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元スレアレイスター「超能力者達にバンドを組ませる――『最終計画』だ」土御門「」
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削板「イッツー、赤外線赤外線」ガツンッ
一方通行「おォ……こンなに猪突猛進の勢いで赤外線やるやつはオマエくれェしかいねェわ」ピッ
麦野「グループ分けするほど、アドレス帳に登録してる件数って多くないのよね」
御坂「ああ、なんかちょっとわかる。連絡先自体めったに交換しないし」
垣根「俺は一応百件超えてんぞ? 見る?」パカッ
一方通行「ダァウゥトォー! むしろダウト以外認めねェ。オマエで百件なら俺は千件余裕だボ……、うっそォ」カチカチ
削板「嘘だろぜったい嘘だろ認めな……、……マジだ」
麦野「男三人で騙そうったってそうはいかな……、え?」
御坂「またまたあ、そうやってみんなで私を陥れるつもりで……、ふぇ?」
垣根「ざまあみやがれ。ほらほらどうぞ好きなだけ見ろよ、百件超えてるし全部ちゃんとした知り合いだからな!」
一方通行「……なンだこの携帯……あァ、偽物ですねェわかります。レプリカですよねェ超わかりますゥ」
削板「そっか。レプリカなら仕方ないよな。根性無しのカッキーにこんなに大勢の友人がいるわけないもんな」
麦野「ねえこれ誰からぶん取ってきたわけ? あとでちゃんと返しなよ」
御坂「うっわあ、これマメにグループ分けしてるわよ。クラス、スクール、女……って待ってなにこの分け方」
一方通行「クラスとスクールって何が違うンですかァ? あ、これオマエの携帯じゃねェモンな、訊いてもわっかンねェかァ」
垣根「テメェら好き放題言ってんじゃねえよ、んでもって現実を見ろ」
麦野「見てるっつーの童貞」
垣根「いい加減それやめてくんねえ? こ、れ、は、俺の携帯なんだって。わかってんのお前ら」
削板「すごいパーンチ」
デュクシッ バラバララ
垣根「ってうおわァァァァアアア!!!! 俺の携帯! 木っ端微塵!!! バラッバラのけちょんけちょん!」
一方通行「けちょンけちょンって表現久々に聞いたわ、ソギーでかした」
麦野「見事に粉々ね、よくやったソギー」
削板「なに、オレはみんなの気持ちを代行しただけだ。感謝されるいわれはねえよ」キッパリ
御坂「……これはさすがに復元できないと思うわ」
一方通行「おォ……こンなに猪突猛進の勢いで赤外線やるやつはオマエくれェしかいねェわ」ピッ
麦野「グループ分けするほど、アドレス帳に登録してる件数って多くないのよね」
御坂「ああ、なんかちょっとわかる。連絡先自体めったに交換しないし」
垣根「俺は一応百件超えてんぞ? 見る?」パカッ
一方通行「ダァウゥトォー! むしろダウト以外認めねェ。オマエで百件なら俺は千件余裕だボ……、うっそォ」カチカチ
削板「嘘だろぜったい嘘だろ認めな……、……マジだ」
麦野「男三人で騙そうったってそうはいかな……、え?」
御坂「またまたあ、そうやってみんなで私を陥れるつもりで……、ふぇ?」
垣根「ざまあみやがれ。ほらほらどうぞ好きなだけ見ろよ、百件超えてるし全部ちゃんとした知り合いだからな!」
一方通行「……なンだこの携帯……あァ、偽物ですねェわかります。レプリカですよねェ超わかりますゥ」
削板「そっか。レプリカなら仕方ないよな。根性無しのカッキーにこんなに大勢の友人がいるわけないもんな」
麦野「ねえこれ誰からぶん取ってきたわけ? あとでちゃんと返しなよ」
御坂「うっわあ、これマメにグループ分けしてるわよ。クラス、スクール、女……って待ってなにこの分け方」
一方通行「クラスとスクールって何が違うンですかァ? あ、これオマエの携帯じゃねェモンな、訊いてもわっかンねェかァ」
垣根「テメェら好き放題言ってんじゃねえよ、んでもって現実を見ろ」
麦野「見てるっつーの童貞」
垣根「いい加減それやめてくんねえ? こ、れ、は、俺の携帯なんだって。わかってんのお前ら」
削板「すごいパーンチ」
デュクシッ バラバララ
垣根「ってうおわァァァァアアア!!!! 俺の携帯! 木っ端微塵!!! バラッバラのけちょんけちょん!」
一方通行「けちょンけちょンって表現久々に聞いたわ、ソギーでかした」
麦野「見事に粉々ね、よくやったソギー」
削板「なに、オレはみんなの気持ちを代行しただけだ。感謝されるいわれはねえよ」キッパリ
御坂「……これはさすがに復元できないと思うわ」
一方通行「あっれェ、どォしましたァカッキーくン? なンだか顔色がよろしくないンですけどォ」
垣根「……っく、ふ、ははははは!!! こんなときのために俺はスペアの携帯も持ってんだぜクソったれどもが!!!!」シャキッ
