元スレ伊織「無理だってば、もう入らないわよっ」

みんなの評価 : ★
1 :
何を期待した
3 :
※千堂のほうの伊織です
4 :
京とのやんややんや
5 :
ふざけやがって
8 :
P「大丈夫、もう少しいけるって」
伊織「馬鹿……調子に乗らないでよねっ。んんっ!」
P「やっぱり、ちょっとキツいかなぁ」
伊織「くぅ……」
P「あと少しだ、頑張れ伊織!」
伊織「痛い、痛いってばぁ!」
春香「何をやってるんですか、プロデューサーさん!?」ガチャ
9 :
テレッテッテー
10 :
11 = 8 :
P「何って……見れば分かるだろ。伊織の衣装がなかなか入らないから力づくでだな……」
伊織「あー、もう! いちいち解説しないでよ馬鹿っ!」
春香「そうだったんですか……ほっ」
P「どうかしたのか春香?」
春香「いえ、何でもないですよー。おじゃましましたっ」バタン
伊織「一体何だったのかしら」
P「さてな。しかしこれはどうしたもんかな……」
伊織「むっきー! この伊織ちゃんが太ったなんて絶対に認めないんだから!」
P「でも、スカートが穿けないのは事実だろ」
伊織「うぅ……」
12 :
ほう
13 = 8 :
P「ちょっとお腹触るぞ」
伊織「はぁ!? ちょっとアンタ、何言って……あんっ!」
P「うん、いいお腹だな」
伊織「勝手に触らないでよねっ!」バキッ
P「いてぇえええっ!」
P(伊織のストレートは強烈だなぁ……)
伊織「まったく、年頃の女の子の身体に気安く触らないでちょうだい」
P「反省してます」
14 = 8 :
P「次のライブまであとニ週間しかない。サイズを変更して発注するしかないな」
P「間に合うかどうか微妙なラインだけど……頼み込めば何とかなるかな」
伊織「ちょっと待ちなさい」
P「ん?」
伊織「発注し直す必要なんてないわ。二週間で痩せればいいんでしょ」
P「いやいや、さっきかなりキツかっただろ。さすがに二週間じゃ無理だと思う」
伊織「黙りなさい。伊織ちゃんの言葉には、はいかYESで答えるのよ」
P「同じじゃん……」
伊織「何か言ったかしら?」
P「なんでもないです」
15 = 8 :
伊織「太ったなんていう事実は認めるわよ。でも、衣装発注なんてしたら……完全に負け犬だわ」
伊織「そんなのは絶対に嫌なんだから」
P「伊織……。分かった、俺も出来る限りの手伝いをするよ」
伊織「当然でしょ。アンタは私のプロデューサーなんだから」
16 :
いいぞもっとやれ
19 = 8 :
>>17
ふぅ・・・
20 = 8 :
P(まずはダイエットについて情報を仕入れなければ……)
美希「ミキの方じーっと見てどうしたの、ハニー?」
P「現場でハニーは禁止だって言っただろ。まったく」
美希「ごめんなさいなの。でもそういうプロデューサーだって、ミキのことじーっくり見てたよね?」
P「いや、美希はスタイルいいよなって思ってさ。ダイエットとかやってるのか?」
美希「やってないかな。アイドルのお仕事ってたくさん動くから、そんな事考えなくても大丈夫だし」
P「なるほどな」
P(じゃあ、なんで伊織のウエストが増えたんだろ?)
