私的良スレ書庫
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元スレ上条「……なんでもう布団が干してあるんだ?」C.C「腹が減った。ピザをよこせ」
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>>100
ありがとう、納得した
つまりルルーシュは視覚、ライは聴覚に働きかける絶対遵守のギアスって事だな
前者は目を見なきゃ効かないが耳を塞がれても問題ない
後者は目を見なくても良い代わり、耳を塞がれたらアウトか
上条さんは……どうなんだろ
ありがとう、納得した
つまりルルーシュは視覚、ライは聴覚に働きかける絶対遵守のギアスって事だな
前者は目を見なきゃ効かないが耳を塞がれても問題ない
後者は目を見なくても良い代わり、耳を塞がれたらアウトか
上条さんは……どうなんだろ
>>102
心に…じゃないですかね
心に…じゃないですかね
お待たせしました、再開します
また、コメントありがとうございます
自分も「LOST COLORS」のライもいたので、構わないかなと思っていた次第です、はい
>>102
言われるまで考えていませんでした……orz
うーん、一応、上条さんのギアスは、ルルーシュ型ということでお願いします
もしかしたら、違う設定にするかもしれませんが……
それでは、投下します
また、コメントありがとうございます
自分も「LOST COLORS」のライもいたので、構わないかなと思っていた次第です、はい
>>102
言われるまで考えていませんでした……orz
うーん、一応、上条さんのギアスは、ルルーシュ型ということでお願いします
もしかしたら、違う設定にするかもしれませんが……
それでは、投下します
『猟犬部隊』が去ってから少しの間、上条は呆然とその場に佇んでいた。
自分は助かったのか?あの状況から、生き残ることができたのか?
今、こうしてこの場で、未だに息をしているという事実を、彼は受け止め切れていなかった。
上条「……これが、『ギアス』、なのか?……なんというか、凄まじいな……」
呆然としながら、上条は言葉を吐く。
そうして、ようやく現実へと戻ってきたのだが……。
上条「……はっ!そうだ、C.C.!おい!C.C.!」
C.C.「」
上条(ッ!……だめだ。頭、撃たれてる……)
思わず顔を背ける上条。そして、彼女も何も答えない。弾丸は額から後頭部へと突き抜けたようだ。
その頭部から流れ出る血こそ今はもうあまり広がってはいない。
しかし、誰が見ても、絶命しているのが容易にわかる状態だった。
上条「……くそっ!俺だけ助かったって、意味ねぇだろうが!
お前は、俺に力だけ渡して死んじまったのかよっ!
……俺は、俺はまだ、お前の『願い』を叶えてねぇのによ!」
上条は、地面に己の拳を叩きつけ、吼えた。自分の無力さ、不甲斐なさに。
彼女を救えなかった。その事実が、上条の身を引き裂いていく。そんな時……
土御門『カミやん!カミやん!聞こえるか!カミやん!?』
はっと我に返れば、聞こえてきたその声は、間違いなく土御門元春のものだった。
それはステイルから、互いに持っていれば交信できる、と言われていた、『ルーン』を応用した通信用の擬似的な護符によるものだ。
上条「!つ、土御門か!?」
土御門『ああ、やっと通じたか!一体何があった?』
上条「奴らに、見つかったんだ……。俺はなんとか無事だけど、C.C.が……」
土御門『……死んだ、のか?』
上条の声が、普段、一緒に過ごす時に聞く声とはまったく異なった、いやに暗く、小さいものだったことから、
土御門は状況を察した。これは、最悪だ、と……。
上条「頭を、撃たれた……」
そして、上条は、決定的で、絶望的な事実を土御門に告げた。
土御門『そう、か……。とりあえず、今そこにねーちんが向かってる。
ひとまずは合流してくれ……。カミやん、あまり自分を責めるなよ?』
上条「くそっ!……ごめん、ごめんな、C.C.……」
C.C.「」
土御門の掛けた慰めの言葉も、今の上条にとっては、自分の無力さを思い知らすだけのものだった。
―――――――――
――――――
―――
