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元スレ一夏「ISなんて俺は認めない」

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301 = 294 :

―翌日・プライヴェートビーチ―

千冬「さて……拡張武装の装着試験をはじめる」

千冬「……ん!?」

ヒュウウウウウウ

千冬「いかん!全員下がれ!伏せるんだ!!」

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオンン

一夏「こういう展開、前にもあったな……」シュイイイイイイン

千冬「……どこの政府の人間のしわざだ?」

「にゃっほー」ピョコン

「……束……さん」

千冬「……!」ゲシイイイッ

ズシャアアアアアア

千冬「何の用だ?こんな大層なものをぶら下げて。危うくうちの生徒が怪我するところだっただろう」

「こっちも怪我するトコだよぉぉぉ」モゴモゴ

千冬「貴様のなどツバ塗っとけば治る。で、改めて聞く。何の用だ?」

「……まったく。せっかく箒ちゃんに誕生日プレゼントを届けに来たんだから」パンパン

「……え?」

「ぬっっふふー。こいつだよこいつっ」ピッ

ガコン ズシャアアアアア

「束さん特製の箒ちゃん専用機『紅椿』!性能はそこら辺で作ってるISよりもずっと上で、なんと第四世代の技術も搭載してるスグレモノだよん?」

「紅色の機体……私の……」

「さあ箒ちゃん。このプレゼント受け取ってくれる?」

「……」スッ

一夏「その必要はない!」

パシンッ!

302 :

ところどころ網右寄りなのは頂けないが、やるべきだった事を逐一押さえてて高二心を揺さぶられるな

303 :

このワンサマーかっこよすぎだろ

304 = 294 :

「一夏……」

「いっくん……?」

一夏「言ったはずだよな。この機体はそれだけで箒を不幸にして、戦争の引き金にもなる機体だと!」

一夏「そこまであんたは箒を不幸にして楽しみたいのかよっ!」

「何言ってるの?いっくん」

一夏「どうせあんたは箒の喜ぶ顔じゃなく、あんたの作品の最強ぶりを眺めるのとそのデータだけが楽しみなだけだろ!?」

一夏「あんたはいつもそうだ!世界を引っ掻き回しては、不幸な人ばかりを作り出す!あんたの気まぐれで職を失くして路頭に迷った人間が何万人いるか知ってるのか!?」

ラウラ「……」

「一夏……」

一夏「箒。コイツを受け取るな。お前はこんなもんを受け取らずに人生を楽しむべきなんだ」

一夏「こいつを受け取ればお前の周りからまた人がいなくなる。それどころか、俺みたいに誘拐されたり、命を狙われたりするかもしれないんだぞ!」

一夏「お前は、箒は、友達と話し合ったり俺の頭小突いたりしてる今の箒のままでいてほしいんだ!」

「……わかった。お前が言うなら、これは受け取らない」

千冬「だ、そうだ。こんな戦争の引き金をここに置いたままにされちゃ困るからな。お前もとっととコレ持って引き上げろ」

「……それはどうかな?」

山田「大変です織斑先生!特命任務レベルAの事態が……っ!」バタバタ

千冬「なんだと?」

一夏「……てめえの仕業か」ギリッ

「んっふっふ~♪どうかな~?」

305 = 294 :

>>302
なんつーか、こういう趣味してるとどうしても影響を受けてしまうのです。
しかし俺もニコでは左と呼ばれ、ここでは右と呼ばれ、実際はどうなのだろう……

306 :

さあ?左だ右だなんてのはそういう事言うやつの思想で違うからね
日本は教育の都合上エセ左が多くなるから右と呼ばれるのは仕方ないんじゃないか
逆にニコニコは教師とかに反発して右っぽくなってるからかね

307 :

右からは左に、左からは右に
そう見られる悲しい生き物が軍ヲタなのです。

308 :

ガチ(右)だろうがノンケ(左)だろうが構わず喰っちまえるナイスガイってことじゃなかろうか

309 :

どうでもいいから兵器を見せろ派というのもな

310 :

そんな現実に嫌気がさしてロボットアニメへ

311 :

そもそも>>1の思想うんぬんを言う奴がおかしい、思想の自由は保証されてるんだから

312 :

>>311
その文章自体が矛盾してるぞ

314 = 311 :

ジョークが通じない、だと!?

