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元スレ美琴「ねぇねぇ!」上条「はいはい、今度はなんだ?」
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CASE 178 おうどん
美琴「ねぇねぇ」
上条「ん、どうした? 喉が渇いたならアクエリ飲むか?」
美琴「うん、それとお薬も飲みたいから、何か食べないと」
上条「んじゃ鍋焼きうどんを作ってやるよ。うどんなら食べやすくていいだろ?」
美琴「……デス・クッキングはやだよ?」チラッ
禁書「デス・クッキングって何かな!?」ガーン
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
上条「お待ちどうさん。上条さん特製鍋焼きうどんですよ」
美琴「わあ、美味しそう」
上条「あっさり風味だから胃に優しいと思うぞ」
禁書「とうまとうま! 私のは!?」キラキラ
上条「はは、心配しなくても用意してるって」
CASE 179 ふぅーふぅー
美琴「ねぇねぇ」
上条「どうした、食べにくかったか?」
美琴「うん、ちょっと熱い……」
上条「しょーがねぇなぁ。ほら、貸してみろ」
美琴「ん」
上条「ふぅーふぅー、ほれ、あ~ん」スッ
美琴「あむっ……」モグモグ
上条「無理しないでゆっくり食えよ」
美琴「うん……」
上条「水分も取らないと良くならないからな。コップにストローを差しておいたから、飲みやすいはずだ」スッ
美琴「…………」チュー
上条「ふぅーふぅー、もう一口、あ~ん」スッ
美琴「はむっ……」モグモグ
禁書「うんしょ、うんしょ、氷枕スタンバイオッケーなんだよ」
スフィンクス「にゃあ?」ハテ?
禁書「お、重い……ちょっと氷を入れすぎたかも」ヨロヨロ
CASE 180 看病
禁書「ねぇ、とうま」
上条「どうしたんだ、眠れないのか?」
禁書「みこと、明日には治ってるかな?」
上条「ああ、多分治ってると思うぞ。先生が処方した薬を飲んだからな」
禁書「ふふっ、じゃあ安心だね」ニコッ
美琴「う…う~ん……」
上条「結構汗をかいてるな。熱が下がってきてる証拠だ」フキフキ
禁書「とうまも寝ないとダメだよ。みことが良くなっても、とうまが寝込んじゃ本末転倒だから」
上条「上条さんは平気ですよ。バカは風邪を引かないって言うだろ?」
禁書「あはっ、たしかにそうかも♪」クスクス
上条「だからインデックスは先に寝てな。御坂は俺が看てるからさ」
禁書「はぁーい」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
美琴「……ん…う?」
上条「目が覚めたのか。具合はどんな感じだ?」
美琴「んー……うん、もう大丈夫みたい」
上条「おお、流石先生の薬は良く効くなぁ」ウンウン
美琴「……きっとそれだけじゃない。インデックスとアンタの看病のおかげよ」ボソッ
上条「ん、なんだって?」ハテ?
美琴「お……おに///」モジモジ
上条「鬼?」
美琴「お兄ちゃんのお陰だって言ったの!///」カァァ
上条「…………ッ!?」ズキューン!!
美琴「そんなに驚かないでよ。来年には、その……兄妹になってるんだし、今からお兄ちゃんって呼んだっていいじゃん///」
上条「みみみ、御坂さん!? その呼び名は禁止だといいましたよねぇ!?」ガクガク
美琴「お兄ちゃん?」ハテ?
