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    元スレ一夏「ISなんて俺は認めない」

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    101 = 98 :

    ―クラス対抗戦本戦直前・アリーナにて―

    一夏「武装ポートに雪片弐型、サブポートにはスモークディスチャージャー3発と夜間戦闘用の速攻型照明弾が1発」

    一夏「オーケー。いけるぞ」

    セシリア「本当にさっき話した作戦で?」

    一夏「ああ。あいつの中距離武装はなんだかわからないが、鈴が俺とセシリアの戦闘の話を聞いてるのは確かなはずだ」

    「そしてお前が同じ手を二度と使うマヌケだと思わせ、鈴が先を読んで赤外線センサーを作動させたところに照明弾を上げて目を潰し、その隙に接近して雪片のシールド無効攻撃で攻撃……か」

    一夏「本当は音響手榴弾も欲しかったんだけど、IS用の音響手榴弾なんてないからな」

    「正々堂々とは程遠いな。トラップで勝負をつけるなど」

    一夏「機体のハンデを頭で埋めてるだけだ。そもそもこんなチンケなトラップ、引っかかるほうが悪いんだよ」


    一夏「さて、勝たせてもらうぜ!」

    102 = 86 :

    「ISを展開される前に仕留めればいい」と対戦相手の部屋にコンバットナイフ片手に忍び込むワンサマーさん

    103 :

    >>102
    それどこの軍曹だよ

    104 :

    へゲロォ!?な、なぜバレたでありますか・・・

    105 :

    「負ける覚悟はできた?一夏」キュウウウウ

    一夏「そりゃこっちのセリフだっつの」キュウウウ

    ――試合開始

    「はぁっ!」ブゥン!

    一夏「ぐっ……!」ガギイイン!

    一夏「(こいつはやべえな。距離をとって、そこからジグザグ機動で近づきながらブラフのスモークを……)」ギュンッ

    「何考えてるのかは知らないけど、距離をとっても無駄よ!」バシュウウウンッ!

    ズガッ!!

    一夏「がふぅっ!」バンッ!

    一夏「……なんだ……?今の衝撃波は。アンロックユニットが開いたと思ったら、いきなり……」

    「今のは軽いジャブよ?ここからはもっと楽しませてもらうわ!」バシュウウウンッ!

    一夏「二度はやらせるかよおっ!」シュビンシュビン!!

    「あら、よく『龍咆』から逃げられてるわね。流石軍事オタクの一夏じゃない」

    「でも、逃げてばかりじゃ私に傷ひとつ与えられないよ!」バシュウウウンッ!

    一夏「(悔しいが、そのとおりなんだよな……って、なんだこれは)」

    一夏「(……センサーの大気密度が増大してる?)」

    一夏「(なるほど。わかったぜ……)」

    一夏「無砲身タイプの空間衝撃砲!ノースロップ・グラマン社が第二世代ISに搭載しようとして失敗したアレだ!中共の諜報部が設計図や理論をパクったってのは聞いたが、まさか自力で完成させてたなんてな!」

    「人聞きが悪い言い方しないでよ、アメリカが捨てた技術をリサイクルしただけよ!」

    一夏「……となると、あの作戦はもう使えないな。スモークは大気圧に吹き飛ばされる」

    一夏「そして弾丸は不可視……となればやることは一つしかないか」シュィンッ!!

    「なっ……加速!?」

    一夏「(瞬時加速と高度な戦闘機動を組み合わせて接近する!)」

    一夏「(馬鹿正直すぎる攻撃方法だが、予測照準の隙を与えねー超機動は千冬姉の十八番で白式の正しい戦闘法のはず)」

    一夏「(それにこいつはレッドアウトにならなきゃ確実にセシリアから一本取れた戦法だ。途中で衝撃砲を食らうか、俺が意識を失うか、一本取れるか、派手なギャンブルになりそうだがな!)」

    106 = 105 :

    「嘘!?こんな狭いアリーナで800km/h級の巡航速度戦闘!?それにこんな機動、空軍の戦闘機標的でだって見たこともない!?」バシュゥ!バシュウッ!