315 :

ガチで言ってるかと思ったわ…

316 :

通じないジョークもイタい事に変わり無い

317 :

私的にはマジレスに猛烈な反論されてから『釣られてやがるwwwwww』的な痛さを感じたわ

318 :

釣り竿のコピペは貼らなくて良いです。

319 :

福音か

320 :

相変わらずこのワンサマは好感が持てるな

321 :

>>216
これって結局どうなったの

322 = 294 :

>>321
ファイアフライは英国のシャーマン・ファイアフライ戦車のことです。アメリカのシャーマンに英国製の17ポンド砲を装備した戦車で、ドイツのティーガー重戦車キラーとしても名を馳せた車両でした。
ラウラとシュヴァルツェア・レーゲンをティーガー重戦車として見立てた比喩です。

千冬「これは……一旦課外授業はおあずけだ!宿にもどれ!」

千冬「それと専用機持ち……篠ノ之も一応ついて来い!」

「はい……」

―旅館・宴会場―

山田「これが二時間前にハワイ沖でアメリカ第三艦隊の手によって試験運用されていたアメリカ・イスラエル共同開発の第三世代IS、銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)ですが……制御下を離れ暴走、関し空域より離脱したとアメリカ海軍から報告がありました」

山田「その後アメリカ海軍によって試算した予想ルートによって今から50分後、福音がこの付近の海域を通過することが判明しました。学園上層部の通達により、私達がこの迎撃を命じられました」

千冬「一般生徒は訓練機による当該空域の封鎖の任についてもらい、諸君ら専用機持ちにはこいつの迎撃任務を頼みたい」

「どして私達が?アメリカ海軍がカタつければいいのに」

一夏「アメリカ海軍が手を出せない理由ってのがあるんだろ?」

ラウラ「アメリカ海軍のIS部隊の個々の機体能力では手が出せない相手……だが、『クロムウェル』のような広域転用可能な大火力兵器を使用すれば……」

一夏「その広域兵器を使用できない理由があるんだろうな……」

一夏「その機体の詳しいスペックと暴走当時のミッション内容とオプション武装を聞きたい」

千冬「この任務のもう一つの内容に関連していずれ話す予定だったが……こいつは日米二カ国の最重要軍事機密だ。漏らしたりすれば諸君らは査問委員会による最良と最低二年の監視がつくぞ」

一夏「オーケーだ」

ピッ

セシリア「IAIとノースロップ・グラマンの共同開発してた特殊射撃型の戦略級IS……?」

ラウラ「広域殲滅用レーザー砲に核爆弾運用機能……アラブ諸国への無言の圧力と言う奴か」

「ただ格闘性能はわからないってトコね」

ラウラ「戦略用ISだ。核爆弾を無事に目的地に運び込むための機体だけあって格闘系も相応の重武装はしてあるだろうな」

シャル「で、暴走時のミッションとオプション武装はなんだったんです?」

山田「……これです」

ピッ

「な……っ!」

一夏「核攻撃アラート訓練中の暴走……外付けの武装コンテナ内にB83水素爆弾を搭載……!?」

一夏「これじゃあ、並のISや攻撃兵器は手出しできない筈だ……!」

千冬「諸君らにはこの核爆弾を福音から切り離す任務もともに行なってもらいたい。武装コンテナはかなりの衝撃を与えない限りは中の爆弾には影響せず、また海上に落下させればじきにアメリカ海軍が回収する算段になっている」

一夏「偵察は?」

千冬「無理だ。相手はマッハ2での巡航中だ。SR-71でもなければ追いつけない。チャンスも一回しか無いんだ」

セシリア「となると、核爆弾の入ったコンテナを分離させられてなおかつ一撃必殺の攻撃力を持った機体……」

一夏「俺の白式か」

323 :

もうすぐ終わりか…
なんだか悲しくなってきた

324 = 294 :

シャル「だけど問題はそれを当該海域まで運ぶ機体だね……ボクらの拡張武装はまだ準備が整ってないし」

一夏「空中補給機を随伴させて音速航行すれば……ようはある程度『零落白夜』が出せるだけのエネルギーさえ残ってりゃ落とせるかもしれないんだ」

セシリア「それならブルーティアーズが適任ですわ。デフォルト状態でも音速航行は可能な作りになっています」

千冬「オルコット?超音速での戦闘訓練経験は」

セシリア「20時間ほど」

千冬「よし、では決まりか……」

「待った待ったー!ちょーっと待ったー!」ズルンッ

千冬「ここは関係者以外立入禁止だ。出て行け」

「聞いて聞いて!ここは断然紅椿の出番だと思うんだよね!」

一夏「てめえ!まだそれを言うか!」グッ

千冬「織斑!こんなところで熱くなっても意味が無いだろう!」

一夏「……ぐっ!」ダンッ

「一夏……」

千冬「……話を聞かせろ」

「んっとね。紅椿の展開装甲を個々をこうしてほいほいほいっとすれば、SR-71並の速度は出せるようになるよ♪」

千冬「展開装甲……それが第四世代の固有技術か?」

「いーぐざくとりぃー♪紅椿は全身コレ展開装甲なので、パッケージ換装を必要としないで装甲の可変・展開具合で攻撃・防御・機動、あらゆる状況に応じれる即時万能対応が可能なのですよ~」

