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元スレP「風俗嬢に恋をした……」

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301 = 76 :

計画決行の朝が来た。

俺は報道各社にFaxを流した。

当社の担当プロデューサーが、緊急の記者会見を開く、と。

例の記事は、既に本刷りに回っており、耳ざとい記者はその内容を把握している。

それ故に記者会見についての問い合わせが、ひっきりなしにかかってくる。

「会見内容は、会見場で。ええ、それまではノーコメントです」

俺は問い合わせの電話に、同じ言葉を繰り返した。

千早「春香が出ない?」

「そうだ。今日は2人でやってくれ。ただし、いかにも春香がいるようにな」

千早「……わかりました」

事務所の様子から、普段とは違う雰囲気を察した千早は、頷く。

美希「これって961プロとの対決に必要なことなの?」

「そうだ。だから、頼むな」

美希「わかったの。ミキ、今日は一生懸命やるの!」

なんだか普段はあまり一生懸命ではないみたいだが、この際だ。不問に付す。

2人をブーブーエスに送り届けると、俺は会見場に移動した。

会見場はホテルで、春香は極秘に先入りしているはずだったが、なぜか姿が見えない。

「……妙だな」

嫌な予感がする。

賭けの要素の多いこの会見で、もしも春香が間に合わなかったら……

想像するのも恐ろしい。

そして会見の時間が、迫ってきた。

302 = 76 :

俺は慌てて春香にケータイをかける。

春香「もしもし? プロデューサーさん?」

「春香か? 今、どこにいる?」

春香「すみません、社長が廻してくれた車がちょっと遅れて……でももうすぐ着きます。そうですよね? 運転手さん。ええ、大丈夫だそうです」

「そうか。着いたら報道陣に気付かれないよう、気をつけろ」

春香「はい」

少しだけホッとした俺は、会見の準備を続ける。

そこへ社長がやってきた。

社長「私も同席するよ。黒井がなにかしてきたら、私が相手になる」

「お願いします。あ、社長が用意してくださった車ですが、少し遅れているようです」

社長「? なんのことだね?」

「えっ?」

社長「私は車など、用意してはいないが?」

「ええっ!? ま、まさか……」

しまった!

961プロ。いや、黒井社長だ。

俺の周囲は、絶望で真っ暗になった。

俺達の計画は、おそらく彼の予想の範囲だったのだろう。

春香はおそらく、ここには来ない。

そう手を廻されているのだ。

そして俺には、もう時間も無い……

まさに絶望だった。

303 = 76 :

その時、会見場が急にザワザワとし始めた。

記者A「おい、あれ!」

記者B「天海春香じゃないか!? もうずく生っすかだろ? なんでここに?」

ハッとして俺は、会見場の迫を見た。

記者達の注目するその場所を、見た。

驚いた。

そこには、居るはずの無い人物が立っていたのだ。

「どうして……ここに?」

その人物は、薄く笑った。

ハルカ「プロデューサーさん……」

そこにいたのは春香ではなく、ハルカだった……

304 :

なんと…

305 = 76 :

俺は、先日ハルカと電話をし終えた時の奇妙な感覚を思い出した。

そうだ。

あの時最後に、ハルカは『また……』と言ったんだ。

また……

あれは、別れの言葉じゃなかった。

また会う、そういう意味だったんだ。

そして現実に、ハルカは目の前に立っている。

薄く笑いながら、俺を見ている。

報道陣は、眩しいほどのフラッシュを焚いていた。

ハルカ「961プロの黒井社長が、この場で765プロのプロデューサーさんのした事を話したらお金をくれるそうです」

先ほど俺に呼びかけてきた時と同様、ハルカは俺に小声で告げた。

そして次の瞬間、マイクが俺達の前に突き出された。

ハルカは黙る。その表情は、また薄い笑いを浮かべている。

同時に俺は、思い出した。

この間の電話で、ハルカの言っていた事を。

……ハルカ「色々と決心もつきました」……

……ハルカ「まず借金を返し終わったら、お店を辞めようと思って」……「返せるメド、つきそうなんです」……

とうに黒井社長は、ハルカを見つけ出していたんだ。

そして俺が会見なり、釈明をした所でハルカというカードをきるつもりでいた。

俺達は、まんまと罠にはまったわけだ。

それも、これだけの報道陣をも自ら呼び寄せて……

306 :

ちょ、これどうなって終わるの?