土御門との交信から僅か数分後、彼から連絡を受けた神裂火織が上条の前に現れた。
神裂「無事でしたか、上条当麻。……彼女のことは、もう聞きました」
上条「……すまない、神裂。俺、守れなかった……」
上条は苦痛に満ちた声を漏らした。
多少歪んだ協力関係ではあったが、皆で探し、守ろうとした彼女は死んでしまった。
その事実を伝えることが、上条の心を締め付ける。
だが、神裂の口から漏れた言葉は、予想だにしないものだった。
神裂「……大丈夫です。彼女は死んではいません」
上条「……えっ?」
上条は耳を疑った。C.C.が死んではいない?……そんなわけない。
現に、彼女はこうして頭を撃たれ、血を流し倒れているではないか。
どこをどう見ても、誰がどう見ても、彼女はその命を灯してはいないのだ。
だが、神裂は続ける。
神裂「別に慰めで言っているのではありませんよ?とにかく、彼女は大丈夫です。
彼女は、この程度では死にません」
上条「……何を、言ってんだよ……。頭、撃たれたんだぞ……?」
神裂「これは本来、機密事項なのですが……。彼女には、常人をはるかに超える治癒力が備わっています。ですから大丈夫です。
……それに、私は、以前に、これよりもっとひどい怪我をしたのを、見たことがありますから……」
上条「……」
とても信じられない。
仮に、常人をはるかに超える治癒力が備わっていたとしても、死んでしまったら何の意味もない。
『治癒』というのは生きている人間の起こす身体的な現象だからだ。
死人となってしまっては、それも機能するはずがない。
もし、神裂の言うことが事実なら、彼女は、人間では……。
神裂「とりあえず、ここを出ましょう。皆と合流して、どこか休めるところへ」
上条「……わかった。ひとまず、俺の家に行こう」
ここにいても埒が明かない。詳しく話を聞くにしろ、一旦、どこか落ち着ける場所に。
そう判断した二人は、その場をあとにする。
神裂が、C.C.を運ぶのは私に任せてください、と言ったが、上条は頑なに譲らなかった……。
―――――――――
――――――
―――
とりあえず、ここまでです
一旦寝て、明日、というかもう今日ですが、また来ます
思いの外、進めなかった……orz
進行遅くてほんとすみません……
とりあえず、次の投下で、自分の中での第一章の部分が終わります、終わらせます!
いつものように、感想、または技術的なアドバイス等があれば、書いていただけると幸いです
それでは、また後ほど
一旦寝て、明日、というかもう今日ですが、また来ます
思いの外、進めなかった……orz
進行遅くてほんとすみません……
とりあえず、次の投下で、自分の中での第一章の部分が終わります、終わらせます!
いつものように、感想、または技術的なアドバイス等があれば、書いていただけると幸いです
それでは、また後ほど
乙
うむ、ギアスは『願い』でもあるしな
上条さんが他人に願うのもありだな
うむ、ギアスは『願い』でもあるしな
上条さんが他人に願うのもありだな
こんばんわー
遅くなってすみません
上条さんが、ギアスを今後どのように使っていくかも含めて楽しんで頂けると幸いです
といっても、あまり期待しない方がいいかもですけど……
それでは、投下します
遅くなってすみません
上条さんが、ギアスを今後どのように使っていくかも含めて楽しんで頂けると幸いです
といっても、あまり期待しない方がいいかもですけど……
それでは、投下します
第七学区・学生寮
あれから上条と神裂は、ステイル、土御門と合流し、第七学区にある上条の部屋へと戻ってきた。
C.C.を上条のベッドに横たえ、一息つく。
結局、部屋に来るまで、誰一人、一言も話さなかった。
土御門「カミやん……」
上条「……」
土御門は、未だかつて見たことがない程沈む上条を見て、声を掛けるが、上条は反応しない。
土御門も、掛ける言葉が見つからない。そんな二人の間に、ステイルが割って入った。
ステイル「……はぁ。まったく、何を辛気臭い顔をしているんだ、能力者。
彼女なら大丈夫だ。神裂からも聞いているだろう?」
土御門「……ステイル、それは、どういうことだ?」
土御門は、ステイルの言っていることが理解できなかった。
先ほどの上条と同様、彼女が大丈夫などというのはありえないと。
