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    元スレ上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 上条美琴 + - 下条 + - 心理掌握 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    >>148がすげぇキモい。中学生ならいいけど…

    152 :

    >>148
    お子ちゃまが来るところじゃないでちゅよ~

    153 :

    なんかこのスレにいたらドMに目覚めそう。
    みさきちの誘惑がねっとりしてる

    154 = 148 :

    スレ汚しの代わりに超電磁砲絵の食蜂さん↓

    155 :

    そいや食蜂さんのR18な絵ってまだあんまで回ってないよな
    pixivにもなかったしさ

    156 :

    エアギアにいそう

    157 :

    かまちー本人も浮いた存在って言ってたしな
    個人的にはかまちー絵のムチムチした感じのほうがいいね

    158 = 157 :

    みすった はいむらーじゃんorz

    160 :

    >>159
    みさきちご自慢の胸で上条さんの勲章からテキーラの元を搾り取って欲しいね
    そしてそんな絵を描いてくれる人がいたらもっと嬉しいね

    161 :

    みさきちがいつデレるのか。或いは既にデレているのか。
    続きが気になる。

    162 :

    >>159
    今日はちょっと冷え込むから注意しなさいw

    163 :

    こんばんは。
    遅い時間ですが今から投下します。

    >>159
    エロは未定です。
    みさきちが上条さんの前にエサぶら下げてる状態なのでエロやると終わってしまいますw
    期待せずに半裸でお待ちを。

    164 = 163 :

    ――――

    上条の部屋


    舞夏「なあ兄貴ー。どうして上条当麻に頭を撫でまわされなくちゃいけないんだー?」 ワッシワッシ

    土御門「ん? ああ、ちょっとな。どうだカミやん……」

    御坂「……何か変わったことある?」

    上条「二人とも何だよ血相変えて。何もないぞ」

    土御門「本当だな!? 本当に舞夏は何とも無いんだな!?」

    上条「あ? ああ……それらしい反応は無かったから」

    御坂「よかった……」

    禁書「……」

    土御門「ってことはまんまとハメられたって訳か」

    御坂「まったくタチの悪い冗談なんだから……」

    土御門「だが実行に移そうと思えば可能だ。その事実は変わらない」

    御坂「そうね。あの女、何考えてんのか全然分かんない……」

    165 = 163 :


    上条「二人とも何の話してんだ?」

    土御門「カミやん」 ガシッ

    上条「な、なんだよ……」

    土御門「オレはこれからカミやんに大事な話をする。ショックを受けるかも知れないが、冷静に聞いてくれ」

    上条「はあ? ま、まさか魔術師が……」 ヒソヒソ…

    土御門「そうじゃねぇ。あの食蜂操祈のことだ」

    禁書「……」

    舞夏「?」

    上条「なんだ。操祈がどうかしたか?」

    御坂「いい? あんたはね、騙されてるの」

    上条「……は?」

    土御門「カミやん、よく聴け。あの女は駄目だ」

    上条「い、いや何言ってるか……」

    166 = 163 :


    御坂「あんたはあの女のお遊びに付き合わされてるのよ。
        私への嫌がらせって名目で」

    土御門「タチの悪い悪戯なんだ。あいつはカミやんを弄んでる。
         頼む、別れた方がいい……!」

    禁書「わ、私もそう思うんだよ! みさきが私を見る目……すっごく冷たかったかも。
        でもとうまとは仲が良さそうだったから私……捨てられちゃうのかと思ったんだよ……」

    上条「……」

    御坂「お願い……! あいつとは別れて! ううん、関わらない方がいい! あいつは他人の心を傷つけて笑ってる最低の人間なの!
        あんたが傷ついて悲しむところなんて見たくない! だから……!」

    上条「分かった」

    御坂「え……そ、そう?」

    土御門「分かってくれたかカミやん」


    上条「ああ、お前等がよってたかって他人の陰口叩くような奴らだってことがな」


    御坂「!」

    禁書「とうま!」

    土御門「やっぱそう聞こえるよにゃー……」

    167 = 163 :