    一夏「ったりめーだ。古今東西ありとあらゆる戦闘機動をぶっこんだのをアレンジして射撃番長相手に1週間も試しまくったんだ。クロスレンジ特化機にはこうするしかねーからな」シュンシュンシュン

    一夏「しっかし……この狭さでこの速度だと旋回かけるだけで意識が飛びそうだ。ゴースト相手にドッグファイトしてたガルドの気持ちがよく分かるぜ」シュンシュンシュン

    「く……間合いがどんどん詰められていってる!」

    一夏「行くぜ……!瞬時加速開放っ!」バシュンッ!

    「っ!」ギュンッ!

    「(なんだ、加速しすぎて通りすぎていっちゃったじゃない……とんだマヌケね!)」

    一夏「からのぉ……」ギュンッ!

    「なっ……!」

    一夏「ハンマーヘッドッ!」

    「……っっ!!」

    ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオンンッ!!

    「……勝負……あった!? の割りには全然シールドエネルギーが減ってないけど……」

    一夏「違う……」

    「一夏!?」

    一夏「俺も最後の一撃を邪魔されたんだよ……何なんだよ一体!」

    ――ステージ中央に熱源。ISと判明、ロックされています。

    一夏「はぁ!?アリーナの天井の特殊シールドぶち破ってきたっつーのか!?」

    「ゴタクはいいから逃げなさいよ!お互いロックされてるわ!射撃が来るわよ!」

    107 = 105 :

    ビシュビシュビシュッッ

    「ビーム兵器!?」

    一夏「しかもとんでもねー熱量だ……ジェネラルエレクトリックの戦略ISの高出力レーザー砲並の威力だぞ」

    「戦略兵器級の威力……当たればIS展開中でも即お陀仏ってわけ?」

    一夏「だな!できるだけ散ったほうがいい!」

    シュウウウウ

    一夏「(煙が晴れた……チッ、なんだあの機体は!?)」

    謎IS「」キュイイイイ

    一夏「(細部はロッキード・ボーイングの機体に近いが……どこの会社や技術局のISにも似てないな。フルスキン機なんて聞いたこともねーし、それにあんな異形が出回りゃあの掲示板がお祭り騒ぎになるはずだ)」

    一夏「(とりあえず検証用にビデオ作動させておくか……)」

    バシュウワッ!

    一夏「(武装は戦略級の威力を持つ高出力レーザー……近接武器はわかんねーが……動きに妙なクセがある)」シュンッ

    一夏「(このクセ、どっかで見たような気もしなくないが……どこだ?思いだせ!)」シュンッ

    山田『ふたりとも聞こえますか!?今すぐアリーナから脱出してください!今から先生たちがISで……』

    一夏「先に観客席の人間の避難お願いできますか!?こいつのレーザーは戦略級みたいですから人間が当たれば一瞬で跡形もなくなります!」

    山田『ダメですよっ!生徒さんにもしものことがあったら……』

    一夏「鈴、できるだけ時間を稼ぐぞ。そうだな、全エネルギー回して15分くらいは持ちそうか?」

    「舐めないでよ。こっちは超長距離航行実験やってるんだから。エネルギーも逃げまわるだけなら十分残ってる」

    一夏「よし、観客席を背に飛ばないように、できるだけ低く飛ぶぞ!」

    「オーライ!」

    108 = 105 :

    セシリア「先生!わたくしに出撃許可を!」

    千冬「無理だ。エマージェンシーレベル4のロックがアリーナ全体にかけられてる。あいつの電子戦攻撃が原因だろう」

    千冬「ハッキングは20分は」

    千冬「それにお前はそもそも連携訓練を受けてないだろう。スタンドプレーと連携戦は全く違う。お荷物どころか混乱やフレンドリーファイアを起こしかねない」

    セシリア「……っ!」

    一夏『今の話……本当か?』

    千冬「いつから聞いてた?織斑」

    一夏『ほとんどだよ、先生。つまりコイツの目的は俺と鈴をぶっ[ピーーー]ってことなんだな』

    「一夏……!」

    千冬「多分そのとおりだろうな」

    千冬「部隊が突入まで最低でもあと30分はかかると思う。粘れるか?」

    一夏『30分は待てない。さっきの高機動戦闘で結構エネルギーを食っちまってる』

    一夏『それならあいつをぶちのめしたほうが確実だと思う』

    山田「無理です!織斑くんのシールドエネルギーはギリギリですし、相手は戦略レーザーを持っているんでしょう!?」

    一夏『……先生。ISの拡張武装って、他人が使うことも可能ですよね』

    山田「……はい!基本武装以外は使用者が展開中なら誰でも使えます!」

    一夏『ならいける!セシリア!今から言うことを聞いてくれ!』

    セシリア「は、はい!」

    109 = 105 :