麦野「そりゃ」
バキバキバキッ
垣根「マイガーッ!」
御坂「携帯を、足だけでぶっ壊した……ですって……!?」
削板「すげえ。シズリすげえなお前。オレ並にすげえ」
麦野「正直言って、お前らとタイマン張っても勝てる気しかしねえな」フッ
一方通行(たしかに今の力技だったよなァこいつ)
垣根「……なあ、さすがに三台目はねえんだけどさ。お前らもしかして、俺がリーダーやんの嫌なわけ?」
削板「嫌に決まってるだろ」
麦野「誰も受け入れてないし」
御坂「まあ、どっちでもいいんだけどね」
一方通行「嫌じゃねェけど癪」
垣根「マジかよ。俺てっきり受け入れられてんだと思ってたわ」
一方通行「まァ、現時点で誰がリーダーやろォがあンま支障はねェからスルーしてたけどなァ」
麦野「てめえの下につくくらいなら私がリーダーになってやる、ってくらいかしらね」
削板「よしきた、だったらここで投票しようじゃねえか! 誰がもっともリーダーにふさわしいのか!!」
御坂「ちなみに誰がリーダーやりたいんだっけ。私はやめとくわよ」
垣根「んー、シズリと俺。あとソギーもか」
一方通行「ろくなリーダーいねェじゃねェかよ」
麦野「もとから集まってるメンバーもすでにろくなのいないからね。私が妥当じゃないかと思うんだけど」
垣根「異議あり! こいつは外面いいけど中身がマジ下品でぶふぉ!」
麦野「何か言った?」
垣根「いいえ何も」
御坂(シズリ強いなあ……っていうかカッキーなんだかんだでやり返さないのよね)
垣根「……っく、ふ、ははははは!!! こんなときのために俺はスペアの携帯も持ってんだぜクソったれどもが!!!!」シャキッ
麦野「そりゃ」
バキバキバキッ
垣根「マイガーッ!」
御坂「携帯を、足だけでぶっ壊した……ですって……!?」
削板「すげえ。シズリすげえなお前。オレ並にすげえ」
麦野「正直言って、お前らとタイマン張っても勝てる気しかしねえな」フッ
一方通行(たしかに今の力技だったよなァこいつ)
垣根「……なあ、さすがに三台目はねえんだけどさ。お前らもしかして、俺がリーダーやんの嫌なわけ?」
削板「嫌に決まってるだろ」
麦野「誰も受け入れてないし」
御坂「まあ、どっちでもいいんだけどね」
一方通行「嫌じゃねェけど癪」
垣根「マジかよ。俺てっきり受け入れられてんだと思ってたわ」
一方通行「まァ、現時点で誰がリーダーやろォがあンま支障はねェからスルーしてたけどなァ」
麦野「てめえの下につくくらいなら私がリーダーになってやる、ってくらいかしらね」
削板「よしきた、だったらここで投票しようじゃねえか! 誰がもっともリーダーにふさわしいのか!!」
御坂「ちなみに誰がリーダーやりたいんだっけ。私はやめとくわよ」
垣根「んー、シズリと俺。あとソギーもか」
一方通行「ろくなリーダーいねェじゃねェかよ」
麦野「もとから集まってるメンバーもすでにろくなのいないからね。私が妥当じゃないかと思うんだけど」
垣根「異議あり! こいつは外面いいけど中身がマジ下品でぶふぉ!」
麦野「何か言った?」
垣根「いいえ何も」
御坂(シズリ強いなあ……っていうかカッキーなんだかんだでやり返さないのよね)
一方通行「ソギー、は……うン。オマエはちょっとやめとけ、な?」
削板「なんでだよ! オレなんかレッドっぽいし、リーダー丸出しだろ!?」
一方通行「リーダー丸出しの意味がまずわかンねェし、レッドもちょっとよくわかンないですゥ」
削板「だーかーらー! 心の炎にガソリン注入っ、燃え上がるレッドとはオレのことだ!」
御坂「それもはや火事じゃないかと思うんだけど、心が」
削板「オレの心は一度ヒートアップしたら止まるところを知らないからな」
垣根「いやそこは知っとけよ。自分のことくらいコントロールできるようになろうぜ」
麦野「でも、ソギーが自分でコントロールできるようになったら序列変わるんじゃないの? どうでもいいけど」
一方通行「……おい、気づいたら話が脱線してンだが、この現象はなンなンだ」
御坂「超能力者だからこそ、かもよ。つまり、誰ひとりまともに他人の話を聞かない耳を持ってるって意味で」
麦野「あんたも入ってんだけどね」
御坂「はあ? 私は常識人だってば」
垣根「……、……」
削板「……、……」
一方通行「……、……」
麦野「……、……」
御坂「ちょ、ちょっと、なんでみんな固まってんのよ」
一方通行「いやァ……人のふり見て我がふり直せってなァまさにこォいうことか」
麦野「ひとりで研究所ぶっ潰すような中学生が常識人なわけないわよねえ」
削板「そもそも超能力者にまともなやつはいないだろ」
垣根「ああ、それお前が言っちゃうんだ。お前に言われたらもうどうしようもねえなマジで」
ドゥルルルルルッドゥルルルルルルルルッ
一方通行「ン、携帯鳴ってる」パカッ
