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    元スレ男「イジメで地下倉庫に閉じ込められてる間に学校にテロリストが……」

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    351 :

    最初は絶体絶命都市2の学生ルートかと思ったら・・・
    なんだよこれ、すばらしすぎるwwww

    352 :

    男がイケメンであってほしい

    353 :

    イケメンがこうなるとでも…?

    354 :

    >>334

    サウジアラビアの地元メディアの報道によると、リアドで4歳7カ月の男児が
    父親を射[ピーーー]るという事件が起きたことが23日わかった。犯行の動機はプレイステーションを買ってくれなかったことからだという。

    地元メディアによると、男児は父親にプレイステーションを買ってもらうように
    頼んだが受け入れられず、父親の拳銃を持ち出して、父を射殺したのだという。

    自宅で至近距離から引き金をひいて頭を撃ったという。

    ソース:http://news.livedoor.com/article/detail/6497906/


    355 :

    学校に来てない教団の奴らには、誰が同志を殺したか迄はわからないんじゃないか?
    というより誰が同志を殺したか分からなくするために、死人に口無し的な考えで皆殺しにするんじゃね?

    教団の外の信者達も分からないからってまさか生徒全員皆殺しにするわけにもいかないだろうし。

    356 :

    >>1

    モブスナイパーかと思いきやちゃんと設定が……
    これは面白い!

    357 :

    こんなクソカルトにハマったせいで無様な死を迎えたザマミロ感が引き立つから、
    死者のプロフィール公開は賛成だな。
    出来れば虐め3馬鹿トリオのプロフも見たかったが。

    358 :

    これは超面白いwwww

    すっごい乙

    359 :

    続きがよみたいなりよ?

    360 = 359 :

    龍之介「やべーよ!やベーよ!旦那ぁ!」

    キャンサー「どうしました?龍之介?」

    龍之介「これ見ろよ!旦那!」

    キャンサー「(このSSの人物がマスターだったら・・・)



    続きはまだかぁー

    361 :

    >>360
    デスマスクさんが敬語だと…?

    363 = 359 :

    「男よ!私が与えた試練をクリアし!ヘタレリキンクソ虫を卒業しろ!」


    ========
    「男たん!応援するよ!しえんしまくるからね!」

    ========

    「男よ、娘を幸せにしてくれよ」




    支援!!

    364 :

    お前らsageろ
    >>1が来たと勘違いするだろ

    365 :

    なんだ……こいつ

    366 :

    はー消えろ小学生

    367 :

    これはID:ZJZ4IGTH0が気を引いてるうちに背後に忍び寄るという男の作戦だろ
    お前達はこのスレで一体何を見てきたんだ

    368 :

    >>367
    つまらん[ピーーー]

    369 :

    どう見ても真性か釣りの類なのに何故構うのか理解に苦しむ
    叩いてどうにかなるタイプじゃねーだろ

    370 :

    やべぇこれ本に出来るレベルだろ支援

    371 :

    おお、来てたとは

    今回も面白かった乙!

    374 :

    伏線回収が見事

    375 :

    いいね

    376 :

    だからageんなと

    377 :

    >>375
    何故いちいちageるんだよカスが

    378 :

    そうやって構うからじゃないかな

    379 = 378 :

    そうやって構うからじゃないかな

    380 = 378 :

    あれ、また連投になってる……しかも時間捻じ曲げてるし
    最近調子悪いな

    382 :

    時間ねじ曲げワロタ

    383 :

    GWだからこないってのか!


    まだGWじゃないのか?
    俺は年中GWwwwwwwww


    かなしい

    384 :

    [ピーーー]塵屑
    ageんな滓

    385 :

    ここまで構ってもらえたらageるほうもさぞ満足だろうな
    そろそろ学習してくれ それともわざと構ってるの?