上条「グハッ!?」
美琴「な、名前は無理でも、お兄ちゃんなら普通に呼べそうかも……うん///」テレテレ
上条「嫌だ……土御門の同類になるなんて、絶対に嫌だああああああああああああああああああッッ!!!」ギャース
禁書「……(アンタとかこのバカなんて呼ばれるよりは、ずっと良いと思うのにね)」ヤレヤレ
といったところで今回は終了
次はホワイトデーネタですかね。ステイルさん(14)をメインでいこうかとー
次はホワイトデーネタですかね。ステイルさん(14)をメインでいこうかとー
おつおつ
こういうみこっちゃんも可愛いな
みこっちゃんもふもふぺろぺろもふもふぺろぺろ
こういうみこっちゃんも可愛いな
みこっちゃんもふもふぺろぺろもふもふぺろぺろ
上条さんの一人称に「お兄ちゃん」が加わるのも時間の問題だな 乙
ステイルくん(14)には報われてほしいけど、簡単に幸せになってほしくもない
この複雑な気持ちはなんだろう
この複雑な気持ちはなんだろう
咎無くて死す
無実の罪を着せられて死ぬこと、もしくは罪を起こすことなく一生を終えたい という意味らしい
イエス=キリストのことを指すこともある
無実の罪を着せられて死ぬこと、もしくは罪を起こすことなく一生を終えたい という意味らしい
イエス=キリストのことを指すこともある
>>463-464
ありがとう
ありがとう
CASE 181 兄レベル
禁書「ねぇねぇ、とうま」
上条「なんだ?」
禁書「美琴の風邪が治ってよかったね」
上条「だな。すっかり元気になって、今日は白井たちと遊んでるし、一安心だ」ウンウン
禁書「病み上がりだから、まだちょっと心配かも」
上条「大丈夫だろ。フルアーマー御坂に換装してやったし」
禁書「ふるあーまー?」
上条「常盤台指定コートに各種ゲコ太防寒具(帽子、マフラー、手袋)を装備。ついでにカイロを三つ持たせてある」
禁書「……シスコン」ボソッ
上条「んなっ!? 誰がシスコンだ!」ガァァ
禁書「ふぅーふぅーしてアーンしたり、寝ずの看病をナチュラルにしちゃう とうまの事だよ?」ジトー
上条「……あれ?」
禁書「自覚なしにやってるんだから、真性のシスコンといっても過言ではないかも」
上条「な、何やってんだ俺……///」カァァ
禁書「恥ずかしがる事ないんだよ。みことが素直に甘えられる場所を作るのが、とうまの最優先事項でしょ?」
上条「……そうだな。うん、確かにそうだ」
禁書「だったらシスコンは褒め言葉なんじゃないかな? それだけみことを大事にしてる証拠だもん」
上条「インデックスの言う通りだ! そうだよ、妹を大切にして悪いわけないじゃないか!」
禁書「これからは気合を入れて兄レベルを上げるんだよ。みことの為に」
上条「おう!」
上条さんの兄レベルが1に上昇した!!
※兄レベル1=標準的なシスコン兄貴。公衆の面前だろうが構わず甘やかしまくる。
CASE 182 快癒
佐天「御坂さん御坂さん、もう風邪はいいんですか?」
美琴「うん、もうすっかり」
黒子「大事無くて安心しましたわ。類人え…もとい、上条さんに伺った時は、それはもう心配で堪りませんでしたのよ」
初春「あはは、支部で意味も無くブリッジしたりしてましたもんね♪」ニコニコ
美琴「心配かけてごめんね」
黒子「お気になさらずに。それよりもお姉様、上条さんに不埒な真似はされませんでした? 添い寝されたり、ペロペロされたり!!」クワッ
佐天「なんですかペロペロって……。そんな事するの白井さんだけですってば」ヤレヤレ
美琴「普通に看病してもらっただけよ」
初春「看病!? どんな風に看病してもらったんですか!?」クワッ
佐天「あ、それ私も気になる!」キラキラ
美琴「え、ええっと……」タジタジ
初春「定番のアーンはしてもらいました!?」
美琴「うん……おうどんをね? ふぅーって冷ましてくれて、それからアーンって……///」テレテレ
初春佐天「「きゃーーーーーーー!!!」」キタワァ
黒子「がああァァァーーー!? それは本来わたくしの役目でしたのにぃぃぃ!!!」グギギ
美琴「インデックスにも色々してもらったし、ほんと家族のありがたみが身に沁みたわ」シミジミ
佐天「わかるなぁ。私も経験あるから」ウンウン
初春「いいなー御坂さん」
黒子「そんなに羨ましいならタダで差し上げますわよ? 上条さんにお姉様はもったいなさすぎますの」
美琴「だ、ダメよっ!! お兄ちゃんは私のなんだから!」ガァァ
初春佐天「「……はい?」」ポカーン
黒子「チッ」
美琴「ハッ!? い、今の無し!///」カァァ
CASE 183 普通はケンカばっかり
佐天「ねぇねぇ! お兄ちゃんって何!?」ズズイ
美琴「え、えっと、その……」オロオロ
黒子「言葉通りの意味ですの」シレッ
初春「ええっ!? 上条さんって御坂さんのお兄ちゃんだったんですか!?」ガビーン
佐天「まさか生き別れの兄弟だったとか!?」
美琴「……色々あったのよ。はは、色々と……ね?」ドンヨリ
初春「そ、そうなんですか」
黒子「ケッ、深刻ぶっても無駄ですの。その恩恵を遺憾なく享受しているくせに!」ムキー!
美琴「あ、あはは」
初春「まあまあ、それよりどうなんですか?」
美琴「どうって?」ハテ?
