私的良スレ書庫
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元スレアレイスター「超能力者達にバンドを組ませる――『最終計画』だ」土御門「」
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とまあ! 二週間考えといてこの出来かよみたいな!! わかってたけど!!!
ていうかなんでこんなシリアスっぽい場面があるんだろうな、このSSは全力で馬鹿っぽいはずなのに……
あと打ち止め描写が長いのは気のせいです!!!!!
んじゃなー!
ていうかなんでこんなシリアスっぽい場面があるんだろうな、このSSは全力で馬鹿っぽいはずなのに……
あと打ち止め描写が長いのは気のせいです!!!!!
んじゃなー!
一方さんの歌詞が打ち止めへの思いを夏の夜空に打ち上げんばかりの愛に溢れていて幸せギュルンギュルンおつ!!!!!
乙です!
すごく面白いですね!
一方さんとむぎのんの歌詞、素敵です!
すごく面白いですね!
一方さんとむぎのんの歌詞、素敵です!
いやー楽しみにしてたよん
そしてまた続きを楽しみにしてしまう私めをゆるちて
そしてまた続きを楽しみにしてしまう私めをゆるちて
打ち止め描写が長いのは俺得ロリ得です
そして一方さんの打ち止めへの歌詞すごいな
ちょい恥ずかしくて俺モニターの前で悶えたわ
ヒゲのおっさんの巨体を揺らしてきゅんきゅん悶えたわ
そして一方さんの打ち止めへの歌詞すごいな
ちょい恥ずかしくて俺モニターの前で悶えたわ
ヒゲのおっさんの巨体を揺らしてきゅんきゅん悶えたわ
妹達1万人に10枚づつ買わせれば10万枚だからオリコン1位は狙えるだろ
上条さんの路上ライブでさえ、少ないお小遣いをやりくりして投じるのが精一杯な可愛い妹達に10枚買いなんて無理させてやるなよ
一方さんの打ち止め愛に溢れた歌詞も確かに素晴らしかったが、削板さんの馬鹿行動にもにやけてしまう
ソギーはバカワイイな
一方さんの打ち止め愛に溢れた歌詞も確かに素晴らしかったが、削板さんの馬鹿行動にもにやけてしまう
ソギーはバカワイイな
歌詞ストレートだけどカッキーみたいに好きとか愛してるとかは一切言ってないな
なのに愛が伝わるとかパネェwwwwwwwwww
なのに愛が伝わるとかパネェwwwwwwwwww
なんというストレートな歌詞wwww
手直し前が是非見たかったwwww
さすがモノローグの打ち止めへのプロポーズぶりに定評のある一方さんだ
手直し前が是非見たかったwwww
さすがモノローグの打ち止めへのプロポーズぶりに定評のある一方さんだ
スゲェ! 馬鹿のポエムちょースゲェ!! あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!
>>771
ミサワちゃんは俺の嫁
ミサワちゃんは俺の嫁
流石は一方さんだ……
ますます濃厚なスキンシップがしたkあbbbbbb
ますます濃厚なスキンシップがしたkあbbbbbb
>>1おつぅぅぅ!よくがんばった!
歌詞を乗り越えてこれからはちょっとはペース上がりそうかな?
歌詞を乗り越えてこれからはちょっとはペース上がりそうかな?
>>1乙すぐる
これマジでキャラソンで出して欲しいぜ
これマジでキャラソンで出して欲しいぜ
プリクラ撮る時のJKwwwwwwww
確かに一通さんは顔消えそうだがwwwwww
確かに一通さんは顔消えそうだがwwwwww
とりま
>>1 応援してるぞ
>>1 応援してるぞ
>>1が来たかと思った
すまんちょっとキーボーd-の調子よくなくtw書き溜め途中までは問題ないからそこまで投下すんね!
少女はやわらかに微笑み、小さな手を少年に差し伸べる。
少年は、信じられないものを見るかのように、その目を見開いた。
さあっと風が吹く。少年と少女はただ、その風に髪を揺らせていた。
少年は立ち上がり、その手を取り、強く握り締める。言葉なんていらなかった。
ただ、そこに彼女がいて、彼がいて、その事実だけで、世界は完結する。
少年は歩く。少女の隣を歩く。
身長差があるふたりは、少女の歩くペースで進んでいく。
少年は少女に合わせている。
少女の頭部の花が、今日は控えめだった。
はじめて会ったあの日、彼女は真っ直ぐな黒い瞳を少年に向け、真っ向から彼に対抗した。
懐かしいな、と少年は笑い、茶色い髪を一層揺らし――
「だからなンでオマエだボケ!」
ズビシ、と少年……垣根の頭に華麗なショップが決まった。
合宿三日目、午後三時、廃病院中庭
一方通行「オマエアレだろバカだろバカなンだろ! 意味がわからない! なンでオマエがラブストーリーじみた演出してンだよ!」
垣根「いいだろべつに! こういうPVはイケメンボーカルが主人公になってゲストと絡むって相場が決まってんだから!」
御坂「初春さんもごめんね、変なことに巻き込んじゃって……」
初春「あ、いいえ。ちょうど風紀委員の仕事でちょっとこちらに用事があっただけですし」
麦野「ほんとあのバカの茶番に付き合ってくれてありがとね。もう帰っていいわよ」
初春「え? あの、でも」
土御門「とりあえずこのPVはだめだな。撮り直しだ、気持ち悪い」
海原「えー、せっかく頑張ってカメラを回し続けたのに自分の努力をブチ壊すんですか」
>17600「いやでもこのPVほんとどこの三流だよってレベルですね、とミサカは脚本が間違っていたことを指摘します」
削板「……、……」パンパンタカタンッ