    386 :

    まあ続きが気になる所だし、上がってて更新ないとイライラするのも仕方無いんじゃない?
    構ってる人たちも全員違うから、ageてる奴らを注意するのと効果は変わらんよ。注意に対する注意も荒らし

    387 :

    なんで最後にそう余計な一言を…
    無限ループじゃねーか >>1が来づらくなるよ

    388 :

    面白い

    389 :

    ageた人に対しての対処としては、ぬるぽ並みのアレだな

    390 :

    まあ、レスは、先読みさえ無ければ、もう、大抵何でも、うん

    391 :


    全体図 ───

     屋上階段

    「はぁーっ はぁーっ はぁーっ」

     男の盛大な息遣い。
     そして、その足元には頭の原型のあやしくなった死体が転がっている。
     その迷彩服は、噴き出た血で首元が赤茶色に染まりきっていた。

    「……っ く、」

     気が付けば、手が震え、指も力が入らない。
     ずっと緊張して力を込めすぎていた為だ。

    (人を……人を、殺した……)

    「はぁ、はぁっ……っ」

     膝を手の平でペチペチと叩くと、

       ガチャ

     屋上のドアを開けた。
     そして、
     
    「ふ、んっ」 ズルズル…

     スナイパーの死体を、屋上の端へと引きずって行く。

    「ぐ……お、も……っ……」ズルズル

     その跡には、血の赤い帯が、ベッタリと。

    ───

    392 = 391 :


    ───

     1階 空き教室

    隊長「……傷の具合はどうだ」

    3BO「は、はい……だいじょう、ぶ、です……」

    3DO「無問題……です……」

     負傷した3BOと3DOは、1階の空き教室に運び込まれていた。
     3BOは膝に包帯を巻き、3DOは腕を吊っている。

    3BO「っ…ぐ……痛……」

    隊長「無理するな」

    3BO「す、すいません……俺たちが……ふがいない、ばっかりに……」

    隊長「言うな」

    隊長「どんなに訓練を積んだ部隊とて、油断することもある」
     
    隊長「今は、傷をいたわれ」

    3BO「はい……」

    3DO「………」

    隊長(……とはいえ、ここには十分な医療物資は無い……)

    隊長(……下手をすれば……)

    隊長(………)

    隊長(くっ……銃による痛手とは……完全に想定外だ……。) 

    3BO「……っ痛ぅ……」

    3DO「………ッ……」

    隊長(……まるで戦場だ……昔を思い出す……。)

    隊長(……そして想定外と言えば……。)

    隊長「………」

     ギリ…

    隊長「………」

    隊長(スナイパー。 今はお前だけが頼りだ……)


      ── ッ ド ォ ン !


    隊長「!」

    隊長「………」   

    隊長(……焦るな)

    隊長(交戦中だった場合、集中を削いではいかん……)

    隊長(……スナイパーからの報告を待つ、か……)

    隊長(報告が来なければ……)

    隊長「………」

     そっと、腰の無線へ手を伸ばす。

    ───

    393 = 391 :


    ───

    「はぁ……はぁ……」

     男は屋上の端へと向かっていた。
     死体と共に。

    現在図: 「やっぱりだ……北側を監視する為に……北の端にライフルを設置してる……」

     屋上の金網の一部が切り取られ、そこに銃が差し込まれるように設置してある。

    「っとと、ケータイ、ケータイ……」ゴソゴソ

     男が携帯の電源を入れる。

    (不在着信……担任か?)

     それは放っておいて、携帯のカメラでライフルを撮影する。

       カシャ

    「……よし。 あとはVIPに……」カチカチ

    ━━━━

     『【銃】軍オタ、銃オタ向けにクイズ出す【クイズ】』

    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
    Q1.この銃の種類を答えなさい
    ━━━━

    「………」

    「………」カチカチ

    「やっぱり……別の周波数、だよな……うん……」カチカチ

    「………」ゴソゴソ

     次に、男は死体から服を脱がしにかかる。
     ホルスターや無線機等に少々手こずったが、やや乱暴に脱がし終えた。

    「よい、しょ……」

     そして、脱がした服は自分で着る。
     血生臭い。
     その上、崩れたプリンのような、脳みその切れ端がところどころにこびり付いている。
     しかし、泣き言は言ってられない。
     着るしかない。

    「はぁ……」

     着終えると、服のサイズがやや大きすぎたようで、袖と裾が少し余った。
     それらは遠慮なくハサミで切り落とす。
     ホルスターに拳銃が収まり、さっきよりは多少心強い。

    394 = 391 :