307 :

俺らは黙って記者会見を待とうぜ

308 = 76 :

いつもありがとうございます。書き手でございます。
本日はここで一旦、止まります。
いつもキリのいい所で終わらせようとすると、どうもそれがキリが良すぎるようで、皆様から苦悶のお言葉をいただいております。
ちょっと申し訳ないと、思っています。
ゴメンナサイ。
ではまた、明日……

310 = 307 :

のヮの!!

311 :

ギャーーーーーーー!生殺しィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ

312 :

この寸止めスキルは是非盗んで帰りたいレベルwwwwwwww
待ってますぜ

313 = 288 :

黒井社長は自殺屋に自殺されられていいレベル
ディアボロの代わりに永遠の死を繰り返して欲しい

314 :

ホント生殺しだなwww
続きが気になって仕方ないwwww

315 = 304 :

アンタって人は…ww

316 :

まるで海外ドラマの様な次回への引き

317 :

まだ諦めんぞ!

318 :

毎回いいとこでおわり、もんもんとして最初から読み返してしまう

319 :

すみません、書き忘れていました。
もう日付が変わったので、今日の事ですが、個人的な事情で今週の土曜と日曜は更新投下が少なくなるかも知れず、事によると更新投下が無いかも知れません。
毎日楽しみにしている、とレスして下さる方もおられるなか、申し訳ありませんが、とりあえずご報告させていただきます。
おやすみなさい。

320 :

マイペースでいい4

321 :

待ってますからね。
あせらずにどうぞ。

322 = 318 :

このSS、伏線とかひきとかちゃんとあってすごいと思う。
展開も以外でびっくりする。
気が早いけど、終わりが楽しみ。
鬱ラストになりそうでもあるけど・・・

323 = 320 :

>>322
×以外
○意外

324 :

なんだこいつ

325 = 318 :

>>323 ほんとだ。はずかしい///

326 :

>>323が気持ち悪い
どんなドヤ顏してるの

327 :

黒井「紳士淑女諸君、今日はようこそ。7652プロ破滅の会見に」

「黒井社長……」

高木「黒井、お前……」

黒井「ふふん、手品ごときでこの私の裏をかこうとしたのだろうが、貴様の手などとうにお見通しだよ」

自信満々の黒井社長。
無理もない、全ては黒井社長の思惑通りとなったのだ。

これから黒井社長は、記事にあった内容で俺を誹謗するだろう。

黒井社長に抱き込まれたハルカは、その誹謗を唯々承々と認めるだろう。

終わった……

破滅だ。

765プロの会見であるにも関わらず、黒井社長は壇上で記者に話しかける。

黒井「ここに来ていただいたのは、通称『ハルカ』ちゃん。無論、本名ではなく通り名だがね」

ハルカ「ハルカです。天海春香のソックリさんとして、風俗店で働いています」

報道陣がざわめく。

記者C「あの、あなたは本当にソックリさんなんですか? 我々には本物の天海春香ちゃんにしか見えないんですけど」

ハルカ「ごらんください」

ハルカは上着を脱ぐと、シャツの第一ボタンを外した。
そしてそのシャツから、肩口を露出する。

報道陣からは「おー」という歓声とも、ため息ともつかない声が聞こえた。

黒井「ハルカちゃんの右肩には、ご覧の通りホクロがある。だがしかし、天海春香にはそんなものは存在しない!」

ご丁寧にも、黒井社長は春香のグラビア写真を持参してきていた。

328 = 76 :