御坂「待って待っておかしい、そのバイブすごく気持ち悪い!」
麦野「……、……バイブか」
削板「なんでだよ! オレなんかレッドっぽいし、リーダー丸出しだろ!?」
一方通行「リーダー丸出しの意味がまずわかンねェし、レッドもちょっとよくわかンないですゥ」
削板「だーかーらー! 心の炎にガソリン注入っ、燃え上がるレッドとはオレのことだ!」
御坂「それもはや火事じゃないかと思うんだけど、心が」
削板「オレの心は一度ヒートアップしたら止まるところを知らないからな」
垣根「いやそこは知っとけよ。自分のことくらいコントロールできるようになろうぜ」
麦野「でも、ソギーが自分でコントロールできるようになったら序列変わるんじゃないの? どうでもいいけど」
一方通行「……おい、気づいたら話が脱線してンだが、この現象はなンなンだ」
御坂「超能力者だからこそ、かもよ。つまり、誰ひとりまともに他人の話を聞かない耳を持ってるって意味で」
麦野「あんたも入ってんだけどね」
御坂「はあ? 私は常識人だってば」
垣根「……、……」
削板「……、……」
一方通行「……、……」
麦野「……、……」
御坂「ちょ、ちょっと、なんでみんな固まってんのよ」
一方通行「いやァ……人のふり見て我がふり直せってなァまさにこォいうことか」
麦野「ひとりで研究所ぶっ潰すような中学生が常識人なわけないわよねえ」
削板「そもそも超能力者にまともなやつはいないだろ」
垣根「ああ、それお前が言っちゃうんだ。お前に言われたらもうどうしようもねえなマジで」
ドゥルルルルルッドゥルルルルルルルルッ
一方通行「ン、携帯鳴ってる」パカッ
御坂「待って待っておかしい、そのバイブすごく気持ち悪い!」
麦野「……、……バイブか」
垣根「バイブ……、……ふっ」
御坂「な、なによ……」
麦野「いいや、大したことじゃないわ。そういえば携帯のバイブレータって、使いようによっては面白い玩具になるわねえってだけで」
御坂「?」
垣根「性感帯にあてただけでぞくってキちまうかもなあ」
御坂「せっ、せ、性感た、……」
ピッ
一方通行「もしもしィ? ツチピー?」
土御門『ああ、オレだ。お前ら今待ち合わせ場所のホテルにいるんだよな』
一方通行「あァ。早く来い。疾風怒濤の勢いで来やがれ、収拾がつかねェ」
土御門『あと数分で着くんだが、カッキーから歌詞は教えてもらったのか?』
一方通行「……おォ。あれを採用するつもりはまったくねェが」
土御門『? わりとLEVEL5らしい歌詞だったろ』
一方通行「ンなわけねェだろ、あの歌詞だと最後には俺ら全員ダークマターになるンですけど」
土御門『よくわからないな。とりあえず今はそっちに急いでるから、まあ後は頑張れ』ガチャ
削板「なんて? コーチなんて言ってた?」
一方通行「なンかよくわかンねェけど、あと数分で着くってよ」
麦野「んじゃ、リーダー結局誰にするかだけ決めとこうか。ソギーがいいひとー」
削板「はいっ!」ノ
麦野「はい他になし。次、カッキ、」
垣根「待て。こういうのって立候補してねえやつは最後まで手を挙げずに『いや、どっちでもいいです』とか言うに決まってんだよ。クラスの委員長決めとかもそうだったじゃねえか」
麦野「知らねえよ」
一方通行「まァそォいうつもりではあったがなァ」
御坂「だってほんとに誰がやってもいいっていうか、誰がやっても変わらないと思うし」
削板「まるで『今晩の料理は何がいいー?』『なんでもいいよ』『なんでもいいじゃお母さんが困るの!』みたいな感じだな」
垣根「いや、なんか違くね?」
御坂「な、なによ……」
麦野「いいや、大したことじゃないわ。そういえば携帯のバイブレータって、使いようによっては面白い玩具になるわねえってだけで」
御坂「?」
垣根「性感帯にあてただけでぞくってキちまうかもなあ」
御坂「せっ、せ、性感た、……」
ピッ
一方通行「もしもしィ? ツチピー?」
土御門『ああ、オレだ。お前ら今待ち合わせ場所のホテルにいるんだよな』
一方通行「あァ。早く来い。疾風怒濤の勢いで来やがれ、収拾がつかねェ」
土御門『あと数分で着くんだが、カッキーから歌詞は教えてもらったのか?』
一方通行「……おォ。あれを採用するつもりはまったくねェが」
土御門『? わりとLEVEL5らしい歌詞だったろ』
一方通行「ンなわけねェだろ、あの歌詞だと最後には俺ら全員ダークマターになるンですけど」
土御門『よくわからないな。とりあえず今はそっちに急いでるから、まあ後は頑張れ』ガチャ
削板「なんて? コーチなんて言ってた?」
一方通行「なンかよくわかンねェけど、あと数分で着くってよ」
麦野「んじゃ、リーダー結局誰にするかだけ決めとこうか。ソギーがいいひとー」
削板「はいっ!」ノ
麦野「はい他になし。次、カッキ、」