一方通行「ンでこっちのクソはナニしてンだ」
土御門「ボディパ中だ。さっきの合わせで自分だけミスしまくってたから凹んでるらしい」
垣根「だっせー」
麦野「てめえのバカメルヘンっぷりのほうがだせえよバカ」
少年は、信じられないものを見るかのように、その目を見開いた。
さあっと風が吹く。少年と少女はただ、その風に髪を揺らせていた。
少年は立ち上がり、その手を取り、強く握り締める。言葉なんていらなかった。
ただ、そこに彼女がいて、彼がいて、その事実だけで、世界は完結する。
少年は歩く。少女の隣を歩く。
身長差があるふたりは、少女の歩くペースで進んでいく。
少年は少女に合わせている。
少女の頭部の花が、今日は控えめだった。
はじめて会ったあの日、彼女は真っ直ぐな黒い瞳を少年に向け、真っ向から彼に対抗した。
懐かしいな、と少年は笑い、茶色い髪を一層揺らし――
「だからなンでオマエだボケ!」
ズビシ、と少年……垣根の頭に華麗なショップが決まった。
合宿三日目、午後三時、廃病院中庭
一方通行「オマエアレだろバカだろバカなンだろ! 意味がわからない! なンでオマエがラブストーリーじみた演出してンだよ!」
垣根「いいだろべつに! こういうPVはイケメンボーカルが主人公になってゲストと絡むって相場が決まってんだから!」
御坂「初春さんもごめんね、変なことに巻き込んじゃって……」
初春「あ、いいえ。ちょうど風紀委員の仕事でちょっとこちらに用事があっただけですし」
麦野「ほんとあのバカの茶番に付き合ってくれてありがとね。もう帰っていいわよ」
初春「え? あの、でも」
土御門「とりあえずこのPVはだめだな。撮り直しだ、気持ち悪い」
海原「えー、せっかく頑張ってカメラを回し続けたのに自分の努力をブチ壊すんですか」
>17600「いやでもこのPVほんとどこの三流だよってレベルですね、とミサカは脚本が間違っていたことを指摘します」
削板「……、……」パンパンタカタンッ
一方通行「ンでこっちのクソはナニしてンだ」
土御門「ボディパ中だ。さっきの合わせで自分だけミスしまくってたから凹んでるらしい」
垣根「だっせー」
麦野「てめえのバカメルヘンっぷりのほうがだせえよバカ」
初春「帰りたいのは山々なんですけど、あのう」
御坂「ん? どしたの」
初春「まだ料金を頂いていないので」
海原「……、……はい?」
初春「ですから、ええっと私、さっき外歩いてるときにそこの、バカ……垣根さんに捕まえられたんですよね。金出すから相手してくれって」
一方通行「……オマエ和解したンじゃなかったのかよ、この花飾りと」
初春「和解? それはちょっと無理ですね、だって私殺されかけましたから」ブチブチッベシッ
御坂「ちょっ、なんでいきなり頭のお花ブチ抜いて……って投げた! カッキーに投げた!」
垣根「いって! わかった、悪かった殺しかけてすみませんでした今お金払うんで、ってハチ!? ハチが頭上旋回してんだけどこれ!」ブゥゥウン
初春「ああそれスズメバチですから大丈夫ですよ」
御坂「何が大丈夫!? っていうか初春さんちょっと落ち着いて目が据わってるわよ!」
初春「ちくしょーこっちは金くれるっつーから仕方なく相手してやったのに金よこせよ天使の羽根(笑)」ブツブツ
麦野「なんかよくわかんないけど、とりあえず金渡してやりなよ。スズメバチと戯れてないで」
垣根「戯れてねえ! ちがう、このハチすげえブンブンいってる! 怖い! そこの白い人助けて!」ブゥゥゥゥンブゥゥウウウン
一方通行「ドラムっつゥのはボディパだけじゃだめだろォが。俺が付き添ってやっからもう一度叩いてみろよ」
削板「イッツー……! ありがとうな、じゃあ今からオレ練習するから! イッツーもベースの練習しようぜ!」スタスタ
一方通行「おォ。もォ少しリズム落とさねェよォにしねェとな」カツカツ
垣根「!? ……、……」ジー
土御門「まったく聞いてないな。っていうかオレを見ないでくれるか、オレもハチは好きじゃない」
垣根「……シズリちゃん」
麦野「ブチ殺すぞ」
垣根「いやいっそブチ殺してほしいんだがその前にあの、ベッドの上から俺の財布取ってきてくんねえかな……」
初春「いいから金よこせよ。なんで殺されそうになった相手と和やかにカメラの前で笑顔つくったと思ってんだ、金のためだよ」ブツブツ
御坂「初春さんが……怖い……」ガタガタ
>17600「ていうかお姉様ならあのハチ撃ち落とせるんじゃねえの? とミサカは恐怖に震えているお姉様に教えてあげますが聞いちゃいねえ」
御坂「ん? どしたの」
初春「まだ料金を頂いていないので」
海原「……、……はい?」
初春「ですから、ええっと私、さっき外歩いてるときにそこの、バカ……垣根さんに捕まえられたんですよね。金出すから相手してくれって」
一方通行「……オマエ和解したンじゃなかったのかよ、この花飾りと」
初春「和解? それはちょっと無理ですね、だって私殺されかけましたから」ブチブチッベシッ
御坂「ちょっ、なんでいきなり頭のお花ブチ抜いて……って投げた! カッキーに投げた!」
垣根「いって! わかった、悪かった殺しかけてすみませんでした今お金払うんで、ってハチ!? ハチが頭上旋回してんだけどこれ!」ブゥゥウン
初春「ああそれスズメバチですから大丈夫ですよ」
御坂「何が大丈夫!? っていうか初春さんちょっと落ち着いて目が据わってるわよ!」
初春「ちくしょーこっちは金くれるっつーから仕方なく相手してやったのに金よこせよ天使の羽根(笑)」ブツブツ
