ﾎﾟﾀ……ﾎﾟﾀ……


勇者「……」

隻腕の悪魔「……ガ」


……ｼﾞｭｩｩｩｩｩ！！

聖剣「……」ﾒﾗﾒﾗ


隻腕の悪魔「ガァァァァァァァ……！！」

ｽﾞｽﾞｩｩｩﾝ……！！

主が強すぎるｗｗｗ

保守下

勇者「……」

隻腕の悪魔「……」ﾒﾗﾒﾗ


勇者「……倒したか」

隻腕の悪魔「…………」ﾒﾗﾒﾗ



隻腕の悪魔「グ……グオオ……！！！」

勇者「！！」

勇者「こいつ、まだ生きてるのかよ……！」

勇者「本当にしぶといな」

勇者「…………けど」


隻腕の悪魔「グ……ガハッ……！！」

ﾄﾞｻｯ


勇者「……」

隻腕の悪魔「……グオオ…………」ﾒﾗﾒﾗ

勇者「……お前に、もしも理性があったとしたら」

勇者「考えて、意思を持って戦われていたとしたら。俺もどうなってたかわからないかもしれないな」

隻腕の悪魔「…………」ﾒﾗﾒﾗ

勇者「……」



聖女「勇者さん……！」

勇者「！」

聖女「悪魔を、倒したのですね……」

勇者「聖女か。……お前、フラフラじゃないか。よく見たら結構怪我してるみたいだし、大丈夫なのか？」

聖女「私のことはお気になさらず……」

聖女「それよりも」


隻腕の悪魔「……」ﾒﾗﾒﾗ


聖女「……」

勇者「信じられないだろ。ここまでされて、まだ生きてるんだぜ、こいつ」

聖女「……勇者さん、少しだけ時間をくれませんか」

勇者「？　何をするつもりだ？」

聖女「……」


聖女「––––––––––––」

ﾊﾟｧｧｧ……！！


勇者「！　これは……」

隻腕の悪魔「グオオ……！！」


隻腕の悪魔「……グルルルル…………」

隻腕の悪魔「………………」

隻腕の悪魔「…………」

隻腕の悪魔「……」

隻腕の悪魔「…」


ｼｭｩｩｩｩ……！！

勇者「今のは……」

聖女「浄化……終わりました」

勇者「……」


勇者「今のこいつ、確かに生きてたけど。放っといても主の聖なる炎で死んでたと思うぞ？」

聖女「……敵とは言え。悪魔とは言え、相手を無闇に長く苦しめる必要はありません」

勇者「……」

聖女「……」


聖女「どうか、安らかな眠りを……」

勇者「……」

ホーリーウォーター

勇者にはおっぱい揉ませないくせに敵には優しいのか

保守下

おっぱいおっぱい

おっぱい

保守下

保守

聖女気絶して、心臓マッサージだ

保守下

保守

保守下

頑張れでめっちゃワロタ

保守

保守下

俺以外にもbot動かしてる奴いんのか？

保守スレって初めて見たのだ

オクランを称えよ

敵には慈悲をかけ、勇者には主に逆らい暴力、この聖女悪魔の手先だぜきっと

保守

最近の聖剣はまともなこと言ってんな

帰った

今帰りました

あれ、連投になってる
まあいいか

えぇ、更新あるのか

安らかに

>>83
お疲れ様～

フードの男「……」

フードの男「知恵と理性を失い、身体の一部が欠け……万全な状態と言えないとは言え、アレを倒すのか」

フードの男「アレでも貴重な、かつての候補なのだがな」

フードの男「聖剣の勇者。やってくれる」

フードの男「短命な人間のことだ、既に亡き者と考えていたが……そうか、代替わりしていたのか」

フードの男「今代のが死んだとしても、聖剣ある限りいずれまた次が選ばれる……」

フードの男「ある意味では定命を持たずとも滅びを持つ、魔性の輩よりも厄介な存在かもしれないな」

フードの男「今代のがどれほどの力を持っているかは知らないが、アレはかつて魔王を倒した剣だ」

フードの男「危機感の薄れた人間や、実戦経験の乏しい聖女相手なら楽な仕事と思っていたが……死霊騎士では荷が重いか？」

フードの男「……」

フードの男「……まあ、使い方次第か」

王都、市街


聖剣「……」


カッ！！

主「キィーー！」ﾊﾞｻﾊﾞｻ


勇者「主よ。あなたのおかげで助かりました。今日もありがとうございました」

聖女「……」



騎士B「勇者殿！　聖女様！」ﾀﾀﾀｯ

勇者「！」

聖女「！」

騎士B「見事です、あの隻腕を倒すとは……」

騎士D「ですが見ての通り、未だ王都の危機は去っていません。これを何とかしなければ」

聖女「ええ。わかっています……まさかこの量の魔物が王都に侵入するだなんて。放置する訳にはいきません」


聖女「……」

騎士B「……何か、お考えが？」

聖女「私は今から、教会に向かいます」

騎士達「！」


騎士B「教会……？　教会に、何かがあるというのですか」

聖女「……あの場所は、この王都の中で最も聖なる力を蓄えている場所です」

聖女「そしてこういった状況になった時のために用意された、当代の聖女のみが行使できる特別な聖言を扱うことができる場所でもあります」

騎士B「特別な聖言……？」

騎士D「じゃ、じゃあ、それさえ使うことが出来れば、この事態の解決を計ることができるのですか……！？」

聖女「……おそらくは」

聖女「ですがその特別な聖言。話には聞いているのですが、実は今までに一度も使われたことがありません」

聖女「王都でここまで魔物の侵入を許してしまうということが、今までになかったものですから……」

聖女「この状況に対してどれだけの効果を出せるのか、まだわかりかねるところですが……」

聖女「……それでも、今はそれに賭けることこそが最良ではないかと私は思っています」

騎士達「…………」


勇者「…………」

勇者「……なあ、」

聖女「何でしょうか––––––––」


下級悪魔「ギギャギャギャギャ！！」


全員「！！」


勇者「またこいつらかよ……しつこいなっ」

ｽﾞﾊﾞｯ！！

④

聖女「やはりこの悪魔達。どういうわけか私の所ばかりに集まってきますね」

勇者「さっき言ってた特別な聖言だっけ？　それ、奴らに知られてるのかもな」

勇者「つまりお前が厄介だから早めに消しておきたいってことなんじゃないのか？」

勇者「よくわからないけど」

聖女「……」

おっぱい...

聖女のおっぱいもんでみ