土御門は自分の仕事、役目上、多くの人間の怪我、そしてその死を目の当たりにしてきた。
そして、彼女の傷は間違いなく死亡、それも即死であろうものだから。
だが、そんな土御門にステイルは語る。
ステイル「さすがの君でも知らなかったか。まぁ、見てればわかるさ。なぁ、神裂」
神裂「ええ。今は、彼女が目覚めるのを待ちましょう」
二人はそれきり、彼女については、何もしゃべらなくなった。
……ならば、とにかく言うとおりに様子を見ようと、土御門も思い、ふぅと息を吐いて、沈黙した。
―――――――――
――――――
―――
約1時間後
C.C.「……ぅん……」
上条を除く3人が、今後の方針と行動を話している時、突如として、上条のベッドの方から小さな声が漏れた。
上条「!?C.C.!?」
C.C.「……ああ、お前は……。どうやら無事に、生き残れたようだな……」
上条は、すぐさま彼女のそばに駆け寄った。
そこには、未だに顔色は優れないが、確かに目を開き、自分に声を掛けるC.C.の姿があった。
撃たれた時にできたはずの頭の傷も、今はもうほとんど見えない。
上条「ああ!お前もよく、無事で……!」
良かった!生きていてくれた!そして、そんな彼女を見て、上条は思わず涙腺が緩む。
C.C.「ふふふ、なんだ、泣くのか?坊や?」ニヤニヤ
上条「うっ、うるせぇ!」
上条はC.C.に指摘され、その目元を袖でゴシゴシと拭う。
目覚めてすぐにこれか、と思いながらも、上条は喜びと、安堵を隠せない。
そんな二人の会話に、神裂が割って入った。
神裂「……さて、お久しぶりですね、C.C.」
C.C.「ああ、追っ手はお前たちだったのか。神裂火織、ステイル=マグヌス。
私をこのまま連れ帰るのか?」
C.C.は別段、驚くこともなく二人を見る。
それはどこか、予想していた通り、という印象を受ける言い方だった。
神裂「いえ、ひとまずは貴女に休んでもらいましょう。イギリスに帰るのはその後でも十分でしょう」
C.C.「そうか。だが、私は帰るつもりはないぞ?」
神裂「そうもいきません。最大主教からの命令です。
……『あの件』などで、恩人であるあなたの願いなら、叶えて差し上げたいのですが……」
ステイル「……ふん」
上条(『あの件』?)
3人の会話が、何を指しているかわからず、さりげなく土御門を見やるが、彼も肩を竦めるだけで、詳しくはわからないようだった。
C.C.「なら、後で、あの女狐と話をさせろ。連れ帰るかどうかは、その後にでも決めるんだな」
神裂「……わかりました」
ステイル「ふん、僕としては、一刻も早くイギリスに帰りたいんだけどね?」
3人の会話が一段落したのを見計らって、上条はC.C.に尋ねる。
上条「……ところで、C.C.。お前は一体……」
土御門「そいつは俺も聞きたいにゃー」
土御門も、上条に便乗して会話に入るが……
C.C.「……なんだお前は?」
C.C.は突如話しかけてきた見知らぬ男に、冷たい視線を送る。
金髪に、アロハシャツという、見た目はひどく飄々としていて、サングラスをかけて隠れたその瞳は窺えない。
土御門「俺は土御門元春。この二人と同じ、『必要悪の教会』の魔術師だ」
C.C.「ああ、お前が学園都市内のスパイ、というやつか」
土御門「おや、それも知ってたか。まぁ、『魔女』なら別に驚くことでもないのかにゃー?」
C.C.「ふん、まぁいい……。それで私のことが知りたいんだったな?」
土御門「ああ、是非教えていただきたいにゃー」
C.C.「ふぅ……」
C.C.は、自分の体質を話すことに、あまり気が向いていなかった。
しかし、あれだけの傷を負いながらも生還したこの状況を見られてしまっては、どうしようもない。
ひとまずは、適当に答えておこう、全てを話す必要などない、と彼女は判断した。
神裂「土御門、彼女は……」
C.C.「いい、神裂火織。私が話そう。
……私はな、どんなに命に関わる傷を負ってもすぐに治り、傷や出血が原因で死ぬことはない。
そういう体質なんだよ」
上条「……は?」ポカーン
土御門「……不老不死、というやつか?」
不老不死。
古代中国の仙人が作ったという霊薬。西洋における錬金術。日本の昔話に登場する秘薬。
数多くの、それにまつわる伝説が世界中に存在するが、そんなものが有り得るのか?