    「何話してたわけ!?」シュンシュン

    一夏「とっておきの聖剣(エクスカリバー)を借りれるかってな!」シュンシュン

    ビュンビュンビュン ビシュワアアアアア

    一夏「っと。あいつはなんだ!?コマか!?カトルくんの乗ってるウィングゼロか!?」

    「何よそれ!?」

    一夏「……でも、なんとなくだけどこいつの正体がわかりかけてきた」

    一夏「こいつの攻撃パターンな、何かに似てると思ったらアメリカ陸軍がIS普及前に試作した無人自走砲台そっくりなんだよ!」

    「無人砲台って……戦闘機や戦闘車両と違ってISは人が乗ること前提の兵器よ!?」

    一夏「俺もそのくらいはわかってる。だがな、篠ノ之束クラスの馬鹿野郎が世界にもうひとりいるとしたらその無理が覆るかも知れねえ!」

    一夏「それに、仮に無人機だとしたら。相手を[ピーーー]だけの攻撃だって遺憾なくぶっ放せる」

    「で、どうするわけ!?」

    一夏「聖剣が届くまでは今までどおり散って逃げまわる!届いたらお前はひたすら衝撃砲で援護!そこを俺がとどめを刺す!」

    ビュンビュンビュン ビシュワアアアアア

    シュンシュンシュンシュン!!

    110 = 105 :

    『一夏!』キィーーーンッ!

    セシリア『一夏さん!』

    一夏「来たか箒っ!早くあいつを!」

    「わかってる!受け取れ!」ブンッ

    一夏「サンキュっ!」パシッ

    「聖剣て……ただの竹刀じゃない!」バシュバシュッ!

    一夏「まあ見てろ!」シュインッ!

    ビュンビュンビュン ビシュワアアアアア

    一夏「もう『瞬時加速』は使えないが……まだ最初のトラップは十分残ってる!」ピィン

    一夏「鈴!攻撃をやめろ!」

    「いっちょまえに命令してんじゃないわよ!」ピタッ

    一夏「おっし……スモーク全点火っ!」プシュウウウウウッッ!

    プシュウウウウウウウ

    謎IS「」キュウウ

    一夏「(チャフ入りスモークが濃すぎて通常のアクティブハイパーセンサーから赤外線センサーに切り替えたな……今だ!)」ピィン

    パアアアアンッッ!!

    「照明弾!?」

    一夏「これで眼は完全に奪った!あとはコイツをかますだけだ……!」キィインッ

    一夏「『零落白夜』展開!全装甲エネルギーを雪片に回させてもらう!」キュイイイイイイイイイイイ

    一夏「だりゃあああああああああああっっ!」ギイイイイインッッ

    バキイイイイイインッッ!!!

    一夏「決まったな。今の平突きでてめえのシールドはもう無くなった」

    「でも、一夏のシールドももう残値ゼロでしょう!?まだあいつのシールドは破られただけで武装は健在……」

    一夏「言っただろう、俺にはまだ聖剣が残ってるのさ!」ジャキイイインッッ!!

    「それって……!」

    111 = 105 :

    「拡張武装の遠隔展開。軍事用ISがチームでのミッションを行う際に限られた武装で柔軟な展開が行えるように、自分の拡張武装を他人のISへ直接展開する高度な技術……」

    「確かに今、一夏の白式はかろうじて展開できるだけのエネルギーしか残っていないが……」

    セシリア「箒さんの竹刀をマーカーに展開したわたくしのスターライトMk3は十分生きてますわ!」


    一夏「そういうこった。地獄に落ちな、ベイビー!」キュイイイイイ

    バシュウウウウウウウウウウウッッ!