21 = 8 :
真「二人して何の話をしてるんですか?」
美希「聞いてよ真君。プロデューサーってば、いきなりダイエットしてるか? なんて聞いてきたんだよー」
真「えぇっ! プロデューサー、デリカシーないですね」
P「えっ」
真「年頃の女の子にダイエットしてるか、とかありえませんって。ちょっとがっかりですよ」
P「あー、そうだよな……すまん」
P(このままじゃまずいな。何とかしてダイエットについて聞き出さないと)
22 = 8 :
P「実はさ……俺、ダイエット始めようと思ってるんだ」
美希「ハ……じゃなくて、プロデューサーが?」
真「ダイエットする必要なんてないと思いますけどねぇ。太ってるようには見えませんし」
P「パッと見は分からないかもしれないけれど、最近お腹の周りが気になり始めてさ……」
真「なるほど……でしたらボクに任せてくださいよ! これから毎朝、一緒に運動しませんか?」
P(運動か……。しかし真と一緒にやるっていうのは無理だ)
P(伊織はプライド高いから、自分の弱みなんて他の人に見せたくないだろう)
P「うーん、申し出はありがたいんだけど遠慮しておくよ」
真「えーっ! 何でですかー」
P「朝はギリギリまで寝ているのが、俺の生き方だからな」
真「そんな生活じゃダメですよー。だらしないなぁ」
23 = 8 :
真「美希のアイデアは参考にするんですね。ちぇ」
P「いや、真のも参考にさせてもらうよ。ありがとうな」
真「ちょっとプロデューサー、頭なでないでくださいよ。恥ずかしいじゃないですか」
美希「あ、真君照れてるの!」
真「て、照れてなんかないって」
24 = 8 :
――事務所
P「ただいま戻りました」
小鳥「あら、おかえりなさい。プロデューサーさんに真ちゃん、美希ちゃん」
美希「あふぅ。お腹減ったの……」
春香「おかえりー。美希、クッキー作ったんだけど食べる?」
美希「ありがとうなの春香」
春香「はい、真」
真「ありがとう。春香のクッキーおいしいんだよなぁ」
春香「それから……どうぞ、プロデューサーさん」
P「ありがたくいただくよ、春香」
美希「ハニーはダイエット中でしょ。クッキー食べちゃうの?」
P「あ……まぁお菓子は別腹ってことで」
26 = 8 :
真美「いやぁ、はるるんのお菓子は本当においしいですなぁ。なんでいおりん貰わなかったんだろ?」
亜美「ダイエット中だったりして」
真美「それはないっしょ。ダイエットした方がいいのなんて、ピヨちゃんと あずさお姉ちゃんぐらいだし」
あずさ「あらあら、何か言ったかしらー?」
小鳥「ちょっと聞き捨てならない言葉が聞こえた気がするんですが」
真美「な、なんでもないよー!」
P(二人とも怖っ!。)
P(ま、伊織は本当にダイエット中なんだけど。うーん、俺も我慢しておいたほうがいいかな)
P(いや、今更返すわけにもいかないし、食べ物を粗末にするのもダメだな)
29 :
ウエスト増えたのは妊娠したからか
30 :
まあ、単に成長してるだけってオチなんだけどね
31 = 8 :
P「なぁ、みんなは何かいいダイエット方法知らないか?」
亜美「ダイエットー? そんな心配したことないから分かんない。ね、真美」
真美「うんうん。ごめんねー、兄ちゃん」
P「そうか。二人にはまだ早いもんな」
あずさ「…………」ニコニコ
小鳥「…………」ニコニコ
P(あの二人がメチャクチャ怖いんですけど。これ以上、火に油を注ぐような発言はやめてくれ……)
32 = 8 :
P「春香はどうだ?」
春香「ダイエットですか。そうですねぇ、お菓子を少し減らする……とか」
P「へ?」
春香「わ、私変なこと言いました……?」
P「そこはお菓子を食べない、じゃないのか。というか春香は日頃からそんなにお菓子を食べてるのか?」
春香「あっ……や、やだなぁプロデューサーさん。そんなわけないじゃないですかぁ」
P「まぁちゃんと管理できてれば良いんだけれど……不安だな」
33 :
頑張れ
34 = 8 :
P(小鳥さんとあずささんには聞かないでおこう)
あずさ「あらぁ。私には聞かないんですか、プロデューサーさん?」
P「い、今から聞こうと思いまして!」
あずさ「私はダイエットドリンクがいいんじゃないかと思います」
P「ドリンクですか」
あずさ「はい。最近は酵素飲料……っていうのが流行ってるみたいです」
P「なるほど、ありがとうございます」
P(正直うさんくさいなぁ。あずささん、悪徳商法とかに引っかかってなければいいんだけど)
35 = 8 :
小鳥「じーっ」
P「さて、そろそろ帰るかな……」
小鳥「じーーっ」
P「……小鳥さんは?」
小鳥「はいっ! 私はですね、乗馬マシンがおすすめです!」
P「座ってるだけでダイエットできるとかいうアレですか?」
小鳥「そうなんですよー、最近はまってまして」
小鳥「しかもですね、乗っているとその振動でだんだん変な気持ちに……」
P「回想で顔真っ赤にしないで下さい。もう十分です、ありがとうございました」
小鳥「これからがいい所なんですよ。待って下さいプロデューサーさぁん!」
36 = 8 :
――Pの家
P(ふぅ、今日もつかれた……ん、伊織から電話?)