「まあ、最初はいっくんの雪片に適当に突っ込んで様子を見てて、上手くいったから実用化したんだけどねん」

シャル「なるほど……白式と雪片のキャパシティの高さの謎にやっと合点がいったよ」

セシリア「戦争の火種になる。って言葉の意味も一緒に理解できましたわ」

ラウラ「世界各国のIS産業の努力を全て無に返してしまったのだからな……表沙汰にすればあらゆる諜報機関が紅椿を狙いにやってくるはずだ」

千冬「束。お前は本気で妹を不幸にしたいのか?この機体は明らかにやりすぎている」

「あや?そう?熱中しすぎて気づかなかったよ」

「それにしてもこういうノリって白騎士事件を思い出すよね♪」

一夏「(ああそうだな。アンタの仕込んだマッチポンプの世紀の茶番劇そっくりだ)」

一夏「(ISなんて俺は認めない。箒を、世界中の人間を、一瞬で不幸にしたデタラメな兵器なんてものを)」

一夏「(だが、俺はそれ以上に認めたくないものがある)」

一夏「ISを世界に認めさせて、箒と世界中の人間を不幸にし続けている、この女の所業を俺は認めないんだ」ボソッ

325 = 294 :

千冬「お前は少し黙っていろ」ズガッ

「あだっ!」

千冬「そこで篠ノ之、お前はどうしたい?」

「……受け取ります」

一夏「箒……!」

「一夏、もしお前がしくじれば、核爆弾や殲滅平気によってもっと多くの人が不幸になるかもしれない」

一夏「ぐ……」

「それでなくても、お前が死ねばそれだけで不幸になる人が大勢いる。なら私がお前を守りたいんだ」

「お前が、紅椿を受け取るのを遮った時のように」

一夏「でも、それを受け取ればお前も俺みたく命を狙われ……!」

「それで私はお前と同じ場所に立てるんだろう?」

「なら、それは喜ぶべきことだ」

一夏「……人のことは言えないが、お前、早死にするぜ」

「一夏と一緒に死ねるなら、それも本望だ」

一夏「本物のバカだよ。お前」


セシリア「……負けちゃいましたわね。私達全員」

「でもあの幸せそうな顔、アレなら納得できる」

シャル「命を狙われながら愛しあう恋人か。昔の映画みたいでロマンチックだよね」

ラウラ「とは言え、今は感傷にひたるよりも、二人を手伝うべきだろうな」

326 :

モップルートか

327 :

もうチョイハーレムな感じを楽しんでもよかったな………。

328 = 294 :

―午前11時 東シナ海海上某所―

一夏「会敵距離まであと三〇カイリだ。箒。済まないけど、載せてもらうぞ」

「構わない。今回は特別だ……いくぞっ!」

ゴオオオオオオオオオオオ

一夏「攻撃のチャンスは最低でも二回」

「武装コンテナ切断と、福音本体への攻撃の二回か」

一夏「そのとおりだ。核爆弾はなんとしても最初に分離させなきゃならない」

ゴオオオオオオオオオオオ

「見つけた!」

一夏「こっちでも捉えた!コンテナは左翼先端に装備されてるのを確認!」

一夏「まだ核爆弾への負担を考えて急旋回や無茶な攻撃は仕掛けてこないはずだ」

一夏「まずはその翼のコンテナを切り落とさせてもらうぜっ!」シュイイイイン

「行けっ!一夏っ!」ゴオオオオオオオ

一夏「(勝負は一瞬。コンテナを切っちまえばB-83の起爆でお陀仏だ)」ゴオオオオオオオオオ

一夏「(センサーの助けもあるとはいえ、結局全ては俺のタイミング次第)」

一夏「(南無八幡台菩薩っ……!)」ゴオオオオオオオオオ

福音「……」ゴオオオオオオオ

一夏「でやあああああああああああッッ!!」ズッパアアアアアアアアアアンッ

ドボーン!

一夏「うっし!厄介者は切り落としたぞ!」

「一夏!もう一撃を加えれば……」

一夏「わかってる!」

福音「B-83核爆弾紛失……自動的に巡航核攻撃モードより迎撃モードに移行。『銀の鐘』展開」ギュウウウン

一夏「な……っ!なんつーマニューバだ!」

330 :

乙乙

331 :