麦野「なんかよくわかんないけど、とりあえず金渡してやりなよ。スズメバチと戯れてないで」
垣根「戯れてねえ! ちがう、このハチすげえブンブンいってる! 怖い! そこの白い人助けて!」ブゥゥゥゥンブゥゥウウウン
一方通行「ドラムっつゥのはボディパだけじゃだめだろォが。俺が付き添ってやっからもう一度叩いてみろよ」
削板「イッツー……! ありがとうな、じゃあ今からオレ練習するから! イッツーもベースの練習しようぜ!」スタスタ
一方通行「おォ。もォ少しリズム落とさねェよォにしねェとな」カツカツ
垣根「!? ……、……」ジー
土御門「まったく聞いてないな。っていうかオレを見ないでくれるか、オレもハチは好きじゃない」
垣根「……シズリちゃん」
麦野「ブチ殺すぞ」
垣根「いやいっそブチ殺してほしいんだがその前にあの、ベッドの上から俺の財布取ってきてくんねえかな……」
初春「いいから金よこせよ。なんで殺されそうになった相手と和やかにカメラの前で笑顔つくったと思ってんだ、金のためだよ」ブツブツ
御坂「初春さんが……怖い……」ガタガタ
>17600「ていうかお姉様ならあのハチ撃ち落とせるんじゃねえの? とミサカは恐怖に震えているお姉様に教えてあげますが聞いちゃいねえ」
数分後
初春「とまあ、私はいつも巻き込まれるほうなので慣れているんですが……みなさん、いったいどんな集まりなんですか?」
御坂「初春さんが戻った……」
麦野「どんなって言うと難しいわね。ここにいるのが全員超能力者っていうのは理解できてるかしら」
初春「まあ、威圧感半端ないですからね。なんとなくそんな気はしてました」
麦野「そう。じゃあ……これ以上は聞かないで」
初春「? なにか怪しい実験でもしているんですか?」
土御門「いんや全然。あと数日で全部明るみに出る、だが今は言えない。言いたくても言えないんだにゃー」
海原「正確に表現するなら、言おうとしても完成していないから言いようがない、ですね」
初春「完成していない、……? そういえばさっきベースとかボディパとか言ってましたね。もしかしてバンドでも組んでいるんですか?」
>17600「おやおやこの花飾り、お花が咲いているのは外見上だけみたいですね、とミサカは彼女を見直してあげます」
垣根「ていうか、普通バンドに直結しなくねえ? 初春ちゃん、風紀委員だっけか」
初春「気軽にちゃん付けしないでくれますかそこの人」
垣根「金渡したのにこの冷ややかな眼差し!」
初春「申し訳ありませんが、私はあなたとは違って忘れるなんてできませんし、許すつもりだってないんですよ」
麦野「おーおー、女泣かせじゃねえのバカ」
御坂「えっと、初春さんとカッキーはどんな知り合いなの? やけに険悪そうだけど」
垣根「えー、喋るのめんどくせーし、ていうかあれ、俺の負け戦だしって前も言ったな」
初春「簡単に言うとそこの人が私を殺そうとして白い人が助けてくれました、以上です」
土御門「そこだけ聞くとイッツーがヒーローみたいだぜい……」
>17600「まあそのあと暴走して幼女に止められてるんですけどね、とミサカはしょーもねーヒーローだなと一方通行をpgrしますが」
麦野「ま、とりあえず口外はしないでほしいわね。まだ曲も完成してないし、PVなんか撮ってる場合でもないってのに」
垣根「はいすみません」
御坂「そういえばさ、初春さんはなんてこんな学区にいたの? 普通なら用事はないと思うんだけど」
初春「とまあ、私はいつも巻き込まれるほうなので慣れているんですが……みなさん、いったいどんな集まりなんですか?」
御坂「初春さんが戻った……」
麦野「どんなって言うと難しいわね。ここにいるのが全員超能力者っていうのは理解できてるかしら」
初春「まあ、威圧感半端ないですからね。なんとなくそんな気はしてました」
麦野「そう。じゃあ……これ以上は聞かないで」
初春「? なにか怪しい実験でもしているんですか?」
土御門「いんや全然。あと数日で全部明るみに出る、だが今は言えない。言いたくても言えないんだにゃー」
海原「正確に表現するなら、言おうとしても完成していないから言いようがない、ですね」
初春「完成していない、……? そういえばさっきベースとかボディパとか言ってましたね。もしかしてバンドでも組んでいるんですか?」
>17600「おやおやこの花飾り、お花が咲いているのは外見上だけみたいですね、とミサカは彼女を見直してあげます」
垣根「ていうか、普通バンドに直結しなくねえ? 初春ちゃん、風紀委員だっけか」
初春「気軽にちゃん付けしないでくれますかそこの人」
垣根「金渡したのにこの冷ややかな眼差し!」
初春「申し訳ありませんが、私はあなたとは違って忘れるなんてできませんし、許すつもりだってないんですよ」
麦野「おーおー、女泣かせじゃねえのバカ」
御坂「えっと、初春さんとカッキーはどんな知り合いなの? やけに険悪そうだけど」
垣根「えー、喋るのめんどくせーし、ていうかあれ、俺の負け戦だしって前も言ったな」
初春「簡単に言うとそこの人が私を殺そうとして白い人が助けてくれました、以上です」
土御門「そこだけ聞くとイッツーがヒーローみたいだぜい……」
>17600「まあそのあと暴走して幼女に止められてるんですけどね、とミサカはしょーもねーヒーローだなと一方通行をpgrしますが」
麦野「ま、とりあえず口外はしないでほしいわね。まだ曲も完成してないし、PVなんか撮ってる場合でもないってのに」