垣根「待て。こういうのって立候補してねえやつは最後まで手を挙げずに『いや、どっちでもいいです』とか言うに決まってんだよ。クラスの委員長決めとかもそうだったじゃねえか」
麦野「知らねえよ」
一方通行「まァそォいうつもりではあったがなァ」
御坂「だってほんとに誰がやってもいいっていうか、誰がやっても変わらないと思うし」
削板「まるで『今晩の料理は何がいいー?』『なんでもいいよ』『なんでもいいじゃお母さんが困るの!』みたいな感じだな」
垣根「いや、なんか違くね?」
野「じゃあいっそリーダーなしでいいわ。むしろリーダーなしで対等な関係であるべきね」
一方通行「俺なンか今オマエの思考を理解した気ィするわ。自分の上に誰かがいンの嫌だよなァ」
麦野「そうそう。序列は仕方ないと思うんだけどさ、バンド活動においてバカッキーだのクソギーだのに仕切られたくないっつーか」
削板「クソギー!? さりげなく蔑称になってねえか!?」
垣根「バカッキー……そういやイッツーも前に言ってやがったな……」
御坂(きっと何か反論したら『ゴミコト』とか言われるんだろうなあ、言い返せるようにしとかなきゃ)
一方通行「くくっ、バカッキーにクソギーねェ。イイじゃねェか、ナイスネーミングだ」
麦野「あっは、照れるからもっと褒めなよ」
垣根「なにこいつ根っからの女王様気質?」
カシャンッキィー
土御門「悪い、遅れ――」
一同「ツチピィィィィィイイイイ!!!!!」ガバッ
土御門「うおっ!? ちょっ、なんだお前らどうしたなんでオレに全員で圧し掛かってくるーっ!!!!」
削板「なんとなくだな」ギュム
垣根「ほれほれ、もっと耐えてみ」ギュム
御坂「今ほんとに救世主に見えたのよ」ギュム
一方通行「あァ。ちィと手荒な歓迎だと思えや」ギュム
麦野「おらおらおらおらっ! てめえら全員私の人間椅子なんだよぉっ!!!」ギュムムッ
土御門「今なんかひとりだけ女王様がいらっしゃったんだが!」
一方通行「気にすンなって。これが現実だ」ギュム
土御門「いいからどけお前ら重い! なんでお前らを上に乗せなきゃならねえんだよオレの上に乗ってもいいのは舞夏だけだにゃーっ!!!!」
垣根「あらやだこのひとったら夜はお盛んなのね」ギュムウウウウ
削板「重っ! 今すげえ重み加わった! 僻みか! 僻みなのかカッキー!」ギュム
垣根「うっせーよお前も潰れろ俺だってそろそろ限界だ」ギュムギュム
御坂「ね、そろそろ本気で重いからいい加減やめない?」
一方通行「俺なンか今オマエの思考を理解した気ィするわ。自分の上に誰かがいンの嫌だよなァ」
麦野「そうそう。序列は仕方ないと思うんだけどさ、バンド活動においてバカッキーだのクソギーだのに仕切られたくないっつーか」
削板「クソギー!? さりげなく蔑称になってねえか!?」
垣根「バカッキー……そういやイッツーも前に言ってやがったな……」
御坂(きっと何か反論したら『ゴミコト』とか言われるんだろうなあ、言い返せるようにしとかなきゃ)
一方通行「くくっ、バカッキーにクソギーねェ。イイじゃねェか、ナイスネーミングだ」
麦野「あっは、照れるからもっと褒めなよ」
垣根「なにこいつ根っからの女王様気質?」
カシャンッキィー
土御門「悪い、遅れ――」
一同「ツチピィィィィィイイイイ!!!!!」ガバッ
土御門「うおっ!? ちょっ、なんだお前らどうしたなんでオレに全員で圧し掛かってくるーっ!!!!」
削板「なんとなくだな」ギュム
垣根「ほれほれ、もっと耐えてみ」ギュム
御坂「今ほんとに救世主に見えたのよ」ギュム
一方通行「あァ。ちィと手荒な歓迎だと思えや」ギュム
麦野「おらおらおらおらっ! てめえら全員私の人間椅子なんだよぉっ!!!」ギュムムッ
土御門「今なんかひとりだけ女王様がいらっしゃったんだが!」
一方通行「気にすンなって。これが現実だ」ギュム
土御門「いいからどけお前ら重い! なんでお前らを上に乗せなきゃならねえんだよオレの上に乗ってもいいのは舞夏だけだにゃーっ!!!!」
垣根「あらやだこのひとったら夜はお盛んなのね」ギュムウウウウ
削板「重っ! 今すげえ重み加わった! 僻みか! 僻みなのかカッキー!」ギュム
垣根「うっせーよお前も潰れろ俺だってそろそろ限界だ」ギュムギュム
御坂「ね、そろそろ本気で重いからいい加減やめない?」
数分後
土御門「はあ、はあ……これでもけっこう鍛えてるほうなのに……マジきっつ」
一方通行「オツカレー」
垣根「お前基本的に労う気持ち皆無だよな」
麦野「ツチピーもきたことだし、まずはバカッキーの歌詞についてなんだけどさあ」
御坂「……このルーズリーフ、べたべたしてて触りたくない」
削板「なんかすげえデンプンオーラ漂ってるな」
土御門「ていうか、ルーズリーフ?」
一方通行「あン?」
土御門「いや。カッキー、お前オレにメールで送りつけてきただろう」