一夏「さすがノースロップ・グラマン!可変翼機構であそこまでの精密機動性を引き出すとはな!」ゴオオオオ

「感心してる場合か!」

一夏「わかってるよ!『零落白夜』のタイムリミットも近いからな。ここで一瞬で封じ込め……」バッ

ジャギイイイイン

一夏「……こいつは!」

ズドドドドドドドドド

「一夏!」

一夏「大丈夫!まだ生きてる!」

一夏「しっかし可変翼に広域制圧用のレーザー砲まで仕込むとは……、グラマンはとことんトムキャットの栄光が忘れられないらしいな!」

一夏「やっかいだ!二人がかりで畳み掛けるぞ!」ジャキン

「わかった!」ジャキン

ゴオオオオオオオオオオオオオオ

一夏「なんだあれは……海上封鎖はしてあるはずなのに……漁船!?」

一夏「白式、国際VHFのチャンネル16に合わせてくれ……そこの漁船!どこの船だ!?」

漁船「+@:%&$*`+@!?」

一夏「ちっくしょ!日本籍ですら無いのかよ!なら中国語と韓国語での同時通訳フィルターかけて、そのどっちかに当てはまったほうで……」

「一夏!何をしてるんだ!?」

一夏「密漁船だよ!それも海外船籍のだ!もしあいつに沈められたらこの事件が表沙汰に出ることになるし、ヘタしなくても国際問題モノだ!」

一夏「ったく!何のために政府が漁場協定結んでると思ってんだあいつら!事がすんだら沿岸警備隊につきだしてやる!」

「……こんな時に限って!」

福音「La……♪」

一夏「やべえ!ありゃ全方位攻撃……」

一夏「漁船に当たる!」ギュンッ

「何をしている!」

一夏「国際問題の勃発を避けるんだよ!あいつを沈められたらIS学園のメンツが潰れて、俺達の居場所がなくなるかも知れねえ!」

「……なら、私がなんとかする!お前はヤツを!」

一夏「すまね!」

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュ

一夏「(『零落白夜』のリミットまであともって30秒。活動限界までなら50秒。それまでにカタつけるとすれば……)」

一夏「(捨て身の瞬時加速加えた突きでとどめを刺す!これしかねーか!)」

一夏「おらああああああああああああああっっ!!」ゴオオオオオオオ

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュ

一夏「くたばれやあああああああっっ!!」ジャッキイイイイイイン!!

「一夏!」

一夏「(バリアは貫通……ついでに胸も貫通!あとはこいつの活動停止までこのまま待っておけば……)」

ジャキインッ

「な……っ!全砲門指向……」

332 = 331 :

一夏「箒っ!よけろっ!」

一夏「(つっても間に合うわけがねえか!こうなりゃ!)」ズブッ

「一夏!それを抜くな!それを抜いたら……」

ギュオオオオオオ

一夏「生憎、俺は目の前の女一人守れねーようなダボじゃねえんだよ」

一夏「こいつは箒に砲門向けたお代だ。ベイビー!」ジャギン

ズッパアアアアアアアアアアン!!!!

一夏「……左腕と砲門6個は取った……!」

「一夏ァっ!」ギュンッ

一夏「だけど……ここで活動限界か……」

「お前は……私が守ってみせるっ!」ガシッ

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュ

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオンン

一夏「ざま……ねえや」

「いち……か」

ドッポーン

334 = 331 :

―旅館―

セシリア「一夏さん、大丈夫ですか?」

一夏「たいしたこたねえよ……腕と砲門少しばかりもいだ代わりに、気を失ってただけだ」

一夏「それにするなら俺より箒の方を心配してくれよ……あいつ、俺を守って広域レーザー砲ガンガン食らってたんだぜ?」

「私も大したことはない……悔しいが、紅椿の装甲のお陰でまだ生きてる」

「で、どうする?」

一夏「決まってるだろ?」

「ああ」

一夏「先生の目をごまかしつつ、全員で楽しい楽しいペイバックタイムだ」

一夏「ラウラ、奴のおおよその居場所の検討はついてるんだろう?」

ラウラ「ああ。五島列島の無人島にステルス状態で停泊中だ。お前との戦闘でスラスターやシステムに異常をきたしたんだろう。おそらくシステムの自己修復モードに入っているな」

一夏「五島列島沖か……少し遠いな」

シャル「そこの配慮はしといたよ。佐世保からアメリカ海兵隊のタンカーが上がるって」

一夏「海兵隊……成る程、あいつか」

シャル「そうそう。ちょっとした重大事件に巻き込まれたからタンカー用意して欲しいって言ったら、気前よくね」

シャル「多分ツケはIS学園が払うことになりそうだけど、メンツを潰すよりはマシでしょう」

一夏「よし。奴は今厄介物の核爆弾も高速巡航能力も失ってる。だから広域兵器も長距離射撃もやりたい放題だし超音速航行無しでも十分対抗は可能だ」

一夏「ただし、面制圧を目的とした機体だから気をつけていくぞ」バサッ

セシリア「そうそう一夏さん。快気祝いに良い物を差し上げますわ」

一夏「良い物って……?」

シャル「『スターライト』と『クロムウェル』共用のアップデートパッケージだよ。雪片参型の中の『クロムウェル』はもう英国軍現行最新型のMk.4にアップデートされてるよ」

ラウラ「それと、これは傷だらけで帰還しながらまたすぐに空に上がるの撃墜王二人に、私からの差し入れだ」チン

一夏「牛乳……わかってるじゃねえか」ニッ

ラウラ「頑張ってくれよ、スーパーエース」ニッ

一夏「よし、先生方に気付かれないように五島列島沖を目指すぞ!作戦は途中で随時話していこう!」

335 = 331 :