    上条「お前等に操祈の何が分かるんだよ。優しくて、やきもち焼きで、ちょっとワガママだけどいい子じゃねぇか。
        何でそんなこと言うんだ」

    御坂「あんたこそ常盤台での食蜂を知らないからそんなことが言えるのよ!
        昼休みにはプールに派閥の子浮かべて橋作って遊んでるような奴なんだからね!」

    土御門「それサラッと言ったけどすっげぇ事だぜい……」

    上条「だから何だよ! じゃあそれは注意して止めさせればいいんだろ!
        俺の言うことだったらちゃんと聞くはずだ!」

    御坂「どっから来るのよその自信は……」

    土御門「カミやん。別にあいつが憎くて言ってるわけじゃないんだ。
         まあ正直思ったよりあいつの行動原理は小さいもんだったからホッとしてるけど、
         でもカミやんが後々傷つくのがだな……」

    上条「余計なお世話だ土御門」

    御坂「なっ! あ、あんたねぇ! こっちは心配して言ってんのよ!」

    上条「お前らがあいつの何を見て、何を知ってそう言ってるのかは分からねぇ。
        でもだからって、はいそうですかって大事に想ってる相手との関係を絶てるわけがねぇだろうが!」

    169 = 163 :


    土御門「うっ……目がチカチカする……」

    御坂「イタくない……? さすがにこれは……」

    上条「こんな可愛いメールを打てる子が、人を騙すなんて真似出来る訳ねぇじゃねぇか!」

    土御門「カミやん一応自分の頭右手で触ってみてくれないか?」

    上条「ん? こうか?」

    土御門「……何ともないにゃー……」

    御坂「マジなのね……」

    禁書「うー……」

    上条「どうしたインデックス? お前も操祈を疑ってんのか?
        そりゃちょっと嫌な思いしたかもしれないけど、あいつもきっと緊張してたんだよ。
        次からは大丈夫だきっと」

    禁書「とうまの馬鹿っ! もう知らないんだよ!!!」


    170 :

    うわぁ…

    171 = 163 :


    上条「お、おい」

    禁書「もうとうま達の邪魔なんかしないから勝手にすればいいんだよ! 」
        
    土御門「なあカミやん。すぐに信じてくれとは言わねぇけど、一応心に留めておいてくれないか?
         頼む」

    御坂「私からもお願い。とりあえず今はそれでもいいから……

    上条「……ああ、分かった。ところでさ、何で俺と付き合うことが御坂への嫌がらせになるんだ?」

    御坂「そ、そこは深く突っ込まないの!」

    上条「?」

    土御門「まあそういう意味じゃカミやんと食蜂はお似合いだぜい……あの攻めは見習うべきとこだにゃー」

    御坂「うるさい!!」

    禁書「ふん!」

    上条「何なんだ一体……」

    舞夏「女心は複雑なんだぞー。上条当麻ももうちょっと勉強しろー」


    172 = 163 :

    ――――


    学舎の園内 某所


    ――――――――――――――――――――
    from:上条当麻
    件名:こっちこそ
    本文:
    ありがとな!
    今思ったけど、学舎の園まで送ったほうがよかっ
    たな。次からそうするよ。
    おやすみ!
    ――――――――――――――――――――


    食蜂「クスクス……」 パタンッ



    縦ロールの女生徒「女王、おかえりなさいませ!」

    女生徒A~Z「「「「「「「「「「「「おかえりなさいませっっっ!!!!」」」」」」」」」」」」」」




    食蜂「ただいまぁ……はぁ疲れた」 

    173 = 163 :


    縦ロール「お荷物を預かりします」

          (今日はお荷物が多い、さぞお持ちになるのが大変だったことでしょうね……)

    食蜂「ええ」 スタスタ…

    縦ロール「お着換えを。どちらの服にいたしますか?」

          (女王にはどんなお色もお似合いになります。わたくしとしては今日はこちらの水色のワンピースが)

    食蜂「ピンク」 スタスタ…

    縦ロール「はい。お食事の準備が整っておりますが……」

          (少しお腹が空きました……女王、ぜひお食事を先に)

    食蜂「先にお風呂に入るわぁ」 スタスタ…

    縦ロール「かしこまりました。女王、御気分でも悪いのですか?」

          (女王のお決めになられたことなら仕方ありません)

    食蜂「……」 ピタッ

    縦ロール「……女王? 顔色が優れませんわ。どこか具合でも……」

         (心配です……お薬か何か……)


    パシィィイインッッッ!!


