トリップテスト

>>301
まってました４円

教会


聖女「––––––––……」ﾎﾟｩｯ……！


勇者「……始まったか」


ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ

下級悪魔達「ギギャギャギャ！！」


勇者「ッ！」

ｽﾞﾊﾞｯ！　ｻﾞｼｭｯ！

聖女「––––––––––––」


ｻﾞﾝｯ！　ﾄﾞｼｭｯ！

勇者「…………」


下級悪魔A「ギャギャギャギャギャ！」

勇者「うおおッ！」

ｽﾞｶﾞｯ！

下級悪魔A「ギヒィッ！？」


勇者「こいつら、本当に際限ないな……！」

下級悪魔B「ギギッ！！」

ｽﾞﾊﾞｯ！！

紫煙

私怨

聖女「––––––––––––––––」


ｻﾞｼｭｯ！　ﾄﾞｶﾞｯ！


勇者「あいつ、上手いこと集中出来てるみたいだな……この調子で頼むぞ」

ｽﾞﾊﾞｯ！


聖女「––––––––」

下級悪魔「ギギャハハハハハ！！」ﾊﾞｻｯ！


勇者「！　あの野郎、上から直接……ッ」

試演

支援

主「キィーーーー！！」

ボウッ！！

下級悪魔「ギハッ！？」

ｼﾞｭｩｩｩｩ……！！


勇者「……さすが主だ」

勇者「俺も負けてられないな……！」


ｻﾞﾝｯ！！

しえん

支援

妖術師「……」

妖術師「下級悪魔が一箇所に集まり始めている」

妖術師「何かあったのか……？」

妖術師「……」

妖術師「もしや……」

妖術師「…………」

……

……


聖女「––––––––––––––––」


勇者「おおおおおッ！！」

ﾄﾞｼｭｯ！！


主「キィーーーー！！」

ゴウッ！！


下級悪魔達「ギハァ……ッ！」

ﾄﾞｻｯ

勇者「この調子なら、何とかなるか……？」

勇者「……」


ﾋﾞｭｯ…


勇者「……ッ！？」ﾊﾞｯ！！



ｺﾞﾊﾞｯ！！

勇者「何だ、今の黒い塊……」


勇者「……ッ！！」


ﾋﾞｭｯ…


ﾄﾞｫﾝ！！

勇者「これは……魔法か……！？」

勇者「どっかから狙撃されてるって言うのか！」

勇者「相手は雑魚悪魔達ばっかりってわけじゃないってことかよ……！」

勇者「！！」

ﾄﾞｶﾞｧﾝ！！

勇者「はぁ、はぁ……！！」


下級悪魔「ギギャギャギギャ！！」

聖女「––––––––––––」

勇者「くそッ！！」

ｽﾞﾊﾞｯ！！


勇者「…………ッ！」

ﾋﾞｭｯ！

勇者「この野郎！！」

ｷﾞｬﾘｨｨｨｨｨﾝ！！

ｽﾞﾊﾞｯ！

勇者「聖剣なら、何とか弾き飛ばせるみたいだな」

勇者「……けどっ」

下級悪魔「ギャハハハハハハ！！」

ﾄﾞｼｭｯ！！


勇者「こいつらを相手しながら面倒見るの、結構しんどいぞ、これ！」

勇者「撃ってくる奴の姿は見えないし、厄介すぎるだろ！」

聖女「––––––––––––」


勇者「……聖女……こんな危ない状況でも周りを気にしないで自分の中に没入してるのか」

勇者「……」

勇者「…………」

勇者「……誰にもお前の邪魔はさせないって約束したもんな」

勇者「お前がそれを信じてくれてるなら……」

勇者「俺だってそれに応えなきゃだろ！！」


ﾋﾞｭｯ！！

勇者「ッ！！」


ｷﾞｬﾘｨｨｨｨｨﾝ！！

妖術師「あれを弾くか」

妖術師「……あの男の持つ剣。見覚えがあるぞ」

妖術師「……」

ｷﾞﾘﾘｯ…！


妖術師「アレが……魔王様を……！！」

ﾄﾞｫﾝ！！　ｺﾞﾊﾞｯ！！　ﾄﾞｶﾞｧﾝ！！


勇者「くっそ！！　なんか急に攻勢が強くなったな！？」

勇者「なり振り構わないってかこの野郎！！」

勇者「狙いが聖女じゃなくて俺だけっぽいのが幸いか」

勇者「アレが飛んでくる量が増えたおかげで、相手の位置は大体掴めて来たけど……！！」


聖女「––––––––––––––––！」


勇者「……聖言の完成はまだなのか！！」

下級悪魔「ギギャギャギャギャ！！」

ｽﾞﾊﾞｯ！！