―午後11時 東シナ海・五島列島沖―

一夏「まずは先制攻撃を俺とラウラが仕掛ける。その後俺と鈴は箒に掴まって奴に突っ込んでいく。セシリアとシャルはその援護を頼む」

シャル「オッケー。往復分のエネルギーはタンカーが回復させてくれるから、エネルギーを気にせずバカスカ撃ちまくれるよ」

セシリア「それは心強いですわね」

??『ミルヒクーよりワンサマー、応答せよ』ブブッ

一夏「噂をすれば……だ。こちらワンサマー。今どこにいる?」

??『オフで会うのは初めてだね。今は君の上空600mにいる。これより降下し、空中補給を開始する』

ヒュウウウウウウ

ラウラ「アメリカ海兵隊のヘル・ハウンド……」

海兵隊員「可愛いお嬢ちゃん達、ママのおっぱいはココだよ」プルン

「……何よあいつ。むかつく……」ジーッ

ラウラ「全くだな」ジーッ

海兵隊員「地味に山田先生並ですものね。それであの台詞は確かに」ジーッ

海兵隊員「あ?気に触った?アメリカンジョークだったんだけどね」アハハ

シャル「こうして会うのは初めてだね……」ジーッ

海兵隊員「君がシャルロッテちゃん?ぜひこのままハグして佐世保に連れて帰りたいところだけど、今は我慢しとくよ」

海兵隊員「君が我が海兵隊に来てくれるまではね」

一夏「安心しろ。そう遠くはない未来に必ず行くと思うからな」

「なあ、一夏。この人は……」ジーッ

一夏「俺のネットでの知り合いだ」ジーッ

海兵隊員「シャーリーン・マクデン。アメリカ海兵隊大尉。今は佐世保のIS試験部隊に所属してるしがないISドライバーだよ」

シャーリーン「部隊じゃ『落ちこぼれの微笑みデブ(Gomer Pyle)』とも呼ばれてるけどね」ニコッ


一夏「うし、補給完了。帰りも頼むぜ雌牛さん(ミルヒクー)」

シャーリーン「あいよっ。帰って燃料パック取り替えて来るよっ」ヒュウウウウウウ

ラウラ「奴のいる無人島、野崎島まであと二〇カイリだ」

一夏「おし、出ろ『クロムウェル』」

一夏「昼間の貸しは返してもらうぜ」

336 = 331 :

海兵隊員「地味に山田先生並ですものね。それであの台詞は確かに」ジーッ →セシリアの台詞でした。すいません……

338 = 330 :

牛乳持ってくるラウラかわいい

339 = 331 :

―五島列島・野崎島―

福音「…………」キュイイイ

福音「…………!」キュイイイ

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオンン

ラウラ「初弾命中!メインセンサーを殺した!」

一夏「拡散砲撃でスラスターもいくつか殺したはずだ。これで高速離脱はもう図れねえ!」ギュンッ

福音「…………」ズゴオオオオオオオ

ラウラ「(予想以上に早いな……だが!)」

セシリア「植民地(アメリカ)人に宗主国(イギリス)からの贈り物ですわ。一夏さんの『クロムウェルMk.4』の次はこのわたくしの『スターダストシューター』の威力をとくと味わいなさい!」バシュバシュバシュバシュバシュバシュ

福音「回避行動にシフトします」シュンシュン

シャル「センサーが潰されても意外にすばしっこいね。でもさ」

シャル「この距離からのショットガンって、結構痛いんだよ」ドガドガドガドガドガァァッッ

福音「……優先順位変更。現状空域の離脱を最優先に」ドゴドゴドゴドゴゴゴ

一夏「そうは前田のクラッカーだぜっ!『クロムウェル』、拡散砲撃モードから速射砲撃モードに移行!」ジャギイイン

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュ

福音「…………」

「そして、一夏ばっかにいいカッコさせないんだからねっ!」ドガドガドガドガドガァァッッ

一夏「サンキュー!行くぞ箒!」

「もちろんだ!」キュウウウウウウウウウ

ズゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

一夏「雪片参型、『零落白夜』!地獄で自慢の大砲使ってインディアンでも撃ってなカウボーイ!」チャキンッ!

「いくぞおおおおおおおおおおおっ!!」キュイイイイイイイ

一夏「おらあああああああああっっ!!」キュイイイイイ

ジャッキイイイイイイイイイイイン!!!

セシリア「やりました!?」

シャル「いや、まだまだ!」

福音「『銀の鐘』最大稼働モード……」

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュュチュチュチュチュチュチュチュチュ!!!!