P「どうした?」
伊織『いいダイエット方法は見つかったかしら?』
P「そうだな……」
P(とりあえず今日分かったことを全部放しておくか)
38 = 8 :
伊織『アンタ……やる気あるわけ?』
P「えっ」
伊織『運動なんて当たり前じゃない! 問題はどういった運動をやるかでしょ!』
伊織『バナナダイエットなんて、別にバナナのおかげで痩せるわけじゃないわよ』
伊織『単純に摂取カロリー量を減らしてるだけじゃない! ていうか栄養偏るわよ!』
伊織『それにそのダイエットやめた瞬間にあっさり戻っちゃうわ! 一生バナナ食べろっていうつもり?』
伊織『お菓子食べないなんて言われるまでもないわよ!』
伊織『乗馬マシンなんて、あれ全然運動になってないのよ』
伊織『身体が弱ってる人ならともかく、健康な人間がやるには效率が悪いんじゃないかしら』
P「」グサグサグサグサ
39 :
伊織がPで乗馬マシンと聞いて
40 :
飛んできました
41 :
>>7,9
なんだホモスレか
42 = 8 :
P(いおりんの罵りマジ最高……っていうレベルをちょっと通り越してる。マジできつい)
P「す、すまない伊織……」
伊織『でもダイエットドリンクってのはありかもね』
P「えっ」
伊織『まぁどちらかと言うと栄養ドリンクかしら。運動する際の補助的なものとして使えそう』
P「なるほどな」
P(何だかやけに詳しいな。俺が調べる必要あったのか?)
伊織『ともかく今日はありがと、プロデューサー』
P「!」
伊織『それじゃ、おやすみなさい』
P「あぁ、おやすみ伊織」
P(……ま、いいか)
43 = 8 :
次の日――
P「ふわぁ……よく寝た」
P「ってこんな時間か! まずい、急がないと遅刻する!」
P「…………」
P「今日、オフじゃん」
P「さて、もう一眠りするか。二度寝なんて贅沢だなぁ……」
ぴんぽーん
P「誰か来たのかな。うぅーん、眠いから居留守使おう」
ぴんぽーんぴんぽーん
P「眠れん……」
ぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーん
P「誰だぁっ!」ガチャ
伊織「きゃあああっ!」バシィン
P「いってええええええ!」
44 :
いおりんまじいおりん!
45 = 8 :
伊織「ア、アンタが悪いんだからね。いきなり怒鳴るから……」
P「うん、今のは完全に俺が悪かった」
伊織「顔に思いっきりあとがついてるわね」
P「いやぁ、伊織のビンタは眠気覚ましにちょうどいいさ」
P「それで、今日はどうしたんだ? 家に押しかけてくるなんて驚いたぞ」
伊織「アンタ、今日休みなのよね」
P「あぁ」
伊織「私、午前は開いてるから、その……ダイエットの事で話がしたくて」
P「わざわざ来てくれたのか。呼び出してくれれば飛んでいったんだが」
伊織「居留守使った奴が言っても説得力ないんだけど」
P「ですよね」
46 = 8 :
伊織「昨日アンタと電話した後に、新堂に話したのよ。そしたらね、いろいろメニュー作ってくれたの」
P「いろいろ?」
伊織「食事や運動……あと栄養ドリンクも作ってくれたわ」
P「新堂さんすごいなぁ。俺は居なくてもいいんじゃないか?」
伊織「何言ってんのよ。アンタは伊織ちゃんのプロデューサーでしょう」
伊織「いじけてる暇があったらもっと頑張りなさい」
P「いじけてなんてないよ」
伊織「拗ねた顔してるくせに」
P「えっ、そんなに顔に出てるか?」
伊織「ばーか、引っかかったわね。にひひっ」
P「これは一本取られたな……」
47 = 8 :
P「で、俺は何をすればいいんだ?」
伊織「この運動メニューに従って指示を出してくれればいいわ」
P「それだけでいいのか?」
伊織「まぁ今日はあまり時間もないしね」
P「分かった。このメニューはいろいろ器具が必要だな。近くにあるジムにでも行くか」
伊織「分かったわ。それじゃ、案内してちょうだい」
48 = 8 :
あ、今のミス
50 = 8 :
P「で、俺は何をすればいいんだ?」
伊織「この運動メニューに従って指示を出してくれればいいわ」
P「それだけでいいのか?」
伊織「まぁ今日はあまり時間もないしね」
P「分かった。このメニューはいろいろ器具が必要だな。近くにあるジムにでも行くか」
伊織「その必要はないわ。私の家にトレーニング施設があるから」
P「本当にすごい家だな……」
みんなの評価 : ★
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