初春「噂のお兄さんに決まってます! やっぱり優しかったりするんですか!?」キラキラ
佐天「初春は兄弟に幻想を持ちすぎ。兄弟なんて普通ケンカばっかりだよ」ヤレヤレ
美琴「え?」
佐天「ん?」
CASE 184 逆上
美琴「ね、ねぇ佐天さん」
佐天「なんですか?」
美琴「兄妹ってケンカばかりするものなの……?」
佐天「そりゃそうですって。テレビのチャンネル争いなんて当たり前だし、ホント下らないケンカが絶えないのよねぇ」
美琴「…………」
佐天「離れてる今だからこそ、弟たちのありがたみが分かるけど、一緒に暮らしてたら鬱陶しいだけだよ」
黒子「そういうものですの?」
佐天「ですです」ウンウン
美琴「そんな事ないわよッ!!!」クワッ!
黒子初春佐天「「「!?」」」
美琴「アイツはいつだって私の我侭を聞いてくれるもん!」
黒子「お、お姉様?」
美琴「レベルとか常盤台とか関係なくて、ありのままの私をちゃんと見てくれてるもん!」
初春「え、え?」オロオロ
美琴「たまに意地悪もするけど、鬱陶しいわけない! だって、私はお兄ちゃんの事が大好きなんだから!!」
佐天「大好きなのかぁ……」ホッコリ
美琴「大好きよ!」
CASE 185 妹レベル
初春「ねぇねぇ、白井さん」ヒソヒソ
黒子「……なんですの?」ゲンナリ
初春「あれっていつまで続くんですかね?」チラッ
佐天「それでそれで? お兄さんはどうしたんですか?」ニヤニヤ
美琴「全然怒ってなかったのよ。それどころか私を優しく慰めてくれたの///」テレテレ
佐天「へぇー、優しいんだ」ニヤニヤ
美琴「それにね? 私のチョコ以外はいらないって言ってくれたんだ……///」モジモジ
佐天「愛されてるんだぁ」ニマニマ
美琴「うん……///」
黒子「ぐぎぎぎ……ッ!! わたくしの愛のほうが深いに決まっていますのにぃぃ!」ギリッ
初春「白井さんのは愛じゃなくって、偏愛っていうんですよ」シレッ
黒子「……初春ぅ~?」ギロッ
初春「もういい加減に卒業しましょうよ。同性愛なんて非生産的です」
黒子「ほ、放っておいてくださいまし!!」プイッ
ミコっちゃんの妹レベルが2に上昇した!
※妹レベル2=抜きん出たブラコン。一歩間違えばヤンデレになっちゃうレベル。
CASE 186 悲しい現実
打ち止め「ねぇねぇ、なんの番組をみてるの? ってミサカはミサカは質問してみたり」
一方通行「ドキュメンタリーだ」
打ち止め「あなたがドキュメンタリー番組なんて珍しい、ってミサカはミサカは腑に落ちなかったり」ハテ?
一方通行「クソガキが見ろ見ろうるせェからな。仕方なく見てンだ」
番外個体(ひひっ、お優しい第一位にはちょーっと刺激が強いかもね☆)ニヤニヤ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
テレビ『毎年約50万匹の犬猫が保健所で殺処分されています』
通行止め「「ッ!?」」ガタッ
テレビ『その事に反対する人も少なからず存在しますが、どうにも出来ない現実の壁もまた存在します』
通行止め「「…………」」プルプル
テレビ『ここで専門家の――教授にお話を伺ってみます』
打ち止め「どうして……? どうしてわんちゃんや猫ちゃんが殺されなくちゃいけないの?」ポロポロ
テレビ『これは感情論の問題ではないのです。いわば必要悪といえ――』
一方通行「ふっざけンなああああァァァ!!!」ブオッ!!
ズガガガガガガガッッ!!!
テレビだったもの『』プスプス
一方通行「認めねェ……絶対に認めねェぞ、こンなクソッタレな現実はよォォ!!!」
CASE 187 カルマ
打ち止め「ひっく……ぐすっ、こんなの酷いよ……。必要だから殺すなんて……」ポロポロ
一方通行「これ以上はやらせねェ。だがどうすればいい? 闇雲にぶっ潰しても問題の解決にはならねェし……」ブツブツ
芳川「スゴイ音がしたけど、隕石でも落ちたのかしら?」スタスタ
一方通行「芳川……」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
芳川「なるほど。絶対能力進化と重ねているなら、あなたもつくづく業が深いわね」
一方通行「チッ……」ムスッ
打ち止め「ねぇ、ヨシカワ。猫ちゃんたちを助けられないの……? ってミサカはミサカは藁にもすがる思いで聞いてみる」ウルウル
芳川「個人の力ではどうしようもないわ」キッパリ
打ち止め「そんなぁ……」グッスン
芳川「でも可能性はある。長く険しい道になるでしょうけどね」
一方通行「ッ!? ……教えろ」ピク
芳川「偉くなればいいのよ。大勢の想いを背負って立つ……政治家なら理不尽な現実を覆す可能性があるかもしれない」
一方通行「シンプルな答えだな。時間はかかるがそれしかねェか……」
芳川「千里の道も一歩からよ。まずは必要最低限の学歴を得るためにも、学校に通いなさい」
一方通行「黄泉川ァァァッ!!! 学校に通うことにしたから手続きしてくれ!!」ビュン!
