元スレ絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壺「うん」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 :
おまえバカっぽいスレから来ただろ
俺もだけどな
252 :
所詮ちっパイの絹旗じゃ限界があるんだよby浜面
253 :
正直パン用イーストなんてその辺のスーパーで普通に売ってる。
254 :
>>252
ち っ そ げ ぶ
255 = 252 :
>>254
クスクス
256 :
ポニテミサワさんだと…
ちょっと胸の苦しさが半端ないので海原と一緒に自転パンチ食らってくる
257 :
エツァリェ・・・
俺と代われもしくは俺に変装しろ!皮膚ならいくらでもくれてやるわ!
258 = 249 :
「ち っ そ げ ぶ」だと…(ブリーチっぽく)
新しいなっ…!
259 :
>>254
ちっそでぶ
に見えた
260 :
>>259
おいおいいくら絹旗が最近ポップコーンの食い過ぎで丸々としてきたからってぎゃああああああああああああ
261 = 249 :
>>260
冥土帰し「やれやれ…僕の仕事を増やさないでくれるかね。みせてごらん?」
262 :
>>261
冥土帰し「ふむ、どれどr…ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」ドゴシャッ!
263 = 252 :
デブ旗……
264 :
>>1です、投下前にお報せを
>>1の休暇が本日で終了ですので、これまでの投下ペースを保つのは非常に難しくなります
最低でも週に1回は投下したいと考えていますが、間が空く場合は当スレにてご連絡致します
楽しみにしていただいている皆さんには申し訳ございませんが、ご容赦下さい
お詫びも兼ねまして、本日投下分はこれまでよりも多いです
それでは、始めさせて頂きます
今回はきぬはた荘住人の休日・後編です
265 = 68 :
~タクシーで移動組~
海原(何を買っていきましょうか……)
海原(前に暇つぶしにと女性誌を買っていったら、気に入った様子でしたね)
海原「あ、次の交差点を右にお願いします」
海原(そういえば、日本の和菓子は美味しいって言ってましたね)
海原(えびせんでも買っていきましょうか、どっさりと)
海原「あ、そこを左で」
海原「え? 言わなくても大丈夫ですか? これは失礼しました」
海原「…………」
海原(気まずい)
266 = 68 :
~モノレールで移動組~
滝壺「♪」←はまづらに会えるので超ご機嫌の滝壺さん
絹旗(バニーでモノレールとかいうどこぞの未来人みたいなプレイは回避できました……しかし……)
滝壺「きぬはた、何か買っていったほうがいいのかな」
絹旗「差し入れってヤツですか? 菓子折あたりが無難かと思いますけど」
滝壺「暇そうだから本とかどうかなって思ったんだけど」
絹旗「浜面が超大好きなジャンルの本は没収されるでしょうね」
滝壺「うん、だから"俺と猫とAIM拡散力場"とか。あれ面白かった」
絹旗「浜面には難しいのでは……」
滝壺「ちょっと難しいぐらいが丁度いいんだよ」
絹旗「まあ、途中で本屋に寄って適当にチョイスしてやりますか」
267 = 68 :
~バスで移動組~
結標「ポニーテールなんて珍しいわね」
番外個体「変かな? 髪が伸びてきて、邪魔だったからさ」
結標「似合ってるわよ。このうなじとか溜まらないじゃない」ツツー
番外個体「ひゃぅっ?! ちょ……ダメ……」ゾクゾク
結標「それにしても、貴女肌が白いのね……あら?」
番外個体「ふにゃ……><」ブルブル