    縦ロール「――――っ!?」

    174 = 163 :


         (叩かれた……? 今、わたくしは女王に頬を叩かれたのですか?)

    食蜂「ふふっ……アハハハハぁっ!」 ガシガシッ!! ブチブチッ!

    縦ロール「じ、女王? お許しを……! 痛いっ……!」

          (髪は……髪は引っ張らないで下さいまし、女王……)

    食蜂「ふふ……ごめんなさぁい。ムシャクシャしてたの。
        気持ちよかったでしょぉ?」 スッ…



    ピッ☆




    縦ロール「はい。とても爽快でしたわ、女王」 ウットリ…
     
          (女王に乱暴に扱っていただけるなんて……何たる僥倖ですの……)

    食蜂「クスクス、そうよねぇ。そうでなくっちゃ。
        まったく腹立たしいわぁ、こんな屈辱は初めて。
        御坂さんなんて可愛いものねぇ。これだから暗部の人は嫌ぁい」

    縦ロール「女王、一体何が……」

          (暗部とはなんでしょう。さすが女王、無知なわたくし達は考えておられることがあまりに違います)

    175 = 163 :


    食蜂「貴女達はぁ、余計なこと考えなくていいのよぉ。
        ねえ、今日は結構歩いたから靴が汚れちゃったぁ。舐めなさぁい」 ピッ☆

    縦ロール「はい、ありがとうございます」 ペロペロ

          (靴……女王の靴……女王の靴の泥を落とさなくてはいけませんわね……)

    縦ロール「ピチャピチャ… ピチャピチャッ」

    食蜂「ねぇ、疲れちゃったわ。誰か、椅子」

    眼鏡の女生徒「どうぞ」 ゴトッゴトッ

             (椅子……重。何もこんな玄関ホールでお座りにならなくても……)

    食蜂「あぁ、違う違う。そうじゃなくてぇ……」 ピッ☆

    眼鏡「失礼致しました。どうぞ、私にお座りください女王」

       (そうですわ、私が椅子になればいいんですわ!)

    食蜂「そうねぇ。ありがとぉ」 ポフッ

    眼鏡「そんな……もったいないお言葉です」 プルプル…

       (嬉しい……女王の椅子として生きてきてよかった……)

    176 :

    なんか昼ドラみたいな展開になってきたww

    178 = 163 :

    翌日

    ――――

    第七学区 大通り


    上条「お待たせー」

    食蜂「んもう! 遅いわぁ上条さぁん!」 プンプンッ

    上条「ごめんごめん。補習が長引いちゃってさ。ほらアイス買ってやるから機嫌治せよ」

    食蜂「いらないわぁ。そんな子供じゃないもの」 プィッ

    上条「待ってろよ、ストロベリーでいいか」

    食蜂「ピーチじゃなくちゃ食べなぁい」

    上条「はいはい」

    食蜂「あ。ねぇ、上条さぁん」

    上条「ん?」

    食蜂「……」 スッ

    上条「……? 俺の頭がどうかしたか?」

    179 = 163 :


    食蜂「……うーん」

    上条「操祈?」

    食蜂「上条さんてぇ、私のこと信じてない?」

    上条「は?」

    上条(あ、もしかして昨日土御門達に何か言われたのかな。
        ったくあいつら、こんなに可愛いのに。しょうがねぇな……)