「ああもう!うざったい!」バシュゥッ

一夏「一旦翼を奪うぞ!あれがある限り広域殲滅攻撃が続くんだ!」

340 :

ここの一夏かっこいいな、原作はksなのに

341 = 331 :

一夏「さっきの攻撃で右翼の付け根が脆くなってる!もう一度『零落白夜』を叩きこめば多分もげるはずだ!」キイイイイ シュバッ

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュュチュチュチュチュチュチュチュチュ!!!!

「ならば私は奴の機動を食い止める!」シュゴオオオオオ

「援護なら任せて!」ジャキンッ

セシリア「道はわたくしが作りますわっ!」ジャキンッ

ラウラ「遠距離攻撃で当該部分のダメージを増やしてみる!」ジャキンッ

シャル「みんな!ボクの防護シールドの影に隠れて!」ガコン

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュュチュチュチュチュチュチュチュチュ!!!!

一夏「さっすが戦略機……エネルギー底なしだな」

ガギィンッ!

「今だっ!一夏!」

一夏「だがっ、この一撃で終わりだっ!」キュイイイイイイイイ

ジャッキイイイイイイイイイイイン!!!

「やったぞ!片翼落ちた!」

一夏「んでもってコイツはオマケのハッピーセットだ!」ジャギィン!

一夏「ゼロ距離からの広域殲滅モードの『クロムウェルMk.4』。ありがたく食らうんだな」ギュウウウウウウ

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオンン

福音「」ズシャアアアアアアアアアアアアアアアドッパーン!

ラウラ「やった……のか」

シャル「アレ食らって大丈夫なのは戦艦くらいだよ。よくて半壊、悪くて全壊……」

一夏「終わったな。全部」

「そうだな……」

ドオオオオオオオオオオオオオ

「こ……これは……!」

ラウラ「まずい!セカンドシフト……」

福音「キイェェェェアアアアアアアアアアア!!!」

ドシュバアアアアアアアアアアアッッ

「ぐぁっ!」ズッバアアアアアン!!

ラウラ「ぎゃんっ!」ズッバアアアアアン!!

シャル「このおおおおおおおおおっっ!!」ドガドガドガドガドガァァッッ

「沈めえええええええっっ!!」ドガドガドガドガドガァァッッ

福音「キェアアアアアアアア!!!」ドシュバアアアアアアアアアアアッッ

シャル「うあっ!」ズッバアアアアアアンン!!

「ぎゃっ!」ズッバアアアアアアンン!!

セシリア「なんですの……!いくら戦略用ISはでもこの性能は……!」

福音「キェアアアアアアアア!!!」シュゴアアアアアアアアアアアアッッ

セシリア「なっ……この加速ぎゃふっ!」ズッバアアアアアアンン!!


一夏「おいおい……なんつー化物だよ……もう核爆弾どころじゃねーぞ」

342 = 331 :

「う……あ……」

福音「キイェェェェアアアアアアアアアアア!!!」

一夏「んでもって最後は俺かよ」

一夏「だけどなあ、俺にも意地とか軍オタの美学ってもんがあってだな」ジャキン

一夏「何があっても無人兵器が最強ってのは認めたくねえんだよ。今までの兵器だって、デタラメなISだって、人が乗ってこそその性能を発揮できてきたんだ」ゴオオオオオオ

一夏「ISなんて俺は認めない。特に、人の意思すらねえお前を俺は絶対に認めない!」ゴオオオオオオオ

一夏「俺が!てめえを!ぶっ潰す!」

福音「キイェェェェアアアアアアアアアアア!!!


謎の声「力を……欲しますか?」

一夏「ああ。友達を、恋人を、大事な奴全員を守れるだけの力をな」

一夏「この不条理な世界で、大事なヤツ全員を守れるだけの力を!」

謎の声「ふふ……」

謎の声「キミが育ててきた力と、僕達の持っている力、解き放つよ!」

一夏「ああ、力を貸してくれ!」ジャッギイイイイイイイン!!


「ん……ここは……」ガラガラ

「教会の廃墟……」

「……あの光」

一夏「てめえなんざに俺の仲間は一人としてやらせるかよっ!!かかってこいやこのモビルドール風情がぁっ!!」シュバアアアアアンッ!

343 = 331 :

福音「キイェェェェアアアアアアアアアアア!!! 」ドシュバアアアアアアアアアアアッッ

一夏「だから……うぜえつってんだろっ!」ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュュチュチュチュチュチュチュチュチュ!!!!

セシリア「……なんですの、あの姿?」

シャル「右手のは『クロムウェルMk.4』だけど……それにあの左手のは……盾?」

福音「キイェェェェアアアアアアアアアアア!!!」ドシュバアアアアアアアアアアアッッ

一夏「少しは学習……しろっ!!」ズッガアアアアアアアアアアアンッッ!!!!!