記者D「風俗店、と先程おっしゃいましたが、今回あなたはどのような……」

黒井「おおっと、君ィ。女性に対してはもう少しエレガントに接するものだよ」

「ぬけぬけと……」

黒井「ふふん、いいだろう。ここはハルカちゃんに代わってこの私が、事の顛末をお話しよう。か弱い女性が話すには、酷な内容だからね」

ハルカ「はい。お願いします、黒井社長さん」

黒井「ウィ、マドモァゼル。この765プロの恥ずべき男は、担当アイドルに似た娘を見つけては、スカウト名目で身体を弄び、風俗に売り飛ばしていたのだ」

「でたらめだ!」

黒井「このハルカちゃんは、その犠牲者。売り飛ばされた風俗で泣き寝入りの日々を過ごしていた所を、私が助けた。とこういう訳だ」

ハルカ「ありがとうございます。黒井社長さん」

フラッシュが一層強くなる。

ハルカ「765プロのプロデューサーを名乗る人は、私を騙して体を奪い。それから……」

嗚咽と共に、ハルカは泣き崩れる。

黒井社長は少し顔をしかめると、再び話し出した。

黒井「この可愛そうなマドモァーゼルは、それこそ筆舌に尽くしがたい仕打ちを受けた。その上、借金を負わせられて風俗で働かされている!」

ハルカは頷いた。

黒井「それもこれも、あの男!! 765プロのプロデューサーのせい。そうだね?」

黒井社長の指先が、俺に向けられる。

フラッシュは絶え間なく、焚かれ続ける。

まるで光の中にいるようだ。

これが俺の終わりか。

光の中の一瞬の刹那、俺は思った。

芸能界に関わってきた、プロデューサーとしての俺の終わり。

ついに俺は、961プロに負けたんだ。

みんな……みんなはこれから……どうなるんだ。

どうなってしまうんだ?

ごめん、みんな……

329 = 76 :

しかし眩しさに目がくらんでいるその間、やってきたのは不思議な静寂だった。

「?」

目が慣れたその時、ようやく見えたのはハルカの顔。

小首を傾げた、その表情だった。

ハルカ「えっ?」

黒井「はっ?」

再び静寂と沈黙。

黒井「えっ? じゃないよ、ハルカちゃーん。君を風俗という地獄に突き落としたのは、ここにいるこの男なんだろう!?」

ハルカ「……えっ?」

黒井「だから、えっ? ではない!! この男だ、この男が君を!!!」

ハルカ「違いますよ」

黒井「な、なにっ!?」

ハルカ「誰ですか? この人?」

黒井「な、ななななな……」

ハルカ「関係者の方かと思って最初に挨拶をしましたけど、私のまったく知らない人です」

「……ハルカ……」

ハルカ「私の知っている、765プロのプロデューサーと名乗っていた人は、赤ら顔でもっと身体の大きな人でしたよ?」

黒井「な、なにを、なにをなにをなにを! ふ、ふざけるのも大概にしたまえよ!! そんな馬鹿なことがあるものか!!!」

ハルカ……

これか?

これがハルカの目的か?

俺の危機を救う為、あえて黒井社長の甘言にのって……

黒井社長に丸め込まれたふりをして、俺を……

俺を助けてくれたのか?

330 :

ハルカは報われて欲しいな

331 :

黒井社長はマミゴミに批判されてもゴキブリ並に生き残ってそうだ・・・

332 = 76 :

高木「ふざけるのはお前だ、黒井。こちらの会見に乗り込んできて、訳の分からんことを喚くとは言語道断だ」

黒井「ぐぬぬぬぬ……ふ、ふん! いい気になるなよ、高木。まだまだこちらには奥の手がある」

つくづく黒井社長という人物は、用意周到な男だ。まだ仕掛けを用意しているのか。

黒井「記者諸君! 惑わされてはいけないよ!! この卑劣な男はハルカちゃんをどうやら丸め込んだらしい」

「ふざけるな! いけしゃあしゃあとよくも」

黒井「だが諸君、ここにこのようなビィデェオがある。この唾棄すべき男がハルカちゃんに何をしたかを収めた、決定的なビデオが!」

「!」

流失したビデオは、雪歩の父親が回収したはずだ。
しかし回収されたオリジナルのダビング版となると、もしかしたら……
視聴に耐える映像は、黒井社長は手に入れていない。
その読みもまた、俺は違えたのか?