土御門は、怪訝な顔で尋ねる。
C.C「さあ、それはどうかな?」フフフ
土御門「詳しく教えるつもりはない、か。……まぁいい。
だが、そういうことなら、『魔女』と呼ばれるのにも、納得できるな」
上条「いや、そんな体質、ありえないだろ……?」
上条は言う。人は当然、老いるものだし、誰だって最後は死ぬものだ。
それは人が人である限り、絶対普遍の真理であるのだ。
……だが、この時の上条はまだ知らなかった。
人という枠を外れて生きざるを得なくなった者が、確かに存在していることに。
C.C.「じゃあ、私はなんだ?何故、まだ生きている?」
上条「いや、それは……」
C.C.「お前は今日、見ただろ?『魔術』を、そして、あの力を。
そういうものがあっても、なんら不思議じゃないんだよ」
上条「……」
C.C.の言うことは確かにわかる。そして事実、目にしてしまった。
自分の今まで知りえなかった世界を。その片鱗を。
だが、それでもそう簡単に納得がいくはずもなく、上条は、ふぅ、と小さく溜め息えをこぼした。
土御門・神裂・ステイル「「「あの力?」」」
二人の会話に出てきた、なんとも不審な言葉に、三人は首を傾げた。
C.C.(おっと、『コード』や『ギアス』に関しては、神裂たちにも何も教えていないんだったな。
……魔術師であるこいつらに、簡単に教えるのはよくないな。まぁ、適当にごまかして……)
C.C.は『コード』や『ギアス』に関する情報を、最大主教ローラ=スチュアート以外の『必要悪の教会』の者たちに与えてはいない。
そして、ローラも同様に口外していない。
もし、『必要悪の教会』にその情報が出回れば、そこにいる数多くの魔術師がそれを求め、
そこから確実に周囲に広まることがわかりきっていたからだ。
だが、C.C.がそんな思考をしているのをよそに……。
上条「ああ、それはな……」
C.C.「!?……ふんっ!」ゴッ!
上条「ぐぇ!痛っーーーーーー!なにすんだよC.C.!」
C.C.は上条の腹を思いっきり殴った。それはもう全力で。
しかしながら、やはりまだ体調が優れないのか、その勢いは万全の体調のときには程遠いが。
C.C.「ちょっと耳を貸せ」
上条「な、なんだよ?」
C.C.(私との『契約』や『ギアス』のことは、人には話すな。隠しておけ)ボソボソ
上条(はぁ?なんで?)ボソボソ
C.C.(悪用されれば、どうなるか、想像がつくだろう?)ボソボソ
上条はそう言われて、はっとした。
もし、あんな力が知れ渡り、悪用されることになれば、とんでもないことになる。
実際にそれを使い、その力を目にした自分だからこそ、その凄まじさがわかる。
上条(……そうだな。わかった、黙ってるよ)ボソボソ
急にC.C.が上条を殴ったと思ったら、今度はヒソヒソと話し始めた彼ら二人に、土御門が声を掛ける。
土御門「おい?カミやん?どうしたんだ?」
上条「……ああ、いや、その、だな……」
上条は言葉に詰まった。
どうやって、この状況を逃れようかと考えた。
だが、上条の頭では、パッとこの場を切り抜ける案など浮かぶはずもなく……。
C.C.「なに、私の『魅了』の力のことだ」ニヤッ
そんな、上条を見て、C.C.は、はぁ、と溜め息をこぼしながらも、不敵に笑って答えた。
神裂「『魅了』ですか?」
C.C.「そうだ。この私の美貌で、男を一人、骨抜きにしてやったんだ。文字通り、骨抜きにな……」フフフッ
いかにも冗談っぽく、妖しく笑いながら話すその姿は、他人をバカにしているようにしか見えない。
ステイル「……ふぅ、馬鹿馬鹿しい。そういうところは相変わらずか」
C.C.「人のことが言えるのか?『禁書目録』命の、童貞坊や?」ニヤッ
ステイル「なっ!」
C.C.「やはり図星か」
ステイル「ち、違う!僕はあくまで彼女の管理と監視をしているだけだ!他意はない!」
C.C.「それは本当か?」ニヤッ
ステイル「くっ!相変わらず、たちの悪い女だ!」
土御門(……いつの間にか、話がすりかわってるにゃー。まぁ、気にする程でもないのかにゃー?)
上条(『禁書目録』命?なんだそりゃ?)