垣根「はいすみません」
御坂「そういえばさ、初春さんはなんてこんな学区にいたの? 普通なら用事はないと思うんだけど」
初春「えーと、それはですねー、御坂さんはかれこれ数日寮の方に戻ってませんよね」
御坂「ん、そうなるかも。合宿中だし、……まさか黒子がなんか迷惑かけちゃったとか!?」
初春「いえいえ、そうじゃないんです。むしろ、白井さんも今ちょっと留守にしてて、私は白井さんに用事があってこの学区に来たんですよ」
土御門「!!! ということは、その、白井というジャッジメントはこの学区にいると」
初春「はい。最初はこの廃病院にいるって聞いてたんですけど、いなかったので……御坂さんが知っていればなあって思ってたんですけど、知らないみたいですね」
御坂「ていうかまず黒子がこの学区にいることさえ今知ったわよ。なにしてんのかしら、あの子」
初春「……、……」
垣根「あのさあ、これは個人的な見解で、昨日ヨシピー云々ってクソと白いのが言ってたことからの推測なんだが」
麦野「前置きはいいから言うなら言えバカ」
垣根「その、初春ちゃんが用事あるっていう白井さんは、ソギーが言ってたヨシピーと行動を共にしてんじゃねえのか」
御坂「!? どういうことよ」
垣根「最初この廃病院を使うはずだったのは、ソギーが言うには向こうのヨシピー達だったらしいじゃねえか。そんで、初春ちゃんの知り合いもここにいるはずだった」
土御門「まあ、この寂れた学区でこの廃病院をチョイスすること自体が奇跡の確率だな。一緒に行動しているとしても何らおかしくはないが」
初春「……、……」
麦野「沈黙、っていうのは大方肯定なのよね。この場合も認めてるってことでいいかにゃーん?」
御坂「黒子がヨシピーと一緒にいる、ってどういうことよ。そもそもヨシピーって誰よ」
垣根「さあな。俺も会ったことねーしわかんねえけど、昨日の一方通行の様子から考えるに――めんどくさい相手なんだろうな」
>17600「めんどくさいっつーかめんどくさがりですよ、とミサカはさりげなく彼女を知るものとして名乗りを上げます」
海原「おや、あなたが知っているということは研究者ですか」
土御門「研究者……なるほど、だったらイッツーが知り合いのような反応をしていたのも頷ける。だがなぜ、研究者がこの場面で出てくるんだ?」
初春「白井さんは、『何か起きたらわたくしに知らせにくるんですのよ。十九学区の廃病院にいますわ』って言って数日前から支部に顔を出していないんです」
御坂「十九学区の廃病院、ってやっぱりここよね」
初春「はい。そこの人の意見は概ね合ってますね、特に訂正する必要がないほどです」
御坂「ん、そうなるかも。合宿中だし、……まさか黒子がなんか迷惑かけちゃったとか!?」
初春「いえいえ、そうじゃないんです。むしろ、白井さんも今ちょっと留守にしてて、私は白井さんに用事があってこの学区に来たんですよ」
土御門「!!! ということは、その、白井というジャッジメントはこの学区にいると」
初春「はい。最初はこの廃病院にいるって聞いてたんですけど、いなかったので……御坂さんが知っていればなあって思ってたんですけど、知らないみたいですね」
御坂「ていうかまず黒子がこの学区にいることさえ今知ったわよ。なにしてんのかしら、あの子」
初春「……、……」
垣根「あのさあ、これは個人的な見解で、昨日ヨシピー云々ってクソと白いのが言ってたことからの推測なんだが」
麦野「前置きはいいから言うなら言えバカ」
垣根「その、初春ちゃんが用事あるっていう白井さんは、ソギーが言ってたヨシピーと行動を共にしてんじゃねえのか」
御坂「!? どういうことよ」
垣根「最初この廃病院を使うはずだったのは、ソギーが言うには向こうのヨシピー達だったらしいじゃねえか。そんで、初春ちゃんの知り合いもここにいるはずだった」
土御門「まあ、この寂れた学区でこの廃病院をチョイスすること自体が奇跡の確率だな。一緒に行動しているとしても何らおかしくはないが」
初春「……、……」
麦野「沈黙、っていうのは大方肯定なのよね。この場合も認めてるってことでいいかにゃーん?」
御坂「黒子がヨシピーと一緒にいる、ってどういうことよ。そもそもヨシピーって誰よ」
垣根「さあな。俺も会ったことねーしわかんねえけど、昨日の一方通行の様子から考えるに――めんどくさい相手なんだろうな」
>17600「めんどくさいっつーかめんどくさがりですよ、とミサカはさりげなく彼女を知るものとして名乗りを上げます」
海原「おや、あなたが知っているということは研究者ですか」
土御門「研究者……なるほど、だったらイッツーが知り合いのような反応をしていたのも頷ける。だがなぜ、研究者がこの場面で出てくるんだ?」
初春「白井さんは、『何か起きたらわたくしに知らせにくるんですのよ。十九学区の廃病院にいますわ』って言って数日前から支部に顔を出していないんです」
御坂「十九学区の廃病院、ってやっぱりここよね」
初春「はい。そこの人の意見は概ね合ってますね、特に訂正する必要がないほどです」
垣根「ってことはだ。初春ちゃんはその白井さんが関わっていることが何だか知っている――だから俺らがバンドを組んでいると即座に見抜いた。違うか?」
初春「ちょっと違いますね。私は白井さんが『何をしているのか』詳しいことは何一つ聞かされていませんから。でも、バンドの件は簡単にわかりましたよ」