番外個体(あ、あれ? なんだか大事になってる……?)
CASE 188 復学
小萌「転校生の一方通行ちゃんと番外個体ちゃんでーす。みなさん、仲良くしてあげてくださいねー」
一方通行「どォも」
番外個体「あ、あれー? なんでミサカも通う事になってるのかな!?」ガビーン
青ピ「おおーーっ!! 美少女キターーーーーーーーーーーーー!!!」クワッ!
姫神「私。唯一のパーソナリティーががが……」ワナワナ
上条「…………」ポカーン
土御門「……(何故ここに一方通行が? 何が始まるってんだ?)」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
上条「な、なあ一方通行」
一方通行「ああン?」
上条「どうしてここに居るのでせうか?」
一方通行「くだらねェ世界をぶっ壊すためだ」キッパリ
上条「へ……?」
番外個体「ちょちょ、ちょっとこっちに来て!」グイグイ
上条「お、おう」ズルズル
青ピ「またかっ!? またカミやん病患者なんかっ!?」ギャース
CASE 189 スクールデイズ
番外個体「――ってなわけで、復学するハメになったんだよ」
上条「復学するのはいい事だと思うけど、動機が凄まじいな……。つーかあり得ねえ」ゲンナリ
番外個体「でしょ!? 良かった、やっぱりあなたはまともだった!」パァァ
上条「でも何でうちの高校にしたんだ? お前らなら長点上機も楽勝だろ?」
番外個体「黄泉川曰く、重要なのは最終学歴なんだってさ。だから高校は自由度の高いトコにするべきとかなんとか」
上条「ふーん、そういうもんか」フムフム
番外個体「……最近鬱憤が溜まってたから、ちょっとした意趣返しのつもりだったんだけどなぁ」
上条「はは、まあいいじゃねーか。折角だしスクールライフを満喫すんのも悪くないだろ?」
番外個体「能天気だねぇ」クスッ
上条「せめてポジティブと言ってもらえませんかね!?」ガーン
番外個体「あっはは、そうだよこういう反応が見たかった! きゃは☆これは存外楽しめそう♪」ニタァァ
上条「やぶ蛇だった!?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
青ピ「なぁなぁ、君って実は女の子でしたー! ってことあらへん?」
一方通行「ねェよ」
青ピ「じゃあ実は男の娘でしたー! ってのはないん?」
一方通行「ねェな」
青ピ「じゃあ水を被ると女の子になります! ってな設定は?」
一方通行「そンな愉快な設定はねェよ」
青ピ「じゃあなんならあるん?」
一方通行「動物ビスケット、食うか?」スッ
青ピ「あ、うん」
吹寄「ちょっといいかしら?」
一方通行「あァ、何か用か?」
吹寄「委員会についてのプリントを渡しておくわ。何かしら委員に所属する決まりだから、よく読んでおいてちょうだい」スッ
一方通行「おォ」
青ピ「僕はクラス委員やけど、君はどの委員がいいん?」
一方通行「なるべく楽なのが…………ッ! おい、この飼育委員ってのはなんだ?」ヨミヨミ
青ピ「不人気な委員やね。たしか校舎裏にある飼育小屋の動物を世話するんや。ウサギやら鶏とかなー」
一方通行「…………」ニッコリ
青ピ「ッ!?///」ズキューン!
CASE 190 ズルイ
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度はなんだ?」
美琴「番外個体たちがアンタの高校に転校したって本当なの!?」
上条「あー、うん、転校してきた」
美琴「そんなのズルイ!」
上条「……?」
美琴「私だってお、お兄ちゃんと一緒の学校に通いたいのにズルイわよ!!」プンスカ
上条「んなこと言ったって、お前はまだ中学生なんだから仕方ないだろ」ナデナデ
美琴「番外個体なんてまだ0才なのに! なんで私はダメなのよ!」ガァァ
上条「我侭言うなよ」メッ
美琴「うぅ~、お兄ちゃんのバカ!」プイッ
上条「!?」ガーン
禁書「学校かぁー……。なんだかひょうかに会いたくなっちゃった」
風斬「呼びました?」シュン!