突然、騒ぎ始めた二人を尻目に、土御門と上条は内々でひとりごちた。
そうして、上条にとって、C.C.にとって、その後の人生において、大きな分岐点となった7月20日は過ぎていった……。
―――――――――――
―――――――
―――
第七学区・窓のないビル
アレイスター「ふむ、『魔女』の捕獲には失敗したが、予定通り、『幻想殺し』が彼女の影響を色濃く受けたようだ。
本来ならば、彼女の体と力も研究したかったが、これはこれで、実にいい。
『猟犬部隊』を餌にした甲斐があったというものだ」
赤い液体で満たされた、ビーカー状の巨大な生命維持装置。
その中で、逆さまに漂う存在、『学園都市』統括理事長アレイスター=クロウリーは一人考える。
アレイスター「『魔女』も目論見通りに、このままここに残るなら、いつでも手は打てる。
私のプランも大きく短縮できそうだ」
誰もいないその場所で、アレイスターは一人不気味に笑っていた……。
―――――――――
――――――
―――
はい、とりあえずここまでです
やっと第一章が終わった……
とりあえず、『出会い』と『契約』はこんな感じです
文章力がない自分が悲しくなってきます……
いつものように、コメント、アドバイス等、頂けると幸いです
第二章の開始は、来週の休日にでもできたらいいんですが……
続きが気になる人が、もしいれば、あまり期待せずに待っていてください
それではー
やっと第一章が終わった……
とりあえず、『出会い』と『契約』はこんな感じです
文章力がない自分が悲しくなってきます……
いつものように、コメント、アドバイス等、頂けると幸いです
第二章の開始は、来週の休日にでもできたらいいんですが……
続きが気になる人が、もしいれば、あまり期待せずに待っていてください
それではー
乙
続き楽しみにしてる
上条さんがどういう使い方をするのか期待
続き楽しみにしてる
上条さんがどういう使い方をするのか期待
右手で発動中の左目触れたりしたらギアスなくなったりするんかな?
えーとですね、今後の物語で明かしていくと思いますが、事前にちょっとだけ説明します
>>128>>129
ご想像の通り、上条さんは自分でかけたギアスを打ち消すことができる設定です
独自解釈ですが、ギアスも異能の力といえばそうなので、いいかなと……
ただ、某オレンジ君とはちょっと仕様が異なる設定にするつもりです
まぁ、でも上条さんなら、むやみやたらと使うこともないだろうし、いいかなぁ、とも思いますが……
>>130
それも物語の中で明かされていきますので、期待して待って頂けると幸いです
>>131
C.C.から受け取った『王の力』及び『赤い鳥のような紋様』そのものは消せません
『契約』の証ですし、何より、消せたら物語が詰んでしまいますので……
あと、更新はやっぱり休日になりそうです
すみませんです……
>>128>>129
ご想像の通り、上条さんは自分でかけたギアスを打ち消すことができる設定です
独自解釈ですが、ギアスも異能の力といえばそうなので、いいかなと……
ただ、某オレンジ君とはちょっと仕様が異なる設定にするつもりです
まぁ、でも上条さんなら、むやみやたらと使うこともないだろうし、いいかなぁ、とも思いますが……
>>130
それも物語の中で明かされていきますので、期待して待って頂けると幸いです
>>131
C.C.から受け取った『王の力』及び『赤い鳥のような紋様』そのものは消せません
『契約』の証ですし、何より、消せたら物語が詰んでしまいますので……
あと、更新はやっぱり休日になりそうです
すみませんです……
個人的にはギアスとコードは世界の仕組みと言うか何というかそんな感じで異能の力とはちょっと違うモノだと思ってた
まぁ、あれか
上条さんが、能力者が能力を使うことそのもの、その体質を消せないのと同じか…?
上条さんが、能力者が能力を使うことそのもの、その体質を消せないのと同じか…?
こんばんわー
コメントしてくれた方々、ありがとうございます
それでは、これより第二章を投下します
禁書1巻とは随分かけ離れますが、ご了承ください
それでは投下します
コメントしてくれた方々、ありがとうございます
それでは、これより第二章を投下します
禁書1巻とは随分かけ離れますが、ご了承ください
それでは投下します
「 記憶はあらゆる物事の宝であり 守護者なり 」
―――マルクス・トゥッリウス・キケロ―――
数年前
イギリス・聖ジョージ大聖堂
C.C.「まったく、あの女狐め、よくも私のピザを……」
そう呟いたC.C.は、今、イギリス清教本拠地、聖ジョージ大聖堂にいた。
彼女は数十年前、現イギリス清教最大主教ローラ=スチュアートとひょんなことで知り合い、その頃から、この場に身を寄せていた。