    上条「土御門達に言われたことなら気にすんなよ」

    食蜂「……」 ピクッ

    上条「俺はお前のこと信じてるからさ」

    食蜂「あ……うーん……」

    上条「不安なのか?」

    食蜂「そうじゃなくてぇ。えっとねぇ、こういうことあんまり言いたく無いんだけどぉ。
        私ってぇ、学園都市最高の精神系能力者なのね」

    上条「ああ、何かチラッと聞いたことあるな」

    食蜂「でぇ、人の脳内の電気信号を操作したりして、精神操作を……まあ平たく言うと相手の心を弄り放題やりたい放題に出来ちゃうのぉ」

    上条「えげつないな。で、何だ?」

    180 = 163 :


    食蜂「それでねぇ、相手の心で考えてることも読めちゃったりとかするんだけどぉ……」

    上条「おま、マジか! ち、違うぞ操祈! 俺は別に操祈にそんなことをしようなんて思ってないからな!
       いや、思ってるのは思ってるんだけど、実行に移す気は無いというか……ゴニョゴニョ」 アセアセッ

    食蜂「私ぃ、上条さんが何考えてるのか分からないのぉ」

    上条「ああ」

    食蜂「上条さんてもしかして精神系能力者?
        私の干渉を阻害してるから心が読めないんじゃないかなってちょっと思ってるんだけどぉ、違う?
        もしそうだとしたら私……ぐすんっ、上条さんに信頼されてないなんて悲しくて……死んじゃう」 メソメソ

    上条「あ、それ多分俺の幻想殺しの所為だ」

    食蜂「いまじんぶれ……何?」

    上条「幻想殺し。俺の右手はどんな異能の力も打ち消しちまうんだ。
        食蜂の力も俺の全身に干渉するものだから無効化されてるんだろうな」

    食蜂「何それ……そんなのずるいわぁ」

    上条「え? ご、ごめん」

    181 = 163 :


    食蜂「じゃあ私ぃ、上条さんの心はこれからもずっと分からないままなのぉ?」

    上条「そういうことになるんじゃないかな。
        あ、でもほら、上条さんは操祈のこと好きですよ!
        そんなの心読むまでも無いっていうか、不安になるようなことじゃないって、な?」

    食蜂「そんなの分からないわぁ。貴方が私を騙しているだけかもしれないじゃない」

    上条「み、操祈?」

    食蜂「貴方は今何を考えているの? 私にだらしなく鼻の下を伸ばしていた貴方は本当の貴方なの?
        貴方が私を欺いていないという確証は何を以て得られるのかしらぁ。
        ねぇ上条さん、貴方ってぇ、実はとっても悪人さんなの?」

    上条「お、落ちつけって。他人の心なんて見えないのが普通なんだよ。操祈の考え過ぎだって」

    食蜂「普通……」

    上条「そうそう。な? アイスでも食って落ち着こう。そうしよう」

    食蜂「……」

    上条「操祈」

    食蜂「……それもそうねぇ☆」

    上条「だろ?」

    182 = 163 :


    食蜂「バカバカ! 私のバカぁっ! 上条さんを困らせちゃうなんてぇ、私、悪い子だわぁ」 ポカポカ

    上条「かわええ……」 ホワワーン
       
    食蜂「変なこと言ってごめんねぇ? 私のことぉ、嫌いになったぁ?」 ウルルッ…

    上条「そんな訳無いだろ。好きに決まってんじゃねぇか」

    食蜂「えへへぇ、嬉しいわぁ☆」 ムギュッ

    上条「おぅふ……」 キュンッ

    食蜂「じゃぁ、上条さぁん」

    上条「な、なんだ?」




    食蜂「いっそ右手切断しちゃいましょぉ☆」




    上条「」

    183 = 163 :


    食蜂「右手が無ければぁ、上条さんの心も読めるようになるんじゃないかしらぁ」

    上条「」

    食蜂「そしたらぁ、もっと上条さんのことが分かるようになってぇ、喜ばせてあげられるのにぃ」

    上条「」

    食蜂「ね、上条さん? もっと私に尽くして欲しいでしょぉ?」

    上条「」

    食蜂「……ねぇ」

    上条「えっ」 ビクッ

    食蜂「やだぁ、冗談よぉ☆」

    上条「は、はは……そ、そうだよな、あはははは……」

    上条(一瞬目がマジじゃなかったか……?)