スフィンクス「にゃあ!?」ビクッ
禁書「どどど、何処から出てきたの!?」ガビーン
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
打ち止め「ねぇねぇ! ってミサカはミサカは学校のお話をおねだりしてみたり」
一方通行「飼育委員になった」
打ち止め「飼育委員?」ハテ?
一方通行「うさちゃンたちの世話をすンだ。やりがいのある仕事だぜ」ニッコォォ
打ち止め「わあー、いいなぁ、ってミサカはミサカは羨望の眼差しをむけてみたり!」キラキラ
一方通行「今度連れていってやる。みンな可愛いから期待しとけ」
打ち止め「わぁーい♪ 約束だからね、ってミサカはミサカは嬉しさのあまり小躍りしてみたり♪」キャッホゥ
一方通行「俺も楽しみで仕方ねェ。早く明日になンねェかなァ」ウズウズ
黄泉川「番外個体はどうだった?」
番外個体「……この疎外感から逃れられるだけでも、学校に通えて良かったのかも」ゲンナリ
黄泉川「しっかり青春を満喫するじゃんよ!」ケラケラ
といったところで今回は終了
次回でCASE 200! 意外と順調なのかなー
次回でCASE 200! 意外と順調なのかなー
乙
上条さんと番外個体の絡みをもっと見たくなってしまったぜぃ
上条さんと番外個体の絡みをもっと見たくなってしまったぜぃ
一方「この子はですねェ、ホワイトタイガーという、全身白い毛の珍しい虎の赤ちゃンなんですよォ。いやぁ、可愛いですねぇ。虎ではありますが、この子…ベクトラちゃンはとても人懐っこい子でしてェ…ホラ、喉をゴロゴロしてやると…」ゴロゴロ
ベクトラ「がうー」ゴロゴロ
一方「いやァ可愛いですねェェ!」ニタァ
ベクトラ「っ!」ビクッ!ガブッ!
一方「クカキケカキコカコクキケ!遊んで欲しィンですねェ」ニタァ←流血中
ムツゴロウさん改めてアクセロウさんになりそうですね
ベクトラ「がうー」ゴロゴロ
一方「いやァ可愛いですねェェ!」ニタァ
ベクトラ「っ!」ビクッ!ガブッ!
一方「クカキケカキコカコクキケ!遊んで欲しィンですねェ」ニタァ←流血中
ムツゴロウさん改めてアクセロウさんになりそうですね
CASE 191 英国紳士
ステイル「神裂、少しいいかい?」
神裂「はい、なんですか?」
ステイル「参考までに聞きたいんだが、女性に好まれる贈り物を教えて欲しいのだが……」
神裂「……はい?」
ステイル「恥ずかしい話だが、僕は今まで魔術一筋で生きてきたからね。そういった機微に疎いと自覚している」
神裂「は、はぁ」
ステイル「だからと言って、そこに甘んじるのは英国紳士の名折れだ。だから頼む! プレゼント選びに付き合ってくれ!」ペコリ
神裂「……要はあの子へのホワイトデーの御返し、というわけですか」ヤレヤレ
ステイル「身も蓋もないね……」
神裂「彼女も一応魔術師ですから、それなりの霊装を贈ればいいのでは?」
ステイル「…………」ジー
神裂「ステイル? 私の顔に何かついてるのですか?」
ステイル「……これだから脳筋は。人選を間違えたか」ボソッ
神裂「聞こえてますよ!? し、失礼ですね、誰が脳筋ですか!」プンスカ
CASE 192 助言
オルソラ『まあ、贈り物でございますか? それは大層喜ばしい事ですわ』ポワポワ
アニェーゼ『贈り物? そんなモン、適当に食い物でも送っておけば問題ないでしょう』
五和『贈り物ですか……。やはり手作りの品が嬉しいと思いますけど……上条さんが選んだものなら何でも……///』ゴニョゴニョ
アックア『贈り物であるか。何を贈るかより誠意……気持ちが大切なのではないか?』
建宮『贈り物ねぇ。……ははん、ついに禁書目録を攻略する気に、うわっち!? こ、こら、イノケンティウスは反則なのよな!?』
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ステイル「ダメだ……誰も頼りにならない」
ローラ「ステイル」
ステイル「いっそ上条当麻にも相談してみるか? ……いや、それは僕のプライドが」ブツブツ
ローラ「ちょっと聞いているの?」
ステイル「……待てよ。彼女の同居人……たしか御坂美琴だったか。そうだ、彼女なら的確な助言を期待できる!」
ローラ「こ、このっ!! 最大主教を無視するとは許し難し!」プンスカ
ステイル「ん? なんだ、居たんですか」
ローラ「なんという横柄な態度! 覚悟は出来とろうかしらー!?」ガァァ
ステイル「あ?」ボゥッ!!