ここでは、最大主教の許可のもと、自身の思うがままの行動ができ、好きなだけピザも食べられた。
正にC.C.にとっての理想郷とも言える所だった。
……しかし、その傍ら、C.C.にかかる費用を国民の血税でまかなうわけにもいかず、ローラ自身の懐から多くの金が出されているのだが。
C.C.「何が、金がない、だ。あの女狐のことだ。人知れず貯めている金などいくらでもあるのだろう」
C.C.は一人、文句を言いながら、大聖堂内を歩く。
そのローラも、無償でC.C.に衣食住を提供しているわけではなかった。
彼女たちの間にはある『約束』があった。お互い、それに一応は従って行動している。
C.C.が守る約束の一つには、勝手にイギリスを出ない、というものもある。
許可をもらえば構わないから、大した拘束にはなっていないが、C.C.はここ十年程、イギリスを出てはいない。
C.C.「ふぅ、まぁいい。……さて、今日も『あいつ』は来ているのか?」
C.C.はそう言うと、大聖堂内の礼拝堂へと足を向けた。
―――――――――
――――――
―――
聖ジョージ大聖堂、その礼拝堂。神聖な空気をかもし出す空間。
そこには、金の刺繍が施された白い修道服に身を包み、腰まで届きそうな長く美しい銀髪をした少女が一人、神へ祈りを捧げていた。
その様子を黙ってC.C.は見つめていた。
その姿は、C.C.にあの『シスター』を思い起こさせるが、今となっては、別段、気にする程でもない。
そう考えながら、しばらくその様子を見ていたが……
??「来てるなら、まず先に声を掛けてほしいかも」
C.C.「私はお前の祈りの邪魔しないようにしているだけだ、インデックス」
その名を呼ばれ、少女は、インデックスは目を開きC.C.へ向き直った。
インデックス「おはよう、しーつー。今日は早いんだね」
C.C.「ああ、今日は早く起きた上に、朝食のピザが少なかったからな」
インデックス「そんなにピザばっかり、よく食べれるね?」
C.C.「……あれほどの量を食べるお前には言われたくないな」
インデックス「むぅ~!あっ、ご飯の話してたらお腹空いてきちゃったんだよ!」
C.C.「お前はほんとに変わらないな」
そう、例え、その記憶が何度消されようとも……
―――――――――
――――――
―――
7月21日
第七学区・学生寮
チュンチュン チュンチュン
上条「……うぅ!……暑い……」
上条はうだるような暑さのため、いつもより早く目が覚めた。
まったく、寝起きは最悪だ。体のあちこちも固まって痛い……。あれ?痛い?なんでだろ?
上条は自身の体の違和感を探るべく、辺りを見渡した。
上条「……あれ?ここどこだ?……風呂場?なんで?」
そう、上条は風呂場の浴槽の中にいた。丁寧にその中にちゃんと布団も敷いてある。
上条(……!あっ、そうだ。俺のベッドはC.C.が使ってんだった。
……にしても、昨日は色んなことがあったな。『魔術』やら『ギアス』やら、一体どうなってんだろ?
科学の力では解明できそうにないな。……いや、ただ上条さんがバカなだけか?)ハァ
上条は昨日の出来事を振り返る。
C.C.と出会い、魔術師に遭遇し、『魔術』を知り、『ギアス』を使った。
自他共に認める不幸体質である上条にも、さすがに昨日はかなり刺激の強い、というより強すぎた一日だった。
上条「……さて、と。それじゃ、あいつらが来る前に、さっさと飯でも食うかー」
―――――――――
――――――
―――
数時間前
いつの間にか、7月20日は終わりを告げ、時刻は午前1時を刻んでいた。
神裂「それでは、私達は一旦失礼します。日が昇ったら、頃合いを見てまたここに伺います。よろしいですね?」
上条「ああ、わかったよ」
神裂「C.C.もそれで構いませんか?」
C.C.「ああ、あの女狐と連絡できるように準備だけしてくれればそれでいい」
神裂「わかりました。それではステイル、土御門、行きましょう」
神裂はそう言って立ち上がると、残り二人にもそれを促す。
ステイル「それじゃあ、失礼するよ」
土御門「それじゃあな、カミやん。とはいっても、俺は隣の部屋に行くだけだけどにゃー。
ああ、あと俺は明日の朝は来ないぜい。野暮用があるからにゃー」
そう言って、部屋を出ようとする三人。
上条「ああ、またな」
上条は三人を見送る。そして、部屋には上条とC.C.だけが残された。
C.C.「さて、私はまた寝るぞ。このベットはこのまま私が使う。男は床で寝ろ」
上条「あ、ああ……」
元々、上条も当然C.C.にベットを使わせるつもりだったが、こうも当たり前のように言われると……。
そしてそのC.C.はというと、服を脱ぎだし……。んっ?服を、脱ぐ?……ッ!