垣根「……、……そういえば」
土御門「あれと、このべたついてるルーズリーフの内容は違うのか」
麦野「なーに? もしかしてもうひとつあるとか言っちゃう?」
垣根「……ああ、あるにはある。でも正直スランプだったときに書いたからな」
御坂「スランプって今まで絶好調だったひとが陥るものよね?」
一方通行「さり気なく絶好調じゃねェって言ってンなオマエ」
削板「なんだよ、今さら出し惜しみする必要ないだろ。コーチ、もうさっさと読み上げてくれ」
垣根「ばっ、だめむりぜったい! あかん、あきまへん!」
麦野「テンションがきめえ」
土御門「あー、待て。今メール探してるから」カチカチ
垣根「いやいやいいって探すなってマジいいって」
一方通行「バカッキーの送信フォルダから探したほォが早いンじゃね、……あァ。そォいや塵になったンだったなァ」
削板「うお、粉になってるじゃねえか。誰がやったんだ?」
垣根「お、ま、え、だ、よっ! この鶏頭!」
麦野「ソギーってなんか無駄に早起きそうよねえ、鶏レベルで」
土御門「はあ、はあ……これでもけっこう鍛えてるほうなのに……マジきっつ」
一方通行「オツカレー」
垣根「お前基本的に労う気持ち皆無だよな」
麦野「ツチピーもきたことだし、まずはバカッキーの歌詞についてなんだけどさあ」
御坂「……このルーズリーフ、べたべたしてて触りたくない」
削板「なんかすげえデンプンオーラ漂ってるな」
土御門「ていうか、ルーズリーフ?」
一方通行「あン?」
土御門「いや。カッキー、お前オレにメールで送りつけてきただろう」
垣根「……、……そういえば」
土御門「あれと、このべたついてるルーズリーフの内容は違うのか」
麦野「なーに? もしかしてもうひとつあるとか言っちゃう?」
垣根「……ああ、あるにはある。でも正直スランプだったときに書いたからな」
御坂「スランプって今まで絶好調だったひとが陥るものよね?」
一方通行「さり気なく絶好調じゃねェって言ってンなオマエ」
削板「なんだよ、今さら出し惜しみする必要ないだろ。コーチ、もうさっさと読み上げてくれ」
垣根「ばっ、だめむりぜったい! あかん、あきまへん!」
麦野「テンションがきめえ」
土御門「あー、待て。今メール探してるから」カチカチ
垣根「いやいやいいって探すなってマジいいって」
一方通行「バカッキーの送信フォルダから探したほォが早いンじゃね、……あァ。そォいや塵になったンだったなァ」
削板「うお、粉になってるじゃねえか。誰がやったんだ?」
垣根「お、ま、え、だ、よっ! この鶏頭!」
麦野「ソギーってなんか無駄に早起きそうよねえ、鶏レベルで」
土御門「ん、あったあった、ありましたぜい」
御坂「キタコレ! 早速読み上げてツチピー!」
土御門「おう。曲名はlevelだな。
『いつからか 下を見なくなった
いつの間にか 後ろを振り向けなくなった
辛いとか寂しいとか クソったれな感情を捨てた先
辿り着いた場所 掴み取った位置
手放したもの 振り捨てたひと
ここが限界? なめてやがるな
ここが始まり 見返してやるよ
レベルなんて壁はこの手でブチ壊す
こんな忌々しい肉体を 望んだのは自分自身さ
そんな暑苦しいネクタイは ここで一気に抜き取れ
駆け引きなしの本気でいこうぜ
超えられる 超えてみせる
更なる高みへ level up!
ついてこれるか このspeed!
まだだ まだ物足りないfever!
マジでブッチ切る 俺らはlevel5!』……とまあ、こんな感じだ」
垣根「ギャー」
一方通行「……、……」
麦野「……、……」
削板「……、……」
御坂「……、……」
垣根「なあお願い頼むからなんか言ってマジ俺羞恥心で死ぬぞ」
一方通行「……なンてェか、若干オマエの色が強ェ気はすンだけどよォ……前ふたつに比べたらよっぽどマシだわ」
麦野「まあ、感情移入できる箇所もちらほらあったし……」
削板「ラストがいいな。ラストはシャウトしていいんだろ、そんなノリだったよな」
御坂「ライブで絶対歌う曲って感じね。SEで流してもいいかも」
垣根「……え、なに? 前ふたつがボロクソでこっちがわりといいってどういうことだお前ら」
御坂「キタコレ! 早速読み上げてツチピー!」
土御門「おう。曲名はlevelだな。
『いつからか 下を見なくなった
いつの間にか 後ろを振り向けなくなった
辛いとか寂しいとか クソったれな感情を捨てた先
辿り着いた場所 掴み取った位置
手放したもの 振り捨てたひと
ここが限界? なめてやがるな
ここが始まり 見返してやるよ
レベルなんて壁はこの手でブチ壊す
こんな忌々しい肉体を 望んだのは自分自身さ
そんな暑苦しいネクタイは ここで一気に抜き取れ
駆け引きなしの本気でいこうぜ
超えられる 超えてみせる
更なる高みへ level up!