ローラ「な、なに!? 炎なんて出して、この私を恫喝したもうつもり!?」ビクッ
CASE 193 出張
ローラ「ね、ねぇ、ステイル」
ステイル「なんです、最大主教?」
ローラ「一仕事頼みたいのだけど……」
ステイル「そういう事なら早く言ってくれませんか。僕も暇ではないので」
ローラ「うう、部下が反抗的すぎて胃に穴が開きそう……。折角、禁書目録関連の仕事を回しけるのにぃぃ……」イジイジ
ステイル「なんなりとご用命を!」キリッ
ローラ「……お前もいい性格になりしものね」ゲンナリ
ステイル「それで具体的に何をすればよろしいので?」
ローラ「機密文書の護送よ。学園都市の土御門まで届けるだけの簡単なお仕事」
ステイル「……土御門に?」
ローラ「詮索は無用なりよ」
ステイル「わかりました。拝命しましょう」
ローラ「…………」クスッ
CASE 194 付き合う
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度はなんだ?」
美琴「ステイルさんが付き合って欲しいんだって」
上条「……………………なんだって?」ギギギ
美琴「だからステイルさんが、私に付き合ってほしい…」
上条「ダメだダメですダメに決まってんだろの三段活用ッ!! お兄ちゃんはぜーーーったいに許しませんことよ!?」ギャース
美琴「え、ええっ?」
上条「魔術師なんてヤクザな野郎に、うちの可愛い妹を任せられるかっ!!」ガァァ
美琴「かか、カワイイ!?///」カァァ
上条「当たり前だ、目に入れても痛くねーよ」
美琴「ふ、ふにゃー///」クテン
禁書「魔術師ってヤクザな職業だったの!?」ガビーン
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
上条「え、ホワイトデーのお返しの相談?」
美琴「女性の意見を知りたいそうなのよ。……インデックスには内緒ね」ヒソヒソ
上条「……付き合うってそういう事だったのか。ハァ、心配させんなよ」ホッ
美琴「ふぅ~ん、何を心配したのかなー、お兄ちゃん?」ニヤニヤ
上条「…………///」プルプル
美琴「あれー? この間みたいに、お兄ちゃん禁止ーとか言わないの?」ニヨニヨ
プチン
上条「お兄ちゃんをからかうんじゃありませんーーーー!!!」グリグリ
美琴「痛いイタイいたい!? ごめん、謝るからぐりぐりしないでぇぇーーー!!??」ギャース
禁書「私はシスターだもん……聖職者だよ……ヤクザじゃないもん」グッスン
スフィンクス「にゃー……」スリスリ
CASE 195 センス
ステイル「今日は都合を聞いてくれて助かる」
美琴「いえいえ、インデックスのためなんでしょ?」
ステイル「……まあ、そうなるのかな」プイッ
美琴「ふふ、じゃあ何か形に残るものがいいわね。高価すぎないアクセサリーとか小物とか」
ステイル「なるほど」フムフム
美琴「んじゃ早速、お店に行きましょ」
ステイル「……ところで、どうして君がここにいる?」ジロッ
上条「付き添いだ」デデン
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
美琴「指輪はちょっと重いから、ここら辺のネックレスなんかが…」
ステイル「このシルバースカルの指輪なんてどうだろう?」
美琴「…………」
ステイル「十字架付きのチョーカーもクールでいいね」
上条「…………」
ステイル「意表をついてドクロネックレスも…」
美琴「ストーーーップ!」
ステイル「なんだい?」
美琴「あり得ないでしょ! インデックスに贈るのに、なんでパンクでロックなチョイスなのよ!?」
ステイル「だ、ダメなのかい?」タジタジ
美琴「ダメに決まってるでしょーが! こっちの普通のでいいのよ!」ガァァ
上条「……(ふむふむ、三千円もしないのばっかだな。これなら買えそうだ)」
CASE 196 クレープ