    「敵機の消滅を確認……やるじゃない!」

    一夏「ふぅ……色々ありすぎて、疲れちまった……な……」ドサッ

    「一夏!?」

    セシリア「一夏さん!?」

    「一夏!?」

    千冬「問題ない。ただ疲れて気を失っているだけだ」ザッ

    千冬「今はあいつのことは休ませておけ」

    112 = 105 :

    ―保健室―

    一夏「……だるい。ひたっすらだるい。そして体中が痛い」

    千冬「当たり前だ。普通の男が付け焼刃で軍のIS部隊並の荒業をいくつもやってのけたんだ、体が持たなくて当然だ」

    千冬「まあ、なんにせよ無事でよかった。こちらも家族に死なれたら寝覚めが悪いからな」

    一夏「心配かけてゴメンな」

    千冬「大丈夫だ、お前がこの程度で死ぬとは毛頭思ってない。なにせ、お前は私の弟だからな」

    一夏「あっそ……」


    一夏「あー……日差しが心地良い」

    「ちょっといい?」シャッ

    一夏「とか言いつつ入ってくるなよ」

    「ほら……これ」スッ

    一夏「……ディスク?」

    「お爺ちゃんの約束の飛行映像。あと私の試験の時のデータ収集機の写ってた映像全部引っこ抜いたデータ写ってる奴」

    一夏「ああ、あれか。ありがと」

    「お礼なんかいいわよ。あげなきゃ爺ちゃんが困るだろうしね」

    一夏「あとさ、鈴。あの酢豚の件さ……」

    一夏「今は答えられない」

    「え?」

    一夏「今回のことで思い知った。IS学園がいくら安全とはいえ、俺はやっぱ世界で唯一ISを展開できる男ってわけで、いろんな連中に狙われてるみてーだ」

    一夏「だから今俺となんて付き合ったら、お前まで危なくなるかもしれない」

    一夏「俺も地に足ついて普通の生活送れるようになるまで、死亡フラグだけは立てたくないからな」ハハハッ

    「何よそれっ!」バシンッ

    一夏「……ごめんな」ヒリヒリ

    113 :

    カトルくんワロタww

    114 :

    なんで見せ場とヲタ知識だけでこんなに様変わりするんだww

    115 :

    原作がこんな感じだったら、ただのハーレムラノベから一癖あるが面白いラノベに変わってたな

    116 :

    >>114-115
    やめたげてよぉ!

    117 :

    原作よりおもしろい

    118 = 114 :

    言うな!>>114でも謙遜とオブラートに包んだんだ!

    119 :

    >>117
    激しく同意する
    まあアニメしかみたことないがアニメのサマーさんが>>1の書いたサマーさんだったら俺はラノベ買って読んだな

    120 :

    おいここで終わりなのか

    121 = 117 :

    >>119
    ラノベと言わずBD揃えたかもな

    122 :

    こーゆーハーレレムものないのかな~

    123 = 113 :

    ミリタリーオタなワンサマーとかかなり共感得られたんじゃね?

    124 :

    似たようなのが深夜にも立ってるぞ

    あっちも面白い。つまり……そういう事なのだろう…

    126 :

    >>117
    ほんとにな
    速報にあるワンサマの某友人が主人公のスレのほうも原作より面白いし

    原作は一流の魚介をボンカレーで煮込んだって感じ

    127 :

    大抵のISのSSは原作より面白い

    128 = 124 :

    >>125
    SS深夜VIPの事。今年の始めに出来たばっかりの板

    129 :

    >>128
    全く知らんかったわんなとこ出来てたなんて…

    130 :

