元スレ男「イジメで地下倉庫に閉じ込められてる間に学校にテロリストが……」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
601 = 593 :
───
隊長「………」
3BO「……隊長、どうしたんですか……?」
隊長「む……」
3BO「さっきから難しい顔をして……」
隊長「ああ……」
隊長「一つ、」
隊長「……… 一つ、どうしても確かめたいことがある。」
───
602 = 593 :
今日はここまで。
603 :
なんか壮大なフラグが立ったな
604 :
フラグ乙
605 :
なんという因果…
606 :
これはもう疑う余地がない
607 :
まさか、な
乙
608 :
おもしろそうな展開が期待できるな
乙
609 :
全く関係ないと思ったら実は飛んでも無い所で繋がっていたのか
乙
610 :
壮大な親子喧嘩ですね
611 :
王道だな、だがそれがいい
しかしおかんのスルースキルはまだ発動し続けるのかww
612 :
男は因縁知らんとはいえ、自分の父親を手に掛けようとしてるのか。
まぁでも自衛官のくせして女遊びして孕ませた挙句、昇進のためにそれを捨て、挙句イカれ宗教にハマって現在進行形でテロリストしてるんだ。殺されたって文句は言えんわな。
613 :
男が手帳に何でも書き込む癖は親の遺伝だったのか凄え
614 :
>>613
×遺伝(=育ちに関係なく生まれ持った性質)
○母親がいつもメモ取ってるのを見て育ったので自分もやるようになった
615 :
なんというまさかの
今にして思えば男を呼び出すために母を人質に取ろうとした時の、男は母子家庭ってのから複線だったのか…
すげぇ
616 :
>>398の
男『あの頃は、親父に着いていってよく射撃場に通ったもんだ』
このセリフも伏線に見えてしまった・・・
いや、ありえないのは分かってるんだが
617 :
やべぇ…
>>1何者だよ…
絶対物書きの仕事してるだろ…
618 :
乙カレーです。
あ、女ちゃんの貞操はしっかり守って下さいおねがいします。
619 :
まさか、こう来るとは面白いな。しかし、事件終わったらこの親子は大変になりそう。母子を捨てた父親がカルトに染まって息子の学校を占拠して初めて父親と会ったなんてマスゴミ連中くらいつくな、間違いなく。
620 :
>>616
いや、ありえないとも言い切れないぞ
>>400で、スナイパーのセリフに
>「隊長って……俺にとって……」
>父親みたいな、存在です…… へへっ」
とある。
『息子(同然)に狙撃の訓練を施す』という点で>>398の男のハッタリと偶然にも一致している。
621 :
これが天才ってやつか……
がんばって!
622 :
こんな親父は嫌だ
623 = 609 :
生む前から別れたって事は父親の事は一切知らない筈……まあ親父に~というのはどうせ嘘だからどうでもいいんだけどね
相手も息子の顔なんざ知らない筈だし、母だけだなこの状況を理解できるのは
624 :
>>623
その肝心の母親のスルー能力がハンパないっていうねwww
625 = 604 :
変に考察してる奴は消えろよ
あんまり言うとまた荒れるけどマナーくらいは考えろ
626 :
そこまで考察してないと思うんだけど
627 = 617 :
まぁまぁ落ち着いて
628 = 593 :
>>627
ありがとうございます。
こういう内容ですので、考察も歓迎ですよ。
過度な先読みだけ控えていただければ……><
今までのこのレベルは全然問題無いです。はい。
629 :
一応トリつけたら?