麦野「一見してわかるもんかな。あんたは今バカに捕まってちょっとカメラの前で演技をしただけ、その間ウチらはバンドらしいことなんて何もしてないけど?」
初春(まさか数週間前に御坂さんがギターについて調べていたのを知っているだなんて言えない)
土御門「まあ、細かいことはさておき。その白井という風紀委員のレベルは?」
御坂「大能力者よ。ちなみに空間移動の」
土御門「! 結標しかり、白井という生徒しかり……厄介だな」
海原「厄介ですかね? 向こうがどういう戦略で売り出してくるかはわかりませんが、こちらには御坂さんという究極の広告塔がいるんですよ! 最高のアイドルですよ!」
御坂「一応本人いるからそんなに勢い込んで主張しないでくれるかしら……あとアイドルじゃないし」
麦野「あんたは普通のアイドルならともかく、グラビアには向いてないわよねえ」ニヤニヤ
>17600「それはちょっと聞き捨てなりません、とミサカは全世界の貧乳を代表して胸を張り、一部には大受けであることをアピールします!」
垣根「まあないよりはあったほうがいいけど、俺は正直胸よりくびれだな、くびれ。それもあんまり締まりすぎてる感じじゃなくて、こう、エロい感じの」
初春「うわあ」
垣根「心配するな。中学生のくびれにエロスを感じる俺じゃねえ」キリッ
土御門「そろそろ話を戻すが、昨日のイッツーの話を覚えてるか?」
御坂「ええ、補完計画の話でしょ? 覚えてるわよ――黒子は、私達が途中で潰れたときの保険ってことなんじゃないの?」
土御門「おそらく、アレイスターならそう考えているだろうが……厄介なのは、向こうの選定基準が曖昧であることだよ。
オレ達の場合は超能力者のみが集められているものの、向こうはどんな人材が集っているのかわからない」
垣根「んな、デビューする前から他の連中のことなんざ考えたってしょうがねえよ。俺の歌詞はメジャーで通用するに決まってる」
麦野「私はてめえの自信がどこからくるのか一度真剣に調べてみたいんだけど」
海原「人材……ですか。少なくとも、結標さんと白井さんは女性ですね。こちらと同じように」
>17600「つっても、向こうがバンドとは限らないわけですけどー、とミサカは何か知っていそうな花飾りの少女に視線を向けます」
初春「……、……」
御坂「あ、結局初春さんの用事って何なんだっけ?」
初春「ちょっと違いますね。私は白井さんが『何をしているのか』詳しいことは何一つ聞かされていませんから。でも、バンドの件は簡単にわかりましたよ」
麦野「一見してわかるもんかな。あんたは今バカに捕まってちょっとカメラの前で演技をしただけ、その間ウチらはバンドらしいことなんて何もしてないけど?」
初春(まさか数週間前に御坂さんがギターについて調べていたのを知っているだなんて言えない)
土御門「まあ、細かいことはさておき。その白井という風紀委員のレベルは?」
御坂「大能力者よ。ちなみに空間移動の」
土御門「! 結標しかり、白井という生徒しかり……厄介だな」
海原「厄介ですかね? 向こうがどういう戦略で売り出してくるかはわかりませんが、こちらには御坂さんという究極の広告塔がいるんですよ! 最高のアイドルですよ!」
御坂「一応本人いるからそんなに勢い込んで主張しないでくれるかしら……あとアイドルじゃないし」
麦野「あんたは普通のアイドルならともかく、グラビアには向いてないわよねえ」ニヤニヤ
>17600「それはちょっと聞き捨てなりません、とミサカは全世界の貧乳を代表して胸を張り、一部には大受けであることをアピールします!」
垣根「まあないよりはあったほうがいいけど、俺は正直胸よりくびれだな、くびれ。それもあんまり締まりすぎてる感じじゃなくて、こう、エロい感じの」
初春「うわあ」
垣根「心配するな。中学生のくびれにエロスを感じる俺じゃねえ」キリッ
土御門「そろそろ話を戻すが、昨日のイッツーの話を覚えてるか?」
御坂「ええ、補完計画の話でしょ? 覚えてるわよ――黒子は、私達が途中で潰れたときの保険ってことなんじゃないの?」
土御門「おそらく、アレイスターならそう考えているだろうが……厄介なのは、向こうの選定基準が曖昧であることだよ。
オレ達の場合は超能力者のみが集められているものの、向こうはどんな人材が集っているのかわからない」
垣根「んな、デビューする前から他の連中のことなんざ考えたってしょうがねえよ。俺の歌詞はメジャーで通用するに決まってる」
麦野「私はてめえの自信がどこからくるのか一度真剣に調べてみたいんだけど」
海原「人材……ですか。少なくとも、結標さんと白井さんは女性ですね。こちらと同じように」
>17600「つっても、向こうがバンドとは限らないわけですけどー、とミサカは何か知っていそうな花飾りの少女に視線を向けます」
初春「……、……」
御坂「あ、結局初春さんの用事って何なんだっけ?」
初春「……ちょっと言えないですね。白井さんに叱られるかもしれませんし」
垣根「へー、つまりそういう話な訳?」
初春「ご想像にお任せしますよ」タッ
御坂「ま、言いたくないならいっか。黒子によろしく言っておいてね、他人に迷惑かけるんじゃないわよって」
初春「わかりました。では、皆さん頑張ってくださいね」ペコ スタスタスタ ウィーン
海原「……においますね」
土御門「放屁するならすると言ってくれ、トイレにぶち込むから」
海原「違いますよ! 御坂さんの前ではしません! あと御坂さんもしないって自分は信じてます!」
麦野「あんた随分好かれてんのね、一昔前のアイドルかよ」