会場に大型ディスプレイが運び込まれる。

黒井「では諸君にご覧いただこう! この鬼畜の所業を天下に知らしめようじゃないか!!」

ディスプレイが映像を流し始める。

最初に映ったのは、見覚えのある部屋。

ハルカがいた、あの店の部屋だ。

333 = 76 :

「ぎゃあああぁぁぁ!!!」

スピーカーから、絶叫が聞こえる。

「ほらほら! こうして欲しいんだろぉ!! これが目当てなんだろう!!!」

誰かの怒声が今度は響く。

「なんだ? この映像」

少なくとも、俺とハルカの映像ではない。

「ち、ちがう! わ、私は間違えてこの部屋に……ひいっ!! や、やめてくれえ!!!」

ビシッ★ バシッ★ パシーン★

まるでムチでも打っているかのような、乾いた音が大音量で響く。

「これは……なんの映像だ?」

「ほらほらほーら!!! オマエみたいな醜い下僕にはもったいないけど、今日は特別にこのユキホ様からの直々の御褒美をたまわれるわよ!!!」

バッシーン★★★

「ギャーッッッ!!! た、タマが割れるうーーーっっっ!!!」

次の瞬間、映像はハッキリと映った。

さっき俺は、ムチでも打っているかのような音と言ったが訂正する。

本当にムチを打っている音だった。

ユキホ「ほーらほらほらほら! 今度はこうして縛って、木馬に乗せてあげようねえ……どうだい! 気持ちイイんだろ!!!」

黒井「や、やめてくれえ! ぬ、脱がすな!! 縛るな!! ぎゃああ! の、乗せるな……のせないでくれえええぇぇぇ」

思い出した。これはあの店のそっくりさんの1人。
雪歩のそっくりさんという、ユキホに違いない。
髪型、白い肌、全体的な顔の造詣はまあ確かに雪歩に似てなくも無い。
しかしその形相たるや、本物とは正反対。
正に鬼。鬼の責め苦だった。

黒井「だ、だから私は、ハルカという女に会いに……い、痛い! 痛いン!! ああんっ!!!」

ユキホ「どうだい? だんだん良くなってきたんだろう? さあ、今日は徹底的にいくから、覚悟おし!!! なんだいこの貧相なモノは? なんかの芽かなんかかい、こりゃあ!?」

335 = 76 :

気が付けば、黒井社長が巨大ディスプレイに張り付いていた。

黒井「み、見るな! 見てはいかん!! と、撮るな!! 撮るなあああぁぁぁーーーっっっ!!!」

記者D「黒井社長! これは自らの嗜好の発表ですか?」

記者E「あの961プロの黒井社長の隠された性癖! これは記事になる!!」

記者F「黒井社長はいつからこのようなアブない遊びを?」

ハルカ「黒井社長さんは、もうウチの店の常連です」

記者団「「おおーーーっっっ!!!!!!」」

黒井「止めろ!!! 見るな!!! 撮るな!!! き、記事にするなーーーっっっ!!!」

その後は、961プロのスタッフが乗り込み、会場は大混乱となった。
当初の会見内容など、もはやどうでも良くなっていた。
961プロは総力を挙げて、記事化や放送化を阻止し、今回の会見そのものが『無かったこと』となった。

当然、件の俺の記事も、週刊誌からは寸前で削除され、日の目を見ることは無かった。

336 = 76 :

幻となった記者会見の終了後、俺はハルカのもとに駆け寄った。

今回の功労者。いや、プロデューサーとしての、俺の命の恩人だ。

「ハルカ!」

俺の呼びかけに、ハルカは振り向いた。

が、ハルカは俺の顔を無感情に一瞥すると、無言で俺の横を歩き去った。

「え?」

振り返った俺は、ハルカがつかつかと高木社長に歩み寄るのを目にした。

ハルカ「お金」

「えっ!?」

ハルカ「約束だったわよね。言う通りにしたら、黒井社長よりもたくさんくれる、って」

高木「無論、約束は守ろう」

高木社長は懐から小切手を取り出し、ハルカに渡した。

ハルカ「それじゃ」

「ハルカ!」

俺の呼びかけに、ハルカはため息をつきながら振り返った。

337 = 76 :