結標(首から後頭部にかけて傷痕? これって手術痕よね……)
番外個体「も、もうやめてよ……」
結標「あ、ゴメンなさい。反応が可愛くて調子に乗っちゃったわ」
番外個体「次やったら釘飛ばす……」
結標「(きっと訳アリなのね、この子も)お詫びに、あとで甘いモノを奢ってあげるわよ」
268 = 68 :
~徒歩で移動組~
婚后「規模の大きいスーパーに行けば、イーストもあるでしょうか」コツコツ
白井「行かなければ分かりませんの」トテトテ
婚后「スーパーになければ……あとは……」
白井「もしかしたら薬局にあるかもしれませんわね」
婚后「その発想はありませんでしたわ」
白井「では大きなスーパーに薬局に、とりあえずまわってみますの」
婚后「なんだか悪いですわ……買い物まで付きあわせてしまいまして」
白井「乗りかかった船ですの、お気になさらず」
婚后「これは気合を入れて、美味しいものを仕上げないといけませんわね」
269 = 68 :
~第7学区 とある病院~
海原「ショチトル、具合はいかがですか?」
ショチトル「……問題ない」
海原「もし外出の許可がおりるなら、たまには外食などどうですかね?」
ショチトル「……考えておく」
海原(なんか機嫌が悪いですね)
ショチトル「…………」
海原「そういえば、差し入れた故郷の服はどうでしたか?」
ショチトル「悪くはなかった。だが、看護師さんに笑われたので着ていない」
海原「物珍しかったのでしょうね、きっと」
ショチトル「…………エツァリ、聞きたいことがある」
海原「なんでしょう?」
270 = 68 :
ショチトル「少し前から6人の女性と同居しているらしいが、本当なのか?」
海原「えっ?」
ショチトル「数日前、朝起きたらドアに手紙がさしてあった。誰からなのか分からないが……」ガサガサ
海原「えっ? えっ?」
ショチトル「この手紙によると……"海原は6人のおにゃのことひとつ屋根の下だにゃー"」
海原「」
ショチトル「"ロリ、脱力系女子、ツインテお嬢様、高飛車お嬢様、ビリデレ、ショタコンと
選り取りみどりだにゃー、ハハハ、裁かれろ"……とあるが」
海原(こんなことしたのは誰だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)
ショチトル「両手に花どころか、両手両足でもまだ余るな。どの人が本命なんだ?」
海原「いや、それはですね、結果的にそうなったというかですね」ダラダラ
ショチトル「"結果的にそうなった"ということは、この手紙に書いてあることは真実か」
海原「」
ショチトル「とにかく、詳しく話を聞かせてもらおうか(#^ω^)」
海原(あ、この顔は知ってる。すごく怒ってるときの顔だ)
271 = 68 :
~第10学区 留置所 面会室~
浜面「いやぁ、悪いな! 来てくれるなんてな!」
滝壺「はまづら、元気そうでよかった」
浜面「お前も元気そうでなによりだぜ。少しでも早くここを出れるように頑張るからな!」
滝壺「うん、私、はまづらのこと応援してるから」
浜面「お前のためなら、どんなに辛くても切り抜けられるぜ!」キラッ☆
滝壺「///」
絹旗「警備員さん、この部屋空調が超効きすぎです」パタパタ
警備員「ははは、あついあつい」パタパタ
272 = 68 :
滝壺「それでね、これが着替え、あと差し入れ」
浜面「あー、悪いけどあとで窓口で手続きしてくれないか? 検品とかもあるらしくてな」
絹旗「まったく、超めんどいですね」
滝壺「……でも、窓口で手続きできないのもあるの」
浜面「?」
滝壺「きぬはた」
絹旗「ううう……超マジでやるんですか?」
滝壺「うん。超マジ」
