元スレ伊織「薄暗い病院の中で、私は彷徨っていた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
551 :
怪物が所持する鍵を回収しなきゃいけないパティーン?
552 = 529 :
ミスると腹に風穴が開く脱出ゲームだけどな
553 = 278 :
真美「いおりん……」ギュッ
伊織(真美が怯えたように瞳を揺らした)
伊織(そうね……怖いのは私も一緒よ)
伊織(そのとき、真美は不穏な言葉を口にした)
真美「……もう一つ、思い出したことがあるんだけど」
伊織「……?」
伊織(まだ何かあるのかしら?)
伊織(良い情報なら……いいんだけど)
554 = 502 :
何の実験だったんかな?
555 :
ゴクリ…
556 = 379 :
怪物は2人いるのよ…
557 = 278 :
伊織(真美は言いたくなさそうな顔を見せ、そして口を開いた)
真美「このゲームね、たしか……怪物だけじゃないんだよ」
伊織「……え?」ビクリ
伊織(真美が言ったことに私は思わず目を見開いた)
伊織「どういうこと?」
真美「……ゲームでね、二人は一階をうろうろするんだけどさ」
伊織「ええ……」
真美「ゲームオーバーは、怪物に会っただけじゃなかったと思うんだ……」
伊織「……?」
伊織(真美は説明を続けた)
558 = 278 :
真美「部屋にね、誰かいるんだよ」
伊織「……どういう意味?」
真美「そのままだよ……ほら、二人はここを抜け出そうとしてるんでしょ?」
伊織「ええ、そうだけど……」
真美「入る部屋を間違えるとね……、誰かに見つかって――ゲームオーバーになるんだよ……」
伊織「!」
伊織(私は真美の言葉に戦慄した)
559 = 440 :
他にも敵がいるのか
560 :
怪物くん2号かな
561 = 283 :
これは205みたいな外れ部屋の存在について言及してるだけの可能性もあるな
562 = 278 :
伊織(……それは、どういうことなんだろう?)
伊織「それは……誰なの?」
真美「ごめん……そこまでは……」フルフル
伊織「そう……」
伊織(私は真美の話を聞いて腕を組んだ)
伊織(この先――恐らく行ける道はあの左の扉だけ)
伊織(その扉の先には……なにがあるのかしら)
伊織(そして真美の言葉)
伊織(部屋を間違えると――誰かに見つかりゲームオーバーになる)
伊織(それは……誰?)
伊織(私は身震いした)
563 :
いいんちょ
564 = 379 :
怪物=いいんちょだと思ってた
違うのかなそれともメアリーかな
565 :
シャワールームにいた奴らがICUにも処置室にも行ってないと考えると左の部屋は危なそう
566 = 278 :
真美「いおりん……」
伊織「……そうね」
伊織(ここでじっとしていても仕方ないわね)
伊織「……先へ進みましょうか」
伊織(真美は頷くと私の後についてきた)
伊織(私はやはり怯えていた)
伊織(この扉の先――そこには何があるのか)
伊織(それにここで見つけたたくさんの謎)
伊織(それは……何を意味するんだろう?)
伊織「……」カチャ
伊織(私はモヤモヤとしたまま――扉を開いた)
567 = 421 :
この真美は本当に真美なのだろうか
568 = 560 :
それより閉じ込められた組の安否が気になって仕方ない
569 = 283 :
>>565
シャワールームの声は録音っぽいって描写になってたような
570 = 489 :
>>569
Pが死んだ時を考えると怪物以外の敵キャラは録音で再現させてるってだけかもしれない
571 = 409 :
録音音声が見つかっちゃいけない誰かの代わりなのかな?
572 = 565 :
>>569
ただの録音じゃなくてちゃんと存在してるって設定だと思うよ
千早が部屋入って録音の音声に撃たれたみたいにね
573 = 565 :
千早じゃなくてPだった
574 = 278 :
伊織「……廊下、ね」
真美「う、うん……」ギュッ
伊織(そう、診察室を出た先には細い廊下があった)
伊織(どうやら、他の部屋へ続く廊下の様ね)
伊織(案内図を確認すると――廊下から続く扉は五つあった)
伊織「……これは」
伊織(私は廊下の先の扉を確認する)
伊織(だけど、一つは消えてしまってみることは出来なかった)
575 = 523 :
真美がメアリー役なら真美は脱出できないのかな
576 = 278 :
伊織(他の四つは……)
真美「『手術室』、『レントゲン室』、『処置室』、『医院長室』って書いてるね……」
伊織「……」コクリ
伊織(その中でも、処置室はもっとも危険ね……今は候補からは外しておきましょう)
真美「どこ行く……?」
577 = 421 :
>>575
なんかそんな気がするよな
578 = 278 :
伊織(どうしよう……)
安価下3
1手術室
2レントゲン室
3医院長室
4謎の部屋
583 = 289 :
3
医院長だけが知ってる秘密を
585 = 320 :
怪物が中にいるなら白衣は怪物じゃなくて誰か扱い?
586 = 289 :
>>585
さっき処置室に入って白衣がいただろ
587 = 278 :
伊織「……そうね、手術室へ行ってみましょう」
真美「……うん」コクリ
伊織(私たちは、恐る恐る手術室の扉へ足を運んだ)
伊織(扉は両開きのようだった)
伊織「……開けるわよ」
伊織(中に何かが潜んでいるかのせいもある)
伊織(私はそれを踏まえながら……ゆっくりと扉を開いた)
伊織「……」キィ
伊織(扉は簡単に開いた)
588 = 409 :
やっちゃったかな…
589 = 283 :
>>321-322では左手には「部屋」があるとなっているが廊下に出たということは分からない部屋だと思っていたものは廊下の誤認だってってことでいいのかな
590 = 320 :
>>586
すまん>>453のレスと混じって扉開けようとする→背後に白衣と勘違いしてた
592 = 278 :
※ >>589 その通りです。伊織たちは何も書いていない場所を部屋と勘違いしていました。
伊織(そこには……手術台が置かれていた)
伊織(いえ、それだけではない――そこには)
真美「……い、いおりん。これ……」カタカタ
伊織「……ええ」ギュッ
伊織(そう、そこには――『血』が壁や手術台に付着していたのだ)
伊織(飛び跳ねた血は、酸化されて赤黒く変色していた)
伊織(私はその光景に思わず顔を顰めた)
593 = 278 :
伊織(あまり長居したくないけど……少し調べてみようかしら)
伊織(どこを調べよう……)
安価下3
1手術台
2血
3壁
597 = 278 :
伊織(怖いけど……血を見てみましょうか)
伊織(私はぎゅっと自分の服を掴みながら恐る恐る血の方に近づいた)
伊織「……」
伊織(血はこびりつくように飛び跳ねていた)
伊織(あまり……長く見たくはないわね)
伊織(私はすぐに血から目を離した)
598 = 278 :
真美「ねえ、いおりん……そろそろ……」
伊織「そうね……」
伊織(この部屋からは何も得ることは出来なかった)
伊織(私たちは手術室を後にした)
599 = 289 :
あーごめん
みんなの評価 : ☆
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