    食蜂「私の渾身のボケ、上条さんには通じなかったみたいねぇ。
        うーん、ショックぅ……」 ショボーン

    上条(ハッ、いかん! 操祈が落ち込んでる!)

    184 = 163 :


    上条「あ……あはははは! なるほどそういうことだったのかー!
        レベルが高すぎて上条さんにはついていけませんでしたー!
        でも説明されたらめちゃくちゃ面白いぞ操祈! あはははははっ!!」

    食蜂「基本的には普通の男の人と変わらない精神構造みたいねぇ」 ボソッ

    上条「は?」

    食蜂「ううん、こっちの話ぃ☆」

    上条「そ、そっかそっか。よし、アイス買ってくるわ!」

    食蜂「はぁい、あ、そうだ」

    上条「ん?」

    食蜂「買ったら場所移動してもいい?」

    185 = 163 :

    ―――

    公園


    食蜂「はむ……ん……ピチャピチャ……」

    上条「……」 ドキドキ…

    食蜂「んー……っ、おいし……ペロペロ」

    上条(何か食べ方がいやらしい……お嬢様なのに) モゾモゾ

    食蜂「私の顔に何かついてるぅ? 上条さん?」

    上条「い、いや何も……!」 サッ

    食蜂「あ、分かったぁ☆ 上条さんもぉ私にペロペロしてほしいんでしょぉ」

    上条「ええっ!? そ、そりゃしてほしいけど……じゃなくて! さ、さすがにそれはまずいんじゃないでせうか……」

    食蜂「いいのよぉ。ここでシてあげるぅ☆」

    上条「ここでぇ!?」

    食蜂「うん。でもぉ、私ぃ、初めてだから上手く出来ないかもしれないけどぉ……」

    186 = 163 :


    上条「そ、そんなの……いいけど」

    食蜂「うん……見られてたら恥ずかしいからぁ、上条さん。目、瞑ってて?」

    上条「こ、こうか?」 ギュッ

    上条(み、操祈が口で……いいのか……中学生だぞ。
        でも上条さん、今日だけは欲望に忠実なんですのことよ……!)


    チュッ、ペロ…


    上条「……へ?」

    食蜂「えへへぇ☆ ほっぺたにアイスがついてたゾ☆ ペロペロしちゃったぁ」

    上条「ペ、ペロペロって……そういうこと……」

    食蜂「うん? 他に何があるのぉ?」

    上条「あっ、い、いや……」

    食蜂「……上条さんのエッチぃ、妄想力高いんだからぁ。
        そういうのはぁ、二人きりの時だ・け」 ツー…

    上条「はぁうっ!」 ゾクゾクッ!


    ドサッ


    上条「……え?」

    187 = 163 :


    御坂「」

    食蜂「……クスッ」

    上条「み、御坂……!」

    御坂「あ……あんたはぁ……! 外で何を……」 ギリギリギリ…

    食蜂「上条さぁん、ぎゅってしてぇ」

    上条「え?」

    食蜂「今まで黙ってたけどぉ……私ぃ、上条さんにぎゅってしてもらわないと寂しくて死んじゃう病気なのぉ」 ウルッ

    上条「な、なんだってっ!」 ドキーンッ!

    御坂「……アホくさ」

    食蜂「御坂さぁん」

    御坂「勝手にやってれば。私帰るから」 プィッ

    食蜂「みぃさぁかぁさ~ん」

    御坂「何よ!」

    食蜂「んっ……」

    上条「んむっ……!」



    御坂「――――――ッ!?」


    188 = 163 :


    チュッ… チュルッ… ピチャッ…


    食蜂「……チュプッ……アハ、上条さん、バニラアイスの味がしたわぁ……」 クスッ

    上条「あ……あ……」 ドキドキドキ…

    食蜂「御坂さんに見られてると思うとぉ、ドキドキしちゃったぁ☆」

    上条「そ、そうだ御s」

    御坂「……」 ポロポロ…

    上条「!」

    御坂「う……ぅ……!」 グスッ グスッ…!

    食蜂「……」 ブルルッ…!