ハルカ「なに?」

「……その……あ、た、助けてくれてありがとう」

ハルカ「……勘違いしないで」

「え?」

ハルカ「別にあんたなんか助けるつもりはなかったわ。ただそこの社長さんが、黒井よりもお金を出すって言った。それだけ」

「それでも……」

ハルカ「あーウザっ!」

「ハルカ?」

ハルカ「あんたなに? バカなの? 底抜けのお人好し?」

「なにを……」

ハルカ「そもそも私は、あんたが有名人だからお金をひっぱってやろうと考えていただけ。そしたらあんた、来なくなるし……」

「……」

ハルカ「逃がして損した、と思っていたら今回のこの儲け話よ。おかげさまで、借金どころか貯金ができたわ」

「うそ、だろ?」

ハルカ「あーキモ! キモキモっ!! こっちはね、商売なの! いちいちこっちの言うこと間に受けてんじゃないわよ!!」

「ハルカ……」

ハルカ「あんたなんかね、別に好きでもなんでもありませんでした! いーえ、むしろ苦手、嫌いなタイプよ!!!」

「…………」

ハルカ「これで嫌いなあんたとも、もうお別れ。お店も辞めたし、せいせいしたわ」

「………………」

ハルカ「じゃあね! 金づるのプロデューサーさん」

338 = 76 :

それだけ言うと、ハルカは立ち去った。
二度と俺の方を振り返りもせずに。

ああ、ハルカ……

俺は……

俺はな、ハルカ……

高木「どうだったかね? 私の仕掛けは」

「社長……なんで最初に言っておいてくれなかったんですか……」

高木「敵を欺くにはまず味方から、兵法の初歩じゃないかね」

「春香にの車を準備したのは、やっぱり社長だったんですね?」

高木「私の極秘プランの準備が整った場合、天海君がこの場に居ると逆に不味いからね」

俺はため息をついた。

339 = 331 :

契約者・ハルカ

340 :

ハルカさん損な役すぎ泣いた

341 :

以上で本日、というか日付の上ではもう3日ですが、はここで一旦止まります。

今日ぐらいの所での一旦停止ならいかがでしょうか? 今日は生殺しや寸止めとは呼ばれないかなー?
しかしそういったレスも、本当にありがたくいつも拝見しています。
読んで下さる方、レスを下さる方、本当にありがとうございます。
私は幸せ者です。

それではまた、明日か明後日に……

343 :

ハルカには幸せになってほしい

344 :

乙です

投下中にはなるべく茶々を入れるなと、VIPじゃないんだから……

345 :

泣いた

346 :

黒井ざまぁ

348 = 76 :

「ハルカにも、会っていたんですね?」

高木「うむ、例のコネでね」

まったく社長のコネクションは、恐ろしい。
敏腕とか言われていても、これだけは真似できない。
……いや、これからもこの業界でやっていくなら、見習っていかないとな。

「それでいくら渡したんですか? ハルカに」

高木「んん? いやあ……ま、次回の君のボーナスは無しだな」

「マジですか……」

元々、別に金に執着はないが、プロダクションにかなりの損害を与えてしまった。

「その分は、働いて穴埋めをします……」

高木「良い心がけだ。安心したよ」

「安心?」

高木「辞める、とか言い出したらどうしようかと思っていたからね」

「……辞めませんよ」

高木「……君も気がついているんだろう? それでも、なんだね?」

社長の、詰問するような口調。

ああ、気がついていますよ。社長。

「辞めません。プロデューサーを、続けます」

349 = 331 :

元々金に執着なんてないからな、このPは。
てか、与えない方がいいんじゃないかと思えてくる。

350 = 76 :

「ところであのビデオは?」

高木「ハルカ君に会いにいった時、765プロの社長だと名乗ったら、店側がプレゼントしてくれたよ」

「後は、お得意の手品……ですか」

高木「そう、あちらのビデオとすり替えた。お陰で例のビデオも、ほらここに」

社長はテープを、俺に渡した。
これは後で、念入りに処分しよう。

高木「さ、帰ろう。みんな心配しているだろう」

「そうですね」


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