ズシャアアアアアアアアアア

「さっきのムーンサルト……踵の部分に凄い大気圧がかかってた……まさか、あれって衝撃砲!?」

ラウラ「シャルの『盾殺し』の要領で、大気圧の衝撃を使用したのか……」

福音「……キイアアアアアアアアアアア!!!」

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュュチュチュチュチュチュチュチュチュ!!!!

一夏「報復攻撃ってか。だが、てめえには核爆弾以外の物理攻撃機能がないっつーのはもう見え見えなんだよ!」

一夏「ビーム程度なんざ、多少エネルギーは食うがこの『雪羅』さえありゃいくらでも防げるんだ!!」ガガガガガガッ

一夏「今度はこっちの番だぜ!?」キュイイイイイ


シャル「盾が……ハープーンガンに変わった!?」

「……ところで、なんかこうして戦闘眺めてるのもシャクね。私達も混ぜなさいよ!」バシュッ

セシリア「全くですわ!」バシュッ

シャル「ボク達だって、ただ守られてるだけじゃないってトコ見せてやらなきゃっ!」バシュッ

ラウラ「私たちは一夏の背中に守られるだけじゃない!一夏の背中を預かる相手だ!」バシュッ

「……っ!」コクッ!

344 = 331 :

一夏「(解るぜ。左手の『雪羅』の使い方。こいつは俺のイメージを具現化できる展開装甲と可変武装の融合体だ)」

一夏「(俺が知ってる範囲内で、白式でできる範囲の攻撃法ならなんでも応えてくれる。今まで俺の修羅場をくぐって、可変武装の機構を積んだ俺の相棒ならではの武器だな……)」

一夏「んでもって二段瞬時加速!そのままバインドかけさせてもらうぜ!」バシュウウウウウッ!! ボシュッ!

福音「キイアアアアアアアアアアア!!!」ジタバタジタバタ

一夏「すぐにその光の翼に切断されるんだろうが……時間稼ぎにはなるはずだ!『零落白夜』発動!潰させてもらうぜっっ!!」ゴオオオオオオオオオオオオ

福音「キイアアアアアアアアアアア!!!」ジャギンッ

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュュチュチュチュチュチュチュチュチュ!!!!

一夏「どうやら……あんま上手くは行かなかったようだな」

一夏「それに……おいおい、残りエネルギー10%?やっぱ飛ばしすぎなのか?この形態って……」

ドチュチュチュチュチュチュチュチュチュュチュチュチュチュチュチュチュチュ!!!!

一夏「こうなったら盾は使えねえな。地道に避けてかわすか……!」

ガギイイインンッ!

一夏「!?」

「あんた……私たちのこと忘れてなかった!?」

一夏「……そうだ。そうだったな」

「一夏っ!」

一夏「箒……」

「私の手を取れ……一夏」

一夏「…………」スッ

ギュウウウウウウウウウ

一夏「こ……これは……!エネルギーが回復して……」

「説明は今度聞かせてやる。今は奴を倒すのが先決だ」

一夏「オーケー。次の一撃で今度こそ息の根止めてやるぜ」

345 = 331 :

一夏「雪片『零落白夜』!それに『雪羅』は『クロムウェルMk.4』対艦収束モード!」ゴオオオオオオオオオオオオオ

「紅椿!行くぞっ!」ゴオオオオオオオオオオ

一夏「消し飛べええええええええええええええっっ!!!」

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオンン

福音「キイアアアアアアアアアアア!!!」ズゴゴゴゴゴゴゴゴ

シャル「対艦なんて威力じゃないよあれ。あんなの食らえば大和だって沈んじゃう」

「いっけえええええええええええええ!!!!」ジャッキイイイイイイイイイイイン!!!

福音「キイアアアアアアアアアアア!!!」ズシャアッ

一夏「んでもって……本命!」ジャギイイイイイイイイン!!!

福音「キイアアアアアアアアアアア!!!」グググググ

一夏「プラス、二段瞬時加速と、ついでに『雪羅』の衝撃砲を使った加速もオマケだ!」

ジャッキイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!

福音「」ヒュウウウウウボチャン

一夏「してやったりだ。スウィートベイビー」ジャキン!

346 :

うむ
エレガントだ

347 = 331 :

―海岸―

「いやあ、よかったよかった。紅椿はあんまり活躍の場がなかったけど、万事解決した上にいっくんの白式の形態移行まで拝めちゃうなんて♪まさか可変武装なんてあんなちゃっちいシステム取り込んで独自進化するとは思わなかったよ~」