630 = 617 :
まさか>>1にレスをもらえるとは…
ぜひ頑張っていただきたい
>>1乙
631 :
このレベルではとな
つまり予想の斜め上を行く作品を作ってくれるのか
633 :
やべぇ・・・・・
ガンダムUCははじめの最後に父発覚・・・・にてないな
634 :
面白い一気に読んだ
635 :
───
警視庁
管理官「……通報者?」
係長「は、はい……所轄から情報が上がっておりまして……お耳に入れた方がよろしいかと……」
管理官「詳しく話せ。 通報者とは……例の事件絡みだな」
係長「はい。 信者の立てこもり事件の……、その現場になった高校から、通報があったそうなんです。」
管理官「現場の高校から……? 誰からだ?」
係長「発信者は今特定作業中です。 ただ……その内容が少し、妙というか……」
管理官「妙?」
係長「その通報は、救急に対してです」
管理官「……何? 待て、救急だと? 警察では無く?」
係長「はい……。 そして、救急隊員が駆け付けたところ、銃殺死体が発見されたそうです。」
管理官「……間違い無く、テロリストに殺された者の死体だろう……。 その死体は?」
係長「それが……発見直後に声明文が出されたようで……。 すぐに隊員達に『退去命令』が出ました。」
管理官「……」
係長「故に……死体を回収する余裕も無く……」
管理官「……死体はそのまま、という訳か……。」
係長「はい……。 そして……現場に近づけない以上……、これから回収することも困難、かと……。」
管理官「………」
636 = 635 :
係長「………」
管理官「ふっ……打つ手無し、か」
係長「……今は、静観すべきかと……。 人質の命も心配ですし……。」
管理官「……今回の事件には、上も慎重だ。 全校生徒と教師を合わせ、五百名が人質に取られているんだからな」
係長「……五百名………。」
その数字に係長は身震いした。
日本の犯罪史上、最悪の数字だ。
いや、最悪になるのは、これからかもしれない。
急激に絶望が押し寄せて来る。
管理官「……それだけの人間の命が、我々の肩に掛かっている。」
係長「………。」
管理官「この件で失態を演じれば、私の出世にも関わる。」
係長「………」
管理官「……君もいい歳だろう。 そろそろ、官舎暮らしも窮屈なんじゃないか」
係長「………。」
係長の頭に、気苦労を掛けている妻の疲れた顔が思い浮かぶ。
管理官「……いいな。 決して下手を打つな。 それと……くれぐれもマスコミにも注意、だ。 うむ。」
そう言って、管理官は係長の肩を軽く叩くと、革靴を絨毯の上で鳴らして行ってしまった。
残された係長は、呆然とその床を見つめ、立ち尽くす。
係長(……"我々の肩に掛かっている"……?)
係長(……違う……。)
係長(………)
係長( "奴らの手の平の上"、だ……。 )
思わず両手で顔を覆った。
そうするしか無かった。
───
637 = 635 :
───
隊長「……私は、一旦出る」
3BO「………?」
3BO「ッ!?」
3BO「で、出るって、ここからですか!?」
隊長「ああ……どうしても、確かめたいことがある。」
3BO「でっ、でもっ、今は狙われてるんですよ!? 下手に動いたら、狙撃されちゃいますよ!?」
隊長「安心しろ……なるべく死角を突いて動くつもりだ」
3BO「で、でも……っ」
隊長「……どうしても、行かなきゃならん……」スクッ
3BO「隊長……」
隊長「………私を信じろ」
3BO「…………」
3BO「……はいっ」
───
638 = 635 :
───
教祖「ふ……ふ、フふフフふふ………」
女「………」ビクビク…
教祖「だいじょ~~~ぶ~~~、だいじょ~~~~ぶ~~~~、」
教祖「私の神霊まっさぁじの効果で体中のオーラが目覚め………とにかく素晴らしいことになる~~~」
女「ぃ……や………」ビク、ビク…
教祖「さぁ~~~~ 私に身を任せて~~~~………」スススッ
女「い、いやっ……」
教祖「さあ、さあ……そこに寝なさい~~~……」ジリ…ジリ…
女「っ……ひ……」ゾク…
教祖「フふふフフフふ……」ジリ…ジリ…
女「あ、あのっ……!」
教祖「…」ピタ
女「こ、ここじゃ……その、ゆ、床に、寝たら、その、固くて……痛いので……」オドオド
教祖「………」
女「……うぅ………」ビク、ビク
───
639 = 635 :
───
学校全体図: 南校舎 屋上階段
隊長「………」
コツ、コツ、コツ、コツ
隊長「………」
コツ、コツ、コツ……
隊長「………」
隊長(……もし、)
隊長(もし、本当に奴が狙撃態勢にあるのなら……)
隊長(私はここで死ぬかもしれない……)
隊長「………」
隊長「………」グッ
隊長「………」 コツ…コツ…
屋上への階段を一段、一段と昇る隊長。
その手には小銃を携え、微かに金属がぶつかる硬質な音が鳴る。
隊長「………」コツ…コツ… コツ
隊長の足が止まる。
その目の前には、錆の浮かんだ古びたドア。
これを開ければ、屋上が広がっている、はず。
隊長(しかし……向かいの屋上では、奴がライフルを構えて待ち受けているはずだ……。)
銃を持つ指がギリと音を立てた。
額に汗が浮かび、頬を伝って床へ落ちた。
隊長「…………」
そして、その眼光が更に鋭い光を増した。
隊長「……っ」
扉に駆け寄ると、そのドアノブをしっかりと握り、
隊長「ッ!!」
そのドアを、思い切り、
ドッ
ガ !!