御坂「わかってる……わかってるから言わないで。ああいうとこ以外は普通にいい人だから、多分」
>17600「つーかお姉様だって人間なんだから放屁もするし放尿もするし脱糞だってしますよ、とミサカはいまいち現実が見えてない師匠の目を覚ましてみます」
垣根「そうそう、そのうち自慰だって覚えてセックスだってす」
海原「黙れホスト剥ぎますよ」
垣根「何を!?」
土御門「しかしまあ、厄介極まりないことは事実だな。向こうの面子が面子だにゃー」
御坂「面子、って、他に誰か知ってるの? 黒子とあの結標さんだけじゃなくて?」
土御門「……これを言ったらミコトのやる気がなくなってしまうかもしれないからな。今はまだ言わないでおこう」
麦野「ふーん。じゃあさ、私には教えてくれたっていいんじゃない?」
御坂「なんでそうなるの。っていうか私に教えたらやる気がなくなるような相手って誰よ!」
海原「……、……」
>17600「……、……」
御坂「なっ、なんで黙るのよ!?」
垣根「いやー、あれだな。この反応で大体の予想はついちまうわけだが」
麦野「あー、あれねー。たしかに向こうにいたらやる気なくなるっつーか、むしろあっち応援したくなるかもね」
御坂「だからなんなの、誰なのってば!」
>17600「ていうか確定したわけじゃないんで、とミサカは荒ぶるお姉様を体裁上はなだめますが」
垣根「へー、つまりそういう話な訳?」
初春「ご想像にお任せしますよ」タッ
御坂「ま、言いたくないならいっか。黒子によろしく言っておいてね、他人に迷惑かけるんじゃないわよって」
初春「わかりました。では、皆さん頑張ってくださいね」ペコ スタスタスタ ウィーン
海原「……においますね」
土御門「放屁するならすると言ってくれ、トイレにぶち込むから」
海原「違いますよ! 御坂さんの前ではしません! あと御坂さんもしないって自分は信じてます!」
麦野「あんた随分好かれてんのね、一昔前のアイドルかよ」
御坂「わかってる……わかってるから言わないで。ああいうとこ以外は普通にいい人だから、多分」
>17600「つーかお姉様だって人間なんだから放屁もするし放尿もするし脱糞だってしますよ、とミサカはいまいち現実が見えてない師匠の目を覚ましてみます」
垣根「そうそう、そのうち自慰だって覚えてセックスだってす」
海原「黙れホスト剥ぎますよ」
垣根「何を!?」
土御門「しかしまあ、厄介極まりないことは事実だな。向こうの面子が面子だにゃー」
御坂「面子、って、他に誰か知ってるの? 黒子とあの結標さんだけじゃなくて?」
土御門「……これを言ったらミコトのやる気がなくなってしまうかもしれないからな。今はまだ言わないでおこう」
麦野「ふーん。じゃあさ、私には教えてくれたっていいんじゃない?」
御坂「なんでそうなるの。っていうか私に教えたらやる気がなくなるような相手って誰よ!」
海原「……、……」
>17600「……、……」
御坂「なっ、なんで黙るのよ!?」
垣根「いやー、あれだな。この反応で大体の予想はついちまうわけだが」
麦野「あー、あれねー。たしかに向こうにいたらやる気なくなるっつーか、むしろあっち応援したくなるかもね」
御坂「だからなんなの、誰なのってば!」
>17600「ていうか確定したわけじゃないんで、とミサカは荒ぶるお姉様を体裁上はなだめますが」
ごめんな!!!hpんとキーボーd-なんなんpこれって感じなんだ……明日買ってくる
ので多分明日投下投下すると歩網よ!
んじゃんs!
ので多分明日投下投下すると歩網よ!
んじゃんs!
初春「ギターは六本弦の織り成す人間性」(キリッ
初春の黒い所、全部ペロペロしたいお
初春の黒い所、全部ペロペロしたいお
垣根「にしてもよ。根性馬鹿とクソモヤシは随分仲良くなったらしいじゃねえか」
麦野「あんた置いてけぼりよね。同性にまで嫌われてるとか」
垣根「ふっ……あいつら俺のイケメンっぷりに嫉妬してるのか、可愛いやつらめ」
土御門「まあ、バンドメンバーが仲良くなるに越したことはないからな。もともと一方通行はああ見えて熱いノリが嫌いじゃない」
海原「つーか結構熱いですもんね。垣根さんがついていけないのも無理ありませんよ」
垣根「いやべつに俺ついていけてねえわけじゃねえし。ってかさあ、夜寝るとき全員同じ部屋で寝るのやめねえ?」
>17600「おや、どうしてでしょうとミサカは首を傾げます。女性であるふたりが言うのならともかく、普通年頃の男性ならば女性と同じ部屋で眠るのは僥倖では?」
垣根「……どっちも化け物じゃねえか」
麦野「な、ん、か、い、っ、た、?」
垣根「いえいえ、何でもありませんよお嬢さん。んでさ、女の子と眠るとかそういうのはまあ好きなんだけど」
土御門「とりあえずリア充マジ爆発しろにゃー」
垣根「うっせーな話進めさせろよ! だから! 俺を個室で寝かせろっつってんだよ!」
海原「理由をお聞かせ願いたいものですね。こちらにも事情がありますし」
垣根「あ? 話の流れで察しろよ。さっきまであの根性モヤシの話してたろうが、だったらそいつらが理由って考えられねえ訳?」
>17600「このホスト崩れはなんでこう喧嘩腰になるんですか、とミサカは半眼になりつつため息です」
土御門「あのふたりが原因……? ソギーはともかく、イッツーは寝ている間は人畜無害だと思うが」
御坂「ああ、それ聞いたわ。打ち止めが『あの人の寝顔は天使みたいなんだよ』って言ってたの」