絹旗「くぅ……そりゃ私も深夜のテンションで乗ってしまいましたけど、でも……」
プチ プチ
浜面「た、滝壺さん?! なんで服を脱ごうとしてるのでせうか?!」
警備員「ちょ、君、なにを……」
273 = 68 :
絹旗「……ここで滝壺さんだけやらせる訳には超いきませんね……浜面!!」
浜面「は、はい!」ビクゥ
絹旗「この絹旗サマの一世一代の大舞台です! 目を逸らしたら超許しませんからね!」
シュル バサッ
浜面「絹旗まで?! おいやめろ! 政府勢力に目付けられるぞ!」
警備員「」ポカーン
浜面「おまっ、それ……まさか家から着てきたのか……」
滝壺(白バニー)「あとは耳をつけて完成」スポッ
絹旗(赤バニー)「うぅぅ……超どうしてこうなった」スポッ
274 = 68 :
浜面「」
滝壺(白バニー)「どう、はまづら? もっと元気でたでしょ?」
絹旗(赤バニー)「もうどうにでもなーれ……」モジモジ
警備員「」
浜面「」
滝壺(白バニー)「はまづら?」
浜面「ふにゃー」ブシューーーーーーッ
絹旗(赤バニー)「ばっ……何鼻血だしてやがるんですか! バカ面!」
警備員「……はっ、私はいったい……こ、これは?! いかん! この出血量はまずい!」
滝壺(白バニー)「はまづら、倒れちゃったけどすごくいい笑顔」
警備員「衛生兵! 衛生兵! あと君たちもなんて格好してるんだ! 早く着替えなさい!」ポタポタ
絹旗(赤バニー)「あなたまで鼻血出さないでください! 言われなくても超着替えてやります!!」
275 = 68 :
~第7学区 セブンスミスト~
番外個体「わあ、すっごい……」キョロキョロ
結標「こういうお店は初めてなの?」
番外個体「うん、ここまでの規模なのは初めて」キラキラ
結標(あーもう、さっきから可愛いなぁ)
:
:
:
結標「それで、貴女はどんな服が好みなの?」
番外個体「うーん……好みって言われても」
結標「聞き方を変えるわね。どんな服を着てみたい?」
番外個体「モノトーンとかいいかも。あと、動きやすいのがいいかな」
結標「そうね、貴女スレンダーだし上背もあるから、可愛い系よりはシックな方がいいわね」
276 = 68 :
結標「ほら、このタンクトップなんかどう?」
番外個体「背中の蜘蛛の巣の模様がいい感じだね」
結標「だったらほら、試着してみる」
シャッ
<バサッ
<ゴソゴソ
番外個体『……ねえ、結標さん』
結標「サイズは大丈夫?」
番外個体『これ、すっごい短いんだけど。へそ丸出しなんだけど』
結標「出してナンボよ」
番外個体『そ、そうなの?』
277 = 68 :
結標「ねえねえ、さっきのタックトップにこのショートパンツ合わせてみなさいよ」
番外個体「う、うん」
<バサッ
<ゴソゴソ
番外個体『ねえ、布の面積が少ないよこれじゃ』
結標「何言ってるの、まだ多い方よ」
番外個体『いや、ミサk……私としてはもうちょい落ち着いた方が……』
結標「いいから一回見せてみなさい」シャッ
番外個体「わっ?! 急に開けないでよ!」
結標「……貴女、細いのね。なにこのウェスト、羨ましすぎてムカついてきたわ」
番外個体「ちょっ、とりあえずこれは保留!」シャッ
結標「何よ、見せても恥ずかしくないものを持ってるのに」
番外個体『いや、恥ずかしいよ』ゴソゴソ
278 = 68 :
~第7学区 某スーパー~
白井「という訳でやってきましたの」
婚后「普段こういったお店に来ないので……なんだか新鮮ですわ」キョロキョロ
白井「ささ、目的のものを探しましょう」
婚后「まあ白井さん! 見てくださいまし! お肉がこんなお値段で売ってますわ!」
白井「? ええ、売ってますわね」