しえん

しえん

しえん

保守下

王城前


戦士「……ぐっ…………」

死霊騎士「……」


戦士「ガハッ…………！！」

ﾄﾞﾁｬｯ…


死霊騎士「……」

死霊騎士「……これで最後か」

死霊騎士「存外に良くやった。人間の戦士達」

死霊騎士「肩慣らしには丁度良い相手だったぞ」


ｺﾂ､ｺﾂ……


戦士「………………」

弓使い「………………」

騎士達「………………」

王城内


ｺﾂ､ｺﾂ､

死霊騎士「……」

死霊騎士「…………」


死霊騎士「……誰も居ないな」

死霊騎士「結界が破られたことを察し、逃げ隠れたか？」

ｺﾂ､ｺﾂ……

ｶﾞﾁｬｯ

ｷﾞｨｨｨ……



死霊騎士「！」

ﾄﾞｼｭ！　ﾄﾞｼｭｯﾄﾞｼｭｯ！


死霊騎士「……これは」

傭兵遅くね

騎士長「この程度では倒れんか」

死霊騎士「……」


死霊騎士「待ち伏せか」



騎士隊「「…………」」

ｼﾞｬｷｯ！

騎士長「まさか城の内部まで侵入を許してしまうとはな」

騎士長「少なくない騎士達が外の対応に駆り出されてしまってはいるが……」

騎士長「だからと言ってこれ以上の侵入を許す訳にはいかん」

騎士長「たった一人で城を落とせると思ったか」

騎士長「観念しろ、化け物め」


死霊騎士「…………」

死霊騎士「……そうか。貴様には俺一人にしか見えていないのだな」

騎士長「……何？」


死霊騎士「……」

しえん

ボッ！


死霊A「––––––––」

死霊B「––––––––」

死霊C「––––––––」

……

……


騎士長「これは……！！」


死霊騎士「俺の配下だ。まさか文句は言うまい。先に数で囲んだのは貴様らの方だ」

死霊騎士「有象無象とは言え、これだけの数で一度に叩かれるのは流石に骨が折れるからな」

死霊騎士「悪く思うな」


騎士長「……くっ！」

しえん

教会


聖女「––––––––––––」


勇者「ッ！！」

ﾄﾞｫﾝ！！　ﾄﾞｶﾞｧﾝ！！

ｷﾞｬﾘｨｨｨｨｨﾝ！！

……

……

妖術師「……クッ、存外にしぶとい」

妖術師「……」ﾌﾞｫﾝ…！


ﾋﾞｭｯ！！

妖術師「あの者だけは……あの者だけは……」

妖術師「あの聖剣の使い手だけは、絶対に生かしてはおけん……」

妖術師「この手で直接、殺してやる……！」ﾌﾞｫﾝ…！

クールなヤツだと思ってたが案外暑苦しいヤツだったんだな＞妖術師

––––––––ﾋｭﾝｯ



妖術師「……むっ！？」


ｻﾞｸｯ！！

ﾎﾟﾀ…ﾎﾟﾀ……

妖術師「短剣……！」

妖術師「何者だ！！」


傭兵「名乗る筋合いはないんじゃないか？」


傭兵「姿を隠し陰から相手を狙う……そこ、戦術として否定するつもりは特にないが」

傭兵「真っ当に戦う者でもない貴様のような輩に、名乗りを上げる戦人の儀礼が必要とは思えないな」

妖術師「貴様……！！」

傭兵「それにしても、冷静を欠き過ぎじゃないか？」

傭兵「あれほど派手に弾を撃ち散らかしているんだ」

傭兵「側から見て居場所がバレバレだ」

傭兵「妖術の使い手と見るが、戦い方としては下策だな」

妖術師「……ッ！！」

妖術師「おのれ！！」ﾌﾞｫﾝ…！


傭兵「––––––––遅い！！」


ｽﾞﾊﾞﾝ！！

妖術師「グ……ガハッ……！！」

ﾄﾞｻｯ


傭兵「ここまで接近されて気付かないのもそうだが」

傭兵「まさか護衛も無しにこの距離まで詰められておいて、まだ自分の間合いとでも思っていたのか？」

傭兵「……事情は知らんが、頭に血が上り過ぎだ」

ｷﾝｯ

パンツきた

傭兵「それにしても、この男が狙っていた場所は……教会の屋上か」

傭兵「あれは勇者と、音に聞く聖女とやらか」

傭兵「彼らが何をしているかまではよくわからないが、先にここを潰しに来て正解だったみたいだな」

傭兵「あちらにも加勢をしに行くべきか……？」



妖術師「…………」

パンツおっぱい

④