一夏「言いたいことはそれだけか?」

「いっくんいっくん。この盾と雪片構えてる時の白式ってまるで白騎士みたいだと思わないかい?」

一夏「……なるほどな。パーソナルカラーから薄々そうかなとは思ってたが、白式のコアは白騎士のそれの流用。言うならこいつはF-86セイバーってとこか」

「だねー。でもこの天才の束さんを持ってしてもわからないだけの進化を確実に遂げてるよ。白式は」

「で、いっくんは何を言いにきたの?」

一夏「宣戦布告だ。あんたが俺の周りと世界を引っ掻き回し続けるなら、いつか俺があんたを潰す。ってな」

「わお。怖いねぇ……いっくんは筋金入りの軍事オタクってだけじゃなく、モノホンのイレギュラーだしね。天才の束さんでももしかしたら勝てないかもしれないよ」

一夏「あと。俺にはアンタと違って仲間がいる。それこそ俺の周りから世界中に、一癖も二癖もあるけど頼れる連中がな」

一夏「それと、もう一つ用事の伝言だ。箒から」

「ほえ?」

一夏「『ありがとう』」

一夏「それと、『くたばれ』だとさ」

「二人共手厳しいよぉ。えーん」

一夏「当然の結果だ。妹を修羅道に叩き込んどいて何を今更」

「……ねえ、いっくんは今の世界には満足してる?」

一夏「あまりしてない」

「フフ……じゃあ………………」

一夏「……消えやがった。もっと恨み言言っておくべきだったぜ」


「一夏……どうしたんだ?こんなところで」

一夏「さっきまでここにいたストレンジラブ博士に宣戦布告してたんだよ」

348 = 331 :

「そうか……一夏」

一夏「なんだ?頼まれてた伝言なら伝えたぜ」

「少し……眼をつぶっててくれないか?」

一夏「…………ああ」スッ

チュッ

一夏「……これで気は済んだのか?」

「ああ。欲を言うと、もっといろいろとして欲しかったが……」チラッ

一夏「……成程な」チラッ

セシ鈴シャルラウ「ッ!?」ギクッ

一夏「お前ら、覗きなんて趣味悪いぞ?」

セシリア「……少し気になって見てただけですわ!一夏さんを譲ったライバルとして!」

「そ……そうよ!」

シャル「まあ、本当は先生に怒られてちょっと後味悪いからみんなだけで今回の戦勝記念パーティでもしようかって誘いに来たんだけどね。ほら、お菓子は揃ってるし」

ラウラ「その途上で何やら良い感じになってたから、少し様子を伺っていただけだ」

一夏「戦勝記念パーティねえ……」

シャーリーン「で、私達もシャルロットちゃんからご招待いただきまして♪」ゴオオオ

一夏「なんだよ微笑みデブ。差し入れは何だ?ジェリードーナツか?7.62mmの鉛弾か?」

シャーリーン「いやあ、それは佐世保のPX売り切れててね。でも代わりにコーラならコカもペプシもウィルキンソンもよりどりみどりでさらにジンジャーエールも付いてきてるんだな♪」

「そちらの方は……」

ナターシャ「ナターシャ・ファイルス。アメリカ海軍第五艦隊の所属、銀の福音の操縦者よ」

シャーリーン「いやさあ、帰りの補給の後にうちの部隊が回収任務承っちゃって……査問委員会まで時間があるし、連れて行けって言うから連れてきちゃってさ……あはは」

ナターシャ「『あの子』を止めてくれて、どうもありがとう」

一夏「『あの子』か……あんた、あいつのこと随分大事にしてたんだな」

ナターシャ「ええ……」

一夏「色いろあるだろうが、あいつの敵は俺が討ってやるよ。あいつのコントロールを奪っただろうストレンジラブ博士に、今しがた叩き潰すって宣戦布告したところだ」

ナターシャ「そう。あの子が喜ぶかはわからないけど、よろしくお願いするわ」

349 = 331 :

シャル「ついにしたんだ。宣戦布告」

一夏「応。俺と、それに多分ひょっとしたら俺の仲間がアンタを潰すってな」

セシリア「それならいっそのこと、宣戦布告パーティも兼ねてみてはいかがですか?」

「賛成!」

ヤイノヤイノヤイノヤイノ

「一夏……少し、こうしてていいか?」ギュッ

一夏「ああ」


千冬「全く……あの小娘共は浜辺で馬鹿騒ぎしおってからに。しかもアメリカ軍の関係者二人までやってきて……プライベートビーチでなければ近所迷惑と国際問題以外の何物でもないな」

千冬「しかし、あいつが束に宣戦布告とは……束ではないが、これから世界は少しだけ面白いことになっていきそうだ」


一夏「(……あんたが思い通りに引っ掻き回す世界なんて、俺は認めない。待ってろ、篠ノ之束)」

一夏「(いつか、俺が、俺達があんたをぶっ潰す)」

350 = 331 :

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました。
一夏さんが軍オタなら……と考えて書き始めて言ったら、いつの間にか一夏さんが本編とかけ離れて自分でも読み返すと凄い事になっていました。
今でもこりゃひどく質の悪いメアリー・スーなんじゃないかとビクビクしてます。
ただ、兵器オタクから見たISの矛盾点や掘り下げていきたい点、あと俺武器を幾つか書けたのは良かったかなと思ってます。


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