    ―教室―

    一夏「んーむ……やっぱり長距離武装と中距離武装、あとグレネードは欲しいな……」カキカキ

    「なんだ?そのノートは。『雪片改造計画』?」

    一夏「ああ。機動自体は慣れてきてはいるんだけど、そもそも機動が単調ってことで鈴相手にも負けが混んできたからな」

    一夏「戦術を組み立てるのもいいけど、武装の改善を図るのも課題だなって思い始めて、雪片を改造できないかって考えてるんだよ」

    「そんな真似が一学生にできると思ってるのか?そもそもどうやって一つの武器に複数の機能を詰め込む気だ?」

    一夏「ご安心を。そこらへんの基本プランはきちんと手を打ってある。軍事オタクの知識量を舐めるんじゃないぜ」

    一夏「それにお前の姉ちゃん何歳でIS開発してたと思う?」

    「……あの人はそもそも普通の人間じゃない。別次元の存在だ」

    一夏「(おいおい、実の妹にそう言われるとかあの人人望なさすぎだな。俺も実言うと嫌いだけど)」

    山田「みなさ~ん、ホームルームをはじめまーす」

    山田「今日は転校生を紹介しますね」

    ガララ

    シャル「シャルル・デュノアです。よろしくお願いします」ペコリ

    セシリア「男……」

    「だと……」

    一夏「(おいおいおいおい、どういうこったコレは!俺だけじゃねーのか!?世界でIS使える男ってのはよお!)」

    一夏「(確かにエンジニアコースには男もいるはずだけど……エンジニアコースはそもそもここと校舎違うはずだろ!)」

    131 :

    やはりここのワンサマはウサ耳を嫌ってたか

    132 = 130 :

    ―――
    例の掲示板(会員制・セキュリティはアメリカ国防総省クラス・同時通訳可能・中の人はいわゆる関係者と筋金入りのオタクだらけ)

    Name:One sumer (Japan)
    大ニュースだ。世界でISを使える男が二人に増えたようだ。

    Name:Cass(Ireland)
    おいおいおいおい、なんだよその嘘は。One sumer冗談キツイよ。
    世界でIS使える男なんてお前だけだろう?

    Name:One sumer(Japan)
    >>Cass
    ところがぎっちょんだよ。今日IS学園にきやがったんだよ。今俺の後ろで授業受けてる。
    国籍はフランスで名前はシャルル・デュノア。どーも代表候補生のようだ。

    Name:Hei(Taiwan)
    なんで今頃そんなにイレギュラーがそんなに量産されるんだよ。
    あれか?お前ら「The Secret World of Alex Mack」みたく実験用化学薬品でも浴びたのか?

    Name:Hyper Great General(Korea)
    デュノアってデュノア社のボスの関係者かもしれねーぞ?
    もしそうだったらお前の会社のブルパップ、やたら排莢不良起こすぞって言っといてくれ。

    Name:Perrine est ma mariée(French)
    >>Hyper Great General
    それは仕様だ。嫌ならアメリカ製をライセンスして使え。

    >>One Summer
    五日前に代表候補生入りした。俺も自分の目を疑ったぜ。
    どこの軍事雑誌だってまだ取り上げちゃいないが、軍側は相当に揉めた。だがまあ、そいつの特性の良さと政治的圧力ってー奴でゴリ押しされたんだな。
    ソースは俺ことフランス国家憲兵大尉。

    ―――
    千冬「織斑、なにやっとるか」バシイ

    一夏「ごふっ」ドガア

    一夏「……ふたばでIS業界の新しい情報を仕入れてました」

    千冬「そういうのは個人でやれ個人で」

    一夏「(あっぶねえ……でも今のうちにあいつの正体を探っとかないとな)」

    一夏「(あんな事件が起こった後出し、この時期に転校生なんておかしい。あいつが超能力者でない限りな)」

    133 = 130 :

    ―更衣室―

    一夏「ったく。男子は実習のたびに開いてるアリーナの更衣室で着替えってのがめんどくせーんだよな……」

    シャル「あはは……」

    一夏「とっとと着替えろよ。ここから更にダッシュだからな」バササッ

    シャル「わぁっ!?」

    一夏「あ?どうしたよ」パンツイッチョ

    シャル「は、早くISスーツ来てってば!」

    一夏「……そだな。とっとと行かねーと鬼が出現する」クルリ

    シャル「うん……」ホッ

    シュルシュル

    一夏「……」(ロッカーの鏡越しにシャルを凝視)ハキハキ

    一夏「(男にしてはやけに肩が狭い……それに体の丸みがつきすぎてる)」ハキハキ

    一夏「(だが、凶器らしきものは持ってないと見た)」ハキハキ

    シャル「終わった?」

    一夏「ああ、まあな」

    一夏「(こいつがどういうつもりだか知らんが、寝首はかかせねーぞ)」

    134 = 130 :

    ―運動場―

    ズドオオンッ!