ついてこれるか このspeed!
まだだ まだ物足りないfever!
マジでブッチ切る 俺らはlevel5!』……とまあ、こんな感じだ」
垣根「ギャー」
一方通行「……、……」
麦野「……、……」
削板「……、……」
御坂「……、……」
垣根「なあお願い頼むからなんか言ってマジ俺羞恥心で死ぬぞ」
一方通行「……なンてェか、若干オマエの色が強ェ気はすンだけどよォ……前ふたつに比べたらよっぽどマシだわ」
麦野「まあ、感情移入できる箇所もちらほらあったし……」
削板「ラストがいいな。ラストはシャウトしていいんだろ、そんなノリだったよな」
御坂「ライブで絶対歌う曲って感じね。SEで流してもいいかも」
垣根「……え、なに? 前ふたつがボロクソでこっちがわりといいってどういうことだお前ら」
土御門「オレは悪くないと思うんだが、お前らはどうだ?」
一方通行「ま、処女作だしなァ。こンなモンでいいンじゃねェの」
御坂「作曲はあんたがするのよね、曲つけられそうなの?」
一方通行「ぼちぼち。まァ、なンとかなンだろ」
垣根「訊きたいことがあったら連絡寄越せよ? 24時間いつでも応答してやるから」
麦野「携帯ぶっ壊れてるけどな」
削板「まあ壊したのオレとシズリだがな」
土御門「うわ、なんでこんな粉々なんだ……データ復元できないぞ、これ」
垣根「ん? ああ、復元なんてしなくていいしな。クラスメイトとか、スクールの連中とかくらいしか入ってねえし、もう連絡つけることもねえからよ」
御坂「女、は?」
垣根「……オツキアイしてた数人だな。あんなに付き合ってたのになんで俺まだ童貞なんだ」
一方通行「どンまい。てェか結局オマエの百件も大したことねェな、ざまァ」
垣根「マジうっせマジ黙れ」
削板「ところでコーチ、今回はこれで終わりなのか?」
土御門「ああ。そうだ、お前ら来週丸々空けておけよ」
御坂「無理よ!」
麦野「ミコトはちゃんと学校行ってんだもんね。エライエライ」ナデナデ
御坂「むう……馬鹿にされてる気しかしないわね」
一方通行「丸々、ねェ。べつに構わねェが、何する気だよ」
土御門「まあ、簡単に言うと――合宿だ」
削板「!!!!!!!!!!!!!!! がっ!!!!!!! しゅく!!!!!!!!!!!!」
垣根「漲りすぎだろ……この面子で合宿って嫌な予感しかしねえって」
土御門「ミコトに言っておくが、アレイスターはすでに来週の外泊許可を下ろすように言っているらしいから心配はいらないな」
御坂「……さすが学園都市。みんなアレイスターの手の上で転がされてるわね」
一方通行「ま、処女作だしなァ。こンなモンでいいンじゃねェの」
御坂「作曲はあんたがするのよね、曲つけられそうなの?」
一方通行「ぼちぼち。まァ、なンとかなンだろ」
垣根「訊きたいことがあったら連絡寄越せよ? 24時間いつでも応答してやるから」
麦野「携帯ぶっ壊れてるけどな」
削板「まあ壊したのオレとシズリだがな」
土御門「うわ、なんでこんな粉々なんだ……データ復元できないぞ、これ」
垣根「ん? ああ、復元なんてしなくていいしな。クラスメイトとか、スクールの連中とかくらいしか入ってねえし、もう連絡つけることもねえからよ」
御坂「女、は?」
垣根「……オツキアイしてた数人だな。あんなに付き合ってたのになんで俺まだ童貞なんだ」
一方通行「どンまい。てェか結局オマエの百件も大したことねェな、ざまァ」
垣根「マジうっせマジ黙れ」
削板「ところでコーチ、今回はこれで終わりなのか?」
土御門「ああ。そうだ、お前ら来週丸々空けておけよ」
御坂「無理よ!」
麦野「ミコトはちゃんと学校行ってんだもんね。エライエライ」ナデナデ
御坂「むう……馬鹿にされてる気しかしないわね」
一方通行「丸々、ねェ。べつに構わねェが、何する気だよ」
土御門「まあ、簡単に言うと――合宿だ」
削板「!!!!!!!!!!!!!!! がっ!!!!!!! しゅく!!!!!!!!!!!!」
垣根「漲りすぎだろ……この面子で合宿って嫌な予感しかしねえって」
土御門「ミコトに言っておくが、アレイスターはすでに来週の外泊許可を下ろすように言っているらしいから心配はいらないな」
御坂「……さすが学園都市。みんなアレイスターの手の上で転がされてるわね」
土御門「じゃあ、全員参加できるということでいいよな?」
麦野「ん。どうせ暇だし、最優先しなきゃならないのはこっちだしね」
垣根「なあ、合宿って言ってるけどどこでやるんだよ。ホテル?」
土御門「いいや。第十九学区の廃墟のひとつを使えるそうだから、そこで行う」
一方通行「……あァ、あの古ぼけた学区なァ」
御坂「行ったことないんだけど、どんなところなの?」
削板「一言でいうと、ほこりっぽいな。なんか空気が淀んでるようなところだ」