麦野「たしかにまあ……顔は整ってるわよねえ。それ言ったら私ら一応美形な方だと思ってるけど」
>17600「うわあ自分で言っちゃった、とミサカはつっこみますが内心悪い気はしてません」ニヤニヤ
海原「ものすごく嬉しそうですね。一方通行さんが天使の寝顔かどうかはともかく、眠っているときは静かですよ?」
垣根「……、……だと思うだろ?」
麦野「なーに、その意味深なフリは。いいからさっさと言えよ、いつふたりが練習に飽きるかわかんないわよ」
御坂「ああ、そういえばまだ練習してるんだっけ。私も練習しなきゃ」
垣根「うんまあ練習もわかるけどいいから話聞け」
麦野「あんた置いてけぼりよね。同性にまで嫌われてるとか」
垣根「ふっ……あいつら俺のイケメンっぷりに嫉妬してるのか、可愛いやつらめ」
土御門「まあ、バンドメンバーが仲良くなるに越したことはないからな。もともと一方通行はああ見えて熱いノリが嫌いじゃない」
海原「つーか結構熱いですもんね。垣根さんがついていけないのも無理ありませんよ」
垣根「いやべつに俺ついていけてねえわけじゃねえし。ってかさあ、夜寝るとき全員同じ部屋で寝るのやめねえ?」
>17600「おや、どうしてでしょうとミサカは首を傾げます。女性であるふたりが言うのならともかく、普通年頃の男性ならば女性と同じ部屋で眠るのは僥倖では?」
垣根「……どっちも化け物じゃねえか」
麦野「な、ん、か、い、っ、た、?」
垣根「いえいえ、何でもありませんよお嬢さん。んでさ、女の子と眠るとかそういうのはまあ好きなんだけど」
土御門「とりあえずリア充マジ爆発しろにゃー」
垣根「うっせーな話進めさせろよ! だから! 俺を個室で寝かせろっつってんだよ!」
海原「理由をお聞かせ願いたいものですね。こちらにも事情がありますし」
垣根「あ? 話の流れで察しろよ。さっきまであの根性モヤシの話してたろうが、だったらそいつらが理由って考えられねえ訳?」
>17600「このホスト崩れはなんでこう喧嘩腰になるんですか、とミサカは半眼になりつつため息です」
土御門「あのふたりが原因……? ソギーはともかく、イッツーは寝ている間は人畜無害だと思うが」
御坂「ああ、それ聞いたわ。打ち止めが『あの人の寝顔は天使みたいなんだよ』って言ってたの」
麦野「たしかにまあ……顔は整ってるわよねえ。それ言ったら私ら一応美形な方だと思ってるけど」
>17600「うわあ自分で言っちゃった、とミサカはつっこみますが内心悪い気はしてません」ニヤニヤ
海原「ものすごく嬉しそうですね。一方通行さんが天使の寝顔かどうかはともかく、眠っているときは静かですよ?」
垣根「……、……だと思うだろ?」
麦野「なーに、その意味深なフリは。いいからさっさと言えよ、いつふたりが練習に飽きるかわかんないわよ」
御坂「ああ、そういえばまだ練習してるんだっけ。私も練習しなきゃ」
垣根「うんまあ練習もわかるけどいいから話聞け」
垣根「そもそも、発端は昨日の晩の卓球だと思うんだよな」
土御門「オレがお前らの親睦を深めさせてやろうと画策した卓球大会に何かご不満でも」
垣根「いや、卓球大会自体はどうだってよかったんだ。ただ――」
遡って二日目、午後八時
海原『ぴんぽんぱんぽーん。えー、夕食である幕の内弁当を食べ終えた皆さんにお知らせです。今から卓球大会を執り行いたいと思います』
一方通行『オイ待て今口でぴンぽンぱンぽン言わなかったか』
海原『ルールは簡単です。つまり卓球、テーボォテネス!』
垣根『アステカの発音マジ怖え』
土御門『一応曲はできているし、各自で練習はしている。だが、団結力がなければいいバンドにはなれないだろう。だからこそ、卓球だ』
麦野『相変わらず脈絡ってもんがゼロね。で、卓球台とラケット、ピンポン玉はあるの?』
ガラガラガラ
>17600『ミサカをなめないでいただきたい、とミサカは威風堂々と卓球セットを運んできました』
削板『威風堂々と運んでいるわけでもなくだるそうなんだが』
>17600『仕様です、デフォなんですとミサカは無表情のうちに潜む激情をアピールしてみますが』
御坂『わかんないわよ……まあ、卓球なら負けないわ。シングルス? ダブルス?』
土御門『ダブルスだ。ここにオレと海原と17600号の使用済み割り箸がある。記号を振っておくから同じ記号を引いた人間と組んでくれ』
一方通行『……もォちっとマシなクジはねェのか。汚ェンだよ』
海原『時代はエコですよ、エコ。ちなみに御坂さん、自分の箸は上の部分がちょっと割るときにうまくいかなくて偏ってますから』
御坂『ええわかったわ。選ばないようにする』
海原『……、……』
>17600『わかってたことでしょ師匠、とミサカは肩に手を置き慰めます』
垣根『とりあえずその割り箸洗ってきてくんね? 17600号のは洗わなくてもいいけど』
削板『男卑女尊はよくないぞカッキー。ここは正々堂々、誰の使用済み割り箸を引いても笑って流すのが根性ある男ってもんだ』
麦野『あーもうアミダクジでもなんでもいいじゃない。割り箸ってそんな……』
土御門「オレがお前らの親睦を深めさせてやろうと画策した卓球大会に何かご不満でも」
垣根「いや、卓球大会自体はどうだってよかったんだ。ただ――」
遡って二日目、午後八時
海原『ぴんぽんぱんぽーん。えー、夕食である幕の内弁当を食べ終えた皆さんにお知らせです。今から卓球大会を執り行いたいと思います』
一方通行『オイ待て今口でぴンぽンぱンぽン言わなかったか』
海原『ルールは簡単です。つまり卓球、テーボォテネス!』