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度はなんだ?」
美琴「そろそろお腹が空かない?」
上条「たしかにもういい時間だな。テキトーになんか食っとくか」
ステイル「僕も異論はない」
美琴「じゃあねじゃあね、駅前のクレープ屋に行きましょ?」グイグイ
上条「駅前って結構遠いぞ? そこのファミレスでいいだろ」ズルズル
美琴「だーめ! 今あそこのクレープ屋で、ラブリーミトンの協賛フェアをやってるの!」
上条「まーたゲコ太かよ。この前、セブンスミストで貰ったばっかじゃねーか」ヤレヤレ
美琴「それはそれ、これはこれよ!」
上条「別にフェアは今日まで、とかじゃないんだろ? だったら日を改めて白井たちと行けよ」
美琴「イヤ! 今日行きたいの! ねぇ、いいでしょう?」
上条「けどなぁ……」チラッ
ステイル「僕に気を遣う必要はないよ」
美琴「ステイルさんもオッケーだって! だから行こうよ、ねえってばー」ユッサユッサ
上条「はいはい、わかったから揺らすな」
ステイル「…………」
CASE 197 俗に言う若い二人に任せる
上琴「「ただいまー」」ガチャ
禁書「おかえりなさい」
上条「今日はお客さんが来てるんだ」
ステイル「やあ、お邪魔するよ」ヌッ
禁書「いらっしゃい。久しぶりだね」ニコッ
ステイル「ああ、久しぶりだ」
美琴「……ちょろっと出るわよ」ヒソヒソ
上条「ん?」
美琴「ちょっとそこのコンビニに行ってくるから、ステイルさんのお相手よろしくね、インデックス♪」
禁書「ちょ、みこと!?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
禁書「もうっ、お客さんが来てるのに何処か行っちゃうなんて、とうまもみことも酷いんだよ」プンスカ
ステイル「……(彼女の気遣いを無駄には出来ないな)」
禁書「ごめんね、せっかく遊びに来てくれたのに」
ステイル「いや、一度君とゆっくり話してみたかったから問題ないよ」
禁書「お話?」
ステイル「君とは反目してばかりだったからね。まずは誤解を解いておきたかったんだ」
禁書「何も誤解なんてしてないよ?」ハテ?
ステイル「ケジメみたいなものかな。とにかく、君や上条当麻を不快にさせる言動をとってきた事を謝罪する。すまない」ペコリ
禁書「ええっ!? いきなり謝られても困るんだよ!?」アセアセ
ステイル「そして誤解しないでほしいのは、僕は決して君が嫌いじゃないって事だ」
禁書「当たり前だよ。私だって嫌ってなんかないもん。だってあなたは私の仲間で同僚でしょう?」ニコッ
ステイル「……同僚、ね」ズキッ
CASE 198 一歩前へ
禁書「ねぇ、どうしたの? なんだか辛そうだよ」
ステイル「……気のせいさ。それよりバレンタインチョコ、とても嬉しかった」
禁書「ふふっ、よかった。デパートで一生懸命選んだんだよ」ニコニコ
ステイル「欲を言えば手作りが最上なんだけどね」
禁書「……デス・クッキングでも?」ウルッ
ステイル「ああ、例え豚の餌であろうとも、君が作ってくれたなら嬉しいよ」キリッ
禁書「豚の餌は酷すぎるかも!?」ガビーン
ステイル「上条当麻から聞いたよ。御坂美琴を三途の川に送ったんだって?」クスクス
禁書「と……とうまのスカポンタンーーーー!!!」プンスカ
ステイル「そう、それだ」
禁書「ふぇ?」キョトン
ステイル「僕のこともファーストネームで呼んでくれないか?」
禁書「……ステイル?」
ステイル「うん、インデックス」ニコッ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
上条「どうしたんだよ。あいつ等をほったらかしにしたら不味いだろ」
美琴「ハァ、アンタは相変わらずか。少しは気を利かせなさいよね」ヤレヤレ
上条「気を利かせる? ……そうだな、そうさせて貰うか」
美琴「何言ってんの?」ハテ?