    上条「お、おい! どうしたんだ? 御坂?」

    御坂「知らないっ……!」 ダッ

    食蜂「……」 ゾクゾクゾクゾク…!

    上条「御坂!!」 ダッ


    ガシッ


    食蜂「クスッ……クスクスクス……ぷっ、アハハハハハハぁっ!」

    上条「操祈……?」

    189 = 163 :


    食蜂「駄目よぉ、上条さん。まだデートの途中だゾ☆」

    上条「え……で、でも……」

    食蜂「大丈夫、御坂さん。強い子だから」

    上条「泣いてたぞ」

    食蜂「涙が出る時もあるわぁ、女の子だモン☆」

    上条「え?」

    食蜂「上条さん、あんまり他の女の子と仲良くしないで欲しいわぁ。
        じゃないと私……私……グスッ……グスッ……」

    上条「え、え、え!? 操祈も!? ど、どうしたんだよ!」

    食蜂「うぅん、ごめん……ごめんねぇ……ヒグッ! 上条さんが御坂さんと仲良さそうにしてる見てぇ……エグッ、
        嫉妬しちゃったのぉ……ごめんねぇ、こんな悪い子で……ごめんね上条さぁん……」 シクシクシク…

    上条「操祈、いいから! そんなの気にすんなよ! ほ、ほら泣き止めって……な?」

    190 = 163 :


    食蜂「私のこと、好きぃ?」

    上条「好きだよ、知ってるだろ」

    食蜂「じゃあ私のことぉ、たくさんぎゅってしてくれるぅ?」

    上条「す、するする……ほら」 ギュッ

    食蜂「アハっ……じゃぁ、許してあげるぅ」

    上条「よ、よかった……」 ホッ

    食蜂「安心したぁ?」

    上条「したよ、当たり前だろ」

    食蜂「えへへぇ☆」 ムギュッ

    上条「は、はは……」

    上条(御坂大丈夫かな……) 

    食蜂「……」

    191 = 163 :

    ――――


    学舎の園内 某所


    食蜂「ちょろいわぁ」

    縦ロール「何がですか? 女王」

    食蜂「私の足置きがどうして言葉を放てるのかしらねぇ。トイレブラシに転職したいのぉ?」

    縦ロール「も、申し訳ありません……」

    食蜂(そう……ちょろいのよ。考えが読めなくたって、反応はみんな同じなんだから。
        心なんて、多少の誤差や個体差はあっても、一般的な感性の持ち主なら一定の刺激に一定の反応を返してくる。
        そんなのは分かりきったことじゃない。
        だから何も心配することなんて無いのにぃ……)

    ゆるふわな女生徒「う……ううっ!」 ブルブル…


    ガシャーン!


    食蜂「あらぁ? 花瓶さん花瓶さん。どうしてあなたは手を滑らせてしまったのぉ?」

    ゆるふわ「す、すみません……! 長時間持っていたもので……今片付けを……!」

    食蜂「そこに正座なさぁい」

    ゆるふわ「え? そ、そこって……」

    食蜂「その、破片の上で、反省なさぁい☆」 クスッ

    192 = 163 :


    ゆるふわ「……あ……あ……」 ガタガタ…

    縦ロール「お……お言葉ですが女王。それは……」

    食蜂「どうしたのぉ? 私のお願いが聴けないのぉ?」

    ゆるふわ「は……はい……ただいま……」 ガタガタガタ…

    食蜂「……」

    縦ロール「あ……」

    ゆるふわ「……」 ブルブルブル…

    食蜂「嘘よぉ☆」

    ゆるふわ「……?」 ビクッ

    食蜂「そんな危ないこと、させられるわけ無いでしょぉ。
        驚かせてごめんね、花瓶を割った罰のようなものだから、心配しないで。
        大丈夫? 怪我はない?」 スッ

    ゆるふわ「あ……じ、女王……」 トローン…

    食蜂「貴女の綺麗な脚に傷がついたら大変だわぁ。貴女、掃除用具をお持ちなさぁい」

    縦ロール「は、はいただいまっ!」 バッ! ビターン!