婚后「不自然に安すぎですわ……いったい何のお肉なのでしょう」
白井「牛ロースと書いてありますが」
婚后「牛ロース? ありえませんわ、このお値段は。きっと偽装ですのよ。なんてお店なのかしら」
白井「……婚后さん、店員さんがイタイ視線を送っておられるので、どうかその辺で……」ダラダラ
279 = 68 :
:
:
:
白井「婚后さん、イーストがありましたの」つ□
婚后「ドライイースト?」
白井「ドライイーストですの」
婚后「ドライじゃないイーストもございますの?」
白井「……さあ?」
婚后「……まあ、パン用って書いてありますし、きっと大丈夫ですわね」
白井「あとは小麦粉ですわね」
婚后「ストックもないようですし、多めに買いましょう」
白井「そうでs……(?! この感じ……お姉様拡散力場!)」
白井「あっちですの!」ダダダダダ
婚后「え? あっ、白井さん、お待ちになって!」
280 = 68 :
白井「確かにこっちの方か……ら……」
:
:
:
白井「…………」
婚后「はあはあ……白井さん、こっちはお魚のコーナーですわ。小麦粉は……」
白井「婚后さん」
婚后「は、はい?」
白井「はやく材料を調達して、家でパンを焼きますの」
婚后「白井さん……?」
白井「何か別なものに打ち込まないと、わたくし……お姉様の幸せを邪魔してしまいますの……」
婚后(何を見てしまったのでしょうか……)
281 = 68 :
~第7学区 とある病院 ロビー~
海原「あいたたたた」
海原「ははっ、顔にモミジが出来てしまいました」
海原「まあ、どうにか分かってもらえましたし……よしとしましょう」
海原「お見舞いのお菓子と雑誌も受け取ってもらえましたしね」
海原「さて、そろそろ戻りますか」
海原「不機嫌なのはそのままですから、ご機嫌をとりませんと」
~その頃病室~
ショチトル「……」
ショチトル(こんな怪しい手紙、嘘だと思いたかったのに)グシャ
ショチトル「お兄ちゃんのバカ……」
282 = 68 :
~第10学区 某飲食店~
絹旗「」ポケー
滝壺「きぬはた、食べないの」
絹旗「あっ、食ぶ、食べます」
滝壺「……」
絹旗(うう、人前でバニー……今になって超恥ずかしくなってきました)
滝壺「きぬはた、ゴメンね、付きあわせちゃって」
絹旗「いっ、いえ、浜面のニヤけたアホ面が見れたんで超OKです!」
滝壺「うん……はまづら、喜んでた」ホワーン
絹旗(愛されてますよね……滝壺さんを泣かせたらメガトンパンチの刑ですよ、浜面)
283 = 68 :
滝壺「でも、はまづらのためと言っても」
絹旗「?」
滝壺「冷静になってみると、人前であんな格好はちょっと恥ずかしかった///」
絹旗(シェイクスピアの劇でありましたね、なんでしたっけ)
滝壺「むー……」ホワホワ
絹旗(確か"恋は盲目であり、恋人たちは自分たちが犯す愚行に気づかない")
絹旗(世のバカップルを超的確に表現してますよね)
滝壺「とりあえず、きぬはたは早く帰って着替えないとね」
絹旗「そうですね。服の下とは言え、超落ち着かないです」モジモジ
284 = 68 :
:
:
:
浜面「あの二人は何をやっておるか……」
浜面「気持ちはすんげえ嬉しいけどさ、ここでの俺の立場を危ういものにしてるってのよ」
浜面「……滝壺が白バニー、絹旗が赤バニー」
浜面「絹旗とか胸がスカスカだったぞ……サイズあってねえじゃねえか」
浜面「滝壺は……うん」
浜面「(ツー)あっ、やべ、また鼻血だ。誰か噂でもしてんのか」
浜面「……くそ、悶々としてきた」
半蔵「お前さっきから何ブツブツ言ってんだよ」
浜面「なあ半蔵、バニーは真理だな」
半蔵(とうとうイカれちまったのか?)