垣根「ふうん。んで、必要なもんは?」
土御門「追って連絡するつもり……ああ、携帯ないのか」
麦野「来週も今日と同じ時間に第十九学区のどこかに集合。持ち物は各自で考える、これでいいじゃない」
一方通行「まァ、だいたいそンなとこだろォな。寝具はあンのかよ」
土御門「研究所を借りるからな。一式備わっているはずだぞ」
削板「つまりオレが持っていくものは根性だけでいいと。そういうことだな、よくわかった」
垣根「着替え忘れんなよ。一週間同じもん着るな、くせえから」
御坂「私服かあ、あんまり持ってないんだけど……」
麦野「私のお古でよければ適当なもの持っていくわよ。捨てるのもったいないのもあるしさ」
御坂「え、いいの? ありがとう! ついでにパジャマも頼んでいいかしら」
麦野「……パジャマもねえのかよ、お嬢様は」
御坂(あるけどぜったい馬鹿にされんのよこいつらなら)
一方通行「飲み物は適当に持ち寄っても構わねェな?」
土御門「冷蔵庫もあるだろうからいいぞ。でも、お前の缶コーヒーだけを冷やすわけじゃないってことは肝に銘じておけ」
一方通行「へェへェ、わかりましたァ」
垣根「合宿か。修学旅行を思い出すぜ……」
削板「行ったことあるのか」
垣根「研究に参加する予定とかぶって行けなかった。だからリベンジ」
麦野「ん。どうせ暇だし、最優先しなきゃならないのはこっちだしね」
垣根「なあ、合宿って言ってるけどどこでやるんだよ。ホテル?」
土御門「いいや。第十九学区の廃墟のひとつを使えるそうだから、そこで行う」
一方通行「……あァ、あの古ぼけた学区なァ」
御坂「行ったことないんだけど、どんなところなの?」
削板「一言でいうと、ほこりっぽいな。なんか空気が淀んでるようなところだ」
垣根「ふうん。んで、必要なもんは?」
土御門「追って連絡するつもり……ああ、携帯ないのか」
麦野「来週も今日と同じ時間に第十九学区のどこかに集合。持ち物は各自で考える、これでいいじゃない」
一方通行「まァ、だいたいそンなとこだろォな。寝具はあンのかよ」
土御門「研究所を借りるからな。一式備わっているはずだぞ」
削板「つまりオレが持っていくものは根性だけでいいと。そういうことだな、よくわかった」
垣根「着替え忘れんなよ。一週間同じもん着るな、くせえから」
御坂「私服かあ、あんまり持ってないんだけど……」
麦野「私のお古でよければ適当なもの持っていくわよ。捨てるのもったいないのもあるしさ」
御坂「え、いいの? ありがとう! ついでにパジャマも頼んでいいかしら」
麦野「……パジャマもねえのかよ、お嬢様は」
御坂(あるけどぜったい馬鹿にされんのよこいつらなら)
一方通行「飲み物は適当に持ち寄っても構わねェな?」
土御門「冷蔵庫もあるだろうからいいぞ。でも、お前の缶コーヒーだけを冷やすわけじゃないってことは肝に銘じておけ」
一方通行「へェへェ、わかりましたァ」
垣根「合宿か。修学旅行を思い出すぜ……」
削板「行ったことあるのか」
垣根「研究に参加する予定とかぶって行けなかった。だからリベンジ」
麦野「ああ、私も行ったことねえなあ。だからといって合宿が楽しみなわけじゃないけど」
御坂「一週間ってけっこう長いわよね。私たちで五人で一週間……殺し合いになりそうな……」
土御門「こらこら、オレを忘れるんじゃない。仕方なくお前らに一週間付き合ってやるんだからにゃー」
削板「よし。じゃあ今日はこれでお開きだな! お疲れ様でした!」
麦野「お疲れ様ー」
御坂「お疲れ様でしたー」
垣根「ういー」
一方通行「おつかれェー」
土御門「さまっしたー」
麦野「んじゃ、私予定あるからおっ先ー」カツカツカツ
削板「オレもランニングして帰ることにするか。じゃあな!」ダダダダッ
土御門「あー、会計会計。すっかり忘れるところだったぜい」スタスタスタ
御坂「あ、私も一応ついてくわよ」スタタタタッ
一方通行「そンじゃまァ、俺も適当に帰るとすっかァ、っていてェ! ンだよバカッキー襟首掴ンでンじゃねェ長身野郎ォが!!!」
垣根「今さりげなく180cm越えの俺に対する羨望が聞こえた気がするがまあいい、ちょっとこれから携帯ショップ行くのついてきてくんね?」
一方通行「はァア? なァンで俺が、オマエの携帯選びに付き合わなきゃならねェンだよブチ殺すぞ」
垣根「だってなんだかんだでお前一番まともそうじゃねえか! ほら、帰りにコーンポタージュ奢ってやるから」スタスタ
一方通行「なにこいつ、なンで俺をコンポタで掌握しよォとしてンのこいつ。マジうぜェ」カツカツ
ホテルのフロントを通り過ぎ、学園都市のツートップはお互いに憎まれ口を叩きながら携帯ショップへ足を運ぶ。