    「ふぅ……」

     パカ

    「……まだレスは……付かない、か……」カチカチ

    「あ……えっと、台本、台本……」パラパラ

    「それに……電池ケース……」パカ

    「単三が3本で……」

    「っとと、そんな場合じゃない……」ゴソゴソ

     ポケットをまさぐると、

    「!」

     やはり、あった。

     金網を開けるときに使ったであろうペンチだ。

    「急がなきゃ……」パチン パチン

     男はペンチを使い、金網の穴を広げる。
     そして……

    「ふん、ぐっ……ぁ」

     ズル…ズル…

     男は死体を掴むと、力を振り絞って金網の外へ、

    「おりゃあっ!」

     放り投げ、

       ヒュゥゥ…
         ガッ ズルッ

            ゥゥゥウゥ…

       グ チ ャ ッ


     死体を、落とした。

    「はぁっ……はぁっ……」

    「………」

    「う……」

    「通報……」

    「いや……」

    「あ、でも……」

    「あー……」

    「……同時はキツい……」

    「…………」

    「……待つ、か……」

    ───

    395 = 391 :


    ───

    隊長(これ以上待てん……)

    隊長「……」スッ

    隊長(無事でいてくれ……)

     ザッ

    ───

    396 = 391 :


    ───

      ザッ

    『どうした 状況を報告しろ』

    「!!」

    (伸びてるマイクのところにあるスイッチを押すん、だよな?)

    「あ、あー……」

    「こんにちわ」

    (俺の馬鹿ぁぁっ! あいさつして何になるんだよぉ!!)

    隊長『ッ!!』

    隊長『貴様……まさか……』

    「あ、う……」パラパラ

    「こいつは殺した」

    隊長『………!!」

    「えーと……」カチカチ パラパラ

    「何でこの学校を襲った?」

    隊長『お前、"男"だな?』

    「!!」

    (や、やっぱり……バレてる……)ガタガタ 

    「……何でこの学校を襲った?」カチカチ

    隊長『投降しろ』

    (こっちの会話には乗らないパターンか……)

    「……嫌だ」カチカチ

    隊長『投降すれば、命だけは許してやる』

    「……嫌だ」カチカチ

    397 = 391 :


    隊長『……では、戦う、というのだな。 我々と。』

    「……そっちが帰ればいいじゃないか。 元の教団の施設にさ」カチカチ

    「そんで、そこで一生引きこもってろよ。 キチガイ教祖と一緒にさ」

    隊長「ッ……貴様ァ……」

    「まだかよ」

    隊長『何だと?』

    「あ、いや、何でも……」カチ


       カチッ


    「!」


    ━━━━

     『【銃】軍オタ、銃オタ向けにクイズ出す【クイズ】』

    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
    Q1.この銃の種類を答えなさい
    2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New!
    レミントンM700ぢゃね?



    ━━━━


    「何が空中浮遊だよ あぐらでジャンプしてるだけじゃん」

     カチカチカチカチ

    隊長『貴様ッ!! それ以上尊師様を愚弄してみろ!!』


     Google〔レミントンM7_    〕


    「変なアニメまで作ってさ  気持ち悪いんだよ」


     Google〔レミントンM700_   〕


    隊長『貴様……余程死にたいようだな』

    「死ぬのはそっちだよ」

    隊長『何……?』


      Wikipedia レミントンM700
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    「レミントンM700…… いいもん使ってんじゃねーか」

    隊長『ッ!?』

    ───

    398 = 391 :


    ───

     1階 空き教室

    隊長「何だと……?」

    『いいライフル使ってんじゃねーかっつったんだよ』カチカチ

    隊長「………」

    隊長「何故……」

    隊長「何故銃の名称が分かった?」

    『んなもん、M700と言えば名門レミントンのボルトアクションの花形じゃねーか』

    『知らねー方がモグりだろ』

    隊長「………」

    『いーんだよなぁ、コレ  使いやすくて』

    隊長「っ!」

    隊長「お前……」

    『撃ったことあるのか、ってか? ……これでも海外育ちなもんでね』

    『あの頃は、親父に着いていってよく射撃場に通ったもんだ』

    隊長「………」

    『で、俺を殺すって?』

    『やってみろよ』

    『さっき殺したこいつみたいに、バットで頭を砕いてやろうか』

    『それとも空き缶に爆薬詰めて地雷で吹っ飛ばしてやろうか』

    『それともガス爆発でも起こしてお前ら一気にブチ殺してやろうか』

    隊長「………」

    『舐めるなよ』

    隊長「………」

    隊長「貴様……何者だ」

    『………』

    隊長「が、お前がいかに動こうとも……こちらには人質が」

    『ガッ カコッ、コッ    プツッ』

    『ザ──────』

    隊長「……切られた、か」

    隊長("男"……)

    隊長(何者だ……何者なんだ……?)