    セシリア「」

    「」

    一夏「香港コンビが沈んだか。まあ、妥当だよな」

    シャル「なにそれ」

    一夏「イギリス代表と中国代表だから俺が香港コンビと呼んでいる。それだけだ」

    山田「えーーっと、これで終わらせちゃっていいんでしょうか?」

    セシリア・鈴「まだだ!まだ終わらんよ(終わりませんわ)!」ムクッ

    千冬「おいデュノア、あいつらが戦闘不能になるまでの間に山田先生の使っているISの説明をしてくれ」

    シャル「はい。山田先生が使っているのはフランスのデュノア社製の第二世代機『ラファール・リヴァイヴ』です。第二世代来の中でも最も後発な部類の機体ですが、スペックは初期第三世代にも劣らず、また豊富な拡張性と使用者を選ばないくせのない操縦性が買われて、あらゆる要求にも対応できるマルチロール機です」

    一夏「ついでにいうと、ドゴール級や軽空母での使用を想定した艦上運用能力と、貧弱な設備下での運用が可能な点、それに性能の割には高いコスパと経済性がウケてスペインや東欧諸国、それに中東諸国と台湾、韓国で制式採用されて、韓国のデーウー社やチェコのタトラ社がライセンスしてるんだな」

    千冬「織斑。お前は黙ってろ」

    一夏「……しかし、お前も詳しいな。苗字からそうかと思ったけど、デュノアの関係者か?」

    シャル「一応。ね」

    一夏「お前の会社のブルパップ、やたら排莢不良起こすって聞いたぞ」

    シャル「……知らないよ。ボクじゃなく開発部に言ってよ。それは」

    135 :

    本当に言ったwwwwww

    136 :

    言ったwwwwww

    137 = 130 :

    ― 一夏の部屋―

    一夏「で、なんでお前はここにいる?」ムグムグ

    シャル「一応男子どうしってことで、同室になったみたい。あはは……」

    一夏「そうか……」ムグムグ

    シャル「それにしてもすごいねこの部屋……これ全部兵器のプラモ?」

    一夏「フランス製はミラージュシリーズしか無いぞ。あとはクロステルマン中尉仕様のテンペストとフランス軍仕様のパンター戦車くらいだ」ムグムグ

    シャル「なんかよくわかんないや……そのへんは全然」

    一夏「クロステルマン中尉を知らんとは。俺の知り合いのフランス人憲兵にはったおされるな」ムグムグ

    一夏「とりあえず俺は箒の作った夕食と鈴からおすそわけしてもらった酢豚を食うのと、あと内職に忙しいので……まあそのへんで適当にくつろいでてくれ」ムグムグ

    一夏「腹が減っているのなら冷蔵庫の上にこの前買ったスパム缶と角食があるから、それで適当にスパムサンド作ってくれ。あとお茶はスパム缶の横だ。番茶とセシリアからもらったオレンジペコがある」ムグムグ

    シャル「あ……そう」ペコ

    シャル「ねえ、シャワー使っていいかな?」

    一夏「オーケーだ」

    シャル「じゃあ、借りるね」


    一夏「さて、奴がシャワーに入ってるうちに掲示板をチェックするか。あのフランス人憲兵はどんな情報を掴んだんだ?」カチカチ

    一夏「……ふむふむ、成程な。デュノアの社長を含む経営陣の家族で、公表されてる中ではシャルルなんて男は存在しない、と」カチカチ

    一夏「それにデュノアはフランス政府からの補助の打ち切りを受ける寸前……でもって……?」カチカチ

    一夏「ありがとよ。ペリーヌは永遠にお前の嫁だぜ憲兵大尉」カチカチ

    138 :

    やっぱこのサマーさんISのSSは面白い

    139 :

    やっぱISは軍事ネタないとな

    140 :

    このワンサマーにかなりの好感度を持っているのは俺だけだろうか?

    141 :

    宗介みたいで面白い

    142 :

    >>140
    俺もやで。

    143 = 130 :

    ちなみに一夏の知り合いのフランス人のHN「Perrine est ma mariée」は仏語で「ペリーヌは俺の嫁」です

    144 :

    >>143
    ありがとう意味が分かった
    >>140
    俺もだ

    145 :

    ISほどミリオタが本領発揮する作品はないと思う


    >>140
    俺もだ

    147 = 138 :

    >>140
    安心しろ俺もだ

    149 :

    >>148
    お前がな

    軍事は全然わからんがこれマジ面白いわ

    今まで読んだISの中じゃ一番好きかも


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