上条「ほら、バレンタインのお返し。お菓子より形に残るものがいいんだろ?」スッ
美琴「え……ええーーーっ!?///」カァァ
上条「さっきセブンスミストでこっそり買ったんだ」
美琴「開けていい……?///」
上条「もちろん」
美琴「……わぁ、ネックレスだ」パァァ
上条「ハートの中に猫の足跡ってデザインが、なんとなく御坂に似合うかなーって思ったんだ」ポリポリ
美琴「ありがと、大切にするね」ニコッ
上条「う、……喜んでくれたなら上条さんは満足です///」テレテレ
CASE 199 ホワイトデー
禁書「ッ!? ねぇねぇ、ステイル!」
ステイル「なんだい?」
禁書「そ、そのポケットからはみ出してるのは、まさか!?」プルプル
ステイル「え゛!?(ななな、なんだ!? 一体何がはみ出している!? 婦女子を困惑させるような物は何も持ってないはずだが……)」
禁書「ゲコ太じゃないのかな!」
ステイル「は……ああ、クレープ屋で貰ったキーホルダーか」
禁書「いいなぁ……」ジー
ステイル「欲しいならあげるよ」スッ
禁書「いいの!?」パァァ
ステイル「僕には価値を見出せないからね。欲しい人が持つべきだろう」
禁書「ありがとう、ステイル!」ニッコリ
ステイル「……どういたしまして///」プイッ
禁書「あ、そういえば今日はホワイトデーだったんだね」
ステイル「あ、ああ、そうだね」ソワソワ
禁書「じゃあこのゲコ太キーホルダーは、ホワイトデーの贈り物だったのかな?」
ステイル「いや、それじゃな…」アセアセ
禁書「さり気なく私の欲しいものをプレゼントするなんて、さすが英国紳士なんだよ!」キラキラ
ステイル「ハ、ハハハ、それほどでもないさ」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
美琴「で、結局渡せなかったと」
ステイル「手伝ってもらっておいて、面目ない……」ションボリ
美琴「私たちの事は気にしないでよ。それに」チラッ
禁書「見て見てとうま! ステイルにゲコ太を貰ったんだよ」ニコニコ
上条「おっ、そりゃよかったな(俺の分は打ち止めにでもやるかな?)」
禁書「ホワイトデーなのに、とうまは何もないのかな?」
上条「はいはい、ちゃんと用意してるっての。ほれ」スッ
禁書「ありがとう! 何かな何かなー、って! お食事券!?」ガビーン
上条「俺たちが学校に行ってる間ひまだろ? その時にでも使ってくれよ」
禁書「……嬉しいけど、女心を全く理解してないんだよ」ジトー
上条「食欲魔神のお言葉とは思えませんな」ニヤニヤ
禁書「とうまはそんなに噛み砕かれたいのかな? それとも肉体言語でお説教がお好み?」ニッコリ
上条「ひっ、暴力反対!?」ビクッ
美琴「インデックスを笑顔にしたのは、紛れも無くステイルさんの力でしょ?」
ステイル「……若干不本意だが、まあ よしとするか」ヤレヤレ
CASE 200 任務
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度はなんだ?」
美琴「いつかステイルさんが報われる日が来るといいわね」
上条「……ノーコメントです」ムムム
美琴「娘を取られる父親の心境ってヤツ?」ニヤニヤ
上条「だれが父親だ! つーか俺ってそんなに老けて見えんの!?」ガーン
美琴「あはは、言葉の綾じゃない」ケラケラ
上条「……ったく、お兄ちゃんをからかうんじゃありません」ヤレヤレ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
土御門「禁書目録関連でオレに機密文書を運んで来た?」
ステイル「最大主教、直々の任務だ。キナ臭い事この上ない」
禁書「……帰ってこい、って事なのかな?」ショボーン
ステイル「だとしたら無視すればいい。その間に僕がなんとかしてみせるさ」
禁書「ステイル……」
土御門「まあまあ、そうと決まったわけじゃないぜよ。とにかく読んでみないことには……ってなんじゃこりゃあああああ!?」ヨミヨミ
ステイン「「!?」」ビクッ
土御門「お、オレと舞夏のサンクチュアリが……あの雌狐めぇぇぇッ!!!」ガァァ
ステイル「どうしたんだ土御門」オズオズ
土御門「……これを読んでみろ」
ステイル「なになに、『ステイル=マグヌスに禁書目録護衛の任務を命ず。活動拠点は土御門宅とする。拒否権は無きことよ?』」
禁書「え、ええーーーっ!?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
アレイ☆「やれやれ、必要悪の教会の、しかも正規の魔術師を常駐させるとは正気の沙汰ではないな」
ローラ『これはお互いにとってプラスではなくって?』
アレイ☆「それは戦力として数えても構わない、と?」
ローラ『使いこなせるならね。私としては、禁書目録の心をこちら側に戻せればそれで良きにつき』
アレイ☆「その折衷案が、ステイル=マグヌスを土御門の監視下に置くという訳か」
ローラ『それならば誰も下手を打てない。あのムッツリ思春期の悪戦苦闘を楽しむ余裕もありけるものよ』ニッコリ
アレイ☆「……それが本音か」ゲンナリ
ローラ『他人の色恋沙汰に勝る娯楽なんて無かろうでしょう♪』
といったところで今回は終了
シスコン軍曹にルームメイトが追加されましたー
シスコン軍曹にルームメイトが追加されましたー
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