上条「な、何してんだよ!C.C.!」
C.C.「何、とはなんだ?」
上条「なんで俺の目の前でいきなり服を脱ぐ!?」
C.C.「寝にくいし、血で汚れたからだが?……なんだ?お前、また照れているのか?呆れるほど初心な奴だな」フフフ
突然のC.C.の行動に、顔を赤らめ背ける上条に、C.C.はいやらしい笑みを浮かべた。
この男は、まったく女という生き物に慣れていないのだろうと、この時C.C.は思っていた。
しかし実際は、この男ほど数多くの女とフラグを建てまくる奴はいない……。
彼女がそれを知るのは、もう少し先のことだ。
上条「と、とにかく!そういう事を女の子が男の前でしちゃいけません!」
C.C.「まったくうるさい奴だ。私は別に気にしない。だからお前も気にするな」
上条「気にするっつーの!」
C.C.「黙れ。私は寝たいんだ」
上条「ぐっ!自分の都合ばかりッ!」
C.C.「おやすみ、当麻」
上条「……」
上条の話を遮り、そう一方的にC.C.は告げ、ベットに潜り込む。そして、すぐに聞こえ出す寝息。
上条は、はぁ、と溜め息をついて、その矛を収めた。
その場に残ったのは彼女が脱ぎ捨てた、彼女の血で汚れた服。
どうしたものか、と考えた末に、ひとまずそれを畳んで置いておいた。
すぐに洗濯した方がいいのだろうが、彼女の着る物を勝手にいじるのは躊躇われた。
上条「まったく、なんつーか、ほんと自分勝手な奴だよな……。
あと、服くらい自分でちゃんと畳めよな……。はぁ、俺も寝るか……」
体力には割と自信のある上条も、さすがに今日は疲労困憊だった。
肉体的にも、精神的にも、ここまで大変だった日は久しぶりだった。
というより、あそこまで『死』を明確に意識したのは、生まれて初めての事だったかもしれない。
C.C.と出会ったからこそ巻き込まれた事件だったが、C.C.がいなければ、自分は今、こうして生きていなかっただろう。
だから、上条は彼女に感謝していた。
上条「……C.C.、ほんとありがとな」
最後に、上条は一人そう呟いて、自身の寝床はどこにしようか、と思案し始めた。そんな時……。
C.C.(……感謝されたのは、お前で二人目だよ……)
寝息を立てているはずの彼女の口元が、わずかに笑みを浮かべている事に、上条は気づかなかった……。
―――――――――
――――――
―――
そして、場面は7月21日の朝へと戻る。
朝食を食べようと、リビングにやって来た上条は、まずC.C.に声を掛けたが……。
上条「おーい、C.C!飯でも食お……ッ!」
C.C.「」スースー
上条は急に口を噤んだ。そう、彼女はまだ寝ていた。すやすやと気持ち良さそうに。
顔色を見ると、昨日よりは大分良くなったようだ。
神裂の言っていたように、彼女の驚異的な回復力が窺える。
上条(なんだ、まだ寝てんのか……。そういえば、顔色も大分良くなったみたいだな。ほんと安心した)
C.C.「……ぅん……ル……シュ……」
上条がそんな事を考えていたその時、C.C.の口から僅かに声が漏れた。
C.C.「……お……ピザ…が……こんな…に……」フフフッ ジュルリ
上条(……夢にまで、ピザが出てくるのか)
不敵な笑みをしていると思ったら、ピザという単語が聞き取れ、彼女は寝ながら唾を啜った。
上条(まったく、どんだけ好きなんだか。……昼はピザにでもするかー)ヤレヤレ
そう考えながら、上条はしばらくC.C.の側に座っていたのだった。
―――――――――
――――――
―――
数分後
上条(さて、今日の朝食はと……)
上条は朝食の準備をしようと、冷蔵庫に手をかけようとしたが、突如、その動きを止めた。
上条(あっ!しまった……。冷蔵庫の中身、全滅してたんだ……。どうしましょう?)トホホ
その事実に項垂れていた時、声が掛けられた。
C.C.「おい、そんなところで固まって、何をしている?」
突然、声を掛けられて後ろを向けば、いつの間にか起きて、服を着たC.C.が立っていた。
昨日のままの服なので、血塗れなのが不気味ではあるが……。
上条「んぁ?おお、起きたかC.C。おはようさん。てか、その服……」
C.C.「ああ、おはよう、当麻。これは仕方がないだろう?これしか持ってきていないんだ」
そう言うC.C.の服装は、今は血に濡れて赤く染まっているが、元はほぼ全体が白であった。
……それにしても、改めてみれば妙な服だ、と上条は思う。
所々に黒いバンドが付いてあり、それを服に止めれば、着ている人の自由を奪うことができるようだ。そう、それはまるで拘束衣。