    隊長(銃器に詳しい……いや、それどころか軍事的な訓練も受けているのか……?)

    隊長(…………)

    隊長(恐らく)

    隊長(強く、逞しく、頭も切れ、勇敢な………)

    隊長(そんな奴が、逃げ延びて……我々に反抗しようとしている、だと……)

    隊長「………」ギリ…

    ───

    399 = 391 :


    ───

    「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ……」

     男の手には、電池カバーの開けられた無線機と、はずされた電池が1本。
     電源を切るだけでは不安だったため、電池ごとはずしたのである。

    (き、緊張した……)

    (手、手が、足が、全身が、震えが、止まらねぇ……)

    (で、でも……やるだけのことはやった……やったんだ……)

    「はぁぁ……」ガク…

    「………」ハァ…ハァ…

    (後は……)

    (後は頼んだぞ……隊長サン)

    ───

    隊長(………しかし、奴がライフルを扱えるとすると……)

    隊長「ッ!!」

    隊長(不味いッ!!)

     隊長は持っていた無線機を素早く口に当てると、大声で怒鳴った。

    隊長「全員に告ぐ!!」

    3BO「っ」ビクッ

    3DO「っ」ビクッ

     先程から傍で様子を見ていた3DO、3BOも、その剣幕に思わず体を縮こませた。

    隊長「敵は北校舎の屋上にいる模様……!」

    隊長「……スナイパーは……本多は………殺された!!」

    3BO「!!?」

    3DO「っ!?」

    隊長「敵は……逃亡中の男子生徒は、軍事的な訓練を受けている可能性がある!!」

    3BO「なっ……!?」

    隊長「奴は……奴が、屋上から我々を狙撃する可能性もある!」

    3DO(狙撃!?)

    隊長「全員カーテンを閉めろ! 廊下側窓から離れるか、死角へ入れ!」

    隊長「後の指示は私が出す!!」

    隊長「全員……」

    隊長「全員、警戒せよ!!」

    隊長(もう……)

    隊長(もう、誰も、殺させはせん……!)ギリ…

    ───

    400 = 391 :


    ───

    「……」コソコソ

    「おぉ……全員屋上から見えなくなったぞ……」

    (やっぱ隊長ってのも馬鹿じゃないんだ……)

    (直接は言ってないのに、ちゃんと読み取ってくれた……)

    「………」

    ───

     1階 空き教室

     隊長は、部屋のカーテンを閉めると、ケガをしている3BOと3DOの二人を安全な位置へ移動し、
     自身も壁際へ身を寄せた。
     そして、手鏡で廊下と外の様子を窺う。

    隊長(奴を殺す為に……向こうの校舎へ兵を向かわせたいところだが……)

    隊長(しかし……)

    隊長「………」チラ

    隊長(あの渡り廊下……壁も無く、屋上からは丸見えだ……あそこを渡るのは無防備過ぎる。)

    隊長(くっ……)

    隊長(いや、落ち着け……)

    隊長(冷静に考えろ……犠牲者を最小限に抑えるのが私の役目だろう……)

    隊長(そして……)

     隊長の脳裏に、スナイパー、本多との訓練の日々が去来していた。

      ──「隊長……! ほんとに俺が、スナイパー役を……?」

       「う、嬉しいです! へへ……」

          「あ、あれ……なん……うれ、しいの、に……」

            「涙、とまん、ねぇや……はは……」

       「隊長って……俺にとって……」

          「父親みたいな、存在です…… へへっ」 ──
             
    隊長(死んだ者の、仇を、取る……)

     拳を強く握る。
     覚悟の証のように。

    ───


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