垣根『アステカの発音マジ怖え』
土御門『一応曲はできているし、各自で練習はしている。だが、団結力がなければいいバンドにはなれないだろう。だからこそ、卓球だ』
麦野『相変わらず脈絡ってもんがゼロね。で、卓球台とラケット、ピンポン玉はあるの?』
ガラガラガラ
>17600『ミサカをなめないでいただきたい、とミサカは威風堂々と卓球セットを運んできました』
削板『威風堂々と運んでいるわけでもなくだるそうなんだが』
>17600『仕様です、デフォなんですとミサカは無表情のうちに潜む激情をアピールしてみますが』
御坂『わかんないわよ……まあ、卓球なら負けないわ。シングルス? ダブルス?』
土御門『ダブルスだ。ここにオレと海原と17600号の使用済み割り箸がある。記号を振っておくから同じ記号を引いた人間と組んでくれ』
一方通行『……もォちっとマシなクジはねェのか。汚ェンだよ』
海原『時代はエコですよ、エコ。ちなみに御坂さん、自分の箸は上の部分がちょっと割るときにうまくいかなくて偏ってますから』
御坂『ええわかったわ。選ばないようにする』
海原『……、……』
>17600『わかってたことでしょ師匠、とミサカは肩に手を置き慰めます』
垣根『とりあえずその割り箸洗ってきてくんね? 17600号のは洗わなくてもいいけど』
削板『男卑女尊はよくないぞカッキー。ここは正々堂々、誰の使用済み割り箸を引いても笑って流すのが根性ある男ってもんだ』
麦野『あーもうアミダクジでもなんでもいいじゃない。割り箸ってそんな……』
土御門『いいから早く引け。……あ、それから、ひとりだけシングルスになるけどそいつはまあ、ドンマイってことで』
垣根『なにそれひっでえ! まあ、俺はぜったいならねえけどな』
全員(あー今これフラグ立ったな)
……
海原『全員引き終えたようですね。では、早速組み分けといき、……垣根さん?』
垣根『うっせーな俺はどうせ無印だったよ俺はシンプルな男なんだお前らと組むまでもなく圧勝してやるよ』
一方通行『ほォ……だ、そォだが。どォするクソギー』
削板『ああ、根性で叩きのめしてやろうじゃねえか!』
御坂『あら、こっちだって負ける気はしないわよ。ねえ、シズリ!』
麦野『卓球ごときで熱くなるのは好きじゃないんだけどさあ……潰していいってんなら、全力で行くしかないわよね』
垣根『えっちょっと君達挑発に弱すぎじゃないですか。しかもなんで綺麗に男女にわかれたんですか』
>17600『そりゃそういう集団ですし、とミサカは孤立無援四面楚歌な第二位をプークスクス』
土御門『うーん、じゃあまずは女子対男子ってことでいいか。カッキーはシードで』
一方通行『待った。俺は勿論女にゃ負けねェが、あのバカを優遇するのは納得がいかねェ』
麦野『お? ウチらもそっちの男には負けないけど、バカをシードにするのは納得できないね』
垣根『おいおいやめろよなんだよこの三角関係……お前らどんだけツンデレで俺のこと大好きなんだよ』
御坂『カッキーの脳ってすごいポジティブよねえ。黒子並みだわ』
海原『では、こうしましょう。とりあえず全員戦う』
削板『うん! 分かりやすくていいな、初戦はオレらとカッキーでどうだ?』
土御門『ま、どうでもいいんだがな。はいじゃあとっとと準備、ラケットはこれだ』
垣根『……上等じゃねえか。ラケット? んなもんこの俺には必要ねえよ!』
ファサバサッ
御坂『!? 背中から未元物質を出し!』
ブッチィ!!!
一方通行『躊躇なく羽根を引き抜いた、だァ!?』
垣根『なにそれひっでえ! まあ、俺はぜったいならねえけどな』
全員(あー今これフラグ立ったな)
……
海原『全員引き終えたようですね。では、早速組み分けといき、……垣根さん?』
垣根『うっせーな俺はどうせ無印だったよ俺はシンプルな男なんだお前らと組むまでもなく圧勝してやるよ』
一方通行『ほォ……だ、そォだが。どォするクソギー』
削板『ああ、根性で叩きのめしてやろうじゃねえか!』
御坂『あら、こっちだって負ける気はしないわよ。ねえ、シズリ!』
麦野『卓球ごときで熱くなるのは好きじゃないんだけどさあ……潰していいってんなら、全力で行くしかないわよね』
垣根『えっちょっと君達挑発に弱すぎじゃないですか。しかもなんで綺麗に男女にわかれたんですか』
>17600『そりゃそういう集団ですし、とミサカは孤立無援四面楚歌な第二位をプークスクス』
土御門『うーん、じゃあまずは女子対男子ってことでいいか。カッキーはシードで』
一方通行『待った。俺は勿論女にゃ負けねェが、あのバカを優遇するのは納得がいかねェ』
麦野『お? ウチらもそっちの男には負けないけど、バカをシードにするのは納得できないね』
垣根『おいおいやめろよなんだよこの三角関係……お前らどんだけツンデレで俺のこと大好きなんだよ』
御坂『カッキーの脳ってすごいポジティブよねえ。黒子並みだわ』
海原『では、こうしましょう。とりあえず全員戦う』
削板『うん! 分かりやすくていいな、初戦はオレらとカッキーでどうだ?』
土御門『ま、どうでもいいんだがな。はいじゃあとっとと準備、ラケットはこれだ』
垣根『……上等じゃねえか。ラケット? んなもんこの俺には必要ねえよ!』
ファサバサッ
御坂『!? 背中から未元物質を出し!』
ブッチィ!!!
一方通行『躊躇なく羽根を引き抜いた、だァ!?』
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