    食蜂「あら、脚が痺れていたのねぇ。ずっと足置きに使っていたから」

    縦ロール「し、失礼いたしました。わたくしが戻るまでその破片に触れては駄目よ」

    ゆるふわ「はい……お姉様! 女王、申し訳ありませんでした!」

    食蜂「クスクス、二人ともあわてんぼさん☆」

    194 = 163 :


    縦ロール「お恥ずかしいですわ……」

    ゆるふわ「女王の寛大なご処置……感謝します」 ペコッ!

    食蜂「クスクス……いいのよぉ」

    食蜂(そう……能力を使わなくたって他人の精神を掌握することなんて容易いわぁ……。
        今も花瓶にしたところまでは能力だけど、それ以降は私の言葉一つだもの。
        私のお願いなら能力無しでもこの子達はある程度従うまでになった。
        あの人をそうすることだってそう難しいことでは無いはずなのに……)

    食蜂(無垢で純粋培養なこの子達とは勝手が違うのかしら……?
        私に向けられる愛情は嘘ではないでしょうけど、決定的では無い気もするのよねぇ……。
        御坂さんを追いかけようとしたり、銀髪の子を切り捨てなかったり)


    食蜂(もっと、もっとあの人を夢中にさせてやらないと……)


    食蜂「!」 ハッ

    食蜂(ちょっと待って、おかしぃわぁ。今の考えに至るるのは断じておかしい。
        だってぇ、私は御坂さんをズタボロに虐めて惨めに泣かせるのが目的のはずでしょぉ?
        なのにあの人を夢中にさせることを中心に考えるなんて……目的をはき違えてる)


    ―――『それだけ』か?


    食蜂「……うるさいわねぇ」

    195 = 163 :


    ゆるふわ「じ、女王……?」

    食蜂(他に何があるって言うのかしらぁ。あの時、ちょっと興味を持っただけだって言うのにぃ……
        体の良い暇つぶしの相手でしょぉ……? 心が読めない分厄介なのは認めるけどぉ……)

    ゆるふわ「あ、あの女王どうかしたのですか……?」

    食蜂「……ねぇ貴女、今夜私の部屋に来るぅ?」

    ゆるふわ「え……」

    食蜂「意味分かるわよねぇ? 貴女を、愛してあげましょぉかぁ?」 スッ

    ゆるふわ「あ……あ……女王……」 ウットリ…

    食蜂「私の足をお口で綺麗に出来たらぁ」

    ゆるふわ「は……はい……」

    食蜂「貴女で遊んであげるわぁ☆」 ツンッ

    ゆるふわ「……はいっ!」 

    196 = 163 :


    ピチャピチャ… ピチャピチャ…


    縦ロール「女王、お待たせ……を……」

    ゆるふわ「はぁ……女王……いかがですか……?」

    食蜂「下手ねぇ。そんなんじゃご褒美には遠いわよぉ……」

    ゆるふわ「はい……努力します……ですから……!」 ペロペロ

    縦ロール「じ、女王……これは一体……」

    食蜂「やっぱりぃ、これくらいにはしてやらないとつまらないわよねぇ。貴女もそう思わなぁい?」

    縦ロール「え……あ……」

    食蜂「クスクス……あなたもどう?」 ピッ☆

    縦ロール「はい、失礼します……ピチャピチャ」

    食蜂「クスクス。まぁいいわぁ、あくまで貴方はついで。そこを私が理解していれば問題ないしぃ」

    縦ロール「……ピチャピチャ……」

    ゆるふわ「ペロペロ……」





    食蜂「夢中な貴方が見たいなぁ、上条さん☆」




    197 = 163 :

    今日はここまでにしときます。
    みさきちの性根が腐ってます。誰か矯正してあげてください。
    ではまた近々

    198 :

    乙 しかし、どう転んでも上条さんの周りはひどいことになりそうだな・・・

    199 :

    あれ?もう夏終わったのかな?なんか寒気が……


    鬼畜すぎるwwww

    200 = 176 :


    まさにみさキチ
    いい感じにトんでるなwwww


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