その光景は以前ならば見られるはずのない貴重なものだったが、もしかすれば、これから先、見かける機会が増えるかもしれない光景だった。
そして同時間、結標淡希は芳川桔梗と接触していた。おだやかな笑顔を浮かべた元研究員は、警戒している結標の心を解きほぐすように語りかけた。
「悪い話じゃないわ。ただ、少し協力してもらうだけよ? あなたにも、いい結果につながると思うのだけれど――ね」
芳川の真意が読めない結標だが、芳川の心境は実に単純で明快である。
(ようやく仕事が入ったわ、これでニート呼ばわりされても平気よ)
まあ、そんなこんなでよくわからないながらも、運命の歯車は静かに軋み、動き始めたのであった。
第三回後半・終了
御坂「一週間ってけっこう長いわよね。私たちで五人で一週間……殺し合いになりそうな……」
土御門「こらこら、オレを忘れるんじゃない。仕方なくお前らに一週間付き合ってやるんだからにゃー」
削板「よし。じゃあ今日はこれでお開きだな! お疲れ様でした!」
麦野「お疲れ様ー」
御坂「お疲れ様でしたー」
垣根「ういー」
一方通行「おつかれェー」
土御門「さまっしたー」
麦野「んじゃ、私予定あるからおっ先ー」カツカツカツ
削板「オレもランニングして帰ることにするか。じゃあな!」ダダダダッ
土御門「あー、会計会計。すっかり忘れるところだったぜい」スタスタスタ
御坂「あ、私も一応ついてくわよ」スタタタタッ
一方通行「そンじゃまァ、俺も適当に帰るとすっかァ、っていてェ! ンだよバカッキー襟首掴ンでンじゃねェ長身野郎ォが!!!」
垣根「今さりげなく180cm越えの俺に対する羨望が聞こえた気がするがまあいい、ちょっとこれから携帯ショップ行くのついてきてくんね?」
一方通行「はァア? なァンで俺が、オマエの携帯選びに付き合わなきゃならねェンだよブチ殺すぞ」
垣根「だってなんだかんだでお前一番まともそうじゃねえか! ほら、帰りにコーンポタージュ奢ってやるから」スタスタ
一方通行「なにこいつ、なンで俺をコンポタで掌握しよォとしてンのこいつ。マジうぜェ」カツカツ
ホテルのフロントを通り過ぎ、学園都市のツートップはお互いに憎まれ口を叩きながら携帯ショップへ足を運ぶ。
その光景は以前ならば見られるはずのない貴重なものだったが、もしかすれば、これから先、見かける機会が増えるかもしれない光景だった。
そして同時間、結標淡希は芳川桔梗と接触していた。おだやかな笑顔を浮かべた元研究員は、警戒している結標の心を解きほぐすように語りかけた。
「悪い話じゃないわ。ただ、少し協力してもらうだけよ? あなたにも、いい結果につながると思うのだけれど――ね」
芳川の真意が読めない結標だが、芳川の心境は実に単純で明快である。
(ようやく仕事が入ったわ、これでニート呼ばわりされても平気よ)
まあ、そんなこんなでよくわからないながらも、運命の歯車は静かに軋み、動き始めたのであった。
第三回後半・終了
幼稚園のとき使ってたあの手で塗るベタベタした白いアレもデンプンもりだった気がする
>>321 あの片栗粉を水で溶かしたやつだっけ?
>>321あの匂いは未だに覚えてる
一週間も一週間も更新が無いなんてなったら俺らが大変なことになってしまう
仲良いなぁLv⑤…それに比べて原作は…orz
差し替えてくれないかな?
差し替えてくれないかな?
殺伐←→ほのぼのの対比があるからこそ良いって思えたらする物もあるしな
原作殺伐としてるからこそこういう仲いいSSが多いんだろうな
けいおんとかいじめとか仲悪いSSばっかだし
けいおんとかいじめとか仲悪いSSばっかだし
>>331おぉ!貴方がプロか!
ハァッ!殺伐上等ォォ!!!
ハァッ!殺伐上等ォォ!!!
ライバルとして>>71バンドでて来ないかなぁー
>>337
そっちの方が人気出そう…ブラックビスケットの様に
そっちの方が人気出そう…ブラックビスケットの様に
お前らとりあえず>>191な
あんまり予想立てるとやりづらいだろうし、程々にしよーぜ
あんまり予想立てるとやりづらいだろうし、程々にしよーぜ
>>346
じゃあそのバンドのプロデューサーは第5位で
じゃあそのバンドのプロデューサーは第5位で
追いついた!!
過去レスばっかみる日々だったからなんか最高!!
カッキーがなんか可愛い…
っつってもネットサーフィンしてて見つけたからここをあまりしらないんだけd((
過去レスばっかみる日々だったからなんか最高!!
カッキーがなんか可愛い…
っつってもネットサーフィンしてて見つけたからここをあまりしらないんだけd((
あわきん参戦フラグ……気になるな、そしてニートじゃない俺の桔梗も気になるな
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