蹴り開けた。
───
640 = 633 :
おもしろすぎる
いっそドラマ化しちゃえ!ばいい
一夜限りのとくべつどらま
641 = 635 :
───
男「ッ!?」 ビクッ
男が、その座った姿勢のまま飛び上がる。
男「な、な……うぁ、な、何の音、だ!?」
男の心臓がバクバクと音を立てて跳ね打った。
向かいの校舎だ。
そして、金属が衝撃を受ける鈍い音。
─── 普通じゃない。
男(何だ……何が起こって……)
まったくの不意打ちのような、突然の激しい音。
男の頭は混乱と恐怖に埋め尽くされた。
男「………」
力の入らぬ足腰を無理やり立たせると、フラフラと美術室へ入って行った。
───
642 = 635 :
───
隊長「ッ……!」
ドアを蹴り開けると同時に、銃を構えて勢い良く外へ飛び出す。
そして、向かいの北校舎へ銃を向け……
隊長「……っ……」
硬直した。
隊長「………馬鹿な……」
狙撃手、どころか、
何も無い。
北校舎の屋上には、誰もいない。
それどころか、肝心のスナイパーライフルさえ、真反対の方向を向いている。
北向きの狙撃銃……当初の設置場所から、動かされてさえいない。
隊長「………」
一瞬、動きが止まったものの、隊長はすぐさま身を引き、また屋内へと消えて行った。
知りたいことはもう十分、とでも言うように。
───
643 = 635 :
───
美術室
男「はぁ……はぁ……」
おぼつかない足取りで美術室へ入った男。
そして窓に近付き、
男「………」ゴクッ…
慎重に、そこから覗く── 音のした、向かいの校舎を。
男「一体……何が………」
男「ッ!?」
男の目に飛び込んだのは、開け放たれた屋上へのドア。
前に確認した時は、確かに閉まっていた。
男(さっきの大きな金属音は……まさか……屋上のドアを開けた音……っ!?)
男「ということは……ということは……」
男「……向こうの屋上にテロリストが来て……」
男「こっちの屋上を見た、ってことだから……つまり……」
男「知られてしまった……!?」
男の足がガクガクと震え出す。
想定外……全く想定外の、事態だった。
男「全て嘘だということを……」
男「全てがハッタリだということを……っ!」
男「……てことは……」
男「来る……奴らが……。 いつ、いつ来ても、おかしくない……!」
男「どうする、どうしたらいい……」
そして、男は重大なことに気付く。
男「ッ……!? し、しまった……1階にまだ降りてない……長く休み過ぎた……」
男「う、ああ、ああぁあぁぁぁああああぁあああ……」
男「クソっ……くそぉ……」ググ…
男「どうすればいい……どうすれば……」
男「あ……あ、ぁぁあ、あ……」
男は焦燥と混乱の渦に叩きこまれながら、必死で、必死で考えた。
何か状況を突破する、打開策を、何か打つ手を、必死で考えた。
男「……ひ、ぐ、あ、ぁあぁああぁああ……」
が、駄目……。
思い付く、はずが無い。
男の並以下の脳味噌で、名案など思い浮かぶ、はずが無い。
無様な涙をひねり出すことしか、出来ない。
男「ぁぁあぁ、あぁあぁああああ……」
男「ああぁああああぁぁ゙あ゙あ゙あ゙……」ポロ…ポロ…
───
644 = 635 :
ここまで。
レスをする時はメール欄に「sage」と入れてもらえると、助かります。
645 :
乙でした
男ピンチwwwwww
646 :
まさに、「ゆっくりした結果がこれだよ!」な状況だな。
さて、ここからどう挽回していくかな?
647 :
やっと追い付いた…
男SUGEEEEEEE!
648 :
男オワタwwwwww
649 :
忘れてたな、頭いいわけじゃなくて、とんでもないヘタレだからこそ導き出された
奇策の数々だったんだっけ
しかしだからこそ面白いw
650 :
切り方が絶妙だなwwwwww
次も期待
みんなの評価 : ★
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