なんでそんな服を……?と上条は疑問に思う。
C.C.「……なんだ、その顔は?」
C.C.は、急に黙って、怪訝な顔を向けてくる上条に尋ねる。
上条「いやー、お前が着ている服が随分と独特だったもので……」ハハハ…
C.C.「ああ、これは元は拘束衣なんだ。とは言っても、今着てるのはそのレプリカのようなものだがな」
上条「……何故にそんなファッションを?」
C.C「昔からのお気に入りなんだよ。昔からの、な」フッ
上条「……ふーん。まぁ、趣味は人それぞれだけどさ。でも、とりあえず洗濯しねーとな」
C.C「ああ、そうだな」
上条「洗濯してる間は、俺の服を着てくれよ。身長も同じくらいだから、サイズも大丈夫だろ?」
そう上条は言い、とりあえず、代わりの私服を出してC.C.に渡した。
身長も大体同じくらいなので、特に問題もなかった。
さて、残された問題は朝食だ。
どうしたものかと思い悩んだ上条は、まずC.C.に尋ねる。
上条「C.C.、朝食は何がいい?」
C.C「そんなの決まっているだろう?私は」
上条「ピザはだめだ」
C.C「……何故だ?」
上条はC.C.がそれを発する前に拒否した。
そのC.C.は眉を曇らせ、やや不機嫌な声で問う。
そして、やっぱり、と溜め息を吐きながら、上条はC.C.に語る。
上条「C.C、お前、日本でピザが一枚どんくらいするかわかってんのか?」
C.C「そんなもの知らん」
上条「はぁ、やっぱりか……。いいか、宅配ピザってのはな、日本では割と高額なものなんだよ。
外国のそれよりずっとな。いつだったか、外国人が日本のピザが高すぎる、って騒いでたようだし。
上条さんは、そんなにお金の余裕がないんですよ?」
C.C「それがどうした?私には関係ないぞ」
自分勝手、自己中心、傍若無人、傲慢無礼、ここに極まれり。
どこまでも自分勝手な物言いに、さすがに上条も声を荒げる。
上条「おい!ふざけんな!お前にはなくても、俺にはあるんだよ!誰の金で払うと思ってんだよ!
たった一食で2000円、下手すりゃ3000円近くトバしたら、ひと月で餓死するくらい上条さんは貧乏なんだよ!」
事実、上条に金銭的な余裕はほとんどない。
親からの仕送りもあまり多くなく、貰える奨学金も、レベル0の無能力者である上条は極めて少ない。
だからこそ、彼はスーパーの特売という名の戦いを日夜繰り広げ、その生活費を抑えているのだ。
しかし、そんな彼の努力を知らない彼女は、ただ告げる。
C.C「金がないなら、稼げばいいだろう?」
言っている事はもっともな事なのだが、そう言う彼女はというと、働く事など一切しない。
上条「簡単に言ってんじゃねぇ!お金を手に入れるってのはな、すげぇ大変なんだよ!」
C.C「まったく、呆れた男だ。たかが一食分のピザを、そこまで渋るとはな」
その魂の叫びに、C.C.は溜め息をついて、冷たい視線を送る。
上条「……はぁ、わかったよ。なら昼飯はピザにしよう。元々そう考えてたからさ。それで妥協してくれ……」
度重なる彼女の傲慢な態度にも、ほんの少しずつ慣れが生じ始めた上条は、妥協案を提示する。
……しかし、こういった慣れが、妥協が、上条の生活に今後大きな影響を与えることになるのを、彼はこの時気づいていなかった。
C.C「……ふん、まぁいい。我慢してやろう。私は優しいからな」クククッ
上条「はいはい……。それで朝飯なんだけどさ……」
上条が、改めて朝食についてC.C.に尋ねようとしたまさにその時……。
ピンポーン!
上条「んっ?」
玄関から呼び鈴の音が響いた。
現在、時刻は午前7時30分。……神裂たちだろうか?
確かに、日が昇ったら来るとは言っていたが、朝食を食べた後少ししたくらいの時間に来るものだと思っていた。
……いささか早くはないだろうか?
ピンポーン!
それでも呼び鈴は鳴り、誰かの来訪を告げる。
これは下手すりゃ朝食抜きかな、と思いながらも、上条は玄関へと向かっていく。
上条「はいはいっと。今開けますよ!」
そうして上条はドアノブに手を掛け、ゆっくりとドアを開けようとする。
……その先に、また新たな厄介ごとが待っていると知らずに。そして……
ガチャ!
上条「ってか、随分と早……い……?あれ?」
上条「……あの、どちら様?」
インデックス「私の名前はインデックスっていうんだよ。ここにしーつーがいるんだね?しーつーに会いに来たんだよ!」
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