285 = 68 :
~第7学区 セブンスミスト内 カフェテリア~
番外個体「♪」
結標「その顔を見る限り、今日は満足なお買い物ができたようね」
番外個体「うん、すごい感謝してる。ちゃんとお礼しないとね」
結標「お礼ね……だったらさ、私の相談も聞いてくれない?」
番外個体「?」
結標「料理を教えてほしいのよ、本格的に」
番外個体「料理? ミサk……私、純和食とかはよく知らないけど、それでもいいかな」
結標「人が倒れないレベルになれるならなんでもいいわ」
番外個体(あ、気にしてるんだ)
結標「どうかしら……?」
番外個体「断る理由はないよね?」
結標「ありがとうね、色々とお世話になるわ」
286 :
あわきんとワーストの絡みマジでいいな・・・
287 = 68 :
番外個体「!」ピンポン
番外個体「ねえ、折角だから。もう一つ買いたいものができた」
結標「? なにかしら」
番外個体「フヒヒ」
:
:
:
番外個体「買ってきた?」
結標「ええ、バッチリよ」
番外個体「はい、じゃあどうぞ」つ□
結標「貴女もね」つ□
番外個体「ね、開けていい?」ガサゴソ
結標「どうぞ。エプロン買って交換なんて、粋なこと思いつくわね……って」ガサゴソ
番外個体「気に入ったかにゃーん?」ニヤニヤ
288 = 68 :
結標「ちょっと、ハザードシンボルってどういうことよ。 何が言いたいの?」
番外個体「べっつにィ~? ( ゚3゚)~♪」
結標「うう……いつか見返してみせるんだからね……!」
番外個体「さて、ミサk 私のは……うっ」
結標「お気に召したかしら?」
番外個体「なに、このイタイ新婚さんがつけてるようなフリフリエプロン」
結標「普段から眼光鋭い貴女にはよく似合うと思って♪」クスクス
番外個体「むぅぅ……人が気にしてることを……」
結標「お互い様じゃない」
番外個体「着てやるとも……これが似合う女の子になってやる……」
289 = 68 :
~きぬはた荘1階 キッチン~
白井「予定より遅くなりましたが、超始めますの」フンス
婚后(気のせいでしょうか、最近ここの皆さんに絹旗さんが感染ってきてるような)
白井「まずは何からしますの?」
婚后「まずは生地作りですわね。ボウルを用意しまして……」ゴトン
白井「>>1の実体験によりますと、小麦粉、牛乳、イースト、砂糖を混ぜて混ぜて混ぜて……」
婚后「小麦粉ですわねってあ」ツルッ ボサッ
ボワボワボワボワ
婚后「ケホッ……やってしまいましたわ」
白井「出始めからこんな……あ、婚后さん、動かないで下さいまし、静電気が……」
婚后「静電気……?」
白井「下手に動きまわると、余計に粉が舞い上がりますの……それに、粉塵爆発ってご存知?」
婚后「」ゾクッ
290 = 68 :
:
:
:
婚后「小麦粉を多めに買っておいて正解でしたわね」
白井「気を取りなおして、生地作りですの」
婚后「だいぶ固まってきましたわね……ここからは力仕事ですわ」ゴネゴネ
白井「……婚后さん、お疲れではなくて? 交代いたしましょう」
婚后「ではお願いしますわね」
白井「類人猿!(バコォン)類人猿!(ベチィン)類人猿!(メメタァ)」
婚后(なんという迫力……ですが、類人猿?)
~しばらく後~
白井「」ドカドカドカドカドカドカドカ
婚后「し、白井さん。もうその辺にして、次の段階に移りましょう」
291 = 68 :
白井「はあ、なんだか清々しい気分ですの」
婚后「次は発酵でしたわね。ケースに入れて……と」
【生地】パコン
白井「どれぐらいかかりますの?」
婚后「ええと……30分ほどとありますわね」
白井「では、休憩も兼ねてお茶にいたしましょう」
~30分後~
白井「……なんですの、これは」
【 生 地 】<ハーイ
婚后「わたくし達が作った生地って、こんなにありましたか……?」
白井「きっと、これが発酵パワーですの」ガクブル
婚后「生地は生きているということは実感いたしますわ」ガクブル
292 = 68 :
~なんだかんだで焼く段階~
婚后「オーブンの温度は190度……準備よくてよ」
白井「では、投入いたしますの」ガコン バタン
婚后「あとは焼き上がりを待つだけですわね」
白井「形はクロワッサンになりましたが……出来上がらないと味は分かりませんの」
<ギィィィィィ バタン
海原「ただいま戻りました。なんだかいい匂いがしますね」
婚后「ええ、パンを焼いてますの。今夜の夕食に出ますのよ」
海原「おお、これは楽しみですね。腹を空かせて帰宅した甲斐がありました」
白井「そのパンに見合うメニューにしないといけませんわね……そろそろ夕食の準備も始めませんと」
婚后「ところで、そのお顔はどうされましたの? 手形?」
海原「ははは、裁かれました」
293 = 68 :
~帰りのモノレール~
滝壺「」ウトウト
絹旗「」ムズムズ
絹旗(超落ち着きません……!)
