」

    マミ「もう、美樹さん。遊びじゃないのよ?」

    まどか「そうだよ、魔女って人を襲っちゃうんだよ?」

    マミ「行方不明の事故に直接関わるものなのよ、魔女って」

    マミ「ちょっと買い物に寄りたい、なんていう軽い気持ちは捨ててもらいたいわね」

    さやか「…すみませんでした」

    マミ「分かればよろしい」

    さやか「じゃあ、家に戻ってすぐマミさんのところへ行くよ」

    まどか「私も、急いでいきます」

    マミ「ええ、待ってるわ」

    138 = 112 :


    歩道橋上

    ほむら(…もう暗いわね、今日はQBがあまり動いているようには見えない。帰ろうかしら)

    ほむら(夜風が気持ちいい)

    まどか「あっ、暁美さん!」

    ほむら「鹿目さん?」

    さやか「お、本当だ」

    マミ「奇遇ね」

    ほむら「美樹さんにマミもいるのね」

    さやか「あ、マミさんだけ名前呼び? ずるいよマミさん!」

    マミ「えっ?」

    さやか「暁美さん。毎回美樹さん、美樹さん言われるのもなんだから、さやかって呼んでください」

    ほむら「えっ? …さやかでいいのかしら」

    さやか「うんうん、やっぱり苗字呼びより名前呼びの方が親しまれてる感があるよね」

    まどか「さやかちゃん…」

    まどか「暁美さん。わ、私もいいかな?」

    ほむら「…まどかって呼べばいいの?」

    まどか「はい、さやかちゃんが言うなら私もそう呼んで構いません」

    ほむら「…急にビックリしたわよ、2人とも」

    さやか「いやー、だってこの前守ってもらったし、暁美さんは私の恩人な訳でしょ?」

    さやか「そんな恩人に名前で呼ばれるぐらい、むしろ親密感があっていい。そうだよね、マミさん」

    マミ「そ、そうね…」

    ほむら「で、み…さやか。どうしてこんな時間にうろついてるのかしら?」

    さやか「マミさんと一緒にパトロールしてたんだ」

    マミ「今日は魔女は居なかったけど、使い魔は3匹ぐらいは倒したわ」

    ほむら「そう」

    ??「わざわざ使い魔を倒すのか?やっぱりもったいないことしやがるな」

    マミ「…その声は、まさか」

    杏子「よう、マミ。久しぶりに会ったが、相変わらず甘い考えだな」

    さやか「…マミさんの知り合い?」

    マミ「佐倉杏子よ…隣町の魔法少女。昔、一緒に魔女と戦ってたわ」

    まどか「魔法…少女?」

    杏子「へっ、自己紹介の手間が省けたぜ」

    139 :

    杏子「ところで、暁美ほむらってやつはお前か?」

    まどか「え、ち、違うよ?」

    杏子「じゃあ、お前か?」

    さやか「何言ってるの? 私じゃないよ」

    杏子「はぁ?じゃあ誰だよ」

    ほむら「暁美ほむらなら、私だけど」

    杏子「…はぁ?」

    杏子「…あっはははははは!魔法少女? その体で少女ってか? あっははははは!冗談だろ!?」

    さやか「…なんか、あいつ斬りたくなってきた」

    マミ「私は撃ちたくなってきたわね」

    杏子「ひ、ひー…わ、笑いすぎた。予想外なところから冗談が来るとは思ってもなかったね…」

    杏子「…で、暁美ほむらはどこだ?」

    ほむら「…あら、私のことは無視なのかしら」

    杏子「いやだって、あんたどう見ても少女じゃないじゃん。信じられないっての」

    ほむら「なら、これを見せれば信じられるのかしらね?」

    杏子「ソウルジェム!?」

    杏子「…なんてこったい、まさかあんたとは思ってもなかったぜ」

    ほむら「貴女の反応はある意味正しいわ、普通、私が魔法少女だなんて思わないもの」

    杏子「だが、ソウルジェムがあるなら話は別だね」

    杏子「ちょっと付き合おうじゃないか、暁美ほむら」ジャキン

    マミ「ちょっと、佐倉さん!」

    杏子「マミは引っ込んでなよ、私は暁美ほむらとちょっと付き合いたいだけだっての」

    ほむら「佐倉杏子…」

    まどか(このままじゃ暁美さんと杏子ちゃんが戦っちゃう、魔法少女同士で戦うなんてダメだよ)

    まどか(そうだ、あのソウルジェムってやつがなければ暁美さんは変身できないから…!)

    まどか「ごめん、暁美さん!」ガシッ

    ほむら「まどか!?」

    まどか「…えいっ!」

    ほむら「なっ…!」

    ヒューン、ポトッ。ブォォォォン…

    マミ「鹿目さん、何をやってるの!?」

    さやか「ちょ、まどか!?あんた、ソウルジェムを…」

    ほむら「まどか、なんてことを…して……」バタリ

    まどか「…あ、暁美さん?」

    さやか「ちょ、ちょっと暁美さん!?」

    マミ「どうしたの!?」

    杏子「な、なんだ…? おい、どけ」

    まどか「ひっ」

    杏子「…何が起きた。…どういうことだ、おい」

    杏子「こいつ、死んでるじゃねぇか…」

    140 = 139 :

    というわけで、ここまで。
    ら抜きに関してですが「信じれるかしら?」の部分は完全に脱字です…申し訳ない。
    それ以外に関しては…広い心で読んでいただけると嬉しいです、ごめんなさいorz

    141 :

    乙 まどかェ・・・

    142 :

    まどか(そうだ、あのソウルジェムってやつがなければ杏子ちゃんは死んじゃうから…!)
    まどか「ごめん、杏子ちゃん!」ガシッ ポイッ
    杏子「なっ…!」
    ヒューン、ポトッ。ブォォォォン…

    という展開を夢見つつ乙

    143 :

    やりやがったこいつwwwwwwどうやってソウルジェム取ってくるか見物だな

    144 :

    安定して余計なことをする
    それがまどか

    145 :

    きゅっぷい…

    146 :

    この状況でほむほむのSG奪ってどうするんだよ……

    >>1

    147 :

    マドカー……やはりまどかはまどかだな

    148 :

    夏休みだな

    149 :

    夏休みの夜は上質なお茶フィナーレとSSが合う

    150 :

    良いスレを見つけた・・・


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 暁美ほむら + - 暁美ほむら19歳 + - 未完の名作 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について