絹旗(今朝からですからね……流石に長時間着続けるモノではありませんね)
滝壺「」スピー
絹旗(替えのインナーを忘れてくるなんて……私の超バカバカバカ……)
滝壺「むー……」コテン
絹旗「はっ」
滝壺「」スピー
絹旗「……超今回だけですからね」
294 = 68 :
~帰りのバス~
結標「疲れた疲れた。なんだかんだ言って、私も楽しんじゃったわね」
番外個体「私で遊んでた、の間違いじゃないの?」
結標「なかなか言うわね、貴女も」
番外個体「結標さんには負ける気がするけどね」
結標「……ねえ、名前で呼び合わない? 貴女とは仲良くやれそうな気がするのよね」
番外個体「……ええと、淡希さん? だっけ?」
結標「"さん"はなくてもいいわ、真琴」
番外個体「淡希……なんかムズ痒い」
結標「なんか久しぶりだわ、この感覚」
番外個体「」クスクス
結標「」クスクス
295 :
>>290
くwwwwろwwwwこwwww
スーパーで新婚バカップルでも見たのかwwwwww
296 = 68 :
~夕暮れの第7学区~
滝壺「あれ? むすじめとみさわだ」
絹旗「え? おお、偶然ですね。おーーい」ノシ
結標「あら、貴女たちもお帰り?」
絹旗「はい、超お帰りです」
滝壺「みさわは外に出る時はいつもサングラスなんだね」
番外個体「え? う、うん、まあね」
結標「自分の目付きを気にしてるのよね」
番外個体「……うるさい」ムスー
滝壺「ねえ、ちょっと貸して」
番外個体「あ、うん、どうぞ」
滝壺「どう、似合う?」スチャ
絹旗「滝壺さんらしさがないですね」
滝壺「むぅ」
297 = 68 :
~きぬはた荘1階~
番外個体「ただいまー」
結標「ただいま」
絹旗「ただいま戻りました……私はちょっと部屋に」ソソクサ
滝壺「……なんかいい匂い」スンスン
婚后「あら、みなさん。お帰りなさいまし」
海原「おや、皆さんご一緒でしたか」
結標「偶然出会ってね」
滝壺「あれ? しらいは?」
婚后「夕飯の支度をしておりますわ」
番外個体「夕食まで時間あるよね。ちょっと荷物の整理を……」パタパタ
結標「あ、ちょっと。私も混ぜなさいよ」パタパタ
298 = 68 :
~夕食~
海原「お、これがお話にあったパンですか。美味しそうな焼き色ですね」
白井「パンに合わせて、夕食はシチューにしましたの」
婚后「白井さんとわたくしで作りましたのよ。お口に合うとよろしいのですが……」
結標「ふーん、器用なのね……あら美味しい」
番外個体「」パク サクサクサク ムグムグムグ
絹旗「」ムグムグムグムグ
滝壺「おいしいのは伝わってきたけど、感想は言ったほうがいいよ」
婚后「お気に召したようで、良かったですわ」ホッ
白井「ま、わたくし達なら当然……と言いたいところですが。やりましたわね、婚后さん」ハイタッチ
婚后「お付き合い頂いて感謝してますわ、白井さん」ハイタッチ
299 = 68 :
今回はここまでです
次回投下は今のところ未定です、間が空くようでしたら当スレにてご連絡致します
次回は学園都市の学生なら誰でも経験するであろう行事をお送りする予定です
それでは、これにて
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- 莉嘉「Pくんはどっちが好きなの?」武内P「は?」 (131) - [48%] - 2016/12/10 20:45 ☆
- 上条「そろそろ怒っていい?」 イン「ん?」 (465) - [47%] - 2011/5/30 6:31 ★★★
- 結衣「ほら。さっさと起きる!」八幡「……」 (565) - [46%] - 2015/6/26 8:45 ★★
- 幼馴染「ずっと前は好きだったよ」 男「えっ」 (252) - [44%] - 2018/8/19 7:00 ○
- 小町「こまちにっき!」八幡「は?」 (150) - [44%] - 2015/5/25 16:45 ☆
- モバP「有名になって困る事?」 凛「うん」 (228) - [43%] - 2014/9/7 2:30 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について